JPWO2004098137A1 - 通信方法、通信端末装置、通信サーバ装置及び通信システム - Google Patents
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Abstract
Description
このSMTP/POP3では、送信メッセージは、送信側の装置からSMTPサーバ宛てに送信され、ネットワークを介して受信側のPOP3サーバのメールボックスに転送される。受信側の装置は、POP3サーバにアクセスし、メールボックスからメッセージを取得し、受信したメッセージをメールボックスから削除する。
ところが、移動通信網で用いられる携帯電話端末装置では、MPUの性能,メモリ容量あるいは無線回線の伝送速度等の制約からSMTPクライアント及びPOP3クライアントをそのまま実装するのが困難な場合がある。このため、携帯電話端末装置とメールサーバの間に、SMTP/POP3との変換等を行うゲートウェイ装置を設け、このゲートウェイ装置と携帯電話端末装置との間では、比較的処理負荷の小さい独自プロトコルでメッセージを伝送することとして、携帯電話端末装置にメールサービスを提供するシステムが知られている(例えば、特開2001−197553号(第8−10頁、図1)参照)。
このようなメールサービスでは、POP3サーバがメッセージを受信した際に、その旨を示す短いメッセージ(例えば、384バイト以下の受信通知)を独自のプロトコルで携帯電話端末装置に送信する。そして、携帯電話端末装置の表示部に表示された当該受信通知を見たユーザからの指示等に応じて携帯電話端末装置がメールサーバにメッセージを要求する。この要求に応じてメールサーバからメッセージを携帯電話端末装置に供給するようになっている。
一方、受信通知に相当する短いメッセージ(例えば、512バイト以下のショートメール)をメッセージの本文として扱うメールサービスを提供している事業者も存在する。また、第三世代のデジタル移動通信システムにおいても、最大140オクテット(2バイトコードで70文字分)のショートメッセージを携帯電話端末装置に送信するサービスが規定されている(「3GPP TS 23.040 Technical realization of the Short Message Service(SMS)」、及び「3GPP TS 24.011 Point−to−Point(PP)Short Message Service(SMS)support on Mobile Radio Aspects」参照)。
これらの異なる仕様のメールサービス間でメッセージを相互に送受信するために、ショートメールを上述の受信通知に変換して携帯電話端末装置に提供することが考えられる。しかしながら、ショートメールの上限サイズ(例えば、512バイト)は、受信通知の上限サイズ(例えば、384バイト)より長いため、例えば単にショートメールのサイズを384バイト以下に制限する等の処理によって受信通知に変換した場合には、ショートメールの内容の一部が失われてしまうことがある。
このため、例えば、次のような手順を踏むことが考えられる:まず、ショートメールのサイズが受信通知の上限サイズを超える場合には、受信通知に変換して携帯電話端末装置に提供すると共に、ショートメールをメールサーバにも保存しておく。そして、携帯電話端末装置からの要求に応じて、受信通知とは異なるプロトコルによって、ショートメール全体を再度携帯電話端末装置に供給する。
また、携帯電話端末装置にPOP3等の標準的なプロトコルを実装した場合においても、携帯電話端末装置側のメモリ容量を考慮して、メッセージの上限サイズを、例えば12kバイト程度に決めていた。
POP3では、クライアントがメッセージを受信するとサーバが保持していたメッセージを削除するのが一般的である。このため、上限サイズを超えるサイズのメッセージを携帯電話端末装置が受信しようとすると、上限サイズを超えた部分は携帯電話端末装置に伝送されずに削除されてしまう。この結果、メッセージ中のメール上限サイズを超える部分が失われてしまう。
このため、受信通知の上限サイズ以上のサイズのメッセージは、上述のショートメールの場合と同様に、メールサーバに格納しておき、POP3以外のプロトコルで携帯電話端末装置に供給する必要があった。
また、メッセージのサイズが携帯電話端末装置の上限サイズ以上である場合あるいは携帯電話端末装置で利用できないファイルが添付されている場合等に、メッセージの受信を制限することができるメール提供装置が知られている(例えば、特開2002−344526号(第13頁、図12、図13)参照)。しかしながら、このメール提供装置では、ユーザが受信するメッセージを選択したり、受信方法を任意に選択したりすることは考慮されていない。
あるいは、メッセージをページ記述言語に変換して携帯電話端末装置に提供するサービスが知られている(例えば、特開2002−344526号(第13頁、図12、図13)参照)。このサービスにおいては、上限サイズを超えたメッセージは、上限サイズ以下の複数のメッセージに分割し、各々ページ記述言語に変換して携帯電話端末装置に伝送するようになっている。
また、POP3をさらに発展させたプロトコルとしてIMAPが知られている(例えば、『M.Crispin「RFC−2060」、1996年12月、インターネット<URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc2060.txt>、p.4〜7』参照)。このプロトコルでは、メールボックスに格納されたメッセージを端末装置側に転送する前に、メッセージの容量,サブジェクト等の情報を要求したり、マルチパートMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)形式のメッセージの各パート(部分)毎に添付ファイルの有無の確認,削除,転送等を指示したりすることができるようになっている。
しかしながら、上述のようにして、受信通知の上限サイズを超えるショートメール等をメールサーバに保持しておく場合には、受信通知の上限サイズを超えるショートメールは、ユーザが携帯電話端末装置を操作してメールサーバから取得する必要があり、ユーザの操作負担が大きかった。
また、上述のように、上限サイズを超えるメッセージを(自動的に)分割して携帯電話端末装置に供給する場合では、メールサーバ側でメッセージを自動的に分割して携帯電話端末装置に送信してしまう。このため、ユーザにとって不必要なメッセージであっても携帯電話端末装置に供給されてしまい、無用なトラフィック,費用を発生させてしまう。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、メッセージ情報を効率的に伝送することができ、無用なトラフィックの低減を図ることができる通信方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、本発明に係る通信方法の使用に用いることができる通信端末装置及び通信サーバ装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、本発明に係る通信方法を使用することができる通信システムを提供することを目的とする。
この通信方法では、通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報を受信すると、通信サーバ装置は、受信通知工程において、当該メッセージ情報を受信したことを示す受信通知を、当該通信端末装置へ向けて送信する。この受信通知を受けた通信端末装置は、ダイジェスト要求工程において、メッセージ情報のダイジェストとして希望する情報構成に関する情報であるダイジェスト構成情報をパラメータとするダイジェスト要求を通信サーバ装置へ向けて送信する。ここで、ダイジェスト構成情報としては、メッセージ情報がSMTPやPOP3に従う電子メール(本明細書においては、単に「メール」とも呼ぶ)の形式である場合には、例えば、発信元、受信先、本文のサイズ、添付ファイルの有無、添付ファイルの種類、添付ファイルのサイズ等の内から任意の1つ以上の要素を指定するものがある。
次に、ダイジェスト要求を受けた通信サーバ装置が、ダイジェスト情報通知工程において、当該ダイジェスト要求に応じ、メッセージ情報を調査して、ダイジェスト情報構成情報で指定された構成のダイジェスト情報を組み立てる。そして、通信サーバ装置は、組み立てられたダイジェスト情報を通信端末装置へ向けて送信する。
この結果、通信端末装置は、自身に宛てたメッセージ情報に開して、所望のダイジェスト情報を得ることができるので、このダイジェスト情報を参照することにより、メッセージ情報を効率的に伝送することができ、無用なトラフィックの低減を図る態様で当該メッセージ情報を受信する準備をすることができる。したがって、本発明の通信方法によれば、メッセージ情報を効率的に伝送することができ、無用なトラフィックの低減を図ることができる。
本発明の通信方法では、前記ダイジェスト構成情報を予め前記通信端末装置内に設定しておくこととすることができる。この場合には、通信端末装置が、受信通知を受けた後に自動的に行うことができる。
また、本発明の通信方法では、前記ダイジェスト構成情報を、ダイジェスト要求工程に先立って、前記通信端末装置の利用者の指令に従って作成するようにしてもよい。この場合には、個々の通信端末装置の利用者にとって使いやすいダイジェスト情報を得ることができる。なお、利用者の指令に従って作成されたダイジェスト構成情報を予め通信端末装置に登録しておき、通信端末装置自動的にダイジェスト要求をするようにすることもできるし、また、個々の受信通知を受けた後に、利用者の指令に従ってダイジェスト構成情報を作成するようにすることもできる。
また、本発明の通信方法では、前記ダイジェスト情報を受けた前記通信端末装置が、受信を希望する前記メッセージ情報の部分ごとに、部分指定パラメータを伴うメッセージ部分送信要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するメッセージ部分要求工程と;前記通信サーバ装置が、前記メッセージ部分送信要求に応じて、前記部分指定パラメータで指定された部分を前記通信端末装置へ向けて送信するメッセージ部分通知工程と;を更に備えることとすることができる。
この場合には、ダイジェスト情報を受けた前記通信端末装置が、メッセージ部分要求工程において、例えば一度の通信動作で受信可能なサイズを有する部分といった受信を希望するメッセージ情報の部分ごとに、部分指定パラメータを伴うメッセージ部分送信要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信する。このメッセージ部分送信要求を受けた通信サーバ装置は、メッセージ部分通知工程において、当該メッセージ部分送信要求に付随している部分指定パラメータにより指定された部分を通信端末装置へ向けて送信する。この結果、通信端末装置は、当該メッセージ情報の中で、受信を希望する部分のみを選択して受信することができる。
ここで、前記メッセージ部分送信要求は、前記部分指定パラメータにより指定された部分の削除を要求するメッセージ部分削除要求パラメータを更に伴うこととすることができる。この場合には、メッセージ部分送信要求にメッセージ部分削除要求パラメータを伴わせることにより、通信サーバ装置が、通信端末装置へ送信した部分については削除してもよいことを認識することができる。したがって、通信サーバ装置が、部分指定パラメータにより指定された部分を通信端末装置へ送信した直後に当該部分を削除することができるようになる。
また、本発明の通信方法では、前記メッセージ情報のサイズが、前記通信端末装置が一度に受信できる最大サイズよりも小さい場合に、前記通信端末装置が、前記メッセージ情報の全体の送信要求であるメッセージ全体送信要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するメッセージ全体送信要求工程と;前記通信サーバ装置が、前記メッセージ全体送信要求に応じて、前記メッセージ情報の全体を送信するメッセージ全体通知工程と;を更に備えることとすることができる。
この場合には、上述したダイジェスト情報から、メッセージ情報のサイズが、通信端末装置が一度に受信できる最大サイズよりも小さいことが判明したときに、通信端末装置は、メッセージ全体送信要求工程において、メッセージ情報の全体の送信要求であるメッセージ全体送信要求を通信サーバ装置へ向けて送信する。この結果、メッセージ情報のサイズが、通信端末装置が一度に受信できる最大サイズよりも小さい場合には、一回のメッセージ全体送信要求を行うだけで、メッセージ情報の全体をもれなく取得することができる。
ここで、前記メッセージ全体送信要求は、前記メッセージ情報全体の前記メッセージ情報の全体の削除を要求するメッセージ全体削除要求パラメータを更に伴うこととすることができる。この場合には、メッセージ全体送信要求にメッセージ全体削除要求パラメータを伴わせることにより、通信サーバ装置が、通信端末装置へ送信したメッセージ情報の全体について削除してもよいことを認識することができる。したがって、通信サーバ装置が、通信端末装置へメッセージ情報の全体を送信した直後に当該メッセージ情報の全体を削除することができるようになる。
本発明は、第2の観点からすると、通信サーバ装置を介して通信を行う通信端末装置であって、前記通信サーバ装置が受信した前記通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報のダイジェストとして希望する情報構成に関する情報であるダイジェスト構成情報を格納するダイジェスト構成情報格納手段と;前記サーバ装置から通知された前記通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報の受信通知に応じて、前記ダイジェスト構成情報をパラメータとするダイジェスト要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するダイジェスト要求手段と;前記ダイジェスト要求に応じて前記通信サーバ装置から送信されたダイジェスト情報を受信するダイジェスト受信手段と;を備える通信端末装置である。
この通信端末装置では、サーバ装置から通知されたメッセージ情報の受信通知に応じて、ダイジェスト要求手段が、ダイジェスト構成情報格納手段に格納されたダイジェスト構成情報をパラメータとするダイジェスト要求を通信サーバ装置へ向けて送信する。ここで、ダイジェスト構成情報格納手段へのダイジェスト構成情報の格納は、受信通知を受ける前に予め定めたものを格納しておいてもよいし、受信通知を受けた後に、利用者の指令により定められたものを格納するようにしてもよい。
そして、ダイジェスト受信手段が、ダイジェスト要求に応じて通信サーバ装置から送信されたダイジェスト情報を受信する。
したがって、本発明の通信端末装置は、上述した本発明の通信方法の使用において通信端末装置に要求されるダイジェスト取得機能を果たすことができるので、本発明の通信方法の使用の際に採用することができる。
本発明の通信端末装置では、前記受信したダイジェスト情報を表示するダイジェスト表示手段を更に備える構成とすることができる。この場合には、表示部における表示により、利用者に受信したダイジェスト情報を知らせることができる。
ここで、前記ダイジェスト表示手段に表示された前記ダイジェスト情報を見た利用者による指令に応じて、前記メッセージ情報中において受信を希望する部分ごとに、部分指定パラメータを伴うメッセージ部分送信要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するメッセージ部分要求手段と;前記メッセージ部分送信要求に応じて前記通信サーバから送信された前記メッセージ情報の部分を受信するメッセージ受信手段と;を更に備える構成とすることができる。
この場合には、ダイジェスト表示手段に表示されたダイジェスト情報を見た利用者による指令に応じて、メッセージ部分要求手段が、利用者が受信を希望するメッセージ部分の部分ごとに、当該部分を指定する部分指定パラメータを伴うメッセージ部分送信要求を通信サーバ装置へ向けて送信する。ここで、利用者は、メッセージ情報の各部分のサイズ等を勘案して、受信を希望する部分を定める。
そして、メッセージ受信手段が、メッセージ部分送信要求に応じて通信サーバから送信されたメッセージ情報の部分を受信する。したがって、受信通知を受けた後に行われた利用者が指令により指定されたメッセージ情報の部分を取得することができる。
また、本発明の通信端末装置では、前記メッセージ情報中に存在していたのであれば受信を希望する、前記メッセージ情報の少なくとも1つの部分を指定する部分指定情報を格納する部分指定情報格納手段と;前記部分指定情報及び前記ダイジェスト情報に基づいて、前記メッセージ情報において受信を希望する部分ごとに、部分指定パラメータを伴うメッセージ部分送信要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するメッセージ部分要求手段と;前記メッセージ部分送信要求に応じて前記通信サーバから送信された前記メッセージ情報の部分を受信するメッセージ受信手段と;を更に備える構成とすることができる。
この場合には、メッセージ部分要求手段が、部分指定情報格納手段に格納された部分指定情報と、受信したダイジェスト情報に基づいて、メッセージ情報において受信を希望する部分ごとに、部分指定パラメータを伴うメッセージ部分送信要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信する。ここで、メッセージ情報において受信を希望する部分には、部分指定情報において指定されている部分であり、かつ、ダイジェスト情報においてメッセージ情報中に存在することが示されている部分が該当することになる。なお、ダイジェスト情報において示される各部分のサイズを更に考慮して、受信を希望する部分を決定してもよい。
そして、メッセージ受信手段が、メッセージ部分送信要求に応じて通信サーバから送信されたメッセージ情報の部分を受信する。したがって、自動的に受信を希望するメッセージ情報の部分を取得することができる。
また、本発明の通信端末装置では、前記メッセージ情報のサイズが一度に受信できる最大サイズよりも小さい場合に、前記メッセージ情報の全体の送信要求であるメッセージ全体送信要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するメッセージ全体要求手段と;前記メッセージ全体送信要求に応じて前記通信サーバから送信された前記メッセージ情報の全体を受信するメッセージ受信手段と;を更に備える構成とすることができる。
この場合には、上述したダイジェスト情報から、メッセージ情報のサイズが、通信端末装置が一度に受信できる最大サイズよりも小さいことが判明したときに、メッセージ全体要求手段が、メッセージ情報の全体の送信要求であるメッセージ全体送信要求を通信サーバ装置へ向けて送信する。そして、メッセージ受信手段が、メッセージ全体送信要求に応じて通信サーバから送信されたメッセージ情報の全体を受信する。したがって、メッセージ情報のサイズが、通信端末装置が一度に受信できる最大サイズよりも小さい場合には、一回のメッセージ全体送信要求を行うだけで、メッセージ情報の全体をもれなく取得することができる。
また、本発明の通信端末装置では、前記通信サーバ装置との通信経路に配置される移動通信網の基地局との間で無線通信を行う無線通信手段を更に備える構成とすることができる。すなわち、本発明の通信端末装置を携帯電話装置等の移動通信端末装置とすることができる。
本発明は、第3の観点からすると、通信端末装置による通信の便宜を図る通信サーバ装置であって、前記通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報を受信したこと示す受信通知を前記通信端末装置へ向けて送信する受信通知手段と;前記通信端末装置から送信された、前記メッセージ情報のダイジェストとして希望する情報構成に関する情報であるダイジェスト構成情報をパラメータとするダイジェスト要求に応じて、前記ダイジェスト構成情報に基づいてダイジェスト情報を組み立て、前記組み立てられたダイジェスト情報を前記通信端末装置へ向けて送信するダイジェスト情報通知手段と;を備える通信サーバ装置である。
この通信サーバ装置では、通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報を受信すると、その旨を示す受信通知を、受信通知手段が通信端末装置へ向けて送信する。この受信通知に応じて通信端末装置が送信したダイジェスト要求を受けると、ダイジェスト情報通知手段が、ダイジェスト情報に付随して受けたダイジェスト構成情報に基づいてダイジェスト情報を組み立てる。そして、ダイジェスト情報通知手段は、組み立てられたダイジェスト情報を通信端末装置へ向けて送信する。
したがって、上述した本発明の通信方法の使用において通信端末装置に要求されるダイジェスト取得機能を果たすことができるので、本発明の通信方法の使用の際に採用することができる。
本発明の通信サーバ装置では、前記通信端末装置が受信を希望する前記メッセージ情報の部分ごとに、前記通信端末装置が送信した部分指定パラメータを伴うメッセージ部分送信要求に応じて、前記部分指定パラメータにより指定に示された部分を前記通信端末装置へ向けて送信するメッセージ部分送信手段;を更に備える構成とすることができる。
この場合には、上述したダイジェスト情報を受けた通信端末装置が送信したメッセージ部分送信要求を受けると、メッセージ部分送信要求に付随して受けた部分指定パラメータにより指定されたメッセージ情報の部分を、メッセージ部分送信手段が通信端末装置へ向けて送信する。この結果、通信端末装置が受信を希望した部分を当該通信端末装置へ提供することができる。
ここで、前記メッセージ部分要求が前記部分指定パラメータにより指定された部分の削除を要求するメッセージ部分削除パラメータを更に伴う場合に、前記メッセージ部分送信手段による送信後に、前記部分を削除するメッセージ部分削除手段を更に備える構成とすることができる。この場合には、メッセージ部分要求が前記部分指定パラメータにより指定された部分の前記通信サーバ装置における削除を要求するメッセージ部分削除パラメータを更に伴うときには、メッセージ部分削除手段が、メッセージ部分送信手段による送信後に、当該部分を削除する。したがって、通信サーバ装置において、メッセージ部分送信手段による送信後に、当該部分を直ちに削除することができる。
また、本発明の通信サーバ装置では、前記通信端末装置が送信した前記メッセージ情報全体の送信の要求であるメッセージ全体送信要求に応じて、前記メッセージ情報の全体を送信するメッセージ全体送信手段を更に備える構成とすることができる。
この場合には、上述したダイジェスト情報を受けた通信端末装置が送信したメッセージ全体送信要求を受けると、メッセージ情報の全体を、メッセージ全体送信手段が通信端末装置へ向けて送信する。この結果、通信端末装置による1回のメッセージ全体送信要求のみで、メッセージ情報の全体を通信端末装置へ向けて送信することができる。
ここで、前記メッセージ全体送信要求が前記メッセージ情報の全体の削除を要求するメッセージ全体削除パラメータを更に伴う場合に、前記メッセージ部分送信手段による送信後に、前記メッセージ情報の全体を削除するメッセージ全体削除手段を更に備える構成とすることができる。この場合には、メッセージ全体要求がメッセージ情報の全体の通信サーバ装置における削除を要求するメッセージ全体削除パラメータを更に伴うときには、メッセージ全体削除手段が、メッセージ全体送信手段による送信後に、当該メッセージ情報の全体を削除する。したがって、通信サーバ装置において、メッセージ全体送信手段による送信後に、当該メッセージ情報の全体を直ちに削除することができる。
本発明は、第4の観点からすると、通信サーバ装置を介して通信端末装置が通信を行う通信システムであって、前記通信端末装置は、前記通信サーバ装置が受信した前記通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報のダイジェストとして希望する情報構成に関する情報であるダイジェスト構成情報を格納するダイジェスト構成情報格納手段と;前記サーバ装置から通知された前記通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報の受信通知に応じて、前記ダイジェスト構成情報パラメータとするダイジェスト要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するダイジェスト要求手段と;前記ダイジェスト要求に応じて前記通信サーバ装置から送信されたダイジェスト情報を受信するダイジェスト受信手段と;を備え、前記通信サーバ装置は、前記通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報を受信したこと示す受信通知を前記通信端末装置へ向けて送信する受信通知手段と;前記通信端末装置から送信された、前記メッセージ情報のダイジェストとして希望する情報構成に関する情報であるダイジェスト構成情報をパラメータとするダイジェスト要求に応じて、前記ダイジェスト構成情報に基づいてダイジェスト情報を組み立て、前記組み立てられたダイジェスト情報を前記通信端末装置へ向けて送信するダイジェスト情報通知手段と;を備える通信システムである。
すなわち、本発明の通信システムは、上述した本発明の通信装置と、本発明の通信サーバ装置とを備えている。このため、本発明の通信システムでは、上述した本発明の通信方法を使用することができる。したがって、本発明の通信システムによれば、メッセージ情報を効率的に伝送することができ、無用なトラフィックの低減を図ることができる。
以上説明したように、本発明の通信方法及び通信システムによれば、メッセージ情報を効率的に伝送することができ、無用なトラフィックの低減を図ることができるという効果を奏する。
図2は、図1のメールサーバの構成を示すブロック図であり;
図3は、図1の情報通信システムを構成する移動通信網の構成を示すブロック図であり;
図4は、図1の携帯電話端末装置における電子メールクライアント及びメモリの構成を示すブロック図であり;
図5は、図1情報通信システムにおいて伝送されるメッセージの例を示す図であり;
図6は、図1の携帯電話端末装置に供給されるダイジェスト情報の例を示す図であり;
図7は、メッセージのMIME構造を示す情報の例を示す図であり;
図8は、メッセージの添付ファイルの受信を要求した際の応答メッセージの例を示す図であり;
図9は、図1の携帯電話端末装置の設定保持部に格納される設定情報(ダイジェスト構成情報を含む動作モード情報の一部)の例を示す図であり;
図10は、設定情報(ダイジェスト構成情報)の設定時の表示部の表示画像の例を示す図であり;
図11は、図1の携帯電話端末装置の設定保持部に格納される設定情報(受信項目情報)の例を示す図であり;
図12は、図1の携帯電話端末装置の管理テーブル保持部に格納される管理テーブルの例を示す図であり;
図13は、手動受信動作の例を示すシーケンス図であり;
図14は、手動受信時の代理サーバ22の動作例を示すシーケンス図であり;
図15A及び図15Bは、手動受信動作時に表示部に表示される画像の例を示す図であり;
図16は、自動受信動作の例を示すシーケンス図であり;そして、
図17は、POP3によりメールサーバを構成した変形例を示す図である。
(構成)
図1には、本実施形態に係る通信システム500の概略的な構成がブロック図にて示されている。この通信システム500は、図1に示されるように、(a)インターネット等のTCP/IPプロトコルで通信を行うネットワーク1に対するメッセージの送受信及びメールボックス(mbox)10内のメッセージの管理等を実行する通信サーバ装置であるメールサーバ20と、(b)通信端末装置である携帯電話端末装置60宛てにショートメッセージを送信するショートメッセージセンタ(SMSC:Short Message Service Center)30とを備えている。また、通信システム500は、(c)プロトコルの変換等を行うゲートウェイ装置40と、(d)携帯電話端末装置60との間で無線通信を行う移動通信網50と、(e)携帯電話端末装置(UE)60とを備えている。更に、通信システム500は、(f)ネットワーク1に接続されたパーソナルコンピュータ等の情報通信端末装置(PC)70と、(g)POP3(Post Office Protocol version3)サーバ80とを備えている。
ここで、メールボックス(mbox)10には、利用者(user1,user2,user3,…)ごとに、受信メールを格納する利用者別格納領域11,12,13,…が設けられている。利用者別格納領域11,12,13,…のそれぞれには、図1において利用者別格納領域11について代表的に示されるように、テキストデータ、画像データ、音データ等の少なくとも1つを含むメッセージmes1,mes2,…が格納されるようになっている。
メールサーバ20は、図2に示されるように、IMAP4(Internet Message Access Protocol version4)サーバ21を備えている。このIMAP4サーバ21が動作することにより、IMAPによってネットワーク1を介して接続されている他のメールサーバ(POP3サーバ80),PC(パーソナルコンピュータ)70等との間でメッセージの送受信が行われる。このIMAP4サーバ21では、mbox10に格納されたメッセージを端末装置側に転送する前に、メッセージの容量、サブジェクト等の情報を要求したり、マルチパートMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)メッセージの各パート(部分)毎に添付ファイルの有無の確認,削除,転送等を指示したりすることができるようになっている。
一方、上述した携帯電話端末装置60(図1参照)には、MPUの処理能力、メモリ容量等の観点からIMAP4は実装されていない。このため、メールサーバ20は、携帯電話端末装置60からの要求に応じてIMAPコマンドを生成し、IMAP4サーバ21に供給する代理サーバ22を備えている。この代理サーバ22は、図2に示されるように、(i)携帯電話端末装置60との間でコマンドの送受信を行う送受信部22aと、(ii)携帯電話端末装置60からの要求を解析する要求解析部22bと、(iii)IMAP4サーバ21からメッセージを取得するメッセージ取得部22cと、(iv)メッセージ取得部22cが取得したメッセージを解析するメッセージ解析部22dと、(v)携帯電話端末装置60に対する応答メッセージを構成する応答構成部22eとを備えている。
IMAP4サーバ21は、外部のメールサーバから当該IMAP4サーバ21のユーザ宛てのメッセージを受信すると、受信したメッセージをメールボックス(mbox)10内の当該ユーザに割り当てられた領域(例えば、ユーザ1の場合には利用者別格納領域11)に格納する。また、メールサーバ20は、受信したメッセージの宛先とされているユーザの携帯電話端末装置60宛てにメッセージを受信した旨を示すショートメッセージを受信通知として送信するように、上述のSMSC30(図1参照)に指示する。
IMAP4サーバ21は、受信したメッセージ毎に固有の識別番号(UID:Unique ID)を付与して管理している。IMAP4サーバ21に対するメッセージのIMAP4サーバ21からの送信の要求等の指示は、当該UIDを指定して行うようになっている。
図1に戻り、SMSC30は、例えば140オクテット(2バイト文字で70文字)程度の短いメッセージ(ショートメッセージ)を携帯電話端末装置60宛に送信する。このショートメッセージは、上述したIMAP4サーバ21(図2参照)からのメッセージとは異なり、TCP/IPプロトコルとは異なるプロトコルで伝送されて携帯電話端末装置60に供給される。
ゲートウェイ装置40は、パケットヘッダの変換,パケット中のデータの分割・結合等の処理を行って、TCP/IPプロトコルと移動通信網50側の伝送プロトコルの変換を行う。
移動通信網50は、無線アクセス系としてW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式,コアネットワーク系としてGPRS(General Packet Radio Service)方式を採用したデジタル無線通信網等から構成されている。この移動通信網50は、図3に示されるように、(i)コアネットワーク(CN)を構成するGGSN(Gateway GPRS Support Node)51、ネットワーク52及びSGSN(Serving GPRS Support Node)53と、(ii)無線アクセスネットワークを構成するRNC(Radio Network Controller)54及び基地局装置(NB:NodeB)55a,55b,…,55nとを備えている。また、移動通信網50は、ネットワーク52に接続されたパケット交換機(PSE)56と、いわゆる2.5世代と呼ばれるパケット通信機能を備えた携帯電話端末装置58(図1参照)との間で無線通信を行う基地局装置(BS)57とを更に備えている。
携帯電話端末装置60がパケット通信を行う際には、携帯電話端末装置60と通信を行う基地局装置55a〜55nの上位のRNC54が接続されているSGSN53とGGSN51との間で論理コネクションが設定される。そして、通信中に携帯電話端末装置60が当該SGSN53の配下の他の基地局装置55a〜55nのセルに移動した場合でもこの論理コネクションが維持される。このような論理コネクションの制御のプロトコルとして、例えばGTP(GPRS Tunneling Protocol)を用いることができる。なお、携帯電話端末装置60が他のSGSN53の配下の基地局装置55a〜55nのセルに移動すると新たなセルの上位のSGSN53との間で新たな論理コネクションが設定される。
携帯電話端末装置60は、(i)高周波信号の処理を行う高周波(RF:Radio Frequency)部61と、(ii)処理部(MPU)62と、(iii)メモリ63とを備えている。また、携帯電話端末装置60は、(iv)ユーザからの指示等を入力する操作キー64と、(v)ユーザに対する表示を行う表示部65とを備えている。更に、携帯電話端末装置60は、(vi)音声信号の符号化/復号化を行う音声CODEC66と、(vii)マイクロフォン(MIC)67と、(viii)スピーカ68とを備えている。
MPU62は、メモリ63に保持されている制御プログラムを実行することにより、移動通信網50を介した通信の制御を行う通信制御部100、電子メールの送受信を行う電子メールクライアント200及び電子メールのメッセージ等を表示するブラウザ300として機能する。また、メモリ63内には、設定情報を保持する設定保持部63aと、メッセージを保持するメッセージ保持部63bとが設けられている。
電子メールクライアント200は、図4に示されるように、上述のメールサーバ20が提供するメールサービスを利用する通常メール処理部210と、上述のSMSC30が提供するショートメールサービスを利用するSMS処理部220とを備えている。
ここで、通常メール処理部210は、(i)メールサーバ20にメッセージについての情報(ダイジェスト情報)を要求するダイジェスト取得部211と、(ii)メールサーバ20からメッセージを取得するメッセージ取得部212とを備えている。また、通常メール処理部210は、(iii)メールサーバ20にメッセージ(メッセージ全体の他に、ヘッダ,本文,添付ファイル等の部分的毎の処理も可能である。)の転送,削除等の指示を送信する転送指示部213と、(iv)設定保持部63aに保持されている設定情報等に応じてダイジェスト取得部211、メッセージ取得部212及び転送指示部213等の動作を制御する制御部214とを備えている。
また、設定保持部63aには、(i)携帯電話端末装置60が受信可能なメッセージの最大サイズ、ダイジェスト情報として希望する構成を指定するダイジェスト構成情報等を動作モード情報として保持する動作モード情報保持部63aaと、(ii)受信するメッセージ中の項目(部分)を指定する受信項目情報を保持する受信項目保持部63abとが設けられている。また、メッセージ保持部63bには、(i)メールサーバ20からのメッセージを保持する通常メッセージ保持部63baと、(ii)SMSC30からのショートメッセージを保持するSMS保持部63bbと、(iii)各保持部63ba,63bb中のメッセージの管理テーブルを保持する管理テーブル保持部63bcとが設けられている。
メールサーバ20がネットワーク1(図1参照)経由で受信する電子メールは、例えば図5に示されるように、メッセージの伝送経路、送信日時、差出人、宛先、タイトル、メッセージID等の情報を含むヘッダ301と、本文302と、添付ファイル303等から構成されている。
なお、この通信システム500では、電子メールクライアント200が受信する1通のメッセージの上限サイズが、例えばショートメッセージでは140オクテット、通常のメッセージではヘッダ込みで30kバイトというように制限されている。一方、メールサーバ20が受信するメッセージは、携帯電話端末装置60以外にもネットワーク1経由でも供給されるようになっている。このため、電子メールクライアント200におけるショートメッセージあるいはメッセージの上限サイズ以上のサイズである場合もある。
このため、この通信システム500では、まず、ショートメールによって上述の受信通知を携帯電話端末装置60に送信し、これに応じて、電子メールクライアント200がメールサーバ20にメッセージのダイジェスト情報を要求し、得られたダイジェスト情報と、設定保持部63aに保持されている設定情報に応じて、通常メール処理部210が、ヘッダ、本文、添付ファイル等をメールサーバ20に要求するようにしている。
また、電子メールクライアント200のダイジェスト取得部211がメールサーバ20からの送信を要求するダイジェスト情報には、例えばUIDと、UIDに対応するメッセージについての本文テキストサイズ、件名(subject:)、宛先(To:)、送信日時、重要度、添付ファイルの有無、添付ファイルの形式・サイズ等を含ませることができる。また、IMAP4サーバ21では、クライアントからの要求に応じて、メールボックス(図1中におけるメールボックス(mbox)10)に格納されたメッセージについての情報中の必要な部分だけダイジェスト情報として供給することができるようになっている。
設定保持部63aには、携帯電話端末装置60からメールサーバ20に通知するダイジェスト要求にパラメータとして付随するダイジェスト構成情報で指定する情報(例えば、本文テキストサイズのみ、あるいは、本文テキストサイズと添付ファイルの有無のみ等を示すフラグ)が保持されている。ダイジェスト取得部211は、設定保持部63aに設定された設定情報に従って、ダイジェストのうちの必要な情報の送信をメールサーバ20の代理サーバ22に要求する。代理サーバ22は、この要求に応じてIMAPコマンドを生成し、IMAP4サーバ21に供給する。
上述のように、IMAP4では、RFC−2060で規定されているFETCHコマンドのパラメータの指定によって、メールサーバ20に要求するメッセージについての情報(ダイジェスト情報)の部分を指定することができる。例えばコマンド『FETCH 1 BODY[HEADER]』あるいはコマンド『FETCH 1 RFC822.HEADER』をメールサーバ20に送信すると、この応答としてmbox10中の1番目のメッセージのメッセージのヘッダ部分のみを取得することができる。また、例えばコマンド『FETCH 1 RFC822.SIZE』に対する応答としてメッセージのサイズを取得することができる。さらに、コマンド『FETCH 1 BODYSTRUCTURE』あるいはコンド『FETCH 1 BODY』により、mbox10中の1番目のメッセージのMIME構造(例えば本文テキストと、添付ファイルの数,サイズ等)を示す情報を取得することができる。
具体的には、例えば上述の図5に示されるメッセージがmbox10中の1番目であるときに、メールサーバ20にコマンド『FETCH 1 BODY[HEADER.FIELDS (FROM SUBJECT)]』を送信した場合に対する応答(ダイジェスト情報)は、例えば図6に示されるように、ヘッダ301中のFromフィールドとSubjectフィールドの内容を示す情報となる。
同様の条件で、メールサーバ20にコマンド『FETCH 1 BODYSTRUCTURE』を送信すれば、例えば図7に示されるように、これに対する応答(ダイジェスト情報)として当該メッセージのMIME構造を示す情報がメッセージ取得部212に供給される。
また、IMAPでは、メッセージの要求、削除、転送等の処理は、メッセージの部分毎に指定することができるようになっている。このため、例えばメールサーバ20が受信したメッセージがマルチパートMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)形式である場合には、通常メール処理部210は、メッセージの各パート(例えば本文,添付ファイル)毎にメールサーバ20からの送信の要求、すなわち、希望するメッセージの部分を指定するメッセージ部分要求パラメータを伴うメッセージ部分要求を行うことができるようになっている。
このような処理を要求する際に、通常メール処理部210は、例えば受信、転送、削除等のコマンドを代理サーバ22宛てに送信する。このコマンドのパラメータには、コマンドの対象となるメッセージを示すUID及び対象となるメッセージのパートを示す情報[例えばMIME構造に準じた”2.1”等のパート番号]が含まれている。代理サーバ22の解析部22bは、通常メール処理部210から供給されたコマンド及びパラメータを解析し、メッセージ取得部22cに指示して、通常メール処理部210からのコマンド及びパラメータに対応するIMAPコマンドを生成し、IMAP4サーバ21に送信させる。
また、IMAP4サーバ21からIMAPコマンドに対する応答があると、メッセージ解析部22dは、応答構成部22eに指示してIMAP4サーバ21の応答に対応する応答メッセージを生成させ、送受信部22aを介して通常メール処理部210に送信させる。これにより、携帯電話端末装置60にIMAP4プロトコルを実装していなくても、メッセージのパート毎に受信、転送、削除等の処理を行うことができる。
IMAPコマンドでは、具体的には、例えばFETCHコマンドのパラメータの指定によって、メールサーバ20に要求するメッセージの部分を指定することができる。例えばコマンド『FETCH 1 RFC822.HEADER』とすると、メッセージのヘッダ部分のみを要求することができる。また、例えばコマンド『FETCH 1 (RFC822.HEADER RFC822.TEXT)』あるいはコマンド『FETCH 1 BODY[HEADER TEXT]』とすると、メッセージのヘッダ部分と本文を要求することができる。例えば添付ファイル(2.1)が添付されたメッセージ(メッセージID=1)の添付ファイルのみを受信する場合には、例えば図8に示されるように、添付ファイルを示す『body[2.1]』をパラメータとしたFETCHコマンドを送信する。これに対する応答として、例えば同図中に示すように、添付ファイルのデータが供給される。
なお、このようなパート毎のメールサーバ20からの送信の要求は、メッセージの全体のサイズが上述の1通のメッセージの上限サイズを超えている場合に自動的に行うようにしても、ダイジェスト構成情報を確認したユーザからの指示に応じて行うようにしてもよい。また、これらの動作は、ユーザの設定に応じて切り替えるようにしてもよい。
ユーザの設定に応じた動作の切り替えを実現するために、設定保持部63aの動作モード情報保持部63aaには、受信可能なメッセージの最大サイズ、ダイジェスト情報として希望する構成を指定するダイジェスト構成情報等が動作モード情報として設定されるようになっている。そして、設定保持部63aの受信項目保持部63abには、受信を希望するメッセージの項目(部分)が設定されるようになっている。
ダイジェスト構成情報としては、例えば図9に示されるように、個々のメッセージに割り当てられた識別情報(UID)、ヘッダ、メッセージ全体の容量、MIME構造による添付ファイルの有無、本文サイズ,添付ファイルのサイズ等の各パートの詳細情報等を指定するフラグが設定可能とされており、ダイジェスト取得部211は、これらのフラグに従ってメールサーバ20にダイジェスト情報の送信を要求する。
ダイジェスト情報として要求する個々の情報の設定、すなわちダイジェスト構成情報の設定は、例えば図10に示されるように、選択し得るダイジェスト情報の内容を表示部65に表示し、操作キー64からユーザからの指示を入力することによって行うことができる。なお、この図10の例では、上述の図9に示される設定より、さらに細かい設定、例えばヘッダ内の個々のフィールド(From:、To:、Subject:)を指定し得る場合の選択画面を示している。ユーザからの指示によってダイジェスト情報として要求する情報が選択されて設定されると、制御部214は、設定された情報に従って設定情報を設定保持部63aに格納する。
また、メールサーバ20から取得したダイジェスト情報に応じて、予め設定しておいたメッセージの部分を自動的に取得させる場合には、制御部214は、受信項目保持部63abに保持されている、例えば図11に示される態様で自動的に取得する部分を示す設定情報(すなわち、受信項目情報)を参照し、メッセージの各部分毎にメールサーバ20に送信を要求する。なお、メッセージ全体のサイズが、通常メール処理部210が一度に受信できる上限サイズ(例えば、15kバイト)以下である場合には、メッセージ全体を一括してメールサーバ20に要求するようにしてもよい。この場合には、図11の設定情報に加えて、例えば当該動作を有効とするか否かを示すフラグを設け、制御部214がこのフラグの設定に従って、メッセージ全体のサイズが一度に受信できる上限サイズ以下である場合の動作を切り替えるように構成してもよい。
また、管理テーブル保持部63bcには、例えば図12に示されるように、各々のメッセージ毎に受信した部分を示す管理テーブルが保持されている。制御部214は、この管理テーブルと、ユーザからの指示あるいは図9及び図11に示される設定情報に応じてメッセージの内の必要な部分をメッセージ取得部212に取得させる。
(手動受信動作)
上述の動作モード情報中の「手動/自動」を示すフラグ(図9参照)が『手動』に設定されているときには、図13に示されるように、メールサーバ20が外部からのメッセージを受信すると(S0)、メールサーバ20はSMSC30にメッセージを受信した旨を示す通知(Mail−MWI)を行う(S1)。この通知を受けたSMSC30は、当該メッセージの宛先となっているユーザの携帯電話端末装置(UE)60に受信通知(ショートメッセージ:SMS)を送信する(S2)。
SMSC30からの受信通知は、携帯電話端末装置(UE)60の通信制御部100及びSMS処理部220を介して、ダイジェスト取得部211に供給される。これに応じて、ダイジェスト取得部211は、無線回線の設定、認証等の処理を実行してパケットセッションを設定させ(S3)、次いでメールサーバ20との間にTCPコネクションを設定させる(S4)。この後、ダイジェスト取得部211は、代理サーバ22に対して上述のダイジェスト情報を要求する(S5,S6)。このダイジェスト要求中では、上述のように、ダイジェスト情報として要求する情報の指定であるダイジェスト構成情報がパラメータとされている。
このようなダイジェスト要求を受信すると、代理サーバ22のメッセージ取得部22cは、図14に示されるように、ダイジェスト取得部211からのダイジェスト要求に対応するIMAPコマンドを生成し、生成したコマンドをIMAP4サーバ21に供給する。これに応じて、IMAP4サーバ21がmbox10中のメッセージの各パートを取得すると、メッセージ解析部22dはメッセージ取得部22cから供給された各パートのデータを解析し、応答構成部22eにダイジェスト要求に応じたダイジェスト情報(ダイジェストDATA)を構成させ、送受信部22aを介して携帯電話端末装置(UE)60宛に送信させる(図13中のS7〜S8)。ダイジェスト取得部211は、代理サーバ22からのダイジェスト情報を受信すると、受信したダイジェスト情報を管理テーブル保持部63bcに供給する。
また、ダイジェスト取得部211は、ダイジェストDATAを受信した旨を示す応答(ACK)をメールサーバ20に送信し(S9〜S10)、TCPコネクションを開放させた後(S11)、パケットセッションを開放する。
以上のようにダイジェスト情報を受信すると、制御部214は、ユーザからの要求に応じて、ダイジェスト情報の内容を表示し得る状態となる。ユーザからの指示があると、制御部214は、例えば図15Aに示されるように、受信したダイジェスト情報の内容を示す画像を表示部65に表示させる。この例では、ダイジェスト情報としてヘッダ中のFromフィールド,Toフィールド,SubjectフィールドとMIME構造の各パート毎のサイズを取得した例について示している。
例えば同図Bに示すように、ユーザが表示されたダイジェスト情報から受信すべきパートを選択すると、制御部214はメッセージ取得部212に指示して選択されたパートを受信させる。受信したパートは通常メッセージ保持部63baに格納され、受信したパートを示す情報が管理テーブル保持部63bc中の管理テーブルに登録される。
(自動受信動作)
一方、上述の「手動/自動」を示すフラグが『自動』に設定されているときには、例えば図16に示されるように、外部からのメッセージ(S100)に応じてメールサーバ20がSMSC30にその旨を通知し(S101)、SMSC30がユーザの携帯電話端末装置(UE)60に受信通知(SMS)を送信する(S102)。
受信通知を受信すると、ダイジェスト取得部211は、上述の図13中のS3〜S10までと同様に、メールサーバ20からダイジェスト情報を取得する(S103〜S110)。
この後、メッセージ取得部212は、上述の図11に示される設定テーブルにおいて設定されている情報(例えば、本文)をメールサーバ20から取得する(S111〜S115)。すなわち、ダイジェスト情報を受信した後、メッセージ取得部212は、制御部214からの指示に従って、メールサーバ20にメッセージの本文を要求する(S111〜S112)。これに応じてメールサーバ20から供給されるメッセージの本文(本文A)を受信すると(S113〜S114)、メッセージ取得部212は、受信した本文Aを通常メッセージ保持部63baの当該メッセージに割り当てられた領域に格納し、本文を受信した旨を示す情報を管理テーブル中の当該メッセージのUIDに対応させて登録する。
また、メッセージ取得部212は本文Aを受信した旨を示す応答(確認応答A)を送信し(S115)、TCPセッションを開放させ(S116)、パケットセッションを開放する(S117)。
この後、メッセージ取得部212は、再度、パケットセッション,TCPコネクションを設定させ(S200〜S201)、残りのパート(例えば、添付ファイル)のメールサーバからの送信の要求をメールサーバ20に送信する(S202〜S203)。これに応じて、メールサーバ20から添付ファイル(添付ファイルB)が供給されると(S204〜S205)、メッセージ取得部212は、受信した添付ファイルBを通常メッセージ保持部63baの当該メッセージに割り当てられた領域に格納し、当該添付ファイルを受信した旨を示す情報を管理テーブル中の当該メッセージのUIDに対応させて登録する。
また、メッセージ取得部212は添付ファイルBを受信した旨を示す応答(確認応答B)を送信し(S206)、TCPセッションを開放させ(S207)、パケットセッションを開放する(S208)。
このような動作により、1通のメッセージの上限サイズを超えるメッセージであっても、ダイジェスト情報に応じて、個々のパート毎に受信することができる。
ところで、IMAPでは、上述のように一部を受信したメッセージであっても、削除の指示をしないとmbox10に格納されているので、適宜削除の指示を行うようにする。例えば、携帯電話端末装置60が、パート毎の送信要求ごとに当該パートの削除指示を行ってもよいし、所望のパートにおける最後のパートの送信要求の際に、メッセージ全体の削除指示を行ってもよい。また、携帯電話端末装置60が、メッセージ全体の要求の際に、メッセージ全体の削除指示を行ってもよい。
なお、個々のパート毎に受信する場合には、所定のパート(例えば、メッセージの本文)はダイジェスト情報を受信した後に自動的に受信し、他のパート(例えば添付ファイル)はタイマーの設定あるいはユーザからの指示等に応じて受信させるように構成することもできる。また、自動的に受信させるパートの指定は、所定の部分(例えば、本文のみ)とすることも、所定の形式あるいは所定サイズ以下の場合とすることも、上述のダイジェスト情報に応じた判断によって行うことができる。
これにより、例えばサイズの大きい画像データ等の添付ファイルは、タイマーを適当に設定することによって、深夜等の比較的トラフィックが少ない時間帯に受信させるようにすることができる。このようにすることで、トラフィックの集中の緩和に寄与することができる。
あるいは、サイズの大きい添付ファイルは、メッセージ取得部212が取得しないように設定し、例えばネットワーク1に接続されたPC70等の伝送レート,メモリ容量等の制約が少ない他の端末装置(例えば、図1のパーソナルコンピュータ70)によって受信させるようにすることもできる。
また、上述の説明では、携帯電話端末装置60内に設けられたメモリ63に受信したメールを格納する例について説明したが、例えば携帯電話端末装置60に外部メモリを接続するインターフェースを設け、当該インターフェースを介して接続された外部メモリ内に受信したメッセージを直接保存するようにしてもよい。
(効果)
上述のように、この情報通信システムでは、着信通知に応じて、携帯電話端末装置側がダイジェスト情報を取得するため、ユーザがダイジェスト情報に応じてメッセージのパート毎に受信の可否を選択することができる。このため、不要なメッセージあるいは不要なパートについては携帯電話端末装置に転送することを避けることができ、トラフィックの増加の抑制に寄与することができる。この結果、伝送経路における混雑回避に寄与することができる。
また、メッセージのパート毎に受信を要求することができるため、従来は受信できなかったメッセージについても、パート毎に受信を要求すれば受信できる可能性が高くなる。さらに、1通の上限サイズを超えるメッセージについて自動的にパート毎の受信を要求することにより、ユーザの操作負担を軽減させることができる。
(変形例)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上述の実施形態では、代理サーバ22のメッセージ取得部22cが、通常メール処理部210のメッセージ取得部212からの要求に応じて、IMAPコマンドを生成し、IMAP4サーバ21にメッセージの要求を行うように構成した。これに対して、メッセージ取得部212にIMAP4プロトコルを実装し、直接IMAPコマンドを生成してIMAP4サーバ21に送信するようにしてもよい。
この場合には、代理サーバ22は不要になる。
また、上述の実施形態では、通信端末装置として携帯電話端末装置としたが、本発明は、携帯電話端末装置以外の移動通信端末装置、更には一般の通信端末装置に適用することができるのは勿論である。
また、上述の実施形態では、メールサーバ20内にIMAP4サーバ21を備える場合を示したが、IMAP4に代えてPOP3サーバを用いることもできる。この場合は、図17に示すように、メールサーバ20に、POP3サーバ21Aから取得したメッセージからダイジェスト情報として要求された情報(あるいはメッセージ中のパート)を抽出して携帯電話端末装置60に送信する代理サーバ22Aを設ける。
この代理サーバ22Aは、上述の図2に示す構成に加えて、メッセージ解析部22dの解析結果に応じて、要求された情報あるいはメッセージのパートを抽出するパート抽出部22fを備えている。
このように、代理サーバ22Aを構成することにより、IMAPサーバの代わりにPOP3サーバを用いても、メッセージの部分(パート)毎に、受信,削除,転送等の操作を行うことができる。
また、上述の実施形態では、メールサーバ20が受信したメッセージの容量に関わらず、ショートメッセージによって受信通知を送信し、これに応じて携帯電話端末装置60がダイジェスト情報を取得し、ダイジェスト情報に応じてメッセージの受信を制御するようにしていた。しかしながら、受信したメッセージ全体(あるいはメッセージ本文)のサイズが、ショートメッセージ(受信通知)の上限サイズ以下の場合には、メッセージ全体(あるいはメッセージ本文)をショートメッセージとして携帯電話端末装置60に供給するようにしてもよい。
この場合、メールサーバ20は受信したメッセージ全体(あるいはメッセージ本文)がショートメッセージの上限サイズ以下である場合にはSMSC30にメッセージ全体(あるいはメッセージ本文)を供給し、ショートメールとして送信させる。
これにより、ショートメッセージの上限サイズ以下のメッセージについてはダイジェスト情報に応じてメッセージの全体あるいは一部を受信させるといった動作が必要なくなり、トラフィックの低減に寄与することができる。
また、本発明の通信端末装置は、電子メール等のメッセージ情報の通信を行う通信端末装置に適用することができる。
また、本発明の通信サーバ装置は、電子メール等のメッセージ情報の通信を行う通信システムにおける通信サーバ装置に適用することができる。
Claims (19)
- 通信サーバ装置を介して通信端末装置が通信を行う通信方法であって、
前記通信サーバ装置が、前記通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報を受信したこと示す受信通知を前記通信端末装置へ向けて送信する受信通知工程と;
前記通信端末装置が、前記受信通知に応じて、前記メッセージ情報のダイジェストとして希望する情報構成に関する情報であるダイジェスト構成情報をパラメータとするダイジェスト要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するダイジェスト要求工程と;
前記通信サーバ装置が、前記ダイジェスト要求に応じ、前記ダイジェスト構成情報に基づいてダイジェスト情報を組み立て、前記組み立てられたダイジェスト情報を前記通信端末装置へ向けて送信するダイジェスト情報通知工程と;を備えるメール通信方法。 - 請求項1に記載の通信方法において、
前記ダイジェスト構成情報は、予め前記通信端末装置内に設定される。 - 請求項1に記載の通信方法において、
前記ダイジェスト構成情報は、ダイジェスト要求工程に先立って、前記通信端末装置の利用者の指令に従って作成される。 - 請求項1に記載のメール通信方法において、
前記ダイジェスト情報を受けた前記通信端末装置が、受信を希望する前記メッセージ情報の部分ごとに、部分指定パラメータを伴うメッセージ部分送信要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するメッセージ部分要求工程と;
前記通信サーバ装置が、前記メッセージ部分送信要求に応じて、前記部分指定パラメータで指定された部分を前記通信端末装置へ向けて送信するメッセージ部分通知工程と;を更に備える。 - 請求項4に記載のメール通信方法において、
前記メッセージ部分送信要求は、前記部分指定パラメータにより指定された部分の削除を要求するメッセージ部分削除要求パラメータを更に伴う。 - 請求項1に記載のメール通信方法において、
前記メッセージ情報のサイズが、前記通信端末装置が一度に受信できる最大サイズよりも小さい場合に、前記メッセージ情報の全体の送信要求であるメッセージ全体送信要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するメッセージ全体送信要求工程と;
前記通信サーバ装置が、前記メッセージ全体送信要求に応じて、前記メッセージ情報の全体を送信するメッセージ全体通知工程と;を更に備える。 - 請求項6に記載のメール通信方法において、
前記メッセージ全体送信要求は、前記メッセージ情報全体の削除を要求するメッセージ全体削除要求パラメータを更に伴う。 - 通信サーバ装置を介して通信を行う通信端末装置であって、
前記通信サーバ装置が受信した前記通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報のダイジェストとして希望する情報構成に関する情報であるダイジェスト構成情報を格納するダイジェスト構成情報格納手段と;
前記サーバ装置から通知された前記通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報の受信通知に応じて、前記ダイジェスト構成情報パラメータとするダイジェスト要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するダイジェスト要求手段と;
前記ダイジェスト要求に応じて前記通信サーバ装置から送信されたダイジェスト情報を受信するダイジェスト受信手段と;を備える通信端末装置。 - 請求項8に記載の通信端末装置において、
前記受信したダイジェスト情報を表示するダイジェスト表示手段を更に備える。 - 請求項9に記載の通信端末装置において、
前記ダイジェスト表示手段に表示された前記ダイジェスト情報を見た利用者による指令に応じて、前記メッセージ情報中において受信を希望する部分ごとに、部分指定パラメータを伴うメッセージ部分送信要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するメッセージ部分要求手段と;
前記メッセージ部分送信要求に応じて前記通信サーバから送信された前記メッセージ情報の部分を受信するメッセージ受信手段と;を更に備える。 - 請求項8に記載の通信端末装置において、
前記メッセージ情報中に存在していたのであれば受信を希望する、前記メッセージ情報の少なくとも1つの部分を指定する部分指定情報を格納する部分指定情報格納手段と;
前記部分指定情報及び前記ダイジェスト情報に基づいて、前記メッセージ情報において受信を希望する部分ごとに、部分指定パラメータを伴うメッセージ部分送信要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するメッセージ部分要求手段と;
前記メッセージ部分送信要求に応じて前記通信サーバから送信された前記メッセージ情報の部分を受信するメッセージ受信手段と;を更に備える。 - 請求項8に記載の通信端末装置において、
前記メッセージ情報のサイズが一度に受信できる最大サイズよりも小さい場合に、前記メッセージ情報の全体の送信要求であるメッセージ全体送信要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するメッセージ全体要求手段と;
前記メッセージ全体送信要求に応じて前記通信サーバから送信された前記メッセージ情報の全体を受信するメッセージ受信手段と;を更に備える。 - 請求項8〜12のいずれか一項に記載の通信端末装置において、
前記通信サーバ装置との通信経路に配置される移動通信網の基地局との間で無線通信を行う無線通信手段を更に備える。 - 通信端末装置による通信の便宜を図る通信サーバ装置であって、
前記通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報を受信したこと示す受信通知を前記通信端末装置へ向けて送信する受信通知手段と;
前記通信端末装置から送信された、前記メッセージ情報のダイジェストとして希望する情報構成に関する情報であるダイジェスト構成情報をパラメータとするダイジェスト要求に応じて、前記ダイジェスト構成情報に基づいてダイジェスト情報を組み立て、前記組み立てられたダイジェスト情報を前記通信端末装置へ向けて送信するダイジェスト情報通知手段と;を備える通信サーバ装置。 - 請求項14に記載の通信サーバ装置において、
前記通信端末装置が受信を希望する前記メッセージ情報の部分ごとに、前記通信端末装置が送信した部分指定パラメータを伴うメッセージ部分送信要求に応じて、前記部分指定パラメータにより指定に示された部分を前記通信端末装置へ向けて送信するメッセージ部分送信手段;を更に備える。 - 請求項15に記載の通信サーバ装置において、
前記メッセージ部分要求が前記部分指定パラメータにより指定された部分の削除を要求するメッセージ部分削除パラメータを更に伴う場合に、前記メッセージ部分送信手段による送信後に、前記部分を削除するメッセージ部分削除手段を更に備える。 - 請求項15に記載の通信サーバ装置において、
前記通信端末装置が送信した前記メッセージ情報全体の送信の要求であるメッセージ全体送信要求に応じて、前記メッセージ情報の全体を送信するメッセージ全体送信手段を更に備える。 - 請求項17に記載の通信サーバ装置において、
前記メッセージ全体送信要求が前記メッセージ情報の全体の削除を要求するメッセージ全体削除パラメータを更に伴う場合に、前記メッセージ部分送信手段による送信後に、前記メッセージ情報の全体を削除するメッセージ全体手段を更に備える。 - 通信サーバ装置を介して通信端末装置が通信を行う通信システムであって、
前記通信端末装置は、
前記通信サーバ装置が受信した前記通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報のダイジェストとして希望する情報構成に関する情報であるダイジェスト構成情報を格納するダイジェスト構成情報格納手段と、
前記サーバ装置から通知された前記通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報の受信通知に応じて、前記ダイジェスト構成情報パラメータとするダイジェスト要求を前記通信サーバ装置へ向けて送信するダイジェスト要求手段と;
前記ダイジェスト要求に応じて前記通信サーバ装置から送信されたダイジェスト情報を受信するダイジェスト受信手段と;を備え、
前記通信サーバ装置は、
前記通信端末装置へ伝達すべきメッセージ情報を受信したこと示す受信通知を前記通信端末装置へ向けて送信する受信通知手段と;
前記通信端末装置から送信された、前記メッセージ情報のダイジェストとして希望する情報構成に関する情報であるダイジェスト構成情報をパラメータとするダイジェスト要求に応じて、前記ダイジェスト構成情報に基づいてダイジェスト情報を組み立て、前記組み立てられたダイジェスト情報を前記通信端末装置へ向けて送信するダイジェスト情報通知手段と;を備える通信システム。
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