JP2006189941A - クーポン利用システム、クーポン利用方法、クーポン利用プログラム。 - Google Patents

クーポン利用システム、クーポン利用方法、クーポン利用プログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】 クーポン券を用いて、実店舗内の販売員の商品の売り上げに関する意欲を高める。
【解決手段】 実店舗において、商品の購入に関してユーザにとって有利となるクーポン券を、ユーザに対して出力する出力部1cと、ネットワークを介してユーザによる商品購入要求を受け付けユーザに対して商品販売を実行するオンラインショッピングにより、クーポン券を用いて商品をユーザが購入する場合、当該購入の額を示すクーポン利用購入額に応じた額を、クーポン券に対応する実店舗における商品の仮想売り上げ額に加算する売り上げ管理部1bとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クーポン券を用いて、実店舗における販売員の商品売り上げへの意欲を向上させることができるクーポン利用システム、クーポン利用方法、クーポン利用プログラムに関する。
近年、小売店などの顧客(利用者)吸引力の向上と、商品の売り上げ促進を目的として、クーポン券を用いた商品の販売が行われている。クーポン券は、ある実店舗内の商品の購入に利用できるように、当該実店舗で利用者に対して直接又は郵送などにより渡される。利用者は、上記クーポン券を用いて、商品を購入する場合、その商品の実際の価格より安価に購入できるなどの有利な点がある。これにより、利用者による、上記実店舗で商品を購入しようという意欲が高まることになる。
また、実店舗内に配置された端末から、インターネット等のネットワークを介して、利用者の端末などにクーポン券(電子データ)が提供されることも行われている。例えば、実店舗と同一の経営下にあるサーバによるウェブサイトに利用者の端末がアクセスするか、又は、上記サーバから提供される電子メールを利用者端末が取得することにより、利用者の端末にクーポン券が提供されることが可能となる。利用者は、例えば、利用者端末から出力されたクーポン券を実店舗に持参して、安価に商品の購入を行うこともできる。
従来、このようなクーポン券を利用したシステムとしては、ウェブサイトを介して提供されたクーポン券を用いた商品の購入を、実店舗でも、ネット店舗(ネットワークを介して商品購入要求を受け付け、利用者に対して商品を提供するオンラインショップ)でも行えるようにした技術があった(例えば、特許文献1参照)。
また、クーポン券を用いた商品の購入を、実店舗でも、ネット店舗でも行える場合において、特に、実店舗でクーポン券を利用した商品の購入を行うと、ネット店舗でクーポン券を利用した商品の購入を行うよりも、安価に商品の購入が行える技術があった(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−163536号公報 特開2002−74185号公報
しかしながら、上述した従来技術では、以下のような問題があった。利用者は、実店舗において、販売員の説明を受けたりしながら、興味ある商品の評価を行う。そして、利用者は、実店舗において商品を購入せず、その商品をネット店舗などで購入してしまう場合がある。例えば、利用者は、インターネット上で上記商品を安価に販売しているネット店舗を検索し、上記ネット店舗で上記商品を購入する場合がある。このような場合、実店舗にとっては、接客に関する労力、コストばかりがかかり、売り上げにつながらないという問題が生じてしまう。この結果、実店舗の販売員は、一生懸命、商品を売り上げるように、利用者に対して、商品の説明を行っても、商品の売り上げにつながらないので、勤務意欲が低下し、実店舗全体としても、商品の売り上げに関する成果があがらず、実店舗の評価も下がってしまう。
また、実店舗において、クーポン券を利用した商品の購入が、上記実店舗の販売員の労力と無関係なので、たとえ、実店舗における商品の売り上げが向上しても、上記実店舗の正当な評価がなされているとは言い難く、上記実店舗の販売員の勤務へのモチベーションの向上につながらなかった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、クーポン券を用いて、実店舗内の販売員の商品の売り上げに関する意欲を高めることができるクーポン利用システム、クーポン利用端末、クーポン利用方法、クーポン利用プログラムを提供とすることを目的とする。
以上の問題点を解決するために、本発明の実施形態におけるクーポン利用システムに係る特徴は、実店舗において、商品の購入に関するクーポン券を、ユーザに対して出力するクーポン情報出力手段と、ネットワークを介してユーザによる商品購入要求を受け付けユーザに対して商品販売を実行するオンラインショッピングにより、前記クーポン券を用いて前記商品をユーザが購入する場合、当該購入の額を示すクーポン利用購入額に応じた額を、前記クーポン券に対応する実店舗における商品の仮想売り上げ額に加算する売り上げ加算手段とを有することである。
また、本発明の実施形態におけるクーポン利用方法に係る特徴は、実店舗において、商品の購入に関するクーポン券を、ユーザに対して出力するステップと、ネットワークを介してユーザによる商品購入要求を受け付けユーザに対して商品販売を実行するオンラインショッピングにより、前記クーポン券を用いて前記商品をユーザが購入する場合、当該購入の額を示すクーポン利用購入額に応じた額を、前記クーポン券に対応する実店舗における商品の仮想売り上げ額に加算するステップとを有することである。
また、本発明の実施形態におけるクーポン利用プログラムに係る特徴は、実店舗において、商品の購入に関するクーポン券を、ユーザに対して出力するステップと、ネットワークを介してユーザによる商品購入要求を受け付けユーザに対して商品販売を実行するオンラインショッピングにより、前記クーポン券を用いて前記商品をユーザが購入する場合、当該購入の額を示すクーポン利用購入額に応じた額を、前記クーポン券に対応する実店舗における商品の仮想売り上げ額に加算するステップとを有する処理を、コンピュータに実行させることである。
以上説明したように、本発明によれば、クーポン券を用いて、実店舗内の販売員の商品の売り上げに関する意欲を高めることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態のクーポン利用システムの全体構成を示す図であり、図2,図3は、クーポン利用システムの動作の説明を行うための補足図である。
クーポン利用システムは、複数の実店舗端末1と、店舗管理端末2と、ネット店舗サーバ3と、複数の利用者端末4とを有する。各実店舗端末1は、それぞれ、商品の小売店等の店舗である実店舗に設けられており、店舗管理端末2は、複数の実店舗とネット店舗(ネットワークを介して商品購入要求を受け付け、利用者に対して商品を提供するオンラインショップ)とを管理する管理本部に設けられている。ここでは、一例として、管理本部は、1つであり、実店舗は複数であり、ネット店舗は1つであり、管理本部、複数の実店舗、ネット店舗は同一の企業に属する場合について考える。また、複数の実店舗端末1と、店舗管理端末2と、ネット店舗サーバ3は、LANなどのネットワークに接続されている。但し、複数の実店舗端末1と、店舗管理端末2と、ネット店舗サーバ3とは、相互に、専用回線などで接続されるようにしてもよい。また、ネット店舗サーバ3は、インターネットなどのネットワークを介して、複数の利用者端末4と接続されている。ネット店舗サーバ3、実店舗端末1、店舗管理端末2は、例えば、PC端末で構成されており、利用者端末4は、例えば、PC端末や携帯端末で構成される。利用者端末4は、各種の情報の入力や表示を行える。
ネット店舗サーバ3には、HTTPdが内蔵されており、各利用者端末4には、ブラウザが内蔵されている。そして、例えば、ネット店舗サーバ3がHTTPdを用いて生成したWebデータ(例えば、HTML言語で記述されたデータ)が、各利用者端末4に送られると、各利用者端末4は、ブラウザを用いて解析し、Webデータを表示画面に表示させる。各利用者端末4が、Webデータとリンクされた画像情報などの要求などをネット店舗サーバ3に送信すると、ネット店舗サーバ3がHTTPdを用いて、上記画像情報などを取得し、各利用者端末4に送信する。各利用者端末4は、ブラウザを用いて解析し、上記画像情報などを表示画面に表示させる。以下、本実施形態では、ネット店舗サーバ3と、利用者端末4との間のデータのやりとりは、HTTPプロトコルに従って行われるが、これ以外のプロトコルに従って行われてもよい。以下、本実施形態では、HTTPプロトコルに従って行われるブラウザやHTTPdに関する詳細な動作の説明は、よく知られた技術であるのでここでは省略する。
実店舗端末1は、他端末との間でデータ通信を行うI/O部(図示せず)と、入力部(図示せず)と、商品に付されたバーコード情報に含まれる情報や、販売員が所有している販売員カードに含まれる販売員識別子(販売員を識別するための情報)を読みとる読みとり部(図示せず)と、クーポン制御部1aと、売り上げ管理部1bと、出力部1cとを有する。
出力部1cは、商品の価格に関して利用者(ユーザ)にとって有利となるクーポン券を実店舗と対応づけて利用者に対して出力する。この出力についての具体的な説明の一例を、以下に示す。販売員が利用者にクーポン券を渡そうとする場合、販売員は、入力部を用いて、クーポン券による特典内容を示す内容情報(例えば、所定の商品の定価の10%が割り引かれることを示す情報)、クーポンの利用が可能な商品を識別するための商品識別情報(ITMINFO)を入力するとともに、読みとり部を用いて、販売員カードに含まれる販売員識別子(SLPID)を読みとると、これらの情報は、クーポン制御部1aに送られる(図2に示す販売員識別子の入力)。
クーポン制御部1aは、クーポン券を識別するためのクーポン識別子(CPNID)が印刷されたクーポン券を出力部1c(例えば、プリンターなど)に出力させる(図2に示すクーポン券の出力)。クーポン識別子は、クーポン券に関する情報(例えば、上記内容情報など)を識別するための情報であり、例えば、クーポン券の出力ごとのシリアルナンバーである。
また、このクーポン券は、例えば、紙媒体である。また、クーポン制御部1aは、クーポン識別子と、内容情報と、商品識別情報と、クーポン券を出力した日を示す出力日と、販売員識別子と、実店舗端末1を識別するための実店舗識別子(STRID)と、を相互に対応づけて、I/O部を介して、店舗管理端末2に送信する(図2に示すクーポン情報の送信)。なお、新たなクーポン券が出力されるごとに、新たなクーポン識別子等の情報が、店舗管理端末2に送信される。
売り上げ管理部1bは、当該実店舗で取り扱っている全ての商品の売り上げ値を管理する。この管理の具体的な一例の説明は以下の通りである。売り上げ管理部1bは、販売員識別子ごとに、実際に当該実店舗にて売り上げられた商品の売り上げ値を管理するとともに、実際に当該実店舗にて売り上げられた実店舗全体の売り上げ値を管理している。そして、販売員が利用者に対して、商品の販売を行う場合、その商品に付されたバーコード情報に含まれる商品識別情報、商品の価格、販売員カードに含まれる販売員識別子とを読みとり部を用いて読みとると、読みとられた情報は、売り上げ管理部1bに送られる。売り上げ管理部1bは、送られてきた商品の価格、商品識別情報、販売員識別子を、販売日、販売形態コード(実店舗通常販売R)と対応づけた売り上げデータを生成し、店舗管理端末2に送信する(図2に示す実店舗通常売り上げデータの送信)。
また、売り上げ管理部1bは、読みとり部から送られてきた商品の価格を、上記販売員識別子に対応する商品の実際の売り上げ値に加算する。また、売り上げ管理部1bは、実店舗全体の実際の売り上げ値(全ての販売員の実際の売り上げ値の総和)に対しても、上記商品の価格を加算する。このようにして、商品の販売が行われるごとに、販売員ごとの商品の実際の売り上げ値の加算処理、実店舗における商品の実際の売り上げ値の加算処理が行われることにより、売り上げ管理部1bは、商品の実際の売り上げ値の管理を行う。
また、売り上げ管理部1bは、販売員識別子ごとに、商品の仮想売り上げ値を管理するとともに、実店舗全体の仮想売り上げ値を管理している。具体的な説明は以下の通りである。店舗管理端末2から、クーポン利用売り上げデータ(販売形態コード(ネット店舗クーポン利用販売NC)、クーポンを利用した商品の購入価格(以下、クーポン利用購入額という)、販売員識別子を含む)が、送られてきた場合(図2に示すクーポン利用売り上げデータの送信)には、売り上げ管理部1bは、実店舗全体の仮想売り上げ値に、上記クーポン利用購入額を加算するとともに、上記販売員識別子に対応する商品の仮想売り上げ値に、上記クーポン利用購入額を加算する。ここで、実店舗全体の仮想売り上げ値とは、実店舗における実際の商品の売り上げ値ではなく、実店舗において、クーポン券の出力が行われ、このクーポン券を用いて、ネット店舗から、商品が購入された場合における当該商品の売り上げ値のことである。ネット店舗での上記商品の売り上げは、実店舗におけるクーポン券の出力と関係しているので、上記売り上げ値を実店舗における仮想売り上げ値としている。また、販売員識別子に対応する商品の仮想売り上げ値とは、実店舗の販売員の実際の商品の売り上げ値ではなく、上記販売員の操作によりクーポン券の出力が行われ、このクーポン券を用いて、ネット店舗から、商品が購入された場合における当該商品の売り上げ値のことである。ネット店舗での上記商品の売り上げは、上記販売員の操作によるクーポンの出力と関係しているので、上記売り上げ値を実店舗における仮想売り上げ値としている。
なお、売り上げ管理部1bは、実店舗における商品の実際の売り上げ値と、仮想売り上げ値との合計値を、実店舗における商品の総売り上げ値として管理することも可能であり、実店舗の販売員識別子に対応する商品の実際の売り上げ値と、仮想売り上げ値との合計値を、実店舗の販売員に対応する商品の総売り上げ値として管理することも可能である。
ネット店舗サーバ3は、商品販売制御部3aと、クーポン制御部3bと、当該ネット店舗サーバ3で取り扱っている商品の売り上げ値を管理する売り上げ管理部3cとを有する。売り上げ管理部3cは、ネット店舗サーバ3が取り扱っている商品を識別する商品識別情報と、価格とが対応づけられた価格対応テーブルを保持している。
商品販売制御部3aは、インターネット等のネットワークを介して、利用者端末4からの商品購入要求を受け付け、利用者に対して商品の販売を行うオンラインショッピングを実行するためのものである。具体的な説明は以下の通りである。利用者が利用者端末4にて、商品購入要求を示す情報として、ネット店舗サーバ3を特定する情報(例えば、URLなど)を入力すると、商品購入要求を示す情報がインターネットを介して(以下、インターネットを介してという表現は省略する)ネット店舗サーバ3の商品販売制御部3aに送信される。商品販売制御部3aは、ログイン画面データを利用者端末4に送信する。ログイン画面データとは、利用者端末4を特定する情報(ID、パスワード)を入力するように指示するためのログイン画面(例えば、図3(a)に示すもの)を表示するためのデータである。利用者端末4は、ブラウザを用いて(以下、ブラウザに関する記載は省略する)、ログイン画面データを解析して、ログイン画面を表示する。利用者端末4において、利用者端末4を特定する情報が入力されると、ネット店舗サーバの商品販売制御部3aに送信される。商品販売制御部3aは、利用者端末4が本システムに参加できる正当な端末であるか否か判断し、正当な端末である場合には、ショッピング画面データを利用者端末4に送信する。ショッピング画面データとは、購入希望の商品識別情報などを入力するように指示するためのショッピング画面を表示するためのデータである。利用者端末4は、ショッピング画面データを解析して、ショッピング画面(例えば、図3(b)に示すもの)を表示する。利用者端末4において、購入希望の商品識別情報が入力されると、利用者端末4から、商品販売制御部3aに送られる。商品販売制御部3aは、ショッピングカート画面データを利用者端末4に送信する。ショッピングカート画面データとは、利用者が購入を要求する商品を利用者に確認させるための画面を表示するためのデータである。利用者端末4は、ショッピングカート画面データを解析して、ショッピングカート画面(例えば、図3(c)に示すもの)を表示する。利用者端末4において、商品の購入を決定することを示す情報が入力された場合(例えば、ショッピングカート画面において決済という項目を選択)、商品販売制御部3aは、利用者端末4に対して、決済画面データを利用者端末4に送信する。決済画面データとは、商品の販売が成立したことを示す情報、商品の販売額の決済方法、届け先の住所などを入力するように指示する情報を示す決済画面を表示するためのデータである。利用者端末4は、決済画面データを解析して、決済画面を表示する。利用者端末4にて、決済方法などが入力されると、利用者に対して、商品が届けられる。なお、決済方法が入力された後のネット店舗サーバ3から、決済に関係する所定機関への通知等は、従来技術であるので、ここでは省略する。
また、商品販売制御部3aは、販売した商品の商品識別情報を、売り上げ管理部3cに送る。売り上げ管理部3cは、保持している価格対応テーブルを参照して、上記商品識別情報に対応する価格を、商品の売り上げ値に加算する。
また、売り上げ管理部3cは、販売された商品の価格を、販売日、販売形態コード(ネット店舗通常販売N)に対応づけた売り上げデータを生成し、店舗管理端末2に送信する。
また、商品販売制御部3aは、利用者端末4から、購入希望の所定の商品の商品識別情報とともに、クーポン識別子が送信された場合(図2に示すクーポン識別子等の送信)、上記商品識別情報と、上記クーポン識別子とをクーポン制御部3bに送る。クーポン制御部3bは、クーポン識別子に対応づけられた商品識別情報と、利用情報(詳細は後述する)とを送信するように指示する情報を、店舗管理端末2に送信する(図2に示す利用情報等の要求)。店舗管理端末2から、上記商品識別情報等が送信(図2に示す利用情報等の送信)されたクーポン制御部3bは、クーポンを用いた商品の購入が有効か否かを判断する。具体的には、例えば、クーポン制御部3bは、利用情報として、利用日などが含まれている場合(即ち、クーポンが既に利用されている場合)や、店舗管理端末2から送信されてきた商品識別情報と、上記所定の商品の商品識別情報とが一致しない場合には、クーポンによる商品の購入が有効でないと判断し、利用情報として、利用日などが含まれておらず(即ち、クーポンが未だ利用されていない)、かつ、店舗管理端末2から送信されてきた商品識別情報と、上記所定の商品の商品識別子とが一致する場合には、クーポンによる商品の購入が有効と判断する。
クーポン制御部3bは、クーポンによる商品の購入が有効と判断した場合、上記クーポン識別子に対応する内容情報の要求を店舗管理端末2に送信し、店舗管理端末2から上記内容情報が送信されてきた場合、内容情報を参照して、上記商品の価格を算出する。利用者端末4から、クーポンを用いて上記所定の商品の購入を決定することを示す情報が送られた場合、クーポン制御部3bは、算出した商品の価格を、クーポンによる特典を考慮した注文ORDERとともに、売り上げ管理部3cに送る(図2に示すクーポン注文)。売り上げ管理部3cは、管理している売り上げ値に、送られきた商品の価格を加算する。また、売り上げ管理部3cは、注文ORDERとともに送られた商品の価格(即ち、クーポンを用いて販売される商品の価格)を、販売日、販売形態コード(ネット店舗クーポン利用販売NC)、クーポン識別子と対応づけた売り上げデータを生成し、店舗管理端末2に送信する(図2に示すクーポン利用売り上げデータ送信)。また、クーポン制御部3bは、上記クーポン識別子に対応するクーポンの利用情報として、利用日、利用されたネット店舗を識別する情報を、店舗管理端末2に送信する(図2に示す利用情報送信)。
店舗管理端末2は、売り上げ管理部2aと、クーポン制御部2bと、クーポン情報D/B部2cとを有する。売り上げ管理部2aは、各実店舗端末1における商品の売り上げ値と、ネット店舗サーバ3における商品の売り上げ値との総和を示す総売り上げ値を管理する。具体的には、売り上げ管理部2aは、各実店舗端末1から送信されてきた売り上げデータに含まれる商品の価格を、総売り上げ値に加算するとともに、ネット店舗サーバ3から送信されてきた売り上げデータに含まれる商品の価格を、総売り上げ値に加算する。
クーポン制御部2bは、実店舗端末1から、クーポン識別子に対応する各種の情報が送信された場合、送信された各種の情報を、クーポン識別子と対応づけて、クーポン情報D/B部2cに記憶されたクーポン情報テーブルに書き込む(図2に示す各種情報のやりとり)。クーポン情報テーブルの一例を図4示す。クーポン情報テーブルにおいては、クーポン識別子(レコードID)と、クーポン券を出力した日を示す出力日と、販売員識別子(出力者ID)と、実店舗識別子(実店舗端末ID)と、クーポン利用対象の商品識別情報(商品コード)と、内容情報(特典コード)と、クーポン券の利用日と、利用されたネット店舗を識別する情報(ネット店舗識別情報)とが相互に対応づけられている。
また、クーポン制御部2bは、ネット店舗サーバ3からの要求に応じて、クーポン情報D/B部2cを検索し(図2に示す各種情報のやりとり)、クーポン識別子に対応する利用情報等の情報を、ネット店舗サーバ3に送信する。また、クーポン制御部2bは、ネット店舗サーバ3からクーポン識別子に対応する利用情報が送信された場合には、クーポン情報D/B部2cに記憶されているクーポン情報テーブルに、クーポン識別子に対応する利用情報を、書き込む(図2に示す各種情報のやりとり)。
また、クーポン制御部2bは、ネット店舗サーバ3から送信された売り上げデータに含まれる販売形態コードが、ネット店舗クーポン利用販売NCの場合には、クーポン情報D/B部2cに記憶されているクーポン情報テーブルを参照して、上記売り上げデータに含まれるクーポン識別子に対応する実店舗識別子、販売員識別子とを取得する。そして、クーポン制御部2bは、上記売り上げデータに、実店舗識別子、販売員識別子を含めて、上記実店舗端末1に送信する(図2に示すクーポン利用売り上げデータ送信)。
次に、上述のクーポン利用システムを用いて、クーポン券の出力処理、クーポン券を用いた売り上げ値に関する処理について、図5に示すシーケンス図を用いながら説明する。
販売員が、入力部や読みとり部を用いて、内容情報、販売員識別子、商品識別情報を入力すると(ステップ10)、これらの情報は、クーポン制御部1aに送られる。クーポン制御部1aは、クーポン識別子が印刷されたクーポン券を出力部1cに出力させる(ステップ12)。クーポン制御部1aは、クーポン識別子と、内容情報と、商品識別情報と、クーポン券の発行日と、販売員識別子と、実店舗識別子と、を相互に対応づけて、店舗管理端末2に送信する(ステップ16)。店舗管理端末2のクーポン制御部2bは、実店舗端末1から、クーポン識別子に対応する各種の情報を受信すると、受信した各種の情報を、クーポン識別子と対応づけて、クーポン情報D/B部2cに記憶されたクーポン情報テーブルに書き込む(ステップ18)。
利用者がクーポン券に印刷されたクーポン識別子、所定の商品購入の要求、所定の商品の商品識別情報を利用者端末4に入力する。利用者端末4が、購入希望の所定の商品の商品識別情報とともに、クーポン識別子をネット店舗サーバ3に送信する(ステップ20)と、ネット店舗サーバ3のクーポン制御部3bは、クーポン識別子に対応づけられた商品識別情報と、利用情報とを送信するように指示する情報を、店舗管理端末2に送信する(ステップ22)。店舗管理端末2は、クーポン識別子に対応づけられた商品識別情報と、利用情報とをネット店舗サーバ3に送信する(ステップ24)。
ネット店舗サーバ3のクーポン制御部3bは、クーポン識別子に対応づけられた商品識別情報と、利用情報とに基づいて、クーポンを用いた商品の購入が有効か否かを判断する(ステップ26)。
クーポン制御部3bは、クーポンを用いた商品の購入が有効と判断した場合、上記クーポン識別子に対応する内容情報の要求を店舗管理端末2に送信し(ステップ28)、店舗管理端末2から上記内容情報が送信されると(ステップ30)、クーポン制御部3bは、内容情報を参照して、上記商品の価格を算出する(ステップ32)。利用者端末4にてクーポンを用いて上記所定の商品の購入を決定することを示す情報が入力される(ステップ34)と、ネット店舗サーバ3のクーポン制御部3bに送られる(ステップ35)。
クーポン制御部3bは、算出した商品の価格を、クーポンによる特典を考慮した注文ORDERとともに、売り上げ管理部3cに送ると、売り上げ管理部3cは、管理している売り上げ値に、送られきた商品の価格を加算する(ステップ36)。また、売り上げ管理部3cは、注文ORDERとともに送られた商品の価格を、販売日、販売形態コード(ネット店舗クーポン利用販売NC)、クーポン識別子に対応づけた売り上げデータを生成し、店舗管理端末2に送信するとともに、上記クーポン識別子に対応するクーポンの利用情報として、利用日、利用されたネット店舗を識別する情報を、店舗管理端末2に送信する(ステップ37)。
店舗管理端末2の売り上げ管理部2aは、ネット店舗サーバ3から送信されてきた売り上げデータに含まれるクーポン利用購入額(商品の価格)を、総売り上げ値に加算する(ステップ38)。また、店舗管理端末2のクーポン制御部2bは、クーポン情報D/B部2cに記憶されているクーポン情報テーブルに、クーポン識別子に対応する利用情報を、書き込む(ステップ40)。
また、クーポン制御部2bは、ネット店舗サーバ3から送信された売り上げデータに含まれる販売形態コードが、ネット店舗クーポン利用販売NCの場合には、クーポン情報D/B部2cに記憶されているクーポン情報テーブルを参照して、上記売り上げデータに含まれるクーポン識別子に対応する実店舗識別子、販売員識別子とを取得する(ステップ41)。そして、クーポン情報制御部は、上記売り上げデータに、実店舗識別子、販売員識別子を含めて、上記実店舗端末1に送信する(ステップ42)。
実店舗端末1の売り上げ管理部1bは、実店舗全体の仮想売り上げ値に、上記クーポン利用購入額を加算するとともに、上記販売員識別子に対応する商品の仮想売り上げ値に、上記クーポン利用購入額を加算する(ステップ44)。
(作用効果)
本実施形態によれば、実店舗における出力部1c(クーポン情報出力手段)は、商品の価格に関して利用者にとって有利となるクーポン券を、利用者に対して出力し、オンラインショッピングにより、クーポン券を用いて商品をユーザが購入する場合、実店舗における売り上げ管理部1b(売り上げ加算手段)は、上述のクーポン利用購入額を、クーポン券を出力した実店舗における商品の仮想売り上げ値に加算するので、実店舗において、各販売員による接客に関する労力、コストに対応する売り上げ値の管理の実現が可能となり、実店舗内の各販売員の商品の売り上げに関する意欲を高めることができる。また、実店舗の評価の際に、商品の実際に売り上げ値に加え、上述の仮想売り上げ値を考慮すれば、実店舗における販売活動などの各種の販売に関する努力を反映した実店舗の評価が可能となる。
また、出力部1cは、クーポン券を、クーポン券の出力に関与した実店舗の販売員と対応づけて、利用者に対して出力し、売り上げ管理部1b(販売員売り上げ加算手段)は、クーポン券の出力に関与した販売員における商品の仮想売り上げ値に、クーポン利用購入額を加算することができる。このため、販売員によるクーポン券の出力の程度に応じて、販売員個人の商品の仮想売り上げ値に加算されるクーポン利用購入額が変わり、販売員個人が接客に関する努力は、販売員個人の商品の仮想売り上げ値につながっていくので、実店舗内の販売員の商品の売り上げに関する意欲を一層高めることができる。
また、ネット店舗で商品の購入が行われる可能性が高くすることができ、実店舗とネット店舗とが同一企業の配下にある場合には、企業全体としての商品の売り上げの向上が可能となる。
(変更例1)
また、上述した実施形態は、以下のように変更されてもよい。本変更例では、実施形態で説明した構成、機能と同一の構成、機能の説明は省略し、異なる構成、機能の説明を行う。図6は、本変更例の利用者端末を示す図であり、図7は、本変更例を説明するための補足図である。
実店舗端末1には、各種の情報を表示する表示部(図示せず)が設けられている。実店舗端末1のクーポン制御部1aは、出力部1cにクーポン券を出力させる場合、表示部に、クーポン券を出力する対象の利用者を識別する情報(利用者識別情報)を、入力するように指示する表示を行わせる。ここで、販売員が利用者識別情報が記録されたカードを、利用者から借りて、読みとり部を用いて、上記カードから、利用者識別情報を読みとる。読みとり部により読みとられた利用者識別情報は、クーポン制御部1aに送られる。
クーポン制御部1aは、利用者識別情報を、クーポン識別子等の情報と対応づけて、店舗管理端末2に送信する。店舗管理端末2のクーポン制御部2bは、クーポン識別子等と、利用者識別情報との対応を、クーポン情報テーブルに書き込む。
そして、図6に示すように、利用者端末4は表示部4a、入力部4bを有する。上述の実施形態で説明したように、利用者端末4の表示部4aにおいて、上記ログイン画面が表示され(図7(a−1)参照)、利用者端末4を特定する情報として、利用者識別情報が入力部4bにより入力されると、ネット店舗サーバ3に、送信される。ネット店舗サーバ3のクーポン制御部3bは、上記利用者識別情報に対応する商品識別情報、内容情報の送信要求を、店舗管理端末2に送信する。店舗管理端末2のクーポン制御部2bは、上記送信要求に基づいて、クーポン情報D/B部2cのクーポン情報テーブルを検索して、利用者識別情報に対応するクーポン識別子があり、かつ、クーポン識別子に対応する利用情報に利用日などが含まれているか否かを判断する。利用者識別情報に対応するクーポン識別子がないか、又は、クーポン識別子に対応する利用情報に利用日などが含まれている場合には、店舗管理端末2のクーポン制御部2bは、その旨を示す情報をネット店舗サーバ3に送信する。ネット店舗サーバ3のクーポン制御部3bは、後述の商品購入可能情報を生成しない。
一方、利用者識別情報に対応するクーポン識別子があり、かつ、クーポン識別子に対応する利用情報に利用日などが含まれていない場合には、店舗管理端末2のクーポン制御部2bは、上記クーポン識別子に対応する商品識別情報、内容情報を、ネット店舗サーバ3に送信する。ネット店舗サーバ3のクーポン制御部3bは、商品識別情報、内容情報に基づいて、クーポン券を用いて所定の商品(クーポン券に対応する商品、即ちクーポン利用が可能な商品)を購入することが可能であることを示す商品購入可能情報を、利用者識別情報と対応づけて生成し、利用者端末4に送信する。
利用者端末4の表示部4aは、上記商品購入可能情報(例えば、図7(a−2)に示すクーポン確認画面)を表示する。このクーポン確認画面では、クーポン券を用いて商品を購入することが可能であることを示す情報(○○さん、....お進みください)と、商品名(商品A)と、クーポンの内容(20%引き)と、クーポン券を用いて商品を購入することを選択するための項目(選択項目)と、が表示される。利用者端末4の入力部4bにより、選択項目をチェックする入力を行うと、実施形態で説明したように、利用者端末4の表示部4aにて、ショッピング画面(図7(b)参照)が表示される。ここで、実施形態で説明したように、上記商品の商品識別情報が、購入希望の商品識別情報として、ネット店舗サーバ3に送られると、実施形態で説明したように、利用者端末4の表示部4aにて、ショッピングカート画面(図7(c)参照)、決済画面が表示される。決済画面では、クーポンを利用した商品に関する情報(価格など)、クーポンを利用しない商品に関する情報が表示される。
本変更例によれば、実店舗における出力部1cからクーポン券が出力された場合に、ネット店舗サーバ3のクーポン制御部3bは、商品をクーポン券を用いて購入可能であることを示す商品購入可能情報を、利用者と対応づけて生成し、オンラインショッピングにおいて、利用者による商品購入要求を受け付けた場合、利用者端末4の表示部4a(購入可能情報表示手段)は、利用者に対して、商品購入可能情報を表示する。そして、利用者端末4の入力部4b(購入要求入力手段)には、表示された購入可能情報に対して、クーポン券を用いて商品を利用者が購入することを示す情報の入力(上記選択項目を選択する入力)が可能となるので、クーポン券を用いた商品の購入に関する利用者の操作を簡略化することができる。また、利用者がクーポン券を用いて商品の購入が可能であることを忘れていたような場合でも、自動的に、クーポン券を用いた商品の購入が可能であることの表示ができる。
なお、店舗管理端末2のクーポン制御部2bは、実店舗端末1から、上記利用者識別情報やクーポン識別子等が送信された場合、上記利用者識別情報に対応する商品識別情報、内容情報を、ネット店舗サーバ3に送信するようにしてもよい。そして、ネット店舗サーバ3のクーポン制御部3bは、商品識別情報、内容情報に基づいて、商品購入可能情報を、利用者識別情報と対応づけて生成し、利用者識別情報が利用者端末4から送信されるまで、保持し、利用者識別情報が利用者端末4から送信された場合に、保持していた商品購入可能情報を、利用者端末4に送信するようにしてもよい。この場合には、利用者端末4において、速やかに、商品購入可能情報が表示されることが可能となる。
また、図7(a−2)に示すクーポン確認画面では、上記選択項目が表示されず、クーポン券を用いて購入が可能な商品が自動的に、ショッピングカート画面で表示されるようにしてもよい。そして、ショッピングカート画面で、上記商品の購入を決定するか否かを入力するための項目が表示されるようにしてもよい。
(変更例2)
また、上述した実施形態や変更例1は、以下のように変更されてもよい。本変更例では、実施形態や変更例1で説明した構成、機能と同一の構成、機能の説明は省略し、異なる構成、機能の説明を行う。図8は、本変更例の実店舗端末の構成を示す図である。
実店舗端末1は、図8に示すように、クーポン券の出力回数を、販売員識別子ごとに管理する出力回数管理部1dを有する。この出力回数管理部1dの機能の具体的な説明は以下の通りである。クーポン制御部1aは、出力部1cに対して、クーポン券を利用者に対して出力させると、クーポン券を出力したことを示す情報を、クーポン識別子に対応する販売員識別子とともに、出力回数管理部1dに送る。出力回数管理部1dは、上記販売員識別子に対応する出力回数に1を加算する。このようにして、出力回数管理部1dは、クーポン券の出力回数を、販売員識別子ごとに、計数していく。
売り上げ管理部1bは、店舗管理端末2から、クーポン利用購入額が販売員識別子とともに、送られてきた場合には、上記販売員に対応する商品の仮想売り上げ値に、クーポン利用購入額に応じた額を加算する。
例えば、売り上げ管理部1bは、店舗管理端末2から、クーポン利用売り上げデータが送られてきた場合には、クーポン利用売り上げデータに含まれる販売員識別子に対応する出力回数を取得する。売り上げ管理部1bは、クーポン出力回数と、クーポン利用購入額に乗算する値とが対応づけられたテーブルを参照して、取得した出力回数に対応する乗算値を取得する。そして、売り上げ管理部1bは、クーポン利用購入額に上記乗算値を掛けた額を、上記販売員識別子に対応する商品の仮想売り上げ値に加算する。
本変更例によれば、クーポン券の出力回数を、販売員ごとに管理し、販売員における商品の仮想売り上げ値に対して、クーポン利用購入額と、販売員に対応する出力回数に応じた値とを乗け合わせた額を、加算するので、例えば、販売員が努力した結果,クーポン券の出力回数が大きい場合には、クーポン利用購入額そのまま加算して、出力回数が少ない場合には、クーポン利用購入額の半分の値を加算することにより、販売員の売り上げに関する意欲を一層高めることができる。
なお、実店舗端末1は、販売員の労働時間、残業時間を、販売員識別子ごとに管理する時間管理部(図示せず)を有するようにしてもよい。そして、売り上げ管理部1bは、販売員の労働時間、残業時間と、クーポン利用購入額に乗算する値とが対応づけられたテーブルを参照して、取得した販売員の労働時間、残業時間に対応する乗算値を取得する。そして、売り上げ管理部1bは、クーポン利用購入額に上記乗算値を掛けた額を、上記販売員識別子に対応する商品の仮想売り上げ値に加算するようにしてもよい。
(その他の変更例)
なお、上述した実施形態、各変更例におけるクーポン券は、クーポン識別子が印刷された紙であったが、これに限定されず、クーポン識別子が含まれた電子データであってもよい。即ち、販売員が、入力部を用いて、利用者の利用者端末4のアドレス(例えば、メールアドレス)を入力する。出力部1cは、上記利用者端末4のアドレスに基づいて、クーポン識別子が含まれた電子データを、上記利用者端末4に送信(出力)するようにしてもよい。
また、クーポン券として、クーポン識別子が含まれた電子データは、利用者が所有する非接触ICカードなどに記憶されるようにしてもよいし、いわゆるポイントカードに記憶されるようにしてもよい。
また、販売員が入力部を用いて、クーポン券の有効期限を入力し、店舗管理端末2のクーポンD/B部2cのクーポン情報テーブルにおいて、クーポン識別子には、クーポン券の有効期限が対応づけられるようにしてもよい。そして、ネット店舗サーバ3のクーポン制御部3bは、クーポンを用いた商品の購入が有効であるか否かの判断において、さらに、上記有効期限内であるか否かを考慮し、上記有効期限である場合に、実施形態で示した条件を満たすことにより、クーポンを用いた商品の購入が有効と判断するようにしてもよい。
また、店舗管理端末2のクーポン情報D/B部2cのクーポン情報テーブルにおいて、クーポン識別子には、利用者識別情報が対応づけられるようにしてもよい。そして、ネット店舗サーバ3のクーポン制御部3bは、クーポンを用いた商品の購入が有効であるか否かの判断において、利用者端末4から送られてきた利用者識別情報(ログイン画面に対して入力された利用者識別情報)と、利用者端末4から送られてきたクーポン識別子に対応する利用者識別情報(クーポン情報テーブルに記録されている利用者識別情報)とが一致するか否かを判断し、一致する場合には、実施形態で示した条件を満たすことにより、クーポンを用いた商品の購入が有効と判断し、一致しない場合には、クーポンを用いた商品の購入が有効でないと判断するようにしてもよい。
また、クーポン券による特典内容は、商品の価格に関して利用者に有利となる情報(例えば、20%割り引くなど)に限定されず、商品の購入により、所定数のポイントを利用者に与える(良く知られたポイント還元)ような情報、商品の購入により、利用者に有利なサービスの無料提供や特定の商品の無料提供が行われるような情報であってもよい。
また、上述の複数の実店舗と、ネット店舗とは、同一企業の配下にあってもよいし、それぞれ、異なる企業の配下にあってもよい。また、上述の実施形態、各変更例では、実店舗が複数存在し、ネット店舗は1つである場合の説明を行ったが、これに限定されず、実店舗は1つであってもよいし、ネット店舗は複数であってもよい。
また、上述したクーポン利用購入額を実店舗における商品の仮想売り上げ値に加算する処理を行う装置は、実店舗端末1に限定されず、店舗管理端末2であってもよいし、実店舗端末1及び店舗管理端末2以外の装置であってもよい。
また、実店舗端末1からの売り上げデータや、ネット店舗サーバ3からの売り上げデータは、定期的に店舗管理端末2に送信されてもよいし、不定期に送信されてもよい。
(プログラム)
なお、実施形態、各変更例の実店舗端末1の機能、ネット店舗サーバ3の機能、店舗管理端末2の機能を実行するためのプログラムを、例えば、店舗管理端末2が実行することにより、店舗管理端末2は、店舗管理端末2の機能を実行することができるとともに、店舗管理端末2は、実店舗端末1の機能を実行するための情報を、実店舗端末1に送信して、実店舗端末1が、実店舗端末1の機能を実行できるような状態に設定され、店舗管理端末2は、ネット店舗サーバ3の機能を実行するための情報を、ネット店舗サーバ3に送信して、ネット店舗サーバ3が、ネット店舗サーバ3の機能を実行できるような状態に設定されるようにしてもよい。このようなプログラムによれば、実施形態、各変更例で示した作用効果を奏するクーポン利用システムを、一般的な汎用コンピュータを用いることにより容易に実現できる。
また、実施形態、各変更例の実店舗端末1、ネット店舗サーバ3、店舗管理端末2の機能を実行するための実店舗用プログラム、ネット店舗用プログラム、店舗管理用プログラムを、実店舗端末1、ネット店舗サーバ3、店舗管理端末2が実行することにより、実施形態、各変更例の処理を各端末が行えるようにしてもよい。
また、プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することができる。この記録媒体としては、図9に示すように、例えば、ハードディスク1100、フレキシブルディスク1200、コンパクトディスク1300、ICチップ1400、カセットテープ1500がある。このようなプログラムを記録した記録媒体によれば、プログラムの保存、運搬、販売などを容易に行うことができる。
以上、本発明の実施形態、その変更例の一例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各部の具体的構成等は、適宜変更可能である。また、実施形態やその変更例に記載された作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施形態やその変更例に記載されたものに限定されるものではない。
本実施形態のクーポン利用システムの構成を示す図である。 本実施形態のクーポン利用システムの動作の説明の補足図である。 本実施形態のクーポン利用システムの動作の説明の補足図である。 本実施形態のクーポン情報テーブルを示す図である。 本実施形態のクーポン利用方法を説明するためのシーケンス図である。 変更例1の利用者端末の構成を示す図である。 変更例1のクーポン利用システムの動作の説明の補足図である。 変更例2の実店舗端末の構成を示す図である。 本実施形態、各変更例のプログラムを格納する記録媒体を示す図である。
符号の説明
1…実店舗端末、1a…クーポン制御部、1b…売り上げ管理部、1c…出力部、1d…出力回数管理部、2…店舗管理端末、2a…売り上げ管理部、2b…クーポン制御部、2c…クーポン情報D/B部、3…ネット店舗サーバ、3a…商品販売制御部、3b…クーポン制御部、3c…売り上げ管理部、4…利用者端末、1100…ハードディスク、1200…フレキシブルディスク、1300…コンパクトディスク、1400…ICチップ、1500…カセットテープ。

Claims (5)

  1. 実店舗において、商品の購入に関するクーポン券を、ユーザに対して出力するクーポン情報出力手段と、
    ネットワークを介してユーザによる商品購入要求を受け付けユーザに対して商品販売を実行するオンラインショッピングにより、前記クーポン券を用いて前記商品をユーザが購入する場合、当該購入の額を示すクーポン利用購入額に応じた額を、前記クーポン券に対応する実店舗における商品の仮想売り上げ額に加算する売り上げ加算手段とを有することを特徴とするクーポン利用システム。
  2. 前記クーポン情報出力手段により前記クーポン券が前記ユーザに対して出力され、前記オンラインショッピングにおいて前記ユーザによる商品購入要求を受け付けた場合、前記ユーザに対して、前記クーポン券を用いて前記クーポン券に対応する商品の購入が可能であることを示す購入可能情報を表示する購入可能情報表示手段と、
    表示された購入可能情報に対して、前記クーポン券を用いた前記商品の購入要求を入力する購入要求入力手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のクーポン利用システム。
  3. 前記クーポン情報出力手段は、前記クーポン券を、前記クーポン券の出力に関与した実店舗の販売員と対応づけて、ユーザに対して出力し、
    前記クーポン券に対応する販売員における商品の仮想売り上げ額に、前記販売員に対応するクーポン券によるクーポン利用購入額を加算する販売員売り上げ加算手段を有することを特徴とする請求項1に記載のクーポン利用システム。
  4. 実店舗において、商品の購入に関するクーポン券を、ユーザに対して出力するステップと、
    ネットワークを介してユーザによる商品購入要求を受け付けユーザに対して商品販売を実行するオンラインショッピングにより、前記クーポン券を用いて前記商品をユーザが購入する場合、当該購入の額を示すクーポン利用購入額に応じた額を、前記クーポン券に対応する実店舗における商品の仮想売り上げ額に加算するステップとを有することを特徴とするクーポン利用方法。
  5. 実店舗において、商品の購入に関するクーポン券を、ユーザに対して出力するステップと、
    ネットワークを介してユーザによる商品購入要求を受け付けユーザに対して商品販売を実行するオンラインショッピングにより、前記クーポン券を用いて前記商品をユーザが購入する場合、当該購入の額を示すクーポン利用購入額に応じた額を、前記クーポン券に対応する実店舗における商品の仮想売り上げ額に加算するステップとを有する処理を、コンピュータに実行させるためのクーポン利用プログラム。
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