JP7266950B2 - 組合せ秤 - Google Patents

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Description

本発明は、被計量物を所定重量範囲の重量となるように組合せ計量して排出する組合せ秤に関し、更に詳しくは、傷つきやすい被計量物等の計量に好適な組合せ秤に関する。
従来より、煎餅、あられ、ピーナッツ、等の破損しやすい被計量物が、計量ホッパから集合シュートに排出されて、集合シュートやその下方の排出ホッパに激しく衝突して破損するのを防止するために、例えば、特許文献1に示されているように、外周面に緩衝体が備えられた中間シャッタを、集合シュートの下部中心に昇降可能に配備し、計量ホッパを開放する時には中間シャッタを下降させて排出径路を遮断し、緩衝体で被計量物を受けて緩衝を和らげ、その後、中間シャッタを上昇させて排出径路を開放することで、被計量物を排出ホッパに投入するように構成したものが知られている。
実開昭60-191939号公報
上記特許文献1では、緩衝体が備えられた中間シャッタを、昇降させる昇降機構等を必要とし、構造が複雑となる。また、中間シャッタの昇降に時間を必要とするために、排出ホッパから被計量物を包装装置へ排出するまでの時間が長くなり、計量包装処理能力を高めることが困難となる。
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、簡単な構造で、傷つきやすい被計量物を、計量処理した後、損傷することなく、速やかに排出することができる組合せ秤を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
(1)本発明に係る組合せ秤は、円状に配置された複数のホッパから排出される被計量物を集合させて下方へ排出する集合シュートを備える組合せ秤であって、前記集合シュート下部の中心部には、上下に延びる緩衝体が設けられており、前記緩衝体は、前記中心部から前記集合シュートの径方向外方へ向けて延びる複数の縦壁部を備えており、前記緩衝体は、平面視略十字状となるように、前記縦壁部を、前記集合シュートの周方向に沿う4箇所に備える
本発明によると、複数のホッパから排出されて集合シュートに投入された被計量物は、集合シュート下部の中心部に設けられた上下に延びる緩衝体で緩衝的に受止められて、衝撃が緩和されるので、簡単な構造で計量物が損傷するのを防止することができる。また、上記特許文献1のように、中間シャッタの昇降時間が不要であり、被計量物を速やかに排出することができる。
本発明によると、集合シュートに投入された被計量物は、緩衝体で緩衝的に受止められるだけでなく、複数の縦壁部によって、被計量物の移動を抑制することができる。これによって、跳ねやすい被計量物であっても、跳ねたり、移動するのを効果的に抑制することができる。
本発明によると、緩衝体は、平面視略十字状となる4つの縦壁部によって、集合シュートの被計量物が流下する空間の少なくとも一部の空間を、周方向に沿って4つに仕切ることができ、跳ねやすい被計量物であっても、被計量物が周方向に跳ねたり、移動するのを効果的に抑制することができる。
)本発明の一実施態様では、前記集合シュートの下方に配置されて、前記集合シュートから排出される被計量物を一時保持して、排出する集合ホッパを備え、前記緩衝体の下部が、前記集合ホッパの内部まで延伸している。
この実施態様によると、集合ホッパ内まで延伸している緩衝体によって、被計量物が、集合ホッパ内で、移動するのを、阻止することができ、跳ねやすい被計量物であっても、集合ホッパ内で速やかに安定させ、落ち着かせることができる。また、集合ホッパ内では、緩衝体の複数の縦壁部によって、集合ホッパ内の空間を複数に仕切ることができるので、被計量物の動きを速やかに抑制して安定させることができる。
)本発明は、円状に配置された複数のホッパから排出される被計量物を集合させて排出する集合シュートと、該集合シュートの下方に配置されて、前記集合シュートから排出される前記被計量物を集合させて下方へ排出する集合ファネルとを備える組合せ秤であって、
前記集合ファネルの中心部に設けられた上下に延びる緩衝体と、前記集合ファネルの内周面に、該集合ファネルの周方向に沿って設けられた複数のバッフル板とを備え、前記複数のバッフル板は、前記集合ファネルの前記被計量物が流下する空間を、前記周方向に沿って複数に仕切るものであり、前記緩衝体は、前記中心部から前記集合ファネルの径方向外方へ向けて延びる複数の縦壁部を備えており、前記緩衝体は、平面視略十字状となるように、前記縦壁部を、前記集合ファネルの周方向に沿う4箇所に備える
本発明によると、集合シュートに沿って流下して集合ファネルに投入された被計量物は、集合ファネルの中心部を上下に延びる緩衝体で緩衝的に受止められて、衝撃が緩和されるので、被計量物が損傷するのを防止することができる。また、バッフル板によって、被計量物が周方向に移動するのを阻止することができるので、跳ねやすい被計量物であっても、円滑に下方へ案内される。
本発明によると、集合ファネルに投入された被計量物は、緩衝体で緩衝的に受止められるだけでなく、複数の縦壁部によって、被計量物の移動を抑制することができ、複数のバッフル板と相俟って、跳ねやすい被計量物が、跳ねたり、移動するのを効果的に抑制することができる。これによって、被計量物を、円滑に流下案内することができる。
本発明によると、緩衝体は、平面視略十字状となる4つの縦壁部及び複数のバッフル板によって、集合ファネルの被計量物が流下する空間を、周方向に沿って複数に仕切っているので、跳ねやすい被計量物が周方向に跳ねたり、移動するのを効果的に阻止することができる。
)本発明の一実施態様では、前記バッフル板の、前記集合ファネルの径方向内方側の端部で、前記緩衝体の前記縦壁部の外端部を支持している。
この実施態様によると、バッフル板は、被計量物が周方向に移動するのを阻止するだけではなく、緩衝体の縦壁部が周方向に撓み変形するのを阻止することができる。
)本発明の他の実施態様では、前記緩衝体の隣合う前記縦壁部の間の前記被計量物が流下する空間を仕切る前記バッフル板を備え、当該バッフル板の、前記集合ファネルの径方向内方側の端部で前記緩衝体の中心部を当接支持している。
この実施態様によると、バッフル板は、被計量物が周方向に移動するのを阻止するだけでなく、緩衝体を集合ファネルの中心に位置決め保持することができる。
)本発明の更に他の実施態様では、前記集合ファネルの下方に配置されて、前記集合ファネルから排出される被計量物を一時保持して、排出する集合ホッパを備え、前記緩衝体の下部が、前記集合ホッパの内部まで延伸している。
この実施態様によると、集合ホッパ内まで延伸している緩衝体によって、集合ホッパ内で、跳ねやすい被計量物が跳ねたり、移動するのを、阻止することができ、集合ホッパに投入された被計量物を速やかに安定させ、落ち着かせることができる。また、集合ホッパ内では、緩衝体の複数の縦壁部によって、集合ホッパ内の空間を複数に仕切ることができるので、被計量物の動きを速やかに阻止して安定させることができる。
)本発明の好ましい実施態様では、前記緩衝体は、高さ調節可能に支持されている。
緩衝体を集合ホッパ内へ大きく延伸させるほど被計量物を安定させる機能は高まるが、その反面、被計量物の詰まりが発生しやすくなる。この実施態様によると、集合ホッパでの被計量物の貯留量に対応した好適な高さに緩衝体を位置調節することができる。
このように、本発明の組合せ秤によれば、簡単な構造で、傷つきやすい被計量物を、計量処理した後、損傷することなく、かつ、速やかに排出することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る組合せ秤の概略構成を示す縦断正面図である。 図2は組合せ秤の集合ファネル近傍の平面図である。 図3は組合せ秤の集合ファネル近傍の斜視図である。 図4は緩衝体とバッフル板の組合せ状態を示す斜視図である。 図5は緩衝体と一方の仕様のバッフル板との対応状態を示す縦断面図である。 図6は緩衝体と他方の仕様のバッフル板との対応状態を示す縦断面図である。 図7は緩衝体の分解斜視図である。 図8は仕様の異なる2種のバッフル板を示す斜視図である。 図9は本発明の他の実施形態に係る組合せ秤の概略構成を示す縦断正面図である。 図10は組合せ秤の集合シュート中心部の平面図である。 図11は緩衝体と集合シュートの組合せ状態を示す斜視図である。 図12は緩衝体と集合シュートの対応状態を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の一実施形態に係る組合せ秤の概略構成を示す縦断正面図であり、図2は、その要部である集合ファネル近傍の平面図であり、図3は、集合ファネル近傍の斜視図である。
この実施形態の組合せ秤は、各種の菓子や食品などの被計量物を所定量ずつ計量して排出するものであって、計量された被計量物を包装装置に投入して袋詰めする包装ラインに利用される。
この組合せ秤は、中央部が大きく上下に貫通開口された中空構造の基台1の上方に、中空のセンター基体2が支持脚3を介して支持されている。センター基体2の上部中心には、図示されていない供給装置の終端から落下供給される被計量物を振動によって放射状に分散搬送する分散フィーダ4が設けられている。この分散フィーダ4の周囲に、分散搬送された被計量物を振動によって外方に向けて直進搬送する多数のリニアフィーダ5が放射状に設けられている。
更に、センター基体2の外周壁部に、各リニアフィーダ5からの被計量物を一旦貯留して排出する供給ホッパ6と、各供給ホッパ6から排出された被計量物を計量して排出する計量ホッパ7とが、センター基体2を中心に円状に配置されている。これらリニアフィーダ5、供給ホッパ6、及び、計量ホッパ7を一連とする多数連(例えば24連)の計量ユニットによって被計量物の組合せ計量及び排出が行われる。
各計量ホッパ7の下方には、排出された被計量物を、センター基体2の中心側の下方に集めて排出する集合シュート8が配備されている。集合シュート8は、下方に向けて小径となる逆円錐台状の筒状体であり、複数、この例では、8個の集合シュート8によって構成されている。
集合シュート8の下端部には、集合シュート8から滑落してきた被計量物をセンター基体2の中心側の下方に集める筒状の集合ファネル9が配備されている。この集合ファネル9は、下方に向けて小径となる逆円錐台状の筒状体である。
集合ファネル9の下方には、集合ファネル9で集められた被計量物を一旦受け止め、貯留する集合ホッパ10が配置され、下方に設置された図示されていない包装装置からの排出要求指令に基づいて集合ホッパ10の一対のゲート10aの開閉制御が、図示しない制御装置によって行われる。
分散フィーダ4は、トップコーン11と、これを振動駆動する電磁式の加振機構12とを備えている。加振機構12はセンター基体2の内部に配備されている。なお、加振機構12は、重量センサ13に連結支持されている。この重量センサ13によって分散フィーダ4上の被計量物の重量が検知されるようになっている。そして、その重量検知情報に基づいて上記供給装置が制御されて、分散フィーダ4上に常に設定範囲内の重量の被計量物が供給されるようになっている。
リニアフィーダ5は、樋形のトラフ14とこれを振動駆動する電磁式の加振機構15とを備えている。各リニアフィーダ5の加振機構15が、分散フィーダ4の加振機構12を取り囲むようにセンター基体2の内部に配備されている。
センター基体2の外周部には、供給ホッパ6及び計量ホッパ7のゲート開閉用の駆動機構、及び、計量ホッパ7内の被計量物の重量を計測する重量センサ、等を組み込んだ駆動ユニット16が装着され、この駆動ユニット16の外方露出箇所に、供給ホッパ6及び計量ホッパ7がフック方式で脱着可能に装着支持されている。
この実施形態の組合せ秤は、傷つきやすく、跳ねやすい被計量物を、損傷することなく速やかに包装装置へ投入できるようにしている。
傷つきやすく、跳ねやすい被計量物としては、例えば、シュガーコーティングされたグミなどがある。シュガーコーティングされたグミは、楕円体状で弾力性を有するので、跳ねやすく、勢いよくぶつかると、砂糖の被膜が傷ついて商品価値を損ねてしまう。
このため、この実施形態の組合せ秤では、集合ファネル9には、その中心部に、ウレタンゴムなどの緩衝素材からなる緩衝体21が上下に延びる縦向き姿勢で配備されている。この緩衝体21によって、集合シュート8を滑落して集合ファネル9に勢いよく投入される被計量物を緩衝的に受け止めることができ、被計量物が傷つくのを防止することができる。
この緩衝体21は、集合ファネル9の中心部から径方向外方へ向けて放射状に延びる複数、この例では、4つの縦壁部21aを備えている。この縦壁部21aは、集合ファネル9の周方向に沿って等間隔に形成されており、上下方向に延びている。緩衝体21の縦壁部21aは、図2に示すように、平面視で略十字状となっている。
集合ファネル9は、逆円錐台状の筒体であるので、緩衝体21の各縦壁部21aの外端部は、集合ファネル9の下端開口に向かう程、集合ファネル9の内周面に近接する。
上下に延びる緩衝体21の上部は、集合ファネル9の上端開口と略同じ位置にある。緩衝体21の下部は、集合ファネル9の下端開口を貫通して集合ホッパ10の内部まで延伸している。したがって、緩衝体21は、平面視略十字状の4つ縦壁部21aによって、集合ホッパ10の内部空間を、4つに仕切っている。
図7に示すように、緩衝体21は、角軸からなる縦向き支軸22の4つの周面に、厚さ2mm程度のウレタンゴムからなる4枚の緩衝プレート23を、その幅方向中央部位で外向きに凹入湾曲させて、押さえ板24を介してネジ連結して構成されたものである。外向きに凹入湾曲させた各緩衝プレート23の隣接する遊端部同士を当接重合させることによって、二枚重ねの縦壁部21aが四方に向けて延出形成されている。
このように緩衝体21を、撓み変形可能な複数枚の緩衝プレート23を湾曲させて縦向き支軸22の外周に連結し、各緩衝プレート23の隣接する遊端部同士を当接重合させて、縦壁部21aを形成しているので、複数の縦壁部21aを備えた緩衝体21を安価に製作することができる。
縦向き支軸22は、図1に示すように、連結ネジ軸25、及び、支持ブラケット26を介してセンター基体2の中心部下面に連結支持されており、連結ネジ軸25のナット25aによって、緩衝体21の高さを調節することができる。
集合ファネル9の内周面には、仕様の異なる2種のバッフル板27、28が4枚ずつ放射状に配備されている。
図8(a),(b)に示すように、これらバッフル板27、28は、2枚の薄いステンレス鋼板を、小間隔(数mm)を空けて対向配備して、上端辺に沿って溶接結合した中空の二重壁構造に構成されており、その外端部に溶接連結した連結板27a、28aを介して集合ファネル9の外周縁部にネジによって当接支持されている。
バッフル板27、28の上端辺は、ぶつかった被計量物の損傷を防ぐために、その縦断面形状が山形となるように突き合わせて溶接されている。また、バッフル板27、28の下端辺を下方に開放することで、側面が若干撓み変形することを許容し、側面にぶつかった被計量物を緩衝的に受止めることができるようになっている。
図4及び図5に示すように、一方の仕様のバッフル板27は、緩衝体21の各縦壁部21aに対向して配備されている。このバッフル板27の内端部、すなわち、集合ファネル9の径方向内方側の端部に連設された延長部27bに、緩衝体21の縦壁部21aの外端部を挿入することで、縦壁部21aの周方向への横振れ変形を規制するようになっている。
図6に示すように、他方の仕様のバッフル板28は、緩衝体21における隣接する縦壁部21aの中間部位に対向して配備されている。このバッフル板28の内端部、すなわち、集合ファネル9の径方向内方側の端部が緩衝体21における中心部外面に当接されている。バッフル板28の内端部は、緩衝体21における縦向き支軸22の下部相当部位を四方から受止め支持することになる。これによって、センター基体2に吊り下げ支持された緩衝体21全体の横振れを阻止し、緩衝体21を集合ファネル9の中心に位置決め保持することができる。
図2に示すように、これらバッフル板27、28は、集合ファネル9における被計量物が流下する外周側の空間を、集合ファネル9の周方向に8等分して仕切ることになる。隣接するバッフル板27、28の間に形成された8つの被計量物が流下する空間の始端部それぞれに、集合シュート8の下端部が臨んでいる。
なお、計量ユニットが24連備えられたこの例では、1つの集合シュート8で、隣接する3連の計量ホッパ7からの被計量物を流下案内するようになっている。
上記構成を有する組合せ秤では、組合せ演算によって所定重量範囲になるように選択された複数の計量ホッパ7から排出された被計量物wは、対応する集合シュート8を介して集合ファネル9に送り込まれ、バッフル板27、28で仕切られた8つの被計量物の流下空間のいずれかに導かれる。
一つの被計量物の流下空間を流下する被計量物wは、隣合う両バッフル板27、28によって横方向、すなわち、集合ファネル9の周方向への移動が規制され、隣接する被計量物の流下空間に飛び込むことなく流下する。勢いよく流下する被計量物wは、緩衝体21で緩衝的に受止められた後、集合ファネル9の下端開口を経て集合ホッパ10に落下供給される。
この際、集合ホッパ10に投入された被計量物wは、集合ホッパ10の内部まで延伸されている緩衝体21の平面視略十字状の縦壁部21aによって、その周方向へ跳ねたり、移動するのが緩衝的に抑制され、被計量物wは集合ホッパ10内で短時間に安定した状態となる。
以上のように本実施形態によれば、集合シュート8から集合ファネル9へ投入される被計量物wを、集合ファネル9の中心部に配置された緩衝体21によって、緩衝的に受け止めて衝撃を和らげるので、被計量物wが傷つくのを防止することができる。また、緩衝体21の縦壁部21a、及び、集合ファネル9の内周面に設けられたバッフル板27,28によって、集合ファネル9の被計量物wが流下する外周側の空間を、周方向に沿って8つに仕切って、周方向へ跳ねたり、移動するのを抑制して、円滑に下方の集合ホッパ10に流下案内することができる。
更に、集合ホッパ10内に投入された被計量物wは、集合ホッパ10内まで延伸している緩衝体21の平面視略十字状の4つの縦壁部21aによって、集合ホッパ10での移動が規制されて、速やかに安定して収容される。
このように集合ホッパ10内に、被計量物wを円滑に投入できると共に、集合ホッパ10内での被計量物wの動きを規制して速やかに安定させることができる。
これによって、集合ホッパ10から包装装置へ被計量物wを投入する時間間隔を短くすることができ、高速な計量包装処理が可能となる。
また、本実施形態によれば、緩衝体21は、連結ネジ軸25、及び、支持ブラケット26を介してセンター基体2に連結支持される一方、バッフル板27,28は、連結板27a、28aを介して集合ファネル9の外周縁部に当接支持されるので、脱着が比較的容易である。したがって、傷つきやすく、跳ねやい被計量物の場合には、上記実施形態のように、緩衝体21及びバッフル板27,28を装着して計量を行ない、傷つきにくく、跳ねにくい通常の被計量物の場合には、緩衝体21及びバッフル板27,28を取外して計量することができる。
なお、緩衝体21を、集合ホッパ10内へ大きく延伸させるほど被計量物wを安定化させる機能は高まるが、その反面、集合ホッパ10での被計量物wの実質的な収容体積が小さくなって被計量物wの詰まりが発生しやすくなる。このため、集合ホッパ10での貯留量や被計量物の大きさ、等に対応して緩衝体21の高さ調節を行うのが好ましい。
[実施形態2]
図9は、本発明の他の実施形態に係る組合せ秤の概略構成を示す縦断正面図であり、図10は、組合せ秤の集合シュート中心部の平面図であり、図11は、緩衝体と集合シュートの組合せ状態を示す斜視図であり、図12は、緩衝体と集合シュートの対応状態を示す縦断面図であり、上記実施形態に対応する部分には、同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
この実施形態では、上記実施形態に用いられている集合ファネル9が省略された形態が採用されており、集合シュート8の下端部が、集合ホッパ10の上端に円形に形成された入口10bに直接臨んでいる。
上下に延びる緩衝体21は、集合シュート8の中心部に配置されており、この緩衝体21は、集合シュート8の下部から、該集合シュート8の下端開口を貫通して、集合ホッパ10の内部まで延伸している。
ここで、各集合シュート8の周方向両側部に沿って立設された側壁部8a、8bの内、一方の側壁部8aは、その終端が底面終端に揃えられているのに対して、他方の側壁部8bは、その終端が底面終端よりも流下方向に延出されている。そして、周方向に隣接する各集合シュート8の一方の側壁部8a同士が重なるように近接され、これら一対の側壁部8aで、緩衝体21における縦壁部21aの遊端部を挟むように配備されている。また、周方向に隣接する集合シュート8の他方の側壁部8b同士が重なるように近接、あるいは、接合された状態で緩衝体21の中心部にまで延出されている。
このようにして、集合ホッパ10における被計量物の投入空間が、緩衝体21における4枚の縦壁部21aと、各集合シュート8における側壁部8bとによって、周方向に8等分して仕切られている。これによって、各集合シュート8を流下してきた被計量物wは、緩衝体21によって緩衝的に受止められて集合ホッパ10に投入される。また、被計量物wは、緩衝体21の縦壁部21aと各集合シュート8における側壁部8bとによって仕切られた8つの区画のいずれかにおいて大きく跳ねたり、周方向に大きく移動することなく集合ホッパ10内に導かれる。
更に、集合ホッパ10内に投入された被計量物wは、集合ホッパ10内まで延伸している緩衝体21の平面視略十字状の4つの縦壁部21aによって、集合ホッパ10での移動が規制されて、速やかに安定して収容される。
これによって、上記実施形態と同様に、集合ホッパ10から包装装置へ被計量物wを投入する時間間隔を短くすることができ、高速な計量包装処理が可能となる。
[その他の実施形態]
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)バッフル板27、28は、被計量物の流下方向に沿って延びているので、その側面に被計量物が特に強く衝突するおそれが少ないので、バッフル板27、28を硬質の素材で形成しても支障がないが、特に打痕の発生を嫌う被計量物を扱う場合には、被計量物が接触する外表面にウレタンゴムなどの緩衝コーティング層を形成するとよい。
(2)緩衝体21全体を、ウレタンゴムなどの緩衝素材で一体形成することもできる。
(3)緩衝体21に備える縦壁部21aの数やバッフル板27,28の数は、被計量物の跳ねやすさやサイズ、あるいは、計量ユニットの連数、等に応じて任意に設定することができる。
(4)バッフル板27、28の集合ファネル内周面からの高さは、跳ね上がった被計量物が飛び越えない程度でよい。
7 計量ホッパ
8 集合シュート
9 集合ファネル
10 集合ホッパ
21 緩衝体
21a 縦壁部
22 縦向き支軸
23 緩衝プレート
27 バッフル板
28 バッフル板
w 被計量物

Claims (7)

  1. 円状に配置された複数のホッパから排出される被計量物を集合させて下方へ排出する集合シュートを備える組合せ秤であって、
    前記集合シュート下部の中心部には、上下に延びる緩衝体が設けられており、
    前記緩衝体は、前記中心部から前記集合シュートの径方向外方へ向けて延びる複数の縦壁部を備えており、
    前記緩衝体は、平面視略十字状となるように、前記縦壁部を、前記集合シュートの周方向に沿う4箇所に備える、
    ことを特徴とする組合せ秤。
  2. 前記集合シュートの下方に配置されて、前記集合シュートから排出される被計量物を一時保持して、排出する集合ホッパを備え、
    前記緩衝体の下部が、前記集合ホッパの内部まで延伸している、
    請求項1に記載の組合せ秤。
  3. 円状に配置された複数のホッパから排出される被計量物を集合させて排出する集合シュートと、該集合シュートの下方に配置されて、前記集合シュートから排出される前記被計量物を集合させて下方へ排出する集合ファネルとを備える組合せ秤であって、
    前記集合ファネルの中心部に設けられた上下に延びる緩衝体と、
    前記集合ファネルの内周面に、該集合ファネルの周方向に沿って設けられた複数のバッフル板とを備え、
    前記複数のバッフル板は、前記集合ファネルの前記被計量物が流下する空間を、前記周方向に沿って複数に仕切るものであり、
    前記緩衝体は、前記中心部から前記集合ファネルの径方向外方へ向けて延びる複数の縦壁部を備えており、
    前記緩衝体は、平面視略十字状となるように、前記縦壁部を、前記集合ファネルの周方向に沿う4箇所に備える、
    ことを特徴とする組合せ秤。
  4. 前記バッフル板の、前記集合ファネルの径方向内方側の端部で、前記緩衝体の前記縦壁部の外端部を支持している、
    請求項3に記載の組合せ秤。
  5. 前記緩衝体の隣合う前記縦壁部の間の前記被計量物が流下する空間を仕切る前記バッフル板を備え、
    当該バッフル板の、前記集合ファネルの径方向内方側の端部で前記緩衝体の中心部を当接支持している、
    請求項4に記載の組合せ秤。
  6. 前記集合ファネルの下方に配置されて、前記集合ファネルから排出される被計量物を一時保持して、排出する集合ホッパを備え、
    前記緩衝体の下部が、前記集合ホッパの内部まで延伸している、
    請求項3ないし5のいずれか一項に記載の組合せ秤。
  7. 前記緩衝体は、高さ調節可能に支持されている、
    請求項1ないし6のいずれか一項に記載の組合せ秤。
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