JPWO2003083741A1 - 販売支援方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
本発明の課題は、顧客への商品の販売を支援する販売支援方法であって、上記顧客が購入を希望した欠品商品を示す購入希望商品情報と上記欠品商品の第１の割引率とを示す商品情報と上記顧客を識別する識別情報とを関連付けて管理する商品情報管理手順と、上記顧客が上記購入希望商品を購入したとき、上記商品情報管理手順により管理された上記第１の割引率に基づいて、上記購入希望商品の価格を割り引く割引手順とを有することによって達成される。
Description
技術分野
本発明は、顧客が購入希望する商品の在庫がない場合、又は取り扱っていない商品である場合、購入希望の商品の代りに購入した商品の金額を値引する等の販売を支援するための販売支援方法を提供するものである。
また、本発明は、そのような販売支援方法における処理をコンピュータに行わせるためのプログラムに関する。
背景技術
従来、商品を販売する販売店では、商品の在庫が多すぎる場合、売れ残った商品は、販売期限が過ぎてしまったり、時期遅れの商品を販売したりすることができないため、販売店の売上の損失につながる。従って、販売店では、できるだけ余剰在庫が出ないように商品を発注し、商品の在庫の調整を行っている。
しかしながら、販売店で商品の無駄が出ないように在庫を調整することにより、顧客が商品を購入する時にその商品が欠品となる場合がある。また、顧客が購入を希望する商品をその販売店で取り扱っていない場合がある。
しかしながら、顧客はその販売店で購入したい商品が欠品の場合、その商品の購入を諦め、その商品を販売している他の店舗で商品を購入してしまうこともあるため、顧客の購入したい商品の在庫がない販売店では顧客が減少することにより、売上機会の損失、即ち、販売店の売上が減少するという問題点があった。
また、顧客の購入したい商品が欠品の場合、購入したい商品を注文し、商品が入荷するまで待つことはできるが、この場合、顧客にとってはメリットがなく、その販売店での購買意欲を減退させてしまうという問題点があった。
発明の開示
そこで、本発明の課題は、販売店の売上を向上させると共に、顧客の満足度を向上させることができる販売支援方法及びその方法における処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明は、顧客への商品の販売を支援する販売支援方法であって、上記顧客が購入を希望した欠品商品を示す購入希望商品情報と上記欠品商品の第１の割引率とを示す商品情報と上記顧客を識別する識別情報とを関連付けて管理する商品情報管理手順と、上記顧客が上記購入希望商品を購入したとき、上記商品情報管理手順により管理された上記第１の割引率に基づいて、上記購入希望商品の価格を割り引く割引手順とを有する構成とされる。
このような販売支援方法では、顧客が購入を希望した欠品商品を示す購入希望商品と購入希望商品の第１の割引率とを示す商品情報と、顧客を識別する識別情報とを関連付けて管理し、顧客が購入希望商品を購入したときに第１の割引率に基づいて、購入希望商品の価格を割り引くことにより、商品の欠品時であっても顧客をつなぎとめ、販売店の売上を向上させると共に、顧客の満足度を向上させることができる。尚、商品情報管理手順は、欠品購入品情報処理部による処理であり、上記割引手順は精算処理部による処理である。
また、上記課題を解決するため、本発明は、上記販売支援方法による処理をコンピュータに行なわせるためのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体とすることもできる。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図１は、本発明の実施の一形態に係る販売支援方法におけるシステム構成図を示している。図１において、販売支援方法における販売支援システム１０は、販売店に設けられたストアコンピュータ２０と、複数のＰＯＳ（Ｐｏｉｎｔ Ｏｆ Ｓａｌｅｓ）端末３０とで構成されるシステムである。
図１において、ストアコンピュータ２０は、サーバコンピュータであって、ＣＰＵ（中央処理装置）によって各構成が制御される。ＣＰＵは、メモリユニットに格納されたプログラムに従って販売支援方法での処理を行う。ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）１を介してＰＯＳ端末３０は、ストアコンピュータ２０に接続される。
ストアコンピュータ２０は、主に、販売支援処理を実行するプログラムをインストールするインストーラ２１と、データの表示を制御する表示制御処理部２２と、データの入出力を制御する入出力制御処理部２３と、データ通信を制御する通信制御処理部２４と、複数のＰＯＳ端末３０からの情報等に基づいて、欠品購入品情報の登録、削除等の処理を行う欠品購入品情報処理部２５と、欠品購入品情報が格納される欠品購入品情報ＤＢ２６と、欠品情報と対応付けられた代替商品情報が格納される代替情報ＤＢ２７と、欠品情報が格納される欠品情報ＤＢ２８とを有する。
表示制御処理部２２は、ディスプレイ等の表示ユニットを有し、表示用データを制御して該表示ユニットに表示させる。入出力制御処理部２３は、マウス、キーボード等の入力ユニット及びプリンタ等の出力ユニットを制御し、データの入出力を制御する。通信制御処理部２４は、ＬＡＮ１を介して送受信データを制御する処理部であって、ＬＡＮ１に接続するための通信ユニットを有する。インストーラ２１は、本発明の一実施例に係る販売支援方法を実現するためのプログラムが記録されたＣＤ−ＲＯＭ５０から該プログラムを読み出し、その読み出されたプログラムを、例えば、補助記憶装置等にインストールする。そして、後述される販売支援方法における処理が起動されると、補助記憶装置にインストールされた当該プログラムに従って、ＣＰＵがその処理を開始する。尚、当該プログラムを格納する媒体としてＣＤ−ＲＯＭに限定するものではなく、コンピュータが読み取り可能な媒体であればよい。
ストアコンピュータ２０の欠品購入品情報処理部２５は、複数のＰＯＳ端末３０からの顧客コードや商品コード等を欠品購入品情報として欠品購入品情報ＤＢ２６に登録、削除すると共に、ＰＯＳ端末３０からの要求に応じて欠品購入品情報と、予め代替情報ＤＢ２７に格納された代替情報とをＰＯＳ端末３０に送信する。図４は、欠品購入品情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。図４において、テーブル２６０には、ＰＯＳ端末３０から送信された顧客コード、欠品購入品コード、数量と、欠品購入品に対する次回割引率、次回割引の有効期限が格納されている。例えば、テーブル２６０には、顧客コード「００１」、欠品購入品コード「４９１０」、数量「５」、次回割引率「１０％」、有効期限「０２／０２／１０」が格納されている。
図５は、代替情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。図５において、テーブル２７０には、商品コード、商品コードに対する商品名、代替商品コード、代替商品コードに対する代替商品名、代替商品を購入する場合の代替割引率が格納されている。例えば、テーブル２７０には、商品コード「４９１０」、商品名「缶ビールＡ」、代替商品コード「４９１１」、代替商品名「缶ビールＢ」、代替割引率「５％」が格納されている。
図６は、欠品情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。図６において、テーブル２８０には、欠品商品コード、欠品商品コードに対する欠品商品名、次回入荷日が格納されている。例えば、テーブル２８０には、欠品商品コード「４９１０」、欠品商品コードに対する欠品商品名「缶ビールＡ」、次回入荷日「０２／０２／０１」が格納されている。
ＰＯＳ端末３０は、主に、商品購入時にレシートを出力するレシート出力処理部３１と、バーコードリーダ等によるデータの読取を制御する読取制御処理部３２と、データの表示を制御する表示制御処理部３３と、データ通信を制御する通信制御処理部３４と、商品の売上を算出する売上処理部３５と、商品の売上結果に基づいて合計売上の算出などの精算処理を行う精算処理部３６と、売上結果を格納する売上情報ＤＢ３７とを有する。ＰＯＳ端末３０の表示制御処理部３３、通信制御処理部３４は、ストアコンピュータ２０の表示制御処理部２２、通信制御処理部２４と同様の機能を有するため、説明を省略する。
図７は、売上情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。図７において、テーブル３７０には、顧客が商品を購入した購入日時、購入した商品の商品コード、数量、顧客コード、代替商品の購入時や次回購入時に割引された割引率が格納されている。例えば、テーブル３７０には、購入日時「０２／０１／２５」、商品コード「４９１１」、数量「５」、顧客コード「００１」、割引率「３％」が格納されている。
ＰＯＳ端末３０では、顧客が商品を購入する際、顧客が所有する顧客コードとして登録されているバーコードや磁気テープを有するカード等から、バーコードリーダ等により顧客コードを読み取り、読取制御処理部３２によって読み取られたデータが制御される。同様に、顧客が購入する商品に設けられたバーコードや、もしくは、購入しようとする商品が欠品だった場合は、商品を特定するための情報として、例えば、商品札に設けられたバーコードをバーコードリーダ等で読み取る。読み取られた顧客コードと商品コードは、ストアコンピュータ２０からの欠品購入品情報や代替商品情報に基づいて、売上処理部３５、精算処理部３６により売上が算出される。売上結果である売上情報は、売上情報ＤＢ３７に格納される。また、ＰＯＳ端末３０の表示手段（図示せず）に売上結果が表示される。購入する全ての商品の読み取りが終ると、レシート出力処理部３１により商品の売上結果のレシートが出力される。売上結果のレシートについては、図９Ａ、図９Ｂに基づいて説明する。
次に、販売支援方法の処理手順について説明する。
図２Ａ、図２Ｂは、本発明の実施の一形態に係る販売支援処理を説明するためのフローチャート図である。図２Ａ、図２Ｂに示すフローチャートは初回購入時の販売支援処理を示している。なお、本処理では、顧客が購入しようとした商品が欠品していた場合、欠品情報のみを登録させて、次回購入時に、該顧客に該商品の割引を受けさせることもできるし、今回購入時に、該顧客に該商品の代替商品の割引しつつ販売することもできる。但し、代替商品に関わる割引を受ける場合には、本来購入しようとしていた、欠品していた商品の情報も同時に登録させるものとする。
先ず、ステップＳ１０の処理で、ＰＯＳ端末３０で日付情報と、読取制御処理部３２により顧客コードを取得する。ステップＳ１１の処理で、ＰＯＳ端末３０は、ストアコンピュータ２０により欠品情報ＤＢ２８に格納されている欠品情報と、代替情報ＤＢ２７に格納されている代替商品の情報とを読み込む。
次に、ステップＳ１２の処理で、読取制御処理部３２により商品情報を取得し、ステップＳ１３の処理で、ステップＳ１１の処理で読み込んだ欠品情報をもとに、ステップＳ１２の処理で取得した商品情報が、欠品情報であるか否かを判断する。
ステップＳ１３の処理で取得した商品情報が欠品情報であった場合には、ステップＳ１４の処理に進み、図示しないＰＯＳ端末３０内のワーク領域に、一時的に欠品購入品情報として、顧客コードと欠品商品コードとを対応づけて記録し、ステップＳ１５の処理に進む。
ステップＳ１５の処理では、売上処理として、ステップＳ１２の処理で取得した商品情報を記録する。ステップＳ１６の処理で、精算キー（精算を指示するキーもしくは、商品情報の読み取りを完了する意味のキー）の押下を検知すると、ステップＳ１７の処理からの精算処理へ処理移行する。精算キーの押下を検知するまでは、商品情報の取得処理をループさせる。
図２Ｂに示すステップＳ１７の処理では、ステップＳ１５の処理で記録しておいた商品情報を読み込む。そして、ステップＳ１８の処理では、読み込んだ商品情報１件づつについて、該商品情報は、ステップＳ１１の処理で読み込んだ代替商品の情報に合致し、かつ、該代替商品の元の商品である欠品商品の情報が商品情報の中に含まれているかどうかを判断する。
例えば、１件目として読み込んだ商品情報が商品コード「４９１１」の缶ビールＢであった場合に、該商品は代替商品の情報に合致するので、さらに、缶ビールＢの代替の元の商品である缶ビールＡの商品コード「４９１０」も商品情報の中に含まれているかどうかを判断する。
ステップＳ１８の判断でＹＥＳの場合、ステップＳ１９の処理へ進む。ステップＳ１９の処理で代替商品の情報に基づいて、缶ビールＢの割引精算処理を行う。例えば、図５に示すような代替商品の情報であった場合には、缶ビールＢの代替割引率は５％なので、缶ビールＢの値段を正価の５％引きとする。そして、ステップＳ２０の処理で、ステップＳ１４の処理で一時的に保存していた欠品購入品情報の中から、割引を行った商品に関連する情報を削除する。上記の例の場合には、欠品商品であった缶ビールＡに関する情報を削除する。
ステップＳ１８乃至ステップＳ２０の処理によって、欠品商品の代わりに顧客が購入しようとした代替商品については、同じ商品に対して何度も割引が行われないように、データを削除することができる。
ステップＳ１８の判断で、ＮＯの場合にはステップＳ２１の処理へ進む。ステップＳ２１の処理では、通常の精算処理として、読み込んだ商品の価格を図示しない商品価格等を管理するデータから読み込む。
ステップＳ２２の処理において、全ての商品につき精算が終了したかどうかを確認する。ステップＳ２２の処理で精算が終了した場合には、ステップＳ２３の処理でレシートの出力を行なう。ステップＳ２４の処理で、未処理のまま残された欠品購入品情報、即ち、割引が行われなかった欠品購入品情報をストアコンピュータ２０の欠品購入品情報ＤＢ２６へ登録する。
この一連の処理によって、欠品商品の情報を示すと共に代替商品を購入しようとした顧客には、代替情報ＤＢ２７に基づいて代替割引率を適用することが可能になり、欠品商品の情報を示したが代替商品を購入しなかった顧客には、欠品購入品情報ＤＢ２６に情報を残すことで、次回購入時に割り引きを適応することが可能となる。
図３は、本発明の実施の一形態に係る販売支援処理を説明するためのフローチャート図である。図３に示すフローチャートは次回購入時の販売支援処理を示している。先ず、ステップＳ３０の処理で、ＰＯＳ端末３０で日付情報と、読取制御処理部３２により顧客コードを取得する。ステップＳ３１の処理で、ストアコンピュータ２０の欠品購入品情報ＤＢ２６に該顧客コードに関連付けられた有効期限内の欠品購入品情報が登録されているか否かを判別する。ステップＳ３１の処理で欠品購入品情報が登録されていない場合、ステップＳ３３からの処理を行う。ステップＳ３１の処理で欠品購入品情報が登録されている場合、ステップＳ３２の処理で、ストアコンピュータ２０の欠品購入品情報ＤＢ２６から欠品購入品情報を取得する。
次に、ステップＳ３３の処理で、読取制御処理部３２により商品情報を取得する。ステップＳ３４の処理で、取得した欠品購入品情報に基づいて、購入する商品が欠品購入品であるか否かを判別する。ステップＳ３４の処理で商品が欠品購入品である場合、ステップＳ３５の処理で売上処理部３５により購入する商品の売上処理を行う。次に、ステップＳ３６の処理で、精算処理部３６により欠品購入品である商品を割引く精算処理を行う。ステップＳ３７の処理で、ＰＯＳ端末３０からストアコンピュータ２０へ割引いた欠品購入品に対する欠品購入品情報を削除する要求を送信し、欠品購入品情報ＤＢ２６に格納されている欠品購入品情報を削除する。
ステップＳ３４の処理で購入する商品が欠品購入品でない場合、ステップＳ３８の処理で、売上処理部３５により欠品購入品の売上処理を行う。次に、ステップＳ３９の処理で、精算処理部３６により購入する欠品購入品の精算処理を行う。ステップＳ４０の処理で、商品の購入が終了したか否かを判別する。ステップＳ４０の処理で商品の購入が終了した場合、ステップＳ４１の処理で、レシート出力処理部３１により売上処理及び精算処理の結果をレシートに出力する。
図８は、販売支援処理を説明するための画面例を示す図である。図８に示す画面２００は、ストアコンピュータ２０に表示される画面である。画面２００は、欠品購入品情報を表示する表示域２０１と、売上情報を表示する表示域２０２で構成されている。表示域２０１には、欠品商品を購入した顧客コード、欠品購入品名、数量、次回割引率、有効期限、代替商品、当日割引率が表示される。例えば、表示域２０１には、顧客コード「００１」、欠品購入品名「缶ビールＡ」、数量「５」、次回割引率「１０％」、有効期限「０２／０２／１０」、代替商品「缶ビールＢ」、当日割引率「５％」が表示される。表示域２０２は、欠品購入品に関わる商品を購入した顧客コード、購入日、購入商品、数量、割引率が表示される。例えば、表示域２０２には、顧客コード「００１」、購入日「０２／０１／２５」、購入商品「缶ビールＢ」、数量「５」、割引率「３％」が表示される。
図９Ａ、図９Ｂは、販売支援処理において出力されるレシートを示す図である。図９Ａは、図２Ａ、図２Ｂで示す初回購入時の販売支援処理で出力されるレシートである。図９Ｂは、図３で示す次回購入時の販売支援処理で出力されるレシートである。図９Ａに示すレシート４０には、タイトル域３１０、顧客コード域３１１、商品表示域３１２、３１３が表示される。例えば、タイトル域３１０には、販売店名「大井町酒店」、購入日「０２／０１／２５」が表示され、顧客コード域３１１には、顧客コード「００１」が表示される。商品表示域３１２には、商品コード「４８１４」と商品名「ジュースＤ」と、商品単価「＠１５０」と数量「３」と合計価格「￥４５０」が表示され、商品表示域３１３には、商品コード「４９１１」と商品名「缶ビールＢ」と、商品単価「＠２１０」と数量「５」と合計価格「￥１０５０」と、初回での欠品商品の購入による５％の割引「（￥）−５２」が表示される。
図９Ｂに示すレシート４１には、タイトル域３１５、顧客コード域３１６、商品表示域３１７、３１８が表示される。例えば、タイトル域３１５には、販売店名「大井町酒店」、購入日「０２／０２／０１」が表示され、顧客コード域３１６には、顧客コード「１０２」が表示される。商品表示域３１７には、商品コード「４６３４」と商品名「スナック菓子Ａ」と、商品単価「＠１３０」と数量「２」と合計価格「￥２６０」が表示され、商品表示域３１８には、商品コード「４９２０」と商品名「缶ビールＣ」と、商品単価「＠２１０」と数量「５」と合計価格「￥１０５０」と、初回での希望商品の購入による２０％の割引「（￥）−２１０」が表示される。
このように、顧客が購入したい商品が欠品の場合、欠品購入品情報に基づいて欠品商品の代りに購入する代替商品の価格を割り引くことができる。また、欠品商品を次回購入する場合に、商品の価格を割り引くことができる。従って、販売店の売上を向上させると共に、顧客の満足度を向上させることができる。
また、割り引き結果を表示させたレシート４０、４１を出力することにより、顧客及びＰＯＳ端末３０の操作者が割引した商品の価格や割引率などを知ることができる。また、欠品購入品情報及び売上情報をストアコンピュータ２０に表示させることにより、販売店管理者は顧客の欠品購入品や、その欠品購入品の売上状況を確認することができる。
尚、上記販売支援方法において、図８に示す画面２００をストアコンピュータ２０で欠品購入品情報及び売上情報を表示させるだけでなく、ＰＯＳ端末３０で表示させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
図１は、本発明の実施の一形態に係る販売支援方法におけるシステム構成図である。
図２Ａは、本発明の実施の一形態に係る販売支援処理を説明するためのフローチャート図である。
図２Ｂは、本発明の実施の一形態に係る販売支援処理を説明するためのフローチャート図である。
図３は、本発明の実施の一形態に係る販売支援処理を説明するためのフローチャート図である。
図４は、欠品購入品情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。
図５は、代替情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。
図６は、欠品情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。
図７は、売上情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。
図８は、販売支援処理を説明するための画面例を示す図である。
図９Ａは、販売支援処理において出力されるレシートを示す図である。
図９Ｂは、販売支援処理において出力されるレシートを示す図である。
本発明は、顧客が購入希望する商品の在庫がない場合、又は取り扱っていない商品である場合、購入希望の商品の代りに購入した商品の金額を値引する等の販売を支援するための販売支援方法を提供するものである。
また、本発明は、そのような販売支援方法における処理をコンピュータに行わせるためのプログラムに関する。
背景技術
従来、商品を販売する販売店では、商品の在庫が多すぎる場合、売れ残った商品は、販売期限が過ぎてしまったり、時期遅れの商品を販売したりすることができないため、販売店の売上の損失につながる。従って、販売店では、できるだけ余剰在庫が出ないように商品を発注し、商品の在庫の調整を行っている。
しかしながら、販売店で商品の無駄が出ないように在庫を調整することにより、顧客が商品を購入する時にその商品が欠品となる場合がある。また、顧客が購入を希望する商品をその販売店で取り扱っていない場合がある。
しかしながら、顧客はその販売店で購入したい商品が欠品の場合、その商品の購入を諦め、その商品を販売している他の店舗で商品を購入してしまうこともあるため、顧客の購入したい商品の在庫がない販売店では顧客が減少することにより、売上機会の損失、即ち、販売店の売上が減少するという問題点があった。
また、顧客の購入したい商品が欠品の場合、購入したい商品を注文し、商品が入荷するまで待つことはできるが、この場合、顧客にとってはメリットがなく、その販売店での購買意欲を減退させてしまうという問題点があった。
発明の開示
そこで、本発明の課題は、販売店の売上を向上させると共に、顧客の満足度を向上させることができる販売支援方法及びその方法における処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明は、顧客への商品の販売を支援する販売支援方法であって、上記顧客が購入を希望した欠品商品を示す購入希望商品情報と上記欠品商品の第１の割引率とを示す商品情報と上記顧客を識別する識別情報とを関連付けて管理する商品情報管理手順と、上記顧客が上記購入希望商品を購入したとき、上記商品情報管理手順により管理された上記第１の割引率に基づいて、上記購入希望商品の価格を割り引く割引手順とを有する構成とされる。
このような販売支援方法では、顧客が購入を希望した欠品商品を示す購入希望商品と購入希望商品の第１の割引率とを示す商品情報と、顧客を識別する識別情報とを関連付けて管理し、顧客が購入希望商品を購入したときに第１の割引率に基づいて、購入希望商品の価格を割り引くことにより、商品の欠品時であっても顧客をつなぎとめ、販売店の売上を向上させると共に、顧客の満足度を向上させることができる。尚、商品情報管理手順は、欠品購入品情報処理部による処理であり、上記割引手順は精算処理部による処理である。
また、上記課題を解決するため、本発明は、上記販売支援方法による処理をコンピュータに行なわせるためのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体とすることもできる。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図１は、本発明の実施の一形態に係る販売支援方法におけるシステム構成図を示している。図１において、販売支援方法における販売支援システム１０は、販売店に設けられたストアコンピュータ２０と、複数のＰＯＳ（Ｐｏｉｎｔ Ｏｆ Ｓａｌｅｓ）端末３０とで構成されるシステムである。
図１において、ストアコンピュータ２０は、サーバコンピュータであって、ＣＰＵ（中央処理装置）によって各構成が制御される。ＣＰＵは、メモリユニットに格納されたプログラムに従って販売支援方法での処理を行う。ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）１を介してＰＯＳ端末３０は、ストアコンピュータ２０に接続される。
ストアコンピュータ２０は、主に、販売支援処理を実行するプログラムをインストールするインストーラ２１と、データの表示を制御する表示制御処理部２２と、データの入出力を制御する入出力制御処理部２３と、データ通信を制御する通信制御処理部２４と、複数のＰＯＳ端末３０からの情報等に基づいて、欠品購入品情報の登録、削除等の処理を行う欠品購入品情報処理部２５と、欠品購入品情報が格納される欠品購入品情報ＤＢ２６と、欠品情報と対応付けられた代替商品情報が格納される代替情報ＤＢ２７と、欠品情報が格納される欠品情報ＤＢ２８とを有する。
表示制御処理部２２は、ディスプレイ等の表示ユニットを有し、表示用データを制御して該表示ユニットに表示させる。入出力制御処理部２３は、マウス、キーボード等の入力ユニット及びプリンタ等の出力ユニットを制御し、データの入出力を制御する。通信制御処理部２４は、ＬＡＮ１を介して送受信データを制御する処理部であって、ＬＡＮ１に接続するための通信ユニットを有する。インストーラ２１は、本発明の一実施例に係る販売支援方法を実現するためのプログラムが記録されたＣＤ−ＲＯＭ５０から該プログラムを読み出し、その読み出されたプログラムを、例えば、補助記憶装置等にインストールする。そして、後述される販売支援方法における処理が起動されると、補助記憶装置にインストールされた当該プログラムに従って、ＣＰＵがその処理を開始する。尚、当該プログラムを格納する媒体としてＣＤ−ＲＯＭに限定するものではなく、コンピュータが読み取り可能な媒体であればよい。
ストアコンピュータ２０の欠品購入品情報処理部２５は、複数のＰＯＳ端末３０からの顧客コードや商品コード等を欠品購入品情報として欠品購入品情報ＤＢ２６に登録、削除すると共に、ＰＯＳ端末３０からの要求に応じて欠品購入品情報と、予め代替情報ＤＢ２７に格納された代替情報とをＰＯＳ端末３０に送信する。図４は、欠品購入品情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。図４において、テーブル２６０には、ＰＯＳ端末３０から送信された顧客コード、欠品購入品コード、数量と、欠品購入品に対する次回割引率、次回割引の有効期限が格納されている。例えば、テーブル２６０には、顧客コード「００１」、欠品購入品コード「４９１０」、数量「５」、次回割引率「１０％」、有効期限「０２／０２／１０」が格納されている。
図５は、代替情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。図５において、テーブル２７０には、商品コード、商品コードに対する商品名、代替商品コード、代替商品コードに対する代替商品名、代替商品を購入する場合の代替割引率が格納されている。例えば、テーブル２７０には、商品コード「４９１０」、商品名「缶ビールＡ」、代替商品コード「４９１１」、代替商品名「缶ビールＢ」、代替割引率「５％」が格納されている。
図６は、欠品情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。図６において、テーブル２８０には、欠品商品コード、欠品商品コードに対する欠品商品名、次回入荷日が格納されている。例えば、テーブル２８０には、欠品商品コード「４９１０」、欠品商品コードに対する欠品商品名「缶ビールＡ」、次回入荷日「０２／０２／０１」が格納されている。
ＰＯＳ端末３０は、主に、商品購入時にレシートを出力するレシート出力処理部３１と、バーコードリーダ等によるデータの読取を制御する読取制御処理部３２と、データの表示を制御する表示制御処理部３３と、データ通信を制御する通信制御処理部３４と、商品の売上を算出する売上処理部３５と、商品の売上結果に基づいて合計売上の算出などの精算処理を行う精算処理部３６と、売上結果を格納する売上情報ＤＢ３７とを有する。ＰＯＳ端末３０の表示制御処理部３３、通信制御処理部３４は、ストアコンピュータ２０の表示制御処理部２２、通信制御処理部２４と同様の機能を有するため、説明を省略する。
図７は、売上情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。図７において、テーブル３７０には、顧客が商品を購入した購入日時、購入した商品の商品コード、数量、顧客コード、代替商品の購入時や次回購入時に割引された割引率が格納されている。例えば、テーブル３７０には、購入日時「０２／０１／２５」、商品コード「４９１１」、数量「５」、顧客コード「００１」、割引率「３％」が格納されている。
ＰＯＳ端末３０では、顧客が商品を購入する際、顧客が所有する顧客コードとして登録されているバーコードや磁気テープを有するカード等から、バーコードリーダ等により顧客コードを読み取り、読取制御処理部３２によって読み取られたデータが制御される。同様に、顧客が購入する商品に設けられたバーコードや、もしくは、購入しようとする商品が欠品だった場合は、商品を特定するための情報として、例えば、商品札に設けられたバーコードをバーコードリーダ等で読み取る。読み取られた顧客コードと商品コードは、ストアコンピュータ２０からの欠品購入品情報や代替商品情報に基づいて、売上処理部３５、精算処理部３６により売上が算出される。売上結果である売上情報は、売上情報ＤＢ３７に格納される。また、ＰＯＳ端末３０の表示手段（図示せず）に売上結果が表示される。購入する全ての商品の読み取りが終ると、レシート出力処理部３１により商品の売上結果のレシートが出力される。売上結果のレシートについては、図９Ａ、図９Ｂに基づいて説明する。
次に、販売支援方法の処理手順について説明する。
図２Ａ、図２Ｂは、本発明の実施の一形態に係る販売支援処理を説明するためのフローチャート図である。図２Ａ、図２Ｂに示すフローチャートは初回購入時の販売支援処理を示している。なお、本処理では、顧客が購入しようとした商品が欠品していた場合、欠品情報のみを登録させて、次回購入時に、該顧客に該商品の割引を受けさせることもできるし、今回購入時に、該顧客に該商品の代替商品の割引しつつ販売することもできる。但し、代替商品に関わる割引を受ける場合には、本来購入しようとしていた、欠品していた商品の情報も同時に登録させるものとする。
先ず、ステップＳ１０の処理で、ＰＯＳ端末３０で日付情報と、読取制御処理部３２により顧客コードを取得する。ステップＳ１１の処理で、ＰＯＳ端末３０は、ストアコンピュータ２０により欠品情報ＤＢ２８に格納されている欠品情報と、代替情報ＤＢ２７に格納されている代替商品の情報とを読み込む。
次に、ステップＳ１２の処理で、読取制御処理部３２により商品情報を取得し、ステップＳ１３の処理で、ステップＳ１１の処理で読み込んだ欠品情報をもとに、ステップＳ１２の処理で取得した商品情報が、欠品情報であるか否かを判断する。
ステップＳ１３の処理で取得した商品情報が欠品情報であった場合には、ステップＳ１４の処理に進み、図示しないＰＯＳ端末３０内のワーク領域に、一時的に欠品購入品情報として、顧客コードと欠品商品コードとを対応づけて記録し、ステップＳ１５の処理に進む。
ステップＳ１５の処理では、売上処理として、ステップＳ１２の処理で取得した商品情報を記録する。ステップＳ１６の処理で、精算キー（精算を指示するキーもしくは、商品情報の読み取りを完了する意味のキー）の押下を検知すると、ステップＳ１７の処理からの精算処理へ処理移行する。精算キーの押下を検知するまでは、商品情報の取得処理をループさせる。
図２Ｂに示すステップＳ１７の処理では、ステップＳ１５の処理で記録しておいた商品情報を読み込む。そして、ステップＳ１８の処理では、読み込んだ商品情報１件づつについて、該商品情報は、ステップＳ１１の処理で読み込んだ代替商品の情報に合致し、かつ、該代替商品の元の商品である欠品商品の情報が商品情報の中に含まれているかどうかを判断する。
例えば、１件目として読み込んだ商品情報が商品コード「４９１１」の缶ビールＢであった場合に、該商品は代替商品の情報に合致するので、さらに、缶ビールＢの代替の元の商品である缶ビールＡの商品コード「４９１０」も商品情報の中に含まれているかどうかを判断する。
ステップＳ１８の判断でＹＥＳの場合、ステップＳ１９の処理へ進む。ステップＳ１９の処理で代替商品の情報に基づいて、缶ビールＢの割引精算処理を行う。例えば、図５に示すような代替商品の情報であった場合には、缶ビールＢの代替割引率は５％なので、缶ビールＢの値段を正価の５％引きとする。そして、ステップＳ２０の処理で、ステップＳ１４の処理で一時的に保存していた欠品購入品情報の中から、割引を行った商品に関連する情報を削除する。上記の例の場合には、欠品商品であった缶ビールＡに関する情報を削除する。
ステップＳ１８乃至ステップＳ２０の処理によって、欠品商品の代わりに顧客が購入しようとした代替商品については、同じ商品に対して何度も割引が行われないように、データを削除することができる。
ステップＳ１８の判断で、ＮＯの場合にはステップＳ２１の処理へ進む。ステップＳ２１の処理では、通常の精算処理として、読み込んだ商品の価格を図示しない商品価格等を管理するデータから読み込む。
ステップＳ２２の処理において、全ての商品につき精算が終了したかどうかを確認する。ステップＳ２２の処理で精算が終了した場合には、ステップＳ２３の処理でレシートの出力を行なう。ステップＳ２４の処理で、未処理のまま残された欠品購入品情報、即ち、割引が行われなかった欠品購入品情報をストアコンピュータ２０の欠品購入品情報ＤＢ２６へ登録する。
この一連の処理によって、欠品商品の情報を示すと共に代替商品を購入しようとした顧客には、代替情報ＤＢ２７に基づいて代替割引率を適用することが可能になり、欠品商品の情報を示したが代替商品を購入しなかった顧客には、欠品購入品情報ＤＢ２６に情報を残すことで、次回購入時に割り引きを適応することが可能となる。
図３は、本発明の実施の一形態に係る販売支援処理を説明するためのフローチャート図である。図３に示すフローチャートは次回購入時の販売支援処理を示している。先ず、ステップＳ３０の処理で、ＰＯＳ端末３０で日付情報と、読取制御処理部３２により顧客コードを取得する。ステップＳ３１の処理で、ストアコンピュータ２０の欠品購入品情報ＤＢ２６に該顧客コードに関連付けられた有効期限内の欠品購入品情報が登録されているか否かを判別する。ステップＳ３１の処理で欠品購入品情報が登録されていない場合、ステップＳ３３からの処理を行う。ステップＳ３１の処理で欠品購入品情報が登録されている場合、ステップＳ３２の処理で、ストアコンピュータ２０の欠品購入品情報ＤＢ２６から欠品購入品情報を取得する。
次に、ステップＳ３３の処理で、読取制御処理部３２により商品情報を取得する。ステップＳ３４の処理で、取得した欠品購入品情報に基づいて、購入する商品が欠品購入品であるか否かを判別する。ステップＳ３４の処理で商品が欠品購入品である場合、ステップＳ３５の処理で売上処理部３５により購入する商品の売上処理を行う。次に、ステップＳ３６の処理で、精算処理部３６により欠品購入品である商品を割引く精算処理を行う。ステップＳ３７の処理で、ＰＯＳ端末３０からストアコンピュータ２０へ割引いた欠品購入品に対する欠品購入品情報を削除する要求を送信し、欠品購入品情報ＤＢ２６に格納されている欠品購入品情報を削除する。
ステップＳ３４の処理で購入する商品が欠品購入品でない場合、ステップＳ３８の処理で、売上処理部３５により欠品購入品の売上処理を行う。次に、ステップＳ３９の処理で、精算処理部３６により購入する欠品購入品の精算処理を行う。ステップＳ４０の処理で、商品の購入が終了したか否かを判別する。ステップＳ４０の処理で商品の購入が終了した場合、ステップＳ４１の処理で、レシート出力処理部３１により売上処理及び精算処理の結果をレシートに出力する。
図８は、販売支援処理を説明するための画面例を示す図である。図８に示す画面２００は、ストアコンピュータ２０に表示される画面である。画面２００は、欠品購入品情報を表示する表示域２０１と、売上情報を表示する表示域２０２で構成されている。表示域２０１には、欠品商品を購入した顧客コード、欠品購入品名、数量、次回割引率、有効期限、代替商品、当日割引率が表示される。例えば、表示域２０１には、顧客コード「００１」、欠品購入品名「缶ビールＡ」、数量「５」、次回割引率「１０％」、有効期限「０２／０２／１０」、代替商品「缶ビールＢ」、当日割引率「５％」が表示される。表示域２０２は、欠品購入品に関わる商品を購入した顧客コード、購入日、購入商品、数量、割引率が表示される。例えば、表示域２０２には、顧客コード「００１」、購入日「０２／０１／２５」、購入商品「缶ビールＢ」、数量「５」、割引率「３％」が表示される。
図９Ａ、図９Ｂは、販売支援処理において出力されるレシートを示す図である。図９Ａは、図２Ａ、図２Ｂで示す初回購入時の販売支援処理で出力されるレシートである。図９Ｂは、図３で示す次回購入時の販売支援処理で出力されるレシートである。図９Ａに示すレシート４０には、タイトル域３１０、顧客コード域３１１、商品表示域３１２、３１３が表示される。例えば、タイトル域３１０には、販売店名「大井町酒店」、購入日「０２／０１／２５」が表示され、顧客コード域３１１には、顧客コード「００１」が表示される。商品表示域３１２には、商品コード「４８１４」と商品名「ジュースＤ」と、商品単価「＠１５０」と数量「３」と合計価格「￥４５０」が表示され、商品表示域３１３には、商品コード「４９１１」と商品名「缶ビールＢ」と、商品単価「＠２１０」と数量「５」と合計価格「￥１０５０」と、初回での欠品商品の購入による５％の割引「（￥）−５２」が表示される。
図９Ｂに示すレシート４１には、タイトル域３１５、顧客コード域３１６、商品表示域３１７、３１８が表示される。例えば、タイトル域３１５には、販売店名「大井町酒店」、購入日「０２／０２／０１」が表示され、顧客コード域３１６には、顧客コード「１０２」が表示される。商品表示域３１７には、商品コード「４６３４」と商品名「スナック菓子Ａ」と、商品単価「＠１３０」と数量「２」と合計価格「￥２６０」が表示され、商品表示域３１８には、商品コード「４９２０」と商品名「缶ビールＣ」と、商品単価「＠２１０」と数量「５」と合計価格「￥１０５０」と、初回での希望商品の購入による２０％の割引「（￥）−２１０」が表示される。
このように、顧客が購入したい商品が欠品の場合、欠品購入品情報に基づいて欠品商品の代りに購入する代替商品の価格を割り引くことができる。また、欠品商品を次回購入する場合に、商品の価格を割り引くことができる。従って、販売店の売上を向上させると共に、顧客の満足度を向上させることができる。
また、割り引き結果を表示させたレシート４０、４１を出力することにより、顧客及びＰＯＳ端末３０の操作者が割引した商品の価格や割引率などを知ることができる。また、欠品購入品情報及び売上情報をストアコンピュータ２０に表示させることにより、販売店管理者は顧客の欠品購入品や、その欠品購入品の売上状況を確認することができる。
尚、上記販売支援方法において、図８に示す画面２００をストアコンピュータ２０で欠品購入品情報及び売上情報を表示させるだけでなく、ＰＯＳ端末３０で表示させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
図１は、本発明の実施の一形態に係る販売支援方法におけるシステム構成図である。
図２Ａは、本発明の実施の一形態に係る販売支援処理を説明するためのフローチャート図である。
図２Ｂは、本発明の実施の一形態に係る販売支援処理を説明するためのフローチャート図である。
図３は、本発明の実施の一形態に係る販売支援処理を説明するためのフローチャート図である。
図４は、欠品購入品情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。
図５は、代替情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。
図６は、欠品情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。
図７は、売上情報ＤＢに格納されるテーブルを示す図である。
図８は、販売支援処理を説明するための画面例を示す図である。
図９Ａは、販売支援処理において出力されるレシートを示す図である。
図９Ｂは、販売支援処理において出力されるレシートを示す図である。
Claims (9)
- 顧客への商品の販売を支援する販売支援方法であって、
上記顧客が購入を希望した欠品商品を示す購入希望商品情報と上記欠品商品の第１の割引率とを示す商品情報と上記顧客を識別する識別情報とを関連付けて管理する商品情報管理手順と、
上記顧客が上記購入希望商品を購入したとき、上記商品情報管理手順により管理された上記第１の割引率に基づいて、上記購入希望商品の価格を割り引く割引手順とを有するようにした販売支援方法。 - 請求項１記載の販売支援方法であって、
上記商品情報管理手順は、商品毎に対応付けられた代替商品と該代替商品の第２の割引率とを示す代替情報を管理する代替情報管理手順を有するようにした販売支援方法。 - 請求項２記載の販売支援方法であって、
上記割引手順は、上記顧客が上記代替商品を購入したとき、上記代替情報管理手順により管理された上記第２の割引率に基づいて、上記代替商品の価格を割り引く代替商品割引手順を有するようにした販売支援方法。 - 請求項３記載の販売支援方法であって、
上記割引手順は、上記第１の割引率及び上記第２の割引率に基づく割引結果を示すレシートを出力するレシート出力手順を有するようにした販売支援方法。 - 請求項４記載の販売支援方法であって、
上記割引手順は、上記顧客が購入した商品の価格を割り引いたときの上記第１の割引率及び上記第２の割引率を管理する売上情報管理手順を有するようにした販売支援方法。 - 請求項５記載の販売支援方法であって、
上記割引手順は、価格を割り引いた上記商品情報及び上記代替情報を削除するようにした販売支援方法。 - 請求項６記載の販売支援方法であって、
上記商品情報及び上記識別情報、上記売上情報とを表示させる表示手順を有するようにした販売支援方法。 - 顧客への商品の販売を支援する販売支援方法における処理をコンピュータに行なわせるためのプログラムであって、
上記顧客が購入を希望した欠品商品を示す購入希望商品情報と上記欠品商品の第１の割引率とを示す商品情報と上記顧客を識別する識別情報とを関連付けて管理する商品情報管理手順と、
上記顧客が上記購入希望商品を購入したとき、上記商品情報管理手順により管理された上記第１の割引率に基づいて、上記購入希望商品の価格を割り引く割引手順とを有することを特徴とするプログラム。 - 顧客への商品の販売を支援する販売支援方法における処理をコンピュータに行なわせるためのプログラムを格納した記憶媒体であって、
上記顧客が購入を希望した欠品商品を示す購入希望商品情報と上記欠品商品の第１の割引率とを示す商品情報と上記顧客を識別する識別情報とを関連付けて管理する商品情報管理手順と、
上記顧客が上記購入希望商品を購入したとき、上記商品情報管理手順により管理された上記第１の割引率に基づいて、上記購入希望商品の価格を割り引く割引手順とを有することを特徴とするプログラムを格納した記憶媒体。
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