JP2003050812A - ダイジェスト提供システム、ダイジェスト提供サーバ、インデックス作成端末、ダイジェスト提供方法、そのプログラム、及びそのプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

ダイジェスト提供システム、ダイジェスト提供サーバ、インデックス作成端末、ダイジェスト提供方法、そのプログラム、及びそのプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2003050812A
JP2003050812A JP2001240645A JP2001240645A JP2003050812A JP 2003050812 A JP2003050812 A JP 2003050812A JP 2001240645 A JP2001240645 A JP 2001240645A JP 2001240645 A JP2001240645 A JP 2001240645A JP 2003050812 A JP2003050812 A JP 2003050812A
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JP
Japan
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digest
index
scene
user
creating
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Pending
Application number
JP2001240645A
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English (en)
Inventor
Toshio Shiina
敏雄 椎名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BUNKA KOBO KK
INST OF NETWORK TECHNOLOGY Inc
INSTITUTE OF NETWORK TECHNOLOGY Inc
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
BUNKA KOBO KK
INST OF NETWORK TECHNOLOGY Inc
INSTITUTE OF NETWORK TECHNOLOGY Inc
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to AT02017738T priority patent/ATE328433T1/de
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集約したマルチメディアコンテントを提供す
るダイジェスト提供システム、ダイジェスト提供サー
バ、インデックス作成端末、ダイジェスト提供方法、そ
のプログラム、及びそのプログラムを記憶した記憶媒体
を提供する。 【解決手段】 撮影・録音等されて取得(10)された
マルチメディアコンテンツに対して、インデックスを付
加(20)する。マルチメディアコンテンツ及びインデ
ックスから所定の部分を抽出し、これを結合してダイジ
ェストを作成(30)する。ダイジェストを、ユーザ側
の受信機(以下の説明ではパーソナルコンピュータ(以
下、PCという)又は移動体通信端末を例に挙げる)に
適合するネットワークを介して提供(60)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイジェスト提供
システム、ダイジェスト提供サーバ、インデックス作成
端末、ダイジェスト提供方法、そのプログラム、及びそ
のプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等を利用して、様
々なサービスが提供されるようになってきた。例えば、
動画や音声等のマルチメディアデータを提供するサイト
はネットワーク上に多く存在している。
【0003】また、移動体通信端末の性能の向上に伴
い、このようなサービスを移動体通信端末を対象として
提供するサイトも存在している。
【0004】これらのサイトは、所定の形式で作成され
たファイルをFTP(ファイル転送プロトコル)等のプ
ロトコルを用いてユーザへダウンロードさせるものであ
り、このように提供されたファイルは、ユーザ側の端末
に組み込まれたアプリケーションを用いて再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に、映像や音声等のマルチメディアコンテントのデータ
は大きなものであるため、ダウンロードするのに時間や
通信費が多くかかるという問題が存在する。
【0006】また、移動体通信端末を対象とした場合で
は、端末性能の問題により、提供するマルチメディアコ
ンテンツのデータの大きさにある程度の制限が生じる。
このため、その中に多くの情報を含めるためには、マル
チメディアコンテンツを集約する必要がある。
【0007】更に、上記のサービスにおいて提供されて
いるマルチメディアコンテンツは、提供側において決定
された内容に基づいて作成されたものであり、ユーザが
要求する部分のみを提供するものではなかった。
【0008】従って、本発明は上記問題に鑑みてなされ
たものであり、集約したマルチメディアコンテントを提
供するダイジェスト提供システム、ダイジェスト提供サ
ーバ、インデックス作成端末、ダイジェスト提供方法、
そのプログラム、及びそのプログラムを記憶した記憶媒
体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、インデックスが付加された
マルチメディアコンテントから所定のシーンを抽出して
ダイジェストを作成し、ダイジェストをネットワークを
介してユーザの端末へ提供するダイジェスト提供システ
ムであって、インデックスを作成するインデックス作成
手段と、インデックスが付加されたマルチメディアコン
テントにおける所定のシーンを、インデックスに対応さ
れたキーワードに基づいて抽出するシーン抽出手段と、
シーン抽出手段により抽出された1つ以上の所定のシー
ンに基づいてダイジェストを作成するダイジェスト作成
手段と、ダイジェスト作成手段により作成されたダイジ
ェストをネットワークを介してユーザの端末に送信する
ダイジェスト送信手段と、を有することを特徴としてい
る。
【0010】これにより、請求項1記載の発明では、集
約したマルチメディアコンテントを提供することが可能
となる。
【0011】また、請求項2記載の発明は、インデック
スが付加されたマルチメディアコンテントから所定のシ
ーンを抽出してダイジェストを作成し、ダイジェストを
ネットワークを介してユーザの端末へ提供するダイジェ
スト提供サーバであって、インデックスが付加されたマ
ルチメディアコンテントにおける所定のシーンを、イン
デックスに対応されたキーワードに基づいて抽出するシ
ーン抽出手段と、シーン抽出手段により抽出された1つ
以上の所定のシーンに基づいてダイジェストを作成する
ダイジェスト作成手段と、ダイジェスト作成手段により
作成されたダイジェストをネットワークを介してユーザ
の端末に送信するダイジェスト送信手段と、を有するこ
とを特徴としている。
【0012】これにより、請求項2記載の発明では、集
約したマルチメディアコンテントを提供することが可能
となる。
【0013】更に、請求項3記載の発明は、キーワード
を、ネットワークを介してユーザの端末から取得するキ
ーワード取得手段を有することを特徴としている。
【0014】これにより、請求項3記載の発明では、提
供するマルチメディアコンテントをユーザの嗜好に合わ
せて集約したものとすることが可能となる。
【0015】更に、請求項4記載の発明は、シーン抽出
手段が、ユーザの端末からダイジェストの要求がされた
場合に、所定のシーンを抽出することを特徴としてい
る。
【0016】これにより、請求項4記載の発明では、ユ
ーザから予め登録された情報に基づいて集約されたマル
チメディアコンテントを提供することが可能となり、ダ
ウンロードの度にユーザが嗜好を入力する手間を省くこ
とが可能となる。
【0017】更に、請求項5記載の発明は、インデック
スが、所定のシーンの一部又は全部の重要度を含み、ダ
イジェスト作成手段が、作成されるダイジェストが所定
の時間長に最も近い時間長となるように、1つ以上のシ
ーンにおける重要度の低い部分を除外して、ダイジェス
トを作成することを特徴としている。
【0018】これにより、請求項5記載の発明では、必
要な情報を残しつつ、よりマルチメディアコンテントを
集約することが可能となり、提供する集約されたマルチ
メディアコンテントのデータ量が大きくなりすぎること
を防止することが可能となる。
【0019】また、請求項6記載の発明は、マルチメデ
ィアコンテントにおけるシーンに付加するインデックス
を作成するインデックス作成端末であって、インデック
スの候補を保持するインデックス候補保持手段と、マル
チメディアコンテントを再生する再生手段と、インデッ
クス候補保持手段からインデックスの候補を読み出し、
一覧として表示するインデックス候補表示手段と、イン
デックス候補表示手段に表示されているインデックスの
候補の一覧から選択されたインデックスの候補に基づい
て、再生手段に再生されている箇所を含むシーンに付加
するインデックスを作成するインデックス作成手段と、
を有することを特徴としている。
【0020】これにより、請求項6記載の発明では、容
易且つ的確にマルチメディアコンテントにインデックス
を付加することが可能となり、また、付加するインデッ
クスを限定しているため、マルチメディアコンテントを
的確に集約することが可能となる。
【0021】更に、請求項7記載の発明は、再生手段に
再生されている箇所を、マルチメディアコンテントの時
間長を表示する軸上に表示する再生箇所表示手段と、イ
ンデックスが付されたシーンを、軸に基づいて表示する
シーン分布表示手段と、再生されている箇所を含むシー
ンに付加されているインデックスを表示する付加インデ
ックス表示手段と、を有し、再生箇所表示手段に基づい
て、再生されている箇所を変更させることを特徴として
いる。
【0022】これにより、請求項7記載の発明では、よ
り容易且つ的確にマルチメディアコンテントにインデッ
クスを付加することが可能となり、且つ、付加したイン
デックスを容易且つ的確に修正することが可能となる。
【0023】更に、請求項8記載の発明は、再生手段に
再生されている箇所を含むシーンの一部又は全部に対す
る重要度をインデックスに含める重要度付加手段を有す
ることを特徴としている。
【0024】これにより、請求項8記載の発明では、必
要な情報を残しつつ、よりマルチメディアコンテントを
集約させることが可能となり、提供する集約されたマル
チメディアコンテントのデータ量が大きくなりすぎるこ
とを防止させることが可能となる。
【0025】また、請求項9記載の発明は、マルチメデ
ィアコンテントにおけるシーンにインデックスを付加す
るインデックス付加工程と、インデックスが付加された
マルチメディアコンテントにおける所定のシーンを、イ
ンデックスに対応するキーワードに基づいて抽出するシ
ーン抽出工程と、シーン抽出工程において抽出された1
つ以上の所定のシーンに基づいてダイジェストを作成す
るダイジェスト作成工程と、ダイジェスト作成工程にお
いて作成されたダイジェストをユーザの端末に送信する
ダイジェスト送信工程と、を有することを特徴としてい
る。
【0026】これにより、請求項9記載の発明では、集
約したマルチメディアコンテントを提供することが可能
となる。
【0027】更に、請求項10記載の発明は、キーワー
ドを、ユーザより取得するキーワード取得工程を有する
ことを特徴としている。
【0028】これにより、請求項10記載の発明では、
提供するマルチメディアコンテントをユーザの嗜好に合
わせて集約したものとすることが可能となる。
【0029】更に、請求項11記載の発明は、所定のシ
ーンの一部又は全部に重要度を付加する重要度付加工程
を有し、ダイジェスト作成工程が、作成されるダイジェ
ストが所定の時間長に最も近い時間長となるように、1
つ以上のシーンにおける重要度の低い部分を除外して、
ダイジェストを作成することを特徴としている。
【0030】これにより、請求項11記載の発明では、
必要な情報を残しつつ、よりマルチメディアコンテント
を集約することが可能となり、提供する集約されたマル
チメディアコンテントのデータ量が大きくなりすぎるこ
とを防止することが可能となる。
【0031】また、請求項12記載の発明は、インデッ
クスが付加されたマルチメディアコンテントから所定の
シーンを抽出してダイジェストを作成し、ダイジェスト
をネットワークを介してユーザの端末へ提供するコンピ
ュータを機能させるプログラムであって、インデックス
が付加されたマルチメディアコンテントにおける所定の
シーンを、インデックスに対応するキーワードに基づい
て抽出するシーン抽出処理と、シーン抽出処理により抽
出された1つ以上の所定のシーンに基づいてダイジェス
トを作成するダイジェスト作成処理と、ダイジェスト作
成処理により作成されたダイジェストをネットワークを
介してユーザの端末に送信するダイジェスト送信処理
と、をコンピュータに実行させる。
【0032】これにより、請求項12記載の発明では、
集約したマルチメディアコンテントを提供するようコン
ピュータを機能させることが可能となる。
【0033】更に、請求項13記載の発明は、キーワー
ドを、ネットワークを介してユーザの端末から取得する
キーワード取得処理をコンピュータに実行させる。
【0034】これにより、請求項13記載の発明では、
提供するマルチメディアコンテントをユーザの嗜好に合
わせて集約したものとするようコンピュータを機能させ
ることが可能となる。
【0035】更に、請求項14記載の発明は、シーン抽
出処理が、ユーザの端末からダイジェストの要求がされ
た場合に、所定のシーンを抽出することを特徴としてい
る。
【0036】これにより、請求項14記載の発明では、
ユーザから予め登録された情報に基づいて集約されたマ
ルチメディアコンテントを提供するようコンピュータを
機能させることが可能となり、ダウンロードの度にユー
ザが嗜好を入力する手間を省くことが可能となる。
【0037】更に、請求項15記載の発明は、インデッ
クスが、所定のシーンの一部又は全部の重要度を含み、
ダイジェスト作成処理が、作成されるダイジェストが所
定の時間長に最も近い時間長となるように、1つ以上の
シーンにおける重要度の低い部分を除外して、ダイジェ
ストを作成することを特徴としている。
【0038】これにより、請求項15記載の発明では、
必要な情報を残しつつ、よりマルチメディアコンテント
を集約するようコンピュータを動作させることが可能と
なり、提供する集約されたマルチメディアコンテントの
データ量が大きくなりすぎることを防止することが可能
となる。
【0039】また、請求項16記載の発明は、マルチメ
ディアコンテントにおけるシーンに付加するインデック
スを作成するコンピュータを機能させるためのプログラ
ムであって、マルチメディアコンテントを再生する再生
処理と、インデックスの候補を保持する所定のデータベ
ースからインデックスの候補を読み出し、一覧として表
示するインデックス候補表示処理と、インデックス候補
表示処理により表示されているインデックスの候補の一
覧から選択されたインデックスの候補に基づいて、再生
処理により再生されている箇所を含むシーンに付加する
インデックスを作成するインデックス作成処理と、をコ
ンピュータに実行させる。
【0040】これにより、請求項16記載の発明では、
容易且つ的確にマルチメディアコンテントにインデック
スを付加することを可能にするようコンピュータを機能
させることが可能となり、また、付加するインデックス
を限定しているため、マルチメディアコンテントを的確
に集約させることが可能となる。
【0041】更に、請求項17記載の発明は、再生処理
において再生されている箇所を、マルチメディアコンテ
ントの時間長を表示する軸上に表示する再生箇所表示処
理と、インデックスが付されたシーンを、軸に基づいて
表示するシーン分布表示処理と、再生されている箇所を
含むシーンに付加されているインデックスを表示する付
加インデックス表示処理と、再生箇所表示処理に基づい
て、再生されている箇所を変更させる再生箇所変更処理
と、をコンピュータに実行させる。
【0042】これにより、請求項17記載の発明では、
より容易且つ的確にマルチメディアコンテントにインデ
ックスを付加することを可能にするようコンピュータを
機能させることが可能となり、且つ、付加したインデッ
クスを容易且つ的確に修正することを可能にするようコ
ンピュータを機能させることが可能となる。
【0043】更に、請求項18記載の発明は、再生処理
により再生されている箇所を含むシーンの一部又は全部
に対する重要度をインデックスに含める重要度付加処理
をコンピュータに実行させる。
【0044】これにより、請求項18載の発明では、必
要な情報を残しつつ、よりマルチメディアコンテントを
集約させることが可能となるようコンピュータを機能さ
せることが可能となり、提供する集約されたマルチメデ
ィアコンテントのデータ量が大きくなりすぎることを防
止させることが可能となる。
【0045】また、請求項19記載の発明は、インデッ
クスが付加されたマルチメディアコンテントから所定の
シーンを抽出してダイジェストを作成し、ダイジェスト
をネットワークを介してユーザの端末へ提供するコンピ
ュータを機能させるプログラムであって、インデックス
が付加されたマルチメディアコンテントにおける所定の
シーンを、インデックスに対応するキーワードに基づい
て抽出するシーン抽出処理と、シーン抽出処理により抽
出された1つ以上の所定のシーンに基づいてダイジェス
トを作成するダイジェスト作成処理と、ダイジェスト作
成処理により作成されたダイジェストをネットワークを
介してユーザの端末に送信するダイジェスト送信処理
と、をコンピュータに実行させる、又は、キーワード
を、ネットワークを介してユーザの端末から取得するキ
ーワード取得処理をコンピュータに実行させる、又は、
シーン抽出処理が、ユーザの端末からダイジェストの要
求がされた場合に、所定のシーンを抽出することを特徴
としている、又は、インデックスが、所定のシーンの一
部又は全部の重要度を含み、ダイジェスト作成処理が、
作成されるダイジェストが所定の時間長に最も近い時間
長となるように、1つ以上のシーンにおける重要度の低
い部分を除外して、ダイジェストを作成することを特徴
としている、又は、マルチメディアコンテントにおける
シーンに付加するインデックスを作成するコンピュータ
を機能させるためのプログラムであって、マルチメディ
アコンテントを再生する再生処理と、インデックスの候
補を保持する所定のデータベースからインデックスの候
補を読み出し、一覧として表示するインデックス候補表
示処理と、インデックス候補表示処理により表示されて
いるインデックスの候補の一覧から選択されたインデッ
クスの候補に基づいて、再生処理により再生されている
箇所を含むシーンに付加するインデックスを作成するイ
ンデックス作成処理と、をコンピュータに実行させる、
又は、再生処理において再生されている箇所を、マルチ
メディアコンテントの時間長を表示する軸上に表示する
再生箇所表示処理と、インデックスが付されたシーン
を、軸に基づいて表示するシーン分布表示処理と、再生
されている箇所を含むシーンに付加されているインデッ
クスを表示する付加インデックス表示処理と、再生箇所
表示処理に基づいて、再生されている箇所を変更させる
再生箇所変更処理と、をコンピュータに実行させる、又
は、再生処理により再生されている箇所を含むシーンの
一部又は全部に対する重要度をインデックスに含める重
要度付加処理をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記憶媒体に記録している。
【0046】これにより、請求項19記載の発明では、
集約したマルチメディアコンテントを提供するようコン
ピュータを機能させる、又は、提供するマルチメディア
コンテントをユーザの嗜好に合わせて集約したものとす
るようコンピュータを機能させる、又は、ユーザから予
め登録された情報に基づいて集約されたマルチメディア
コンテントを提供するようコンピュータを機能させるこ
とで、ダウンロードの度にユーザが嗜好を入力する手間
を省くこと、又は、必要な情報を残しつつ、よりマルチ
メディアコンテントを集約するようコンピュータを動作
させることで、提供する集約されたマルチメディアコン
テントのデータ量が大きくなりすぎることを防止するこ
と、又は、容易且つ的確にマルチメディアコンテントに
インデックスを付加することを可能にするようコンピュ
ータを機能させ、また、付加するインデックスを限定し
ているため、マルチメディアコンテントを的確に集約さ
せること、又は、より容易且つ的確にマルチメディアコ
ンテントにインデックスを付加することを可能にするよ
うコンピュータを機能させ、且つ、付加したインデック
スを容易且つ的確に修正することを可能にするようコン
ピュータを機能させることが可能となる。
【0047】
【発明の実施の形態】〔本発明の特徴〕本発明を好適に
実施した形態について説明するにあたり、まず、本発明
の特徴について触れる。
【0048】本発明は、図1に示すように、撮影・録音
等されて取得(10)されたマルチメディアコンテンツ
(映像・音声データ)に対して、メタデータ(メタコン
テントともいう)をインデックスとして付加(20)す
る。このように作成されたマルチメディアコンテンツ及
びインデックスに対し、所定の部分をインデックスを参
照して抽出し、これを結合して新たなマルチメディアコ
ンテント(以下の説明ではダイジェストという)を作成
(30)する。また、作成されたダイジェストは、ユー
ザ側の受信機(以下の説明ではパーソナルコンピュータ
(以下、PCという)又は移動体通信端末を例に挙げ
る)に適合するネットワーク(インターネットや移動体
通信ネットワークや公衆回線等)を介してユーザへ提供
(60)される。
【0049】また、ダイジェストは、これを提供する側
で予め用意されたキーワード等に基づいて作成しても、
ユーザから指定されたキーワード等(これを以下、嗜好
情報という)に基づいて作成してもよい。また、ダイジ
ェストを作成する際に対象とするマルチメディアコンテ
ントは、単一のものとしても複数のものとしてもよい。
【0050】以下、本発明を各実施形態について、図面
を用いて詳細に説明する。
【0051】〔第1の実施形態〕まず、本発明の第1の
実施形態について図面を用いて詳細に説明する。但し、
本実施形態では、ダイジェストをユーザから登録された
嗜好情報に基づいて作成し、提供する場合について説明
する。
【0052】(第1の実施形態の構造)図1は、本実施
形態によるダイジェスト配信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【0053】図1を参照すると、本実施形態によるダイ
ジェスト配信システムは、マルチメディアコンテンツを
作成する番組制作局100と、番組制作局100で制作
されたマルチメディアコンテンツに対するインデックス
を制作するインデックス制作局200と、インデックス
が付加されたマルチメディアコンテンツとユーザ400
から登録された嗜好情報とに基づいてダイジェストを作
成し、これをネットワークを介して提供するダイジェス
ト提供局300と、ダイジェストを利用・視聴するユー
ザ400とより構成されている。
【0054】・番組制作局100 この構成において、番組制作局100は、カメラやマイ
ク等101を用いて映像や音声等のマルチメディアコン
テンツを制作する。但し、この制作したマルチメディア
コンテンツには、各フレームやシーン等の時間情報を示
すタイムコードが含まれているものとして説明する。
【0055】また、制作したマルチメディアコンテンツ
は、番組制作局100におけるコンピュータ等で構成さ
れたエンコーダ102において所定の圧縮方式(MEP
G2やMPEG4等)でコード化される他に、インデッ
クス制作局200へ送信される。
【0056】また、エンコーダ102でコード化された
マルチメディアコンテンツは、所定のネットワークを介
してダイジェスト提供局300におけるマルチメディア
コンテンツデータベース311に格納される。このネッ
トワークとしては、特に限定されるものではなく、有
線、無線を問わず、本実施形態による主旨を逸脱しない
限り、如何なるものも適用することが可能である。
【0057】・インデックス制作局200 インデックス制作局200では、番組制作局100から
受信したマルチメディアコンテンツに対するインデック
スが、コンピュータ等で構成されたインデックス制作端
末200において作成される。本説明におけるインデッ
クスは、例えばMPEG7(正式名称「マルチメディア
コンテントの記述インタフェース」)を利用してマルチ
メディアコンテントに対して付加されるものである。し
かしながら、これに限定されず、マルチメディアコンテ
ントにおける任意の時点又はデータ領域を、メタデータ
(キーワード)等の所定の情報に基づいて抽出すること
を可能とするものであれば、本発明の主旨を逸脱しない
限り、種々変形して実施することが可能である。
【0058】また、このように制作されたインデックス
は、マルチメディアコンテンツと同様に、所定のネット
ワークを介してダイジェスト提供局300へ送信され、
マルチメディアコンテンツデータ311へ格納される。
【0059】・ダイジェスト提供局300 ダイジェスト提供局300では、ユーザ400から登録
されたユーザ毎の嗜好情報に基づき、ユーザ毎のダイジ
ェストが作成され、これがネットワークを介してユーザ
400の端末に提供される。
【0060】このために、ダイジェスト提供局300に
は、マルチメディアコンテンツを格納するためのマルチ
メディアコンテンツデータベース311と、ユーザ40
0から入力された嗜好情報を格納するためのユーザ別嗜
好情報データベース312と、が設けられている。この
他に、インデックスを制作する際に用いるキーワードや
ジャンル等の情報を格納するキーワードデータベース3
13も構成するとよい。
【0061】また、ダイジェスト提供局400には、各
々のデータベースに接続されたダイジェスト作成サーバ
301とダイジェスト配信サーバ302とが設けられて
いる。
【0062】・・ダイジェスト作成サーバ301 ダイジェスト作成サーバ301は、マルチメディアコン
テンツデータベース311に格納されているマルチメデ
ィアコンテンツとこれに対応するインデックスと、及び
ユーザ別嗜好情報データベース312に格納されている
ユーザ毎の嗜好情報とに基づいて、ユーザ毎のダイジェ
ストを作成するサーバである。本実施形態では、ダイジ
ェスト作成サーバ301によるダイジェストを作成する
動作を、ユーザ400がダイジェスト配信サーバ302
に対してダイジェストの配信を要求した際に実行される
よう構成する場合について説明する。但し、本実施形態
では、ユーザ400からのダイジェストの配信要求は、
ダイジェスト配信サーバ302において受信されるた
め、ダイジェストの作成は、ダイジェスト配信サーバ3
02がダイジェスト作成サーバ301に要求するよう構
成されている。
【0063】本実施形態によるダイジェスト作成サーバ
301は、単一のコンピュータにより構成されても、複
数のコンピュータにより構成されてもよい。
【0064】また、ダイジェスト作成サーバ301は、
作成したダイジェストをダイジェスト配信サーバ302
へ出力する。この際、対象のユーザを特定するための情
報(例えばユーザID等)もダイジェスト配信サーバ3
02へ出力する。
【0065】・・ダイジェスト配信サーバ302 ダイジェスト配信サーバ302は、ダイジェスト作成サ
ーバ301から受信したダイジェストを、ダイジェスト
を要求してきた端末(例えばPC401や移動体通信端
末402)へネットワーク(例えばインターネット1や
移動体通信ネットワーク2等)を介して配信する。
【0066】また、ダイジェスト配信サーバ302は、
ユーザ400よりネットワークを介して受信した嗜好情
報を、ユーザ毎にユーザ別嗜好情報データベース312
へ格納する。
【0067】また、ダイジェスト提供側300における
各サーバと各データベースとを結ぶ通信回線は、イーサ
ネット(登録商標)や無線回線等を用いたLANとして
も、シリアル回線等を用いた専用線としてもよい。
【0068】更に、本実施形態におけるダイジェスト提
供局300とユーザ400とを結ぶネットワークは、ユ
ーザ400における端末に応じて種々、変更することが
可能である。例えば図2に示すように、ユーザ400に
おける端末がパーソナルコンピュータ等で構成されたP
C401であれば、ネットワークとしてインターネット
1や公衆回線等を適用することが可能であり、また、移
動体通信端末402等であれば、移動体通信ネットワー
ク2等を適用することが可能である。また、上記又は図
2で例示したものの他に、例えばユーザ400における
端末が簡易型移動体通信端末(PHS)や、この他、マ
ルチメディアコンテンツを再生可能な端末であれば、こ
の端末に適合したネットワークを適用することが可能で
ある。
【0069】また、ダイジェスト配信サーバ302は、
単一のコンピュータ等で構成しても、複数のコンピュー
タ等で構成してもよい。更に、上記のダイジェスト作成
サーバ301とダイジェスト配信サーバ302とは、異
なるコンピュータ(1台又は複数)を用いて実現して
も、同一のコンピュータを用いて実現してもよい。
【0070】次に、上記に挙げた各データベースのデー
タ構造の一例を説明する。但し、本実施形態によるデー
タベースは、通常のファイル形式で構成されても、リレ
ーショナルデータベースとして構成されてもよい。
【0071】・・マルチメディアコンテンツデータベー
ス311 本実施形態によるマルチメディアコンテンツデータベー
ス311のデータ構造を図3に示す。
【0072】図3を参照すると、マルチメディアコンテ
ンツデータベース311は、番組制作局100から受信
したマルチメディアコンテントと、これに対応させてイ
ンデックス制作局200で作成されたインデックスとを
同一のレコードに格納している。これらは、タイムコー
ドで各フレーム又はシーン等の時間軸の対応が図られて
いるものである。
【0073】・・ユーザ別嗜好情報データベース312 次に、本実施形態によるユーザ別嗜好情報データベース
312のデータ構造を図4に示す。
【0074】図4を参照すると、ユーザ別嗜好情報デー
タベース312は、個々のユーザを一意に識別するため
に割り当てられたユーザID及びパスワードと、個々の
ユーザの氏名(名称)や住所(居所)や電子メールアド
レスやユーザ個々の契約内容等の情報が含まれるユーザ
情報と、ユーザ400より入力された嗜好情報と、を同
一のレコードに格納している。ここで、ユーザIDとし
て、例えば移動体通信端末402に割り当てられた電話
番号等のような、端末に固有な情報を適用した場合、パ
スワードの項目を空欄若しくは削除することが可能とな
る。
【0075】また、この他に、各ユーザが所定の期間又
はユーザ登録から現在までに、何回ダイジェストをダウ
ンロードしたかの情報(カウンタ情報)や、ユーザに対
する課金の情報(課金情報)も格納するよう構成しても
よい。
【0076】・・キーワードデータベース313 次に、本実施形態によるキーワードデータベース313
のデータ構造を図5に示す。このキーワードデータベー
ス313は、インデックスを制作する際や、嗜好情報を
登録する際に用いられるワード(キーワード)を限定す
るために用いられる構成である。但し、本発明は、イン
デックスや嗜好情報に用いられるキーワードを必ずしも
限定しなければならないとは限らない。本説明では、イ
ンデックス制作や嗜好情報登録の際に、選択肢としてキ
ーワードの候補を与え、これに基づき各々を作成するこ
とで、より迅速且つ的確にインデックス及び嗜好情報を
作成し、且つ、効率的にダイジェストを作成することを
可能にするために、キーワードデータベース313を使
用した構成を例に挙げて説明する。
【0077】図5を参照すると、キーワードデータベー
ス313には、ジャンルと区分とキーワードとの項目が
それぞれ同一のレコードに格納されている。
【0078】ここで、ジャンルとは、対象のマルチメデ
ィアコンテントの内容が属するジャンルであり、例えば
“プロ野球”、“プロサッカー”、“ニュース”、“歌
謡曲”、“映画”等の、マルチメディアコンテントの内
容を分類するものである。このジャンルは、ダイジェス
ト提供局300又はインデックス制作局200で決定さ
れる。
【0079】また、キーワードとは、インデックスとし
てマルチメディアコンテントに付加するメタデータであ
り、例えば『プロ野球』のジャンルに属するキーワード
であれば、球団名であったり、選手名であったり、“ホ
ームラン”、“ヒット”、“三振”、“盗塁”等の、そ
のジャンルに使われる名称や用語等である。このキーワ
ードも、ダイジェスト提供局300又はインデックス制
作局200で決定される。
【0080】更に、区分とは、上記のキーワードを容易
に選択させるために分類するものである。これは、例え
ば球団名に対しては“球団指定”の区分が、また、選手
名の集合に対しては“選手指定”の区分が与えられる。
このように、各キーワードに区分を割り当てることで、
ユーザ400又はインデックス制作局200のオペレー
タによるキーワードの一覧の絞り込みを容易にし、目的
のキーワードを容易に設定させることが可能である。
【0081】また、本実施形態による各データベースが
上記のような項目を格納することにより、ダイジェスト
作成サーバ301がユーザ毎にダイジェストを作成し、
これをダイジェスト配信サーバ302が対象となるユー
ザ400の端末へ送信することが可能となる。また、上
記に挙げた各データベースは、本実施形態を実現するた
めの一例に過ぎず、本実施形態において必要な情報を格
納するものであれば、種々変形して実施することが可能
である。
【0082】・ユーザ400 また、本実施形態では、ダイジェストを閲覧・再生する
ユーザ400に設けられる端末として、各種パーソナル
コンピュータで構成されインターネット接続できるPC
401と、マルチメディアコンテンツを再生可能な移動
体通信端末402と、を例示している。
【0083】但し、本発明では、これらの端末に限定さ
れず、本発明の主旨を逸脱しない限り、マルチメディア
コンテンツを再生し、ネットワーク接続する機能を有す
るものであれば、如何なるものも適用することが可能で
ある。
【0084】・マルチメディアコンテントとインデック
スとダイジェストとの関係 次に、本実施形態におけるマルチメディアコンテント
と、これに対して制作されるインデックスと、マルチメ
ディアコンテントとインデックスと嗜好情報とに基づい
て作成されるダイジェストとの関係と、を図6を用いて
説明する。
【0085】図6の(a)は、マルチメディアコンテン
トに対して付加されるインデックスを示す図であり、図
6の(b)は、マルチメディアコンテントを示す図であ
る。これらは、それぞれ横方向を時間軸としている。
【0086】本実施形態によるインデックスは、番組制
作局100で制作されたマルチメディアコンテントを時
間軸方向に対して分割するものである。分割されたマル
チメディアコンテントを、以下の説明ではコンテントク
リップという。
【0087】このような分割を実現するために、本実施
形態によるインデックスには、コンテントクリップの先
頭に対して“IN”情報を、後尾に対して“OUT”情
報を付加する。これは、例えばMPEG−7(マルチメ
ディアコンテントの記述インタフェース)を用いて実現
することが可能である。
【0088】本実施形態では、上記のように分割して作
成されたコンテントクリップのうち、ユーザ400から
登録された嗜好情報に対応するコンテントクリップを抽
出し、これらを結合させて、図6の(c)に示すような
ダイジェストを作成する。
【0089】このように、マルチメディアコンテンツデ
ータベース311に格納されているインデックス及びマ
ルチメディアコンテントと、ユーザ別嗜好情報データベ
ース312に格納されている嗜好情報とを用いてダイジ
ェストを作成する処理は、ダイジェスト作成サーバ30
1において実行される。
【0090】・インデックス制作支援 次に、インデックス制作を支援する機能を備えたインデ
ックス制作端末201の例を説明する。この機能は、迅
速且つ的確にインデックスを制作するためのものであ
る。
【0091】・・インデックス制作支援機能ブロック 図7は、本実施形態によるインデックス制作端末201
の機能構成を示すブロック図である。
【0092】図7を参照すると、本実施形態によるイン
デックス制作端末201は、番組制作局100から受信
したマルチメディアコンテント(タイムコードを含む)
を一時格納するコンテンツ格納手段211と、コンテン
ツ格納手段211に格納されているマルチメディアコン
テントをタイムコードに従って再生信号に変換するコン
テンツ再生手段212と、この再生信号に基づいて映像
・音声を再生する表示手段216と、を有して構成され
る。この構成により、インデックス制作端末201のデ
ィスプレイ等には、番組制作局100から受信したマル
チメディアコンテントが表示される。また、コンテント
再生手段212は、入力手段215から入力された指示
に従い、マルチメディアコンテントの再生や停止や一時
停止や巻き戻しや早送り等の処理を実行する。
【0093】また、インデックス制作端末201の外部
又は内部には、キーワードデータベース214(31
3)が設けられている。このキーワードデータベース2
14(313)は、上記のダイジェスト提供局300に
おけるキーワードデータベース313と同様のデータ構
造を有するものである。従って、別途インデックス制作
局200にこれを設けるよう構成しても、ダイジェスト
提供局300に設けられているものを用いるよう構成し
てもよい。但し、後者の場合は、インデックス制作端末
201が必要に応じてダイジェスト提供局300側に設
けられているキーワードデータベース313へ所定のネ
ットワーク(インターネットや公衆回線、専用回線等)
を介してアクセスする。
【0094】また、キーワード特定手段213は、入力
手段215を介してオペレータより入力されたジャンル
の指定に基づいて、まず、キーワード候補データベース
214より該当する区分の候補を特定する。また、特定
された区分の候補は、一覧として表示手段216に表示
される。但し、この一覧に挙げられた区分は、各々GU
Iで構成された入力手段215による選択肢としての機
能も果たすよう構成するとよい。
【0095】更に、表示手段216における表示に基づ
いて、入力手段215より区分の選択が入力されると、
この入力された選択情報は、キーワード特定手段213
に入力され、選択された区分に該当するキーワードの候
補がキーワードデータベース214(313)より特定
される。また、キーワード特定手段213は、特定した
キーワードの候補を一覧として表示手段216に表示す
る。但し、この一覧に挙げられたキーワードは、各々G
UIで構成された入力手段215による選択肢としての
機能も果たすよう構成するとよい。
【0096】更に、入力手段215からは、マルチメデ
ィアコンテントに付加するキーワードの選択や“IN”
情報や“OUT”情報を付加する指示が入力される。ま
た、入力されたこれらの選択情報や指示情報は、インデ
ックス作成手段217に出力される。
【0097】インデックス作成手段217には、現在、
表示手段216において再生・表示している映像又は音
声の時間軸上での位置(マルチメディアコンテントの先
頭から何時間何分何秒目であるか:これを以下、場面情
報という)が、常時又は必要に応じてコンテンツ再生手
段212から入力される。
【0098】従って、インデックス作成手段217は、
入力手段215から入力された選択情報や指示情報と、
コンテント再生手段212から入力された場面情報とに
基づいて、マルチメディアコンテントにおける該当する
部分に対して、“IN”情報や“OUT”情報やキーワ
ード等より成るインデックスを付加する。また、このよ
うに作成されたインデックスは、一時、インデックス格
納手段218に格納され、その後、ダイジェスト提供局
300へ送信され、マルチメディアコンテンツデータベ
ース311に格納される。
【0099】ここで、入力手段215は、GUI(グラ
フィカルユーザインタフェース)で構成されるものとす
る。更に、キーワードデータベース214(313)を
ダイジェスト提供局300側において構成した場合、イ
ンデックスの制作時に指定されたジャンルに対応する区
分及びこの区分に対応するキーワードを、インデックス
制作端末201が一括して読み出し、これを自己の内部
又はシリアル回線やIEEE1394等の専用回線で接
続されたハードディスク等の記憶装置に記憶するか、R
AM等にキャッシュしておくよう構成するとよい。
【0100】・・インデックス制作支援画面 また、本実施形態においてインデックス制作端末201
の表示手段216に表示される画面(インデックス制作
支援画面)の一例を図8に示す。
【0101】図8を参照すると、本実施形態で例示する
インデックス制作支援画面は、コンテント表示領域とキ
ーワード表示領域と時間毎付加キーワード表示領域とを
含んで構成されている。
【0102】上記構成において、コンテント表示領域
は、マルチメディアコンテントを表示・再生する領域で
ある。また、キーワード表示領域は、キーワード候補デ
ータベース214(313)より特定された区分を表示
し、更に、この区分の何れかが選択された際には、この
区分に分類されるキーワードを一覧として表示する領域
である。また、キーワードを表示している場合は、区分
の表示に戻るためのボタン(『区分の表示』)を設ける
とよい。
【0103】また、時間毎付加キーワード表示領域は、
対象のマルチメディアコンテントに関して、現在、表示
・再生している場面の時間軸上での位置を示す領域であ
る。また、この他にも、マルチメディアコンテントをど
のように分割したかを示す領域や、現在、表示・再生し
ている場面に対して、又は、マルチメディアコンテント
の何れの部分に対して、どのキーワードを付加したかを
示す領域等を設けるとよい。
【0104】このインデックス制作支援画面において、
“IN”をクリック等により選択すると、入力手段21
5よりこの情報がインデックス作成手段217に入力さ
れる。インデックス作成手段217では、コンテント再
生手段212から入力された場面情報と入力された“I
N”情報とに基づいて、所定の場面に対して“IN”を
示すインデックスが生成される。
【0105】ここで、キーワード表示領域におけるキー
ワードをクリックすると、選択されたキーワードがイン
デックス作成手段217に入力され、“IN”情報が付
加された場面以降に対して、このキーワードが付加され
る。但し、付加するキーワードは複数であってよい。
【0106】その後、インデックス制作支援画面におい
て、“OUT”をクリック等により選択すると、入力手
段215よりこの情報がインデックス作成手段217に
入力される。インデックス作成手段217では、コンテ
ント再生手段212から入力された場面情報と入力され
た“OUT”情報とに基づいて、所定の場面に対して
“OUT”を示すインデックスが生成される。
【0107】このように動作することで、オペレータが
2“IN”及び“OUT”で選択した領域に、選択した
キーワードを対応付けるインデックスが作成される。
【0108】また、上記の“IN”及び“OUT”で選
択した領域は、時間毎付加キーワード表示領域(図8で
は、棒グラフによりこれを実現している)において、変
更可能なように構成するとよい。これは、各領域の境界
(線で表示される)をマウス等で時間軸方向に移動させ
る構成で実現するとよい。ここで、境界線の移動先の時
間軸での位置に関する情報は、入力手段215から入力
された情報に基づいてコンテント再生手段212におい
て判別されるよう構成する。また、判別結果は、インデ
ックス再生手段217に入力され、且つ、入力手段21
5からは、対象の境界線に関する情報が入力される。イ
ンデックス作成手段217は、このように入力された情
報に基づいて、境界に関するインデックスの変更を実行
する。
【0109】また、“IN”情報、“OUT”情報で区
切られた領域に対して、キーワードを追加することも可
能なように構成するとよい。
【0110】・嗜好情報登録支援 次に、本実施形態において、ユーザ400のダイジェス
ト提供局300への嗜好情報の登録を支援する構成につ
いて、以下に説明する。
【0111】本構成は、ダイジェスト提供局300から
ユーザの端末へ、所定の入力画面(嗜好情報登録支援画
面)を送信することで実現されるものである。図9に、
本実施形態による嗜好情報登録支援画面の例を示す。
【0112】図9を参照すると、本実施形態では、ま
ず、第1の嗜好情報登録支援画面としてジャンルを選択
する画面(図9の(a))をユーザ400の端末(PC
401又は移動体通信端末402)へ提供する。これ
は、例えば図2におけるダイジェスト配信サーバ302
から提供するよう構成するとよい。また、この画面にお
いてユーザより何れかのジャンルが選択されると、この
選択情報は、ダイジェスト配信サーバ302へ送信され
る。
【0113】以降の嗜好情報登録を支援する方法とし
て、本説明において2通りの方法を例示する。
【0114】・・キーワード選択肢提供 まず、第1の例としては、予めダイジェスト提供局30
0のキーワードデータベース313で登録しておいたキ
ーワードを選択肢として提供し、この中からユーザ40
0が所望するキーワードを選択させる方法である。以
下、本方法について、図9の(b)〜(d)を用いて説
明する。但し、キーワードは区分毎に分類されているも
のとする。
【0115】この方法では、図9の(a)の画面からユ
ーザ400が所望のジャンルを選択すると、このジャン
ルに対応付けられて格納されている区分を図5に示すキ
ーワードデータベース313から特定し、この区分を選
択肢とした一覧の画面(図9の(b))をユーザ400
の端末(PC401又は移動体通信端末402)へ送信
する。
【0116】ユーザ400の端末において、区分の何れ
かが選択されると、この選択情報はダイジェスト配信サ
ーバ302へ送信される。ダイジェスト配信サーバ30
2は、区分の選択情報が通知されると、次に、選択され
た区分(ジャンルと区分との組み合わせ)に対応して格
納されているキーワードをキーワードデータベース31
3から特定し、このキーワードを選択肢とした一覧の画
面(図9の(c))をユーザ400の端末へ送信する。
【0117】従って、ユーザ400は、図9の(c)に
示す画面において、所望するキーワードを選択し、嗜好
情報としてダイジェスト提供局300におけるユーザ別
嗜好情報データベース312に登録する。但し、複数の
キーワードを登録する場合、図9の(c)に示す画面に
おいて、ユーザ400は、『追加』のボタンを選択し、
これを送信する。このボタンの選択情報を受信したダイ
ジェスト配信サーバ302は、再度、図9の(b)の画
面を送信し、以降、上記と同様の動作を実行する。
【0118】また、全てのキーワードを選択したユーザ
は、図9における『完了』のボタンを選択し、これを送
信する。このボタンの選択情報を受信したダイジェスト
配信サーバ302は、図9の(a)からこれまでの一連
の流れにおいて選択されたジャンルとキーワードとを嗜
好情報として、ユーザ別嗜好情報データベース312に
おけるユーザIDやその他の情報と同一のレコードに登
録する。
【0119】・・ワード入力 次に、第2の例としては、ユーザ400に対してキーワ
ードとしたいワードを入力させる方法である。この場
合、ユーザ400が入力したワードがそのままキーワー
ドとして使用できるとは限らないため、ダイジェスト提
供局300において、入力されたワードに対応する又は
類似するキーワード(予めダイジェスト提供局300の
キーワードデータベース313’に登録済み)をキーワ
ードデータベース313’から検索し、該当するものが
存在した場合、嗜好情報としての登録を許可するよう構
成する必要が存在する。以下、本方法について、図9の
(e),(f),(d)を用いて説明する。ここで、本
説明におけるキーワードデータベース313’は、図5
に示すデータ構造において、区分の項目(属性)を削除
した構成としてよい。
【0120】この方法では、図9の(a)の画面からユ
ーザ400が所望のジャンルを選択すると、次に、ダイ
ジェスト配信サーバ302は、図9の(e)に示す画面
をユーザ400の端末(PC401又は移動体通信端末
402)に送信する。
【0121】ユーザ400は、自己の端末に表示された
図9の(e)に示す画面において、所望するワードを入
力し、『確定』ボタンを選択することで、入力したワー
ドをダイジェスト配信サーバ302へ送信する。
【0122】ダイジェスト配信サーバ302は、上記で
受信したジャンルの選択とワードとに基づいて、キーワ
ードデータベース313を検索し、該当するキーワード
が存在するか否かを確認する。ここで、ダイジェスト配
信サーバ302は、類似のワードまで特定する検索を実
行するよう構成するとよい。
【0123】このような検索により特定されたキーワー
ドは、図9の(f)に示すように一覧としてユーザ40
0の端末へ送信される。また、この一覧は、選択肢とし
ても機能するものである。従って、ユーザ400は、図
9の(f)に示す画面において、所望するキーワードが
存在する場合、『追加』のボタン又は『完了』のボタン
を選択する。即ち、更にキーワードを追加する場合は
『追加』のボタンを選択して図9の(e)の画面に戻
り、全てのキーワードを選択し終わった場合は『完了』
のボタンを選択して、送信した嗜好情報(選択したジャ
ンルとキーワードとの情報)を確認する(図9の
(d))。また、一覧において所望するキーワードが存
在しなかった場合、ユーザ400は、図9の(f)にお
ける『訂正』のボタンを選択して、再度ワードを入力す
る。但し、『訂正』が選択された際のワードは、ダイジ
ェスト配信サーバ302においてキャンセルされるもの
とする。
【0124】このような方法により、ユーザ400毎の
嗜好情報がユーザ別嗜好情報データベース312に登録
される。
【0125】(第1の実施形態の動作)次に、本実施形
態の動作について、以下に図面を用いて詳細に説明す
る。
【0126】本実施形態による動作は、次に挙げる工程
より成り立っている。 (1)マルチメディアコンテント制作工程 (2)インデックス制作工程 (3)嗜好情報登録工程 (4)ダイジェスト作成(配信)工程 ・(1)マルチメディアコンテント制作工程 まず、マルチメディアコンテント制作工程では、インデ
ックス制作局100においてマルチメディアコンテント
が作成され、これが所定のネットワーク(インターネッ
トや公衆回線や無線回線等)を介してインデックス制作
局200及びダイジェスト提供局300へ送信される。
【0127】ここで、インデックス制作局200へのマ
ルチメディアコンテントの送信は、これをファイルとし
て送信するだけでなく、例えばアナログ放送やディジタ
ル放送等を用いることも可能である。
【0128】また、ダイジェスト提供局300へのマル
チメディアコンテントの送信は、MPEG2やMPEG
4やその他の技術によりコード化されたものを送信する
よう構成することも可能である。
【0129】また、このマルチメディアコンテントの送
信の際は、コンテントを再生する際に必要となるタイム
コードも送信される。これは時分割や週は数分割や符号
分割によりマルチメディアコンテントと多重化して送信
されるよう構成するとよい。
【0130】・(2)インデックス制作工程 上記のように送信されたマルチメディアコンテントを受
信したインデックス制作局200では、このマルチメデ
ィアコンテントに対するインデックスが制作される。こ
れは、上述にもあるように、MPEG7等の技術を用い
ることが可能である。
【0131】また、インデックスを制作する際の動作に
ついては、上記の図7の説明において触れているため、
ここでは説明を省略する。
【0132】・(3)嗜好情報登録工程 次に、ユーザ400が嗜好情報をダイジェスト提供局3
00に登録する際の動作について以下に説明する。
【0133】本動作の流れを図10のシーケンスに示
す。本動作を説明するにあたり、ユーザ400の端末
は、PC401又は移動体通信端末402とする。但
し、PC401である場合、ダイジェスト配信サーバ3
02との接続はインターネット1を介し、移動体通信端
末402である場合、移動体通信ネットワーク2を介す
るものとする。以下、本動作の説明では、ユーザ400
の端末を端末(401又は402)として説明する。
【0134】図10において、端末(401又は40
2)とダイジェスト配信サーバ302とが回線を確立す
ると、端末(401又は402)は、まず、ダイジェス
ト配信サーバ302に対して自己のユーザ登録を要求す
る(Y1→D1)。これは、端末(401又は402)
がダイジェスト配信サーバ302から提供される所定の
サイト(ホームページ等)にアクセスして指示を入力・
選択することにより実現される。
【0135】このユーザ登録要求を受け取ったダイジェ
スト配信サーバ302は、まず、ユーザ情報を端末(4
01又は402)に対して要求する(D2→Y2)。こ
こで要求する情報としては、ユーザ400の氏名(名
称)や住所(居所)や電子メールアドレスやどのような
契約内容とするか等のユーザ情報と、認証に用いるユー
ザID及びパスワードの指定等である。但し、ユーザ4
00の端末が移動体通信端末402であれば、ユーザI
Dとパスワードとの指定でなく、ダイジェスト配信サー
バ302でユーザIDとする電話番号を認識するよう構
成するとよい。
【0136】また、このユーザ情報の要求は、所定のホ
ームページ等を端末(401又は402)へ送信し、こ
れに所定の事項を入力させるよう要求することで実現さ
れる。また、ユーザ400は、この所定のホームページ
に入力したユーザ情報をダイジェスト配信サーバ302
へ送信する(Y3→D3)。
【0137】このように、ユーザ情報を受信したダイジ
ェスト配信サーバ302は、ユーザ情報の確認を行い
(D4)、ユーザ別嗜好情報データベース312に新た
なレコードを作成して、このユーザ情報を登録する(D
5)。
【0138】その後、ダイジェスト配信サーバ302
は、ユーザ情報に含まれる契約の指定に対する諸事項
(契約内容等)を端末(401又は402)へ送信し
(D6→Y4)、ユーザ400に対して契約内容の確認
を行わせる。
【0139】契約内容がユーザ400において確認され
ると(Y5)、端末(401又は402)は、確認した
こと(確認通知)をダイジェスト配信サーバ302へ送
信する(Y6→D7)。
【0140】この確認通知を受信したダイジェスト配信
サーバ302は、次に、端末(401又は402)へ嗜
好情報登録画面(図9)を送信する(D8→Y7)。こ
れに対してユーザ400は、端末(401又は402)
に表示された嗜好情報登録画面に基づいて、ジャンルの
指定や区分の選択やキーワードの選択等(嗜好情報)を
入力し(Y8)、これをダイジェスト配信サーバ302
へ送信する(Y9→D9)。
【0141】このように嗜好情報を受信したダイジェス
ト配信サーバ302は、受信した嗜好情報を、上記D5
で作成したレコードにおける嗜好情報の項目として格納
する(D10)。これにより、ユーザ400から受信し
た嗜好情報がダイジェスト提供局300において登録・
管理される。
【0142】・(4)ダイジェスト作成(配信)工程 次に、ユーザ400からの要求に従って、ダイジェスト
を作成し、これを配信する際の動作について、図面を用
いて詳細に説明する。
【0143】図11は、本動作を示すシーケンスであ
る。但し、この動作は、端末(401又は402)から
ダイジェスト配信サーバ302へ、ダイジェストの配信
が要求された際に実行されるものである。
【0144】図11を参照すると、本動作において、ま
ず、ユーザ400側の端末(401又は402)とダイ
ジェスト配信サーバ302とが回線を確立する。その
後、端末(401又は402)は、ダイジェスト配信サ
ーバD11に対してダイジェストを要求する(Y11→
D11)。この際、ユーザ400側の端末がPC401
であった場合、ユーザID及びパスワードも送信され
る。また、ユーザ400側の端末が移動体通信端末40
2であった場合、自己の電話番号がダイジェスト配信サ
ーバ302において特定される。
【0145】ダイジェスト配信サーバ302は、ダイジ
ェストの要求を受信すると、要求主であるユーザ400
(又は端末)の認証を行い(D12)、認証が確立され
れば、端末(401又は402)へマルチメディアコン
テントの指定を要求する(D13→Y12)。この際、
ダイジェスト配信サーバ302が、図12に例示するよ
うな画面(マルチメディアコンテント指定画面)に基づ
いてマルチメディアコンテントを指定させるよう構成す
るとよい。
【0146】図12に示す画面は、ユーザ400より登
録された嗜好情報に基づいて作成される。即ち、ダイジ
ェスト配信サーバ302がユーザ400よりダイジェス
トの要求を受信した際に、ユーザ認証を確立後、ユーザ
別嗜好情報データベース312を参照して嗜好情報を特
定し、この嗜好情報に基づいて、マルチメディアコンテ
ンツデータベース311から嗜好情報に適合するマルチ
メディアコンテンツ及びインデックスを特定する。この
特定したマルチメディアコンテンツ及びインデックスに
基づいて、各々のジャンルにおいて最適と思われる画面
を作成し、これをユーザ400へ提供する。但し、画面
の作成は、予めジャンル毎に用意したソース文書の所定
の位置に、特定したマルチメディアコンテンツ及びイン
デックスの情報を格納するよう構成するとよい。
【0147】また、D12においてユーザ400の認証
が確立できなかった場合、ダイジェスト配信サーバ30
2は、端末(401又は402)に対してこのことを通
知し、回線を切断するよう構成するとよい。
【0148】また、ユーザ認証が確立後、マルチメディ
アコンテントの指定が要求されたユーザ400は、マル
チメディアコンテント指定画面へ所定の事項(マルチメ
ディアコンテントの指定)を入力し、これをダイジェス
ト配信サーバ302へ送信する(Y13→D14)。
【0149】マルチメディアコンテントの指定を受信し
たダイジェスト配信サーバ302は、このマルチメディ
アコンテントの指定とユーザID(又は嗜好情報)とを
ダイジェスト作成サーバ301へ送信する(D15→M
11)。
【0150】ダイジェスト作成サーバ301は、マルチ
メディアコンテントの指定とユーザID(又は嗜好情
報)とを受信すると、ユーザIDを受信した場合ではユ
ーザIDに基づいて嗜好情報を特定し、また、マルチメ
ディアコンテントの指定に基づいてマルチメディアコン
テントとインデックスとを特定する(M12)。その
後、特定したマルチメディアコンテントとインデックス
と嗜好情報とに基づいてダイジェストを作成する(M1
3)。
【0151】このように作成したダイジェストをダイジ
ェスト作成サーバ301は、ダイジェスト配信サーバ3
02へ送信し(M14→D16)、ダイジェスト配信サ
ーバ302より端末(401又は402)へ送信する
(D17→Y14)。
【0152】その後、端末(401又は402)とダイ
ジェスト配信サーバ302とは回線を切断し、端末(4
01又は402)において受信されたダイジェストが再
生される(Y15)。
【0153】以上説明した本実施形態における各端末又
はサーバの動作は、それぞれの処理を実行するプログラ
ムを用いて実現することが可能である。このプログラム
は、各々の機器内部又はシリアル回線やIEEE139
4等の回線を介して接続されたハードディスク等の記憶
装置に格納されており、必要に応じてCPU等により読
み出されて実行されるものとする。
【0154】また、本実施形態におけるインデックス制
作端末201や各サーバを機能させるプログラムは、C
D−RやFD等のリムーバブルな記憶メディアに記憶さ
せ、これを任意のコンピュータに組み込むことで、この
コンピュータを上記の端末やサーバとして機能させるこ
とが可能なように構成するとよい。
【0155】また、本実施形態では、ダイジェスト作成
時にダイジェスト作成サーバ301に要される処理量を
削減するために、一度作成したダイジェストを所定の期
間、メモリ等にキャッシュしておくよう構成するとよ
い。
【0156】(第1の実施形態における課金)また、本
実施形態によるダイジェストを配信するサービス(以
下、嗜好ダイジェスト配信サービスという)を利用する
ユーザに対して、ダイジェスト提供局300は、課金を
行うよう構成することも可能である。
【0157】この課金方法としては、日や週や月や年、
又は、例えばスポーツ等では、リーグ戦等が開催される
期間を単位として、一律の料金を請求するよう構成する
ことも、1回の利用(ダイジェストのダウンロード)に
対して所定の額を請求するよう構成することも可能であ
る。
【0158】また、ダイジェスト提供局300が番組制
作局100から提供される番組等のマルチメディアコン
テントを利用する際や、インデックス制作局200から
提供されるインデックスを利用する際は、番組制作局1
00やインデックス制作局200に対して所定の額を支
払うよう構成される。但し、ダイジェスト制作局200
や番組制作局100がダイジェスト提供局300と同一
の企業等に含まれる場合は、この限りではない。
【0159】また、上記とは別に、ダイジェストに広告
を設けることで、ユーザ400にかかる料金を減額又は
無料とすることも可能である。これは、バナー広告のよ
うに、ダイジェストを再生する際に、広告も同時に表示
する方法や、ダイレクトメール広告等の電子メールでの
広告の対象として登録したユーザの料金を減額又は無料
とする方法等が考えられる。但し、これらの広告を提供
する側(広告主)からは、ダイジェスト提供局300に
対して所定の広告料が支払われる。
【0160】また、電子メールでの広告の対象として登
録する方法では、登録ユーザの料金を減額又は無料とす
るだけでなく、電子メール広告を1件受信するにつき、
1回のダイジェストのダウンロードを無料とする方法等
も考えられる。この場合、広告主が1回のダイレクトメ
ール広告の配信に対して所定の広告料をダイジェスト提
供局へ支払うよう構成することも、所定の期間を単位と
して、所定の広告料を支払うよう構成することも可能で
ある。
【0161】〔第2の実施形態〕次に、上記した第1の
実施形態において、ダイジェスト作成サーバ301にお
いて作成されるダイジェストを所定の時間長に近づくよ
うに構成する場合について、第2の実施形態として以下
に説明する。
【0162】以上の構成を実現するにあたり、本実施形
態では、インデックスにおける“IN”情報と“OU
T”情報とにより分割されたコンテントクリップを、更
に当該シーンにおける重要度に分割するよう構成する。
このように構成されたコンテントクリップ及びインデッ
クスの関係を図13に示す。
【0163】図13を参照すると、本実施形態によるイ
ンデックスは、“IN”情報、“OUT”情報で分割し
たコンテントクリップを、更に、重要度毎に分割してい
る。本実施形態では、重要度としてAからDを例示し、
Aが最も高く、Dが最も低いものとしている。
【0164】このようなコンテントクリップに対する重
要度の割り当ては、インデックス制作局200における
インデックス制作端末201において付加されるもので
ある。また、この重要度の付加を支援するために、イン
デックス制作端末201に表示されるインデックス制作
支援画面には、図8に示す画面に、重要度を選択して入
力する領域を設けるとよい。これは、重要度をGUI等
により構成された入力手段215による選択肢として表
示することで実現される。
【0165】ダイジェスト作成サーバ301は、図11
のM13において、作成されるダイジェストが予め設定
されていた時間長(以下、希望時間長という)よりも長
い場合、各コンテントクリップにおける重要度の低い部
分を含ませず、ダイジェストを作成するよう動作する。
【0166】これを図14を用いて具体的に説明する
と、例えばユーザ400の嗜好情報に適応するコンテン
トクリップが1〜5の計5つ存在し、また、ダイジェス
トの希望時間長が図14に示す程度の時間長さであった
場合、ダイジェスト作成サーバ301は、このコンテン
トクリップを用いて、各々の重要度毎に作成されるダイ
ジェストの重要度毎の時間長を算出する。
【0167】図14に示す例では、例えば重要度Dまで
のデータを含んで作成されるダイジェストの時間長(図
14の(d))と、重要度Cまでのデータ(重要度Dの
データは除外)を含んで作成されるダイジェストの時間
長(図14の(c))と、重要度Bまでのデータ(重要
度D及びCのデータは除外)を含んで作成されるダイジ
ェストの時間長(図14の(b))と、重要度Aのみの
データで作成されるダイジェストの時間長(図14の
(a))と、をダイジェスト作成サーバ301は算出
し、この中で最も希望時間長に近い時間長となるものを
選択して、ダイジェストを作成する。即ち、図14に示
す例では、重要度Bまでのデータを含んでダイジェスト
が作成される。
【0168】また、上記以外の構成については、第1の
実施形態を適用することが可能であるため、本実施形態
では説明を省略する。
【0169】上記説明では、希望時間長に近くなるよう
に含める重要度を選択したが、所定の時間長以下となる
ように重要度を選択するよう構成することも可能であ
る。
【0170】以上のように構成することで、本実施形態
では、作成される重要度の時間長を制御することが可能
となり、マルチメディアコンテントとして視聴価値の高
い内容を含み、且つ、データ量を必要に応じて削減し
て、ユーザに提供することが可能となる。
【0171】〔第3の実施形態〕また、上記第1の実施
形態では、予め嗜好情報をダイジェスト提供局300へ
登録しておく構成としたが、本実施形態では、ユーザ4
00がダイジェストをダウンロードする際に、嗜好情報
を入力するよう構成した場合を例に挙げて説明する。
【0172】本実施形態の場合、第1の実施形態におけ
るユーザ別嗜好情報データベース312の嗜好情報の項
目が削除され、また、(3)嗜好情報登録工程が、図1
0のY1〜Y6及びD1〜D7までの動作のみとなる。
また、(4)ダイジェスト作成(配信)工程におけるD
13→Y12及びY13→D14の動作において、図1
0におけるY7〜Y9及びD8〜D9までの動作も共に
行われる。これにより、本実施形態では、ダイジェスト
のダウンロードの際に嗜好情報が入力される構成とな
る。これにより、ユーザ400の現在の嗜好に合わせて
作成されたダイジェストを提供することが可能となる。
【0173】〔第4の実施形態〕また、上記では、番組
制作局100においてマルチメディアコンテントが完成
した、又は、番組制作局100からマルチメディアコン
テントが放送された後に、インデックスに基づいてコン
テントクリップを作成するよう構成していたが、本実施
形態では、番組制作局100からマルチメディアコンテ
ントが放送されている最中に順次、インデックスを付加
してコンテントクリップを作成し、順次、ダイジェスト
を完成させていくよう構成する場合について説明する。
【0174】本実施形態は、特にユーザ400からの要
求回数の多いダイジェストに対して有効なものである。
但し、ダイジェスト提供局300は、このダイジェスト
を作成するための嗜好情報を、例えば自己の記憶装置に
予め登録しておく。
【0175】本実施形態の場合、インデックス制作局2
00では、放送されたマルチメディアコンテントに対し
て順次、インデックスを作成し、これをダイジェスト提
供局300におけるマルチメディアコンテンツデータベ
ース311へ送信する。また、ダイジェスト提供局30
0では、放送されているマルチメディアコンテントを順
次、マルチメディアコンテントデータベース311へ格
納する。また、ダイジェスト提供局300は、インデッ
クス制作局200から受信したインデックスも順次マル
チメディアコンテンツデータベース311に格納する。
【0176】また、本実施形態によるダイジェスト提供
局300は、放送中のマルチメディアコンテント及びイ
ンデックス及び上記の予めダイジェスト作成サーバ30
1に登録されている嗜好情報に基づいて、コンテントク
リップを順次作成し、これらを順次つなぎ合わせる。ま
た、このような、インデックスを受信済みのインデック
スに基づいて作成されたダイジェスト(以下、未完ダイ
ジェストという)を、ダイジェスト作成サーバ301の
メモリ等にキャッシュしておくよう構成するとよい。
【0177】また、このように作成した未完ダイジェス
トを、ユーザ400へ提供するよう構成することも可能
である。これは途中結果のダイジェストとして提供され
るものである。
【0178】従って、本実施形態を利用することによ
り、例えばプロ野球やプロサッカーの試合等の途中結果
を、ユーザ400にいち早く提供することが可能とな
る。
【0179】〔まとめ〕以上、説明したように、本発明
によれば、ユーザの嗜好に合わせてマルチメディアコン
テントを集約して提供することが可能となる。
【0180】また、以上において説明した各実施形態
は、本発明を好適に実施した形態の一例に過ぎず、本発
明は、その主旨である、ユーザの嗜好に合わせてマルチ
メディアコンテントを集約して提供することを可能する
ものであれば、種々変形して実施することが可能であ
る。
【0181】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、集約したマルチメディアコンテントを提
供することが可能となる。
【0182】また、請求項2記載の発明によれば、集約
したマルチメディアコンテントを提供することが可能と
なる。
【0183】更に、請求項3記載の発明によれば、提供
するマルチメディアコンテントをユーザの嗜好に合わせ
て集約したものとすることが可能となる。
【0184】更に、請求項4記載の発明によれば、ユー
ザから予め登録された情報に基づいて集約されたマルチ
メディアコンテントを提供することが可能となり、ダウ
ンロードの度にユーザが嗜好を入力する手間を省くこと
が可能となる。
【0185】更に、請求項5記載の発明によれば、必要
な情報を残しつつ、よりマルチメディアコンテントを集
約することが可能となり、提供する集約されたマルチメ
ディアコンテントのデータ量が大きくなりすぎることを
防止することが可能となる。
【0186】また、請求項6記載の発明によれば、容易
且つ的確にマルチメディアコンテントにインデックスを
付加することが可能となり、また、付加するインデック
スを限定しているため、マルチメディアコンテントを的
確に集約することが可能となる。
【0187】更に、請求項7記載の発明によれば、より
容易且つ的確にマルチメディアコンテントにインデック
スを付加することが可能となり、且つ、付加したインデ
ックスを容易且つ的確に修正することが可能となる。
【0188】更に、請求項8記載の発明によれば、必要
な情報を残しつつ、よりマルチメディアコンテントを集
約させることが可能となり、提供する集約されたマルチ
メディアコンテントのデータ量が大きくなりすぎること
を防止させることが可能となる。
【0189】また、請求項9記載の発明によれば、集約
したマルチメディアコンテントを提供することが可能と
なる。
【0190】更に、請求項10記載の発明によれば、提
供するマルチメディアコンテントをユーザの嗜好に合わ
せて集約したものとすることが可能となる。
【0191】更に、請求項11記載の発明によれば、必
要な情報を残しつつ、よりマルチメディアコンテントを
集約することが可能となり、提供する集約されたマルチ
メディアコンテントのデータ量が大きくなりすぎること
を防止することが可能となる。
【0192】また、請求項12記載の発明によれば、集
約したマルチメディアコンテントを提供するようコンピ
ュータを機能させることが可能となる。
【0193】更に、請求項13記載の発明によれば、提
供するマルチメディアコンテントをユーザの嗜好に合わ
せて集約したものとするようコンピュータを機能させる
ことが可能となる。
【0194】更に、請求項14記載の発明によれば、ユ
ーザから予め登録された情報に基づいて集約されたマル
チメディアコンテントを提供するようコンピュータを機
能させることが可能となり、ダウンロードの度にユーザ
が嗜好を入力する手間を省くことが可能となる。
【0195】更に、請求項15記載の発明によれば、必
要な情報を残しつつ、よりマルチメディアコンテントを
集約するようコンピュータを動作させることが可能とな
り、提供する集約されたマルチメディアコンテントのデ
ータ量が大きくなりすぎることを防止することが可能と
なる。
【0196】また、請求項16記載の発明によれば、容
易且つ的確にマルチメディアコンテントにインデックス
を付加することを可能にするようコンピュータを機能さ
せることが可能となり、また、付加するインデックスを
限定しているため、マルチメディアコンテントを的確に
集約させることが可能となる。
【0197】更に、請求項17記載の発明によれば、よ
り容易且つ的確にマルチメディアコンテントにインデッ
クスを付加することを可能にするようコンピュータを機
能させることが可能となり、且つ、付加したインデック
スを容易且つ的確に修正することを可能にするようコン
ピュータを機能させることが可能となる。
【0198】更に、請求項18記載の発明によれば、必
要な情報を残しつつ、よりマルチメディアコンテントを
集約させることが可能となるようコンピュータを機能さ
せることが可能となり、提供する集約されたマルチメデ
ィアコンテントのデータ量が大きくなりすぎることを防
止させることが可能となる。
【0199】また、請求項19記載の発明によれば、集
約したマルチメディアコンテントを提供するようコンピ
ュータを機能させる、又は、提供するマルチメディアコ
ンテントをユーザの嗜好に合わせて集約したものとする
ようコンピュータを機能させる、又は、ユーザから予め
登録された情報に基づいて集約されたマルチメディアコ
ンテントを提供するようコンピュータを機能させること
で、ダウンロードの度にユーザが嗜好を入力する手間を
省くこと、又は、必要な情報を残しつつ、よりマルチメ
ディアコンテントを集約するようコンピュータを動作さ
せることで、提供する集約されたマルチメディアコンテ
ントのデータ量が大きくなりすぎることを防止するこ
と、又は、容易且つ的確にマルチメディアコンテントに
インデックスを付加することを可能にするようコンピュ
ータを機能させ、また、付加するインデックスを限定し
ているため、マルチメディアコンテントを的確に集約さ
せること、又は、より容易且つ的確にマルチメディアコ
ンテントにインデックスを付加することを可能にするよ
うコンピュータを機能させ、且つ、付加したインデック
スを容易且つ的確に修正することを可能にするようコン
ピュータを機能させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の概略を説明するため
のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態によるシステム構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態によるマルチメディア
コンテンツデータベース311のデータ構造を示すテー
ブルである。
【図4】本発明の第1の実施形態によるユーザ別嗜好情
報データベース312のデータ構造を示すテーブルであ
る。
【図5】本発明の第1の実施形態によるキーワードデー
タベース313のデータ構造を示すテーブルである。
【図6】本発明の第1の実施形態によるインデックスと
マルチメディアコンテントとダイジェストとの関係を示
す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態によるインデックス制
作端末201の機能構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第1の実施形態によるインデックス制
作支援画面の一例を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施形態による嗜好情報登録支
援画面の一例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施形態による嗜好情報登録
工程における動作を示すシーケンスである。
【図11】本発明の第1の実施形態によるダイジェスト
作成(配信)工程における動作を示すシーケンスであ
る。
【図12】本発明の第1の実施形態によるマルチメディ
アコンテント指定画面の一例を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施形態によるインデックス
とコンテントクリップとの関係を示す図である。
【図14】本発明の第2の実施形態において作成される
ダイジェストの重要度毎の時間長と希望時間長との関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 移動体通信ネットワーク 10 撮影・録音 20 インデックス入力 30 ユーザ別ダイジェスト作成 40 嗜好情報入力 50 ユーザ別嗜好情報登録 60 ダイジェスト再生 100 番組制作局 101 カメラ・マイク 102 エンコーダ 200 インデックス制作局 201 インデックス制作端末 211 コンテンツ格納手段 212 コンテンツ再生手段 213 キーワード特定手段 214 キーワードデータベース 215 入力手段 216 表示手段 217 インデックス作成手段 218 インデックス格納手段 300 ダイジェスト提供局 301 ダイジェスト作成サーバ 302 ダイジェスト配信サーバ 311 マルチメディアコンテンツデータベース 312 ユーザ別嗜好情報データベース 313 キーワードデータベース 400 ユーザ 401 PC 402 移動体通信端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 640 H04N 7/173 640A (72)発明者 椎名 敏雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B075 KK70 ND16 ND23 ND36 NK06 NK14 NK24 NK44 PQ02 UU40 5C052 AC08 DD10 5C064 BA07 BB10 BC18 BC20 BC23 BC25 BD02 BD07 BD08

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インデックスが付加されたマルチメディ
    アコンテントから所定のシーンを抽出してダイジェスト
    を作成し、該ダイジェストをネットワークを介してユー
    ザの端末へ提供するダイジェスト提供システムであっ
    て、 前記インデックスを作成するインデックス作成手段と、 前記インデックスが付加されたマルチメディアコンテン
    トにおける前記所定のシーンを、前記インデックスに対
    応されたキーワードに基づいて抽出するシーン抽出手段
    と、 該シーン抽出手段により抽出された1つ以上の前記所定
    のシーンに基づいてダイジェストを作成するダイジェス
    ト作成手段と、 該ダイジェスト作成手段により作成された前記ダイジェ
    ストを前記ネットワークを介して前記ユーザの端末に送
    信するダイジェスト送信手段と、 を有することを特徴とするダイジェスト提供システム。
  2. 【請求項2】 インデックスが付加されたマルチメディ
    アコンテントから所定のシーンを抽出してダイジェスト
    を作成し、該ダイジェストをネットワークを介してユー
    ザの端末へ提供するダイジェスト提供サーバであって、 前記インデックスが付加されたマルチメディアコンテン
    トにおける前記所定のシーンを、前記インデックスに対
    応されたキーワードに基づいて抽出するシーン抽出手段
    と、 該シーン抽出手段により抽出された1つ以上の前記所定
    のシーンに基づいてダイジェストを作成するダイジェス
    ト作成手段と、 該ダイジェスト作成手段により作成された前記ダイジェ
    ストを前記ネットワークを介して前記ユーザの端末に送
    信するダイジェスト送信手段と、 を有することを特徴とするダイジェスト提供サーバ。
  3. 【請求項3】 前記キーワードを、前記ネットワークを
    介してユーザの端末から取得するキーワード取得手段を
    有することを特徴とする請求項2記載のダイジェスト提
    供サーバ。
  4. 【請求項4】 前記シーン抽出手段は、前記ユーザの端
    末から前記ダイジェストの要求がされた場合に、前記所
    定のシーンを抽出することを特徴とする請求項2又は3
    記載のダイジェスト提供サーバ。
  5. 【請求項5】 前記インデックスは、前記所定のシーン
    の一部又は全部の重要度を含み、 前記ダイジェスト作成手段は、作成されるダイジェスト
    が所定の時間長に最も近い時間長となるように、前記1
    つ以上のシーンにおける重要度の低い部分を除外して、
    前記ダイジェストを作成することを特徴とする請求項2
    から4のいずれか1項に記載のダイジェスト提供サー
    バ。
  6. 【請求項6】 マルチメディアコンテントにおけるシー
    ンに付加するインデックスを作成するインデックス作成
    端末であって、 インデックスの候補を保持するインデックス候補保持手
    段と、 前記マルチメディアコンテントを再生する再生手段と、 前記インデックス候補保持手段から前記インデックスの
    候補を読み出し、一覧として表示するインデックス候補
    表示手段と、 前記インデックス候補表示手段に表示されているインデ
    ックスの候補の一覧から選択されたインデックスの候補
    に基づいて、前記再生手段に再生されている箇所を含む
    シーンに付加するインデックスを作成するインデックス
    作成手段と、を有することを特徴とするインデックス作
    成端末。
  7. 【請求項7】 前記再生手段に再生されている箇所を、
    前記マルチメディアコンテントの時間長を表示する軸上
    に表示する再生箇所表示手段と、 インデックスが付されたシーンを、前記軸に基づいて表
    示するシーン分布表示手段と、 前記再生されている箇所を含むシーンに付加されている
    インデックスを表示する付加インデックス表示手段と、
    を有し、 前記再生箇所表示手段に基づいて、前記再生されている
    箇所を変更させることを特徴とする請求項6記載のイン
    デックス制作端末。
  8. 【請求項8】 前記再生手段に再生されている箇所を含
    むシーンの一部又は全部に対する重要度を前記インデッ
    クスに含める重要度付加手段を有することを特徴とする
    請求項6又は7記載のインデックス制作端末。
  9. 【請求項9】 マルチメディアコンテントにおけるシー
    ンにインデックスを付加するインデックス付加工程と、 前記インデックスが付加されたマルチメディアコンテン
    トにおける所定のシーンを、前記インデックスに対応す
    るキーワードに基づいて抽出するシーン抽出工程と、 該シーン抽出工程において抽出された1つ以上の前記所
    定のシーンに基づいてダイジェストを作成するダイジェ
    スト作成工程と、 該ダイジェスト作成工程において作成された前記ダイジ
    ェストを前記ユーザの端末に送信するダイジェスト送信
    工程と、 を有することを特徴とするダイジェスト提供方法。
  10. 【請求項10】 前記キーワードを、ユーザより取得す
    るキーワード取得工程を有することを特徴とする請求項
    9記載のダイジェスト提供方法。
  11. 【請求項11】 前記所定のシーンの一部又は全部に重
    要度を付加する重要度付加工程を有し、 前記ダイジェスト作成工程は、作成されるダイジェスト
    が所定の時間長に最も近い時間長となるように、前記1
    つ以上のシーンにおける重要度の低い部分を除外して、
    前記ダイジェストを作成することを特徴とする請求項9
    又は10記載のダイジェスト提供方法。
  12. 【請求項12】 インデックスが付加されたマルチメデ
    ィアコンテントから所定のシーンを抽出してダイジェス
    トを作成し、該ダイジェストをネットワークを介してユ
    ーザの端末へ提供するコンピュータを機能させるプログ
    ラムであって、 前記インデックスが付加されたマルチメディアコンテン
    トにおける所定のシーンを、前記インデックスに対応す
    るキーワードに基づいて抽出するシーン抽出処理と、 該シーン抽出処理により抽出された1つ以上の前記所定
    のシーンに基づいてダイジェストを作成するダイジェス
    ト作成処理と、 該ダイジェスト作成処理により作成された前記ダイジェ
    ストを前記ネットワークを介して前記ユーザの端末に送
    信するダイジェスト送信処理と、 を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 【請求項13】 前記キーワードを、前記ネットワーク
    を介してユーザの端末から取得するキーワード取得処理
    を前記コンピュータに実行させるための請求項12記載
    のプログラム。
  14. 【請求項14】 前記シーン抽出処理は、前記ユーザの
    端末から前記ダイジェストの要求がされた場合に、前記
    所定のシーンを抽出することを特徴とする請求項12又
    は13記載のプログラム。
  15. 【請求項15】 前記インデックスは、前記所定のシー
    ンの一部又は全部の重要度を含み、 前記ダイジェスト作成処理は、作成されるダイジェスト
    が所定の時間長に最も近い時間長となるように、前記1
    つ以上のシーンにおける重要度の低い部分を除外して、
    前記ダイジェストを作成することを特徴とする請求項1
    2から14のいずれか1項に記載のプログラム。
  16. 【請求項16】 マルチメディアコンテントにおけるシ
    ーンに付加するインデックスを作成するコンピュータを
    機能させるためのプログラムであって、 前記マルチメディアコンテントを再生する再生処理と、 インデックスの候補を保持する所定のデータベースから
    前記インデックスの候補を読み出し、一覧として表示す
    るインデックス候補表示処理と、 前記インデックス候補表示処理により表示されているイ
    ンデックスの候補の一覧から選択されたインデックスの
    候補に基づいて、前記再生処理により再生されている箇
    所を含むシーンに付加するインデックスを作成するイン
    デックス作成処理と、 を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  17. 【請求項17】 前記再生処理において再生されている
    箇所を、前記マルチメディアコンテントの時間長を表示
    する軸上に表示する再生箇所表示処理と、 インデックスが付されたシーンを、前記軸に基づいて表
    示するシーン分布表示処理と、 前記再生されている箇所を含むシーンに付加されている
    インデックスを表示する付加インデックス表示処理と、 前記再生箇所表示処理に基づいて、前記再生されている
    箇所を変更させる再生箇所変更処理と、を前記コンピュ
    ータに実行させるための請求項16記載のプログラム。
  18. 【請求項18】 前記再生処理により再生されている箇
    所を含むシーンの一部又は全部に対する重要度を前記イ
    ンデックスに含める重要度付加処理を前記コンピュータ
    に実行させるための請求項16又は17記載のプログラ
    ム。
  19. 【請求項19】 請求項12から18のいずれか1項に
    記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
JP2001240645A 2001-08-08 2001-08-08 ダイジェスト提供システム、ダイジェスト提供サーバ、インデックス作成端末、ダイジェスト提供方法、そのプログラム、及びそのプログラムを記憶した記憶媒体 Pending JP2003050812A (ja)

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DE60211813T DE60211813T2 (de) 2001-08-08 2002-08-08 Vorrichtung zur Übertragung von Zusammenfassungsinformation für Mobiltelefonen
AT02017738T ATE328433T1 (de) 2001-08-08 2002-08-08 Vorrichtung zum übertragung von zusammenfassungsinformation für mobiltelefonen

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2004098137A1 (ja) * 2003-04-25 2006-07-13 ボーダフォン株式会社 通信方法、通信端末装置、通信サーバ装置及び通信システム
JP2016154028A (ja) * 2010-05-17 2016-08-25 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド 選択的コンテンツ提示エンジン

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