JP2002113234A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2002113234A JP2000310591A JP2000310591A JP2002113234A JP 2002113234 A JP2002113234 A JP 2002113234A JP 2000310591 A JP2000310591 A JP 2000310591A JP 2000310591 A JP2000310591 A JP 2000310591A JP 2002113234 A JP2002113234 A JP 2002113234A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ処理の簡素化が図れ、複雑な遊技の制
御を確実に行なうことができるパチンコ機を提供する。 【解決手段】 主基板11は賞球払出制御基板12に払
出状態コマンドd3及び賞球数指示コマンドd2を含む
賞球払出コマンドd1を出力する。払出状態コマンドd
3は、賞球待機検出センサ24及びオーバーフロースイ
ッチ27の検出内容に応じて定められる賞球払出禁止コ
マンド又は賞球払出許可コマンドを含む。払出状態コマ
ンドd3及び賞球数指示コマンドd2は賞球払出コマン
ドd1として一つの信号で出力されるため、遊技球1個
の入賞に際し、従来技術で必要とされた2度にわたるデ
ータの送信が不要となる。このため、プログラム容量を
必要最小限に抑え、ひいてはデータ出力処理を短時間で
行うことができ、年々複雑になる遊技の制御に対処する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者の操作で発
射された遊技球が遊技盤に設けられた入賞口に入賞する
ことにより、その入賞に対応する設定数の賞球を自動的
に払出すパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機の一例として、本願出
願人が特願平11−053345号で提案したものがあ
る。このパチンコ機は、賞球準備検出スイッチが、賞球
払出機構への供給用の賞球が準備されていることを検出
していること、及びオーバーフロー検出スイッチが、賞
球払出機構から払出される賞球の貯留部がオーバーフロ
ー状態になっていないことを検出していることの2つの
条件が、同時に成立した場合に、主制御部が賞球を払出
可能と判断し、この賞球払出可能判断時の初回のみ、賞
球払出制御部に賞球許可コマンドを送信し、賞球払出機
構による賞球の払出を行なえるようにしている。ここ
で、賞球払出可能判断時の初回とは、例えば、電源投入
時又は賞球払出不可の条件が取り除かれた時等である。
【0003】一方、賞球払出制御部については、動作中
にCPUが外来ノイズ等の影響で暴走した場合、タイマ
ー監視によりリセットをかけるシステムを採用するの
が、一般的である。このシステムを上述した従来技術に
採用した場合、賞球払出制御部のCPUが電源投入時以
外のときに暴走等でリセットがかかった場合、賞球払出
制御部は賞球の払出しを行なえなくなる。そして、この
状態から賞球の払出しを再開するためには、人為的に一
旦「賞球不可状態」を「賞球可能状態」とし、主制御部
が賞球払出制御部へ賞球許可コマンドを送信するか、主
制御部をリセット(電源の再投入等)する必要がある。
【0004】また、他の従来技術の例として、特開20
00−33160号公報に示す装置がある。同公報に示
される装置では、主基板(主制御部)は、遊技球の入賞
を検出すると、賞球可能な場合、賞球払出制御部へ賞球
払出可能信号を送信し、その後、払出すべき賞球個数信
号を送信するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開2000
−33160号公報に示される装置では、主基板が遊技
盤内に設けられた入賞口への遊技球の入賞を検出し、こ
の入賞口に対応する賞球個数信号を、賞球の払出しを制
御する賞球払出制御部へ送信する場合、その送信を次の
ように行なう。すなわち、主基板は、球切れスイッチか
らの信号により賞球払出し装置の上部に払出すべき賞球
が蓄えられていることを確認し、かつ満タンスイッチか
らの信号により賞球払出機構からの賞球を貯留する上皿
が賞球でオーバーフロー状態になっていないことを確認
した後、賞球可能状態である場合にのみ、賞球払出制御
部へ賞球可能信号を送信し、その後、賞球個数信号を送
信する。
【0006】つまり、主基板は、遊技球1個の入賞に際
し、賞球払出制御部へは2度データ(賞球可能信号、賞
球個数信号)の送信を行なわなければならず、その分、
プログラム容量が増えデータ出力処理に時間がかかるこ
とになる。又、主基板は定期的(例えば4ms毎)にリ
セット/割込み信号をCPUに与えて所定の制御プログ
ラムを先頭から繰り返し実行する構成になっている。そ
のため、様々なデータ処理を一定時間内(4ms毎等)
に行なわなければならないが、年々複雑になる遊技の制
御を一定時間内に実行するのが難しくなっている。この
問題に対し、リセット/割込み間隔を長くするという方
策も考えられるが、その場合、遊技球の入賞を主基板が
取りこぼす(入賞したことを検出できない)ことがあ
り、適切な改善策になっていなかった。
【0007】そして、遊技球1個の入賞に際して行なわ
れる主基板から賞球払出制御部への前記2度のデータの
送信は、上述した年々複雑になる遊技の制御を確実に実
行する上からも回避することが望まれている。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、データ処理の簡素化が図れ、複雑な遊技の制御を確
実に行なうことができるパチンコ機を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のパチンコ
機に係る発明は、入賞口に遊技球が入賞することにより
賞球を払出す賞球払出機構と、賞球払出機構の賞球払出
作動を許可又は禁止させる払出状態コマンド及び遊技球
の入賞に応じた設定数を示す賞球数指示コマンドを出力
する主制御部と、主制御部から入力する前記2つのコマ
ンドに基づいて賞球払出機構を制御する賞球払出制御部
とを備え、払出状態コマンド及び賞球数指示コマンド
は、一つの信号として出力可能に賞球払出コマンドとし
て複合されていることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成において、賞球払出機構の上部側に賞球が準備されて
いることを検出する賞球待機検出手段と、賞球払出機構
からの賞球を貯留する賞球貯留手段が賞球でオーバーフ
ロー状態になることを検出するオーバーフロー検出手段
とを備え、賞球待機検出手段が賞球準備を検出していな
い場合及びオーバーフロー検出手段がオーバーフロー状
態を検出している場合のうち少なくとも一方の場合に
は、払出状態コマンドは、賞球払出機構の賞球払出作動
を禁止させる内容の賞球払出禁止コマンドとし、賞球待
機検出手段が賞球準備を検出している場合及びオーバー
フロー検出手段がオーバーフロー状態を検出していない
場合には、払出状態コマンドは、賞球払出機構の賞球払
出作動を許可させる内容の賞球払出許可コマンドとする
ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態に係るパチ
ンコ機を図1ないし図4に基づいて説明する。図1ない
し図3において、パチンコ機1は、外枠2及びこの外枠
2に図示しない蝶番を介して保持された前枠3とからな
るパチンコ機本体4を有し、前枠3に着脱自在に遊技盤
5を設けている。遊技盤5の前面には一般入賞口6、始
動入賞口7及び大入賞口(可変入賞口)8が設けられて
いる。以下、適宜、一般入賞口6、始動入賞口7及び大
入賞口8を総称して、入賞口9という。
【0012】パチンコ機1は、さらに入賞口9に遊技球
が入賞することにより賞球を払出す賞球払出機構10
と、賞球払出コマンドd1を出力する主基板11(主制
御部)と、主基板11から入力する賞球払出コマンドd
1に基づいて賞球払出機構10を制御する賞球払出制御
基板12(賞球払出制御部)と、パチンコ機本体4の側
部に配置され球貸し(貸球の払出し)を行なうカード機
13とを備えている。入賞口9〔一般入賞口6、始動入
賞口7及び大入賞口8〕には、球入賞検出センサ14が
設けられており、遊技球の入賞を検出するようになって
いる。
【0013】一般入賞口6に1個の遊技球(図示省略)が
入賞すると、賞球払出機構10は所定数(本実施の形態
では10個)の賞球を払出す。又、始動入賞口7に1個
の遊技球が入賞すると、賞球払出機構10が所定数(本
実施の形態では5個)の賞球(図示省略)を払出すと共
に、遊技盤5に設ける図柄表示器15が表示図柄の変動
(図柄変動遊技)を開始する。図柄変動遊技を行なって
いる際に、始動入賞口7に遊技球が入賞すると、その入
賞個数が所定数(本実施の形態では4個)まで記憶さ
れ、当該図柄変動遊技終了(図柄が停止した状態にな
る)毎に前記4個に応じた所定回数(4回)の範囲で図
柄変動遊技が繰り返される。前記所定回数(4回)行な
われる図柄変動遊技の終了毎に、停止した図柄の組合せ
が所定の組合せと一致する毎に、大入賞口8は遊技球が
入りやすいように、大入賞口8に設けた扉16が大入賞
口開閉ソレノイド17に駆動されて開く。
【0014】大入賞口8に1個の遊技球が入賞すると賞
球払出機構10は所定数(本実施の形態では15個)の
賞球を払出す。なお、大入賞口8は、扉16が1回開い
ている間に遊技球が所定数(例えば10個)入るか、又
は開作動時から所定時間(例えば30秒)経過するかす
ると、その扉16が閉じるようになっている。
【0015】賞球払出機構10は、遊技球を貯留するタ
ンク18と上皿19との間に配置され、賞球用通路20
を介してタンク18及び上皿19に接続されている。賞
球払出機構10内の賞球用通路20には、通路開閉部材
21が設けられており、賞球払出ソレノイド22により
駆動されて賞球用通路20を開閉するようになってい
る。通路開閉部材21の上方の賞球用通路20に遊技球
があるときに通路開閉部材21が開くことにより、賞球
が上皿19に流下して(払出されて)貯留されるように
なっている。
【0016】賞球用通路20におけるタンク18の近傍
には、補給要求スイッチ23が設けられており、タンク
18内の遊技球の有無を検出できるようにしている。補
給要求スイッチ23がタンク18内に遊技球が無いこと
を検出した(遊技球未検出)場合は、図柄表示器15や
表示灯(図示省略)などで遊技者や店員に報知する。
【0017】賞球払出機構10の上部側には、賞球待機
スイッチ24が設けられており、賞球払出機構10の上
部における払出すべき賞球の有無を検出できるようにし
ている。賞球払出機構10の上部に払出すべき賞球が無
いことを検出した(賞球待機スイッチ24未検出とな
る)場合は、この賞球待機スイッチ24未検出を示す内
容を後述する賞球払出コマンドd1に含めるようにして
いる。賞球払出コマンドd1は後述するように主基板1
1から賞球払出制御基板12へ送信される。
【0018】賞球払出機構10の下部側には、賞球計数
スイッチ25が設けられており、賞球が払出されること
を検出するようになっている。賞球計数スイッチ25が
賞球を検出する毎に、賞球払出数に相当する賞球検出信
号(図示省略)を主基板11及び賞球払出制御基板12へ
出力する。
【0019】上皿19の下部側には図示しない通路を介
して接続された下皿26が設けられており、上皿19か
ら溢れた賞球を貯留するようにしている。上皿19と下
皿26との間の通路にはオーバーフロースイッチ27が
設けられており、上皿19が賞球でオーバーフロー(満
杯)状態になっているか否かを検出できるようにしてい
る。オーバーフロースイッチ27が賞球を検出した、す
なわち上皿19がオーバーフロー状態になったことを検
出した場合には、このオーバーフロー状態を示す内容を
賞球払出コマンドd1に含めるようにしている。
【0020】前記主基板11には、ゲーム制御用プログ
ラム等を格納する記憶部、前記ゲーム制御用プログラム
を実行するCPU等を含む図示しない制御回路が備えら
れている。主基板11には、大入賞口開閉ソレノイド1
7、球入賞検出センサ14、補給要求スイッチ23、賞
球待機スイッチ24、賞球計数スイッチ25及びオーバ
ーフロースイッチ27が電気的に接続されている。
【0021】さらに、主基板11には、図柄表示器15
が図柄表示制御基板30を介して接続され、又、遊技盤
5の表側に配置されるスピーカ31が音声制御基板32
を介して接続され、さらにパチンコ機本体4及び遊技盤
5に設けられる表示灯33がランプ制御基板34を介し
て接続され、又、球発射機構35が発射制御基板36を
介して接続されており、主基板11及び各接続基板(1
2,30,32,34,36)に制御されて作動するよ
うになっている。主基板11と図柄表示制御基板30、
音声制御基板32及び発射制御基板36等との接続は、
中継基板37を介して行なうようにしている。図2中、
38は各基板(11,12,30,32,34,3
6)、ソレノイド(17,22)及びカード機13など
へ電力を供給する電源部である。
【0022】さらに、主基板11には前記賞球払出制御
基板12が接続され、賞球払出制御基板12にはカード
機13が接続されている。賞球払出制御基板12は主基
板11からの賞球払出コマンドd1に基づいて賞球払出
機構10の賞球払出ソレノイド22を制御すると共に、
カード機13による貸球の上皿19への払い出しを行え
るようにしている。
【0023】上述したように、入賞口9(一般入賞口
6、始動入賞口7又は大入賞口8)に遊技球が入賞する
と、球入賞検出センサ14が遊技球の入賞を検出し、こ
のことを示す信号が主基板11に伝送される。主基板1
1は、球入賞検出センサ14からの信号を受けて、一般
入賞口6(10個)、始動入賞口7(5個)又は大入賞
口8(15個)に対応した賞球数を示す賞球数指示コマ
ンドを含む賞球払出コマンドd1を賞球払出制御基板1
2へ伝送する。
【0024】賞球払出コマンドd1は、図4に示すよう
に、8ビットで構成され、下位6ビット(最下位ビット
b11、第1位〜第5位ビットb12〜b16)を賞球
数指示コマンドd2とし、上位2ビット(第6位ビット
b17、最上位ビットb18)を払出状態コマンドd3
としている。賞球数指示コマンドd2は、最下位ビット
b11〜第5位ビットb16で賞球数1個(00000
1)〜63個(111111)を示すようにしている。
【0025】最上位ビットb18は、オーバーフロース
イッチ27の検出内容を示すものであり、オーバーフロ
ー状態を検出していない通常状態(オーバーフロースイ
ッチ27未検出)では「0」とし、オーバーフロー状態
を検出する場合(オーバーフロースイッチ27検出)で
は「1」としている。また、第6位ビットb17は、賞
球待機スイッチ24の検出内容を示すものであり、待機
球が有る場合(賞球待機スイッチ24検出)では「0」
とし、待機球が無い場合(賞球待機スイッチ24未検
出)では「1」としている。
【0026】本実施の形態では、最上位ビットb18が
「0」、第6位ビットb17が「0」のときに、払出状態コ
マンドd3は、賞球払出機構10の賞球払出作動を許可
させる内容の賞球払出許可コマンドd31を構成するこ
とになる。又、最上位ビットb18及び第6位ビットb
17のうち少なくとも一方が「1」であるときに、払出状
態コマンドd3は、賞球払出機構10の賞球払出作動を
禁止させる内容の賞球払出禁止コマンドd32を構成す
ることになる。
【0027】オーバーフロースイッチ27、賞球待機ス
イッチ24及び球入賞検出センサ14からの信号内容に
応じて、主基板11は、例えば次の(1)〜(5)の賞
球払出コマンドd1を賞球払出制御基板12に出力し、
賞球払出機構10及びカード機13を制御し、賞球の払
出し及び貸球の払出しを行なう。
【0028】(1)オーバーフロースイッチ27未検
出、賞球待機スイッチ24検出、始動入賞口7へ入賞
(賞球数5個指示)の場合: 賞球払出コマンドd1「00000101」 … 5個
払出す。 (2)オーバーフロースイッチ27未検出、賞球待機ス
イッチ24検出、一般入賞口6へ入賞(賞球数10個指
示)の場合: 賞球払出コマンドd1「00001010」 … 10
個払出す。
【0029】(3)オーバーフロースイッチ27未検
出、賞球待機スイッチ24未検出、一般入賞口6へ入賞
(賞球数10個指示)の場合: 賞球払出コマンドd1「01001010」 … 払出
しない。但し、カード機13の場合、貸球の払出し可能
である。 (4)オーバーフロースイッチ27検出、賞球待機スイ
ッチ24検出、始動入賞口7へ入賞(賞球数5個指示)
の場合: 賞球払出コマンドd1「10000101」 … 払出
しない。カード機13による球貸しも不可能(禁止)で
ある。
【0030】(5)オーバーフロースイッチ27検出、
賞球待機スイッチ24未検出、一般入賞口6へ入賞(賞
球数10個指示)の場合: 賞球払出コマンドd1「11000101」 … 払出
ししない。カード機13による球貸しも不可能(禁止)
である。前記(3)〜(5)の場合は、次に受信される
「00******」のコマンド(賞球許可コマンドと
いう。)を受信した時に、この賞球許可コマンドが示す
数の賞球及びそれまでに払出しが行われていない賞球払
出コマンドが示す数の賞球とを一括して払出す。なお、
賞球許可コマンド「00******」は、最上位ビッ
トb18及び第6位ビットb17が「0」、すなわち上
述したようにオーバーフロースイッチ27未検出かつ賞
球待機スイッチ24検出で出力される。
【0031】この実施の形態によれば、払出状態コマン
ドd3及び賞球数指示コマンドd2は賞球払出コマンド
d1として複合され、一つの信号として出力される。こ
のため、遊技球1個の入賞に際し、賞球払出制御基板1
2に対し2度にわたってデータを送信せずに、賞球払出
コマンドd1の一つの信号で賞球の払出しを行うことが
できる。このため、プログラム容量を必要最小限に抑
え、ひいてはデータ出力処理を短時間で行うことがで
き、年々複雑になる遊技の制御に対処することができ
る。すなわち、特開2000−33160号公報に示さ
れる装置では、主基板は、遊技球1個の入賞に際し、賞
球払出制御基板へは2度データ(賞球可能信号、賞球個
数信号)の送信を行なうため、プログラム容量が増えデ
ータ出力処理に時間がかかり、年々複雑になる遊技の制
御を実行するのが難しいものであるが、本実施の形態
は、上記公報が有する問題点を改善することができる。
【0032】本実施の形態では、オーバーフロースイッ
チ27及び賞球待機スイッチ24から信号を別個に送受
信するので、前記(3)に示すように、賞球待機球が無
い状態でも、オーバーフロー状態になっていなければ、
貸球の払出しを行なうことができ、その分、カード機1
3による貸球の払出しの機会が増え遊技者に便利にな
る。
【0033】電源投入時には、主基板11は、賞球待機
スイッチ24及びオーバーフロースイッチ27の検出内
容を確認し、その検出内容を示すコマンド(第6位ビッ
トb17、最上位ビットb18)を賞球払出制御基板1
2へ送信する。このように賞球待機スイッチ24及びオ
ーバーフロースイッチ27の検出内容を別個に送信する
ことにより、遊技球の入賞以前に貸球の要求があった場
合にもカード機13の使用要求に対処できることにな
る。
【0034】また、上記実施の形態では、オーバーフロ
ースイッチ27の検出内容を最上位ビットb18に示
し、賞球待機スイッチ24の検出内容を第6位ビットb
17で示し、第6位ビットb17及び最上位ビットb1
8から払出状態コマンドd3を構成した場合を例にした
が、これに代えて、図5に示すように、第6位ビットb
17を払出状態コマンドd3とし、最上位ビットb18
を貸球払出コマンドd4として賞球払出コマンドd1を
構成してもよい。
【0035】この場合、最上位ビットb18(貸球払出
コマンドd4)は、「0」のときに貸球の払出を許可し
(貸球払出可能であり)、「1」のときに貸球の払出を禁
止する(貸球払出不可とする)ようにしている。また、
第6位ビットb17(払出状態コマンドd3)は、「0」
のときに賞球の払出を許可(賞球払出可能と)してお
り、これにより賞球払出許可コマンドd31を構成し、
「1」のときに賞球の払出を禁止(賞球払出不可と)して
おり、これにより賞球払出禁止コマンドd32を構成す
るようにしている。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、払出状態コマンド及び
賞球数指示コマンドは、一つの信号として出力可能に賞
球払出コマンドとして複合されており、遊技球1個の入
賞に際し、賞球払出制御基板に対し2度にわたってデー
タを送信せずに賞球の払出しを行うことが可能になるの
で、プログラム容量を必要最小限に抑え、ひいてはデー
タ出力処理を短時間で行うことができ、年々複雑になる
遊技の制御に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るパチンコ機を模式
的に示す正面図である。
【図2】図1の遊技盤の裏面を模式的に示す図である。
【図3】図2の主基板を含む電気部品を示す接続図であ
る。
【図4】図2の主基板から払出制御部へ送信する賞球払
出コマンドの内容を示す図である。
【図5】図4の賞球払出コマンドに代える他の賞球払出
コマンドの内容を示す図である。
【符号の説明】
11 主基板(主制御部) 12 賞球払出制御基板(賞球払出制御部) d1 賞球払出コマンド d2 賞球数指示コマンド d3 払出状態コマンド d31 賞球払出許可コマンド d32 賞球払出禁止コマンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 哲也 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 Fターム(参考) 2C088 BA20 BA27 BA32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞口に遊技球が入賞することにより賞
    球を払出す賞球払出機構と、 賞球払出機構の賞球払出作動を許可又は禁止させる払出
    状態コマンド及び遊技球の入賞に応じた設定数を示す賞
    球数指示コマンドを出力する主制御部と、 主制御部から入力する前記2つのコマンドに基づいて賞
    球払出機構を制御する賞球払出制御部とを備え、 払出状態コマンド及び賞球数指示コマンドは、一つの信
    号として出力可能に賞球払出コマンドとして複合されて
    いることを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 賞球払出機構の上部側に賞球が準備され
    ていることを検出する賞球待機検出手段と、賞球払出機
    構からの賞球を貯留する賞球貯留手段が賞球でオーバー
    フロー状態になることを検出するオーバーフロー検出手
    段とを備え、賞球待機検出手段が賞球準備を検出してい
    ない場合及びオーバーフロー検出手段がオーバーフロー
    状態を検出している場合のうち少なくとも一方の場合に
    は、払出状態コマンドは、賞球払出機構の賞球払出作動
    を禁止させる内容の賞球払出禁止コマンドとし、賞球待
    機検出手段が賞球準備を検出している場合及びオーバー
    フロー検出手段がオーバーフロー状態を検出していない
    場合には、払出状態コマンドは、賞球払出機構の賞球払
    出作動を許可させる内容の賞球払出許可コマンドとする
    ことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
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