JP6305835B2 - 物品規制装置及びこれを備える組合せ秤 - Google Patents

物品規制装置及びこれを備える組合せ秤 Download PDF

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Description

本発明は、組合せ秤において、搬送される物品を規制する物品規制装置、及び、これを備える組合せ秤に関する。
組合せ秤においては、分散フィーダによって放射状に搬送された物品を、分散フィーダの周囲に配設した複数の直進フィーダによって更に外方に振動搬送して、各直進フィーダの終端部に臨む供給ホッパに投入して一旦保持し、その後、供給ホッパの下方に配置した計量ホッパに供給するようにしている。
このような組合せ秤において、搬送される物品を規制するものとして、例えば、特許文献1には、直進フィーダにおける搬送トラフ(フィーダパン)の側壁に返し板を傾斜して設けることで、トラフ側壁に載り掛かって搬送されてくる物品を返し板で側方下方へ当接案内して、トラフ底板上に落とし込むように構成し、供給ホッパ外への物品の落下を防止するものが提案されている。
特開2010−64817号公報
組合せ秤において、例えば、大豆モヤシなどの細長くて絡まりやすい物品を計量処理する場合、分散フィーダのトップコーンへ高い位置から物品を落下供給することで分散を促し、直進フィーダで物品が絡まったり、滞留したりすることを極力回避しているが、分散フィーダに供給された物品のなかには勢いのついたまま滑走するように、直進フィーダを経て供給ホッパまで送り込まれてしまうものがあり、ホッパ壁面に衝突することで物品が損傷することがある。
特に、大豆モヤシでは、ホッパ壁面への衝突によって豆が分離すると、商品価値がなくなってしまう。
搬送トラフの側壁に返し板を設ける上記特許文献1では、勢いがついてホッパまで達してしまうような物品の損傷を防止するのは困難である。
また、勢いのついた物品を規制して損傷しないようにする場合に、正常に搬送されている物品の搬送に支障が生じないようにする必要があるが、物品の搬送状態は、物品の種類や性状などによって相違するので、それらに応じて規制する位置を容易に変更調整できるようにすることが望まれる。
本発明は、上記のような点に鑑みて為されたものであって、物品の搬送に支障が生じることなく、物品の損傷を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、次のように構成している。
(1)本発明に係る物品規制装置は、分散部に供給されて、前記分散部で放射状に分散搬送され、前記分散部の周囲に配設された複数の搬送部によって、複数のホッパへそれぞれ搬送される物品を規制する物品規制装置であって、
物品を緩衝的に受け止め可能な緩衝部材と、前記緩衝部材を、前記ホッパへ至る物品の搬送経路上に垂下させて支持する支持手段と備え、前記支持手段は、前記緩衝部材を、物品の搬送方向に沿って位置調節可能に支持するものであり、
前記分散部は、物品を放射状に振動搬送する分散フィーダであり、
前記複数の搬送部は、各搬送トラフをそれぞれ振動させて各搬送トラフ上の物品を、前記複数のホッパへそれぞれ搬送する複数の直進フィーダであり、
前記緩衝部材は、前記搬送トラフ上に垂下され、
前記支持手段は、前記緩衝部材を、上下方向に位置調節可能に支持する
本発明によると、分散部に供給される際に、勢いがついた物品は、搬送経路上に垂下された緩衝部材によって衝撃を吸収するように受け止められるので、従来のようにホッパに衝突して損傷するといったことがない。
更に、緩衝部材を垂下させる位置を、物品の搬送方向に沿って調節することができるので、緩衝部材を、物品の種類や性状などに応じて、物品の搬送に支障のない適切な位置に垂下させることができる。
本発明によると、分散フィーダに供給される際に、勢いがついた物品は、ホッパに至る前に、搬送トラフ上に垂下された緩衝部材によって衝撃を吸収するように受け止められるので、損傷することがない。
搬送トラフによって振動搬送される物品は、搬送トラフ上に垂下された緩衝部材の下端と搬送トラフの搬送面(底面)との間を、前記緩衝部材を潜るように振動搬送されるのであるが、支持手段によって、緩衝部材の上下方向の高さ位置を調節できるので、緩衝部材の下端と搬送トラフの搬送面との間隔を調整することができる。これによって、例えば、搬送トラフからホッパへ適量の物品が搬送供給されるように、前記間隔を調整するといったことが可能となる。
)本発明の他の実施態様では、前記支持手段は、前記ホッパに着脱自在に取付けられる取付け基板と、前記取付け基板から前記搬送方向に沿って延出する支持部材とを備え、前記支持部材に、前記緩衝部材が支持される。
この実施態様によると、工具を要することなく簡単に当該物品規制装置をホッパに着脱することができ、清掃やメンテナンスが容易に行える。また、ホッパには、当該物品規制装置を取り付けるための構造を何ら備える必要がなく、既存のホッパにも装着することができる。
)本発明の更に他の実施態様では、前記緩衝部材は、弾性変形可能な弾性シートからなる。
この実施態様によると、緩衝部材である弾性シートは、それ自体の弾性によって物品の衝突をソフトに受け止めることになり、緩衝機能を効果的に発揮する。また、搬送される物品が、垂下された弾性シートの下端に当接して弾性変形させながら、弾性シートを潜るようにして円滑に搬送される。
)本発明の他の実施態様では、前記緩衝部材は、前記弾性シートに切り込みが形成された暖簾状である。
この実施態様によると、緩衝部材である弾性シートは、切り込みが形成された暖簾状であるので、切り込みによって分離された複数の部分で独立した緩衝を行うことができ、異なった位置に異なった勢いでぶつかってくる物品をそれぞれ好適に受け止めることができる。
)本発明の更に他の実施態様では、前記搬送トラフ上に垂下される前記弾性シートの幅を、前記搬送トラフの両側壁との間に間隔が空くように狭く設定している。
この実施態様によると、搬送トラフの側壁に跨って搬送されてくる物品が緩衝部材に引っ掛かって滞留してしまうことがなく、搬送トラフの全幅において円滑な搬送が行われる。
)本発明に係る組合せ秤は、供給装置から供給される物品を放射状に分散搬送する分散部としての分散フィーダと、前記分散フィーダの周囲に配設されて、前記分散フィーダからの物品をそれぞれ搬送する搬送部としての複数の直進フィーダと、各直進フィーダからの物品をそれぞれ保持して下方へ排出する複数の供給ホッパと、各供給ホッパに対応して設けられると共に、各供給ホッパから供給される物品をそれぞれ保持し、該保持した物品を計量する複数の計量ホッパとを備える組合せ秤であって、
上記(1)ないし()のいずれかに記載の物品規制装置を備える。
本発明によると、物品を損傷させることなく供給ホッパに供給投入して、商品価値を減じることなく組合せ計量を行うことができる。
本発明によれば、物品の搬送に支障を生じさせることなく、物品の損傷を防止することができる。
図1は組合せ秤の一部を縦断した正面図である。 図2は物品規制装置と組合せ秤の上部を縦断した正面図である。 図3は物品規制装置の取付け状態を示す斜視図である。 図4は物品規制装置の分解斜視図である。 図5は物品規制装置の別実施形態の分解斜視図である。 図6は物品供給コンベヤと物品供給調整装置の斜視図である。 図7は物品供給調整装置の全体を示す斜視図である。 図8は物品供給調整装置の概略平面図である。 図9は物品供給調整装置の要部を示す平面図である。 図10は図9におけるA−A断面図である。 図11は組合せ秤の制御系統の概略構成を示すブロック図である。 図12は一部の直進フィーダ等を示す平面図である。 図13は図12におけるB−B断面図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る組合せ秤1の一部を縦断した正面図である。
この実施形態の組合せ秤1は、上方の物品供給コンベヤ2から供給される物品を所定量ずつ計量するものであって、計量された物品は、下方に設置した包装機(図示省略)に投入して袋詰めされる。
物品は、特に限定されないが、この実施形態では、絡まって塊を形成し易い物品、例えば、もやし、かいわれ大根、千切り野菜などであり、特に、損傷によって商品価値が著しく減じるような物品、例えば、大豆もやしなどである。
組合せ秤1の中央には、多角柱形のセンター基体4が配置されている。センター基体4は、複数本の脚5を介して基台6に支持されている。基台6は、中央部が大きく上下に貫通開口された中空構造を有する。
センター基体4の上部には、分散フィーダ7が設けられている。この分散フィーダ7は、物品供給コンベヤ2の終端から排出されて、後述の物品供給調整装置3を経て落下供給されてきた物品を振動によって放射状に分散搬送する。
分散フィーダ7は、円錐形状を有するトップコーン8と、当該トップコーン8を振動駆動する電磁式の加振機構9とから構成されている。加振機構9は、センター基体4内の支持フレーム10搭載されている。トップコーン8は、図2に示すように、加振機構9の振動ヘッド部9aに対してバックル式の連結機構11を介して連結支持されており、レバー操作によってトップコーン8をワンタッチで脱着することができるようになっている。
分散フィーダ7の周囲には、複数の直進フィーダ12が放射状に配設されている。直進フィーダ12は、分散フィーダ7から移送されてきた物品を振動によって更に外方に向けて搬送する。
直進フィーダ12は、内外方向に向かう樋状に形成された搬送トラフ(フィーダパン)13と、当該搬送トラフ13を振動駆動する電磁式の加振機構14とを備えている。
加振機構14は、分散フィーダ7の加振機構9を取り囲むように支持フレーム10に搭載されている。搬送トラフ13は、図2に示すように、その下方に備えたバックル式の連結機構15を介して、加振機構14の振動ヘッド部14aに連結支持されており、レバー操作によって搬送トラフ13をワンタッチで脱着することができるようになっている。
直進フィーダ12の終端(搬送下流側端部)下方には、供給ホッパ16、及び、計量ホッパ17がそれぞれ対応して設けられている。これら直進フィーダ、供給ホッパ16、及び、計量ホッパ17を一連とする複数連の計量ユニットが、センター基体4を取り囲むように配備されている。
各計量ホッパ17の下方には、集合シュート18がそれぞれ配置されている。所定重量範囲となるように組合せ選択された複数の計量ホッパ17から排出された物品は、集合シュート18及び下窄まりの集合ファネル19を介して集合ホッパ20に一旦貯留される。集合ホッパ20は、包装機側からの排出要求指令に基づいて開放作動され、所定重量範囲の物品が排出される。
なお、図示していないが、供給ホッパ16及び計量ホッパ17のゲート開閉装置等の駆動ユニットがセンター基体4内に収納されている。また、各計量ホッパ17には、計量ホッパ17内の物品の重量を計測する重量センサ(例えば、ロードセルなど)が備えられ、この重量センサもセンター基体4の内部に上記駆動ユニットと共に収納されている。
この実施形態の組合せ秤1は、上記のように、もやしなどのように絡まって塊を形成し易い物品の計量に好適であるが、このような細長くて絡まりやすい物品を計量処理する場合、分散フィーダ7のトップコーン8へ高い位置から物品を落下供給することで分散を促し、直進フィーダ12で物品が絡まったり、滞留したりすることを回避するようにしている。この場合、直進フィーダ12に送出された物品のなかには勢いのついたまま滑走するように供給ホッパ16に送り込まれてしまうものがあり、ホッパ壁面に衝突することで物品が損傷することがある。特に、大豆モヤシでは、ホッパ壁面への衝突によって豆が分離すると、商品価値がなくなってしまう。
このため、この実施形態では、勢いのついた物品が、供給ホッパ16の壁面に衝突して損傷するのを防止するために、勢いのついた物品を規制する物品規制装置35が、供給ホッパ16に装着されている。
次に、この物品規制装置35について説明する。
図2は物品規制装置35と組合せ秤1の上部の正面図であり、図3は物品規制装置35の取付け状態を示す斜視図であり、図4は物品規制装置35の分解斜視図である。
供給ホッパ16における外側板16aは、該ホッパ16の上端開口部より十分上方にまで延長立設されて、直進フィーダ12によって搬送されてきた物品が供給ホッパ16を超えて外方に飛び出ることが防止されている。
そして、供給ホッパ16の外側板16aに、直進フィーダ12によって搬送されてきた物品が勢いよく供給ホッパ16に送り込まれて外側板16a等に衝突して損傷することを防止するために物品を規制する物品規制装置35が装着されている。
図4に示すように、物品規制装置35には、3層板材構造の取付け基板36、取付け基板36の上部から内向き片持ち状に延出された支持部材としての左右一対の支持ロッド37、両支持ロッド37の遊端に連結固定された支持板38、支持板38の外側面に沿って連結垂下された緩衝部材39、が備えられている。
取付け基板36、左右1対の支持ロッド37及び支持板38等によって、緩衝部材39を垂下させた状態で支持する支持手段が、例えば、ステンレス等の金属によって構成される。
取付け基板36は、積層した内板36a、外板36b、及び、中間スペース板36cを、複数箇所においてピンカシメ、あるいは、ねじ連結によって一体化して構成されている。そして、外板36bの下端より内板36aの下端が大きく下方に延出され、かつ、中間スペース板36cの下端位置が外板36bの下端よりも高く位置するよう各板材の下端位置が設定されている。これによって内板36aと外板36bとの間に、中間スペース板36cの厚さに相当する幅を備えた一定深さの装着溝40が形成されている。
この装着溝40の幅は、供給ホッパ16における外側板16aの厚さより僅かに小さくなるように設定されており、この装着溝40に外側板16aを、中間スペース板36cの下端に当接するまで圧入することで、物品規制装置35を、供給ホッパ16の外側板16aに対して一定の姿勢で安定して固定できるようになっている。また、外側板16aに差込み装着した物品規制装置35は、少し強く引き上げることで容易に取り外すことができる。
すなわち、物品規制装置35は、供給ホッパ16に対して着脱自在に構成されている。
取付け基板36の外面には、支持ロッド37を挿通支持する連結ボス41が溶接固定されており、取付け基板36及び連結ボス41に支持ロッド37を挿通した上で、連結ボス41に蝶ボルトなどのセットボルト42を締め込むことで、支持ロッド37を所望の前後位置に調節して固定することができるようになっている。
取付け基板36は、供給ホッパ16の外側板16aに差込み装着されるので、支持ロッド37は、物品の搬送方向に沿って延びることになり、支持ロッド37の搬送方向の上手側の遊端を、搬送方向に沿って位置調節することができる。
緩衝部材39は、分散フィーダ7へ高い位置から落下供給されて、勢いがついて滑走するように供給ホッパ16へ向かう物品が、衝突してその衝撃を吸収緩和できるように緩衝的に受け止めるものであり、弾性変形可能な弾性シートから構成される。この弾性シートは、ゴムや軟質の合成樹脂などからなり、例えば、ウレタンゴムやシリコンゴムからなる。
緩衝部材39は、図4に示すように、一対の支持ロッド37の遊端側の支持板38と当て板43との間に挟んでボルト連結されると共に、支持板38の長孔44を介して上下方向の取付け高さが調節可能となっている。
また、緩衝部材39には、その下端から複数本の切り込み45が形成されて、横幅方向において部分的に撓み変形可能となっている。また、物品規制装置35の緩衝部材39の横幅は、後述の図12の平面図に示すように、搬送トラフ13の底面13aの両側の側壁13cの間隔よりも狭く設定され、側壁13cに跨った物品の搬送が緩衝部材39によって妨げられないようになっている。
本実施形態によると、物品供給コンベヤ2から分散フィーダ7へ物品が落下供給されたときに、勢いがつき過ぎて滑走するように、直進フィーダ13を移動する物品は、物品規制装置35の緩衝部材39に衝突して衝撃を吸収緩和するように緩衝的に受け止められるので、供給ホッパ16の外側板16aにぶつかって損傷するようなことなく、勢いを減じられた状態で直進フィーダ12によって供給ホッパ16へ搬送される。
このように勢いのついた物品、例えば、大豆もやしは、衝撃を吸収緩和するように緩衝部材39で受け止められるので、供給ホッパ16に衝突して豆が分離してしまい、商品価値が無くなるのを防止することができる。
正常に搬送トラフ13上を搬送される物品は、垂下されたシート状の緩衝部材39の下端に当接して弾性変形させながら、緩衝部材39を潜るようにして円滑に搬送される。
また、緩衝部材39は、取付け基板36に対する支持ロッド37の取付け位置を調節することによって、搬送トラフ13における搬送方向に沿った任意の位置に調整することができる。緩衝部材39の位置が、搬送方向における上手(上流)過ぎると、緩衝部材39が搬送抵抗となって物品の搬送に支障を生じることがあるが、緩衝部材39の位置を、任意の位置に調節できるので、物品の搬送に支障が生じない適切な位置に調整することができる。この実施形態では、緩衝部材39は、図2に示すように、搬送トラフ13の底面13aの終端付近に位置させている。なお、緩衝部材39は、搬送トラフ13の底面13a上に垂下するのではなく、底面13aよりも供給ホッパ16の外側板16a寄りに垂下してもよい。
緩衝部材39は、上記にように、支持ロッド37の遊端側の支持板38に対する上下方向の高さ位置を調節可能に連結することができるので、緩衝部材39の下端と搬送トラフ13の底面13aとの間隔を調整することができる。
したがって、例えば、組合せ秤1の目標組合せ重量が大きく、供給ホッパ16へ供給する物品の供給量が多い場合には、緩衝部材39の下端と搬送トラフ13の底面13aの間隔を大きくして、物品が十分搬送されるようにし、目標組合せ重量が小さく、供給ホッパ16へ供給する物品の供給量が少ない場合には、緩衝部材39の下端と搬送トラフ13の底面13aとの間隔を小さくして、物品の搬送を抑制するといったことが可能となる。
なお、緩衝部材39の下端と搬送トラフ13の底面13aとの間隔を十分大きくし、緩衝部材39の下端が、正常に搬送される物品に接しないようにしてもよい。
このように、緩衝部材39は、搬送方向に沿う位置及び上下方向の位置を、調節可能であるので、物品の種類や性状など応じて、物品の搬送に支障が生じないように適宜調整することができる。
この場合、電動スライダなどを用いて緩衝部材39を、搬送方向に沿って自動的に位置調整できるようにしてもよい。例えば、支持部材としてのボールネジに、支持板38に設けられたナットを螺合し、ボールネジをモータで回転させて緩衝部材39を支持する支持板38を、搬送方向の任意の位置に調整できるようにしてもよい。
更に、自動で緩衝部材39の位置調整を行う場合には、計量ホッパ17に物品が適量供給されるように、緩衝部材39の位置を調整してもよい、すなわち、計量ホッパ17に供給される物品の重量に基づいて、緩衝部材29の位置をフィードバック制御してもよい。例えば、計量ホッパ17に供給される物品の供給量が多めであるときには、緩衝部材39を、搬送方向の上手側の位置に調整し、物品の搬送に対する抵抗を大きくし、逆に、計量ホッパ17に供給される物品の供給量が少なめであるときには、緩衝部材39を、搬送方向の下手側の位置に調整し、物品の搬送に対する抵抗を小さくするのである。
本発明の他の実施形態として、例えば、図5に示すように、取付け基板36を、1枚の金属板材を逆L形に屈折して構成し、その縦辺部に、外方に切り出し形成した左右一対のクリップ爪51によって供給ホッパ16の外側板16aに上方から挿抜可能に差込み支持するようにしてもよい。また、取付け基板36の上辺部36dに、支持部材としての金属製の支持アーム52を搬送方向にスライド移動可能に嵌め込み支持すると共に、上辺部36dに立設した連結ボルト53を、支持アーム52の長孔54に挿通して、蝶ボルト55、あるいは、グリップ付きボルト、などを締め込み装着することで、支持アーム52を、搬送方向に沿って位置調節して固定できるようしてもよい。また、支持アーム52の遊端から下向きに屈折延出した支持部52aに、シート状の緩衝部材39を、当て板43を介して高さ調節可能にボルト連結してもよい。この構成によると、ほとんど板金の打ち抜きプレス加工だけで、軽量かつ安価に製造することができる。
以上のように、物品規制装置35によって、勢いのついた物品を緩衝的に受け止めて、物品が供給ホッパ16に衝突しないように規制し、物品の損傷を防止するのであるが、この実施形態では、更に、次のようにして、絡まり易い物品が塊となって滞留するのを抑制するようにしている。
すなわち、組合せ秤において、上記の大豆もやしやかいわれ大根等の互いに絡まりやすい物品を計量処理する場合、分散フィーダ7から搬送されてきた物品が、直進フィーダ12の搬送トラフ13において部分的に絡まり、塊となって滞留することがある。塊となったままで物品が計量ホッパ17に送り込まれると、所定重量範囲になる組合せが成立しにくくなり、計量速度が低下したり、組合せ精度が低下して歩留まりが悪くなる。
この実施形態では、このような物品の滞留を抑制するために、物品供給調整装置3を備えている。
この物品供給調整装置3は、図1に示すように、組合せ秤1の上方の物品供給コンベヤ2のコンベヤフレーム2aの終端部下方に連結支持されている。
物品供給調整装置3は、物品供給コンベヤ2の終端から投入された物品が組合せ秤1の中央部位へ落下供給される際に、周方向での物品の供給分布を調整する。
図6は、供給コンベヤ2と物品供給調整装置3の斜視図であり、図7は、物品供給調整装置3の全体を示す斜視図であり、図8は、物品供給調整装置3の概略平面図であり、図9は、物品供給調整装置3の要部を示す平面図であり、図10は、図9におけるA−A断面図である。
図2、図6及び図7に示すように、物品供給調整装置3には、物品供給コンベヤ2におけるコンベヤフレーム2aの後端部下方に連結支持された中抜き矩形の主フレーム21、主フレーム21の内側に取り付けられた下窄まりの調整ファネル22、調整ファネル22を取り囲む円筒状の層厚調整用フード23、及び、主フレーム21に吊下げ支持された複数個(この例では8個)の物品の滞留状態を検知する距離センサ24、等が備えられている。なお、層厚調整用フード23は省略してもよい。
調整ファネル22は、物品の供給を、分散フィーダ7の周方向において調整するものである。この調整ファネル22は、主フレーム21の内側に連結固定された平面視八角形のフレーム25に、周方向に4分割された4枚のゲート部材としての流下ゲート26(a〜d)を取り付けて構成されており、供給コンベヤ2の終端から投入されてきた物品を、分散フィーダ7の中央部に流下案内する。
流下ゲート26(a〜d)の個々は、図8及び図9にも示されるように、八角形の隣接する2つの角部を形成する下窄まりの角形樋状に屈折形成されており、4個の流下ゲート26(a〜d)を環状に配備することで、全体として調整ファネル22が八角漏斗状に構成されている。
各流下ゲート26(a〜d)は、図9及び図10に示すように、その上端においてヒンジ27を介して上端支点p周りに揺動可能に支持フレーム25に支持連結されている。
また、各流下ゲート26(a〜d)の外面と、主フレーム21の四隅から突設した支持ブラケット21aとに亘ってゲート駆動用アクチュエータの一例であるエアシリンダ28(a〜d)が架設されている。エアシリンダ28は、伸縮作動によって流下ゲート26を内外に揺動し、流下ゲート26毎に独立して開度を変更調整する機能を有している。
つまり、調整ファネル22を、揺動可能な4枚の流下ゲート26(a〜d)で構成することで、調整ファネル22下部の下端排出口22aを周方向に4分割し、各流下ゲート26(a〜d)を独立して揺動させることで、下端排出口22aの4分割された開口端部をなす各ゲート下端部を内外方向に移動させ、これによって、下端排出口22aの周方向での開度を変更調節することができるようになっている。なお、図8及び図9においては、各流下ゲート26(a〜d)がそれぞれ最小の開度にある状態が示されている。
直進フィーダ12における物品の滞留の状態を検知する8個の距離センサ24(a〜d)が、支持ロッド29及び支持ブラケット30を介して主フレーム21の各辺に2個ずつ吊下げ支持されている。
この実施形態では、距離センサ24として、下方に向けて投光し、その反射光を受光して対象物までの距離を検出する光電センサが用いられている。
各支持ロッド29は、図7及び図9に示すように、主フレーム21の各辺に沿って形成した長孔31を介して水平に位置変更可能、かつ、上下に位置調節可能にナット締め固定されている。さらに、支持ロッド29の下部には、支持ブラケット30が上下位置調節可能にナット締め固定されており、この支持ブラケット30に、距離センサ24が、図2及び図7に示すように、水平向きの支点q周りに角度調節可能に支持されている。これら各部の調節によって距離センサ24の水平方向位置、高さ、及び、検知方向(照射光軸の方向)を任意に変更調節できるようになっている。
各距離センサ24は、直進フィーダ12群における物品滞留が発生しやすい箇所(後述)に上方から臨むように配置されて、距離センサ24とその下方にある物品との距離を測定し、搬送される物品の滞留の状態を物品の層厚として検知する。すなわち、滞留した物品は、嵩が高くなって層厚が大きくなるので、この層厚を監視することで物品の滞留状態を検知するものである。検知レベルの設定によって、滞留の発生を早期のうちに検知することができる。
また、各距離センサ24は、エアシリンダ28を作動制御する後述の制御装置に接続されており、これら距離センサ24からの検知出力に基づいてエアシリンダ28が作動制御されて、調整ファネル22における下端排出口22aの周方向での開度が変更調節されるようになっている。
ここで、主フレーム21の角部を挟んで隣接する2個ずつ、4組の距離センサ24(a,a),24(b,b),24(c,c),24(d,d)が、4つの流下ゲート26(a),26(b),26(c),26(d)にそれぞれ対応している。
この実施形態では、各組を構成する2個の距離センサ24の少なくともいずれか一方の距離センサ24によって、物品の滞留が生じつつあることが検知されると、後述のように対応する流下ゲート26の開度を小さくするようにしている。
層厚調整フード23は、ウレタンなどの軟質の樹脂シートを円筒状に形成したものであり、図7に示すように、主フレーム21の複数箇所に水平に位置調節可能に取り付けた逆L形のステー32に、層厚調整フード23の上端部が高さ調節可能に支持されている。層厚調整フード23には、その下端から所定高さに亘る切り込み33が周方向一定ピッチで形成されており、分散フィーダ7に落下供給されて跳ね飛んだ物品を層厚調整フード23で緩衝的に受け止めると共に、物品がフード下端を潜って放射状に移動するのを、その撓み変形によって許容するものとなっている。
図11は、この実施形態の組合せ秤の制御系統の概略構成を示すブロック図であり、図1等に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
この組合せ秤1は、制御手段としての制御装置50を備えており、この制御装置50は、演算制御部としてのCPU部51と、メモリ部52と、A/D変換回路部53と、ゲート駆動回路部54と、振動制御回路部55と、距離センサ24の検出出力が与えられるI/O回路部56と、ファネル駆動回路部57とを備えている。
演算制御部としてのCPU部51は、各部を制御すると共に、組合せ演算を行う。メモリ部52は、組合せ秤の動作プログラム及び設定される動作パラメータ等を記憶しており、CPU部51の演算などの作業領域となる。
A/D変換回路部53は、各計量ホッパ17の物品の重量を検出する各重量センサ58からのアナログ信号をデジタル信号に変換してCPU部51へ出力する。また、CPU部51には、I/O回路部56を介して滞留状態を検知する各距離センサ24からの検出出力が与えられる。
ゲート駆動回路部54は、CPU部51からの制御信号に基づいて、供給ホッパ16のゲート及び計量ホッパ17のゲートの開閉を制御する。振動制御回路部55は、CPU部51からの制御信号に基づいて、分散フィーダ7及び各直進フィーダ12のそれぞれの振動動作を制御する。また、CPU部51は、動作パラメータの設定や表示を行う操作設定表示部59と相互に通信できるように接続されている。
ファネル駆動回路部57は、CPU部51からの制御信号に基づいて、流下ゲート26による開度を制御する。
制御装置50は、CPU部51がメモリ部52に記憶されている動作プログラムを実行することにより、組合せ秤全体の動作を制御する。
ここで、直進フィーダ12における搬送トラフ13の構造について説明する。
図12は、一部の直進フィーダ12、供給ホッパ16及び上記の物品規制装置35を示す平面図であり、図13は、図12におけるB−B断面図である。
搬送トラフ13は、図2、図6、図12及び図13に示すように、物品の搬送方向に延びる底板13aおよび一対の第1側壁13b及び第2側壁13cから構成されており、全体が浅い樋状に形成されている。
底板13aは、平面視において搬送下流側端部に向かう末広がり形状に形成されており、トップコーン8の傾斜角度よりも緩い角度で外方に向けて下り傾斜している。
第1側壁13bは、底板12aの短手方向(横幅方向)の一端辺に沿ってやや外倒れに傾斜して立設されており、全体的に平板状に形成されている。また第1側壁13bは、図12に示すように、底板13aの終端部から外方に張り出す突出部13b'を有している。
第2側壁13cは、底板12aの短手方向(横幅方向)の他端辺に沿って立設されている。この第2側壁13cは、平板を屈折した略台形の山形断面形状に形成されており、隣接する搬送トラフ13の第1側壁13bに全長に亘って被さる。また、第2側壁13cには、底板13aの終端部から外方に張出す山形断面形状の突出部13c'が備えられると共に、第2側壁13cの外端上部には物品受け止め用の縦リブ13dが立設されている。
そして、第2側壁13cの前半部は、平面視における横幅が略一定で、かつ、その上面が底板13aに対して略平行な外下がり傾斜されているのに対して、第2側壁13cの後半部は、平面視において外端部に向けて横幅が次第に大きくなる末広がり形状に形成されると共に、その上面が略水平に設定されている。また、搬送トラフ13における底板13aの下面には、図2に示すように、加振機構14への連結機構15を装着した支持ブラケット34が連結されている。
以上のように構成された搬送トラフ13を加振機構14に連結した状態では、図2及び図12に示すように、底板13aの外端(終端)が、供給ホッパ16における矩形の上端開口部に少し入り込むとともに、第1側壁13bの突出部13b'、及び、これに被さった第2側壁13cの突出部13c'が供給ホッパ16における上端開口部の両横側に臨むように位置する。
また、図8に示されるように、搬送トラフ13群を分散フィーダ7の周囲に放射状に配置した状態では、2個ずつ4組の距離センサ24(a,a),24(b,b),24(c,c),24(d,d)が、隣接する搬送トラフ13の境界となる第2側壁13cの搬送始端側に臨むように位置及び高さ調整して配備されている。
つまり、隣接する直進フィーダ12の境界、すなわち、搬送トラフ13の第2側壁13cは、大豆モヤシなどの細長くて絡みやすい物品が跨って滞留しやすいものであり、その搬送始端側に近い部位に跨った物品の層厚を検知し、その検知に基づいて物品供給調整装置3を制御して各直進フィーダ12への物品供給を加減調整することで、大きい滞留に成長することを未然に回避することができるのである。
本実施形態によると、供給コンベヤ2から供給された物品は、先ず物品供給調整装置3の調整ファネル22の上部投入口に投入され、適度の開度に調整された下端排出口22aから排出されて、組合せ秤1の分散フィーダ7に落下供給される。
通常、調整ファネル22における開度は、再小開度よりも大きく設定されており、物品は振動を受けて放射状に移送されながら層厚調整フード23を潜って外方に送り出され、周囲の直進フィーダ12群に送り込まれてゆく。
なお、分散フィーダ7は、供給された物品の重量を検知するよう構成されており、検知した重量が設定値を超えると供給コンベヤ2からの物品投入が停止され、また、検知した重量が設定値より少なくなると供給コンベヤ2からの物品投入が再開される。
各直進フィーダ7の搬送トラフ13に送り込まれた物品は、引き続き外方に向けて振動搬送されて供給ホッパ16に供給されてゆく。
この場合、搬送される物品がモヤシやかいわれ大根のように細長くて絡まりやすいものであると、一部の物品は隣接する搬送トラフ13の境界部分、つまり、第2側壁13cに跨る状態となり、この跨った物品は、搬送トラフ13の底板13a上の物品よりも搬送抵抗を受けやすく、外方への流動が遅れがちとなる。そして、このような流れの悪い物品に後続の物品が絡まりつくと滞留が発生して次第に成長してゆく。成長した大きい滞留は、層厚が大きくなって嵩高くなるのみならず、側方にも拡がり、ついには底板13a上の物品の流動を妨げるような事態になるおそれがある。
物品供給調整装置3では、所定の隣接する搬送トラフ13の境界部に臨んで配備した距離センサ24群が、物品までの距離測定によって物品の層厚を監視しており、検知した層厚が設定値以上になったことの検知に基づいて、物品の滞留が始まりかかったことが認識される。滞留の開始が認識されると、この滞留箇所に対応した流下ゲート26のエアシリンダ28のみを伸長制御し、流下ゲート26を上方に揺動させて、その開度を小さくする。
調整ファネル22における下端排出口22aの周方向での開度が局部的に小さくなると、その領域における分散フィーダ7への物品供給量が減少し、滞留発生箇所へ送り込まれる後続の物品量が減る。
これによって、滞留開始箇所では後続の物品量が減少することで、それ以上の滞留成長が抑制される。また、第2側壁13cに跨って滞留しかかっている物品も、第2側壁13cの末拡がり部位に振動移送される間に絡まりが解されるとともに跨りが解除され、第2側壁13cの左右いずれかの底板13aに落ち込んで分離されてゆく。距離センサ24によって物品の滞留が検知されなくなると、上方へ揺動されていた流下ゲート26のエアシリンダ28を短縮作動させて、流下ゲート26を下方へ復帰揺動させて、その開度を元の開度に復帰させる。
搬送トラフ13の終端に到達した物品は供給ホッパ16の上端開口に投入されてゆくことになるが、この際、勢いよく搬送される物品は、上記のように物品規制装置35の緩衝部材39に緩衝的に受け止められ、供給ホッパ16の外側板16aにぶつかって損傷するようなことなく、勢いを減じられた状態で円滑に供給ホッパ16に導かれる。
1 組合せ秤
2 物品供給コンベヤ
7 分散フィーダ
8 トップコーン
12 直進フィーダ
13 搬送トラフ
13a 底板
13b 第1側壁
13c 第2側壁
16 供給ホッパ
16a 外側板
17 計量ホッパ
35 物品規制装置
36 取付け基板
37 支持ロッド
39 緩衝部材
45 切り込み

Claims (6)

  1. 分散部に供給されて、前記分散部で放射状に分散搬送され、前記分散部の周囲に配設された複数の搬送部によって、複数のホッパへそれぞれ搬送される物品を規制する物品規制装置であって、
    物品を緩衝的に受け止め可能な緩衝部材と、
    前記緩衝部材を、前記ホッパへ至る物品の搬送経路上に垂下させて支持する支持手段と備え、
    前記支持手段は、前記緩衝部材を、物品の搬送方向に沿って位置調節可能に支持するものであり、
    前記分散部は、物品を放射状に振動搬送する分散フィーダであり、
    前記複数の搬送部は、各搬送トラフをそれぞれ振動させて各搬送トラフ上の物品を、前記複数のホッパへそれぞれ搬送する複数の直進フィーダであり、
    前記緩衝部材は、前記搬送トラフ上に垂下され、
    前記支持手段は、前記緩衝部材を、上下方向に位置調節可能に支持する、
    ことを特徴とする物品規制装置。
  2. 前記支持手段は、前記ホッパに着脱自在に取付けられる取付け基板と、前記取付け基板から前記搬送方向に沿って延出する支持部材とを備え、前記支持部材に、前記緩衝部材が支持される、
    請求項1に記載の物品規制装置。
  3. 前記緩衝部材は、弾性変形可能な弾性シートからなる、
    請求項1または2に記載の物品規制装置。
  4. 前記緩衝部材は、前記弾性シートに切り込みが形成された暖簾状である、
    請求項3に記載の物品規制装置。
  5. 前記搬送トラフ上に垂下される前記弾性シートの幅を、前記搬送トラフの両側壁との間に間隔が空くように狭く設定している、
    請求項3または4に記載の物品規制装置。
  6. 供給装置から供給される物品を放射状に分散搬送する分散部としての分散フィーダと、前記分散フィーダの周囲に配設されて、前記分散フィーダからの物品をそれぞれ搬送する搬送部としての複数の直進フィーダと、各直進フィーダからの物品をそれぞれ保持して下方へ排出する複数の供給ホッパと、各供給ホッパに対応して設けられると共に、各供給ホッパから供給される物品をそれぞれ保持し、該保持した物品を計量する複数の計量ホッパとを備える組合せ秤であって、
    前記請求項1ないし5のいずれかに記載の物品規制装置を備える、
    ことを特徴とする組合せ秤。
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