JPWO2006025476A1 - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

動作状態の異常の発生状況を外部機器に把握させることができる遊技機を提供する。予め設定された複数の動作状態を示す動作状態情報を適宜外部集中端子板60によりホールコンピュータ208に送信するに際し、前記動作状態の異常を判別して、前記動作状態情報の1つとして異常の判別状態を示すエラー信号を外部集中端子板60に入力する。

Description

本発明は、メダル、コイン、遊技球等を遊技媒体として使用するスロットマシン等の遊技機に関するものである。
従来より、遊技機、特にパチスロ機では、所定数の遊技媒体を投入し、始動レバーを操作することで、当該遊技に対する役の当落抽選が実行されると共に、周面に複数の図柄が表示された複数列(一般的には3列)の図柄変動リール(表示装置)が回転することにより、所謂、図柄の変動表示を開始するようになっている。
上述した始動レバーの操作によって回転を開始した図柄変動リールは、それぞれに対応して設けられた停止ボタンを遊技者が操作することで、ほぼ遊技者の意図する位置に停止される。
ここで、前記始動レバーの操作時に内部抽選が実行されて当たり/外れが決められており、遊技者が停止ボタンにより各図柄変動リールの停止操作を行い、当該内部抽選に当選している場合に、当該当選に対応する図柄が揃った時点で入賞となり、権利行使がなされる。
また、内部抽選の結果が外れの場合には、図柄変動リールは当選役に対応する図柄の組み合わせを表示しないように所謂すべり制御が実行されて停止される。
なお、仮に内部抽選の結果が当たりであっても、図柄変動リールが当選役に対応する図柄で停止表示さなかった場合は、入賞とならず、上記権利行使はなされない。
また、役には小役と大役とがあり、小役当選の権利行使としては、予め設定された遊技媒体の配当が実行される。また、小役には再遊技(リプレイ)を含んでおり、リプレイの際には、当該遊技のために投入した遊技媒体と同等の配当がなされたものとみなして、新たに遊技媒体を投入することなく再遊技の権利が与えられる。
一方、大役当選の権利行使としては、当該役に対して予め設定された遊技媒体の配当が実行された後、上記通常遊技状態から所謂ボーナスゲーム(レギュラーボーナスとビッグボーナスとがある)と称される、所定回数の特別遊技状態に移行する。
一般に、この種の遊技機は1つのホール内に複数設置されて各遊技機はホールコンピュータに接続され、ホールコンピュータに遊技媒体の入出状況、ボーナスゲームや再遊技の実行状況等の情報を送信するようになっている。これにより、ホール内の遊技機の稼動状態がホールコンピュータで把握できる。
また、従来、ホールコンピュータで不正を把握可能にするために、不正行為を検出してホールコンピュータへ送信する技術(例えば、特許文献1参照。)や、ホッパー内のメダルの量を検出してメダル量が基準値以下になったことが検出された場合に、払出し異常の検出信号を出力する技術(例えば、特許文献2参照。)、コインの払出し枚数を示す払出し情報と、実際に払出されたコインを検出した払出し枚数とを比較して、不一致であるとき不一致情報をホールコンピュータに送信する技術(例えば、特許文献3参照。)があった。
特開2004−73456公報 特開2002−210077公報 特開平6−254214号公報
しかしながら、上記各特許文献に記載の技術によれば、検出対象とされた特定の不正行為についてはホールコンピュータ等の外部機器に把握させることができるものの、各遊技機毎のエラーの発生状況を把握させることができない、という問題点があった。
すなわち、エラー発生時にはエラーが発生したことが遊技機本体にある表示器や音声等により遊技者に報知され、遊技者がホール内の係員を呼び出して係員に対応してもらうようになっており、遊技者が呼び出さなければ係員はエラーに早急に対応することができない。このため、あまりにエラーの発生頻度の高い台では、ホール側は遊技者の不正行為を察知しにくい。さらに、ホール側は、台毎のエラー発生回数などを自動的に統計して管理することができず、遊技機の不良を早期に発見できない。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、動作状態の異常の発生状況を外部機器に把握させることができる遊技機を提供することが目的である。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、図柄を変動表示可能な表示手段を有し、遊技者の始動操作に基づいて役抽選を行うと共に表示手段における図柄の変動を開始し、その後の遊技者の停止操作に基づいて前記図柄の変動を停止させ、前記役抽選の当選役に対応する図柄が予め定められた表示態様で前記表示手段に停止表示された場合に当該当選役に入賞して当該当選役に応じた遊技を実行すると共に、予め設定された複数の動作状態を示す動作状態情報を適宜通信手段により外部機器に送信する遊技機であって、前記動作状態の異常を判別する判別手段と、前記動作状態情報の1つとして前記判別手段による異常の判別状態を示す異常情報を前記通信手段に入力する入力手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、図柄を変動表示可能な表示手段を有し、遊技者の始動操作に基づいて役抽選を行うと共に表示手段における図柄の変動を開始し、その後の遊技者の停止操作に基づいて前記図柄の変動を停止させ、前記役抽選の当選役に対応する図柄が予め定められた表示態様で前記表示手段に停止表示された場合に当該当選役に入賞して当該当選役に応じた遊技を実行すると共に、予め設定された複数の動作状態を示す動作状態情報を適宜通信手段により外部機器に送信するに際し、前記動作状態の異常が判別手段により判別され、前記動作状態情報の1つとして判別手段による異常の判別状態を示す異常情報が入力手段によって前記通信手段に入力される。
すなわち、遊技機における動作状態の異常の判別状態を示す異常情報が通信手段により外部機器に送信されるので、動作状態の異常の発生状況を外部機器に把握させることができる。
例えば、外部機器としてホール全体の遊技機を管理するホールコンピュータ等を適用した場合、ホールコンピュータにおいて各遊技機の動作状態の異常の発生状況を把握できるので、遊技者が係員を呼び出さなくても係員が異常の発生状況を把握することも可能であり、不正行為によって異常が発生した場合にも迅速な対応が実現できる。また、異常の発生状況を統計的に分析して管理することもできる。
また、本発明は、請求項2記載の発明のように、前記判別手段により前記動作状態が異常であると判別された場合に、動作状態を異常状態に切替える切替え手段をさらに備えた構成とすることもできる。
請求項2記載の発明によれば、動作状態に異常が発生した場合に動作状態を異常状態とするので、異常の発生を無視して遊技を継続することができなくすることにより、不正行為に起因して異常が発生した場合でも、被害を最小限に留めることができる。
異常状態としては、例えば、請求項3記載の発明のように、エラー信号をONにすること、異常が発生した旨を報知すること及び遊技の進行を禁止することの少なくとも1つを適用することができる。
さらに、本発明は、請求項4記載の発明のように、前記判別手段により前記動作状態が異常であると判別された場合に、その後のホール側の対応に関する情報を報知する報知手段をさらに備えた構成とすることもできる。
例えば、ホール側の対応として、エラーが発生したことをホールコンピュータに送信中である旨や今すぐ係員が向かう旨等を示す情報を表示手段に表示したりスピーカにより音声でガイダンスする等により報知する。
これにより、不正行為に起因して異常が発生した場合、引き続き不正行為を継続することや、今後不正行為を行うことを抑止できる。
また、本発明は、請求項5記載の発明のように、前記通信手段は、2種類以上の情報を時分割的に送信するようにしてもよい。
これにより、通信手段により適宜送信可能な情報の数よりも多くの情報が外部機器に送信可能になる。例えば、異常情報を新たに通信手段により送信する情報に追加することによって、送信したい情報が通信手段により適宜送信可能な情報の数よりも多くなる場合でも、既存の通信手段を用いて通信を行うことが可能となる。
また、本発明は、請求項6記載の発明のように、前記通信手段は、前記動作状態情報及び前記異常情報をパルス信号により送信すると共に、送信する各情報のパルス信号のパルス幅及び周期をそれぞれ異ならせるようにしてもよい。
これにより、外部機器における受信した情報の解析等を容易に行うことができる。また、時分割的に複数の情報を送信する際にも、複雑な処理が不要となる。
さらに、本発明は、請求項7記載の発明のように、前記判別手段は、複数種類の動作状態の異常を判別し、前記通信手段は、前記異常情報として、前記判別手段により判別された異常の有無及び当該判別手段により判別された異常の種類を外部機器に送信するようにしてもよい。
これにより、さらに詳細な動作状態の異常の発生状況を外部機器に把握させることができる。なお、詳細な異常の発生状況を外部機器において把握可能にすることにより、外部機器において異常の発生を統計的に分析して管理できるので、遊技機の不良の早期発見や、発生頻度の高い異常と不正行為との新たな因果関係の発見等が可能となるという利点もある。
また、本発明は、請求項8記載の発明のように、前記遊技に用いるメダルを投入するための投入手段と、前記投入手段におけるメダルの動きを検出する投入動作検出手段と、を更に備え、前記判別手段は、前記投入検出手段によるメダルの動きの検出結果に基づいて前記動作状態の異常を判別するようにしてもよい。
ここで、投入動作検出手段は、例えば、請求項9記載の発明のように、前記投入手段における所定の通過経路を通過するメダルを検出可能な位置に配設された第1のメダル検出素子及び前記通過経路の当該第1のメダル検出素子の配設位置よりも下流側に設けられた第2のメダル検出素子を含んで構成することができる。
このように構成された投入動作検出手段を用いて、例えば請求項10記載の発明のように、前記判別手段は、前記第1のメダル検出素子よりも第2の検出素子において先にメダルが検知された場合に、動作状態が異常であると判別することもできる。
また、例えば請求項11記載の発明のように、前記判別手段は、前記第1のメダル検出素子においてメダルが継続的に検出されている間に、前記第2のメダル検出素子においてメダルが検出されなくなった場合に、動作状態が異常であると判別することもできる。
すなわち、請求項10及び請求項11記載の発明によれば、それぞれメダルが逆流した可能性がある場合に異常であると判別されることになり、これを異常情報として外部機器に送信するので、メダルの逆流に対して速やかに対応することができる。
さらに、例えば請求項12記載の発明のように、前記第1の検出素子及び前記第2の検出素子の少なくとも一方において、所定期間以上継続的にメダルが検出された場合に、動作状態が異常であると判別することもできる。
すなわち、請求項12記載の発明によれば、メダルが通過経路に滞留している可能性がある場合に異常であると判別されることになり、これを異常情報として外部機器に送信するので、メダルの滞留に対して速やかに対応することができる。
また、本発明は、請求項13記載の発明のように、前記投入手段における前記通過経路に沿って設けられ、通常は前記通過経路内から退避され、適宜前記通過経路内に出没されて前記メダルの通過を禁止するメダルブロッカーを更に備え、前記判別手段により動作状態が異常であると判別された場合に前記メダルブロッカーを前記通過経路内に出没させて遊技の進行を禁止することもできる。
請求項13記載の発明によれば、異常であると判別された場合に、適切に対応するまでの間、事態を悪化させることを防止できる。
一方、本発明は、請求項14記載の発明のように、前記投入手段を介して投入されたメダルを貯留するための貯留手段と、前記貯留手段に貯留されたメダルを適宜払い出す払出手段と、前記払出手段により払い出されるメダルを検出する払出検出手段と、を更に備え、前記判別手段は、前記払出検出手段によるメダルの検出結果に基づいて前記動作状態の異常を判別する形態とすることができる。
このとき、例えば、請求項15記載の発明のように、前記払出手段の動作中に前記払出検出手段により所定期間以上メダルが検出されない状態が継続した場合に、動作状態が異常であると判別することもできる。これにより、貯留手段にメダルがない可能性がある場合に異常であると判別されることになり、これを異常情報として外部機器に送信するので、この異常情報を受けて、速やかに対応することができる。
また、例えば請求項16記載の発明のように、前記払出検出手段により、所定期間以上継続的にメダルが検出された場合に、動作状態が異常であると判別することもできる。これにより、払出時に異物が詰まった場合に異常であると判別されることになり、これを異常情報として外部機器に送信するので、速やかに対応することができる。
さらに、例えば請求項17記載の発明のように、前記払出手段の動作中でないにも拘らず、前記払出検出手段により所定期間以上継続してメダルが検出された場合に、動作状態が異常であると判別することもできる。これにより、払出検出手段における誤検出等や、異物の進入があった場合に異常であると判別されることになり、これを異常情報として外部機器に送信するので、この異常情報を受けて、速やかに対応することができる。
本発明は、請求項18記載の発明のように、前記貯留手段がメダルで満たされた場合に、前記貯留手段からこぼれ落ちたメダルを検出するオーバーフロー検出手段を更に備え、前記オーバーフロー検出手段において、所定期間以上継続してメダルが検出された場合に、動作状態が異常であると判別することもできる。これにより、オーバーフローを放置することなく、速やかに対応することができ、装置内部にメダルが散乱して装置内部でトラブルが発生することを防止することができる。
以上説明した如く本発明は、動作状態の異常の発生状況を外部機器に把握させることができる遊技機を提供できる、という優れた効果を有する。
実施の形態に係るパチスロ機ネットワークシステムが構築されたホール内のパチスロ機の配置状態を示す概略構成図である。 実施の形態に係るパチスロ機の斜視図である。 実施の形態に係るパチスロ機の動作制御ブロック図である。 主制御部における通常遊技を主体とした制御系を機能的に示したブロック図である。 実施の形態に係るパチスロ機のホールコンピュータとの通信経路を示す説明図である。 実施の形態において判別されるエラーの種類及びエラーコード示す図である。 実施の形態に係るメダルセレクタの構成を示す概略図である。 メダル投入口より遊技メダルが投入された場合のメダルセンサー1及びメダルセンサー2の検出信号を示すタイムチャートの一例である。 エラーを自動解除する場合の遊技メダル逆流エラーの発生パターン1を示すタイムチャートの一例である。 エラーを手動解除する場合の遊技メダル逆流エラーの発生パターン1を示すタイムチャートの一例である。 エラーを自動解除する場合の遊技メダル逆流エラーの発生パターン2を示すタイムチャートの一例である。 エラーを手動解除する場合の遊技メダル逆流エラーの発生パターン2を示すタイムチャートの一例である。 実施の形態に係るホッパーの全体の構成を示す概略図である。 実施の形態に係るホッパーの払出装置の構成を示す概略図である。 払出しメダルなしエラー発生時のタイムチャートの一例である。 払出しメダル詰まりエラー発生時のタイムチャートの一例である。 払出しメダルセンサ異常エラー発生時のタイムチャートの一例である。 実施の形態に係るオーバーフローセンサーの構成を示す概略図である。 実施の形態に係るオーバーフローセンサーの構成を示す概略図である。 遊技メダルオーバーエラー発生時のタイムチャートの一例である。 エラーを自動解除する場合の遊技メダル滞留エラー発生時のタイムチャートの一例である。 エラーを手動解除する場合の遊技メダル滞留エラー発生時のタイムチャートの一例である。 バックアップエラー発生時のタイムチャートの一例である。 入賞判定エラー発生時のタイムチャートの一例である。 RAMデータエラー発生時のタイムチャートの一例である。 第2の実施の形態に係るパチスロ機のホールコンピュータとの通信経路を示す説明図である。 第2の実施の形態に係る外部集中端子板を用いて遊技メダル投入信号及び遊技メダル払出し信号を時分割的に送信する場合のタイムチャートの一例である。 第2の実施の形態に係るエラー信号2としてホストコンピュータに送信されるエラーの種類に応じた信号の一例であり、遊技メダル逆流エラーを示す図である。 第2の実施の形態に係るエラー信号2としてホストコンピュータに送信されるエラーの種類に応じた信号の一例であり、払出しメダルなしエラーを示す図である。 第2の実施の形態に係るエラー信号2としてホストコンピュータに送信されるエラーの種類に応じた信号の一例であり、払出しメダル詰まりエラーを示す図である。 第2の実施の形態に係るエラー信号2としてホストコンピュータに送信されるエラーの種類に応じた信号の一例であり、払出しメダルセンサ異常エラーを示す図である。 第2の実施の形態に係るエラー信号2としてホストコンピュータに送信されるエラーの種類に応じた信号の一例であり、遊技メダルオーバーエラーを示す図である。 第2の実施の形態に係るエラー信号2としてホストコンピュータに送信されるエラーの種類に応じた信号の一例であり、遊技メダル滞留エラーを示す図である。 第2の実施の形態に係るエラー信号2としてホストコンピュータに送信されるエラーの種類に応じた信号の一例であり、バックアップエラーを示す図である。 第2の実施の形態に係るエラー信号2としてホストコンピュータに送信されるエラーの種類に応じた信号の一例であり、入賞判定エラーを示す図である。 第2の実施の形態に係るエラー信号2としてホストコンピュータに送信されるエラーの種類に応じた信号の一例であり、RAMデータ異常エラーを示す図である。 第2の実施の形態に係るエラー発生時のタイムチャートであり、エラー信号1及びエラー信号2の状態を示す図である。
図1には、本実施の形態に係るパチスロ機ネットワークシステムが構築されたホール内のパチスロ機300の配置状態が示されている。パチスロ機300は、横1列に10数台ずつ配列されており、互いに背中合わせになった状態で島212を形成している。さらに、ホール内には複数の島212が縦横に配列されている。
なお、パチスロ機300には、それぞれ台番号(例えば、001番、002番等)が付与されており、各パチスロ機300を台番号で特定することができるようになっている。
上記パチスロ機300は、それぞれLANケーブル等のバス214によってネットワーク接続されている。このネットワークには、ホールコンピュータ208が接続されており、各パチスロ機300の遊技状態を一括管理することができるようになっている。
図2に示される如く、パチスロ機300は、本体302と、本体302の正面に設けられた開閉カバーとしての操作兼装飾部303とを備えて構成されている。
操作兼装飾部303は、上から装飾部304、操作部306、払出部310とに分類することができる。
装飾部304は、内部でバックライト部(図示省略)が点灯することで、印刷された絵や文字が透過照明される表示パネル部312が取り付けられている。また、装飾部304の一部として、前記装飾部304の上部には、装飾ランプとして後述する立体的なトップランプ304Aが左右方向に設けられている。また、トップランプ304近傍には、演出用の音声等を再生するためのスピーカ305R、305Lが設けられている。
装飾部304の表示パネル部312は、演出用の動画像を表示するための液晶表示装置313と、回胴表示図柄を表示するための表示窓314とを備えている。表示窓314は、前記表示パネル部312と一体成型される透明領域で構成されている。
この表示窓314の内部には、3個の回胴リール350A、350B、350Cを主要部として構成された図柄変動部316が配設されている。
また、表示窓314の下部には、このパチスロ機300の遊技媒体であるメダルの払出枚数を表示する7セグメント表示部315A、ジャックゲーム残回数や遊技状態の設定(6段階)表示等を行なう表示部315B、クレジット枚数を表示する7セグメント表示部315Cが設けられている。
操作部306は、その上部が手前に突き出ており、この突き出し部分の上面(テーブル306A)の右端部にはメダル投入部320が設けられ、また、上面左端部からは順にクレジットの払い戻しをする際に押下操作される精算ボタン103、1枚ベット(投入)ボタン352A、マックスベット(最大投入)ボタン352Bが設けられている。また、突き出し部分の前面左端部からは、順に始動レバー354、停止ボタン356A、356B、356C等が設けられている。
払出部310は、メダル排出口326と、このメダル排出口326から排出されるメダルを受取る受け皿328とを備えている。
3個のリール350A、350B、350Cは、回転することで図柄が順次前記表示窓314から見えるようになり、回転を停止した場合に表示窓314から見える図柄のうち、中行に並んだ図柄の中心を結ぶライン、上行に並んだ図柄の中心を結ぶライン、下行に並んだ図柄の中心を結ぶラインと、2本の対角線上に並んだ図柄の中心をそれぞれ結ぶ2本のラインと、の5本の有効ライン上に停止した図柄の組み合わせが遊技の結果を示す。
なお、5本のラインのうち、どのラインが有効ラインとされるかはメダルの投資数によって決まり、1枚のメダルがベットされた場合は中行に並んだ図柄の中心を結ぶラインが有効ラインとされ、3枚のメダルがベットされた場合は全てのラインが有効ラインとされる。
前記停止ボタン356A、356B、356Cは、図柄変動部316下部に設けられており、各リール350A、350B、350Cに対応している。すなわち、対応するそれぞれのリール350A、350B、350Cの回転を遊技者による停止ボタン356A、356B、356Cの操作で停止させることができる。
また、この停止ボタン356A、356B、356Cの左側に設けられた始動レバー354を操作(傾倒)することで、各リール350A、350B、350Cが回転を開始するようになっている。なお、この回転は、通常は3個のリール350A、350B、350Cが同時に回転を開始するようになっている。
さらに、この始動レバー354による操作タイミングは、後述する内部抽選のタイミングとなっており、当該始動レバー354の操作によって、当たり(役当選)/外れが決定するようになっている。
図3には、上記パチスロ機300の動作を制御するための制御ブロック図が概略的に示されている。
パチスロ機300の制御系は、主制御部100を中心に構成されており、この主制御部100には、メダル投入部320から投入されたメダルをメダルセンサー1及びメダルセンサー2の検出結果に基づいて識別し、メダルの投入数や種類(不正又は純正)等を出力するメダルセレクタ102が接続されると共に、始動レバー354、上述したリール350A、350B、350Cのそれぞれに対応する停止ボタン356A、356B、356C、MAXベットボタン352B、1枚ベットボタン352A並びに遊技を中止する際に遊技機内部に貯留(クレジット)したメダルを戻すための精算ボタン103が、それぞれ操作状態を検出する不図示のセンサ等を介して接続されている。
また、主制御部100は、CPUを含んで構成される主制御回路110を備えており、主制御回路110には、主として遊技の進行状況等を一時的に記憶するRAM128と、各種プログラム等が記憶されたROM130と、が接続されると共に、主制御回路110の動作の基準となるクロックパルスを生成するクロックパルス発生回路124が分周器126を介して接続されている。
また、主制御回路110には、乱数発生器120及び乱数サンプリング回路122が接続されている。主制御回路110は、分周器126を介して入力されたクロックパルスに同期して乱数発生器120を制御して順次乱数を発生させ、乱数サンプリング回路122では、当該乱数発生器120により発生された乱数を取得してサンプリングする。
パチスロ機300では、始動レバー354による操作タイミングで大役、小役等の当落を決定する内部抽選が主制御部100により行われるようになっており、主制御回路110では、始動レバー354が操作されると上記乱数サンプリング回路122に対して、乱数の取得、サンプリング及び出力を指示し、これにより乱数サンプリング回路122から入力された乱数に応じて抽選結果を導出する。
なお、内部抽選が当たり(役当選)の場合は、その後の停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作により当たり図柄が揃うと、遊技者は各図柄に応じた数のメダルを獲得できるほか、揃った図柄に応じて遊技者に有利な遊技状態となる。
ここで、役には小役と大役とがある。このうち、大役には、ビッグボーナス(以下、適宜「BB」という)及びレギュラーボーナス(以下、適宜「RB」という)があり、それぞれに対応する遊技においては遊技者に対する有利さの度合いが異なる。RBに対応する遊技(以下、適宜「RBゲーム」という)は複数回の小役ゲームにより構成されており、BBに対応する遊技(以下、適宜「BBゲーム」という)は、その遊技状態中に、複数回のRBゲームを含んで構成されている。このため、当然、小役ゲームよりもRBゲームの方が、RBゲームよりもBBゲームの方が、遊技者にとってより有利な遊技状態となる。
また、主制御部100には、モータ駆動回路132が接続されており、当該モータ駆動回路132には、左(L)、中(C)、右(R)用の各リールモータ106A、106B、106Cを介してそれぞれ左、中、右の各リール350A、350B、350Cが接続されている。
さらに、主制御部100には、3個のリール350A、350B、350Cの回転位置を検出するためのリール位置検出回路134が接続されており、主制御部100では、各リール350A、350B、350Cの位置を常時把握することができるようになっている。
また、パチスロ機300では、上記始動レバー354による操作タイミングで図柄変動部316による図柄変動を開始するようになっており、主制御部100は、始動レバー354が操作されると、モータ駆動回路132を介したリールモータ106A、106B、106Cの駆動をそれぞれ開始し、3個のリール350A、350B、350Cをそれぞれ回転させると共に、その後の停止ボタン356A、356B、356Cによる操作に基づいて、3個のリール350A、350B、350Cの回転を停止させる。
ここで、主制御部100では、上記停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作に基づいてリール350A、350B、350Cの回転を停止させる際、内部抽選の結果に応じて、所定コマ数の滑り制御を実行するようになっている。
すなわち、内部抽選が外れのとき、当りの場合のみ停止する図柄が有効ライン上に停止する停止タイミングで停止ボタン356A、356B、356Cが操作された場合、意図的にこの図柄での停止を回避するため、停止位置をずらし(蹴飛ばし)、外れ図柄配列で停止するように制御する。
また、内部抽選が当りのとき、遊技者が操作した停止タイミングでは当り図柄が停止しない場合でも、所定図柄数内であれば、意図的にこの当たり図柄が有効ライン上に揃って停止するように停止位置をずらす(引き込み)制御を行う。
上記蹴飛ばし、引き込みを行うことで、内部抽選の結果と遊技の結果との統一性を持たせることができると共に、若干停止操作タイミングがずれても当り図柄を揃えることが可能となることで、遊技者の取りこぼしを可能な範囲で防いでいる。
また、主制御部100には、パチスロ機300内部に設けられたホッパー138を作動させるためのホッパー駆動回路136が接続されている。ホッパー138にはメダルが貯留されており、主制御部100では、リール位置検出回路134からの出力により特定された停止図柄に応じて、ホッパー駆動回路136を介したホッパー138からのメダルの払い出しが実行される。
さらに、ホッパー138のメダル払出口近傍には、払出されるメダルを検出するメダル検出センサ140が配設されており、払出完了信号回路142を介して主制御部100に接続されている。払出完了信号回路142では、メダル検出センサ140からの検出信号に基づいて払出が完了したか否かが判定され、払出が完了したと判定された時点で払出完了信号が生成されて主制御部100に入力される。
主制御部100では、払出完了信号回路142から払出完了信号が入力されるとホッパー駆動回路136を介してホッパー138によるメダルの払出しを終了する。
また、ホッパー138の下方には、ホッパー138に収容しきれなくなってオーバーフローしたメダルを検出するオーバーフローセンサ148が設けられている。
さらに、主制御部100には、表示ランプ駆動回路144が接続されており、当該表示ランプ駆動回路144を介して前述した7セグメント表示部315A、表示部315B、7セグメント表示部315C及び有効化ライン等の表示ランプ146の点灯及び消灯を制御する。
一方、主制御部100には、副制御部150が接続されており、主制御部100は副制御部150に対して、随時制御状態を示すコマンド信号を入力する。なお、本実施の形態では、主制御部100と副制御部150との間の通信としては、主制御部100から副制御部150に対する一方的な通信だけが実行され、副制御部150から主制御部100に対する通信は一切行うことができない構成となっている。
副制御部150には、液晶制御回路152が接続されており、液晶制御回路152では、演出のために設けられた液晶表示装置(LCD)313の表示状態を制御する。
また、副制御部150には、ランプ駆動回路156が接続されており、当該ランプ駆動回路156を介してトップランプ304Aに内蔵されているLED54や、リール350A、350B、350Cの内部に設けられ、表示窓314に表示されるリール350A、350B、350C周面の図柄に対向する位置に向けて発光するバックライト158等の発光を制御する。
さらに、副制御部150には、スピーカ駆動回路154が接続され、スピーカ305L、305Rからの音声(効果音)出力を制御する。
副制御部150では、主制御部100のパチスロ機300の制御状態に応じて、LCD313、スピーカ305L、305R及びバックライト158やトップランプ304Aに内蔵されたLED54等による報知演出を実行する。
図4は、本実施の形態に係る主制御部100における通常遊技制御のための制御系を機能的に示したブロック図である。
主制御部100は、抽選部180を含んで構成されており、当該抽選部180には、始動レバー354が操作されたことを示す操作信号が入力されるようになっている。抽選部180は、所定数のメダルの投入(ベット)がなされた後の始動レバー354の操作をトリガとして、内部抽選を実行するようになっている。
抽選部180では、始動レバー354の操作に同期して乱数値を取得し、当該乱数値をテーブル選択部182を経由して当選役・図柄決定部184へ送出する。
テーブル選択部182には、抽選部180により取得され得る数値に対応する役・図柄を示す情報がパチスロ機300の遊技状態毎に記憶されたテーブルが格納されている。なお、パチスロ機300の遊技状態としては、例えば、通常遊技、BB内部当選中、RB内部当選中、BB作動時の通常遊技、BB作動時のRB内部当選中、RB遊技等があげられる。
テーブル選択部182では、遊技状態制御部186から現在の遊技状態を示す情報を得て、上記遊技状態毎に設けられたテーブルから役・図柄を決定すべきテーブルを選択する。このテーブル選択部182で選択されたテーブルに基づいて、当選役・図柄決定部184は、当選役(小役(リプレイを含む)、大役(RB、BB))及び当選図柄を決定し、決定した当選役及び当選図柄を遊技状態制御部186に入力する。
遊技状態制御部186には、パチスロ機300の遊技状態に応じた各種プログラムを示すデータが記憶された遊技プログラムメモリ188が接続されている。遊技状態制御部186は、主として遊技実行制御部186Aにより遊技プログラムメモリ188から遊技状態に応じた遊技プログラムデータを適宜読み出して実行することにより、遊技状態を制御するようになっている。
なお、遊技プログラムメモリ188には、通常遊技プログラムを示すデータ及び大役遊技プログラムを示すデータがそれぞれ記憶されており、例えば、通常遊技状態の場合は、遊技プログラムメモリ188から通常遊技プログラムデータが読み出され、大役遊技状態の場合はBB、RBの内部当選状態、BB、RBの各遊技状態に応じて、大役遊技プログラムデータが読み出され、それぞれのプログラムデータに基づいて処理が実行される。
一方、主制御部100は、リール駆動制御部194を含んで構成されており、始動レバー354の始動操作に基づき、前回の遊技の終了後、4.1秒を経過した後、モータ駆動部132を介してリールモータ106A、106B、106Cを駆動させてリール350A、350B、350Cの回転を開始する。
また、リール駆動制御部194は、停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づいてリール350A、350B、350Cの回転を停止させる停止制御を行う。
また、リール350A、350B、350Cには、それぞれ位置検出センサ198A、198B、198Cが取り付けられており、リール位置検出回路134を介してリール駆動制御部194に接続されている。リール駆動制御部194では、リール350A、350B、350Cのそれぞれの回転位置を認識し、前記滑り制御を加味した状態でリール350A、350B、350Cを停止させると共に、停止したリール350A、350B、350Cの図柄配列を遊技状態制御部186へ送出する。
遊技状態制御部186では、停止したリール350A、350B、350Cの図柄配列により入賞判定を行い、何らかの役に入賞したか否かが確認され、入賞であれば所定の配当が行われると共に、入賞した役がリプレイであればリプレイ制御が実行され、大役であれば遊技実行制御部186Aにより大役遊技プログラムが遊技プログラムメモリ188から読み出されて実行される。
なお、大役プログラムには、レギュラーボーナスゲームプログラム及びビッグボーナスゲームプログラムが、それぞれ別個に記憶されており、当選した大役に基づいて選択的に読み出されるようになっている。
レギュラーボーナスプログラムでは、権利行使として小役の抽選確率が通常遊技中の抽選確率よりも高い状態で最高12回の遊技(最大遊技回数)を実行可能である。この12回の遊技の間で何らかの小役に最高8回当選(最大当選回数)すると、レギュラーボーナスゲームは終了する。
一方、ビッグボーナスプログラムでは、権利行使としてレギュラーボーナスゲームが高確率に実行可能であり、当該レギュラーボーナスゲームの実行回数が予め設定された上限回数に到達した時点で、ビッグボーナスゲームは終了する。
また、遊技状態制御部186には、フラグ管理制御部190を介してフラグメモリ192が接続されており、上述した内部抽選の当選結果に応じた役の内部当選状態をフラグの状態を変化させることによって管理している。
各フラグは、内部抽選により当選することにより成立し、一般に、小役のフラグの状態は1回の遊技で消滅(フラグ不成立)するが、大役のフラグの状態はその後各リール350A、350B、350Cが停止して表示窓314に大役図柄が所定の配列で表示されることにより大役に入賞するまで維持される。
なお、フラグメモリ192は、上述したリール駆動制御部194に接続されており、当該フラグメモリ192に記憶されたフラグの状態は、リール駆動制御部194による停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づく停止制御の際の引き込みまたは蹴飛ばしの滑り制御のパラメータとして適用される。
ここで、本実施の形態に係るパチスロ機300では、大役内部中(大役に内部当選している状態)の一般遊技において、特定の小役(リプレイ)が高確率で当選するリプレイタイム(RT)を所定期間設定するようにしており、大役内部中のRT設定一般遊技では、後述するリール駆動制御部194によって上記大役が入賞できないような停止制御が行われるようになっている。一方、大役内部中のRT非設定一般遊技(RTが終了した状態)の場合には、大役に入賞可能な停止制御が実行される。
また、本実施の形態では、大役内部中のRT設定一般遊技において、リプレイに当選した場合、リプレイに入賞可能な停止制御とリプレイに入賞不可能な停止制御とを所定の選択確率で選択して実行するようにしている。これにより、内部当選では高確率でリプレイが当選するが、実際にリプレイに入賞する確率はRT非設定時と同じになるようにしている。
なお、大役内部中のRT設定一般遊技において当選したリプレイに入賞可能に制御するか否かについては、ゲーム性及び出玉率に応じて適宜設定されるものであるが、リプレイに当選しても入賞させないように停止制御を実行し、遊技者にはRT中か否かがわからないようにするのが一般的である。
すなわち、本実施の形態に係るパチスロ機300は、内部抽選により当選した大役にすぐに入賞可能とするのではなく、所定条件を満たすまでは大役に入賞できないようにして、大役の内部当選時期と大役の放出時期とを異ならせると共に、遊技中に内部当選した大役を順次貯留(ストック)していく、所謂ストック機として構成されている。
このため、フラグメモリ192には、ストック情報として内部当選した大役の個数がBB、RB毎に互いに異なる領域に記憶されるようになっている。フラグ管理制御部190では、内部抽選によって大役(RB、BB)に当選した場合には、当選した大役の個数を1個追加すると共に、遊技状態に応じて大役に入賞した場合は入賞した大役の個数を1個減らすようにストック情報が適時更新記憶されると共に、当該ストック情報に基づいて、次に放出する大役の種類が選択される。
また、本実施の形態に係るパチスロ機300は、内部抽選により当選した大役を入賞可能とするための所定条件として、抽選により決定された回数のRTゲームの実行を適用しており、当該RTゲームが終了するまでは大役に入賞できないようにしている。
そこで、遊技状態制御部186では、遊技実行制御部186Aに接続されたRT設定部186Bにおいて抽選によりRTゲームの実行回数(1〜1192回)を選択して設定するようになっている。
ところで、パチスロ機300では、動作状態の異常(エラー)を判別するようにしており、エラーと判別された場合には、その旨を示すエラー情報をホールコンピュータ208に送信するようにしている。
図5には、パチスロ機300のホールコンピュータ208が接続されたネットワークのバス214への接続状態が示されている。同図に示されるように、主制御回路が搭載された主基板110は、10個の出力端子が設けられたコネクタ50を有している。
また、パチスロ機300は、外部集中端子板60を介してネットワークのバス214に接続されるようになっており、外部集中端子板60には、所定の規格を満たすホールコンピュータ接続コネクタが設けられている。このため、当該外部集中端子板60を用いることにより遊技機の仕様にかかわらずバス214に接続可能であり、ホールコンピュータ208に情報が送信可能である。
同図に示されるように、主基板110と外部集中端子板60とは、コネクタ50を介して接続されている。
また、同図に示されるように、本実施の形態では、1つのチャネルで1種類の情報を送信するようにしており、主制御基板110から送信される情報を、エラー信号、再遊技信号、遊技メダル払出信号、遊技メダル投入信号、レギュラーボーナス信号及びビッグボーナス信号としている。
再遊技信号は、全てのリール350A、350B、350Cが停止した後、再遊技作動に係る図柄(リプレイ・リプレイ・リプレイ)が揃うことによりONに切り替わり、再遊技作動の終了に伴い、OFFに切り替わる。すなわち、再遊技信号がONの間は再遊技が作動していることを示す。
また、遊技メダル払出信号は、全てのリール350A、350B、350Cが停止した後、何らかの役に応じた図柄が揃った場合に、揃った図柄に応じた配当枚数に従ったパルス数を出力する。
遊技メダル投入信号は、スタートレバー354が押下されて遊技が開始された後、当該遊技で投入されたメダル数(ベット数)に従ったパルス数を出力する。
レギュラーボーナス信号及びビッグボーナス信号は、全てのリール350A、350B、350Cが停止した後、レギュラーボーナス(バー・バー・バー)又はビッグボーナス(セブン・セブン・セブン)が揃うことによりONに切り替わり、RBゲーム又はBBゲームが終了することによりOFFに切り替わる。すなわち、RB信号がONの間はRBゲームが作動していることを、BB信号がONの間はBBゲームが作動していることを、それぞれ示す。
図6には、本実施の形態に係るパチスロ機300で判別されるエラーの種類及び各エラーであると判別された場合に表示機315Aに表示されるエラーコードが一例として示されている。同図に示されるように、遊技メダル逆流エラー(E.1.)、払出しメダルなしエラー(E.2.)、払出しメダル詰まりエラー(E.3.)、払出しメダルセンサー異常エラー(E.4.)、遊技メダルオーバーエラー(E.5.)、遊技メダル滞留エラー(E.6.)、バックアップエラー(E.7.)、入賞判定エラー(E.E.)及びRAMデータ異常エラー(E.C.)がある。
(1)遊技メダル逆流エラー
遊技メダル逆流のエラーは、メダルセレクタ102において検出される。図7に示されるように、メダルセレクタ102は、矢印Aに示す方向から遊技メダルが投入され、略L字状の通過経路を通って矢印Bに示す方向に排出されるようになっている。
また、遊技メダルの通過経路の上流側にはメダルセンサー72Aが、下流側にはメダルセンサー72Bが、それぞれ設けられており、これらのメダルセンサー72による遊技メダルの検出信号に基づいて判別されるようになっている。
また、同図に示されるように、メダルセレクタ102には、メダルブロッカー70が遊技メダルの通過経路から退避可能に設けられており、メダルブロッカー70が遊技メダルの通過経路に突出することで遊技メダルはメダルセレクタ102の通過経路に滞留させられる一方、メダルブロッカー70が遊技メダルの通過経路から退避することで遊技メダルは遅滞なくメダルセレクタ102から排出される構成となっている。
図8には、遊技メダルの払出が正常に行われた場合の2つのメダルセンサーの検出信号の状態が示されている。なお、メダルセンサー1は投入されたメダルの通過経路の上流側に配設されたメダルセンサー72Aを、メダルセンサー2は通過経路の下流側に配設されたメダルセンサー72Bを、それぞれ示す。また、メダルセンサー72としては、例えば発光部と受光部とにより構成されたフォトセンサー等を用いることができる。この場合、メダルが通過しないときは発光部からの光が受光部に到達し、メダルが発光部と受光部との間を通過することにより発光部からの光はメダルによって遮られ、受光部ではメダルが通過している間だけ、発光部からの光が検出されない状態となる。このため、メダルセンサー1及びメダルセンサー2からの検出信号は、メダルを検出していない状態ではON状態であり、メダルが各センサーを通過すると、メダルが検出されて検出信号がOFF状態となる。
同図に示されるように、遊技メダルが正常に通過した場合、まず、メダルセンサー1で遊技メダルが検出されて検出信号がOFF状態となり、次いでメダルセンサー2で遊技メダルが検出されて検出信号がOFF状態となる。このように、メダルセンサー1とメダルセンサー2との間には、各センサーの配設位置の間隔に応じた所定の時間差が生じ、メダルセンサー1の検出信号の変化にメダルセンサー2の検出信号の変化が追従するようになる。
この2つのメダルセンサー72の検出信号に基づいて遊技メダルが逆流していると判断できるパターンは2種類あり、図9及び図10には、遊技メダル逆流エラーの判別に関するタイムチャートが示されている。以下、遊技メダル逆流エラーの判別について、図9及び図10を参照して説明する。
図9(A)及び(B)に示されるように、メダルセンサー1よりもメダルセンサー2において先に遊技メダルが検出された場合、遊技メダルが逆流しており、異常であると判別される。
一方、遊技メダルの流れが異常であると判別されると、主制御部100では、メダルブロッカー70を作動させて遊技メダルの投入口を閉塞すると共に、メダル逆流エラーを示すエラーコードE.1.を表示することにより、動作状態を異常状態に切替える。また、外部集中端子板を介してホールコンピュータ208に出力されるエラー信号をON状態に切替える。
図9(A)に示されるように、エラーを自動解除する場合には、エラーの判別から所定期間(2604.0ms)経過後に自動的にエラー解除して通常の動作状態に復帰させる。
一方、図9(B)に示されるように、エラーを手動解除する場合には、エラーの発生状況を確認した後に別途エラーを解除するために設定変更スイッチの押下を行うか、又はドアを閉じることによってエラーを手動で解除する。これにより、設定変更スイッチの押下信号又はドアセンサーのドア閉信号を検出すると通常の動作状態に復帰させる。
なお、主制御部100では、メダルブロッカー70を作動させてメダルの投入口を開放すると共に、表示機315Aによるエラーコードの表示を終了して払出枚数の表示に切替え、エラー信号をOFFにすることでエラーを解除する。
次に、図10(A)及び(B)に示されるように、メダルセンサー1では継続して遊技メダルが検出されて検出信号がOFF状態になっているにも拘わらず、メダルセンサー2では継続してメダルが検出されない検出信号がON状態となった場合には、遊技メダルが逆流しているものと判断し、エラーであると判別される。
なお、この場合のエラー判別後の処理も、上記図9に示す遊技メダルの逆流エラー検出時と同様であるので、ここでの説明は省略する。
(2)払出しメダルなしエラー
払出しメダルなしエラーの判別は、ホッパー138における遊技メダルの払出経路に沿って配設されたメダル検出センサ140からの検出信号に基づいて行われる。
図11(A)に示されるように、ホッパー138は、払出装置200と、受け皿202とを備えており、受け皿202には、上記メダルセレクタ102を通過したメダルが貯留されるようになっている。
なお、受け皿202には、オーバーフローダクト212及び過剰メダル排出口214が設けられており、受け皿202がメダルでいっぱいになると、過剰なメダルはオーバーフローダクト212に流れ込み、過剰メダル排出口214から装置内のオーバーフロートレイ216(同図では図示省略、図15参照)に排出される。
また、図11(B)に示されるように、払出装置200には、不図示のモータの駆動力を受けて回転する回転軸210に回転ディスク206が取り付けられており、回転軸210の回転に伴い回転ディスク206も回転する。
回転ディスク206には、遊技メダル1枚の径と同じ径の穴206Aが設けられており、回転に伴い、ホッパー138内に貯留されたメダルが順次穴206Aにはめ込まれる。また、同図に示されるように、払出口208近傍には、穴206Aにはめ込まれたメダルを払出口208方向に案内するガイドピン202及び付勢力によりメダルを払出口208に押し出す押し出しピン204が設けられている。このため、ガイドピン202に当接したメダルはディスク206の回転に伴い押し出しピン204に押し付けられて勢いよく払出口208から矢印D方向に飛び出す。このようにして、ホッパー138の受け皿に貯留されたメダルは1枚ずつ払い出される。
このとき、押し出しピン204は、矢印Cで示すような往復運動をすることになるため、当該押し出しピン204は、払いだされたメダルの数だけ動作することになる。
メダル検出センサ140では、この押し出しピン204の位置を検出しており、通常はOFF状態で、遊技メダルが通過する際にON状態となる。
図12には、払出しメダルなしエラーの検出時のタイムチャートが一例として示されている。なお、遊技メダルの払出し処理は、ホッパー138の駆動により遊技メダルを払出し、払出される遊技メダルをメダル検出センサ140により検出して、当該メダル検出センサ140により払出枚数に応じた数のメダルが検出されるとホッパー138の駆動による払出が終了される。
同図に示されるように、遊技メダルの払出処理中にメダル検出センサ140がOFFの状態(メダルが検出されない状態)が所定時間(1524.0ms)以上継続した場合は、ホッパーの駆動により遊技メダルの払出を行っているにも拘わらずメダルが検出されないことになり、この場合には払出しメダルがないものと判断してエラーと判別する。
払出しメダルなしエラーであると判別すると、表示器315AにエラーコードE.2.を表示することにより、動作状態を異常状態に切替えると共に上述のエラー信号をON状態に切替える。
その後、ホッパー138にメダルが補給された後に、設定変更スイッチの押下を行うか、又はドアを閉じることによってエラーが手動で解除される。これにより、設定変更スイッチの押下信号又はドアセンサーのドア閉信号を検出すると、通常の動作状態に復帰させる。
(3)払出しメダル詰まりエラー
図13には、払出しメダル詰まりエラー発生時のタイムチャートが一例として示されている。同図に示されるように、払出しメダル詰まりエラーの判別も、ホッパー138に設けられた遊技メダルの払出経路に沿って配設されたメダル検出センサ140からの検出信号に基づいて行われる。
遊技メダルの払出処理中に、遊技メダルの払出処理中にメダル検出センサ140がONの状態(メダルが検出されている状態)が所定時間(204.0ms)以上継続した場合は、メダルの払出経路にメダルが詰まっているものと判断してエラーと判別する。
払出しメダル詰まりエラーであると判別すると、表示器315AにエラーコードE.3.を表示することにより、動作状態を異常状態に切替えると共に上述のエラー信号をON状態に切替える。
その後、押し出しピン204近傍の異物等が取り除かれると押し出しピン204が通常の位置に戻ってメダル検出センサ140の信号はOFF状態となり、その後に設定変更スイッチの押下を行うか、又はドアを閉じることによってエラーが手動で解除される。これにより、設定変更スイッチの押下信号又はドアセンサーのドア閉信号を検出すると、通常の動作状態に復帰させる。
(4)払出しメダルセンサー異常エラー
図14には、払出しメダルセンサー異常エラー発生時のタイムチャートが一例として示されている。払出しメダルセンサー異常エラーの判別も、遊技メダルの払出経路に沿って配設されたメダル検出センサ140からの検出信号に基づいて行われる。
同図に示されるように、遊技メダルの払出処理中でないにも拘わらずメダルスイッチがONの状態(メダルが検出されている状態)が所定時間(6.0ms)以上継続した場合は、押し出しピン204又はメダル検出センサ140が誤作動か、又はメダルの払出経路に異物が入り込んだものと判断してエラーと判別する。
払出しメダルセンサー異常エラーであると判別すると、表示器315AにエラーコードE.4.を表示することにより、動作状態を異常状態に切替えると共に上述のエラー信号をON状態に切替える。
その後、押し出しピン204近傍の異物等が取り除かれると、メダル検出センサ140の信号はOFF状態となり、その後に設定変更スイッチの押下を行うか、又はドアを閉じることによってエラーが手動で解除される。これにより、設定変更スイッチの押下信号又はドアセンサーのドア閉信号を検出すると通常の動作状態に復帰させる。
(5)遊技メダルオーバーエラー
遊技メダルオーバーエラーは、ホッパー138の受け皿202内に貯留された遊技メダルがオーバーフローした場合に判別されるエラーであり、当該エラーの判別は、ホッパー138近傍に配設されたオーバーフローセンサー148からの検出信号に基づいて行われる。
図15に示されるように、上述した受け皿202に設けられたオーバーフローダクト212を通って過剰メダル排出口214から排出されたメダルは、過剰メダル排出口214近傍に設置されたオーバーフロートレイ216に貯留される。このオーバーフロートレイ216には、オーバーフローセンサー148が取り付けられている。
オーバーフローセンサー148は、オーバーフロートレイ216の上層側及び下層側の所定位置にそれぞれ挿入される2本の電極218A、218Bを備えており、同図(A)に示されるように、オーバーフロートレイ216にメダルが貯留していない場合、又はメダルが貯留しているが少ない場合には、検出信号はOFF状態である。
一方、同図(B)に示されるように、オーバーフロートレイ216内に貯留されるメダルの枚数が多くなると、メダルを介して電極218A及び電極218Bが導通し、検出信号がON状態となる。
図16には、遊技メダルオーバーエラー発生時のタイムチャートが一例として示されている。同図に示されるように、オーバーフローセンサー148からの検出信号がOFFの状態が所定時間(1002.0ms)以上継続した場合には、遊技メダルオーバーフローエラーと判別し、メダルブロッカー70を作動させてメダル投入口を閉塞すると共に表示器315AにエラーコードE.5.を表示することにより、動作状態を異常状態に切替えると共に、エラー信号をON状態に切替える。
その後、ホッパー138及びオーバーフロートレイ216内の遊技メダルが取り除かれると、オーバーフローセンサー148の信号はON状態となり、その後に設定変更スイッチの押下を行うか、又はドアを閉じることによってエラーが手動で解除される。これにより、設定変更スイッチの押下信号又はドアセンサーのドア閉信号を検出すると通常の動作状態に復帰させる。
(6)遊技メダル滞留エラー
図17には、遊技メダル滞留エラー発生時のタイムチャートが一例として示されている。遊技メダル滞留エラーは、メダル投入口から投入されたメダルが通過経路内に滞留している状態であり、上記メダルセンサー1及びメダルセンサー2からの検出信号に基づいて判別される。
同図に示されるように、メダルセンサー1又はメダルセンサー2からの検出信号のOFF状態が所定時間(102.0ms)以上継続した場合、メダルセンサー1又はメダルセンサー2近傍に遊技メダルが滞留しているものと判断し、遊技メダル滞留エラーと判別する。
遊技メダル滞留エラーと判別すると、メダルブロッカー70を作動させてメダル投入口を閉塞すると共に表示器315AにエラーコードE.6.を表示することにより、動作状態を異常状態に切替えると共に、エラー信号をON状態に切替える。
その後、滞留していた遊技メダルが取り除かれると、メダルセンサー1及びメダルセンサー2の検出信号は共にON状態となり、その後に設定変更スイッチの押下を行うか、又はドアを閉じることによってエラーが手動で解除される。これにより、設定変更スイッチの押下信号又はドアセンサーのドア閉信号を検出すると通常の動作状態に復帰させる。
(7)バックアップエラー
図18には、バックアップエラー発生時のタイムチャートが一例として示されている。同図に示されるように、システムリセットが指示された場合の初期化処理において、バックアップが正常に実行されなかったと判断された場合にバックアップエラーであると判別される。
バックアップエラーであると判別されると、エラーループ処理を実行すると共に、表示器315AにエラーコードE.7.を表示することにより、動作状態を異常状態に切替えると共に、エラー信号をON状態に切替える。
また、エラーループ処理では、初期化処理に代えて、一旦電源を遮断してRAMの内容を完全にクリアしてから再起動するコールドスタート処理が実行されるようになっており、その後に設定変更スイッチの押下を行うか、又はドアを閉じることによってエラーが手動で解除される。これにより、設定変更スイッチの押下信号又はドアセンサーのドア閉信号を検出すると通常の動作状態に復帰させる。
(8)入賞判定エラー
図19には、入賞判定エラー発生時のタイムチャートが一例として示されている。同図に示されるように、遊技者の停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づいて全てのリール350A、350B、350Cの回転を停止させると、表示窓314の有効ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが内部抽選による当選役に応じた図柄の組み合わせとなっているか否かの入賞判定が行われる。当該入賞判定において、有効ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが、内部抽選によって当選していない役に応じた図柄の組み合わせとなっている場合には入賞判定において異常が発生したものと判断し、入賞判定エラーであると判別し、表示器315AにエラーコードE.E.を表示することにより、動作状態を異常状態に切替えると共にエラー信号をON状態に切替える。
その後、設定変更スイッチの押下を行うか、又はドアを閉じることによってエラーが手動で解除される。これにより、設定変更スイッチの押下信号又はドアセンサーのドア閉信号を検出すると通常の動作状態に復帰させる。
(9)RAMデータ異常エラー
図20には、RAMデータ異常エラー発生時のタイムチャートが一例として示されている。同図に示されるように、遊技者によりスタートレバー354が操作されると、当該スタートレバー354の操作により開始される遊技に対する遊技メダルの投入枚数(ベット枚数)をチェックし、遊技メダルの投入枚数が1枚又は3枚以外のときはRAMデータに異常が発生したものと判断してRAMデータ異常エラーと判別する。
一方、スタートレバー354の操作に応じて前回の遊技においてリール350A、350B、350Cの回転が停止してからの時間を計時する4.1秒タイマによる計時時間が4.1秒経過するのを待ってリール350A、350B、350Cの回転を開始すると共に表示器315Aに表示されていた前回の遊技における払出枚の表示を消灯する。その後の遊技者の停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づいて全てのリール350A、350B、350Cの回転を停止させる。
このとき、表示器315AにエラーコードE.C.を表示してスタートレバー354操作時にRAMデータエラーと判別されたことを示して動作状態を異常状態に切替えると共に、エラー信号をON状態に切替える。
その後、設定変更スイッチの押下を行うか、又はドアを閉じることによってエラーが手動で解除される。これにより、設定変更スイッチの押下信号又はドアセンサーのドア閉信号を検出すると通常の動作状態に復帰させる。
以下に本実施の形態に係る遊技機の通常遊技の流れについて説明する。
メダルがクレジットされている状態(或いは、メダル投入部320からメダルを投入した状態)で、1枚ベットボタン352A、またはマックスベットボタン352Bの操作によりメダルのベットが完了するか、或いは、メダル投入部320からメダルを投入することによりベットが完了すると、始動レバー354の操作が可能となる。
始動レバー354が操作されると、この操作と同時に抽選部180により役の内部抽選がなされると共に、リール駆動制御部194の制御により、リール350A、350B、350Cが回転を開始する。
上記内部抽選の結果は、当選役・図柄決定部1848から遊技状態制御部186に伝えられる。遊技状態制御部186は、フラグ管理制御部190を介してフラグメモリ192のフラグの状態を内部抽選の結果に応じて更新記憶させる。
なお、この内部抽選により大役に当選した場合には、大役の種類(BB、RB)に応じてストック情報を更新する。なお、当該ストック情報更新時に、他の大役がストック情報としてストックされていない場合には、当選した大役に入賞可能とするまでのRTゲーム回数を抽選により設定して遊技状態をRTゲーム状態に設定する。
その後、遊技者が、停止ボタン356A、356B、356Cを操作すると、この停止操作によってリール350A、350B、350Cの回転を停止させるが、フラグメモリ192に記憶されているフラグに従って、滑り制御を加味して該当する図柄を所定位置に引き込むように、或いは所定位置から蹴飛ばすようにリール350A、350B、350Cの停止制御が実行される。すなわち、リール駆動制御部194は、フラグメモリ192に記憶されたフラグの状態及び遊技状態制御部186による遊技状態に応じて停止制御テーブルを選択するようにしており、前記フラグが成立している場合には、的確な目押しタイミングによって当たり図柄を停止させることができる。また、多少の停止操作タイミングのずれは滑り制御によって矯正される。逆に、フラグが成立していない場合には、目押しを行っても、リール350A、350B、350Cの回転に滑りを生じさせ、当り図柄では停止しないようにする。
次に、全てのリール350A、350B、350Cが停止すると、停止図柄に基づいて入賞判定が行われ、入賞した場合には入賞した役の判定を行う。
この判別で、大役に入賞したと判定された場合には、その停止図柄に従って、ビッグボーナス(BB)又はレギュラーボーナス(RB)のボーナスゲーム制御を実行し(権利行使)、小役と判定された場合には、当該小役に予め設定されている所定の払出し制御を実行する。
このような通常遊技の流れにおいて、各センサ等の出力に基づいて上述した各種エラーを判別し、エラーであると判別すると、エラーに応じたエラーコードを表示器315Aに表示して動作状態を異常状態に切替えると共に、ホールコンピュータ208に送信するエラー信号をON状態とする。これにより、エラーが発生していることをホールコンピュータ208でも把握可能となる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、図柄を変動表示可能な表示窓314を有し、遊技者の始動レバー354による始動操作に基づいて役の内部抽選を行うと共に表示窓314における図柄の変動を開始し、その後の遊技者の停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作に基づいて前記図柄の変動を停止させ、内部抽選の当選役に対応する図柄が予め定められた表示態様で表示窓314に停止表示された場合に当該当選役に入賞して当該当選役に応じた遊技を実行すると共に、予め設定された複数の動作状態を示す動作状態情報を適宜外部集中端子板60によりホールコンピュータ208に送信するに際し、前記動作状態の異常を判別して、前記動作状態情報の1つとして異常の判別状態を示すエラー信号を外部集中端子板60に入力するようにしているので、動作状態の異常の発生状況を外部機器に把握させることができる。
また、本実施の形態によれば、動作状態が異常であると判別された場合に、動作状態を異常状態に切替えるようにしているので、異常の発生を無視して遊技を継続することができなくすることにより、不正行為に起因して異常が発生した場合でも、被害を最小限に留めることができる。
(第2の実施の形態)
上記実施の形態では、エラーと判別した場合にON状態となるエラー信号を外部集中端子板を介してホールコンピュータ208に送信する形態について説明したが、本第2の実施の形態では、エラーと判別した場合にON状態となるエラー信号(以下、エラー信号1という)に加え、さらに、エラーの種類を示すエラー信号2をホールコンピュータ208に送信する形態について説明する。
図21には、本第2の実施の形態に係る外部集中端子板60を介して主基板110からホールコンピュータ208へ送信される信号を模式的に示す図である。ここで、上記実施の形態において、さらにエラー信号2を送信するためには、チャネルを新たに増設する必要があるが、本実施の形態では、同図に示されるように、遊技メダル投入信号と遊技メダル払出信号とを1つのチャネルを用いて送信することにより、チャネルを増設することなくエラー信号1及びエラー信号2を送信可能にしている。
図22には、遊技メダル投入信号及び遊技メダル払出信号を共通のチャネルにより送信した場合のタイムチャートが一例として示されている。
同図に示されるように、まず、スタートレバーが操作されたタイミングAで、ベット数に応じたパルス数の遊技メダル投入信号Pが入力され、その後に遊技者のストップボタン356A、356B、356Cの操作Bに基づいてリール350A、350B、350Cが停止されると入賞判定が行われ、何らかの役に入賞した場合には払出しメダル数に応じたパルス数の遊技メダル払出信号Qが入力される。
同図に示されるように、遊技メダル投入信号と遊技メダル払出信号とでその周期及びパルス幅を異ならせており、パルス幅及び周期に基づいて遊技メダル投入信号と遊技メダル払出信号とが確実に識別可能となっている。
次に、図23A〜Iには、各エラーの種類に応じたエラー信号2の状態がそれぞれ示されている。なお、本第2の実施の形態では、エラーが発生した場合にホールコンピュータ208に送信するエラーの種類として、上記実施の形態で説明した(1)遊技メダル逆流エラー、(2)払出しメダルなしエラー、(3)払出しメダル詰まりエラー、(4)払出しメダルセンサ異常エラー、(5)遊技メダルオーバーエラー、(6)遊技メダル滞留エラー、(7)バックアップエラー、(8)入賞判定エラー、(9)RAMデータ異常エラーを適用しており、図23Aは遊技メダル逆流エラーを、図23Bは払出しメダルなしエラーを、図23Cは払出しメダル詰まりエラーを、図23Dは払出しメダルセンサ異常エラーを、図23Eは遊技メダルオーバーエラーを、図23Fは遊技メダル滞留エラーを、図23Gはバックアップエラーを、図23Hは入賞判定エラーを、図23IはRAMデータ異常エラーを、それぞれ示している。
同図に示されるように、エラーの種類によってパルス幅を5ms単位で、周期を10ms単位で異ならせており、パルス幅及び周期に基づいて発生しているエラーの種類が識別可能となっている。
図24には、エラー発生からエラー解除までのエラー信号1及びエラー信号2のタイムチャートが一例として示されている。同図に示されるように、エラーが発生するとエラー信号1がON状態となると共に、エラー信号2がエラーの種類に応じたパルス幅及びエラーの種類に応じた周期でON状態とOFF状態とを繰り返す。これにより、ホールコンピュータ208では、エラーが発生していること及び発生しているエラーの種類を識別することができる。
また、エラーが解除されると、エラーの解除に同期してエラー信号1及びエラー信号2はOFF状態となる。これにより、エラー発生中(同図にEで示す期間)はエラー信号2が常にエラーの種類に応じた状態を示すことになり、複数パルスのパルス幅、又は複数の周期を計測することもでき、この場合にはパルス幅及び周期を確実に識別することができる。
以上詳細に説明したように、本第2の実施の形態によれば、2種類以上の情報を1つの端子から時分割的に送信するようにしているので、外部集中端子板60により適宜送信可能な情報の数よりも多くの情報がホストコンピュータ208に送信可能になる。例えば、エラー信号を新たに外部集中端子板60により送信する情報に追加することによって、送信したい情報が外部集中端子板60により適宜送信可能な情報の数よりも多くなる場合でも、既存の外部集中端子板60を用いて通信を行うことが可能となる。
また、本第2の実施の形態によれば、動作状態情報及びエラー信号をパルス信号により送信すると共に、送信する各情報のパルス信号のパルス幅及び周期をそれぞれ異ならせているので、ホストコンピュータ208における受信した情報の解析等を容易に行うことができる。また、複数の情報を1つの端子から時分割的に送信する際にも処理が単純であり、複雑な構成が不要となる。
さらに、本第2の実施の形態によれば、複数種類の動作状態エラーを判別し、エラー信号1として判別されたエラーの有無を、エラー信号2として判別されたエラーの種類をそれぞれホストコンピュータ208に送信するようにしているので、さらに詳細なエラーの発生状況をホストコンピュータ208に把握させることができる。
なお、詳細なエラーの発生状況をホストコンピュータ208において把握可能にすることにより、エラーの発生を統計的に分析して管理できるので、パチスロ機300の不良の早期発見や、発生頻度の高い異常と不正行為との新たな因果関係の発見等が可能となるという利点もある。
なお、本実施の形態では、エラー情報以外に外部集中端子板60を介して送信する情報として、遊技メダル投入信号、遊技メダル払出し信号、レギュラーボーナス信号、ビッグボーナス信号、再遊技信号を適用した形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、動作状態を示す情報であれば適宜送信するように設定し得る。
例えば、BB動作終了時にチャレンジタイム(CT)突入抽選を行う機種においては、当該突入抽選においてCTが当選した場合にOFF状態からON状態に切り替わり、CT動作の終了に伴いOFF状態に切り替わるチャレンジタイム(CT)信号、遊技機にあるホッパーセンサー及びホッパーモータの駆動時にOFF状態からON状態に切り替わり、ホッパーモータの駆動の終了に伴いOFF状態に切り替わるメダル払出中信号、遊技機前面にあるドアが開いた場合にOFF状態からON状態に切り替わり、ドアが閉じられるとOFF状態に切り替わるドア信号、設定キースイッチがONにされるとOFF状態からON状態に切り替わり、当該設定キースイッチがOFFにされるとOFF状態に切り替わる設定キー信号及び電源が投入されている場合にON状態となり、電源が切断されている場合にOFF状態に切り替わる電源投入信号等がある。
また、本実施の形態におけるパチスロ機の構成(図1乃至図5、及び図21参照)及び各処理の流れは一例であり、適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施の形態では、大役の内部抽選による当選時期と放出時期とを異ならせるストック機に本発明を適用する形態について説明したが、内部抽選により大役に当選した場合にすぐに大役に入賞可能とする機種にも本発明を適用することもできる。
また、動作状態が異常であると判別された場合に、その後のホール側の対応に関する情報を報知する報知手段をさらに備えた構成としてもよい。
例えば、ホール側の対応として、エラーが発生したことをホールコンピュータに送信中である旨や今すぐ係員が向かう旨等を示す情報を液晶表示装置313に表示したりスピーカ305L,305Rにより音声再生によりガイダンスする等により報知する。
これにより、不正行為に起因して異常が発生した場合、引き続き不正行為を継続することや、今後不正行為を行うことを抑止できる。
メダル、コイン、遊技球等を遊技媒体として使用するスロットマシン等の遊技機に利用可能であり、予め設定された複数の動作状態を示す動作状態情報を適宜通信手段により外部機器に送信するに際し、前記動作状態の異常を判別して、当該判別による異常の判別状態を示す異常情報を前記動作状態情報の1つとして前記通信手段に入力するようにしたので、遊技機本体で異常を判別し、その結果(動作状態の異常の発生状況)を外部機器に把握させることができる。
符号の説明
50 コネクタ
60 外部集中端子板(通信手段)
100 主制御部(判別手段、入力手段、切替え手段)
110 主制御回路、主基板
150 副制御部
186 遊技状態制御部
186B RT設定部
188 遊技プログラムメモリ
190 フラグ管理制御部
192 フラグメモリ
194 リール駆動制御部
208 ホストコンピュータ(外部機器)
212 島
214 バス
300 パチスロ機
305L,305R(報知手段)
313 液晶表示装置(報知手段)
314 表示窓(表示手段)
315A 表示器
352A 1枚ベットボタン
352B マックスベットボタン
354 始動レバー
350A、350B、350C リール
356A、356B、356C 停止ボタン

Claims (18)

  1. 図柄を変動表示可能な表示手段を有し、遊技者の始動操作に基づいて役抽選を行うと共に表示手段における図柄の変動を開始し、その後の遊技者の停止操作に基づいて前記図柄の変動を停止させ、前記役抽選の当選役に対応する図柄が予め定められた表示態様で前記表示手段に停止表示された場合に当該当選役に入賞して当該当選役に応じた遊技を実行すると共に、予め設定された複数の動作状態を示す動作状態情報を適宜通信手段により外部機器に送信する遊技機であって、
    前記動作状態の異常を判別する判別手段と、
    前記判別手段による異常の判別状態を示す異常情報を前記通信手段に前記動作状態情報の1つとして入力する入力手段と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記判別手段により前記動作状態が異常であると判別された場合に、動作状態を異常状態に切替える切替え手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記異常状態を、エラー信号をONにすること、異常が発生した旨を報知すること及び遊技の進行を禁止することの少なくとも1つとしたことを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記判別手段により前記動作状態が異常であると判別された場合に、その後のホール側の対応に関する情報を報知する報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の遊技機。
  5. 前記通信手段は、2種類以上の情報を時分割的に送信することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の遊技機。
  6. 前記通信手段は、前記動作状態情報及び前記異常情報をパルス信号により送信すると共に、送信する各情報のパルス信号のパルス幅及び周期をそれぞれ異ならせることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項記載の遊技機。
  7. 前記判別手段は、複数種類の動作状態の異常を判別し、
    前記通信手段は、前記異常情報として、前記判別手段により判別された異常の有無及び当該判別手段により判別された異常の種類を外部機器に送信することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の遊技機。
  8. 前記遊技に用いるメダルを投入するための投入手段と、
    前記投入手段におけるメダルの動きを検出する投入動作検出手段と、
    を更に備え、
    前記判別手段は、前記投入検出手段によるメダルの動きの検出結果に基づいて前記動作状態の異常を判別することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項記載の遊技機。
  9. 前記投入動作検出手段は、前記投入手段における所定の通過経路を通過するメダルを検出可能な位置に配設された第1のメダル検出素子及び前記通過経路の当該第1のメダル検出素子の配設位置よりも下流側に設けられた第2のメダル検出素子を含んで構成されていることを特徴とする請求項8記載の遊技機。
  10. 前記判別手段は、前記第1のメダル検出素子よりも第2の検出素子において先にメダルが検知された場合に、動作状態が異常であると判別することを特徴とする請求項9記載の遊技機。
  11. 前記判別手段は、前記第1のメダル検出素子においてメダルが継続的に検出されている間に、前記第2のメダル検出素子においてメダルが検出されなくなった場合に、動作状態が異常であると判別することを特徴とする請求項9記載の遊技機。
  12. 前記第1の検出素子及び前記第2の検出素子の少なくとも一方において、所定期間以上継続的にメダルが検出された場合に、動作状態が異常であると判別することを特徴とする請求項9記載の遊技機。
  13. 前記投入手段における前記通過経路に沿って設けられ、通常は前記通過経路内から退避され、適宜前記通過経路内に出没されて前記メダルの通過を禁止するメダルブロッカーを更に備え、
    前記判別手段により動作状態が異常であると判別された場合に前記メダルブロッカーを前記通過経路内に出没させて遊技の進行を禁止することを特徴とする請求項8乃至請求項12の何れか1項記載の遊技機。
  14. 前記投入手段を介して投入されたメダルを貯留するための貯留手段と、
    前記貯留手段に貯留されたメダルを適宜払い出す払出手段と、
    前記払出手段により払い出されるメダルを検出する払出検出手段と、
    を更に備え、
    前記判別手段は、前記払出検出手段によるメダルの検出結果に基づいて前記動作状態の異常を判別することを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項記載の遊技機。
  15. 前記払出手段の動作中に前記払出検出手段により所定期間以上メダルが検出されない状態が継続した場合に、動作状態が異常であると判別することを特徴とする請求項14記載の遊技機。
  16. 前記払出検出手段により、所定期間以上継続的にメダルが検出された場合に、動作状態が異常であると判別することを特徴とする請求項14記載の遊技機。
  17. 前記払出手段の動作中でないにも拘らず、前記払出検出手段により所定期間以上継続してメダルが検出された場合に、動作状態が異常であると判別することを特徴とする請求項14記載の遊技機。
  18. 前記貯留手段がメダルで満たされた場合に、前記貯留手段からこぼれ落ちたメダルを検出するオーバーフロー検出手段を更に備え、
    前記オーバーフロー検出手段において、所定期間以上継続してメダルが検出された場合に、動作状態が異常であると判別することを特徴とする請求項1乃至請求項17の何れか1項記載の遊技機。
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