JP2002169947A - 売上管理装置及びその方法 - Google Patents

売上管理装置及びその方法

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JP2002169947A
JP2002169947A JP2000365721A JP2000365721A JP2002169947A JP 2002169947 A JP2002169947 A JP 2002169947A JP 2000365721 A JP2000365721 A JP 2000365721A JP 2000365721 A JP2000365721 A JP 2000365721A JP 2002169947 A JP2002169947 A JP 2002169947A
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JP2000365721A
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Teruo Aoki
輝夫 青木
Makoto Fujisaka
誠 藤阪
Kino Arai
紀乃 新井
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LAWSON EPLANNING Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮想店舗を利用した消費者が、どの実店舗の
消費者に該当するのか判別することを可能とする。 【解決手段】 消費者Aは、ネットワークNを介して仮
想店舗Cに注文を出す。仮想店舗Cは、登録受付部1、
関連関係生成部2、注文受付部3及び注文情報作成部4
を備える。登録受付部1は、消費者を仮想店舗Cの顧客
として登録する。その際、関連関係生成部2は、消費者
Aが入力する店舗識別情報に対応する実際の店舗B(以
下、実店舗という)と消費者Aとの間に関連関係を生成
する。注文受付部3は、消費者Aから注文を受けつけ、
注文情報作成部4は、受け付けた注文に基づいて、消費
者Aとの間で関連関係を生成された実店舗Bの売上に計
上されるべきであることを示す注文情報を作成し、売上
管理装置Dに送信する。売上管理装置Dに備えられた売
上計上部5は、受信した注文情報に基づいて、仮想店舗
Cの売上を計上するとともに、その売上を実店舗Bの売
上としても計上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
した商取引に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、多くの仮想店舗がネットワーク上
に存在し、これら仮想店舗は、多くの場合、実際に店舗
を有している。各店舗は、仮想店舗において商品を消費
者に販売し、仮想店舗において販売した商品を実際の店
舗(以下、実店舗という)において消費者に受け渡す、
又は、顧客が指定した配送先に配送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、複数の実店舗
が1つの仮想店舗を共有する場合もありうる。このよう
な場合、仮想店舗を利用した消費者が、複数の実店舗の
うち、いずれの実店舗の消費者に該当するのか、判別す
ることが困難であるという問題があった。このため、仮
想店舗の売上を適切に各実店舗に分配することが困難と
なっていた。
【0004】例えば、上記複数の実店舗がフランチャイ
ズ店舗又は連盟関係等を有する店舗であって、複数の店
舗が1つの仮想店舗を共有する場合、仮想店舗を利用し
た消費者が、複数存在する実際の実店舗のうち、いずれ
の実店舗の消費者に該当するのか、判別することが困難
であるという問題があった。各実店舗の品揃えが異なる
場合はこのような問題は生じにくいが、各実店舗の品揃
えが共通している場合に特に生じうる。
【0005】また、仮想店舗で注文された商品を実店舗
等で受け渡す際に、消費者を照会する必要があるが、こ
の照会を円滑に行う必要もある。なお、ネットワーク上
で行う懸賞やアンケートにおいても、同様に商品の受渡
し等の際に消費者を照会する必要がある。
【0006】以上の問題に鑑み、仮想店舗を利用した消
費者が、どの実店舗の消費者に該当するのか判別するこ
とを可能とし、延いては、仮想店舗での売上を適切に実
店舗に配分することを可能にすること、及び商品の受渡
しを円滑にすることが、本発明が解決しようとする課題
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
を介して情報のやり取りを行なう装置または方法を前提
とする。上記問題を解決するために、本発明の1態様に
よれば、ネットワークを介して消費者から商品の注文を
受け付ける仮想店舗の売上を管理する売上管理装置にお
いて、消費者と複数の実店舗のうちの任意の実店舗との
間に関連関係を生成する関連関係生成手段と、仮想店舗
での売上を、注文を出した消費者と関連関係を生成され
た実店舗の売上として計上する売上計上手段と、を備え
る。
【0008】上記構成において、関連関係生成手段は、
消費者によって入力された実店舗を識別する店舗識別情
報に基づいて関連関係を生成することとしてもよい。こ
こで、店舗識別情報として、例えば、店舗名、店舗の電
話番号等が考えられる。これらの情報は、消費者が実店
舗を利用した際に消費者が取得する受領証(レシート)
にしばしば記載されている。
【0009】また、上記構成において、更に、前記注文
された商品を、前記関連関係を有する実店舗に配送する
手配を行う配送手配手段を更に備えることとしても良
い。売上が計上される実店舗に配送手配を行うことによ
り、各実店舗でも受渡し業務を合理的に分配することが
可能となる。
【0010】また、上記構成において、消費者から注文
を受け付けた際に受付番号を消費者に通知する注文受付
手段と、消費者により提示された受付番号に基づいて、
注文を照会する照会手段と、をさらに備えることとして
もよい。これにより、商品の受渡しに実店舗を訪問する
消費者を確認することが可能となる。
【0011】また、上記構成において、消費者に対して
アンケートを実施するとともに消費者が利用する実店舗
の識別情報である店舗識別情報を取得するアンケート実
施手段を更に備え、関連関係生成手段は、アンケート実
施手段が取得した店舗識別情報と、関連関係を生成した
実店舗の店舗識別情報とに基づいて、関連関係を更新す
る、こととしてもよい。消費者の行動範囲は引っ越し、
転職等により、変化することがありうる。しかし、消費
者から自発的にこれらの情報を通知されることはあまり
期待できない。上記のように構成することにより、アン
ケートを実施することにより、消費者が現在利用してい
る実店舗に関する情報を収集し、収集した情報に基づい
て、関連関係を更新する。これにより、消費者の最近の
行動範囲に則した実店舗での商品の受渡しを実現するこ
とが可能となる。
【0012】また、上記構成において、消費者に先に受
付番号を通知し、受渡し時に消費者から提示されるその
受付番号に基づいて消費者を照会している。ここで、受
付番号は、先に前記消費者が有する消費者端末に送信さ
れ、、受付番号の提示は、消費者端末から実店舗に備え
られた店舗端末に受付番号を無線通信或いは有線通信を
用いて送信することにより行われることとしてもよい。
また、受付番号は、前記消費者が有する携帯情報端末に
送信され、受付番号の提示は、消費者端末に備えられた
出力部にを用いて受付番号を含む情報を出力することに
より行われることとしてもよい。さらにまた、受付番号
の提示は、店舗に備えられたマルチメディア端末に消費
者が受付番号を入力することにより行われることとして
もよい。いずれによっても、消費者を確認しつつも円滑
な商品の受渡しが可能となる。
【0013】また、本発明の別の態様によれば、ネット
ワークを介してアンケートを実施するアンケート実施装
置において、消費者が店舗において取得した店舗識別情
報を含む情報を消費者から取得し、消費者に対してアン
ケートを実施するアンケート実施手段と、店舗識別情報
を含む情報を備える特典券を識別する特典券番号を消費
者に配信する特典券配信手段と、店舗識別情報に対応す
る店舗から特典券に備えられた舗記識別情報を含む情報
特典券番号を受信し、受信した情報特典券番号に基づい
て前記特典券を照会する照会手段とを備える。ネットワ
ーク上で行うアンケートにおいても、商品の受渡し等の
際に消費者を照会することが可能となる。
【0014】また、さらなる別の態様によれば、ネット
ワークを介して懸賞を実施する懸賞実施装置において、
消費者が店舗において取得した店舗識別情報を含む情報
を前記消費者から取得し、前記消費者に対して懸賞を実
施する懸賞実施手段と、取得した店舗識別情報を含む情
報に基づいて、前記消費者が前記店舗の利用者であるこ
とを確認し、確認結果に基づいて前記懸賞の当選者を選
定し、前記当選者に当選者を識別する当選者識別情報を
通知する当選者選定手段と、店舗識別情報に対応する店
舗に前記当選者への前記懸賞の商品を配送する手配をす
る配送手配手段と、店舗識別情報に対応する店舗から前
記当選者識別情報を受信し、受信した前記当選者識別情
報に基づいて前記当選者を照会し、照会の結果に基づい
て前記商品を受け渡す指示を前記店舗に送信する照会手
段と、を備える。これにより、ネットワーク上で行う懸
賞においても、商品の受渡し等の際に消費者を照会する
ことが可能となる上述した各構成により行われる機能と
同様の制御をコンピュータに行わせるプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体から、そのプ
ログラムをコンピュータに読み出させて実行させること
によっても、前述した課題を解決することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。なお、同じ装置等には同じ参
照番号をつけ、説明を省略する。本発明は、ネットワー
クNを介して情報をやり取りする装置及び方法を前提と
する。図1は、本発明の第1実施形態に係わる流通シス
テムの構成を示す。図1に示すように、ネットワークN
を介して消費者Aの端末TA、仮想店舗C及び売上管理
装置Dとが接続されている。
【0016】消費者Aの端末TAとして、設置型の情報
処理装置及び電話、並びに携帯電話、PHS、電子手
帳、ICカード、パームトップやノート型コンピュータ
等の携帯情報端末等が考えられる。また、実店舗Bの端
末TBとして、例えば、POS(Point Of Sales)レジ
スタ(レジともいう)、マルチメディア端末等が考えら
れる。ここで、マルチメディア端末とは、街頭、店頭等
に設置された、任意の者が操作し、ネットワークを介し
て情報の授受を行うことができる端末を言い、入力部、
表示部、印刷部、ネットワーク接続部等を備える。ま
た、表示部がタッチセンサーとなっており、表示部が入
力部を兼ねるマルティメディア端末もある。なお、この
マルティメディア端末はKIOSK端末とも呼ばれる。
【0017】消費者Aは、実店舗Bにおいて商品を購入
する。また、ネットワークNを介して仮想店舗Cにおい
て商品Xを注文し、注文した商品Xを実店舗Bで受け取
る。消費者Aは、仮想店舗Cを利用するに先立って、実
店舗Bにおいて受け取った商品、受領証(以下、レシー
トという)等に添付された店舗識別情報を用いて仮想店
舗Cにアクセスし、仮想店舗Cの顧客として登録するこ
とにより、実店舗Bと関連付けられている。店舗識別情
報として、例えば、店舗名、実店舗Bの電話番号又は、
実店舗Bに固有な店舗番号等が考えられる。 端末TA
が携帯電話や簡易型携帯電話(PHS)の場合、消費者
Aは、これら向けの情報サービスを用いて顧客登録及び
商品の注文を行うこととしても良い。携帯電話向けの情
報提供サービスとして、例えばiモード(NTTDoC
oMoの登録商標)が知られている。また、簡易型携帯
電話(PHS)向けの同様のサービスとして、例えば、
H''(エッジ)等が知られている。
【0018】また、消費者Aは、実店舗Bから情報処理
装置で読み取り可能な可搬記録媒体を受け取り、可搬記
録媒体に格納されたブラウザを用いて顧客登録及び商品
注文を行うこととしても良い。実店舗Bは、店頭におい
て商品を消費者Aに販売する。販売の際、実店舗Bは消
費者Aにレシートを渡す。また、仮想店舗Cに登録する
際に用いる店舗識別情報や記録媒体等を消費者Aに与え
る。さらに、実店舗Bは、仮想店舗Cを利用した消費者
Aが注文した商品を受渡しに訪れた際に、売上管理部装
置Dに消費者Aを照会した結果、確認された消費者Aに
売上管理部装置Dから手配された商品を受け渡す。
【0019】仮想店舗Cは、ネットワークNを介して消
費者Aに商品を提示し、消費者Aから注文を受け付け、
注文を出した消費者Aに関連付けられている実店舗Bに
対応する注文情報を作成し、作成した注文情報を売上管
理装置CDに送信する。仮想店舗Cは、登録受付部1、
注文受付部3、注文情報作成部4、ユーザ属性データベ
ース(以下、データベースをDBという)10、商品D
B11を備える。
【0020】登録受付部1は、消費者Aから仮想店舗C
の顧客として登録する登録情報を受け付け、消費者Aに
消費者を識別する消費者識別情報及び暗証情報を通知す
る。さらに、登録受付部1は受け付けた登録情報、消費
者識別情報及び暗証情報をユーザ属性DB10に格納す
る。登録情報は、消費者Aの個人情報及び消費者Aが商
品を受け取る店舗Bを識別する店舗識別情報を含む。登
録受付部1は、関連関係生成部2を備える。関連関係生
成部2は、登録情報に含まれる店舗識別情報に基づいて
消費者Aと実店舗Bとの関連関係を生成する。より具体
的には、消費者Aの登録情報に含まれる店舗識別情報に
よって特定される実店舗Bを、消費者Aが商品を受取る
実店舗Bとする。このように消費者Aとの間で関連関係
を生成された実店舗Bを消費者Aの登録店舗という。
【0021】注文受付部3は、商品DB11を参照し、
ネットワークNを介してアクセスする消費者Aに商品を
提示し、消費者Aから注文を受け付ける。注文情報作成
部4は、ユーザ属性DB10から注文を出した消費者に
対応する登録情報を取得し、取得した登録情報に含まれ
る実店舗Bの店舗識別情報及び注文受付部3が受け付け
た注文に基づいて、注文情報を作成し、売上管理装置D
に送信する。
【0022】売上管理装置Dは、実店舗B及び仮想店舗
Cの売上を管理する。売上管理装置Dは、売上計上部
5、配送手配部6、照会部7、仮想店舗売上DB12及
び実店舗売上DB13を備える。売上計上部5は、仮想
店舗Cの注文情報作成部4から受信した注文情報に基づ
いて、仮想店舗Cの売上を、注文を出した消費者Aと関
連関係を有する実店舗Bの売上としても計上し、仮想店
舗売上DB12及び実店舗売上DB13に格納された仮
想店舗C及び実店舗Bの売上に関する情報を更新する。
これにより、仮想店舗Cの売上を適切に実店舗Bに配分
することを可能とする。
【0023】配送手配部6は、注文を出した消費者Aと
関連関係を有する実店舗Bに、注文された商品を配送す
る手配を行うとともに、実店舗Bに、注文の注文番号、
消費者Aの氏名及び電話番号、引渡す商品等を含む受渡
情報を通知する。この受渡情報は、店舗Bにおいて、商
品を受け渡す相手の身元を確認する必要が生じた場合に
有用となる。照会部7は、実店舗Bの端末TBから注文
番号を受信し、受信した注文番号を用いて注文を確認す
る。
【0024】照会部7は、照会の結果、受付番号に対応
する注文を確認できた場合であって、かつ、まだ注文さ
れた商品の受渡しが済んでいない場合、端末TBに注文
番号に対応する売上情報を通知するとともに、注文に対
応する商品を受け渡すよう指示する。そうでない場合、
注文が確認できないか又は商品の受渡し済みである旨を
通知する。
【0025】以下、図2から図5を用いて各DB10か
ら13が格納する情報について説明する。図2に、ユー
ザ属性DB10のデータベース構造の一例を示す。ユー
ザ属性DB10は、各消費者について、例えば、氏名、
住所、電話番号、電子メールアドレス、生年月日、性別
等の個人情報及び消費者と関連付けられた実店舗Bの店
舗識別情報(以下、登録実店舗識別情報という)を格納
する。これらの情報は、消費者Aを顧客として登録する
際に取得した登録情報に基づいて、登録受付部1によっ
て格納される。
【0026】図3に、商品DB11のデータ構造の一例
を示す。商品DB11は、仮想店舗C(ネットワーク上
のサイト)で販売される各商品について、商品を識別す
る商品識別情報(以下、商品コードという)、アイテム
名、単価、画像情報及び商品を案内する案内情報等を格
納する。商品コードとして、例えば、JAN(JapanArt
icle Number)コード等が考えられる。これら情報を予
め商品DB11に格納され、随時、例えば、価額変更が
あった場合や商品の入れ替えがあった場合等に更新され
る。
【0027】図4に、仮想店舗売上DB12のデータベ
ース構造の一例を示す。仮想店舗売上DB12は、仮想
店舗Cで受け付けた各注文について、注文を出した消費
者Aに対応する登録実店舗識別情報、注文の受付番号、
商品コード、アイテム名、単価、注文された商品の数
量、注文された商品の合計金額及び受渡し済みか否かを
示すフラグを格納する。フラグ以外の情報は、仮想店舗
Cから送信される注文情報に基づいて、売上管理部Dの
売上計上部5によって格納される。登録店舗識別番号
は、注文をした消費者Aに対応する登録店舗識別番号で
ある。受付番号は、各注文に対して注文情報作成部4に
よって付される。図4等において、例として受付番号は
「R××××」で示されている。商品コード、アイテム
名、単価、数量及び合計金額は、消費者Aからの注文に
基づく。フラグは、注文受付時に「0(オフ)」とし、
受け渡しが済んだ場合に照会部7が「1(オン)」とす
る。
【0028】図5に、実店舗売上DB13のデータベー
ス構造の一例を示す。実店舗売上DB13は、各実店舗
B毎に編集され、店頭での販売及び仮想店舗Cでの販売
(注文)のうち、その実店舗を登録実店舗とする消費者
Aの販売(注文)に係わる売上情報を格納する。図5で
は、例として1つの実店舗についての売上情報を示す。
売上情報は、店舗識別情報、レジ番号、受付番号(レシ
ート番号)、販売年月日時刻、商品コード、アイテム
名、単価、数量、合計金額、現金とクレジットの別及び
受渡し済みを示すフラグを含む。売上情報は、各実店舗
Bから店頭で販売等が行われる場合は、販売毎に各取引
の内容に従って実店舗Bにおいて生成される売上情報に
基づいて、売上管理装置Dの売上管理部5によって格納
される。実店舗での販売に係わる売上情報には、店頭で
の販売であることを示すレジ番号が付される。レジ番号
は、実店舗に設置されたレジを識別する情報である。レ
シート番号は、各レジで発行されたレシートを識別する
番号である。図5において、例として、レジ番号は「T
××××」として示され、レシート番号は数字で示され
ている。また、店頭での販売の場合、フラグは原則的に
最初から「1(オン)」である。
【0029】また、仮想店舗Cで販売等が行われる場合
は、仮想店舗Cの注文情報作成部3によって作成される
注文情報に基づいて、売上情報が売上計上部5によって
格納される。仮想店舗Cでの販売(注文)に係わる売上
情報には、レジ番号はなく、レシート番号の代わりに受
付番号が付される。フラグは、仮想店舗Cでの売上であ
る場合、最初は「0(オフ)」であるが、受渡しが済ん
だ場合に照会部7が「1(オン)」とする。
【0030】以下、流通システムが行う処理について説
明する。まず、図6を用いて流通システムで行う処理の
大まかな流れについて説明する。図6において、矢印の
方向は、どこからどこへ情報が通知されるのか又は、何
が何に対して処理を行うかを示す。
【0031】最初に、登録対象となる消費者Aは、実店
舗Bに出向く(矢印(1))。例えば、実店舗Bで商品
を購入する等するために出向く。実店舗Bは、実店舗B
の店舗識別情報を記載したラベルや、店舗識別情報を格
納した記録媒体を配布する(矢印(2))。この際、ブ
ラウザが格納された記録媒体も配布することとしても良
い。消費者Aは、端末TAを用いて仮想店舗Cにアクセ
スし、消費者Aの個人情報及び実店舗Bの店舗識別情報
を送信し、顧客として登録する(矢印(3))。この
際、消費者Aは、配布されたブラウザを用いてアクセス
することとしても良い。
【0032】仮想店舗Cは、登録された消費者Aに消費
者識別情報及び暗証情報を付し、受信した情報とともに
ユーザ属性DB10に格納するとともに、消費者識別情
報及び暗証情報を消費者Aに通知する。以後、仮想店舗
Cは、消費者識別情報及び暗証情報を用いてアクセスし
てきた消費者Aに対して、ログインすることを承認する
(矢印(4))。仮想店舗Cは、商品DB11に格納さ
れた情報を消費者Aに提供し、消費者Aは、商品を注文
する(矢印(5))。仮想店舗Cは、消費者Aに受け付
けた注文を確認し、受け付けた注文を識別する受付番号
を消費者Aに通知する(矢印(6))。
【0033】仮想店舗Cは、消費者Aの登録実店舗Bの
店舗識別情報、及び注文の内容に基づいて、注文情報を
作成し、作成された注文情報を売上管理装置Dに送信す
る(矢印(7))。売上管理装置Dは、注文情報に基づ
いて仮想店舗の売上を計上し、仮想店舗売上DB12に
注文の内容を格納するとともに、仮想店舗Cの売上を登
録実店舗Bの売上としても計上し、実店舗売上DB13
に注文の内容を格納する(矢印(8))。売上管理装置
Dは、注文情報に基づいて注文された商品を登録実店舗
Bに配送するよう手配し、受渡情報を登録実店舗Bに通
知する(矢印(9))。
【0034】消費者Aは、登録実店舗Bにおいて受付番
号を提示し(矢印(10))、実店舗Bは、提示された
受付番号を売上管理装置Dに送信する(矢印(1
1))。売上管理装置Dは、受付番号を用いて仮想店舗
売上DB12を参照することにより、受付番号に対応す
る注文を照会し、照会結果を実店舗Bに通知する(矢印
(12))。照会の結果に基づいて、実店舗Bにおいて
消費者Aに注文された商品を受け渡す(矢印(1
3))。
【0035】このようにして、本システムにおいて、消
費者Aをある実店舗Bに登録し、消費者Aが仮想店舗C
に注文した場合の売上を登録された実店舗Bの売上とし
て計上するとともに、注文された商品をその実店舗Bに
おいて消費者Aに受け渡すことを可能とする。
【0036】続いて、流通システムが行う処理を、消費
者を登録するまで、登録後、注文を受け付けて注文情報
を作成するまで、及び注文された商品を消費者に受け渡
すまで、の3段階に分けて、より詳細に説明する。最初
に、図7を用いて消費者が仮想店舗Cの顧客として登録
するまでの処理について説明する。消費者Aは、実店舗
Bに出向く(ステップS10)。例えば、買物に出かけ
る。実店舗Bは、消費者Aに店舗識別情報を記載した
物、例えば、ラベル、カード、紙片等を渡す(ステップ
S12)。このとき、情報処理装置で読み取り可能な可
搬記録媒体も渡すこととしても良い。可般記録媒体に
は、仮想店舗Cにアクセスして商品を注文することがで
きるブラウザ(オリジナルブラウザでもよい)が格納さ
れている。
【0037】消費者Aは、端末TAを用いて、仮想店舗
Cにアクセスし、消費者Aの個人情報及び店舗識別情報
を入力し、本システムの顧客として登録する(ステップ
S14)。なお、店舗識別情報は、端末TAに店舗名等
からなる選択肢を出力し、その中から選択させることに
より取得することとしても良い。実店舗Bから可搬記録
媒体を渡されている場合、アクセスする際に可搬記録媒
体に格納されたブラウザを用いることとしても良い。
【0038】仮想店舗Cの登録受付部1は、消費者Aが
入力した情報をユーザ属性DB10に格納する。関連関
係生成部2は、消費者Aが入力した店舗識別情報に基づ
いて、消費者Aが店舗識別情報を取得した実店舗Bを、
消費者Aに商品Xの受け渡しを行う実店舗(以下、登録
実店舗という)とし、登録実店舗の店舗識別情報を登録
実店舗識別情報としてユーザ属性DB10に格納する
(ステップS16)。消費者Aと登録実店舗Bは関連関
係を有し、消費者Aが仮想店舗Cで商品を注文すると、
その際の売上は登録実店舗Bの売上として計上される。
登録受付部1は、消費者識別情報及び暗証情報を生成
し、ユーザ属性DB10に格納するとともに、消費者A
に生成した消費者識別情報及び暗証情報を通知する(ス
テップS18)。以後、消費者は通知された消費者識別
情報及び暗証情報を用いて仮想店舗Cにアクセスし、商
品の注文を行う。
【0039】次に、図8を用いて消費者Aが商品の注文
を仮想店舗Cに出してから、注文に基づいて注文情報を
作成するまでの処理について説明する。まず、消費者A
は消費者識別情報及び暗証情報を用いて仮想店舗Cにア
クセスする(ステップS20)。仮想店舗Cは、受信し
た消費者識別情報及び暗証情報を用いてユーザ属性DB
10を参照することにより、消費者Aを確認する(ステ
ップS22)。消費者Aを確認できなかった場合(ステ
ップS22:No)、ステップS20戻る。消費者Aを
確認できた場合(ステップS22:Yes)、仮想店舗
Cの注文受付部3は、商品DB11を参照し、販売する
商品についての情報を消費者Aに提供する(ステップS
24)。
【0040】消費者Aは、注文したい商品を選択し、注
文したい数量を入力する(ステップS26)。注文した
い商品が複数ある場合、消費者Aは、ステップS26の
処理を繰り返す。全ての商品の注文が終わると、消費者
Aは注文を仮想店舗Cに送信する(ステップS28)。
注文受付部3は、受信した注文に受付番号を付し(ステ
ップS30)、その受付番号を消費者Aに通知するとと
もに、登録実店舗Bに出かけて商品の受け渡しをするよ
う消費者Aに指示する(ステップS32)。
【0041】注文情報作成部4は、消費者Aがアクセス
時に入力した消費者識別情報を用いてユーザ属性DB1
0を参照し、消費者Aの登録実店舗識別情報を取得し、
受信した注文に登録実店舗識別情報及び仮想店舗Cの店
舗識別情報を付して注文情報を作成し、売上管理装置D
に送信する(ステップS34)。
【0042】続いて、図9を用いて売上を計上し、商品
を消費者に受け渡すまで処理について説明する。まず、
注文情報を受信した売上管理装置Dの売上計上部5は、
注文情報に含まれる仮想店舗識別情報に基づいて、注文
情報に含まれる売上に関する情報を仮想店舗売上DB1
2に格納し、仮想店舗Cの売上を計上する(ステップS
40)。
【0043】続いて、売上計上部5は、注文情報に含ま
れる登録実店舗識別情報に基づいて、注文情報に含まれ
る売上に関する情報を実店舗売上DB13に格納し、登
録実店舗識別情報に対応する実店舗Bの売上として、仮
想店舗の売上を計上する(ステップS42)。
【0044】配送手配部6は、各注文情報を取りまと
め、注文情報に基づいて注文された商品を登録実店舗識
別情報に対応する実店舗Bに配送するよう手配するとと
もに、実店舗Bに、注文の受付番号、消費者Aの氏名、
電話番号、商品の商品コード及び数量を含む受渡情報を
通知する(ステップS44)。
【0045】仮想店舗Cで注文をした消費者Aは、通知
された受付番号を登録実店舗Bの店頭で提示する(ステ
ップS46)。実店舗Bの端末TBは、実店舗Bの店舗
識別情報とともに提示された受付番号を売上管理装置D
に送信する(ステップS48)。売上管理装置Dの照会
部7は、受信した店舗識別情報及び受付番号を用いて実
店舗売上DB13を参照し、同じ店舗識別情報及び受付
番号を持つ売上情報を検索することにより、注文を確認
する(ステップS50)。同じ店舗識別情報及び受付番
号を持つ売上情報が無ければ(ステップS50:N
o)、該当する注文が無い旨を端末TBに通知し(ステ
ップS60)、処理を終了する。これにより、消費者A
が正しい受付番号をもって、正しい登録実店舗に出向か
なければ、商品の受け渡しができないことになる。
【0046】同じ店舗識別情報及び受付番号を持つ売上
情報を取得すると(ステップS50:Yes)、照会部
7は、さらに、取得した売上情報で受渡し済みを示すフ
ラグが「1(オン)」になっているか否か判定する(ス
テップS52)。この判定は、受渡し済みでなかった場
合(ステップS52:No)、登録実店舗Bに注文され
た商品及び数量を通知し、商品を消費者Aに受け渡すよ
うに指示し(ステップS54)、指示に基づいて実店舗
Bの店員は、商品を受け渡す(ステップS56)。さら
に、照会部7は、実店舗売上DB13に格納された注文
に対応する売上情報の受渡し済みのフラグを「1(オ
ン)」にするとともに、仮想店舗売上DB12に格納さ
れた同じ受付番号を含む売上情報のフラグを「1(オ
ン)」にし(ステップS58)、処理を終了する。商品
を受渡し済みであった場合(ステップS52:Ye
s)、その旨を端末TBに送信し(ステップS60)、
処理を終了する。
【0047】なお、商品の代金の取得はいくつかの方法
が考えられる。例えば、仮想店舗Cで注文を受け付ける
際にクレジットカード番号又は金融機関の口座番号を取
得し、取得した情報に基づいて代金を引き落とすことと
しても良い。また、実店舗Bの店頭で現金払い、クレジ
ットカード払い又はデビットカード払いすることとして
も良い。
【0048】図9のステップS46からS50での受付
番号の提示及び照会の手順は、いくつの考えられる。以
下、消費者Aに受付番号を提示してから商品を消費者A
に受け渡すまでの処理について説明する。なお、図9は
主として例1に則している。 ・例1 消費者Aの端末TAがネットワークNに接続する機能及
び実店舗Bの端末TBと情報を送受信する機能を有する
携帯情報端末である場合、図8のステップS32で、仮
想店舗Cの注文情報作成部4は、電子メールを用いて受
付番号等を消費者Aに通知する。消費者Aは、図9のス
テップS46で、登録実店舗Bの店頭において端末TA
に備えられた情報送受信部(不図示)を用いて、実店舗
Bの端末TBに情報を送信することにより受付番号の提
示を行う。
【0049】なお、端末TA及びTB間の通信は、有線
であっても無線であってもよい。無線通信として、例え
ば、電磁波通信並びに赤外線通信及びレーザ光通信のよ
うな光通信等が考えられる。赤外線を用いて情報を送受
信する場合、通信方式として、例えば、IrDA(Infr
ared Data Assosication)、IrTA(Infrared Termi
nal Adaptor)、IrTran−P(Infrared Transfer
Picture)が考えられる。例えば、店舗Bの端末TBが
POSレジスタである場合、POSレジスタは多くの場
合に赤外線通信機能を備えているため、本サンプリング
管理システムを導入する際に要するコストを安価に抑え
ることが可能となる。また、電波を用いて情報を送受信
する場合、通信方式として、Bluetooth及びHomeRF等が
考えられる。電磁波を用いた無線通信の場合、通信可能
距離が10メートル程度と比較的長いため、端末TBと
携帯情報端末TAとをそれほど近接させなくともよいと
いう利点がある。 ・例2 消費者Aの端末TAがネットワークNに接続する機能及
び表示機能を有する携帯情報端末である場合、図8のス
テップS32で、仮想店舗Cの注文情報作成部4は、受
付番号を含む情報を表示する画像を電子メールに添付
し、画像を携帯情報端末に表示させて実店舗Bの店頭で
提示するよう消費者Aに指示する。消費者Aは、図9の
ステップS46で、登録実店舗Bの店頭において画像を
提示することにより受付番号の提示を行う。なお、不正
コピーを防ぐために画像に電子透かし等の処理を施すこ
ととしても良い。また、端末TAがさらにJavaに対
応する機能を有する場合、受付番号を含む情報をJav
aアプリケーション等とともに端末TAに送信すること
とし、Javaアプリケーションを実行させることによ
り受付番号の提示を行うこととしても良い。 ・例3 消費者Aの端末TAがネットワークNに接続する機能を
有しない携帯情報端末である場合、例えば、接触又は非
接触の磁気カード又はICカード等である場合、消費者
Aは、図8のステップS32で、仮想店舗Cの注文情報
作成部4が通知する受付番号を、ネットワークに接続す
る機能を有する別の端末TA'を用いて受信し、受信し
た受付番号を不図示のカードライタを用いてカードに記
憶させる。図9のステップS46で、消費者Aは、登録
実店舗Bの店頭においてカード(端末TA)を提示し、
実店舗Bの端末TBは、カードから受付番号を読み取る
ことにより、受付番号を取得する。 ・例4 また、例えば、店舗Bの端末TBがマルチメディア端末
である場合、消費者Aは端末TBを操作することができ
る。この場合も、例1とほぼ同様の手順であるが、以下
の点が異なる。
【0050】図9のステップS46において、端末TA
から受付番号を端末TBに送信する代わりに、端末TB
の入力部を用いて消費者Aが入力する。図9のステップ
S54の受渡し指示を受けると、端末TBに備えられた
印刷部は、受付番号を表記した受付証を印刷するととも
に、消費者に受付証を実店舗の店員に提示するよう指示
する。ステップS52の受渡しの際に、消費者Aは、受
付証を店員に渡す。 ・例5 消費者Aの端末TAに印刷部が備えられている場合、仮
想店舗Cから通知された電子メール又は電子メールに添
付された画像を印刷した印刷物を、実店舗Bの店頭にお
いて提示することとしても良い。この場合も、例1とほ
ぼ同様の手順であるが、以下の点が異なる。
【0051】図9のステップS46で消費者Aは、印刷
された電子メール等を登録実店舗Bの店頭で店員に提示
する。提示を受けた店員は、端末TBに受付番号を入力
する。 ・例6 消費者Aは、通知された受付番号を口頭で登録実店舗B
の店員に伝えることにより、提示することも可能であ
る。この場合も、例1とほぼ同様の手順であるが、以下
の点が異なる。
【0052】ステップS46で消費者Aは、口頭で受付
番号を店員に伝える。店員は、端末TBに受付番号を入
力する。 ・例7 例1から例6において、売上管理装置Dが照会部7を備
えることとして説明した。しかし、照会部7を端末TB
に備えることとしても良い。この場合、なお、例1から
例6と同様にして、店員又は消費者Aは、端末TBに受
付番号を入力する。実店舗Bの端末TBの照会部7は、
不図示のデータベースに格納された受渡情報と受付番号
とを用いて図9のステップS50からS60の処理を行
う。
【0053】このようにして、仮想店舗Cで注文された
商品を実店舗Bで消費者Aに受け渡す際に、消費者Aの
照会を円滑に行うことができる。第1実施形態によれ
ば、消費者Aを実店舗Bと関連付けることにより、仮想
店舗Cでの販売を適切に実店舗Bの売上として計上する
ことを可能とする。第2実施形態では、アンケート又は
懸賞を実施するアンケート結果を分析することにより、
消費者Aの購入動向を把握し、実店舗Bの客層及び品揃
えについて考慮する資料を取得することも可能とする。
【0054】続いて、第2実施形態について説明する。
図10に、第2実施形態に係わる流通システムの構成を
示す。第2実施形態に係わる流通システムにおいて、ネ
ットワークNを介して消費者Aの端末TA、実店舗Bの
端末TB及びアンケート実施装置Eが接続されている。
端末TA及びTBは第1実施形態と同様である。
【0055】消費者Aは、実店舗Bで商品を購入した際
に、アンケート期間中、アンケート対象であることを示
すレシート(以下、特定レシートという)を取得する。
アンケート対象であることは、例えば、レシートの裏面
に記載することとしても良い。消費者Aは、端末TAを
用いてアンケート実施装置Eにアクセスし、特定レシー
トに記載された情報を入力するとともにアンケートに回
答する。その報酬として、アンケート実施装置Eから特
典券の配信を受ける。特典券として、例えばある商品の
引換券又は購入金額の割引券等が考えられる。
【0056】実店舗Bは、商品を購入した消費者Aに特
定レシートを与える。なお、特定レシートを与える条件
として、例えば、ある期間に購入、ある商品を購入、あ
る性別、ある年齢等様々な条件が考えられる。特定レシ
ートには、店舗名、店舗電話番号、レジ番号、レシート
番号、買い上げ金額等が記載されている。なお、これら
の情報は通常のレシートにもしばしば記載されている。
店舗名又は店舗電話番号によってレシートを発行した実
店舗Bを識別し、レジ番号によって、そのレシートを発
行したレジを識別することが可能である。レシート番号
は、多くの場合、連番となっている。従って、店舗名
(又は店舗識別番号)、レジ番号及びレシート番号に基
づいて、レシートを識別することが可能である。
【0057】アンケート実施装置Eは、アンケート実施
部20、集計部21、特典券配信部22、照会部7'及
び応募者DB23を備える。アンケート実施部20は、
アクセスしてきた消費者Aに対して、特定レシートに記
載された情報を入力するよう指示するとともにアンケー
トを実施する。アンケート実施部20は、アンケート実
施結果を応募者DB23に格納する。
【0058】集計部21は、応募者DB23に格納され
たアンケート実施結果を集計する。特典券配信部22
は、応募者(消費者Aでもある)に、特典券を識別する
特典券番号を添付して、アンケート協力のお礼及び特定
レシートを取得した実店舗Bで特典を受けることができ
る旨を配信する。また、特典券配信部22は、各実店舗
Bに対して、その実店舗Bにおいて特定レシートを取得
した応募者についての情報である応募者情報を配信す
る。実店舗Bの店頭において応募者から特典券番号の提
示を受けると、照会部7'は、特典券番号に基づいて、
特典券を確認する。基本的な機能は第1実施形態で説明
した照会部7と同様である。
【0059】以下、図11を用いて応募者DB23のデ
ータベース構造について説明する。応募者DB23は、
各アンケート実施結果について、応募者が特定レシート
を取得した実店舗Bの店舗識別情報、レジ番号、応募者
の氏名、電話番号、電子メールアドレス、参加するイベ
ントを識別するイベント識別情報、アンケートの各問い
に対する回答、特典券番号及び特典券が使用されたか否
を示すフラグを格納する。特典券番号及びフラグ以外の
情報は、応募者が入力する情報に基づいて、アンケート
実施部20によって格納される。特典券番号は、送信さ
れた情報に回答漏れが無いことを確認した各応募者に、
アンケート実施部20が付す。フラグは、応募者情報を
格納する当初は「オフ(0)」であるが、特典券が店頭
で提示された場合に照会部7'により「オン(1)」に
更新される。
【0060】以下、図12を用いて第2実施形態に係わ
るシステムで行う処理の大まかな流れについて説明す
る。図6と同様に図12においても、矢印の方向は、ど
こからどこへ情報が通知されるのか又は、何が何に対し
て処理を行うかを示す。最初に、登録対象となる消費者
Aは、実店舗Bで商品を購入する(矢印(1))。実店
舗Bは、特定レシートを消費者Aに与える(矢印
(2))。消費者Aは、端末TAを用いてアンケート実
施装置Eにアクセスし、消費者Aの個人情報及び特定レ
シートに記載された実店舗Bの店舗識別情報やレジ番号
等を入力し、アンケートに回答する(矢印(3))。
【0061】アンケート実施装置Eは、送信された情報
に回答漏れがないことを確認し、漏れがなければ、アン
ケートに応募することを承認し、アンケート協力のお礼
を応募者に通知する(矢印(4))。続いて、アンケー
ト実施装置Eは、アンケート実施結果を応募者DB23
に格納するとともに、各応募者に与えられる特典券を識
別する特典券番号を付す((5))。なお、特典券番号
は、応募者毎及びイベント毎にユニークとしてもよい。
これは、応募者が複数のイベントに応募する場合でも、
応募者に与える特典券を識別することができるようにす
るためである。以上のようにしてアンケートを実施し、
アンケート期間が経過した後、アンケート実施装置E
は、応募者DB23に格納されたアンケート実施結果を
集計し((6))、アンケート協力のお礼とともに特典
券番号を応募者に配信する(矢印(7))。また、アン
ケート実施装置Eは、各実店舗Bに対して、その実店舗
Bにおいて特定レシートを取得した応募者の応募者情
報、例えば氏名及び電話番号等を配信する(矢印
(8))。これは、必要が生じた場合に、応募者を確認
できるようにするためである。
【0062】応募者は、実店舗Bの店頭において特典券
番号を提示する(矢印(9))。端末TBは、提示され
た特典券番号をアンケート実施装置Eに送信する(矢印
(10))。アンケート実施装置Eは、特典券番号を用
いて特典券を照会し、照会結果を実店舗Bの端末TBに
送信する(矢印(12))。照会結果に基づいて、実店
舗Bは特典を応募者に与える(矢印(13))。
【0063】このようにして、本システムにおいて、特
定レシートを用いてアンケートを実施することにより、
実店舗毎にアンケート結果を集計すること等が可能とな
る。また、応募者は、アンケートに回答する対価として
特典を取得することができる。
【0064】以下、本システムで行う処理をより詳しく
説明する。まず、図13を用いて応募者に対してアンケ
ートを実施する処理について説明する。図13に示す処
理は、図12の矢印(3)から矢印(7)に相当する。
まず、消費者Aは、実店舗Bの店頭で特定レシートを取
得し、卓上の端末又は携帯電話等の携帯情報端末TAを
用いて、特定レシートに記載されているアクセス要領に
基づいてアンケート実施装置Eにアクセスする(不図
示)。アンケート実施装置Eのアンケート実施部20
は、応募者からのアクセスがあると(ステップS7
0)、応募者の端末TAにアンケート応募に際してのガ
イドラインを出力する(ステップS72)。ガイドライ
ンとして、例えば、端末TAが卓上の電話や携帯電話
(PHS等の簡易型携帯電話も含む)等である場合、ア
ンケート回答が「はい」の場合は数字キーの「1」を押
下し、「いいえ」の場合は数字キーの「3」を押下し、
アンケートを終了する場合は「#」を押下する等のキー
操作等が考えられる。
【0065】続いて、応募者は応募者情報を入力し、ア
ンケート実施部20は、入力された応募者情報を取得す
る(ステップS74)。応募者情報として、例えば、応
募者が特定レシートに記載されている、そのレシートを
取得した店舗の店舗識別情報、レジ番号及びレシート番
号、並びに応募者の氏名、電話番号及び電子メールアド
レス等が考えられる。店舗識別情報及びレジ番号は、特
典券を照合する際に用いられる。また、アンケートが複
数実施されている場合、応募者は、いずれのアンケート
に回答するのかイベント識別情報も入力する。
【0066】アンケート実施部20は、全ての情報が入
力されているか否か判定し(ステップS76)、全ての
情報が入力されていない場合(ステップS76:N
o)、ステップS74に戻る。全ての情報が入力されて
いる場合(ステップS76:Yes)、アンケートに協
力するよう応募者に依頼し、アンケートを実施する(ス
テップS78)。アンケートの内容として、例えば、応
募者の年齢、性別、来店頻度、よく買う商品のカテゴリ
ー、よく利用するサービス等が考えられる。アンケート
実施部20は、応募者がアンケートの終了を指示するま
で、応募者が入力するアンケート回答を収集する(ステ
ップS80)。
【0067】応募者がアンケートの終了を指示すると
(ステップS82:Yes)、アンケート実施部20
は、応募者が全てのアンケートに回答しているか否か判
定する(ステップS84)。全てのアンケートに回答し
ていない場合(ステップS84:No)、ステップS8
0に戻る。全てのアンケートに回答している場合(ステ
ップS84:Yes)、アンケート実施部20は、収集
した応募者情報、イベント識別情報及びアンケート回答
を応募者DB23に格納し、応募者に対して応募手続の
終了と協力のお礼を通知し(ステップS86)、処理を
終了する。アンケート実施部20は、アンケート実施期
間が終了するまで、上述の処理をアクセスしてきた応募
者に対して行う。
【0068】次に、図14を用いてアンケートを集計
し、応募者に特典券を与えるまでの処理について説明す
る。これらの処理は図12の矢印(6)から矢印(8)
に相当する。あるアンケートの集計日時になると、集計
部21は、イベント識別情報に基づいて、集計日時にな
ったアンケート実施結果を応募者DB23から取得し、
そのアンケート実施結果を集計する(ステップS9
0)。特典券配信部22は、取得したアンケート実施結
果に含まれる電子メールアドレスを用いて、そのイベン
トの応募者に、特典券番号を添付して、アンケート協力
のお礼、及び特定レシートを受け取った実店舗Bで特典
を受けることができる旨を配信する(ステップS9
2)。 また、特典券配信部22は、取得したアンケー
ト実施結果に含まれる店舗識別情報に基づいて応募者を
実店舗B別に分け、各実店舗Bに対して、その実店舗B
において特定レシートを取得した応募者の氏名及び電話
番号等を送信する(ステップS94)。これら情報は、
必要が生じた場合に応募者の身元を確認等する際に用い
ることが可能である。
【0069】以下、図15を用いて応募者が特典券番号
を実店舗Bの店頭において提示してから応募者に特典を
与えるまでの処理を説明する。これらの処理は、図12
の矢印(9)から矢印(13)に対応する。まず、応募
者は、特定レシートを取得した実店舗Bの店頭において
特典券番号を提示する(ステップS90)。実店舗Bの
端末TBは、特典券番号及び店舗識別情報をアンケート
実施装置Eに送信する(ステップS92)。アンケート
実施装置Eの照会部7'は、受信した特典券番号及び店
舗識別情報を用いて応募者DB23を参照し、同じ特典
券番号及び店舗識別情報を含む応募者情報を検索するこ
とにより、特典券を確認する(ステップS94)。
【0070】照会部7’は、同じ特典券番号及び店舗識
別情報を含む応募者情報が無ければ(ステップS94:
No)、特典券を確認できない旨を端末TBに通知し
(ステップS104)、処理を終了する。これにより、
応募者が正しい特典券番号をもって、アンケート回答時
に入力した店舗識別情報に対応する実店舗Bに出向かな
ければ、特典を受けることができないことになる。同じ
特典券番号及び店舗識別情報を含む応募者情報を取得す
ると(ステップS94:Yes)、照会部7'は、さら
に、取得した応募者情報で受渡し済みを示すフラグが
「1(オン)」になっているか否か判定する(ステップ
S96)。この判定で、受渡し済みでなかった場合(ス
テップS96:No)、照会部7’は、登録実店舗Bに
イベント識別情報及び渡すべき特典を通知し、特典を消
費者Aに受け渡すように指示する(ステップS98)。
指示に基づいて実店舗Bの店員は、代金を割引をした
り、商品を渡したりして消費者Aに特典を受け渡す(ス
テップS100)。さらに、照会部7'は、取得された
応募者情報の受渡し済みのフラグを「1(オン)」にし
(ステップS102)、処理を終了する。特典を受渡し
済みであった場合(ステップS96:Yes)、その旨
を端末TBに送信し(ステップS104)、処理を終了
する。
【0071】図14のステップS90からS98での特
典券番号の提示及び照会の手順は、第1実施形態で例と
して説明した例1から例7と同様にいくつか考えられ
る。なお、図14は、主として例1に則している。この
ようにして、ネットワークを介してアンケートの特典を
実店舗で消費者Aに受け渡す際でも、特典券の照会を円
滑に行うことができる。なお、消費者Aは、特定レシー
トを受けた実店舗Bでなくとも特典を受けることができ
ることとしても良い。この場合、照会部7'は、特典券
番号のみを用いて特典券を照会し、照会の際に店舗識別
情報を用いないこととすればよい。
【0072】第2実施形態において特定レシートを用い
たアンケートの実施について説明した。以下、特定レシ
ートを用いて懸賞を実施することを実現する第3実施形
態に係わるシステムについて説明する。図16に、第3
実施形態に係わるシステムの構成を示す。第2実施形態
と同様に、第3実施形態に係わる流通システムにおい
て、ネットワークNを介して消費者Aの端末TA、実店
舗Bの端末TB及び懸賞実施装置Fが接続されている。
端末TA及びTBは第1及び第2実施形態と同様であ
る。
【0073】また、消費者Aが実店舗Bの店頭において
特定レシートを取得し、端末TAを用いて懸賞実施装置
Fにアクセスし、特定レシートに記載された情報を入力
するとともに懸賞に応募する。当選した応募者は、懸賞
実施装置Fによって配送手配された商品を実店舗Bの店
頭において取得する。実店舗Bは、商品を購入した消費
者Aに特定レシートを与え、懸賞実施装置Fが確認した
懸賞の当選者に対して商品を受け渡す。特定レシートに
記載される情報は第2実施形態と同様である。
【0074】懸賞実施装置Fは、懸賞実施部30、集計
部21'、当選者選定部31、配送手配部6'、照会部
7''、応募者DB23'及び実店舗売上DB13を備え
る。懸賞実施部30は、アクセスしてきた消費者Aに対
して、特定レシートに記載された情報及び希望商品を入
力するよう指示し、入力された情報を応募者DB23'
に格納する。応募者DB23'のデータ構造は第2実施
形態に係わる応募者DB23とほぼ同様であるが、アン
ケート回答の代わりに希望商品及び当選者に対応する応
募者情報に当選番号を格納することが異なる。
【0075】集計部21'は、応募者DB23'に格納さ
れた懸賞実施結果を集計する。機能は、第2実施形態で
説明した集計部21とほぼ同様である。当選者選定部3
1は、応募者DB23'に格納された情報を実店舗売上
DB13に格納された情報と照合し、照合の結果、確認
できた応募者(消費者Aでもある)を、応募資格を有す
る応募者とし、応募資格を有する応募者の中から当選者
を選定する。また、当選者選定部31は、選定の結果に
基づいて、当選者に対応する応募者情報に、当選者を識
別する情報である当選番号を格納するとともに、当選者
に当選番号を通知し、特定レシートを取得した実店舗B
において当選番号を提示して商品を取得するよう指示す
る。実店舗売上DB13のデータ構造は第1実施形態に
係わる実店舗売上DB13と同様である。
【0076】配送手配部6'は、当選者選定部31によ
る選定結果に基づいて、当選者に特定レシートを与えた
実店舗Bに、希望商品を配送する手配を行うとともに、
実店舗Bに、当選番号、消費者Aの氏名及び電話番号、
受渡す商品等を含む受渡情報を通知する。基本的な機能
は第1実施形態で説明した配送手配部6と同様である。
照会部7''は、実店舗Bの端末TBから当選番号を受信
し、受信した当選番号を用いて当選者を確認する。基本
的な機能は第1実施形態で説明した照会部7と同様であ
る。
【0077】以下、図17を用いて第3実施形態に係わ
るシステムで行う処理の大まかな流れについて説明す
る。図6及び図12と同様に、矢印の方向は、どこから
どこへ情報が通知されるのか又は、何が何に対して処理
を行うかを示す。最初に、登録対象となる消費者Aは、
実店舗Bで商品を購入する(矢印(1))。実店舗B
は、特定レシートを消費者Aに与える(矢印(2))。
消費者Aは、端末TAを用いて懸賞実施装置Fにアクセ
スし、消費者Aの個人情報、特定レシートに記載された
実店舗Bの店舗識別情報やレジ番号等及び希望商品等入
力する(矢印(3))。
【0078】懸賞実施装置Fは、送信された情報に漏れ
がないことを確認し、漏れがなければ、懸賞に応募する
ことを承認する(矢印(4))懸賞実施装置Fは、懸賞
実施結果を応募者DB23'に格納する。懸賞期間が経
過した後、懸賞実施装置Fは、応募者DB23'に格納
された懸賞実施結果を集計し((5))、応募者DB2
3'及び実店舗売上DB13に格納された情報を照合す
ることにより応募者が応募資格を有するか否か判定し、
応募資格を有する応募者の中から当選者を選定する(矢
印(6))。選定結果に基づいて、当選者に当選番号を
通知し、特定レシートを取得した実店舗Bにおいて商品
を取得するよう指示する(矢印(7))。また、懸賞実
施装置Fは、各実店舗Bに対して、その実店舗Bにおい
て特定レシートを取得した当選者の当選番号及び当選者
についての情報、例えば氏名及び電話番号等を配信する
(矢印(8))。また、各実店舗Bに、その実店舗にお
いて特定レシートを取得した当選者のための商品を配送
するよう手配する(矢印(9))。
【0079】当選者は、実店舗Bの店頭において当選番
号を提示する(矢印(10))。端末TBは、提示され
た当選番号を懸賞実施装置Fに送信する(矢印(1
1))。懸賞実施装置Fは当選番号を用いて当選者を照
会し、照会結果に基づいて指示を実店舗Bの端末TBに
送信する(矢印(12))。指示に基づいて、実店舗B
は商品を当選者に与える(矢印(13))。
【0080】このようにして、本システムにおいて、特
定レシートを用いて懸賞を実施し当選者にとって便利と
推測される実店舗Bにおいて商品を当選者に渡すことが
可能となる。以下、本システムで行う処理をより詳しく
説明する。特定レシートを消費者Aに与え、消費者Aは
特定レシートを用いて懸賞に応募する。図18を用いて
応募者に対して懸賞を実施する処理について説明する。
図18に示す処理は、図12の矢印(3)及び矢印
(4)に相当する。
【0081】まず、消費者Aは、実店舗Bの店頭で特定
レシートを取得し、卓上の端末又は携帯電話等の携帯情
報端末TAを用いて懸賞実施装置Fにアクセスする(不
図示)。懸賞実施装置Fの懸賞実施部30は、応募者か
らのアクセスがあると(ステップS110)、応募者の
端末TAに懸賞応募に際してのガイドラインを出力する
(ステップS112)。ガイドラインとして、例えば、
懸賞商品を複数のなかから選択できる場合の商品番号の
指示及びキー操作等が考えられる。
【0082】続いて、応募者は応募者情報を入力し、懸
賞実施部30は、入力された応募者情報を取得する(ス
テップS114)。応募者情報は第2実施形態と同様で
ある。このとき、懸賞商品の選択が必要な場合は選択す
る商品番号も取得する。また、複数のイベントが行われ
ている場合、応募者に参加したいイベントを選択させる
ことにより、イベント識別情報も取得する。懸賞実施部
30は、全ての情報が入力されているか否か判定し(ス
テップS116)、全ての情報が入力されていない場合
(ステップS116:No)、ステップS114に戻
る。全ての情報が入力されている場合(ステップS11
6:Yes)、懸賞実施部30は、収集した応募者情報
及び必要な場合は商品番号を応募者DB23'に格納
し、応募者に対して応募手続の終了と協力のお礼を通知
し(ステップS118)、処理を終了する。懸賞実施部
30は、懸賞実施期間が終了するまで、上述の処理をア
クセスしてきた応募者に対して行う。
【0083】次に、図19を用いて懸賞結果を集計し、
当選者に当選番号を通知するとともに、実店舗に商品を
配送する手配を行うまでの処理について説明する。これ
らの処理は図17の矢印(5)から矢印(9)に相当す
る。ある懸賞の集計日時になると、集計部21'は、イ
ベント識別情報に基づいて、集計日時になった懸賞実施
結果を応募者DB23'から取得し、その懸賞実施結果
を集計する(ステップS120)。以下、ステップS1
22からステップS126までの処理をすべての懸賞実
施結果について行い、応募者が応募資格を有しているか
否か判定する。
【0084】当選者選定部31は、応募者DB23'に
格納された応募者情報に含まれる店舗識別情報、レジ番
号及びレシート番号を用いて実店舗売上DB13を参照
し、同じ店舗識別情報、レジ番号及びレシート番号を持
つ売上情報が格納されているか否か判定する(ステップ
S122)。これにより、特定レシートが発行され、応
募者がその特定レシートに基づいて店舗識別情報、レジ
番号及びレシート番号を入力したこと、つまり応募者が
応募資格を有することを確認する。
【0085】該当する売上情報が格納されていなかった
場合(ステップS122:No)、当選者選定部31
は、応募資格がないため、その応募者情報に対応する応
募者を、当選者を選定する対象から除外する(ステップ
S124)。該当する売上情報が格納されていた場合
(ステップS122:Yes)、当選者選定部31は、
その応募者情報に対応する応募者を、当選者を選定する
対象とする(ステップS126)。
【0086】全ての応募についてステップS122から
ステップS126を行った後、当選者選定部31は、当
選者を選定する対象となっている応募者の中から、当選
者を選定する(ステップS128)。選定方法として、
例えば、抽選、先着順、応募口数順等が考えられる。当
選者選定部31は、応募者DB23'に格納された当選
した応募者に対応する情報に、イベント識別情報及び当
選番号を格納する(ステップS130)。当選番号は当
選者毎にユニークとする。当選者選定部31は、当選者
に対応する応募者情報に含まれる電子メールアドレス又
は電話番号を用いて、当選者に当選番号及び受渡期間を
通知するとともに、懸賞に当選したため、特定レシート
を取得した実店舗Bにおいて商品を取得するよう指示す
る(ステップS132)。
【0087】配送手配部6'は、応募者DB23'から当
選番号が付された応募者情報を取得し、取得した応募者
情報に含まれる店舗識別情報に基づいて、各実店舗B
に、その実店舗Bで特定レシートを取得した当選者が当
選した商品を配送する手配を行う(ステップS13
4)。また、配送手配部6'は、各実店舗Bに対して、
その実店舗Bにおいて特定レシートを取得した当選者に
ついて、イベント識別情報、当選番号、氏名及び電話番
号等を含む受渡情報を送信する(ステップS134)。
これら情報は、必要が生じた場合に応募者の身元を確認
等する際に用いることが可能である。
【0088】以下、図20を用いて当選者に商品を受渡
す処理について説明する。これらの処理は図17の矢印
(10)から矢印(13)に相当する。まず、当選者は
特定レシートを取得した実店舗Bの店頭において、先に
通知されたイベント識別情報及び当選番号を提示する
(ステップS140)。実店舗Bの端末TBは、店舗識
別情報とともに提示されたイベント識別情報及び当選番
号を実店舗Bの店舗識別情報とともに懸賞実施装置Fに
送信する(ステップS142)。
【0089】懸賞実施装置Fの照会部7''は、イベント
識別情報に基づいて、現在がイベント識別情報に対応す
る懸賞の商品受渡し期間内であるか否か判定する(ステ
ップS144)。商品受渡し期間内でない場合(ステッ
プS144:No)、照会部7''は、その旨を実店舗B
の端末TBに通知し(ステップS158)、処理を終了
する。商品受渡し期間内である場合(ステップS14
4:Yes)、照会部7''は、さらに、当選番号及び店
舗識別情報を用いて応募者DB23'を参照し、同じ当
選番号及び店舗識別情報を含む応募者情報を検索する
(ステップS146)。検索の結果、該当する応募者情
報を取得できなかった場合(ステップS146:N
o)、照会部7''は、その旨を実店舗Bの端末TBに通
知し(ステップS158)、処理を終了する。これによ
り、消費者Aが正しい受付番号をもって、懸賞に応募す
る際に入力した店舗識別情報に対応する実店舗Bに出向
かなければ、商品の受け渡しができないことになる。
【0090】該当する応募者情報を取得した場合(ステ
ップS146:Yes)、照会部7''は、取得した応募
者情報に含まれる店舗識別情報が受信した店舗識別情報
と一致するか否か判定する(ステップS148)。この
判定により、当選者が、特定レシートを取得した実店舗
Bに間違いなく出向いているか確認する。応募者情報に
含まれる店舗識別情報が受信した店舗識別情報と一致し
ない場合(ステップS148:No)、照会部7''は、
その旨を実店舗Bの端末TBに通知し(ステップS15
8)、処理を終了する。
【0091】応募者情報に含まれる店舗識別情報が受信
した店舗識別情報と一致する場合(ステップS148:
Yes)、照会部7''は、さらに取得した応募者情報に
含まれる受渡し済みを示すフラグが「1(オン)」にな
っているか否か判定する(ステップS150)。フラグ
が「1(オン)」になっている場合(ステップS15
0:Yes)、受渡し済みであるため、照会部7''は、
その旨を実店舗Bの端末TBに通知し(ステップS15
8)、処理を終了する。フラグが「オフ」になっている
場合(ステップS150:No)、照会部7''は、イベ
ント番号及び当選番号に対応する商品を受け渡すよう実
店舗Bの端末TBに指示する(ステップS152)。
【0092】実店舗Bの店員は、受渡し指示に基づいて
商品を受け渡す(ステップS154)。照会部7''は、
取得した応募者情報のフラグを「1(オン)」にし(ス
テップS156)、処理を終了する。図20のステップ
S140からS150での当選番号等の提示及び照会の
手順は、第1実施形態で例として説明した例1から例7
と同様にいくつか考えられる。なお、図20は、主とし
て例1に則している。このようにして、懸賞の商品を実
店舗で消費者Aに受け渡す際にも、消費者Aの照会を円
滑に行うことができる。
【0093】さらに、消費者Aが、消費者Aは、特定レ
シートを受けた実店舗Bでなくとも特典を受けることが
できることとしても良い。この場合、照会部7''は、当
選番号及びイベント識別情報を用いて当選者を照会し、
照会の際に店舗識別情報を用いないこととすればよい。
【0094】さらに、ある期間中に一定金額以上購入し
た消費者Aを当選者を選定する対象として懸賞を行うこ
ととしても良い。これは、図5に示すように、実店舗売
上DB13に格納される売上情報は、店舗識別情報、レ
ジ番号及びレシート番号に基づいて特定することが可能
であることを応用する。この場合、上述の処理と異なる
点は以下の通りである。
【0095】図19のステップS122において、当選
者選定部31は、実施期間終了後、応募者DB23'に
格納された店舗識別情報、レジ番号及びレシート番号を
検索キーとして用いて、実店舗売上DB13を検索し、
各応募者情報に対応する売上情報を取得する。当選者選
定部31は、取得した売上金額の合計金額を応募者別に
算出し、応募者DB23'に備えられた、不図示のテー
ブルに算出した応募者別合計金額を格納する。続いて、
図19のステップS124において、当選者選定部31
は、算出した合計金額が一定金額未満である応募者を、
当選者を選定する選定対象から除外する。また、図19
のステップS126において、当選者選定部31は、算
出した合計金額が一定金額以上である応募者を、当選者
を選択する選択対象者の中に加える。
【0096】さらにまた、応募口数を考慮して当選者を
選定することとしても良い。この場合、上述の処理と異
なる点は以下の通りである。図19のステップS120
において、集計部21'は、実施期間終了後、応募者D
B23'を参照し、応募者の氏名及び・又は電話番号等
に基づいて、応募者別の応募口数を集計し、応募者DB
23'に設けられた不図示のテーブルに集計した応募者
別の応募口数を格納する。図19のステップS128に
おいて、当選者選定部31は、応募者DB23'に設け
られた不図示のテーブルを参照し、応募者別の応募口数
を考慮して当選者を選定する。
【0097】以上、各実施形態について説明したが、各
実施形態は任意に組み合わせ可能である。例えば、第1
実施形態と第2実施形態を組み合せることも可能であ
る。図21に第4実施形態として、第1実施形態と第2
実施形態を組み合せに係わる流通システムの構成を示
す。なお、図21において、各構成要素の記載は省略さ
れているが、各装置は、各実施形態において説明した構
成を有する。
【0098】第4実施形態によれば、アンケート実施装
置Eのアンケート実施部20は、アンケートを実施する
際に、仮想店舗Cに顧客として登録している消費者Aか
ら、消費者識別情報(又は、仮想店舗Cに既に登録して
いる旨)を取得し、アンケート実施結果として消費者識
別情報も含む情報を応募者DB23に格納する。仮想店
舗Cの関連関係生成部2は、アンケート実施結果に含ま
れる店舗識別情報と、ユーザ属性DB10に格納された
消費者情報に含まれる登録実店舗識別情報とに基づい
て、登録実店舗を更新する必要があるか否か、消費者A
に問い合わせ、消費者Aの指示に基づいて、ユーザ属性
DB10に格納された消費者情報に含まれる登録実店舗
識別情報を更新する。
【0099】特定レシートを用いてアンケートを実施す
ることにより、アンケート回答だけでなく消費者Aの最
新の行動範囲に関する情報も取得することができる。例
えば、以前に仮想店舗Cの関連関係生成部2が関連関係
を生成した実店舗Bと、最新でアンケートを行った際
に、特定レシートを消費者に与えた実店舗Bとが異なる
場合、消費者Aの行動範囲が引越し等によって変化した
可能性があることになる。このような場合、第4実施形
態によれば、関連関係生成部2は、アンケート結果に基
づいて、消費者Aと実店舗Bとの関連関係を更新するこ
とが可能となる。
【0100】以下、図22を用いて、アンケート結果に
基づいて、消費者Aと実店舗Bとの関連関係を更新する
処理を説明する。まず、アンケート実施装置Eのアンケ
ート実施部20は、アンケートを実施し、実施結果を応
募者DB23に格納する(ステップS160)。アンケ
ートに回答する際、仮想店舗Cの顧客として既に登録し
ている消費者Aは、消費者識別情報を入力する。
【0101】仮想店舗Cの登録受付部1の関連関係生成
部2は、応募者DB23に格納されたアンケート結果に
含まれる消費者識別情報を用いてユーザ属性DB10を
参照することにより、アンケート応募者に対応する消費
者情報を取得し、アンケート結果に含まれる店舗識別情
報と、消費者情報に含まれる登録実店舗識別情報とが一
致するか否か判定する(ステップS162)。
【0102】両者が一致する場合(ステップS162:
Yes)、消費者Aの登録実店舗Bは、消費者が最近に
特定レシートを取得した実店舗Bでもある。従って、消
費者Aの行動範囲は、仮想店舗Cの顧客として登録する
際と比べてそれほど大きく変化していないと推測される
ため、関連関係生成部2は、消費者Aと実店舗Bとの関
連関係を更新せずに、処理を終了する。
【0103】両者が一致しない場合(ステップS16
2:No)、消費者Aの登録実店舗Bは、消費者が最近
に特定レシートを取得した実店舗Bと異なる。従って、
消費者Aの行動範囲は、仮想店舗Cの顧客として登録す
る際と比べて変化している可能性がある。関連関係生成
部2は、ユーザ属性DB10又は応募者DB23に格納
された電子メールアドレス又は電話番号を用いて、消費
者Aに登録実店舗の更新が必要か否か問い合わせる(ス
テップS164)。
【0104】ここで、ステップS162の後で更に、消
費者Aの登録実店舗Bと特定レシートを取得した実店舗
Bとの間の距離についての判定をすることとしても良
い。例えば、10km程度の距離を隔てた実店舗B間の
場合、一方が消費者Aの職場に最寄りの実店舗Bであ
り、他方が家庭に最寄りの実店舗Bである可能性があ
る。この場合、大きな行動範囲の変化を伴なわないこと
が推察される。しかし、100km程度の距離を隔てた
実店舗B間の場合、大きな行動範囲の変化を伴なう可能
性が高くなる。消費者Aは、特定レシートを取得した実
店舗Bに特典の付与を受けるために再度実店舗Bに出向
く必要があるので、たまたま旅行した先で利用したとい
う可能性は低いからである。
【0105】問い合わせを受信した消費者Aは、登録実
店舗の更新の要否を判定し(ステップS166)、判定
結果を仮想店舗Cに送信する(ステップS168)。仮
想店舗Cの関連関係生成部2は、受信した判定結果にお
いて、更新が必要であると指示されている場合(ステッ
プS170:Yes)、ユーザ属性DB10に格納され
た消費者Aに対応する消費者情報の登録実店舗識別情報
を、応募者DB23に格納された店舗識別情報と一致す
るように更新する(ステップS172)。更新が不要で
あると指示されている場合(ステップS170:N
o)、処理を終了する。
【0106】これにより、消費者Aの最新の行動範囲に
則して適切に登録実店舗Bを更新することを可能とす
る。延いては、仮想店舗Cを利用する消費者Aにとって
常に最も便利な実店舗Bを登録実店舗、つまり、商品受
渡し店舗とすることを可能とする。
【0107】第1実施形態と第3実施形態の組み合わせ
に係わる流通システムでも同様にして、最新の消費者の
行動範囲に関する情報を取得し、適切に登録実店舗を更
新することが可能となる。また、第2実施形態と第3実
施形態の組み合わせに係わるシステムによれば、懸賞付
アンケートを実施した後、応募者の中から商品の当選者
を選定し、選定者に商品を実店舗Bにおいて受け渡すこ
とが可能となる。なお、懸賞付アンケートの場合も第1
実施形態の例1から例7に示すような変形例及び第3実
施形態において説明した変形例を適用することも可能で
ある。
【0108】各実施形態において説明した端末TA及び
TB並びに、仮想店舗C、アンケート実施装置E及び懸
賞実施装置Fを実現するサーバ、売上管理装置Dは、図
23に示すような情報処理装置(コンピュータ)を用い
て構成することができる。図23の情報処理装置40
は、CPU41、メモリ42、入力装置43、出力装置
44、外部記憶装置45、媒体駆動装置46、及びネッ
トワーク接続装置47を備え、それらはバス48により
互いに接続されている。
【0109】メモリ42は、例えば、ROM(Read Onl
y Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含
み、処理に用いられるプログラムとデータを格納する。
CPU41は、メモリ42を利用してプログラムを実行
することにより、必要な処理を行う。
【0110】図1に示す仮想店舗C及び売上管理装置
D、図10に示すアンケート実施装置E、図16に示す
懸賞実施装置F並びに各端末を構成する各機器及び各部
は、それぞれメモリ42の特定のプログラムコードセグ
メントにプログラムとして格納される。入力装置43
は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タ
ッチパネル等であり、ユーザからの指示や情報の入力に
用いられる。出力装置44は、例えば、ディスプレイや
プリンタ等であり、情報処理装置40の利用者への問い
合わせ、処理結果等の出力に用いられる。
【0111】外部記憶装置45は、例えば、磁気ディス
ク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等であ
る。この外部記憶装置45に上述のプログラムとデータ
を保存しておき、必要に応じて、それらをメモリ42に
ロードして使用することもできる。
【0112】媒体駆動装置46は、可搬記録媒体49を
駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体4
9としては、メモリカード、メモリスティック、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Di
sc Read Only Memory)、光ディスク、光磁気ディス
ク、DVD(Digital Versatile Disk)等、任意の情報
処理装置で読み取り可能な記録媒体が用いられる。この
可搬記録媒体49に上述のプログラムとデータを格納し
ておき、必要に応じて、それらをメモリ42にロードし
て使用することもできる。
【0113】ネットワーク接続装置47は、LAN、W
AN等の任意のネットワーク(回線)を介して外部の装
置を通信し、通信に伴なうデータ変換を行う。また、必
要に応じて、上述のプログラムとデータを外部の装置か
ら受け取り、それらをメモリ42にロードして使用する
こともできる。
【0114】図24は、図23の情報処理装置40にプ
ログラムとデータを供給することのできる情報処理装置
で読み取り可能な記録媒体及び伝送信号を示している。
上述の実施形態において説明した各装置に相当する機能
を汎用的な情報処理装置に行なわせることも可能であ
る。そのためには、実施形態において説明した図7から
図9、図13から図15、図18から20及び図22に
示すフローチャートにおいて、各装置により行なわれる
処理と同様のものを情報処理装置に行なわせるプログラ
ムを、情報処理装置で読み取り可能な記録媒体49に予
め記憶させておき、図24に示すようにしてその記録媒
体49からそのプログラムを情報処理装置40に読み出
させて該情報処理装置40のメモリ42や外部記憶装置
25に一旦格納させ、その情報処理装置40の有するC
PU41にこの格納されたプログラムを読み出させて実
行させるように構成すればよい。
【0115】また、プログラム(データ)提供者が有す
るデータベース50から情報処理装置40にプログラム
をダウンロードする際に回線51(伝送媒体)を介して
伝送される伝送信号自体も、上述した本発明の実施形態
において説明した各装置に相当する機能を汎用的な情報
処理装置で行なわせることのできるものである。
【0116】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上述した実施形態に限定されるものではな
く、他の様々な変更が可能である。
【0117】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、仮想店舗を利用した消費者が、どの実店舗の消費
者に該当するのか判別することを可能とし、延いては、
仮想店舗での売上を適切に実店舗に配分することも可能
となる。また、仮想店舗で注文された商品や、ネットワ
ークを用いたアンケート等の商品の受渡しを円滑にする
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係わる流通システムの構成図で
ある。
【図2】ユーザ属性データベースのデータ構造の一例を
示す図である。
【図3】商品データベースのデータ構造の一例を示す図
である。
【図4】仮想店舗売上データベースのデータ構造の一例
を示す図である。
【図5】実店舗売上データベースのデータ構造の一例を
示す図である。
【図6】第1実施形態に係わる流通システムで行う処理
の大まかな流れを示す図である。
【図7】消費者を登録する処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】注文を受け付けてから注文情報を作成するまで
の処理を示すフローチャートである。
【図9】売上を計上し、商品を消費者に受け渡すまでの
処理を示すフローチャートである。
【図10】第2実施形態に係わる流通システムの構成図
である。
【図11】応募者データベースのデータ構造の一例を示
す図である。
【図12】第2実施形態に係わる流通システムで行う処
理の大まかな流れを示す図である。
【図13】アンケート実施処理を示すフローチャートで
ある。
【図14】アンケートを集計し、応募者に特典券番号を
配信するまでの処理を示すフローチャートである。
【図15】特典券を提示した応募者に特典を与えるまで
の処理を示すフローチャートである。
【図16】第3実施形態に係わる流通システムの構成図
である。
【図17】第3実施形態に係わる流通システムで行う処
理の大まかな流れを示す図である。
【図18】懸賞実施処理を示すフローチャートである。
【図19】懸賞結果を集計し、当選者に当選番号を通知
するとともに実店舗に商品を配送する手配を行うまでの
処理を示すフローチャートである。
【図20】当選者に商品を受け渡す処理を示すフローチ
ャートである。
【図21】第4実施形態に係わる流通システムの構成図
である。
【図22】アンケート結果に基づいて登録店舗を更新す
る処理を示すフローチャートである。
【図23】情報処理装置の構成図である。
【図24】コンピュータ読み取り可能な記録媒体等を示
す図である。
【符号の説明】
1 登録受付部 2 関連関係生成部 3 注文受付部 4 注文情報作成部 5 売上計上部 6、6' 配送手配部 7、7'、7'' 照会部 10 ユーザ属性データベース 11 商品データベース 12 仮想店舗売上データベース 13 実店舗売上データベース 20 アンケート実施部 21、21' 集計部 22 特典配信部 23、23' 応募者データベース 30 懸賞実施部 31 当選者選定部 40 情報処理装置 41 CPU 42 メモリ 43 入力装置 44 出力装置 45 外部記憶装置 46 媒体駆動装置 47 ネットワーク接続装置 48 バス 49 可搬記録媒体 50 データベース 51 回線 A 消費者 B 実店舗 C 仮想店舗 D 売上管理装置 E アンケート実施装置 F 懸賞実施装置 N ネットワーク TA、TB 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 330 G06F 17/60 330 504 504

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して消費者から商品の
    注文を受け付ける仮想店舗の売上を管理する売上管理装
    置であって、 前記消費者と複数の実店舗のうちの任意の実店舗との間
    に関連関係を生成する関連関係生成手段と、 前記仮想店舗での売上を、前記注文を出した前記消費者
    との間に前記関連関係を生成された実店舗の売上として
    計上する売上計上手段と、 を備えることを特徴とする売上管理装置。
  2. 【請求項2】 前記関連関係生成手段は、前記消費者に
    よって入力された実店舗を識別する店舗識別情報に基づ
    いて関連関係を生成する、 ことを特徴とする請求項1記載の売上管理装置。
  3. 【請求項3】 前記注文された商品を、前記関連関係を
    有する実店舗に配送する手配を行う配送手配手段を更に
    備える、 ことを特徴とする請求項1又は2記載の売上管理装置。
  4. 【請求項4】 前記消費者から注文を受け付けた際に受
    付番号を前記消費者に通知する注文受付手段と、 前記消費者により提示された受付番号に基づいて、注文
    を照会する照会手段と、をさらに備える、 ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の売
    上管理装置。
  5. 【請求項5】 前記消費者に対してアンケートを実施す
    るとともに前記消費者が利用する実店舗の識別情報であ
    る店舗識別情報を取得するアンケート実施手段を更に備
    え、 前記関連関係生成手段は、前記アンケート実施手段が取
    得した前記店舗識別情報と、前記関連関係を生成した実
    店舗の店舗識別情報とに基づいて、関連関係を更新す
    る、 ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の売上管
    理装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して消費者から商品の
    注文を受け付ける仮想店舗の売上を管理する売上管理方
    法であって、 前記消費者と複数の実店舗のうちの任意の実店舗との間
    に関連関係を生成し、 前記仮想店舗での売上を、前記注文を出した前記消費者
    との間に前記関連関係を生成された実店舗の売上として
    計上する、 ことを特徴とする売上管理方法。
  7. 【請求項7】 前記関連関係は、前記消費者によって入
    力された実店舗を識別する店舗識別情報に基づいて生成
    される、 ことを特徴とする請求項6記載の売上管理方法。
  8. 【請求項8】 前記注文された商品を、前記関連関係を
    有する実店舗に配送する手配を行う、 ことを特徴とする請求項6又は7記載の売上管理方法。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して商品を渡すべき消
    費者を照会する照会方法であって、 前記消費者から複数の実際の店舗である実店舗のうちの
    任意の実店舗の店舗識別情報を取得し、 前記消費者に受付番号を通知し、 前記店舗識別情報に対応する実店舗において前記消費者
    から受付番号の提示を受け、 前記提示された受付番号に基づいて前記消費者を照会す
    る、 ことを特徴とする照会方法。
  10. 【請求項10】 前記受付番号は、前記消費者が有する
    消費者端末に送信され、 前記受付番号の提示は、前記消費者端末から前記実店舗
    に備えられた店舗端末に無線通信することにより行われ
    ることを特徴とする請求項89記載の照会方法。
  11. 【請求項11】 前記受付番号は、前記消費者が有する
    携帯情報端末消費者端末に送信され、 前記前記受付番号の提示は、前記消費者端末に備えられ
    た出力部にから受付番t号を含む情報を出力することに
    より行われることを特徴とする請求項89記載の照会方
    法。
  12. 【請求項12】 前記受付番号の提示は、前記店舗に備
    えられたマルチメディア端末に前記受付番号を入力する
    ことにより行われることを特徴とする請求項89記載の
    照会方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータに実行させることによっ
    て、ネットワークを介して消費者から商品の注文を受け
    付ける仮想店舗の売上を管理する売上を管理する制御を
    該コンピュータに行なわせるプログラムを記録した、コ
    ンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、 前記消費者と複数の実店舗のうちの任意の実店舗との間
    に関連関係を生成するステップと、 前記仮想店舗での売上を、前記注文を出した前記消費者
    と前記関連関係を生成した実店舗の売上として計上する
    ステップと、 を含む処理を前記コンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  14. 【請求項14】 コンピュータに実行させることによっ
    て、ネットワークを介して商品を渡すべき消費者を照会
    する制御を該コンピュータに行なわせるプログラムを記
    録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 前記消費者から複数の実際の店舗である実店舗のうちの
    任意の実店舗の店舗識別情報を取得するステップと、 前記消費者に注文を識別する受付番号を通知するステッ
    プと、 前記店舗識別情報に対応する実店舗において前記消費者
    から受付番号の提示を受けるステップと、 前記提示された受付番号に基づいて注文を照会するステ
    ップと、 を含む処理を前記コンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  15. 【請求項15】 ネットワークを介してアンケートを実
    施するアンケート実施装置であって、 消費者が店舗において取得した店舗識別情報を含む情報
    を前記消費者から取得し、前記消費者に対してアンケー
    トを実施するアンケート実施手段と、 前記店舗識別情報を含む情報を備える特典券を識別する
    特典券番号を前記消費者に配信する特典券配信手段と、 前記店舗識別情報に対応する店舗から前記特典券番号前
    記特典券に備えられた前店舗記識別情報を含む情報を受
    信し、受信した情報に基づいて前記特典券を照会する照
    会手段と、 を備えることを特徴とするアンケート実施装置。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介して懸賞を実施する
    懸賞実施装置であって、 消費者が店舗において取得した店舗識別情報を含む情報
    を前記消費者から取得し、前記消費者に対して懸賞を実
    施する懸賞実施手段と、 前記取得した店舗識別情報を含む情報に基づいて、前記
    消費者が前記店舗の利用者であることを確認し、確認結
    果に基づいて前記懸賞の当選者を選定し、前記当選者に
    当選者を識別する当選者識別情報を通知する当選者選定
    手段と、 前記店舗識別情報に対応する店舗に前記当選者への前記
    懸賞の商品を配送する手配をする配送手配手段と、 前記店舗識別情報に対応する店舗から前記当選者識別情
    報を受信し、受信した前記当選者識別情報に基づいて前
    記当選者を照会し、照会の結果に基づいて前記商品を受
    け渡す指示を前記店舗に送信する照会手段と、 を備えることを特徴とする懸賞実施装置。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介してアンケートを実
    施するアンケート実施方法であって、 消費者が店舗において取得した店舗識別情報を含む情報
    を前記消費者から取得し、 前記消費者に対してアンケートを実施し、 前記店舗識別情報を含む情報を備える特典券を識別する
    特典券番号を前記消費者に配信し、 前記店舗識別情報に対応する店舗から前記特典券番号特
    典券に備えられた前店舗記識別情報を含む情報を受信
    し、 前記受信した情報特典券番号に基づいて前記特典券を照
    会する、 ことを特徴とするアンケート実施方法。
  18. 【請求項18】 ネットワークを介して懸賞を実施する
    懸賞実施方法であって、 消費者が店舗において取得した店舗識別情報を含む情報
    を前記消費者から取得し、 前記消費者に対して懸賞を実施し、 前記取得した店舗識別情報を含む情報に基づいて、前記
    消費者が前記店舗の利用者であることを確認し、確認結
    果に基づいて前記懸賞の当選者を選定し、 前記当選者に当選者を識別する当選者識別情報を通知
    し、 前記店舗識別情報に対応する店舗に前記当選者への前記
    懸賞の商品を配送する手配をし、 前記店舗識別情報に対応する店舗から前記当選者識別情
    報を受信し、 前記受信した当選者識別情報に基づいて前記当選者を照
    会し、照会の結果に基づいて前記商品を受け渡す指示を
    前記店舗に送信する、 ことを特徴とする懸賞実施方法。
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