JPWO2004090224A1 - ゴムを補強するための補強用コードおよびそれを用いたゴム製品 - Google Patents

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Abstract

本発明の補強用コードは、ゴムを補強するための補強用コードであって、炭素繊維ストランド(11)と炭素繊維ストランド(11)の周囲に配置された複数のガラス繊維ストランド(12)とを含む。本発明によれば、ゴム製品の補強に十分な引張強度を有するとともに、寸法安定性および耐屈曲疲労性が高い補強用コードが得られる。

Description

本発明は、ゴムを補強するための補強用コードおよびそれを用いたゴム製品に関する。
ゴムベルトやタイヤといったゴム製品の補強材として、ガラス繊維やアラミド繊維といった補強用繊維が用いられてきた。しかし、これらのゴム製品は屈曲応力を繰り返し受けるため、屈曲疲労によって性能が低下しやすい。その結果、補強用繊維とゴムマトリックスとの間で剥離が生じたり、補強用繊維が摩耗することによって強度低下が生じたりしやすい。そのため、これらのゴム製品に用いられる補強用繊維には、高い耐屈曲疲労性が求められる。
一方、自動車の内燃機関のカムシャフト駆動などに用いられるタイミングベルトでは、適切なタイミングを維持するために高い寸法安定性が要求される。また、インジェクションポンプの補助駆動や、産業機械の動力伝達に用いられるゴムベルトでは、高強度で高弾性であることが要求されている。
上記要求を達成するために、従来から、特定の補強用繊維を含む補強用コードが用いられてきた。補強用繊維としては、たとえば、高強度ガラス繊維や、ポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維(アラミド繊維)が使用されてきた。最近では、炭素繊維やポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾールからなる繊維も用いられている。例えば、特開平8−174708号公報には歯付きベルトの抗張体として炭素繊維が提案されている。
ゴムを補強するためのコードには、高強度、高弾性、及び曲げに対する柔軟性や耐摩耗性といった様々な特性が要求される。しかし、1種類の補強用繊維を用いる従来の補強材では、強度と耐屈曲性とのバランスを取ることは難しい。例えば、補強用繊維として炭素繊維を用いた補強用コードは、高強度で高弾性であるが耐屈曲性が低く、屈曲による強度低下が生じやすいという問題があった。
このような状況に鑑み、本発明は、ゴム製品の補強に十分な引張強度を有するとともに、寸法安定性および耐屈曲疲労性が高い補強用コードを提供することを目的の1つとする。また、本発明は、その補強用コードを用いたゴム製品を提供することを目的の1つとする。
上記目的を達成するため、本発明の補強用コードは、ゴムを補強するための補強用コードであって、炭素繊維ストランドと前記炭素繊維ストランドの周囲に配置された複数のガラス繊維ストランドとを含む。
また、本発明のゴム製品は、ゴム部と、前記ゴム部に埋め込まれた補強用コードとを含み、前記補強用コードが上記本発明の補強用コードである。
本発明によれば、ゴム製品の補強に十分な引張強度を有するとともに、寸法安定性および耐屈曲疲労性が高い補強用コードが得られる。該コードを用いている本発明のゴム製品は、高性能で耐久性に優れる。
図1は、本発明の補強用コードの一例を模式的に示す断面図である。
図2は、本発明の補強用コードの構造の一例を模式的に示す図である。
図3は、本発明のゴム製品の一例を示す分解斜視図である。
図4は、屈曲試験の方法を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
<補強用コード>
本発明の補強用コードは、炭素繊維ストランドと炭素繊維ストランドの周囲に配置された複数のガラス繊維ストランドとを含む。
炭素繊維ストランドは、典型的には炭素繊維のみからなるが、本発明の効果が得られる限り、他の繊維を含んでもよい。炭素繊維ストランドに占める炭素繊維の割合は、通常99重量%以上であり、典型的には100重量%である。
ガラス繊維ストランドは、典型的にはガラス繊維のみからなるが、本発明の効果が得られる限り、他の繊維を含んでもよい。ガラス繊維ストランドに占めるガラス繊維の割合は、通常99重量%以上であり、典型的には100重量%である。
本発明の補強用コードの繊維ストランドは、典型的には、炭素繊維ストランドとガラス繊維ストランドのみからなる。ただし、本発明の効果が得られる限り、他の繊維からなるストランドを含んでもよい。炭素繊維ストランドの断面積とガラス繊維ストランドの断面積との合計が、繊維ストランドの全断面積に占める割合は、通常95%以上で、典型的には100%である。
コードの中心部に配置される炭素繊維ストランドは、その特性によって、コードに対して高い引張強度と優れた寸法安定性を付与する。耐屈曲疲労性が高い補強用コードを得るには、コード及びコードによって補強されるマトリックスゴムが屈曲された場合に、引っ張り応力や圧縮応力を緩和する構造が必要となる。ガラス繊維ストランドは、炭素繊維ストランドに比べて、弾性率が低く耐摩耗性が高い。このようなガラス繊維ストランドで炭素繊維ストランドの周囲を取り巻くことによって、引っ張り応力や圧縮応力を緩和できるため、耐屈曲疲労性が高い補強用コードが得られる。このような効果は、単に炭素繊維とガラス繊維とを混合してストランドを形成しても得られない。本発明の補強用コードは、炭素繊維ストランドとガラス繊維ストランドとを特別な配置で組み合わせたハイブリッドコードであり、強度、寸法安定性および耐屈曲疲労性に優れる。また、ガラス繊維ストランドは、通常、炭素繊維ストランドよりもゴムとの接着性が高いため、本発明の補強用コードはゴムとの接着性に優れる。
炭素繊維ストランドとしては、引張弾性率が155〜650GPaの範囲のものが好適に用いられる。そのような炭素繊維ストランドの密度は、たとえば1.74〜1.97g/cmである。特に、直径が4μm〜8μmの炭素フィラメントを500〜25000本束ねて形成される、30〜2000texのストランドが好適に使用される。
炭素繊維ストランドの全断面積は、炭素繊維ストランドの全断面積とガラス繊維ストランドの全断面積との合計の20〜80%の範囲であることが好ましい。コードの中心側に配置された炭素繊維ストランドは、高い引張強度と優れた寸法安定性とに寄与する。しかし、コード内における炭素繊維ストランドの割合が高すぎると、静的強度は向上するが、屈曲性が低下する場合がある。そのため、炭素繊維ストランドの全断面積は、炭素繊維ストランドの全断面積とガラス繊維ストランドの全断面積との合計の80%以下(より好ましくは70%以下)であることが好ましい。一方、コード内における炭素繊維ストランドの割合が低すぎると、炭素繊維ストランドによる効果を十分に得ることができない場合がある。そのため、炭素繊維ストランドの全断面積は、炭素繊維ストランドの全断面積とガラス繊維ストランドの全断面積との合計の20%以上(より好ましくは40%以上)であることが好ましい。
炭素繊維ストランドは、撚られていてもよいし、撚られていなくてもよい。炭素繊維ストランドの撚り数は、5.0回/25mm以下、すなわち、25mmあたりの撚り数が5.0回以下であることが好ましい。炭素繊維ストランドの撚り数は、より好ましくは2.5回/25mm以下である。
また、炭素繊維ストランドの表面には、接着性を向上させるための処理や繊維がほつれるのを防止するための処理をしてもよい。たとえば、炭素繊維ストランドの表面に、ゴムを含む被膜を形成してもよいし接着剤を塗布してもよい。そのような被膜は、たとえば、レゾルシンおよびホルマリンの初期縮合物とゴムラテックスとの混合物を主成分とする処理液(以下、「RFL処理液」という場合がある)を用いて形成できる。レゾルシンおよびホルマリンの初期縮合物には、公知のものを適用できる。たとえば、レゾルシンとホルムアルデヒドをアルカリ性触媒(たとえば水酸化アルカリ)の存在下で反応させて得られるレゾール型の縮合物や、レゾルシンとホルムアルデヒドを酸触媒の存在下で反応させて得られるノボラック型の縮合物を用いることができる。なお、エポキシ化合物やイソシアネート化合物などを用いて、ガラス繊維ストランドの表面の接着性を向上させる処理を行ってもよい。
ガラス繊維ストランドとしては、弾性率が60〜80GPaのものが好適に用いられる。そのようなガラス繊維ストランドの密度はたとえば約2.5g/cmであり、引張強度はたとえば250〜310cN/dtex(280〜350gf/d)である。ガラス繊維ストランドに使用されるガラス繊維としては、たとえば、Eガラス繊維のフィラメントや高強度ガラス繊維のフィラメントを用いることができる。ガラス繊維ストランドとしては、ガラスフィラメント(直径がたとえば7〜9μm)を200〜2400本束ねて下撚りすることによって得られるストランドであって、太さが20〜480texの範囲であるものが好ましく用いられる。
ガラス繊維ストランドはコードの外周側に配置されるため、コードが埋め込まれるマトリックスゴムとの接着性が重要である。ガラス繊維ストランドとマトリックスゴムとの接着性は、接着性を向上させるための処理をガラス繊維ストランドに施したり、ガラス繊維ストランドに撚りを加えたりすることによって向上させることができる。
ガラス繊維ストランドの表面は、レゾルシンおよびホルマリンの縮合物とゴムラテックスとの混合物を主成分とする処理液(RFL処理液)で処理されていてもよい。これによって、ガラス繊維ストランドの耐屈曲疲労性を向上でき、また、ガラス繊維ストランドとゴムとの接着性を向上できる。また、他の方法によってガラス繊維ストランドの表面にゴムを含む被膜を形成してもよい。また、ガラス繊維ストランドの表面に接着剤を塗布してもよい。たとえば、エポキシ化合物やイソシアネート化合物などを使用して、ガラス繊維ストランドの表面の接着性を向上させる処理を行ってもよい。
ガラス繊維ストランドは、0.25〜5.0回/25mmの範囲の撚り数で下撚りされていてもよい。撚り数をこの範囲とすることによって、耐屈曲疲労性を改善することができる。ガラス繊維ストランドに下撚りが施されている場合、補強用コードは、ガラス繊維ストランドの下撚りの方向とは逆の方向に上撚りされていてもよい。この構成によれば、撚り戻りを減少させることができる。
炭素繊維ストランドとガラス繊維ストランドとが共に下撚りされる場合には、同じ方向に下撚りされていてもよい。
本発明の補強用コードは上撚りされていてもよい。その場合、上撚り数は0.5〜10回/25mmの範囲であることが好ましい。
本発明の補強用コードの表面には、ゴムを含む被膜(オーバーコート層)が形成されていてもよい。この被膜は、コードが埋め込まれるマトリックスゴムに応じて選択することが好ましい。たとえば、マトリックスゴムが水素化ニトリルゴム系のゴムである場合には、クロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)を含む処理液で被膜を形成することが好ましい。
本発明の補強用コードの一例を図1に示す。図1のコード10は、中心部に配置された炭素繊維ストランド11と、炭素繊維ストランド11の周囲に配置された複数のガラス繊維ストランド12と、すべてのストランドを覆うように形成されたオーバーコート層13(ハッチングは省略する)とを備える。炭素繊維ストランド11の表面には、被膜11aが形成されており、ガラス繊維ストランド12の表面には被膜12aが形成されている。なお、被膜11aおよび12a、ならびにオーバーコート層13は省略してもよい。
本発明の補強用コードに上撚りが加えられている場合の炭素繊維ストランド11およびガラス繊維ストランド12の配置を図2に模式的に示す。この場合、複数のガラス繊維ストランド12は、炭素繊維ストランド11を中心として螺旋状に配置される。
炭素繊維ストランド11の数とガラス繊維ストランド12の数とは、コードに要求される特性や、ストランドの特性に応じて選択される。[炭素繊維ストランドの数]/[ガラス繊維ストランドの数]の比の好ましい例としては、たとえば、[1]/[3〜30]、[2]/[6〜30]および[3]/[10〜40]が挙げられる。中心部に配置される炭素繊維ストランドが複数である場合には、複数の炭素繊維ストランドを束ねて撚りを加えてもよいし、撚りを加えなくてもよい。
炭素繊維ストランドは、ガラス繊維ストランドに比べてマトリックスゴムとの接着性が低いことが多い。従って、炭素繊維ストランドがマトリックスゴムと接触しないように、炭素繊維ストランドの周りを取り囲むように複数のガラス繊維ストランドを配置することが好ましい。
本発明のコードは公知の方法で製造できる。本発明のコードを製造する方法の一例を以下に説明する。
繊維ストランドは、繊維のフィラメントを束ねることによって形成できる。ストランドには、下撚りを加えてもよい。また、複数のストランドを束ねて撚りを加え、1本のストランドとしてもよい。形成したストランドには、特定の処理、たとえばRFL処理液による処理、を行ってもよい。
なお、RFL処理液を用いて被膜を形成する場合、RFL処理液にストランドを浸漬した後に熱処理すればよい。RFL処理液に用いられるゴムラテックスに特に制限はなく、たとえば、アクリルゴム系ラテックス、ウレタンゴム系ラテックス、スチレン・ブタジエンゴム系ラテックス、ニトリルゴム系ラテックス、クロロスルホン化ポリエチレン系ラテックス、それらの変性ラテックス、またはそれらの混合物を用いることができる。被膜は、エポキシ化合物やイソシアネート化合物などの一般的な接着剤を用いて形成してもよい。
炭素繊維ストランドとガラス繊維ストランドとは、公知の方法で束ねることができる。たとえば、中心部ガイド孔とその周囲に配置された複数の外周部ガイド孔とを備えるガイドを用いて束ねることができる。複数の外周部ガイド孔は、中心部ガイド孔の中心からほぼ等しい距離に配置される。
1本または複数本の炭素繊維ストランドは、中心部ガイド孔に通される。炭素繊維ストランドは、無撚りでも下撚りされていてもよい。ガラス繊維ストランドは、外周部ガイド孔に通される。ガラス繊維ストランドは、下撚りされていることが好ましい。これらのストランドが上撚りされて束ねられる。上撚りの撚り数は、0.5〜10回/25mm程度が好ましく、その撚りの方向はガラス繊維ストランドの下撚りの方向と同じ方向であってもよいし、逆方向であってもよい。上撚りと下撚りとを同じ方向とすることによって、すなわち、いわゆるラング撚りとすることによって、耐屈曲疲労性がより高いコードが得られる。
本発明のコードを製造するための装置に限定はなく、様々な装置、たとえば、リング撚糸機やフライヤー撚糸機、撚り線機などを用いることができる。
上述の処理剤のみではマトリックスゴムと補強用コードとの接着強度が不十分な場合には、コードの表面に更に別の接着剤を塗布してもよいし、ゴム被膜(オーバーコート層)を形成してもよい。ゴム被膜によって、コードとマトリックスゴムとの親和性を高めることができる。ゴム被膜のゴムとしては、水素添加ニトリルゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)、クロロプレンゴム、天然ゴム、ウレタンゴム等を用いることができる。これらのゴムは架橋剤とともに用いられる。ゴム被膜のゴムは、通常、マトリックスゴムの種類に応じて公知のゴムから選択される。ゴム被膜の量に特に限定はないが、ゴム被膜形成前のコードの重量に対して、2.0〜10.0重量%であることが好ましい。
本発明のコードは、様々なゴム製品やゴム部材の補強に用いることができ、特に、歯付きベルトや移動ベルトといったゴムベルトやゴムクローラ(rubber crawler)の補強に好適である。本発明の補強用コードは、1本のロープの形態で使用してもよいし、シート状の補強材の形態で使用してもよい。シート状の補強材は、平行に配置された複数の該コードを緩く接着することによって得られる。
<ゴム製品>
本発明のゴム製品は、ゴム部と、ゴム部に埋め込まれた補強用コードとを含み、その補強用コードが上記本発明の補強用コードである。本発明は、様々なゴム製品やゴム部材に適用され、たとえば、歯付きベルトや移動ベルトといったゴムベルト、ゴムクローラ、タイヤコードなどに適用される。
本発明のゴム製品では、本発明の補強用コードの占める割合が10〜70重量%の範囲であることが好ましい。本発明の補強用コードの量や配置は、ゴム製品に求められる特性に応じて決定される。
以下に、本発明のゴム製品の一例について説明する。図3に、歯付きベルト30の分解斜視図を示す。歯付きベルト30は、本体31と、本体31に埋め込まれた複数のコード32とを備える。本体31は、ゴム、またはゴムと他の材料とによって構成される。コード32は、本発明の補強用コードであり、歯付きベルト30の移動方向に平行に配置される。コード32を除く部分については、公知の部材を適用できる。
以下、実施例を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
炭素繊維ストランドにRFL処理液を含浸させたのち、熱処理(180℃で120秒間)して乾燥させた。このようにして、被膜が形成された炭素繊維ストランド(被膜20重量%)を作製した。炭素繊維ストランドには、炭素繊維のフィラメント(直径7.0μm)を6000本束ねた炭素繊維ストランド(400tex、外径約0.76mm、弾性率235GPa、密度約1.76g/cm、無撚品、東邦テナックス株式会社製)を用いた。また、RFL処理液には、レゾルシンホルマリン縮合物の溶液(固形分8重量%)と、ビニルピリジン−スチレン−ブタジエンラテックス(固形分40重量%)と、クロロスルホン化ポリエチレンゴム分散液(固形分40重量%)とを、固形分重量比で2:13:6の比で混合した混合物を用いた。
また、被膜が形成されたガラス繊維ストランド(約100tex、外径約0.35mm、弾性率70GPa、密度約2.5g/cm、被膜20重量%)を用意した。このガラス繊維ストランドは、ガラス繊維のフィラメント(Eガラス組成、直径9μm)を600本束ねたストランドにRFL処理液を含浸させたのち、熱処理(180℃で120秒間乾燥)することによって乾燥し、次いで、S方向に下撚り(2.0回/25mm)を加えることによって製造された。
次に、図1に示すように、1本の炭素繊維ストランドの周囲に9本のガラス繊維ストランドを配置し、Z方向に上撚り(2.0回/25mm)を加えることによって、第1のコード(直径約1.15mm)を得た。第1のコードにおいて、炭素繊維ストランドの断面積は、炭素繊維ストランドの断面積とガラス繊維ストランドの全断面積との合計の34%であった。また、第1のコードの番手(linear density)は1650tex、すなわち、長さ1000mあたりの重量が1650gであった。
第1のコードに、表1に示す組成のオーバーコート用処理剤を塗布して乾燥させ、オーバーコート層が形成された第2のコードを得た。オーバーコート層の重量は、第1のコードの5重量%であった。
Figure 2004090224
第2のコードについて、コード1本あたりの引張強度、および破断時の伸び(%)を測定した。また、コードに引張荷重を加えてコードの長さの伸びが0.4%になったときのコード1本あたりの引張荷重を測定した。伸長時の引張荷重が大きいほど、寸法安定性が優れていることを示す。初期の引張強度は710N/コードであった。破断時の伸びは2.7%であった。引張荷重は110N/コードであった。
また、1本の第2のコードを、2枚のゴムシート(幅10mm、長さ300mm、厚さ1mm)で挟み、両面から150℃で20分間プレス加硫することによって帯状のサンプルを作製した。ゴムシートは、表2で表される成分を配合することによって形成した。
Figure 2004090224
次に、得られたサンプルについて、図4に示す屈曲試験機40で屈曲試験を行った。屈曲試験機40は、直径25mmの1個の平プーリ41と、モータ(図示せず)と、4個のガイドプーリ42とを備える。まず、作製されたサンプル43を、5個のプーリに架けた。そして、サンプル43の一端43aにおもりをつけて、サンプル43に9.8Nの初期張力を与えた。その状態で、サンプル43の他端43bを図4の矢印の方向に10cmの移動幅で1万回往復運動させ、平プーリ41の部分でサンプル43を繰り返し屈曲させた。屈曲試験は室温で行った。このようにして、サンプル43の屈曲試験を行ったのち、屈曲試験後のサンプルの引張強度を測定した。そして、屈曲試験前のサンプルの引張強度を100%としたときの、屈曲試験後のサンプルの引張強度の保持率(%)を求めた。この引張強度の保持率の値が高いほど耐屈曲疲労性に優れていることを示す。実施例1のサンプルの引張強度の保持率は83%であった。
まず、実施例1と同様に、被膜を備える炭素繊維ストランドを作製し、これにS方向に下撚り(2.0回/25mm)を加えた。このようにして得られた炭素繊維ストランドを用いることを除いて、実施例1と同様の方法で第1のコード(直径1.18mm)を作製した。この第1のコードの番手は、1770tex、すなわち、長さ1000mあたりの重量が1770gであった。
次に、実施例1と同様に、第1のコードの表面にオーバーコート層を形成した。このようにして、オーバーコート層を備える第2のコードを得た。オーバーコート層の重量は、第1のコードの5重量%であった。この第2のコードについて実施例1と同様に評価を行った。また、実施例1と同様に屈曲試験用のサンプルを作製して屈曲試験を行った。
その結果、コード1本あたりの初期の引張強度は1080N/コードであった。破断時の伸びは2.1%であった。0.4%伸長時のコード1本あたりの引張荷重は200N/コードであった。屈曲試験後の引張強度保持率は71%であった。
[比較例1]
比較例1では、炭素繊維ストランドを用いずにコードを作製した。具体的には、まず、実施例1で用いたガラス繊維ストランド、すなわち、RFL処理してS方向に下撚りしたガラス繊維ストランドを用意した。このガラス繊維ストランドを11本束ねてZ方向に上撚り(2.0回/25mm)を加え、炭素繊維を含まない第1のコード(直径約1.13mm)を得た。この第1のコードの番手は1440tex、すなわち、長さ1000mあたりの重量が1440gであった。
次に、実施例1と同様に、第1のコードの表面にオーバーコート層を形成した。このようにして、オーバーコート層を備える第2のコードを得た。オーバーコート層の重量は、コードの5重量%であった。この第2のコードについて実施例1と同様に評価を行った。また、実施例1と同様に屈曲試験用のサンプルを作製して屈曲試験を行った。
その結果、コード1本あたりの初期の引張強度は890N/コードであった。破断時の伸びは3.4%であった。0.4%伸長時のコード1本あたりの引張荷重は80N/コードであった。また、屈曲試験後の引張強度保持率は51%であった。
[比較例2]
比較例2では、ガラス繊維ストランドを用いずにコードを作製した。具体的には、まず、炭素繊維のフィラメント(直径6.9μm)を12000本束ねた炭素繊維ストランド(800tex、弾性率240GPa、密度約1.80g/cm、無撚品、東邦テナックス株式会社製)に撚り(2.0回/25mm)を加え、上記オーバーコート用処理剤を塗布して乾燥させた。このようにして、オーバーコート層を備えるコード(直径1.10mm)を得た。このコードの番手は1140tex、すなわち、長さ1000mあたりの重量が1140gであった。オーバーコート層の重量は、コードの5重量%であった。このコードについて実施例1と同様に評価を行った。また、実施例1と同様に屈曲試験用のサンプルを作製して屈曲試験を行った。
その結果、コード1本あたりの初期の引張強度は1440N/コードであった。破断時の伸びは2.1%であった。0.4%伸長時のコード1本あたりの引張荷重は90N/コードであった。また、屈曲試験後の引張強度保持率は68%であった。
実施例1,2および比較例1,2について、ストランドの種類、番手、0.4%伸長時の引張荷重、および引張強度保持率を表3に示す。
Figure 2004090224
表3から明らかなように、実施例1および2のコードは、0.4%伸長時の引張荷重、および引張強度保持率が高く、寸法安定性および耐屈曲疲労性に優れていた。これに対して、補強用繊維としてガラス繊維ストランドのみを用いた比較例1のコードは、伸長時の引張荷重および引張強度保持率がともに低く、寸法安定性および耐屈曲疲労性がともに実施例1および2のコードと比べて劣っていた。また、補強用繊維として炭素繊維ストランドのみを用いた比較例2のコードは、伸長時の引張荷重および引張強度保持率は比較例1のコードよりも高かったが、実施例1および2のコードに比べて劣っていた。
実施例1のコードは、実施例2のコードに比べて、屈曲試験後の引張強度保持率が高く、伸長時の引張荷重は低かった。従って、実施例1のコードは、実施例2のコードよりも耐屈曲疲労性に優れる。また、実施例2のコードは、実施例1のコードよりも寸法安定性に優れる。
撚りコードは、一般的に、撚り数が多くなると耐屈曲疲労性が向上し、撚り数が少なくなると寸法安定性が向上する。実施例1のコードでは、Z方向に上撚りを加える際に、炭素繊維ストランド(下撚りなし)にも撚りが加わる。その結果、炭素繊維ストランドには、Z方向に約2.0回/25mmの撚りが加わる。一方、実施例2のコードでは、Z方向に上撚りを加える際に、炭素繊維ストランド(S方向に下撚り)の下撚りが減少し、下撚りがほぼなくなる。これらの撚りの差によって、実施例1のコードと実施例2のコードとの性能差が生じていると考えられる。したがって、上撚り後の炭素繊維ストランドの実質的な撚り数は、耐屈曲疲労性が重視される場合には0.5〜5.0回/25mmの範囲であることが好ましく、寸法安定性が重視される場合には、0.5回/25mm未満(無撚りの場合を含む)であることが好ましい。
本発明は、その意図および本質的な特徴から逸脱しない限り、他の実施形態に適用しうる。この明細書に開示されている実施形態は、あらゆる点で説明的なものであってこれに限定されない。本発明の範囲は、上記説明ではなく添付したクレームによって示されており、クレームと均等な意味および範囲にあるすべての変更はそれに含まれる。
産業上の利用の可能性
本発明によれば、ゴム製品の補強に十分な引張強度を有するとともに、寸法安定性および耐屈曲疲労性が高い補強用コードが得られる。該コードは、様々なゴム製品に適用でき、特に、高い寸法安定性と高い耐屈曲疲労性とを要求されるようなゴム製品に好適に用いられる。たとえば、該コードは、タイミングベルトなどの歯付きベルトや、ゴムクローラに好適に用いられる。

Claims (11)

  1. ゴムを補強するための補強用コードであって、炭素繊維ストランドと前記炭素繊維ストランドの周囲に配置された複数のガラス繊維ストランドとを含む補強用コード。
  2. 前記炭素繊維ストランドの全断面積が、前記炭素繊維ストランドの全断面積と前記ガラス繊維ストランドの全断面積との合計の20〜80%の範囲である請求項1に記載の補強用コード。
  3. 前記炭素繊維ストランドの撚り数が5.0回/25mm以下である請求項1に記載の補強用コード。
  4. 前記ガラス繊維ストランドの表面が、レゾルシンおよびホルマリンの縮合物とゴムラテックスとを主成分とする処理液によって処理されている請求項1に記載の補強用コード。
  5. 前記ガラス繊維ストランドが、0.25〜5.0回/25mmの範囲の撚り数で下撚りされている請求項1に記載の補強用コード。
  6. 前記ガラス繊維ストランドの下撚りの方向とは逆の方向に上撚りされている請求項5に記載の補強用コード。
  7. 前記炭素繊維ストランドと前記ガラス繊維ストランドとが同じ方向に下撚りされている請求項1に記載の補強用コード。
  8. 上撚り数が0.5〜10回/25mmの範囲である請求項1に記載の補強用コード。
  9. 表面がゴムで被覆されている請求項1に記載の補強用コード。
  10. ゴム部と、前記ゴム部に埋め込まれた補強用コードとを含み、前記補強用コードが請求項1に記載の補強用コードであるゴム製品。
  11. 前記補強用コードの占める割合が10〜70重量%の範囲である請求項10に記載のゴム製品。
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