JPH11197327A - 入賞検出装置および弾球遊技機 - Google Patents

入賞検出装置および弾球遊技機

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JPH11197327A
JPH11197327A JP793398A JP793398A JPH11197327A JP H11197327 A JPH11197327 A JP H11197327A JP 793398 A JP793398 A JP 793398A JP 793398 A JP793398 A JP 793398A JP H11197327 A JPH11197327 A JP H11197327A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入賞検出装置からの検出信号の送信タイミン
グに基づいて遊技の大当たりが決定される弾球遊技機に
おいて、不正行為用の装置を取り付けたとしても大当た
りの発生を人為的に操作することが困難な入賞検出装
置、およびこのような入賞検出装置を備えた弾球遊技機
を提供する。 【解決手段】 始動スイッチユニット203に、始動口
14への遊技球入賞を検出する検出部203Bと、系統
化された暗号データのセットを記憶している制御部20
3Bを備え、制御部203Bは、検出部203Bにおけ
る入賞検出または非検出に基づいて適切な暗号データを
役物制御装置100に送信するようにした。また、暗号
データのセットには送信されるべきデータの複数の系列
を設け、アトランダムなタイミングで系列切り換えを行
うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機(パチ
ンコ遊技機)に関し、特に、そこへの遊技球の入賞タイ
ミングにより大当たりが決定される入賞装置(例えば始
動口)に設けられる入賞検出装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機(パチンコ遊技機)において
は、打球発射装置から遊技盤に向けて遊技球(パチンコ
球)を発射し、この遊技球の各種入賞装置への入賞状況
に基づいて遊技が進行する。そして、この遊技の進行お
よび遊技盤上の各種部品は、いわゆる役物制御装置によ
り統括制御されるようになっている。
【0003】図13は、このような弾球遊技機を示す正
面図である。
【0004】図示されるように、弾球遊技機の機枠(外
枠)1の正面には、上部蝶番2Aと下部蝶番2Bにより
内枠3が取り付けられ、この内枠3に遊技盤4が取り付
けられる。また、内枠3の正面には、透明ガラスが装着
されたガラス枠5が取り付けられ、遊技盤4正面をガラ
スで覆うとともに、遊技盤4がガラスを通して透けて見
えるようになっている。なお、遊技盤4は内枠3から取
り外し可能で、弾球遊技機本体(弾球遊技機の遊技盤4
以外の構成)から分離することができるので、遊技盤4
の種類で決まって来る遊技態様を、遊技盤4の交換によ
り変更することが可能となっている。
【0005】遊技盤5の下部には、遊技球の供給皿(上
皿)6と、受け皿(下皿)7と、打球発射装置の操作部
8が配設される。この供給皿6には、賞球としての遊技
球が賞球口6Aから導入される。また、受け皿7は、供
給皿6が遊技球で満杯になったときに余剰の遊技球を受
け入れるものであり、この受け皿7内の遊技球は操作レ
バー7Aの操作により下方に排出できるようになってい
る。
【0006】操作部8のみが図示される打球発射装置は
遊技球の発射手段であり、遊技球は供給皿6からこの打
球発射装置へと供給され、操作部8の回転操作にしたが
って発射される。発射された遊技球は、遊技盤4に設け
られたガイドレ−ル9に沿って案内され、遊技盤4の正
面にガイドレ−ル9で囲われた領域、すなわち遊技領域
10内に入る。
【0007】なお、操作部8にはストップスイッチ8A
が備えられ、操作者はこのストップスイッチ8Aを操作
することにより、操作部8の回転操作中でも打球発射を
ストップすることができるようになっている。また、こ
の操作部8には図示されないタッチスイッチ8Bが設け
られ、操作者が操作部8を操作していること(操作者の
手が操作部8に触れていること)をこのタッチスイッチ
8Bが感知しないときには、打球発射装置からの打球発
射がストップされるようになっている。
【0008】遊技領域10のほぼ中央には、表示手段に
相当する可変表示装置(画像表示装置)11が配設され
ている。この可変表示装置11は、遊技の進行状態に対
応した表示を行うもので、例えば、遊技状態を表す3つ
の図柄(左図柄、中図柄、右図柄)を液晶画面に表示す
る。そして、後述する始動口14に遊技球が入賞する
と、この可変表示装置11の図柄が変動するようになっ
ている。
【0009】可変表示装置11の下方には、開閉自在の
大入賞口を備えた変動入賞装置12が配設される。ま
た、これら可変表示装置11および変動入賞装置12の
周辺には複数の一般入賞口13が、また、可変表示装置
11と変動入賞装置12の中間の領域には始動口14
が、それぞれ配設される。さらに、遊技領域10の最下
端には、排出口15が設けられる。
【0010】これにより、遊技領域10内に打ち込まれ
た遊技球は、遊技領域10内の各所に配置された風車等
の転動誘導部材16により転動方向を変えられながら遊
技領域10表面を流下し、変動入賞装置12、一般入賞
口13、始動口14、排出口15のいずれかに入るよう
になっている。
【0011】なお、変動入賞装置12の大入賞口には、
カウントスイッチ112(図14参照)が設けられ、こ
のカウントスイッチ112により大入賞口への入賞が検
知される。
【0012】また、この大入賞口の内部にはV入賞口が
設けられ、大入賞口に入賞した遊技球がさらにこのV入
賞口に入賞すると、V入賞検出スイッチ113(図14
参照)により検知されるようになっている。このV入賞
口は、その入賞状況により大入賞口の開閉制御パターン
が変更されるもので、例えば、大入賞口の開放中にV入
賞口への入賞がある限り、大入賞口の開放が所定の上限
回数(例えば16回)まで繰り返されるようになってい
る。
【0013】また、始動口14には始動スイッチ111
(図14参照)が設けられ、この始動スイッチ111に
より始動口14への入賞が検知される。後述するよう
に、この始動口14への遊技球の入賞が大当たりのタイ
ミングでなされると遊技は大当たりとなる。
【0014】具体的には、始動口14への入賞が大当た
りのタイミングでなされたときには、可変表示装置11
の表示が、始動口14への入賞にともなって変動した後
に大当たりを示すものとなり(例えば、3つの図柄が同
一の図柄となり)、さらに、常態では閉じられていた変
動入賞装置12の大入賞口が開放され、遊技球が変動入
賞装置12に入賞し得る状態になる。
【0015】遊技領域10の左右両端には、装飾用のサ
イドランプ17が、また、内枠3上部には、可変表示装
置11が大当たり状態となったときに点滅する大当たり
ランプ18が、それぞれ設けられる。なお、以下の説明
では、これらの装飾用の各種装置を装飾装置20として
総称する。
【0016】また、遊技盤4下方の内枠3前面には、音
放出口19が設けられ、この音放出口19からは、図示
されないスピーカからの効果音が放出されるようになっ
ている。
【0017】図14には、役物制御装置100の構成を
示す。
【0018】役物制御装置100は、例えば遊技盤4の
裏面に設置される役物制御基板上に配設された各種部
品、すなわちCPU102、ROM103、RAM10
4、入力インターフェース105、出力インターフェー
ス106、割り込み信号発生回路107、電源回路10
8から構成される。
【0019】これらの各構成部品について順次説明して
行くと、まず、CPU102は役物制御装置100によ
る制御(遊技制御)を司るICであり、入力インターフ
ェース103を介して、後述する各種スイッチ(始動ス
イッチ111、カウントスイッチ112、V検出スイッ
チ113)からの検出信号が入力される。CPU102
は、これらの検出信号に基づいて各種制御信号を演算
し、これらの制御信号を、出力インターフェース106
を介して、後述する遊技盤上の各種装置(可変表示装置
11、変動入賞装置12、装飾装置20)に出力するこ
とにより、遊技制御を行う。
【0020】ROM103は、遊技制御のための不変の
各種情報を記憶しているもので、遊技制御のためのプロ
グラムや、遊技制御における大当たりの確率などの定数
が記憶されている。
【0021】RAM104は、このCPU102による
遊技制御時のワークエリアとして利用されるもので、デ
ータ記憶領域として、乱数カウンタ、乱数記憶領域、イ
ベントカウンタ、スイッチ入力バッファ、メカ装置出力
バッファ、装飾装置出力バッファ、表示制御信号出力バ
ッファを、それぞれ備えている。
【0022】入力インターフェース105は、各種スイ
ッチからの入力信号を、CPU102で読み込めるレベ
ルに変換するもので、ローパスフィルタ、レベル変換装
置、バッファIC、入力ポートなどから構成されてい
る。
【0023】出力インターフェース106は、CPU1
02からの各種制御信号を出力して各種装置を駆動する
もので、出力ポート、ラッチIC、ドライブ回路等から
構成されている。
【0024】割り込み信号発生回路107は、CPU1
02に所定のタイミングで割り込み信号を発信する回路
である。詳しく説明すれば、この割り込み信号発生回路
104はクロック回路を備えており、このクロック回路
で生成された基本パルス信号を分周して所定パルス幅
(例えば10マイクロ秒程度)のパルス信号を生成し、
このパルス信号を割り込み信号として、一定時間毎(例
えば2ミリ秒毎)に発信するようになっている。CPU
102は、この割り込み信号をリセット入力端子を介し
て受信し、この受信毎にそれまでの処理をリセットし
て、所定の番地から新たな制御処理を開始する。これに
より、CPU102による遊技制御は、この割り込み信
号の発信のタイミング(例えば2ミリ秒)を単位として
実行されるようになっている。なお、このように遊技制
御を割り込み信号毎の短い周期に分割するのは、金属製
の多数の遊技球が循環することにより生じるノイズに起
因したCPU102の暴走を防止するためである。
【0025】電源回路108は、外部の交流電源からの
交流電圧(例えばAC24V)を直流電圧に変換する回
路である。また、この電源回路108には電源投入検出
回路108Aが備えられ、この電源投入検出回路108
Aからは、電源投入と同時が電源投入の検出信号が出力
され、CPU102のリセット入力端子に、また入力イ
ンターフェース105、出力インターフェース106
に、それぞれ入力される。これにより、CPU102、
入力インターフェース105、出力インターフェース1
06は、電源投入と同時に初期化されるようになってい
る。
【0026】図15は、このような役物制御装置100
による遊技制御の手順を示すフローチャートである。
【0027】制御は電源の投入により開始され、まずス
テップ101で、RAM104の初期化処理が行われ
る。これにより、RAM104内の乱数カウンタ、乱数
記憶領域、およびイベントカウンタが、それぞれゼロク
リアされる。
【0028】ステップ102では、割り込み信号発生回
路107からの割り込み信号の検出があったか否かが判
定され、割り込み信号が検出されない間は、このステッ
プ102の割り込み信号検出の判定を繰り返す。
【0029】一方、ステップ102で割り込み信号が検
出されたならばステップ103以降の処理に進む。これ
により、1回の割り込み信号のタイミング毎(例えば2
ミリ秒毎)に、ステップ103〜ステップ113の処理
が一巡づつ実行される。すなわち、前述したように、役
物制御装置100による遊技制御は、割り込み信号の発
信のタイミングを単位として実行される。
【0030】ステップ103では、RAM104内の乱
数カンウタの値を+1だけ更新する。すなわち、乱数カ
ウンタは、1回の割り込み信号毎(例えば2ミリ秒毎)
に、+1づつ更新されて行く。
【0031】なお、乱数カウンタには所定の上限値があ
らかじめ定められているので、更新によりこの上限値を
超えた場合には0になる。具体的には、例えば上限値が
300であれば、乱数カウンタは299から更新される
と300ではなく0になり、結局、0〜299の範囲の
値を採りながら、+1づつ更新されるようになってい
る。
【0032】ステップ104では、RAM104に内蔵
されたスイッチ入力バッファに、始動スイッチ111、
カウントスイッチ112、V検出スイッチ113等の各
種スイッチからの検出レベルを取り込む。
【0033】ステップ105では、スイッチ入力バッフ
ァの始動スイッチ領域のステータスが確認される。そし
て、このステータスが「球有り」である場合、すなわち
始動口14に入賞した遊技球(始動スイッチ111を通
過した遊技球)がある場合には、この時点での乱数カウ
ンタの値を、RAM104の乱数記憶領域に格納する。
後述するように、この乱数記憶領域に格納された乱数カ
ウンタの値(すなわち、始動口14への入賞タイミング
を示す乱数カウンタの値)が、所定の大当たり値に一致
するときに遊技は大当たりとなり、変動入賞装置12が
開放される。具体的には、割り込み信号の発信タイミン
グが2ミリ秒毎であり、乱数カウンタの上限値が300
である場合には、300×2ミリ秒=600ミリ秒で乱
数カウンタが一巡するが、この600ミリ秒の内、大当
たり値に対応する2ミリ秒において始動口14への遊技
球の入賞があった場合に、遊技は大当たり状態となる。
【0034】なお、この乱数記憶領域には、それぞれに
乱数カウンタの値を記憶できる複数の領域(例えば4領
域)が設けられ、始動口14に連続して複数の遊技球が
入賞した場合にも対応できるようになっている。
【0035】ステップ106では、RAM104内のイ
ベントカウンタが+1だけ更新される。すなわち、1回
の割り込み信号による処理毎に、イベントカウンタは+
1づつ更新されて行く。
【0036】なお、このイベントカウンタには所定の上
限値が設定されており、更新によりこの上限値を超えた
場合には、イベントカウンタの値は0に戻るようになっ
ている。このフローチャートでは、上限値が8であり、
イベントカウンタは7から更新されると8ではなく0に
なり、結局、イベントカウンタは0〜7の範囲で順次更
新されて行くことになる。
【0037】ステップ107では、ステップ106で更
新されたイベントカウンタの値の判定がなされ、このイ
ベントカウンタの値にしたがって、ステップ108〜ス
テップ113のいずれかの分岐処理へと進む。したがっ
て、これらの分岐処理(以下、「時分割処理」と総称す
る)は、イベントカウンタの値が0〜7の間で一巡する
と一通り実行されることになる。具体的には、割り込み
信号のタイミングが2ミリ秒であるときには、2ミリ秒
×8=16ミリ秒周期で、1単位の時分割処理が実行さ
れるようになっている。
【0038】ステップ108は、ステップ107でイベ
ントカウンタ=0と判定された場合の処理で、ここで
は、RAM104のメカ装置出力バッファに、変動入賞
装置12の開閉制御のためのデータをセットする。
【0039】ステップ109は、ステップ107でイベ
ントカウンタ=1と判定された場合の処理で、ここで
は、RAM104の表示制御出力バッファに、可変表示
装置11の表示制御のためのデータをセットする。
【0040】ステップ110は、ステップ107でイベ
ントカウンタ=2と判定された場合の処理で、ここで
は、ステップ109でセットされた可変表示装置11の
表示制御のためのデータを、出力インターフェース10
6へ出力する。これにより、出力インターフェース10
6から可変表示装置11に向けて表示制御信号が送信さ
れる。
【0041】ステップ111は、ステップ107でイベ
ントカウンタ=3と判定された場合の処理で、ここで
は、遊技制御の中核となるゲーム処理が実行される。こ
のゲーム処理においては、遊技の進行状況(あるいはこ
の進行状況に対応する処理番号)にしたがって、大当た
りの判定に係わる処理などの各種処理が行われる。
【0042】このゲーム処理における主要な処理につい
て説明すると、乱数記憶領域に乱数カウンタの値が記憶
されているときには、まず最初に、乱数記憶領域に記憶
されている乱数カウンタの値が、大当たりに相当する所
定値と一致するか否かを判定する。そして、この比較判
定後にその乱数カウンタの値を消去し、この消去後の乱
数記憶領域には、ステップ105において新たな乱数カ
ウンタの値が記憶できるようにしておく。続いて、乱数
カウンタの値が所定の大当たり値に一致するか否かにし
たがって、可変表示装置11における停止図柄パターン
(停止図柄パターンに対応するパラメータ)を決定す
る。例えば、乱数カウンタの値が所定の大当たり値に一
致する場合(すなわち大当たりの場合)には、可変表示
装置11の3つの数字図柄をゾロ目(例えば「77
7」)で停止させるようにパラメータを決定し、一致し
ない場合(大当たりでない場合)には、ゾロ目以外のパ
ターンで停止させるように、パラメータを設定する。さ
らに、大当たりの場合には、変動入賞装置12を開放さ
せるようにパラメータの設定を行っておく。
【0043】ステップ112は、ステップ107でイベ
ントカウンタ=4と判定された場合の処理で、ここで
は、RAM104の装飾装置出力バッファに、装飾装置
20の制御のためのデータをセットする。
【0044】ステップ113は、ステップ108〜ステ
ップ112のいずれかの処理に引き続いて、あるいはス
テップ107でイベントカウンタ=5〜7のいずれかと
判定された場合に実行される処理である。ここでは、R
AM104のメカ装置出力バッファ、装飾装置出力バッ
ファにそれぞれセットされたデータを、出力インターフ
ェース106に出力する。これにより、出力インターフ
ェース106から変動入賞装置12および装飾装置20
に向けて制御信号が出力され、変動入賞装置12および
装飾装置20が駆動される。
【0045】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の弾球遊技機には、以下に述べるような方法で不正
行為が行われてしまう恐れがある。
【0046】詳しく説明すると、不正行為を行おうとす
る者は、図14に二点鎖線で示すように、始動スイッチ
111と入力インターフェース105との間の配線(リ
ード線)に、不正行為用の装置120を介装する。そし
て、いったん遊技制御における大当たりのタイミングを
つかんだならば、この大当たりのタイミングを利用し
て、始動スイッチ111からの入賞検出のタイミングを
不正装置120によりずらして役物制御装置100に入
力して、遊技の大当たりを不正に操作する。
【0047】すなわち、従来の装置では、始動スイッチ
111からの検出信号は「球有り」と「球無し」を示す
2つのレベルの電圧信号で構成されているので、不正行
為者は始動スイッチ111からの検出信号を解析するこ
とにより、遊技の大当たりを引き起こす入賞タイミング
を容易に知ることができる。そして、前述したように、
役物制御装置100における大当たりのタイミングは所
定の周期(例えば2ミリ秒/600ミリ秒)で生じてい
るので、いったん最初の大当たりのタイミングをつかん
でしまえば、それ以降の大当たりのタイミングは、不正
装置120において容易に割り出すことができる。
【0048】したがって、不正行為者は、不正装置12
0を介して自在に大当たりのタイミングで役物制御装置
100への信号の入力を行うことが可能となる。そし
て、この場合、単純な「球有り」または「球無し」を示
す2レベルからなる電圧信号を作り出したり、タイミン
グをずらしたりして送り込むことは容易である。
【0049】さらに、不正行為者は、自身が遊技を行っ
ているときには、人為的に大当たりを発生させる一方
で、同じ弾球遊技機で不正行為者以外の人が遊技を行っ
ているときには、人為的に大当たりを外すようにもでき
る。
【0050】これにより、全体としてその弾球遊技機で
の大当たりの確率が増えないようにできるので、たとえ
大当たりの発生頻度を監視したとしても不正行為を発見
することは難しい。また、役物制御装置100に入力さ
れる検出信号は、前述したように単純な2レベルの電圧
信号であるので、この検出信号から不正装置120の接
続を発見することもできない。
【0051】このため、不正行為の発見は、弾球遊技機
の構成部品を分解するなどして実際に不正装置120を
発見する以外に方法はないが、近年では不正装置120
は小型化される傾向にあり、発見も容易でなくなってき
ている。
【0052】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、不正行為用の装置を取り付けたとしても
大当たりの発生を人為的に操作することが困難な入賞検
出装置、およびこのような入賞検出装置を備えた弾球遊
技機を提供することを目的とする。
【0053】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、入賞装
置が検出した遊技球の入賞信号に基づいて特定の遊技を
発生させる弾球遊技機において、入賞検出装置に、前記
入賞装置に入賞した遊技球を検出する検出部と、この入
賞検出の検出信号を暗号化する暗号化手段と、この暗号
化された信号を入賞信号として送信する送信手段とを備
えた。
【0054】第2の発明では、第1の発明において、前
記暗号化手段は、系統化された暗号データのセットを記
憶する記憶手段と、入賞検出または非検出に基づいて前
記暗号データのセットから適当な暗号データを選択して
送信データとする選択手段とを備えた。
【0055】第3の発明では、第2の発明において、前
記暗号データのセットは複数の系列を備え、前記送信デ
ータは各送信の時点に対応する系列に属する暗号データ
から選択されるとともに、各送信の時点に対応する系列
を切り換え可能とした。
【0056】第4の発明では、第3の発明において、前
記暗号データのセットの各系列には、系列の切り換え先
と対応させられた系列切り換えデータが備えられ、系列
切り換え時にはいずれかの系列切り換えデータを送信デ
ータとするともに、この系列切り換えデータに対応する
切り換え先に系列切り換えを行う。
【0057】第5の発明では、第2〜4の発明におい
て、前記暗号データのセットには送信データとして選択
されない不正データが備えられる。
【0058】第6の発明では、弾球遊技機において、入
賞装置に入賞した遊技球を検出する検出部と、この入賞
検出の検出信号を暗号化する暗号化手段と、この暗号化
された信号を入賞信号として送信する送信手段とを備え
た入賞検出装置と、前記暗号化された入賞信号を解読し
て特定の遊技の発生を決定する制御装置とを備えた。
【0059】第7の発明では、第6の発明において、前
記暗号化手段は、系統化された暗号データのセットを記
憶する記憶手段と、入賞検出または非検出に基づいて前
記暗号データのセットから適当な暗号データを選択して
送信データとする選択手段とを備えた。
【0060】第8の発明では、第7の発明において、前
記暗号データのセットは複数の系列を備え、前記送信デ
ータは各送信の時点に対応する系列に属する暗号データ
から選択されるとともに、各送信の時点に対応する系列
を切り換え可能とした。
【0061】第9の発明では、第8の発明において、前
記暗号データのセットの各系列には、系列の切り換え先
と対応させられた系列切り換えデータが備えられ、系列
切り換え時にはいずれかの系列切り換えデータを送信デ
ータとするともに、この系列切り換えデータに対応する
切り換え先に系列切り換えを行う。
【0062】第10の発明では、第7〜第9の発明にお
いて、前記暗号データのセットには送信データとして選
択されない不正データが備えられる。
【0063】
【発明の作用および効果】第1の発明では、入賞装置へ
の遊技球の入賞は入賞検出装置の検出部において検出さ
れ、この検出信号は暗号化手段により暗号化された入賞
信号として、送信手段により送信される。この入賞信号
に基づいて特定の遊技(例えば遊技の大当たり)が発生
するが、本発明では入賞信号が暗号化されているので、
特定の遊技を発生させるための情報(例えば入賞検出が
どのタイミングであったのかについての情報)を、外部
から検知することは難しい。したがって、入賞検出装置
からの入賞信号を人為的に操作しようとしても、不正行
為者はこの人為的な操作のための基準(例えば人為的な
入賞信号送信の基準タイミング)を得ることができない
ので、例えば不正な大当たり確率の操作をすることが著
しく困難となる。
【0064】第6の発明では、入賞装置への遊技球の入
賞は入賞検出装置の検出部において検出され、この検出
信号は暗号化手段により暗号化された入賞信号として、
送信手段により制御装置へと送信される。制御装置は、
この暗号化された検出信号を解読することにより知られ
る情報に基づいて、特定の遊技の発生を決定する。この
ように本発明では、入賞検出装置から制御装置への信号
は暗号化されているので、特定の遊技を発生させるため
の情報(例えば入賞検出がどのタイミングであったのか
についての情報)を、外部から検知することは難しい。
したがって、入賞検出装置と制御装置の間に不正行為用
の装置を介装して、制御装置への入賞信号を操作しよう
としても、不正行為者はこの人為的な操作のための基準
(例えば人為的な入賞信号送信の基準タイミング)を得
ることができないので、例えば不正な大当たり確率の操
作をすることが著しく困難となる。
【0065】第2および第7の発明では、系統的に分類
された暗号データから、入賞検出または非検出に基づい
て送信すべき暗号データを適当に選択して送信データと
するだけで、検出信号の暗号化を行うことができ、また
制御装置側に同一の暗号データのセットを記憶しておけ
ば、制御装置における暗号化された検出信号の解読は、
送信データをこの暗号データのセットと照合するだけで
容易に行うことができる。また、暗号データの系統化さ
れたセットを入賞検出装置の各個体毎に異なるものとす
れば、暗号データの解読を行うにしても個々の弾球遊技
機毎に行わねばならなくなり、不正行為が行われるのを
さらに困難にすることができる。
【0066】第3および第8の発明では、送信データが
選択される系列は切り換え可能であるので、この系列の
切り換えにより暗号は容易に複雑化することができ、不
正行為を、より有効に防止することができる。
【0067】第4および第9の発明では、系列の切り換
え時には、送信データは系列切り換えデータから選択さ
れるので、入賞検出装置および制御装置の双方は、この
系列切換データにより系列の切り換え先を容易に認識す
ることができる。
【0068】第5および第10の発明では、通常ならば
送信されて来るはずのない不正データが制御装置に送信
されて来たならば、これにより不正行為等のトラブル発
生を容易かつ迅速に知ることができる。
【0069】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0070】なお、以下の各実施の形態においては、弾
球遊技機の全体構成は、例えば図13に示すものと同様
である。したがって、以下の説明においては、本発明の
特徴となる入賞検出装置(始動スイッチユニット)、お
よびこの始動スイッチユニットを含む電気回路上の構成
を中心に説明する。
【0071】図1には、本発明の実施の形態を示す。
【0072】図示されるように、役物制御装置100
は、図14に示した従来例と同様に、CPU102、R
OM103、RAM104、入力インターフェース10
5、出力インターフェース106を備え、遊技盤4上の
カウントスイッチ112、V検出スイッチ113は入力
インターフェース105に、可変表示装置11、変動入
賞装置12、装飾装置20は出力インターフェース10
6に、それぞれ接続されている。また、この図1では省
略されているが、役物制御装置100には、図14の従
来例と同様に、割り込み信号発生回路107および電源
回路108が備えられている。なお、特許請求の範囲と
の関係では、この役物制御装置100が制御装置に相当
する。
【0073】さらに、本実施の形態の特徴となる構成と
して、役物制御装置100には、EEPROM201お
よび設定スイッチ202が備えられる。そして、遊技盤
4上には、始動口14への入賞検出装置として、始動ス
イッチ111に代えて、始動スイッチユニット203が
設けられている。
【0074】始動スイッチユニット203は、始動口1
4への遊技球の入賞を実際に検出する部分である検出部
203Aとともに、例えばワンチップICからなる制御
部(通信部)203Bを備えている(図4参照)。
【0075】制御部203Bは、CPU、ROM、EE
PROM、RAM、インターフェースなどから構成さ
れ、アップロード指令線を介して役物制御装置100の
出力インターフェース106と接続されるとともに、ス
トローブ信号線および送信データ線を介して役物制御装
置100の入力インターフェース105と接続されてい
る。なお、特許請求の範囲との関係では、この制御部2
03Bは、暗号化手段、送信手段、記憶手段、および選
択手段に相当する。
【0076】この制御部203BのROMには、図2に
示すように暗号データの系統化されたセットが記憶され
ている。これらの暗号データは、系列番号0〜7の8系
列に分けられており、それぞれの系列には、8個の球有
りデータと、8個の系列切り換えデータと、4個の不正
データとが記憶されている。なお、これらの球有りデー
タ、系列切り換えデータ、不正データのいずれにも属さ
ない暗号データは、球無しデータとなる。
【0077】そして、制御部203Bは、この暗号デー
タのセットから選択されたデータ(選択データ)を、送
信データ線を介して役物制御装置100に送信する。す
なわち、始動スイッチユニット203からの入賞検出の
信号(入賞信号)は、暗号化されて役物制御装置100
に送信される。この場合、送信データは、所定の周期の
ストローブ信号に同期したタイミングで一つづつ送信さ
れるようになっている。
【0078】また、役物制御装置100のEEPROM
201には、制御部203BのROMと同一の暗号デー
タのセットが記憶されており、役物制御装置100のC
PUはこれに基づいて暗号の解読を行うことができるよ
うになっている。
【0079】このような送信処理では、その時点に相当
する系列から、送信されるべき暗号データが選択され
る。具体的には、検出部203Aにおいて遊技球入賞が
検出された場合には球有りデータが、検出部203Aに
おいて遊技球入賞が検出されず、かつ処理が系列切り換
えのタイミングであるときには系列切り換えデータが、
それ以外の場合には球無しデータが、それぞれ、その時
点に相当する系列から選択されて送信されるようになっ
ている。
【0080】さらに、この各時点に相当する系列は、系
列切り換えのタイミングで他の系列に切り換えられるよ
うになっており、このような系列切り換えがなされない
間は、相当する系列は同一のものに維持されるようにな
っている。また、この系列切り換えにおいては、切り換
え先の系列は系列切り換えデータに対応して決まるよう
になっているので、系列切り換えの際に送信された系列
切り換えデータに基づいて、役物制御装置100のCP
U102と始動スイッチユニット203のCPUの双方
が、系列の切り換え先を認識できるようになっている。
なお、この系列切り換えのタイミングは、制御部203
BのROMに記憶された乱数などにより、アトランダム
に決定される。
【0081】不正データは、不正行為を発見するために
特に設けられたものであり、制御部203Bからの送信
用のデータとしては選択されない。これにより、もし役
物制御装置100に不正データに相当するデータが送信
されて来たならば、不正行為などのトラブルがあったと
判断することができる。
【0082】図3には、図2の暗号データのセットに、
実際の数値データを当てはめた一例を示す。このよう
に、各系列においては、異なる数値データが重複しない
ように当てはめられる。なお、ここで当てはめられてい
る数値データは、総て16進法によるものである。
【0083】なお、始動スイッチユニット203の制御
部203Bは、前述したように全体をワンチップICで
構成するなどして、ブラックボックス化しておく。これ
により、外部からの変更を不能とするとともに、廃棄さ
れた弾球遊技機から始動スイッチユニット203を入手
したとしても外部からの解析を不能とし、不正行為を、
より確実に防止することができる。
【0084】設定スイッチ202は、役物制御装置10
0が工場から出荷される前や、始動スイッチユニット2
03が交換されたときなど、EEPROM201への暗
号データの書き込みの必要性を示すスイッチである。そ
して、この設定スイッチ202がONであれば、電源投
入と同時に役物制御装置100から始動スイッチユニッ
ト203にアップロード指令信号が送信される。このア
ップロード指令に基づいて、制御部203Bから送信デ
ータ線を介して、暗号データのセット全体(全系列デー
タ)が送信され、この全系列データがEEPROM20
1に書き込まれるようになっている。
【0085】なお、この全系列データのアップロード
は、始動スイッチユニット203が初めてアップロード
指令信号を受信したときにのみ(後述する図5のフロー
チャートにおける立ち上げフラグが0のときにのみ)、
実行されるようになっている。これにより、アップロー
ド後に始動スイッチユニット203から不正に全系列デ
ータを読み出すことができないようになっている。。
【0086】図4には、始動スイッチユニット203が
遊技盤4背面に取り付けられた様子を示す。
【0087】図示されるように、始動スイッチユニット
203は、遊技盤4裏面に設けられた入賞球集合カバー
51の所定の位置にビス52により固定され、入賞球集
合カバー51内側の取り付け部51Aに検出部203B
が除くようになっている。検出部203Aは具体的には
コイルで構成され、始動口14に入賞した遊技球(入賞
球)50が、始動口14から入賞球集合カバー51側に
抜けて流下して来ると、この検出部203Aのコイルの
中を通過するようになっている。これにより、検出部2
03Aのコイルには、金属製の遊技球50の通過で電流
が励磁され、この励磁電流が制御部203Bにより検出
される。制御部203Bはリード線211およびコネク
タ212を介して、図示されない役物制御装置100に
接続されており、役物制御装置100に暗号化した検出
信号を送信する。
【0088】図5は、本実施の形態の遊技制御における
処理手順を示すフローチャートである。このフローチャ
ートでは、左側に役物制御装置100のCPUにおける
処理を示す一方、右側に始動スイッチユニット203の
CPUにおける処理を並列的に示している。
【0089】まず、役物制御装置100における制御か
ら説明すると、制御は電源投入によりスタートし、ステ
ップ1において、RAM104の初期化処理、すなわち
RAM104内の乱数カウンタ、乱数記憶領域、および
イベントカウンタのゼロクリアが実行される。
【0090】続くステップ2においては、設定スイッチ
202がONであるか否かが確認される。
【0091】ここで設定スイッチ202がONであると
判定されたならば、EEPROM201への暗号データ
の書き込みが必要であるので、ステップ3に進み、始動
スイッチユニット203に向けてアップロード指令信号
を送信する。そして、ステップ4において、始動スイッ
チユニット203から全系列データを受信し、これをE
EPROM201に記憶してから、ステップ5に進む。
【0092】一方、設定スイッチ202がOFFである
ときには、既にEEPROM201には、始動スイッチ
ユニット202のROMと同一の暗号データのセットが
記憶されているということであるから、そのままステッ
プ5に進む。
【0093】ステップ5においては、割り込み信号発生
回路107からの割り込み信号の検出があったか否かが
判定される。そして、このステップ5において割り込み
信号が検出されない間は、この割り込み信号検出の判定
を繰り返す一方、割り込み信号が検出されたならばステ
ップ6以降の処理に進む。このように、本実施の形態の
遊技制御では、1回の割り込み信号のタイミング毎(例
えば2ミリ秒毎)に、ステップ6〜ステップ11の1単
位の処理が繰り返される。
【0094】ステップ6においては、RAM104内の
乱数カンウタの値を+1だけ更新する。このように、乱
数カウンタは、1回の割り込み信号毎(例えば2ミリ秒
毎)に+1づつ更新されて行く。なお、乱数カウンタに
は所定の上限値(例えば300)があらかじめ定められ
ており、乱数カウンタはその上限値までの範囲(例えば
0〜299の範囲)で更新されていく。
【0095】続いて、ステップ7〜ステップ10におい
ては、始動信号読み込み処理が実行される。
【0096】まず、ステップ7では、始動スイッチユニ
ット203からの選択データを受信し、続くステップ8
では、この受信された選択データを解析し、この受信デ
ータが球無しデータ、球有りデータ、系列切り換えデー
タ、不正データのいずれに当たるものであるかを判定す
る。
【0097】そして、このステップ8において受信デー
タが球無しデータであると判定されたならば、そのまま
ステップ11の基本遊技制御処理に進む。
【0098】また、ステップ8において受信データが系
列切り換えデータであると判定されたならば、ステップ
9において系列の変更を行ってから、ステップ11の基
本遊技制御処理に進む。
【0099】また、ステップ8において受信データが球
有りデータであると判定されたならば、ステップ10に
進み、その時点での乱数カウンタの値をRAM104の
乱数記憶領域に記憶してから、ステップ11の基本遊技
制御処理に進む。
【0100】なお、このフローチャートには示していな
いが、ステップ8において受信データが不正データであ
ると判定されたときには、何らかの不正があったなどの
トラブル発生を示すものであるので遊技制御を中止す
る。
【0101】ステップ11の基本遊技制御処理において
は、図15の従来例のフローチャートのステップ106
からステップ113の処理と同一の処理が実行される。
すなわち、従来例と同様の基本的な遊技制御処理が実行
される。
【0102】つぎに、始動スイッチユニット203のC
PUにおける処理を説明すると、制御は電源投入ととも
にスタートし、ステップ21においては、立ち上げフラ
グが0であるか否かが判定される。
【0103】この立ち上げフラグは、始動スイッチユニ
ット203の制御部203B内のEEPROMに記憶さ
れているもので、始動スイッチユニット203が役物制
御装置100と組み合わされる前、すなわち、制御部2
03BのROM内の暗号データのセットが役物制御装置
100のEEPROM201にアップロードされる前に
おいては0となっている。
【0104】したがって、このステップ21において立
ち上げフラグが0であると判定されたときには、ステッ
プ22において役物制御装置100からのアップロード
指令信号の受信を受け、続くステップ23において暗号
データの系統化されたセット全体(全系列データ)を役
物制御装置100に送信し、さらにステップ24におい
て立ちあげフラグを1にする。
【0105】一方、ステップ21において立ち上げフラ
グが0でないと判定されたときには、暗号データのアッ
プロードは不要であるので、そのままステップ25以降
の処理に進む。
【0106】なお、前述したように、立ちあげフラグは
制御部203B内のEEPROMに記憶されているもの
なので、電源を切った後でも同一状態が維持される。し
たがって、いったん全系列データのアップロード処理が
なされたならば、その後電源を切り、再び電源投入した
ときには、立ち上げフラグは1となっており、ステップ
22〜ステップ24の処理は行われない。したがって、
いったんアップロード処理がなされたならば、全系列デ
ータはその後外部に送信されることはない。
【0107】ステップ25においては、検出部203A
において始動口14への遊技球入賞が検出されたか否か
が判定される。
【0108】このステップ25において入賞検出有りと
判定されたときには、ステップ30に進み、その時点で
の該当系列の球有りデータの一つを任意に選択して選択
データとし、ステップ31に進む。
【0109】一方、ステップ25において入賞検出無し
と判定されたときには、ステップ26に進み、処理が系
列更新のタイミングにあるか否かが判定される。
【0110】このステップ26において処理が系列更新
のタイミングであると判定されたならば、ステップ27
に進み、その時点での該当系列の系列切り換えデータの
一つを任意に選択して選択データとする。そして、ステ
ップ28において、制御部203BのCPUにおいて系
列変更をなし、ステップ31に進む。
【0111】また、このステップ26において処理が系
列更新のタイミングではないと判定されたならば、ステ
ップ29に進み、その時点での該当系列の球無しデータ
の一つを任意に選択して選択データとし、ステップ31
に進む。
【0112】ステップ31では、ステップ27、29、
30のいずれかにおいて選択された選択データを、役物
制御回路100へと送信する。
【0113】つぎに、始動検出スイッチ203からのデ
ータの送信を、図6、図7のタイミングチャートに基づ
いて具体的に説明する。
【0114】図6、図7の送信処理においては、図2に
示したような暗号データのセットが用いられている。
【0115】そして、図6の送信処理においては、該当
する系列番号は0である。そして、検出部203Aにお
いて入賞が検出されず、センサ検出レベルがローレベル
である間は、球有りデータ、系列切り換えデータ、不正
データのいずれにも属しない暗号データ、すなわち球無
しデータが送信データとしてアトランダムに選択され、
ストローブ信号に同期して送信されている(図6の送信
データs0、q0、t0に相当)。
【0116】ここで、検出部203Aにおいて入賞が検
出されると、センサ検出レベルがハイレベルとなるが、
これと同時に、送信データとしては系列番号0の球有り
データがアトランダムに選択されて送信されるようにな
る(図6のe0、b0、d0、g0に相当)。
【0117】さらに、所定の期間(この実施の形態では
4つの暗号データの送信がなされる期間)が経過してセ
ンサ検出レベルがローレベルに戻ると、再び系列番号0
の球無しデータがアトランダムに選択され送信されるこ
とになる(図6のu0、r0、t0に相当)。
【0118】一方、図7の送信処理においては、当初、
該当する系列は系列番号0であり、送信データとして
は、系列番号0の球無しデータがアトランダムに選択さ
れ送信されている(図6の送信データt0に相当)。
【0119】ここで処理が系列切り換えのタイミングと
なると、送信データとして系列番号0の系列切り換えデ
ータがアトランダムに選択されて送信される(図7のk
0に相当)。そして、この送信された系列切り換えデー
タであるk0に対応する系列番号2の系列に系列の切り
換えがなされる。これにより、その後は、系列番号2の
系列の球無しデータが送信される(図7のs2、r2、
u2)。
【0120】そして、検出部203Aにおいて入賞が検
出され、センサ検出レベルがハイレベルとなると、その
間は、系列番号2の系列の球有りデータがアトランダム
に選択されて送信され(図7のa2、c2、h2、a2
に相当)、その後、センサ検出レベルがローレベルに戻
ると、再び系列番号2の系列の球無しデータの送信がな
されることになる(図7のq2に相当)。
【0121】つぎに全体的な作用について説明する。
【0122】弾球遊技機においては、始動口14への遊
技球の入賞は、入賞検出装置である始動スイッチユニッ
ト203により検出され、この検出信号が役物制御装置
100に向けて送信される。そして、役物制御装置10
0は、この検出信号受信のタイミングに基づいて遊技の
大当たりを決定する。
【0123】この場合、本発明では、始動スイッチユニ
ット203からの遊技球入賞の検出信号は暗号データと
して送信される。この場合、暗号データは、制御部20
3BのROMに記憶された暗号データのセットから選択
されるが、役物制御装置100はEEPROM201内
に同一の暗号データのセットを記憶しているので、これ
に基づいて、受信データを解読することができる。
【0124】このため、たとえ始動スイッチユニット2
03と役物制御装置100の間に不正行為用の装置を介
装して役物制御装置100への信号入力のタイミングを
操作しようとしても、不正行為を行うことは難しい。す
なわち、不正行為用の装置に入って来る暗号化された検
出信号は入賞検出を示すものであるのか、非検出を示す
ものであるのか分からないので、不正行為者は、いつ遊
技球入賞の検出があったのかを知ることは難しい。した
がって、不正行為者は、始動口14への入賞があったと
してもこの入賞タイミングを知ることができないので、
人為的にタイミングを操作した検出信号を役物制御装置
100側に送信したくても、このタイミングの基準とな
る最初のタイミングをつかむことができない。よって、
本発明によれば、不正行為による大当たり確率の操作が
著しく難しくなり、遊技の健全性を保つことができる。
【0125】また、本実施の形態では、暗号データのセ
ットは複数の系列から構成され、送信データが選択され
る系列は、系列切り換えのタイミングで次々と切り換え
られて行くので、不正行為者による暗号データの解読は
さらに難しくなる。
【0126】さらに、暗号データの系統化されたセット
を始動スイッチユニット203の各個体毎に異なるもの
とすれば、暗号データの解読を行うにしても個々の弾球
遊技機毎に行わねばならなくなり、不正行為が行われる
のをさらに困難にすることができる。
【0127】図8には、本発明の他の実施の形態を示
す。
【0128】この実施の形態は、基本的構成において図
1に示した実施の形態と共通するもので、役物制御装置
100に解析用チップ204が備えられ、始動スイッチ
ユニット203からの送信データ線およびストローブ信
号線が入力インターフェース105ではなく解析用チッ
プ204に入力している点で、図1の実施の形態と異な
るものである。
【0129】この解析用チップ204には、始動スイッ
チユニット制御部203BのROMに記憶された暗号デ
ータのセット(図2、図3参照)と同一の暗号データが
記憶されており、始動スイッチユニット203から送信
データ線を介して送信されて来る暗号データを解読し
て、入力インターフェース105に入賞検出または非検
出の検出信号(スイッチ状態識別信号)を入力する。こ
の場合、解析用チップ204からのスイッチ状態識別信
号は、例えばハイレベルとローレベルの2種類の信号か
らなる単純化されたものとしてよい。
【0130】このように、本実施の形態においても、始
動スイッチユニット203から役物制御装置100へ入
賞検出を知らせる検出信号は暗号化されており、外部か
ら入賞検出のタイミングを知ることは難しく、したがっ
て不正行為が行われる恐れを著しく少なくできる。
【0131】なお、本実施の形態では、解析用チップ2
04には暗号化データの系統化されたセットがあらかじ
め記憶されているので、始動スイッチユニット203か
ら暗号データのセットがアップロードされる必要はな
く、したがって、図1における出力インターフェース1
06から制御部203Bへのアップロード指令線は必要
なくなっている。その代わり、本実施の形態では、役物
制御基板100と始動スイッチユニット203は、あら
かじめ同一の暗号データを備えた組とされている必要が
ある。
【0132】図9は、図8の実施の形態における遊技制
御の手順を示すフローチャートである。
【0133】まず、役物制御装置100における制御か
ら説明すると、制御は電源投入によりスタートし、ステ
ップ41においてRAM104の初期化処理が行われた
後、すぐにステップ42に進み、割り込み信号検出の判
定が行われる。このように、本実施の形態では暗号デー
タのアップロード処理が不要であるので、図5のフロー
チャートのステップ2〜4に相当する処理は行われな
い。
【0134】ステップ42、43の処理は、図5のフロ
ーチャートのステップ5、6の処理と同様のもので、ス
テップ42で割り込み信号が検出されたならば、ステッ
プ43で乱数カウンタが+1更新される。
【0135】続くステップ44〜46においては、始動
信号読み込み処理が実行される。
【0136】まずステップ44では、解析用チップ20
4からのスイッチ状態識別信号が読み込まれ、ステップ
45で、このスイッチ状態識別信号が球有りを示すもの
か球無しを示すものかの判定がなされる。そして、スイ
ッチ状態識別信号が球有りを示すものであればステップ
46でその時点での乱数カウンタの値を乱数記憶領域に
記憶してから、またスイッチ状態識別信号が球無しを示
すものであればそのまま、ステップ47の基本遊技制御
処理に進む。このように、本実施の形態では、解析用チ
ップ204において暗号データの解析がなされているの
で、始動信号読み込み処理は単純化されたものとなる。
【0137】つぎに始動スイッチユニット203におけ
る制御を説明すると、これは、図5のフローチャートの
ステップ21〜24に相当するアップロード処理に関す
る処理が無いこと以外は、図5のフローチャートの始動
スイッチユニットにおける制御と同様の制御となってい
る。すなわち、図9のフローチャートのステップ51〜
57は、それぞれ図5のフローチャートのステップ25
〜31に相当するもので、ステップ57における選択デ
ータの送信が、入力インターフェース105になされる
のではなく、解析用チップ204になされる点が異なる
のみである。したがって、これらの制御については説明
を省略する。
【0138】図10には、本発明のさらに他の実施の形
態を示す。
【0139】この実施の形態では、始動スイッチユニッ
ト203には信号波形生成送信回路203Cが設けられ
る。この信号波形生成送信回路203Cは、役物制御装
置100に備えられた信号波形解析回路205に、検出
部203Aにおける入賞検出を暗号化した信号波形(例
えばパルス波形)を送信する。信号波形解析回路205
は、この信号波形の暗号を解読して、入力インターフェ
ースに入賞検出または非検出を示すスイッチ状態識別信
号を送信する。このスイッチ状態識別信号は例えばハイ
レベルとローレベルの2種類の信号からなる単純化され
た信号でよい。このような実施の形態においても、始動
スイッチユニット203からの入賞検出信号は暗号化さ
れており、外部の不正行為者が入賞検出のタイミングを
知ることは難しくできる。
【0140】なお、本実施の形態では、役物制御装置1
00および遊技盤4上の他の構成は、図1に示した実施
の形態と同様であるので、図示および説明は省略する。
【0141】図11、図12には、図10に示した実施
の形態における信号波形生成送信回路203Cからの送
信信号波形の例を、図2、図3に示した数値式の暗号デ
ータと対応させて示している。
【0142】ここで信号波形による暗号の表現方法は特
に限定されず、例えば、図11に示すようにパルス幅に
より表現するようにしてもよいし、図12に示すように
パルスの振幅により表現するようにしてもよい。そし
て、パルス幅または振幅を変化させることにより、図
2、図3に示した数値式の暗号データと同じように、複
数系列の球無しデータ、球有りデータ、系列切り換えデ
ータ、不正データを表現するとともに、これらのデータ
の系列を次々に切り換えて行くようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す構成図である。
【図2】同じく暗号データのセットを示す図表である。
【図3】同じく図2の暗号データのセットに数値データ
が当てはめられた状態を示す図表である。
【図4】同じく始動スイッチユニットの取り付け状態を
示す側面図である。
【図5】同じく遊技制御の手順を示すフローチャートで
ある。
【図6】同じく暗号データの送信の一例を示すタイミン
グチャートである。
【図7】同じく暗号データの送信の一例を示すタイミン
グチャートである。
【図8】本発明の他の実施の形態を示す構成図である。
【図9】同じく遊技制御の手順を示すフローチャートで
ある。
【図10】本発明のさらに他の実施の形態を示す構成図
である。
【図11】同じく信号波形化された暗号データの送信の
一例を示すタイミングチャートである。
【図12】同じく信号波形化された暗号データの送信の
一例を示すタイミングチャートである。
【図13】弾球遊技機を示す正面図である。
【図14】従来の弾球遊技機を示す構成図である。
【図15】従来の弾球遊技機における遊技制御の手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 機枠 2A 上蝶番 2B 下蝶番 3 内枠 4 遊技盤 5 ガラス枠 6 供給皿 7 受け皿 8 操作部 8A ストップスイッチ 8B タッチスイッチ 9 ガイドレール 10 遊技領域 11 可変表示装置 12 変動入賞装置 13 一般入賞口 14 始動口 15 排出口 16 転動誘導部材 17 サイドランプ 18 大当たりランプ 19 音放出口 20 装飾装置 50 遊技球 51 入賞球集合カバー 52 ビス 100 役物制御装置 102 CPU 103 ROM 104 RAM 105 入力インターフェース 106 出力インターフェース 112 カウントスイッチ 113 V検出スイッチ 201 EEPROM 202 設定スイッチ 203 始動スイッチユニット 203A 検出部 203B 制御部 203C 信号波形生成送信回路 204 解析用チップ 205 信号波形解析回路 211 リード線 212 コネクタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入賞装置が検出した遊技球の入賞信号に基
    づいて特定の遊技を発生させる弾球遊技機において、 前記入賞装置に入賞した遊技球を検出する検出部と、 この入賞検出の検出信号を暗号化する暗号化手段と、 この暗号化された信号を入賞信号として送信する送信手
    段と、 を備えたことを特徴とする入賞検出装置。
  2. 【請求項2】前記暗号化手段は、系統化された暗号デー
    タのセットを記憶する記憶手段と、入賞検出または非検
    出に基づいて前記暗号データのセットから適当な暗号デ
    ータを選択して送信データとする選択手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の入賞検出装置。
  3. 【請求項3】前記暗号データのセットは複数の系列を備
    え、前記送信データは各送信の時点に対応する系列に属
    する暗号データから選択されるとともに、各送信の時点
    に対応する系列を切り換え可能としたことを特徴とする
    請求項2に記載の入賞検出装置。
  4. 【請求項4】前記暗号データのセットの各系列には、系
    列の切り換え先と対応させられた系列切り換えデータが
    備えられ、系列切り換え時にはいずれかの系列切り換え
    データを送信データとするともに、この系列切り換えデ
    ータに対応する切り換え先に系列切り換えを行うことを
    特徴とする請求項3に記載の入賞検出装置。
  5. 【請求項5】前記暗号データのセットには送信データと
    して選択されない不正データが備えられることを特徴と
    する請求項2から請求項4のいずれかひとつに記載の入
    賞検出装置。
  6. 【請求項6】入賞装置に入賞した遊技球を検出する検出
    部と、この入賞検出の検出信号を暗号化する暗号化手段
    と、この暗号化された信号を入賞信号として送信する送
    信手段とを備えた入賞検出装置と、 前記暗号化された入賞信号を解読して特定の遊技の発生
    を決定する制御装置と、 を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  7. 【請求項7】前記暗号化手段は、系統化された暗号デー
    タのセットを記憶する記憶手段と、入賞検出または非検
    出に基づいて前記暗号データのセットから適当な暗号デ
    ータを選択して送信データとする選択手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項6に記載の弾球遊技機。
  8. 【請求項8】前記暗号データのセットは複数の系列を備
    え、前記送信データは各送信の時点に対応する系列に属
    する暗号データから選択されるとともに、各送信の時点
    に対応する系列を切り換え可能としたことを特徴とする
    請求項7に記載の弾球遊技機。
  9. 【請求項9】前記暗号データのセットの各系列には、系
    列の切り換え先と対応させられた系列切り換えデータが
    備えられ、系列切り換え時にはいずれかの系列切り換え
    データを送信データとするともに、この系列切り換えデ
    ータに対応する切り換え先に系列切り換えを行うことを
    特徴とする請求項8に記載の弾球遊技機。
  10. 【請求項10】前記暗号データのセットには送信データ
    として選択されない不正データが備えられることを特徴
    とする請求項7から請求項9のいずれかひとつに記載の
    弾球遊技機。
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