JP2542224Y2 - 回収装置 - Google Patents

回収装置

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JP2542224Y2
JP2542224Y2 JP1990078620U JP7862090U JP2542224Y2 JP 2542224 Y2 JP2542224 Y2 JP 2542224Y2 JP 1990078620 U JP1990078620 U JP 1990078620U JP 7862090 U JP7862090 U JP 7862090U JP 2542224 Y2 JP2542224 Y2 JP 2542224Y2
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JP1990078620U
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敏弘 梶浦
規男 種田
誠治 杉山
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鐘紡株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、固型剤やカプセルなどの薬品や食品、さ
らに機械部品,電子部品などの検査,製造などの生産ラ
インにおいて、半製品や製品等の被回収物を回収する回
収装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図から第5図に従来例を示す。第4図に示す第1
の従来例は、搬送ライン(20)の終端より回収装置の投
入部(21)へ被回収物(m)を直接投入するものであ
る。
第5図に示す第2の従来例は、搬送ライン(20)の終
端に受口(22)を設け、この受口(22)に輸送管(13)
を接続して、受口(22)に落下した被回収物(m)を輸
送管(13)を介して回収装置の投入部(21)へ投入する
ものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第1の従来例においては、被回収物(m)が回収装置
のターンテーブル(2)の盤面上に直接投入されるた
め、被回収物(m)がターンテーブル(2)の盤面上に
衝突した際に、飛び跳ねてターンテーブル(2)の盤面
上から飛び出したり、被回収物(m)が錠剤のようなも
のであると、衝撃で欠けや割れを生じる可能性がある。
また被回収物(m)の表面に粉が付着していたりする
と、衝突の際に被回収物(m)から脱落した粉塵が、タ
ーンテーブル(2)の盤面上や回収ゲート(4)を汚し
て、被回収物(m)との接触抵抗を大きくするために、
被回収物(m)をスムーズに回収できなかったり、ブリ
ッジを起こすという問題があった。
第2の従来例においては、被回収物(m)が輸送管
(13)にて投入部(21)へ案内されるので、ターンテー
ブル(2)の盤面上から飛び出すことはないが、ターン
テーブル(2)の盤面上に直接当たり、第1の従来例と
同じように、衝突で欠けや割れが発生したり、被回収物
(m)が盤面上でバウンドして輸送管(13)の出口周辺
に詰まるという可能性があった。また、被回収物(m)
の表面に粉が付着していると、衝突の際に被回収物
(m)から脱落した粉塵が、ターンテーブル(2)の表
面や回収ゲート(4)を汚すので、第1の従来例と同じ
ようにスムーズに回収できなかったり、ブリッジを起こ
すという問題があった。この考案は従来の装置が備える
この様な問題を解消することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記目的を達成するために次の構成を備え
ている。
第1の考案は、被回収物を案内する輸送管に接続する
ように設けられた投入口と、この投入口から投入された
被回収物を盤面上に受けて周方向に搬送するターンテー
ブルとを備え、被回収物を回収容器へ回収する回収装置
において、投入された被回収物が前記ターンテーブルの
盤面上に到達するまでの経路上であって、かつ落下中の
被回収物と接続するような位置に、被回収物の持つ運動
エネルギーを吸収する緩衝部材を、上端が投入口(6)
に固定され下端がフリーになるように設けたことを特徴
とするものである。第2の考案は、被回収物を案内する
輸送管に接続するように設けられた投入口と、この投入
口から投入された被回収物を盤面上に受けて周方向に搬
送するターンテーブルとを備え、被回収物を回収容器へ
回収する回収装置において、前記ターンテーブルの外周
縁の近傍に、被回収物より発生した粉塵を吸引除去する
吸引機構を設けたことを特徴とするものである。第3の
考案は、前記第1の考案の回収装置において、前記ター
ンテーブルの外周縁の近傍に、被回収物より発生した粉
塵を吸引除去する吸引機構を設けたことを特徴とするも
のである。
〔作用〕
この考案の構成によれば、輸送管を介して被回収物が
投入口へ導かれた後に、ターンテーブルの上方部に設け
た緩衝部材に接触することにより被回収物の持つ運動エ
ネルギーが吸収され、あるいはターンテーブルの盤面上
に直接設けた緩衝部材により盤面上に落下する時の衝撃
が吸収され、被回収物がダメージを受けない。また、被
回収物が緩衝部材に接触する際、あるいはターンテーブ
ルの盤面上に衝突する際に、被回収物から粉塵が発生し
ても、ターンテーブルの外周縁の近傍に設けた吸引機構
より粉塵を吸引除去しターンテーブル上に粉塵を滞留さ
せない。
尚、緩衝部材を設けた場合には、被回収物がターンテ
ーブルの盤面上でバウンドし難くなるので輸送管の出口
周辺に詰まり現象を引き起こすということがなくなる。
〔実施例〕
この考案の第1の実施例を第1図及び第2図に基づい
て説明する。第1図において実施例に係る回収装置は、
被回収物(m)を案内する輸送管(13)と、底板(1a)
が水平に設置され上面に前記輸送管(13)と接続する投
入口(6)を設けた蓋板付きのケース(1)と、このケ
ース(1)内に収容され前記投入口(6)から投入され
た被回収物(m)を盤面上に受けて周方向に搬送するタ
ーンテーブル(2)と、このターンテーブル(2)の外
周縁に沿って間隔をもって前記底板(1a)に穿設された
複数の回収口(3)と、各回収口(3)の近傍の底板
(1a)上にそれぞれ設けられ閉状態で前記ターンテーブ
ル(2)上の前記被回収物(m)の搬送を遮断して回収
口(3)に導きかつ開状態で製品を通過させる回収ゲー
ト(4)と、前記各回収口(3)から落下した被回収物
(m)を受ける回収容器(5)とを備えた回収装置にお
いて、前記ターンテーブル(2)の上方にあり、落下中
の被回収物(m)が当たるように設けた緩衝部材(10)
を備えると共に、ターンテーブル(2)の外周縁の近傍
に、被回収物より発生した粉塵を吸引除去する吸引機構
(11)を備えたものである。
第1図において、前記緩衝部材(10)は上端が投入口
(6)に固定され、下端がフリーになるように設けられ
ている。
前記吸引機構(11)はターンテーブル(2)の外周縁
の近傍に設けられており、被回収物(m)より発生した
粉塵を吸引するため図示しないポンプにて内部を負圧に
保つと共に、被回収物(m)自体がバウンドして吸引さ
れるのを防ぐために吸引保護板(12)を備えている。
次にこの実施例の動作を説明する。図示しない搬送コ
ンベアから輸送管(13)を通り、投入口(6)に導かれ
た被回収物(m)は、緩衝部材(10)に接触したあとタ
ーンテーブル(2)の盤面周縁部上に落下しターンテー
ブル(2)によって時計方向または反時計方向に搬送さ
れる。ターンテーブル(2)の外周縁の近傍に設けられ
た吸引機構(11)においては、常時エアー吸引が行われ
ており、被回収物(m)から脱落した粉塵を前記した吸
引保護板(12)を通して吸引除去している。
回収口(3a)〜(3d),(3a′)〜(3d′)に設けた
回収ゲート(4a)〜(4c),(4a′)〜(4c′)は開閉
式であり、下方の回収容器(5)に設置した満杯信号に
基づいて開閉が制御される。たとえばターンテーブル
(2)が反時計方向に回転しているとき、回収口(3
a′)に対する回収ゲート(4a′)を閉じて被回収物
(m)を回収口(3a′)に導入している状態で下方の回
収容器(5)が満杯になると、満杯信号に基づき開状態
に可動して被回収物(m)を通過させ、次の回収ゲート
(4b′)を閉じて別の回収容器(5)に回収する。この
ようにして順次(3a′)〜(3c′)から各回収容器
(5)に被回収物(m)を回収する。最終の回収口(3
d′)では回収ゲート(4d′)は閉状態に固定されてい
るため、被回収物(m)はこれよりも先に搬送されるこ
とはない。反時計方向の回転により各回収容器(5)が
満杯になると、ターンテーブル(2)を逆の時計方向に
回転させて前記と同様にして順次回収口(3a)〜(3d)
から被回収物(m)を回収する。
このように、搬送コンベア(図示せず)で搬送され、
輸送管(13)に導かれた被回収物(m)を緩衝部材(1
0)に接触させて衝撃を吸収し、ターンテーブル(2)
上に落下させるので、被回収物(m)を傷めることがな
くなる。
また、接触の際に被回収物(m)から脱落した粉塵は
吸引機構(11)により吸引除去されるためターンテーブ
ル(2)上に堆積したり、回収ゲート(4a)〜(4d),
(4a′)〜(4d′)を汚したりしない。
次に第3図に示す、第2の実施例について説明する。
この第2の実施例装置は、第1の実施例装置において投
入口(6)にその上端部を固定し下端部がフリーになる
ように設けられた緩衝部材(10)を。ターンテーブル
(2)の盤面上に直接設けたものであり、他の構成は第
1の実施例と同一である。
前記緩衝部材(10)はターンテーブル(2)上に直接
敷かれ、輸送管(13)より落下してくる被回収物(m)
を受けて衝撃を吸収する。尚、その他の構成は第1の実
施例と同じため、同一符号を付して説明を省略する。
第1図および第3図に示す実施例においては、吸引機
構(11)を具備する構成としたが、被回収物(m)が、
衝撃には弱い(脆い)が緩衝部材(10)へ接触した時に
粉塵を発生しにくい材質の場合は、吸引機構(11)を備
える必要はない。逆に、被回収物(m)が衝撃には強い
が衝突時に粉塵を発生しやすい材質の場合は、緩衝部材
(10)を設けず、吸引機構(11)のみを設けてもよい。
〔考案の効果〕
この考案の構成によれば、輸送管を介して被回収物が
投入口へ導かれた後に、ターンテーブルの上方部に設け
た緩衝部材に接触することにより被回収物の持つ運動エ
ネルギーが吸収され、あるいはターンテーブルの盤面上
に直接設けた緩衝部材により盤面上に落下する時の衝撃
が吸収され、被回収物がダメージを受けない。
また、被回収物が緩衝部材に接触する際、あるいはタ
ーンテーブルの盤面上に衝突する際に、被回収物から粉
塵が発生しても、ターンテーブルの外周縁の近傍に設け
た吸引機構により粉塵を吸引除去しターンテーブル上や
回収ガイド周辺に粉塵を滞留させないので被回収物をス
ムーズに回収することができる。
尚、緩衝部材を設けた場合には、被回収物がターンテ
ーブルの盤面上でバウンドし難くなるので輸送管の出口
周辺に詰まり現象を引き起こすということがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の要部を示す説明図、
第2図(a)は第1の実施例の全体平面図、同図(b)
は一部破断側面図、第3図は第2の実施例の要部を示す
説明図、第4図(a),(b)及び第5図(a),
(b)は従来例を示す説明図である。 (1)…ケース、(1a)…底板、(2)…ターンテーブ
ル、(3)…回収口、(4)…回収ゲート、(5)…回
収容器、(6)…投入口、(10)…緩衝部材、(11)…
吸引機構、(12)…吸引保護板、(13)…輸送管、
(m)…被回収物。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被回収物を案内する輸送管(13)に接続す
    るように設けられた投入口(6)と、この投入口(6)
    から投入された被回収物を盤面上に受けて周方向に搬送
    するターンテーブル(2)とを備え、被回収物を回収容
    器へ回収する回収装置において、 投入された被回収物が前記ターンテーブル(2)の盤面
    上に到達するまでの経路上であって、かつ落下中の被回
    収物と接触するような位置に、被回収物の持つ運動エネ
    ルギーを吸収する緩衝部材(10)を、上端が投入口
    (6)に固定され下端がフリーになるように設けたこと
    を特徴とする回収装置。
  2. 【請求項2】被回収物を案内する輸送管(13)に接続す
    るように設けられた投入口(6)と、この投入口(6)
    から投入された被回収物を盤面上に受けて周方向に搬送
    するターンテーブル(2)とを備え、被回収物を回収容
    器へ回収する回収装置において、 前記ターンテーブル(2)の外周縁の近傍に、被回収物
    より発生した粉塵を吸引除去する吸引機構(11)を設け
    たことを特徴とする回収装置。
  3. 【請求項3】請求項(1)記載の回収装置において、 前記ターンテーブル(2)の外周縁の近傍に、被回収物
    より発生した粉塵を吸引除去する吸引機構(11)を設け
    たことを特徴とする回収装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017118992A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社京都製作所 ホッパーおよび錠剤印刷装置

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