JPWO2005029099A1 - 電流測定装置及び試験装置と、これに用いる同軸ケーブル及び集合ケーブル - Google Patents

電流測定装置及び試験装置と、これに用いる同軸ケーブル及び集合ケーブル Download PDF

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Abstract

測定第1端子と、測定第2端子との間を流れる被測定電流を測定する電流測定装置であって、一端が測定第1端子と電気的に接続され、他端が測定第2端子と電気的に接続された複数の1次コイルと、複数の1次コイルに流れる被測定電流に応じて、被測定電流を示す電圧を生じる2次コイルと、それぞれが複数の1次コイルのそれぞれに対応し、対応する1次コイルの一端と測定第1端子とを電気的に接続する信号線と、シールドとを有する複数の同軸ケーブルとを備え、同軸ケーブルのそれぞれは、信号線と、信号線を被覆する絶縁層と、絶縁層の外周に巻き付けられたテープ状の導電体を有する第1のシールドと、第1のシールドの外周に設けられた導電体により構成される第2のシールドとを有することを特徴とする電流測定装置を提供する。

Description

本発明は、電流測定装置及び試験装置と、これに用いる同軸ケーブル及び集合ケーブルに関する。特に本発明は、被測定電流を示す電圧を生じるコイルを備える電流測定装置と、被測定電流を電流源から伝送するために用いる低インピーダンスの同軸ケーブル及び集合ケーブルに関する。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の一部とする。
1.特願2003−330732 出願日 2003年09月22日
従来、被測定電流が生じる磁界に基づいて電流を測定する電流測定装置が知られている。例えば、電流プローブは、トランスの1次側コイルに流れる被測定電流に応じて2次側コイルに生じる電圧に基づいて、電流を測定する。
電子デバイスの電源電流を測定する場合、電子デバイスの電源端子と電流測定装置の間を同軸ケーブル等により接続し、被測定電流を電流測定装置に入力する。この様な測定において、観測帯域は、容量、インダクタンス、及び特性インピーダンス等の要因によって定められる。
ここで、電源ラインの容量は変更できないため、観測帯域を広げるためには、インダクタンス及び特性インピーダンスを小さくすることが望ましい。このような低インピーダンスの同軸ケーブルの例としては、導体外周にポリエステル又はポリイミドを基体とするフィルム基材にアルミ箔等を貼着した導電積層体を、アルミ箔を導体側にして巻回し、この外周に更に絶縁層を設けるものが開示されている(特許文献1参照。)。
特公平4−56408号公報
しかし、従来の電流プローブでは、被測定電流の流れている配線のインダクタンスの影響で、高精度な電流測定を行うことが困難であった。そのため、例えば、電子デバイスの試験において、高い精度のIDDT試験を行うことは困難であった。また、電流プローブにおいては、1次コイルの巻数の2乗に比例してインダクタンスが増大するため、1次コイルの巻数を2以上とすると、電流測定における挿入インピーダンスが増大する。そのため、従来は、1次コイルの巻数が2以上である電流プローブを提供するのは困難であり、電流プローブにより、高い精度で微小電流を測定することは困難であった。
また、同軸ケーブルの特性インピーダンス値は、信号線(芯線)の外径と信号線の外周に設けられた絶縁体の外径とが近いほど小さくなることが知られている。ここで、上記の同軸ケーブルは、導電積層体を用いて信号線となる導体の有効断面積及び実効半径を増すことにより、信号線の外径と絶縁体の外径とを近づける。しかしながら、上記の同軸ケーブルは、特性インピーダンス値が50Ω以上を対象としており、外周の絶縁体の肉厚を十分な厚さとすることによりカットスルー抵抗を大きくしている。
一方、電子デバイスの電源電流を測定することを目的として特性インピーダンス値が数Ωの同軸ケーブルを実現にするためには、絶縁体の厚さを極薄として絶縁体の外径を相対的に小さくする必要が生じる。これを実現するためには、カットスルー抵抗を大きくして絶縁体の剥き出しを容易にし、かつ、絶縁体の耐電圧を満足させることが必要となる。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる電流測定装置及び試験装置と、これに用いる同軸ケーブル及び集合ケーブルとを提供することを目的とする。この目的は請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
本発明の第1の形態によると、測定第1端子と、測定第2端子との間を流れる被測定電流を測定する電流測定装置であって、一端が前記測定第1端子と電気的に接続され、他端が前記測定第2端子と電気的に接続された1次コイルと、前記1次コイルに流れる前記被測定電流に応じて、前記被測定電流を示す電圧を生じる2次コイルと、前記1次コイルの前記一端と前記測定第1端子とを電気的に接続する信号線と、シールドとを有する同軸ケーブルとを備え、前記同軸ケーブルは、前記信号線と、前記信号線を被覆する絶縁層と、前記絶縁層の外周に巻き付けられたテープ状の導電体を有する第1の前記シールドと、前記第1のシールドの外周に設けられた導電体により構成される第2の前記シールドとを有することを特徴とする電流測定装置を提供する。
複数の前記1次コイルと、前記複数の1次コイルに流れる前記被測定電流に応じて、前記被測定電流を示す電圧を生じる前記2次コイルと、それぞれが前記複数の1次コイルのそれぞれに対応し、対応する前記1次コイルの前記一端と前記測定第1端子とを電気的に接続する信号線と、シールドとを有する複数の前記同軸ケーブルとを備えてもよい。
前記2次コイルの一端と、他端とを電気的に接続する抵抗器を更に備え、前記電流測定装置は、前記2次コイルの前記一端の電位を、前記被測定電流を示す値として出力してもよい。
前記1次コイル、及び前記2次コイルのそれぞれが巻かれるコアを更に備えてもよい。
本発明の第2の形態によると、電子デバイスを試験する試験装置であって、前記電子デバイスに入力されるべき入力パターン信号を生成するパターン発生部と、前記電子デバイスに電力を供給する電源部と、前記入力パターン信号を前記電子デバイスに供給する信号入力部と、前記電子デバイスが有する電源端子と、前記電源部との間を流れる被測定電流を測定する電流測定部と、前記電流測定部の測定結果に基づいて、前記電子デバイスの良否を判定する判定部と備え、前記電流測定部は、一端が前記電源端子と電気的に接続され、他端が前記電源部と電気的に接続された1次コイルと、前記1次コイルに流れる前記被測定電流に応じて、前記被測定電流を示す電圧を生じる2次コイルと、前記1次コイルの前記一端と前記測定第1端子とを電気的に接続する信号線と、シールドとを有する同軸ケーブルとを有し、前記同軸ケーブルは、前記信号線と、前記信号線を被覆する絶縁層と、前記絶縁層の外周に巻き付けられたテープ状の導電体を有する第1の前記シールドと、前記第1のシールドの外周に設けられた導電体により構成される第2の前記シールドとを含むことを特徴とする試験装置を提供する。
前記電源部は、前記電子デバイスが前記電源端子に受け取るべき動作電圧を、前記1次コイルの前記他端に供給してもよい。
前記電源部は、前記1次コイルの前記他端を接地してもよい。
前記電流測定部は、前記入力パターン信号の値の変化に応じて、前記被測定電流を測定してもよい。
前記電流測定部は、複数の前記1次コイルと、前記複数の1次コイルに流れる前記被測定電流に応じて、前記被測定電流を示す電圧を生じる前記2次コイルと、それぞれが前記複数の1次コイルのそれぞれに対応し、対応する前記1次コイルの前記一端と前記測定第1端子とを電気的に接続する信号線と、シールドとを有する複数の同軸ケーブルとを有してもよい。
前記電子デバイスは、予め定められた電位を受け取る複数の前記電源端子を備え、それぞれの前記電源端子は、いずれかの前記1次コイルの前記一端と電気的に接続され、それぞれの前記1次コイルの前記一端は、いずれかの前記電源端子と電気的に接続されてもよい。
本発明の第3の形態によれば、信号線と、前記信号線を被覆する絶縁層と、前記絶縁層の外周に巻き付けられたテープ状の導電体を有する第1のシールドと、前記第1のシールドの外周に設けられた導電体により構成される第2のシールドとを備える同軸ケーブルを提供する。。
前記信号線及び前記第1のシールド間の特性インピーダンス値は2.5Ω以下であってもよい。
前記第1のシールドは、テープ状の絶縁体と、前記テープ状の絶縁体より幅が広く、前記テープ状の絶縁体と平行に接する第1領域と、テープ幅方向の一方の縁部から予め定められた幅を有する、前記テープ状の絶縁体と重ならない第2領域とを含むテープ状の導電体により構成されるテープ状の複合テープ体を有し、前記複合テープ体は、前記テープ状の導電体における前記第1領域の少なくとも一部が、前記テープ状の導電体における既に前記絶縁層に巻き付けられた部分の前記第2領域の少なくとも一部と重なり、前記テープ状の絶縁体が、既に前記絶縁層に巻き付けられた前記テープ状の絶縁体と当該同軸ケーブルの半径方向において重ならず、かつ、前記テープ状の導電体側が前記絶縁層に接するように前記絶縁層の外周に巻き付けられてもよい。
前記テープ状の導電体は、テープ幅方向における前記第1領域が設けられた縁部と反対側の縁部から予め定められた幅を有する、前記テープ状の絶縁体と重ならない第3領域を含み、前記複合テープ体は、更に、前記テープ状の導電体における前記第3領域の少なくとも一部が、既に前記絶縁層に巻き付けられた前記テープ状の絶縁体の外側に重なるように前記絶縁層の外周に巻きつけられ、前記テープ状の導電体は、前記第3領域の少なくとも一部において前記第2のシールドに接してもよい。
本発明の第4の形態によれば、実質的に同一の長さを有する複数の同軸ケーブルと、前記複数の同軸ケーブルを、前記複数の同軸ケーブルの各端部が軸方向に対して揃うように平行に束ねる固定体と、前記複数の同軸ケーブルの各端部において軸方向と垂直な面を有し、前記複数の同軸ケーブルの各端部に露出された前記複数の同軸ケーブルの各信号線を電気的に接続する信号線接続導体が設けられた信号線接続具と、前記複数の同軸ケーブルの各端部の近傍において露出された前記複数の同軸ケーブルの各シールドを電気的に接続するシールド接続具とを有する集合ケーブルを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、被測定電流を複数の同軸ケーブルを介して伝送させ、各同軸ケーブルの特性インピーダンスのばらつきを少なくし、かつ低い特性インピーダンスを実現することにより、高精度な電流測定を行うことがことができる。
本発明の一実施形態に係る試験装置100の構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る電流測定部110の構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る試験方法の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る電流測定部110の構成の別の例を示す図である。 本実施形態に係る集合ケーブル500の構成を示す図である。 本実施形態に係る信号線接続導体560の配線パターンの一例を示す図である。図6(a)は第1の配線パターン、図6(b)は第2の配線パターン、図6(c)は第3の配線パターンをそれぞれ示す。 本実施形態に係る同軸ケーブル204の、軸方向と垂直な方向の断面を示す図である。 本実施形態に係る同軸ケーブル204の構成を示す図である。 本実施形態に係る同軸ケーブル204の、軸方向の断面を示す図である。 本実施形態に係る同軸ケーブル204の構成の別の例を示す図である。 本実施形態に係る同軸ケーブル204の特性を実測した結果を表形式により示す図である。 本実施形態に係る同軸ケーブル204の特性インピーダンス値を実測した結果を示すグラフである。図12(a)は同軸ケーブル204が1本の場合、図12(b)は同軸ケーブル204が5本の場合の特性インピーダンス値の実測結果を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る試験装置100の構成の一例を示す。本実施形態において、試験装置100は、電子デバイス102を試験する試験装置であって、パターン発生部104、電源部108、信号入力部106、電流測定部110、及び判定部112を備える。
パターン発生部104は、電子デバイス102に入力されるべき入力パターン信号を生成する。電源部108は、電子デバイス102に電力を供給する。本実施形態において、電源部108は、電流測定部110を介して、電子デバイス102に電力を供給する。信号入力部106は、入力パターン信号を電子デバイス102に供給する。信号入力部106は、例えば、テストヘッドに設けられてよい。
電流測定部110は、電子デバイス102が有する電源端子と、電源部108との間を流れる被測定電流を測定する。本実施形態において、電流測定部110は、入力パターン信号の値の変化に応じて、被測定電流を測定する。電流測定部110は、例えば、入力パターン信号の変化に応じた、IDD電流の遷移を測定してよい。本実施形態において、電源部108は、電子デバイス102のVDD電源端子に、動作電圧VDDを供給する。試験装置100は、電子デバイス102に対するIDDT試験を行ってよい。また、電流測定部110は、入力パターン信号の変化に応じたグランド電流の変化を測定してもよい。この場合、電源部108は、電子デバイス102のVSS電源端子を接地する。判定部112は、電流測定部110の測定結果に基づいて、電子デバイス102の良否を判定する。本実施形態において、判定部112は、当該測定結果が示す電流値が予め定められた値より大きい場合、電子デバイス102は不良であると判定する。
ここで、電子デバイスとは、与えられた電流又は電圧に応じて所定の作用を行う部品をいい、例えば、IC(Integrated Circuit)やLSI(Large−Scale Integrated circuit)のような能動素子から成る半導体部品を含む。更に、これらの部品はウェハに設けられた状態であってもよく、また、これら部品を結合して一つのパッケージに収めた部品や、これら部品をプリント基板に装着して所定の機能を実現したブレッドボード等の部品も含む。
図2は、本実施形態に係る電流測定部110の構成の一例を示す。電流測定部110は、複数の1次コイル22、複数の同軸ケーブル204、測定第1端子208、測定第2端子210、抵抗器206、2次コイル24、コア20、及び電流値算出部202を有する。本実施形態において、電流測定部110は、n個(nは、予め定められた正の整数である)の1次コイル(22−1〜22−n)、及びn個の同軸ケーブル(204−1〜204−n)を有する。電流測定部110は、測定第1端子208と、測定第2端子210との間を流れる被測定電流を測定する電流測定装置であってよい。
複数の1次コイル(22−1〜22−n)は、一端が測定第1端子208と電気的に接続され、他端が測定第2端子210と電気的に接続される。例えば、1次コイル22−k(kは、1≦k≦nを満たす整数である)の一端である端子26−kは、測定第1端子208と電気的に接続される。また、1次コイル22−kの他端である端子28−kは、測定第2端子210と電気的に接続される。
複数の同軸ケーブル(204−1〜204−n)は、それぞれが複数の1次コイル(22−1〜22−n)のそれぞれに対応する。複数の同軸ケーブル(204−1〜204−n)のそれぞれは、対応する1次コイル22の一端と測定第1端子208とを電気的に接続する信号線と、シールドとを有する。当該シールドは接地されるのが好ましい。これに代えて、当該シールドは、予め定められた電圧を出力する電源に接続されてもよく、例えば電子デバイス102の動作電圧VDDを供給するVDD電源に接続されてよい。また、当該シールドは、測定第2端子210に接続されてもよい。本実施形態において、同軸ケーブル204−kが有する信号線は、1次コイル22−kの一端である端子26−kと、測定第1端子208とを電気的に接続する。複数の同軸ケーブル(204−1〜204−n)は、それぞれ略等しい伝送インピーダンス特性を有するのが好ましい。
測定第1端子208は、図1に関連して説明した電子デバイス102の電源端子と電気的に接続する。また、測定第2端子210は、図1に関連して説明した電源部108と電気的に接続する。すなわち、端子26−kは、当該電源端子と電気的に接続され、端子28−kは、電源部108と電気的に接続される。
本実施形態において、端子26−kは、電子デバイス102のVDD電源端子と電気的に接続する。電源部108は、電子デバイス102がVDD電源端子に受け取るべき動作電圧VDDを、端子28−kに供給する。別の実施例において、端子26−kは、電子デバイス102のVSS電源端子と電気的に接続してもよい。この場合、電源部108は、端子28−kを接地する。
抵抗器206は、2次コイル24の一端である端子30と、他端である端子32とを電気的に接続する。本実施形態において、抵抗器206は、予め定められたインピーダンスZ0を有する。2次コイル24は、複数の1次コイル(22−1〜22−n)に流れる被測定電流に応じて、被測定電流を示す電圧を生じる。2次コイル24の端子32は接地される。本実施形態において、2次コイル24は、被測定電流を示す電圧である端子30の電位を電流値算出部202に供給する。
コア20は、複数の1次コイル(22−1〜22−n)、及び2次コイル24のそれぞれが巻かれるコアである。コア20は、強磁性体コアであるのが好ましい。コア20は、例えばフェライトコアであってよい。
本実施形態において、コア20は、環状の形状を有する。コア20は、それぞれ略長方形の外周及び内周を有する環状の形状を有し、当該略長方形の一の長辺に複数の1次コイル(22−1〜22−n)が巻かれ、他の長辺に2次コイル24が巻かれる。別の実施例において、コア20は、複数の1次コイル(22−1〜22−n)の上に積層して2次コイル24が巻かれるコアであってもよい。
コア20は、過飽和コアであってもよい。この場合、被測定電流の大きさが予め定められた電流値を超えた場合にコア20が飽和することにより、端子30の電位が過剰に大きくなることを防ぐことができる。これにより、電流測定部110は、微小な被測定電流を効率よく測定することができる。
電流値算出部202は、端子30の電位に基づいて、被測定電流を示す値を算出する。電流測定部110は、当該値を図1に関連して説明した判定部112に供給する。電流測定部110は、端子30の電位を、被測定電流を示す値として出力してもよい。
本実施形態においては、複数の同軸ケーブル(204−1〜204−n)が、電子デバイス102の電源端子と、複数の1次コイル(22−1〜22−n)とを並列に接続する。そのため、本実施形態によれば、複数の同軸ケーブル(204−1〜204−n)のそれぞれが有する特性インピーダンスの影響を低減することができる。
また、当該並列接続により、抵抗器206のインピーダンスZ0の被測定電流に対する影響である挿入インピーダンスも低減される。そのため、本実施形態においては、1次コイル22の巻数は、2以上であってよい。この場合、電流測定部110は、被測定電流を高い増幅度で増幅することができる。これにより、電流測定部110は、高い精度で微小電流を測定することができる。更には、本実施形態によれば、電子デバイス102の電源端子と、1次コイル22とを同軸ケーブル204を介して接続することにより、配線の寄生インダクタンスを低減することができる。
図3は、図1に関連して説明した試験装置100に係る試験方法の一例を示すフローチャートである。当該試験方法は、電子デバイスを試験する試験方法である。
本実施形態においては、試験装置100は、まず、パターン発生段階S102で、図1に関連して説明した電子デバイス102に入力されるべき入力パターン信号を生成する。パターン発生段階S102は、図1に関連して説明したパターン発生部104を用いて行ってよい。次に、信号入力段階S104で、入力パターン信号を電子デバイス102に供給する。信号入力段階S104は、図1に関連して説明した信号入力部106を用いて行ってよい。
次に、電流測定段階S106で、図2に関連して説明した2次コイル24に生じる、被測定電流を示す電圧を、被測定電流を示す測定結果として出力する。2次コイル24は、図2に関連して説明した複数の1次コイル(22−1〜22−n)に流れる被測定電流に基づいて当該電圧を生じる。本実施形態においては、図1に関連して説明した電源部108が、電子デバイス102に被測定電流を供給する。電流測定段階S106は、図1に関連して説明した電流測定部110を用いて行ってよい。
次に、判定段階S108で、電流測定段階S106の測定結果に基づいて、電子デバイス102の良否を判定する。本実施形態において、判定段階S108は、当該測定結果が示す電流値が予め定められた値より大きい場合、電子デバイス102は不良であると判定する。判定段階S108は、図1に関連して説明した判定部112を用いて行ってよい。試験装置100は、判定段階S108の次に、動作を終了してよい。
図4は、本実施形態に係る電流測定部110の構成の別の例を示す。本例において、電子デバイス102は、予め定められた電位を受け取る複数の電源端子を備える。それぞれの電源端子は、いずれかの1次コイルの一端と電気的に接続され、それぞれの1次コイルの当該一端は、いずれかの電源端子と電気的に接続される。
本例において、電子デバイス102は、n個のVDD電源端子(302−1〜302−n)を有する。電流測定部110は、n個の測定第1端子(208−1〜208−n)を有する。測定第1端子208−kは、VDD電源端子302−kと電気的に接続する。同軸ケーブル204−kは、測定第1端子208−kと、1次コイル22−kの端子26−kとを電気的に接続する。
本例によれば、電子デバイス102の複数のVDD電源端子(302−1〜302−n)と、図1に関連して説明した電源部108との間を流れる電流を測定することができる。別の実施例においては、電子デバイス102は、更に多くのVDD電源端子を有してもよい。この場合、一の測定第1端子208が、複数のVDD電源端子302と電気的に接続する。また、更に別の実施例では、一のVDD電源端子302が、複数の測定第1端子208と電気的に接続してもよい。電子デバイス102は、電流測定部110と接続する複数の電源端子として、複数のVSS電源端子を有してもよい。
上記の図2及び図4に示した電流測定部110において、複数の端子26は、互いに電気的に接続されてもよい。また、電流測定部110は、複数の1次コイル22及び複数の同軸ケーブル204に代えて、1個の1次コイル22及び当該1次コイル22に接続された1個の同軸ケーブル204を備えてもよい。あるいは電流測定部110は、1個の1次コイル22と、当該1次コイル22に接続された複数の同軸ケーブル204を備えてもよい。この場合、複数の同軸ケーブル204のそれぞれの信号線は、当該1次コイル22の端子26と、複数の同軸ケーブル204に共通の測定第1端子208とを電気的に接続してもよく、これに代えて、当該1次コイル22の端子26と、複数の測定第1端子208のうち互いに異なる測定第1端子208とを電気的に接続してもよい。
図5は、本実施形態に係る集合ケーブル500の構成を示す。本実施形態に係る集合ケーブル500は、複数の同軸ケーブル204を近接して並列に配置することにより、集合ケーブル500全体の特性インピーダンス値を、同軸ケーブルの特性インピーダンス値に対し同軸ケーブルの本数分の1に低減することを目的とする。
集合ケーブル500は、複数の同軸ケーブル204と、固定体540と、信号線接続具550と、シールド接続具570とを備える。複数の同軸ケーブル204のそれぞれは、図2又は図4に示した同軸ケーブル204−1〜nのいずれかに対応する。複数の同軸ケーブル204のそれぞれは、例えば500mm等の実質的に同一の長さを有し、各同軸ケーブル204の両端において、内部導体である信号線520を3mm、絶縁層525を0.8mm、外部導体であるシールド530を1.0mm剥き出された状態で用いられる。ここで、各同軸ケーブル204は、集合ケーブル500の特性インピーダンス値を1Ω以下、より好ましくは0.5Ω以下に抑えるために、数Ω以下、より好ましくは2.5Ω以下の特性インピーダンス値となるように構成される。固定体540は、複数の同軸ケーブル204を、複数の同軸ケーブル204の各端部が軸方向に対して揃うように平行に束ね、複数の同軸ケーブル204を並列配置した状態に固定する。より具体的には、固定体540は、接着剤付きテープ体により構成され、複数の同軸ケーブル204の両端近傍部分において複数の同軸ケーブル204を固定してもよい。これに代えて固定体540は、プラスチックテープ体により構成され、複数の同軸ケーブル204の外周を融着により固定してもよい。あるいは固定体540は、熱収縮チューブ体により構成され、熱収縮されることにより複数の同軸ケーブル204を固定してもよい。
信号線接続具550は、複数の同軸ケーブル204の各端部において軸方向と垂直な面を有する。信号線接続具550には、複数の同軸ケーブル204の各端部に露出された各信号線520を電気的に接続する信号線接続導体560が設けられており、複数の信号線520を並列配置した状態で導通させる。信号線接続具550は、例えば同軸ケーブル204の軸方向と垂直に設けられたプリント基板であってよい。この場合、信号線接続具550は、各同軸ケーブル204の信号線520が挿入される複数のスルホールを有し、これらの複数のスルホールを信号線接続導体560により互いに接続する構造を採ってよい。これに代えて信号線接続具550は、金属帯体等を金型で成形して構成し、全面が信号線接続導体560として機能するプラグ体等として実現されてもよい。
信号線接続具550を用いて複数の同軸ケーブル204の各信号線520を電気的に接続することにより、露出された信号線520や絶縁層525等の長さ、インダクタンス、及び特性インピーダンス等を複数の同軸ケーブル204で同一に保ったまま複数の信号線520を相互に接続することができる。
シールド接続具570は、複数の同軸ケーブル204の各端部の近傍において露出された各シールド530を電気的に接続する。シールド接続具570は、例えば幅1.0mm、厚さ20μmの銅箔等であってよい。
以上に示した集合ケーブル500によれば、複数の同軸ケーブル204を並列配置することにより、集合ケーブル500全体の特性インピーダンス値を、同軸ケーブルの特性インピーダンス値に対し同軸ケーブルの本数分の1に低減することができる。すなわち例えば、5本の同軸ケーブル204を並列配置し、各同軸ケーブル204の特性インピーダンス値が2Ωの場合、集合ケーブル500の特性インピーダンス値を0.4Ωに低減することができる。また、固定体540、信号線接続具550及びシールド接続具570を用いることにより、複数の同軸ケーブル204の長さ等を同一に保った状態で束ねて一体化することができ、各同軸ケーブル204に生じる特性のばらつきを最小限に抑えつつ、集合ケーブル500の引き回しを容易にすることができる。
図6は、本実施形態に係る信号線接続導体560の配線パターンの一例を示す。図6(a)は第1の配線パターンを示す。第1の配線パターンは、例えば5本等の複数の同軸ケーブル204を一列に配列した集合ケーブル500において、一列に配列された複数の信号線520を電気的に接続するために信号線接続具550上に設けられる。第1の配線パターンは、同軸ケーブル204の配列方向と垂直方向に曲げやすい集合ケーブル500を実現するのに適している。
この場合、シールド接続具570は、複数の同軸ケーブル204の各シールド530間を当該シールド接続具570で包み込むことにより接続する。
図6(b)は、第2の配線パターンを示す。第2の配線パターンは、例えば5本等の複数の同軸ケーブル204を、集合ケーブル500が占有する部分の断面積を最小とするように配列した状態で各信号線520を電気的に接続するために、信号線接続具550上に設けられる。第2の配線パターンには、中心に配置される同軸ケーブル204の信号線520を挿入するスルーホールと、その周辺に配置される各同軸ケーブル204を信号線520挿入するスルーホールとの間にそれぞれ配線が設けられる。
この場合、斜め方向に並んだ同軸ケーブル204の各シールド530間をシールド接続具570で包みこむことにより接続した後、全ての同軸ケーブル204の各シールド530の外周をシールド接続具570で包み込むことにより接続する。
図6(c)は、第3の配線パターンを示す。第3の配線パターンは、例えば9本等の多数の同軸ケーブル204を格子状に配列した状態で各信号線520を電気的に接続するために設けられる。そして、第3の配線パターンには、各行の行方向に配列された2以上の信号線520を挿入するスルーホールを電気的に接続する配線と、少なくとも1の列の列方向に配列された2以上の信号線520を挿入するスルーホールを電気的に接続するための配線とが設けられる。
この場合、まず中央の列方向に並んだ同軸ケーブル204の各シールド530間をシールド接続具570で包み込むことにより接続した後、全ての同軸ケーブル204の各シールド530の外周をシールド接続具570で包み込むことにより接続する。
図7は、本実施形態に係る同軸ケーブル204の、軸方向と垂直な方向の断面を示す。また、図8は、本実施形態に係る同軸ケーブル204の構成を示す。また、図9は、本実施形態に係る同軸ケーブル204の、軸方向の断面を示す。同軸ケーブル204は、信号線520と、信号線520を被覆する絶縁層525と、絶縁層525の外周に巻き付けられたテープ状の複合テープ体710を有する第1シールド738と、第1シールド738の外周に設けられた導電体により構成される第2シールド740と、第2シールド740の外周に設けられた外皮750とを備える。
信号線520は、例えば0.52mmの錫メッキ軟銅線等の導電体である。絶縁層525は、信号線520に巻き付けられたテープ状の絶縁体、より具体的にはテープ状のプラスチック体を有する。すなわち例えば、絶縁層525は、厚さ1.2μm、比誘電率3.5のポリエステルナフタレート(PEN)テープを1/2重ねで信号線520に巻き付けた第1絶縁層525aを含んで構成される。更に絶縁層525は、例えば厚さ1.2μmのホットメルト接着材付きで、比誘電率3.5のPENテープ等の接着剤付きのテープ状のプラスチック体を、接着層を内側として1/2重ねで第1絶縁層525aの外周に巻き付けた第2絶縁層525bを含んでもよい。
この場合、第1絶縁層525aは導体に均一に巻き付けられ、第2絶縁層525bは接着層を有するテープ状の絶縁体を第1絶縁層525aの上に巻き付けた構成を採るため、巻き付けによる締め付け力が強くなる。このため、巻き付け後におけるテープ状の絶縁体のゆるみや、ゆるみに伴う外径の凸凹等が生じにくく、厚さと外径のバラツキが無く均一な極薄の絶縁体を実現することができる。この結果、同軸ケーブル204は、特性インピーダンス値を安定して2Ω等の低い値に保つことができる。
複合テープ体710は、テープ状の絶縁体720及び導電体730を重ねて構成される。絶縁体720は、例えば幅2.5mm、厚さ2.5μmのPETテープ等であってよい。導電体730は、絶縁体720より幅が広く、例えば幅3.0mm、厚さ9μmの銅箔テープ等であってよい。
本実施形態に係る複合テープ体710は、導電体730における幅方向の略中央位置に絶縁体720が位置するように重ねられており、導電体730側を内側として1/2重ねで絶縁層525の外周に巻き付けられる。より具体的には、導電体730は、絶縁体720より幅が広く、絶縁体720と平行に接する第1領域732と、テープ幅方向の一方の縁部から予め定められた幅を有する、絶縁体720と重ならない第2領域734と、テープ幅方向における第1領域732が設けられた縁部と反対側の縁部から予め定められた幅を有する、絶縁体720と重ならない第3領域736とを含む。そして、複合テープ体710は、導電体730における第1領域732の少なくとも一部が、導電体730における既に絶縁層525に巻き付けられた部分の第2領域734の少なくとも一部と重なり、絶縁体720が、既に絶縁層525に巻き付けられた絶縁体720と当該同軸ケーブル204の半径方向において重ならず、かつ、導電体730側が絶縁層525に接するように絶縁層525の外周に巻き付けられる。更に、複合テープ体710は、導電体730における第3領域736の少なくとも一部が、既に絶縁層525に巻き付けられた絶縁体720の外側に重なるように絶縁層525の外周に巻きつけられてもよい。
例えば図9において、複合テープ体710は、第1領域732aの少なくとも一部が、既に絶縁層525に巻き付けられた部分である第2領域734bの少なくとも一部と重なり、絶縁体720aが、既に絶縁層525に巻き付けられた絶縁体720bと当該同軸ケーブル204の半径方向において重ならず、第3領域736aの少なくとも一部が、既に絶縁層525に巻き付けられた絶縁体720bの外側に重なるように、絶縁層525の外周に巻きつけられる。そして、導電体730の少なくとも一部は、第1シールド738の外面に露出するため、第3領域736の少なくとも一部において第2シールド740に接することとなる。この結果、導電体730及び第2シールド740は、一体としてシールド線として機能することとなり、同軸ケーブル204における絶縁体部分の外径を実質的に絶縁層525の外径とすることができる。したがって、信号線520の外径と絶縁体部分の外径を実質的に近づけることができ、特性インピーダンスを低減することができる。
以上に示した様に複合テープ体710は、絶縁層525へ巻き付ける際の張力に耐え、かつ、できるだけ薄くするために、例えば厚さ約9.0μmの銅箔と、厚さ約2.5μmのPETから構成される。この結果、複合テープ体710を絶縁層525に巻き付ける際に、複合テープ体710の伸びや切断を抑えると共に、しわや隙間が生じるのを防ぐことができる。そして、既に巻き付けられた第2領域734の上に第1領域732が重ねて巻き付けられる結果、第1シールド738を絶縁層525に密着させることができ、絶縁層525と接する部分に導電体730による円筒状のシールド層を構成することができる。更に、この様にして構成した複合テープ体710は、高いカットスルー抵抗を維持することができるため、絶縁体の剥離が容易となる。
第2シールド740は、例えば複数の導電線を予め定められた巻付間隔で第1シールド738の外周に巻き付けて設けられる。すなわち例えば第2シールド740は、0.05mmで35本の錫メッキ軟銅線を巻付間隔4.5mmで横巻きして設けられる。外皮750は、例えば厚さ100μmmでFEP樹脂の押出層として設けられる。以上に例示した寸法に基づけば、同軸ケーブル204の外径は、0.88mmとなる。
以上に示した同軸ケーブル204によれば、極薄のテープ状のプラスチック体により絶縁層525を構成し、テープ状の絶縁体720及び導電体730を有する複合テープ体710により第1シールド738を構成することにより、特性インピーダンスが低く、特性のばらつきが小さく、かつカットスルー抵抗が高い伝送路を実現することができる。
図10は、本実施形態に係る同軸ケーブル204の構成の別の例を示す。図10に示した同軸ケーブル204は、第3領域736を有しない点を除き図7から図9に示した同軸ケーブル204中の複合テープ体710と同様の構成を採るため、相違点を除き説明を省略する。本例における複合テープ体710は、導電体730におけるテープ幅方向の一方の縁部に絶縁体720が接するように重ねられる。
図11は、以上に例示した寸法に基づく同軸ケーブル204の特性を実測した結果を表形式により示す。耐電圧の試験においては、信号線520と、第1シールド738及び第2シールド740との間に、交流電圧300Vを60秒印加して、これに耐えるか否かを試験した。絶縁抵抗の試験においては、信号線520と、第1シールド738及び第2シールド740との間に直流電圧250Vを加え1分間充電した後における絶縁抵抗値を測定した。
図12は、本実施形態に係る同軸ケーブル204の特性インピーダンス値を実測した結果を示すグラフである。図12(a)は同軸ケーブル204が1本の場合の特性インピーダンス値の実測結果を示す。図12(a)の実測において、同軸ケーブル204の一端の信号線520と、第1シールド738及び第2シールド740とをSMAコネクタに接続し、他端の信号線520と、第1シールド738及び第2シールド740とを短絡接続した。図12(b)は同軸ケーブル204が5本の場合の特性インピーダンス値の実測結果を示す。図12(b)の実測において、同軸ケーブル204の一端における信号線520同士を信号線接続具550に接続し、シールド530同士をシールド接続具570により接続してSMAコネクタに接続した。また、同軸ケーブル204の他端における信号線520同士を信号線接続具550に接続し、シールド530同士をシールド接続具570により接続して、信号線接続具550及びシールド接続具570を短絡接続した。
図11及び図12に示した通り、以上に例示した寸法に基づく同軸ケーブル204によれば、高い耐電圧を有し、かつ、1本で2.0Ωから2.5Ω、5本で0.4Ωの特性インピーダンス値を有する同軸ケーブルを実現することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
以上に示したように、本発明によれば、被測定電流を複数の同軸ケーブルを介して伝送させ、各同軸ケーブルの特性インピーダンスのばらつきを少なくし、かつ低い特性インピーダンスを実現することにより、高精度な電流測定を行うことがことができる。
本発明の第3の形態によれば、信号線と、前記信号線を被覆する絶縁層と、前記絶縁層の外周に、テープ状の絶縁体と当該テープ状の絶縁体より幅が広いテープ状の導電体とを重ねて構成された複合テープ体を巻き付けてなる第1のシールドと、前記第1のシールドの外周に設けられた導電体により構成される第2のシールドとを備える同軸ケーブルを提供する。
前記第1のシールドは、前記テープ状の絶縁体と、前記テープ状の絶縁体より幅が広く、前記テープ状の絶縁体と平行に接する第1領域と、テープ幅方向の一方の縁部から予め定められた幅を有する、前記テープ状の絶縁体と重ならない第2領域とを含む前記テープ状の導電体により構成されるテープ状の前記複合テープ体を有し、前記複合テープ体は、前記テープ状の導電体における前記第1領域の少なくとも一部が、前記テープ状の導電体における既に前記絶縁層に巻き付けられた部分の前記第2領域の少なくとも一部と重なり、前記テープ状の絶縁体が、既に前記絶縁層に巻き付けられた前記テープ状の絶縁体と当該同軸ケーブルの半径方向において重ならず、かつ、前記テープ状の導電体側が前記絶縁層に接するように前記絶縁層の外周に巻き付けられてもよい。

Claims (13)

  1. 測定第1端子と、測定第2端子との間を流れる被測定電流を測定する電流測定装置であって、
    一端が前記測定第1端子と電気的に接続され、他端が前記測定第2端子と電気的に接続された1次コイルと、
    前記1次コイルに流れる前記被測定電流に応じて、前記被測定電流を示す電圧を生じる2次コイルと、
    前記1次コイルの前記一端と前記測定第1端子とを電気的に接続する信号線と、シールドとを有する同軸ケーブルと
    を備え、
    前記同軸ケーブルは、
    前記信号線と、
    前記信号線を被覆する絶縁層と、
    前記絶縁層の外周に巻き付けられたテープ状の導電体を有する第1の前記シールドと、
    前記第1のシールドの外周に設けられた導電体により構成される第2の前記シールドと
    を有する
    ことを特徴とする電流測定装置。
  2. 複数の前記1次コイルと、
    前記複数の1次コイルに流れる前記被測定電流に応じて、前記被測定電流を示す電圧を生じる前記2次コイルと、
    それぞれが前記複数の1次コイルのそれぞれに対応し、対応する前記1次コイルの前記一端と前記測定第1端子とを電気的に接続する信号線と、シールドとを有する複数の前記同軸ケーブルと
    を備えることを特徴とする請求項1記載の電流測定装置。
  3. 前記2次コイルの一端と、他端とを電気的に接続する抵抗器を更に備え、
    前記電流測定装置は、前記2次コイルの前記一端の電位を、前記被測定電流を示す値として出力することを特徴とする請求項1に記載の電流測定装置。
  4. 前記1次コイル、及び前記2次コイルのそれぞれが巻かれるコアを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電流測定装置。
  5. 電子デバイスを試験する試験装置であって、
    前記電子デバイスに入力されるべき入力パターン信号を生成するパターン発生部と、
    前記電子デバイスに電力を供給する電源部と、
    前記入力パターン信号を前記電子デバイスに供給する信号入力部と、
    前記電子デバイスが有する電源端子と、前記電源部との間を流れる被測定電流を測定する電流測定部と、
    前記電流測定部の測定結果に基づいて、前記電子デバイスの良否を判定する判定部と
    を備え、
    前記電流測定部は、
    一端が前記電源端子と電気的に接続され、他端が前記電源部と電気的に接続された1次コイルと、
    前記1次コイルに流れる前記被測定電流に応じて、前記被測定電流を示す電圧を生じる2次コイルと、
    前記1次コイルの前記一端と前記測定第1端子とを電気的に接続する信号線と、シールドとを有する同軸ケーブルと
    を有し、
    前記同軸ケーブルは、
    前記信号線と、
    前記信号線を被覆する絶縁層と、
    前記絶縁層の外周に巻き付けられたテープ状の導電体を有する第1の前記シールドと、
    前記第1のシールドの外周に設けられた導電体により構成される第2の前記シールドと
    を含むことを特徴とする試験装置。
  6. 前記電流測定部は、前記入力パターン信号の値の変化に応じて、前記被測定電流を測定することを特徴とする請求項5に記載の試験装置。
  7. 前記電流測定部は、
    複数の前記1次コイルと、
    前記複数の1次コイルに流れる前記被測定電流に応じて、前記被測定電流を示す電圧を生じる前記2次コイルと、
    それぞれが前記複数の1次コイルのそれぞれに対応し、対応する前記1次コイルの前記一端と前記測定第1端子とを電気的に接続する信号線と、シールドとを有する複数の同軸ケーブルと
    を有することを特徴とする請求項5記載の試験装置。
  8. 前記電子デバイスは、予め定められた電位を受け取る複数の前記電源端子を備え、
    それぞれの前記電源端子は、いずれかの前記1次コイルの前記一端と電気的に接続され、
    それぞれの前記1次コイルの前記一端は、いずれかの前記電源端子と電気的に接続されることを特徴とする請求項7に記載の試験装置。
  9. 信号線と、
    前記信号線を被覆する絶縁層と、
    前記絶縁層の外周に巻き付けられたテープ状の導電体を有する第1のシールドと、
    前記第1のシールドの外周に設けられた導電体により構成される第2のシールドと
    を備えることを特徴とする同軸ケーブル。
  10. 前記信号線及び前記第1のシールド間の特性インピーダンス値は2.5Ω以下であることを特徴とする請求項9記載の同軸ケーブル。
  11. 前記第1のシールドは、テープ状の絶縁体と、前記テープ状の絶縁体より幅が広く、前記テープ状の絶縁体と平行に接する第1領域と、テープ幅方向の一方の縁部から予め定められた幅を有する、前記テープ状の絶縁体と重ならない第2領域とを含むテープ状の導電体により構成されるテープ状の複合テープ体を有し、
    前記複合テープ体は、前記テープ状の導電体における前記第1領域の少なくとも一部が、前記テープ状の導電体における既に前記絶縁層に巻き付けられた部分の前記第2領域の少なくとも一部と重なり、前記テープ状の絶縁体が、既に前記絶縁層に巻き付けられた前記テープ状の絶縁体と当該同軸ケーブルの半径方向において重ならず、かつ、前記テープ状の導電体側が前記絶縁層に接するように前記絶縁層の外周に巻き付けられる
    ことを特徴とする請求項10記載の同軸ケーブル。
  12. 前記テープ状の導電体は、テープ幅方向における前記第1領域が設けられた縁部と反対側の縁部から予め定められた幅を有する、前記テープ状の絶縁体と重ならない第3領域を含み、
    前記複合テープ体は、更に、前記テープ状の導電体における前記第3領域の少なくとも一部が、既に前記絶縁層に巻き付けられた前記テープ状の絶縁体の外側に重なるように前記絶縁層の外周に巻きつけられ、
    前記テープ状の導電体は、前記第3領域の少なくとも一部において前記第2のシールドに接する
    ことを特徴とする請求項11記載の同軸ケーブル。
  13. 実質的に同一の長さを有する複数の同軸ケーブルと、
    前記複数の同軸ケーブルを、前記複数の同軸ケーブルの各端部が軸方向に対して揃うように平行に束ねる固定体と、
    前記複数の同軸ケーブルの各端部において軸方向と垂直な面を有し、前記複数の同軸ケーブルの各端部に露出された前記複数の同軸ケーブルの各信号線を電気的に接続する信号線接続導体が設けられた信号線接続具と、
    前記複数の同軸ケーブルの各端部の近傍において露出された前記複数の同軸ケーブルの各シールドを電気的に接続するシールド接続具と
    を有する集合ケーブル。
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