JPWO2003007578A1 - ジッタ耐力特性の効率的な測定と的確な評価を可能としたジッタ耐力測定装置及び方法 - Google Patents

ジッタ耐力特性の効率的な測定と的確な評価を可能としたジッタ耐力測定装置及び方法 Download PDF

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Abstract

制御部は、クロック信号発生器及び変調信号発生器を制御することによって、クロック信号の周波数及び変調信号の周波数の組合せを可変制御する度に、前記変調信号の振幅を可変制御すると共に、前記判定部による被測定物から出力される所定パターンのデータ信号の誤りの判定結果と前記変調信号の振幅の情報とに基いて前記被測定物のジッタ耐力を示す値を求める。表示部は、前記制御部によって制御される前記クロック信号の周波数、前記変調信号の周波数及び前記変調信号の振幅の各情報と前記ジッタ耐力を示す値とを受けて、前記被測定物のジッタ耐力特性を前記クロック信号の周波数と前記変調信号の周波数との2つのパラメータとして表示器の画面上に同時に表示する。

Description

技術分野
本発明はジッタ耐力測定装置及び方法に係り、特に、データ伝送機器等の被測定物がデータ信号等の位相の揺らぎ(ジッタ)にどのくらい耐えられるかを測定するジッタ耐力測定を効率化すると共に、被測定物のジッタ耐力特性を的確に評価することができるようにするための技術を採用したジッタ耐力測定装置及び方法に関する。
背景技術
データ信号を扱う機器のうち、例えば、データ中継装置等では、入力されたデータ信号から再生したクロック信号に基づいて、データ信号が再生されて出力されるようになされている。
この場合、入力されるデータ信号に位相揺らぎ(ジッタ)があると、データ信号の再生を正しく行うことができず、誤ったデータ信号が出力されてしまう。
従って、このような機器をデータ伝送システムに用いる場合には、その機器がどのくらいのジッタに耐えられるかを予め把握しておく必要がある。
このジッタ耐力の測定は、被測定物が扱うデータ信号の基になるクロック信号を正弦波の変調信号で位相変調し、当該変調信号の振幅をどのくらいまで大きくすると被測定物がデータ信号を正確に扱うことができなくなるかを、例えば、特開平4−96533号公報に開示されているような公知のパターン発生器と誤り測定器とを用いて調べるものである。
すなわち、正弦波の変調信号で位相変調されることにより、その位相変調量に応じたジッタを伴っているクロック信号に基づいてパターン発生器により所定パターンのデータ信号を発生させて被測定物に供給する。
そして、被測定物から出力されるデータ信号は、パターン発生器から発生される所定パターンのデータ信号と同一に設定されている誤り測定器内の所定パターンのデータ列とビット単位で比較されることにより、誤りが発生しているか否かが測定される。
この誤りが発生しないジッタ量の限界値が当該被測定物のジッタ耐力と呼ばれている。
ここで、被測定物のジッタ耐力は、その被測定物が本来扱うデータ信号の周波数に対するクロック信号の周波数のずれやジッタ周波数(変調信号の周波数)に依存することが予想される。
そこで、従来のジッタ耐力測定装置は、2つの測定モードによるジッタ耐力測定を行える構成となされている。
まず、第1の測定モードでは、変調信号を標準的な周波数に固定した状態で、クロック信号の周波数を可変しながらジッタ耐力を測定することにより、クロック信号周波数対ジッタ耐力の特性が表示器に2次元表示される。
また、第2の測定モードでは、クロック信号をずれのない周波数に固定した状態で、変調信号の周波数を可変しながらジッタ耐力を測定することにより、変調信号周波数対ジッタ耐力の特性が表示器に2次元表示される。
しかしながら、前記した従来のジッタ耐力測定装置では、第1の測定モードによるクロック信号の周波数に対する被測定物のジッタ耐力の測定と、第2の測定モードによる変調信号の周波数に対する被測定物のジッタ耐力の測定とを、それぞれ独立に行って、それらの測定結果を個別的に表示するだけの機能しか有していない。
従って、従来のジッタ耐力測定装置では、被測定物のジッタ耐力の測定は、試行錯誤的な測定を繰り返していくような、いわゆる、スポット測定に頼らなければならいので、極めて非効率的であるという問題点を有している。
また、従来のジッタ耐力測定装置では、たとえ各クロック信号周波数毎に、変調信号周波数対ジッタ耐力の測定を行っても、そのジッタ特性を2次元表示する機能しか有していないので、各クロック周波数毎のジッタ特性を個別に表示しなければならず、ジッタ耐力特性を容易に把握可能として評価を的確に行うことができないという問題点を有している。
なお、この種の国際的な測定規格としてのITU−T Recommendation O.171(04/97)におけるページ13の1.2 Test environmentには、「装置のワーストケースを確認するためには、複数の条件に切り換えて、装置にストレスをかける必要がある」と定められている。
すなわち、この規格によれば、ジッタ耐力測定には、最も厳しい条件下で装置のジッタ耐力を確認する必要があると定義付けられている。
しかるに、従来のジッタ耐力測定装置では、ジッタ耐力測定には、時間がかかる等の理由から、主信号にオフセットをかけない状態、すなわち、上記の規格で定義付けられているような最も厳しい条件下ではない状態で測定を行うのが一般的となっている。
発明の開示
本発明の目的は、上述の問題を解決し、被測定物のジッタ耐力特性をクロック信号周波数と変調信号周波数との2つをパラメータとして、同時に評価可能とし、且つジッタ耐力特性の効率的な測定を可能としたジッタ耐力測定装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、上述の問題を解決し、被測定物のジッタ耐力特性をクロック信号周波数と変調信号周波数との2つをパラメータとして、同時に評価可能とし、且つジッタ耐力特性の効率的な測定を可能としたジッタ耐力測定方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様によると、
可変の周波数及び可変の振幅を有する変調信号を出力する変調信号発生器(22)と、
可変の周波数を有するクロック信号を発生すると共に、前記変調信号発生器から出力された前記変調信号を受けて、前記クロック信号に前記変調信号に応じたジッタを生じさせて出力するクロック信号発生器(21)と、
前記クロック信号発生器から前記ジッタを伴って出力される前記クロック信号を受けて、所定パターンのデータ信号を発生して、被測定物(1)に供給するパターン発生器(30)と、
前記パターン発生器から出力される前記所定パターンのデータ信号に基づいて動作する前記被測定物から出力される前記所定パターンのデータ信号を受けて、予め設定される所定パターンのデータ列と比較することにより、前記被測定物から出力される前記所定パターンのデータ信号の誤りを測定する誤り測定器(23)と、
前記誤り測定器から出力される誤りが予め設定された基準範囲にあるか否かを判定した判定結果を出力する判定部(24c)と、
前記クロック信号発生器及び前記変調信号発生器を制御することによって、前記クロック信号の周波数及び前記変調信号の周波数の組合せを可変制御する度に、前記変調信号の振幅を可変制御すると共に、前記判定部の判定結果と前記変調信号の振幅の情報とに基いて前記被測定物のジッタ耐力を示す値を求める制御部(24b〜24e)と、
前記制御部によって制御される前記クロック信号の周波数、前記変調信号の周波数及び前記変調信号の振幅の各情報と前記ジッタ耐力を示す値とを受けて、前記被測定物のジッタ耐力特性を前記クロック信号の周波数と前記変調信号の周波数との2つのパラメータとして画面上に同時に表示する表示部(25,26)と、
を具備するジッタ耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第2の態様によると、
前記制御部は、前記ジッタ耐力を示す値として、前記変調信号の振幅が可変されているときに前記判定部が前記基準範囲を超えたと判定した直前の前記変調信号の振幅値とする第1の態様に従うジッタ耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第3の態様によると、
前記制御部は、前記ジッタ耐力を示す値として、前記変調信号の振幅が特定値に設定されているときに、前記判定部による前記基準範囲を超えているか否かの判定結果と前記変調信号の振幅の特定値とで表す第1の態様に従うジッタ耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第4の態様によると、
前記パターン発生器として、実質的に前記被測定物内に備えられているものを用いる第1の態様に従うジッタ耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第5の態様によると、
前記変調信号発生器は、周波数及び振幅が可変可能にされた変調信号(M)を前記クロック信号発生器に出力するものであり、前記制御部によって設定された周波数で一定振幅の正弦波信号を発生する正弦波発生器(22a)と、該正弦波発生器から出力される正弦波の振幅を可変するレベル可変器(22b)とを有し、
前記レベル可変器からの出力を前記変調信号として前記クロック信号発生器に出力する第1の態様に従うジッタ耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第6の態様によると、
前記クロック信号発生器は、前記制御部によって設定された周波数のクロック信号を発生すると共に、前記変調信号発生器から出力される変調信号を受けて前記クロック信号に変調信号に応じたジッタを生じさせて出力するものであり、電圧制御発振器(VCO)(21a)、分周器(21b)、基準信号発生器(21c)、位相比較器(21d)、ローパスフィルタ(LPF)(21e)、加算器(21f)によるPLL構成を有し、
前記VCOは、前記加算器からの出力信号の電圧に対応する周波数(fc)を有する前記クロック信号(C)を前記分周器及びそれの出力端子に出力し、
前記分周器は、所定の分周比Nで前記クロック信号を分周し、
前記基準信号発生器は、前記制御部によって設定された周波数(fr)を有する基準信号(R)を出力し、
前記位相比較器は、前記分周器からの出力信号と前記基準信号発生器から出力される前記基準信号との位相を比較し、その位相差に対応する幅のパルス信号を出力し、
前記LPFは、前記位相比較器から出力される前記パルス信号から前記基準信号の周波数以上の信号成分を除去して、前記分周器からの出力信号と前記基準信号との位相差に振幅が対応する直流信号を出力し、
前記加算器は、前記LPFからの出力信号と前記変調信号発生器から出力される前記変調信号とを加算して、その加算結果を前記VCOに出力する第1の態様に従うジッタ耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第7の態様によると、
前記誤り測定器は、前記被測定物から入力されるデータ信号列と、内部で発生させた前記した所定パターンのデータ信号列とを比較して誤り率Eを測定して出力する第1の態様に従うジッタ耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第8の態様によると、
前記判定部は、前記誤り率測定器から出力される前記誤り率が予め設定されている基準値Erとを比較し、誤り率Eが基準値Er以下の基準範囲にあるか否かを判定し、その判定結果を出力する第7の態様に従うジッタ耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第9の態様によると、
前記制御部は、基準周波数可変部(24b)、変調周波数可変部(24c)、振幅可変部(24d)及び記憶部(24e)を有し、
前記基準周波数可変部は、前記クロック信号発生器の前記基準信号発生器が出力する基準信号の周波数を可変制御し、
前記変調周波数可変部は、前記変調信号発生器が出力する前記変調信号の周波数を可変制御し、
前記振幅可変部は、前記変調信号発生器が出力する前記変調信号の振幅を可変制御し、
前記記憶部は、前記クロック信号Cの周波数fcと前記変調信号Mの周波数fmとが異なる組合せとなるように、前記基準周波数可変部と変調周波数可変部とが各周波数fr、fmを可変し、前記周波数fc、fmの組合せ毎に前記振幅可変部が前記変調信号Mの振幅を可変して、前記誤り測定器によって測定される誤り率Eが前記判定部によって前記基準値Erを超えたと判定されたとき、その直前の変調信号Mの振幅値をジッタ耐力値Jとして前記周波数fc、fmの組合せと対応づけて記憶する第8の態様に従うジッタ耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第10の態様によると、前記記憶部は、前記ジッタ耐力を示す値として、ジッタ耐力値そのものでなく、前記周波数fc、fmの組合せ毎に、前記振幅可変部によって前記変調信号Mの振幅のある特定値において、前記誤り測定器によって測定される誤り率Eに対する前記判定部の判定結果とその振幅の特定値をジッタスイープ値Jsとして前記周波数fc、fmの組合せと対応づけて記憶する第9の態様に従うジッタ耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第11の態様によると、
前記表示部は、表示制御部25と、表示器26とを有し、
前記表示制御部は、前記制御部の記憶部に記憶されている前記周波数fc、fm及び前記ジッタ耐力値Jに基づいて、
前記ジッタ耐力値Jを前記クロック信号Cの周波数を第1のパラメータとすると共に、前記変調信号Mの周波数を第2パラメータとして同時に評価可能に、前記表示器の画面上に表示する第10の態様に従うジッタ耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第12の態様によると、
前記表示制御部は、縦軸を前記変調信号Mの振幅とし、且つ、横軸を前記変調信号の周波数とする第1の2次元直交座標上に前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する第1のグラフと、縦軸を前記変調信号Mの振幅とし、且つ、横軸を前記クロック信号Cのオフセット周波数とする第2の2次元直交座標上に前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する第2のグラフとを前記表示器の画面上に同時に表示する第11の態様に従うジッタ耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第13の態様によると、
前記表示制御部は、前記クロック信号Cの周波数を第1の座標軸、前記変調信号Mの周波数を第2の座標軸、前記ジッタ耐力値Jを第3の座標軸とする3次元直交座標を前記表示器の画面上に表示すると共に、該3次元直交座標上に前記制御部の記憶部に記憶されている前記周波数fc、fm及び前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する第11の態様に従うジッタ耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第14の態様によると、
前記表示制御部は、前記ジッタ耐力を表す際に、測定ポイント毎に、ジッタ耐力の善し悪しまたは基準値からの余裕度を識別可能に表示する第11の態様に従うジッタ耐力測定装置が提供される。
上記別の目的を達成するために、本発明の第15の態様によると、
可変設定される周波数及び可変設定されるの振幅を有する変調信号を出力し、
可変設定されるの周波数を有するクロック信号を発生すると共に、前記変調信号を受けて、前記クロック信号に前記変調信号に応じたジッタを生じさせて出力し、
前記ジッタを伴って出力される前記クロック信号を受けて、所定パターンのデータ信号を発生し、
前記所定パターンのデータ信号に基づいて動作する被測定物から出力される前記所定パターンのデータ信号を受けて、予め設定される所定パターンのデータ列と比較することにより、前記被測定物から出力される前記所定パターンのデータ信号の誤りを測定し、
前記測定される誤りが予め設定された基準範囲にあるか否かを判定し、該判定結果を出力し、
前記クロック信号の周波数及び前記変調信号の周波数の組合せを可変制御する度に、前記変調信号の振幅を可変制御すると共に、前記判定結果と前記変調信号の振幅の情報とに基いて前記被測定物のジッタ耐力を示す値を求め、
前記クロック信号の周波数、前記変調信号の周波数及び前記変調信号の振幅の各情報と前記ジッタ耐力を示す値とを受けて、前記被測定物のジッタ耐力特性を前記クロック信号の周波数と前記変調信号の周波数との2つのパラメータとして画面上に同時に表示し、
を具備するジッタ耐力測定方法が提供される。
上記別の目的を達成するために、本発明の第16の態様によると、
前記表示は、前記ジッタ耐力を示す値として、前記変調信号の振幅が可変されているときに前記判定により前記基準範囲を超えたと判定された直前の前記変調信号の振幅値とする第15の態様に従うジッタ耐力測定方法が提供される。
上記別の目的を達成するために、本発明の第17の態様によると、
前記表示は、前記ジッタ耐力を示す値として、前記変調信号の振幅が特定値に設定されているときに、前記判定による前記基準範囲を超えているか否かの判定結果と前記変調信号の振幅の特定値とで表す第15の態様に従うジッタ耐力測定方法が提供される。
上記別の目的を達成するために、本発明の第18の態様によると、
前記パターンの発生は、実質的に前記被測定物内に備えられているパターン発生器を用いる第15の態様に従うジッタ耐力測定方法が提供される。
上記別の目的を達成するために、本発明の第19の態様によると、
前記表示は、縦軸を前記変調信号Mの振幅とし、且つ、横軸を前記変調信号の周波数とする第1の2次元直交座標上に前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する第1のグラフと、縦軸を前記変調信号Mの振幅とし、且つ、横軸を前記クロック信号Cのオフセット周波数とする第2の2次元直交座標上に前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する第2のグラフとを前記表示器の画面上に同時に表示する第15の態様に従うジッタ耐力測定方法が提供される。
上記別の目的を達成するために、本発明の第20の態様によると、
前記表示は、前記クロック信号Cの周波数を第1の座標軸、前記変調信号Mの周波数を第2の座標軸、前記ジッタ耐力値Jを第3の座標軸とする3次元直交座標を前記表示器の画面上に表示すると共に、該3次元直交座標上に前記制御部の記憶部に記憶されている前記周波数fc、fm及び前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する第15の態様に従うジッタ耐力測定方法が提供される。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の各実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明を適用したジッタ耐力測定装置20の構成を示している。
このジッタ耐力測定装置20は、クロック信号発生器21、変調信号発生器22、パターン発生器30、誤り測定器23、測定制御部24、表示部27を有している。
クロック信号発生器21は、後述する測定制御部24から設定された周波数のクロック信号を発生すると共に、変調信号発生器22からの変調信号を受けてクロック信号に変調信号に応じたジッタを生じさせて出力するものである。
このクロック信号発生器21は、具体的には、図4に示すように、VCO21a、分周器21b、基準信号発生器21c、位相比較器21d、LPF21e、加算器21fによるPLL構成を有している。
VCO21aは、加算器21fの出力信号の電圧に対応する周波数fcのクロック信号Cを分周器21b及び出力端子20aに出力する。
分周器21bは、所定の分周比Nでクロック信号Cを分周する。
基準信号発生器21cは、後述する測定制御部24から設定された周波数frの基準信号Rを出力する。
位相比較器21dは、分周器21bの出力信号と基準信号発生器21cから出力される基準信号Rとの位相を比較し、その位相差に対応する幅のパルス信号を出力する。
LPF21eは、位相比較器21dから出力されるパルス信号から基準信号Rの周波数以上の信号成分を除去して、分周器21bの出力信号と基準信号Rとの位相差に振幅が対応する直流信号を出力する。
加算器21fは、LPF21eの出力信号と変調信号発生器22から出力される変調信号Mとを加算して、その加算結果をVCO21aに出力する。
ここで、例えば、変調信号Mの振幅がゼロであれば、VCO21aから出力されるクロック信号Cの周波数fcはPLLの引込制御によりN・frにロックされ、基準信号Rの周波数frが可変されるとクロック信号Cの周波数fcも変化する。
また、変調信号Mの振幅がゼロでなければ、その変調信号Mの瞬時の振幅に応じてVCO21aからの出力が位相及び周波数変調されて、クロック信号Cにジッタが生じる。
なお、ここでは、基準信号Rの周波数を可変することによって、クロック信号Cの周波数を可変しているが、分周器21bの分周比Nを可変することによってクロック信号Cの周波数を可変することも可能である。
変調信号発生器22は、可変の周波数及び振幅を有するた変調信号Mをクロック信号発生器21に出力するのものである。
すなわち、この変調信号発生器22は、後述する測定制御部24から設定された周波数で一定振幅の正弦波信号を発生する正弦波発生器22aと、この正弦波発生器22aから出力される正弦波の振幅を、例えば、減衰するレベル可変器22bとによって構成される。
そして、この変調信号発生器22は、レベル可変器22bの出力を変調信号Mとして、クロック信号発生器21に出力する。
この変調信号発生器22が出力する変調信号Mの周波数及び振幅は、測定制御部24によって可変制御される。
クロック信号発生器21から出力されたクロック信号Cは、パターン発生器30に供給される。
このパターン発生器30は、クロック信号Cに基づいて、前述したように、クロック信号Cに同期した所定パターンのデータ信号を発生して、出力端子20aに出力する。
この出力端子20aに出力された所定パターンのデータ信号は、外部の、例えば、データ中継機器等の被測定物1に入力される。
被測定物1は、所定パターンのデータ信号に含まれているクロック信号Cをベースとして動作するものであり、このクロック信号Cに対応した所定パターンのデータ信号を生成して入力端子20bに出力する。
誤り測定器23は、入力端子20bを介して入力されるデータ信号と、内部に設定されるパターン発生器30から発生された所定パターンのデータ信号と同一の設定がなされた所定パターンのデータ列とを比較して、誤り率Eを測定して出力する。
測定制御部24は、判定部24a、基準周波数可変部24b、変調周波数可変部24c、振幅可変部24d及び記憶部24eを有している。
判定部24aは、誤り率測定器23から出力される誤り率Eが予め設定されている基準値Erとを比較し、誤り率Eが基準値Er以下の基準範囲にあるか否かを判定し、その判定結果を記憶部24eに出力する。
基準周波数可変部24bは、クロック信号発生器21の基準信号発生器21cが出力する基準信号Rの周波数frを可変制御すると共に、その基準信号Rの周波数frの情報を記憶部24eとの間でやりとりする。
変調周波数可変部24cは、変調信号発生器22が出力する変調信号Mの周波数fmを可変制御するために、正弦波発生器22aが出力する正弦波信号の周波数を可変制御すると共に、その変調信号Mの周波数fmの情報を記憶部24eとの間でやりとりする。
振幅可変部24dは、変調信号発生器22が出力する変調信号Mの振幅を可変制御するために、レベル可変器22bの出力振幅を可変制御すると共に、その変調信号Mの振幅の情報を記憶部24eとの間でやりとりする。
これらの各可変部24b、24c、24d及び記憶部24eは、被測定物1のジッタ耐力を示す値を、変調信号M及びクロック信号Cの周波数の異なる組合せ毎に求めるための制御部24Aを構成する。
すなわち、この制御部24Aは、図示しない操作部の操作等による測定開始の指示を受けると、クロック信号Cの周波数fcと変調信号Mの周波数fmとが異なる組合せとなるように、基準周波数可変部24bと変調周波数可変部24cとにより、基準信号発生器21cが出力する基準信号Rの周波数frと、変調信号発生器22が出力する変調信号Mの周波数fmを可変制御するために、正弦波発生器22aが出力する正弦波信号の周波数を、それぞれ、所定のステップで可変させる。
この際、制御部24Aは、基準周波数可変部24bと変調周波数可変部24cとにより、その周波数fc、fmの組合せ毎に振幅可変部24dが変調信号Mの振幅を可変して、誤り測定器23によって測定される誤り率Eが判定部24aによって基準値Erを超えたと判定されたとき、その直前の変調信号Mの振幅値をジッタ耐力値Jとして前記周波数fc、fmの組合せと対応づけて記憶部24eに記憶させる。
また、制御部24Aは、ジッタ耐力を示す値として、ジッタ耐力値そのものでなく、周波数fc、fmの組合せ毎に、振幅可変部24dによって変調信号Mの振幅のある特定値において、誤り測定器23によって測定される誤り率Eに対する判定部24aの判定結果とその振幅の特定値をジッタスイープ値Jsとして前記周波数fc、fmの組合せと対応づけて記憶部24eに記憶させるようにしても良い。
なお、制御部24A(測定制御部24)は、実際には、CPUとその周辺回路とでなり、記憶部24e内のプログラムROMに格納されているプログラムに基づいて後述するようなジッタ耐力の自動測定を遂行させる。
また、記憶部24eには、プログラムROMの他に、後述するようなジッタ耐力の自動測定に必要な前記クロック信号Cと変調信号Mの周波数を可変するためのパラメータα、β及び変調信号Mの振幅Aを初期化するためのデータ等がテーブル化して格納されているROM(EEPROM)及び上記判定結果等を格納するためのRAM等が備えられている。
表示部27は、表示制御部25及び表示器26を有している。
この表示部27は、表示制御部25により、前記制御部24Aによって制御されることにより、記憶部24eに記憶されている前記クロック信号Cの周波数fc、前記変調信号Mの周波数fr及び前記変調信号Mの振幅の各情報と前記ジッタ耐力値Jを示す値とを受けて、前記被測定物1のジッタ耐力特性を前記クロック信号Cの周波数fcと前記変調信号Mの周波数frとの2つのパラメータとして表示器26の画面上に同時に表示させる。
すなわち、表示制御部25は、前記制御部24Aの記憶部24eに記憶されている前記周波数fc、fm及び前記ジッタ耐力値Jに基づいて、前記ジッタ耐力値Jを前記クロック信号Cの周波数を第1のパラメータとすると共に、前記変調信号Mの周波数を第2パラメータとして同時に評価可能に、前記表示器26の画面上に表示させる。
この際、表示制御部25は、例えば、図3Aに示すように、縦軸を前記変調信号Mの振幅とし、且つ、横軸を前記変調信号の周波数とする第1の2次元直交座標上に前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する第1のグラフと、縦軸を前記変調信号Mの振幅とし、且つ、横軸を前記クロック信号Cのオフセット周波数とする第2の2次元直交座標上に前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する第2のグラフとを前記表示器の画面上に同時に表示させる。
また、表示制御部25は、例えば、図3Bに示すように、クロック信号Cの周波数を第1の座標軸(例えば、X軸)、変調信号Mの周波数を第2の座標軸(例えば、Y軸)、ジッタ耐力値Jを第3の座標軸(例えばZ軸)とする3次元直交座標を表示器26の画面上に表示すると共に、この3次元直交座標上に測定制御部24の記憶部24eに記憶された周波数fc、fm及びジッタ耐力値Jをプロット表示させる。
また、ジッタ耐力を表す値として、前記した判定結果と特定値とからなるジッタスイープ値Jsを用いる場合には、測定ポイント毎に、ジッタ耐力の善し悪しが分かるように、上記の変調信号Mの振幅の特定値の座標点に基準値Erを超えていれば、例えば、図3Cに示すように、×、超えていなければ、例えば、○の印を表示する。
なお、このジッタスイープによる場合には、設定した変調周波数と振幅値で、基準値Erを超えると、×の印が表示される。
また、ジッタトレランスによる場合には、例えば、図3Aに示すように、設定した変調周波数での振幅値(ジッタ耐力点)がマスクより上か下かによって、○の印、×の印が表示される。
次に、このジッタ耐力測定装置20の動作を図2に示すようなフローチャートに基づいて説明する。
始めに、外部より、測定開始の指示があると、制御部24A(測定制御部24)は、クロック信号Cと変調信号Mの周波数を可変するためのパラメータα、β及び変調信号Mの振幅Aを零に初期化する(ステップS1、S2)。
そして、制御部24A(測定制御部24)は、被測定物1が扱うデータ信号の周波数に正しく対応した周波数をfc0、可変ステップをΔfcとして、クロック信号Cの周波数fcを、fc0+α・Δfcに設定(実際には、基準信号Rの周波数frの設定による)する(ステップS3)。
また、制御部24A(測定制御部24)は、変調信号Mの初期変調周波数をfm0、可変ステップをΔfmとして、変調信号Mの周波数fmを、fm0+β・Δfmに設定する(ステップS4)。
そして、この状態において、制御部24A(測定制御部24)は、誤り測定器23が出力する誤り率Etが基準値Erを超えるか否かを判定する(Sステップ5)。
この状態では、クロック信号Cは、変調信号Mによる位相変調を受けておらず、しかもパラメータα、βが零なので、クロック信号Cの周波数は、被測定物1が扱うデータ信号の周波数に正しく対応している。
従って、被測定物1に異常がなければ、当該被測定物1から出力されるデータ信号が所定パターン列となっていることにより、誤り測定器23から出力される誤り率Eは基準値Erよりも小さくなっている。
この状態で、制御部24A(測定制御部24)は、この誤り率Eが基準値Erより小さいことが判定部24aで確認されると、基準周波数可変部24bによってパラメータαを下限値−K(Kは正の整数)に変更する(ステップS6)。
これにより、クロック信号Cの周波数fcが下限周波数fc0−K・Δfcに可変される(ステップS7)。
次に、制御部24A(測定制御部24)は、変調信号Mの振幅を可変した状態で、被測定物1のジッタ耐力値Jあるいはジッタスイープ値の測定(ジッタ耐力測定)を行う(ステップS8)。
そして、制御部24A(測定制御部24)は、その測定結果を、予め設定される図示しない操作部からの指示に基づいて、表示制御部25を介して、表示器26の画面上で、前述したような2次元または3次元直交座標に表示する(ステップS9)。
ここで、2次元直交座標に表示する場合には、前述したように、制御部24A(測定制御部24)は、表示制御部25を介して、縦軸を前記変調信号Mの振幅とし、且つ、横軸を前記変調信号の周波数とする第1の2次元直交座標上に前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する第1のグラフと、縦軸を前記変調信号Mの振幅とし、且つ、横軸を前記クロック信号Cのオフセット周波数とする第2の2次元直交座標上に前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する第2のグラフとを前記表示器の画面上に同時に表示する(図3A)。
また、3次元直交座標に表示する場合には、前述したように、制御部24A(測定制御部24)は、表示制御部25を介して、X軸がクロック信号Cの周波数、Y軸が変調信号Mの周波数、Z軸がジッタ耐力測定結果の3次元直交座標上に表示する(図3B)。
そして、制御部24A(測定制御部24)は、このような被測定物1のジッタ耐力測定と測定結果の処理とを、パラメータαが1増加される毎、すなわち、クロック信号Cの周波数がΔfcだけ高くなる毎に行い、パラメータαが上限値Kに等しくなるまで繰り返す(ステップS10、S11)。
この結果、記憶部24eには、変調信号Mの周波数fmが初期値fm0に等しい状態におけるクロック信号周波数対ジッタ耐力の2K+1組の測定結果が記憶されて行く。
そして、制御部24A(測定制御部24)は、表示制御部25を介して、その測定結果を、前述したように、表示器26の2次元または3次元座標上に順次表示して行く。
続いて、制御部24A(測定制御部24)は、パラメータαが上限値Kと等しくなったときのジッタ耐力の測定が終わると、パラメータβが最終値U(正の整数)以下の場合には、変調信号Mの周波数を決定するパラメータβを1だけ増加させる(ステップS12、S13)。
次に、制御部24A(測定制御部24)は、変調信号Mの周波数fmがΔfmだけ増加させる(ステップS14)。
次に、制御部24A(測定制御部24)は、この状態で、前記ステップS6、S7、S8、S9、S10、S11の処理を行う。
これにより、変調信号Mの周波数fmがfm0+Δfmに等しい状態におけるクロック信号周波数対ジッタ耐力測定結果が2K+1組得られ、その測定結果が表示されて行く。
以下同様に、パラメータβが最終値U(正の整数)まで1ずつ増加される毎に、変調信号Mの周波数fmがfm0+β・Δfmに等しい状態におけるクロック信号周波数対ジッタ耐力の測定結果が2K+1組ずつ得られ、その測定結果が表示されて行く。
この結果、記憶部24eには、初期値fm0から最終値fm0+UΔfmまでU+1個の変調信号Mの周波数fmについて、クロック信号周波数対ジッタ耐力の2K+1組の測定結果が記憶されることになる。
そして、図3Bに示している全てのジッタ耐力値Jを3次元座標上にプロット表示する場合に、図中符号Aで示すのが実測値データであって、これは図中符号Bで示すマスクデータ(すなわち、測定結果がOKかNGかを判断するための基準値データ)よりも、どれだけ余裕を持って上まわっていることが分かるような情報を伴って表示する。
また、図3Bにおいて、図中符号C(クロスハッチング部分)及び図中符号D(通常のハッチング部分)で示しているように、測定ポイント毎のマスクデータからどれだけ余裕があるかの情報を用いて、その余裕の度合いに応じて表示色を変えて表示することにより、最も厳しい条件下の基準値からのジッタ耐力の余裕の程度を識別可能に表示する。
また、ジッタ耐力を示す値としてジッタ耐力値を表示する場合には、例えば、図3Aに示すように、設定した変調周波数での振幅値(ジッタ耐力点)がマスクより上か下かによって、○の印、×の印を表示するようにして、ジッタ耐力の程度を識別可能に表示する。
また、ジッタ耐力を示す値としてジッタスイープ値を表示する場合には、前記したように、測定ポイント毎に、ジッタ耐力の善し悪しが分かるように、変調信号Mの振幅の特定値の座標点に基準値Erを超えていれば、例えば、図3Cに示しているように、×、超えていなければ、例えば、○の印を表示するようにして、ジッタ耐力の程度を識別可能に表示する。
これにより、ユーザは一目見るだけで、当該被測定物のジッタ耐力特性を知ることができることになる。
なお、図3A,B,Cに示しているように、2次元または3次元座標では、クロック信号Cの周波数の周波数fc0に対するずれ量をppm単位で表示し、ジッタ耐力値JをUIp−p(ユニットインターバル)単位で表示している。
また、図3A,B,Cに示しているように、2次元または3次元座標では、変調信号Mの周波数スケールは、対数スケールとしているので、前述した図2に基づくフローチャートの説明と正確には対応していない。
すなわち、前述した図2に基づくフローチャートの説明では、記憶部24eにテーブル化して格納されている変調信号Mの周波数を可変するためのパラメータβを用いるようにしているので、変調信号Mの周波数スケールとしては直線スケールであることを前提としている。
従って、変調信号Mの周波数スケールを対数スケールとする場合には、変調信号Mの周波数をテーブル化したfm(n)による配列として扱い、図2に示すフローチャートのステップS4及びS14での「fm←fm0+βΔfm」を「fm←fm(β)」という表現に変更する必要がある。
以上のようにして、本発明のジッタ耐力測定装置は、被測定物のジッタ耐力特性をクロック信号周波数と変調信号周波数との2つをパラメータとして同時に評価可能とした2次元表示または3次元表示されたジッタ耐力の特性を見れば、ユーザはクロック信号Cの周波数のずれの大小と変調信号Mの周波数(ジッタ周波数)の高低の全ての組合せに対して、被測定物1のジッタ耐力がどのように変化するかを一目で把握することができる。
また、上記測定では、クロック信号Cの周波数fcと変調信号Mの周波数fmを所定範囲での全ての組合せについてジッタ耐力を自動測定しているので、スポット測定に頼ることなく、測定を効率的に行うことができる。
なお、表示制御部25は、表示器26に表示したジッタ耐力特性の任意の位置にマーカを表示する機能を有しており、図示しない操作部の操作でマーカの位置を可変すると、そのマーカのX座標に対応するクロック信号Cの周波数、Y座標に対応する変調信号Mの周波数及びZ座標に対応するジッタ耐力値(またはジッタスイープ値)を表示画面の所定位置に数値表示できるように構成されている。
また、前記説明では、変調信号Mの周波数を固定した状態でクロック信号Cの周波数を所定範囲可変してから変調信号Mの周波数をステップ可変するという動作を繰り返すようにしている。
しかるに、これとは、逆に、クロック信号Cの周波数を固定した状態で変調信号Mの周波数を所定範囲可変してからクロック信号Cの周波数をステップ可変するという動作を繰り返すようにしても良い。
また、前記説明では、クロック信号Cと変調信号Mの周波数の組合せ毎に変調信号Mの周波数を可変してジッタ耐力を示す値を求めて、その測定結果をリアルタイムに表示器26に表示するようにしている。
しかるに、クロック信号Cと変調信号Mの周波数の組合せの全てについての測定結果が得られてから、その測定結果を表示器26に表示するようにしても良い。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明を適用した第2の実施の形態によるジッタ耐力測定装置20′の構成を示している。
このジッタ耐力測定装置20′は、クロック信号発生器21、変調信号発生器22、誤り測定器23、測定制御部24、表示部27を有している。
すなわち、この第2の実施の形態によるジッタ耐力測定装置20′の構成は、図1に示した第1の実施の形態によるジッタ耐力測定装置20からパターン発生器30を取り除いた構成となっている。
すなわち、被測定物1によっては、実質的に、パターン発生器30と同等の構成を備えているものも想定されるので、このような場合には、被測定物1に備えられているパターン発生器30と同等物を利用して、クロック信号Cを被測定物1に直接与えて、被測定物1内で前述したような所定パターンのデータ信号を発生させる。
そして、この場合、誤り測定器23は、入力端子20bを介して入力されるデータ信号と、内部に設定される被測定物1内のパターン発生器30から発生された所定パターンのデータ信号と同一の設定がなされた所定パターンのデータ列とを比較して、誤り率Eを測定して出力する。
このような第2の実施の形態によるジッタ耐力測定装置20′の構成によっても、図1に示した第1の実施の形態によるジッタ耐力測定装置20と同様な作用効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明のジッタ耐力測定装置は、
可変の周波数及び可変の振幅を有する変調信号を出力する変調信号発生器(22)と、
可変の周波数を有するクロック信号を発生するとともに、前記変調信号発生器から出力された前記変調信号を受けて、前記クロック信号に前記変調信号に応じたジッタを生じさせて出力するクロック信号発生器(21)と、
前記クロック信号発生器から前記ジッタを伴って出力される前記クロック信号を受けて、所定パターンのデータ信号を発生して、被測定物(1)に供給するパターン発生器(30)と、
前記パターン発生器から出力される前記所定パターンのデータ信号に基づいて動作する前記被測定物から出力される前記所定パターンのデータ信号を受けて、予め設定される所定パターンのデータ列と比較することにより、前記被測定物から出力される前記所定パターンのデータ信号の誤りを測定する誤り測定器(23)と、
前記誤り測定器から出力される誤りが予め設定された基準範囲にあるか否かを判定した判定結果を出力する判定部(24c)と、
前記クロック信号発生器及び前記変調信号発生器を制御することによって、前記クロック信号の周波数及び前記変調信号の周波数の組合せを可変制御する度に、前記変調信号の振幅を可変制御するとともに、前記判定部の判定結果と前記変調信号の振幅の情報とに基いて前記被測定物のジッタ耐力を示す値を求める制御部(24b〜24e)と、
前記制御部によって制御される前記クロック信号の周波数、前記変調信号の周波数及び前記変調信号の振幅の各情報と前記ジッタ耐力を示す値とを受けて、前記被測定物のジッタ耐力特性を前記クロック信号の周波数と前記変調信号の周波数との2つのパラメータとして画面上に同時に表示する表示部(25,26)と、を備えている。
そして、このようなジッタ耐力測定装置によれば、ユーザは、クロック信号の周波数のずれの大小と変調信号の周波数(ジッタ周波数)の高低の全ての組合せに対して、被測定物のジッタ耐力がどのように変化するかを、一目で把握することができる。
また、このようなジッタ耐力測定装置によれば、クロック信号の周波数と変調信号の周波数の所定範囲での全ての組合せについてジッタ耐力を自動測定するので、従来技術のようにスポット測定に頼ることなく、測定を効率的に行うことができる。
従って、以上のような本発明によれば、被測定物のジッタ耐力特性をクロック信号周波数と変調信号周波数との2つをパラメータとして、同時に評価可能とし、且つジッタ耐力特性の効率的な測定を可能としたジッタ耐力測定装置を提供することが可能となる。
また、本発明によれば、被測定物のジッタ耐力特性をクロック信号周波数と変調信号周波数との2つをパラメータとして、同時に評価可能とし、且つジッタ耐力特性の効率的な測定を可能としたジッタ耐力測定方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明を適用したジッタ耐力測定装置の第1の実施形態の構成を示すブロック図であり、
図2は、図1の実施形態の要部の動作を説明するためのフローチャートであり、
図3A,B,Cは、本発明を適用したジッタ耐力測定装置によるジッタ耐力の測定結果の表示例を示す図であり、
図4は、本発明を適用したジッタ耐力測定装置の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。

Claims (20)

  1. 可変の周波数及び可変の振幅を有する変調信号を出力する変調信号発生器と、
    可変の周波数を有するクロック信号を発生すると共に、前記変調信号発生器から出力された前記変調信号を受けて、前記クロック信号に前記変調信号に応じたジッタを生じさせて出力するクロック信号発生器と、
    前記クロック信号発生器から前記ジッタを伴って出力される前記クロック信号を受けて、所定パターンのデータ信号を発生して、被測定物に供給するパターン発生器と、
    前記パターン発生器から出力される前記所定パターンのデータ信号に基づいて動作する前記被測定物から出力される前記所定パターンのデータ信号を受けて、予め設定される所定パターンのデータ列と比較することにより、前記被測定物から出力される前記所定パターンのデータ信号の誤りを測定する誤り測定器と、
    前記誤り測定器から出力される誤りが、予め設定された基準範囲にあるか否かを判定し、該判定結果を出力する判定部と、
    前記クロック信号発生器及び前記変調信号発生器を制御することによって、前記クロック信号の周波数及び前記変調信号の周波数の組合せを可変制御する度に、前記変調信号の振幅を可変制御すると共に、前記判定部の判定結果と前記変調信号の振幅の情報とに基いて前記被測定物のジッタ耐力を示す値を求める制御部と、
    前記制御部によって制御される前記クロック信号の周波数、前記変調信号の周波数及び前記変調信号の振幅の各情報と前記ジッタ耐力を示す値とを受けて、前記被測定物のジッタ耐力特性を前記クロック信号の周波数と前記変調信号の周波数との2つのパラメータとして画面上に同時に表示する表示部と、
    を具備するジッタ耐力測定装置。
  2. 前記制御部は、前記ジッタ耐力を示す値として、前記変調信号の振幅が可変されているときに前記判定部が前記基準範囲を超えたと判定した直前の前記変調信号の振幅値とする請求の範囲1に従うジッタ耐力測定装置。
  3. 前記制御部は、前記ジッタ耐力を示す値として、前記変調信号の振幅が特定値に設定されているときに、前記判定部による前記基準範囲を超えているか否かの判定結果と前記変調信号の振幅の特定値とで表す請求の範囲1に従うジッタ耐力測定装置。
  4. 前記パターン発生器として、実質的に前記被測定物内に備えられているものを用いる請求の範囲1に従うジッタ耐力測定装置。
  5. 前記変調信号発生器は、周波数及び振幅が可変可能にされた変調信号を前記クロック信号発生器に出力するものであり、前記制御部によって設定された周波数で一定振幅の正弦波信号を発生する正弦波発生器と、該正弦波発生器から出力される正弦波の振幅を可変するレベル可変器とを有し、
    前記レベル可変器からの出力を前記変調信号として前記クロック信号発生器に出力する請求の範囲1に従うジッタ耐力測定装置。
  6. 前記クロック信号発生器は、前記制御部によって設定された周波数のクロック信号を発生すると共に、前記変調信号発生器から出力される変調信号を受けて前記クロック信号に変調信号に応じたジッタを生じさせて出力するものであり、電圧制御発振器(VCO)、分周器、基準信号発生器、位相比較器、ローパスフィルタ(LPF)、加算器によるPLL構成を有し、
    前記VCOは、前記加算器からの出力信号の電圧に対応する周波数を有する前記クロック信号を前記分周器及びそれの出力端子に出力し、
    前記分周器は、所定の分周比で前記クロック信号を分周し、
    前記基準信号発生器は、前記制御部によって設定された周波数を有する基準信号を出力し、
    前記位相比較器は、前記分周器からの出力信号と前記基準信号発生器から出力される前記基準信号との位相を比較し、その位相差に対応する幅のパルス信号を出力し、
    前記LPFは、前記位相比較器から出力される前記パルス信号から前記基準信号の周波数以上の信号成分を除去して、前記分周器からの出力信号と前記基準信号との位相差に振幅が対応する直流信号を出力し、
    前記加算器は、前記LPFからの出力信号と前記変調信号発生器から出力される前記変調信号とを加算して、その加算結果を前記VCOに出力する請求の範囲1に従うジッタ耐力測定装置。
  7. 前記誤り測定器は、前記被測定物から入力されるデータ信号列と、内部で発生させた前記した所定パターンの基準信号列とを比較して誤り率を測定して出力する請求の範囲1に従うジッタ耐力測定装置。
  8. 前記判定部は、前記誤り率測定器から出力される前記誤り率が予め設定されている基準値とを比較し、誤り率が基準値以下の基準範囲にあるか否かを判定し、その判定結果を出力する請求の範囲7に従うジッタ耐力測定装置。
  9. 前記制御部は、基準周波数可変部、変調周波数可変部、振幅可変部及び記憶部を有し、
    前記基準周波数可変部は、前記クロック信号発生器の前記基準信号発生器が出力する基準信号の周波数を可変制御し、
    前記変調周波数可変部は、前記変調信号発生器が出力する前記変調信号の周波数を可変制御し、
    前記振幅可変部は、前記変調信号発生器が出力する前記変調信号の振幅を可変制御し、
    前記記憶部は、前記クロック信号の周波数と変調信号の周波数とが異なる組合せとなるように、前記基準周波数可変部と変調周波数可変部とが各周波数を可変し、前記周波数の組合せ毎に前記振幅可変部が前記変調信号の振幅を可変して、前記誤り測定器によって測定される誤り率が前記判定部によって前記基準値を超えたと判定されたとき、その直前の変調信号の振幅値をジッタ耐力値として前記周波数の組合せと対応づけて記憶する請求の範囲8に従うジッタ耐力測定装置。
  10. 前記記憶部は、前記ジッタ耐力を示す値として、ジッタ耐力値そのものでなく、前記周波数の組合せ毎に、前記振幅可変部によって変調信号の振幅のある特定値において、前記誤り測定器によって測定される誤り率に対する前記判定部の判定結果とその振幅の特定値をジッタスイープ値として前記周波数の組合せと対応づけて記憶する請求の範囲8に従うジッタ耐力測定装置。
  11. 前記表示部は、表示制御部と、表示器とを有し、
    前記表示制御部は、前記制御部の記憶部に記憶されている前記周波数及び前記ジッタ耐力値に基づいて、前記ジッタ耐力値を前記クロック信号の周波数を第1のパラメータとすると共に、前記変調信号の周波数を第2パラメータとして同時に評価可能に、前記表示器の画面上に表示する請求の範囲10に従うジッタ耐力測定装置。
  12. 前記表示制御部は、縦軸を前記変調信号の振幅とし、且つ、横軸を前記変調信号の周波数とする第1の2次元直交座標上に前記ジッタ耐力値をプロット表示する第1のグラフと、縦軸を前記変調信号の振幅とし、且つ、横軸を前記クロック信号のオフセット周波数とする第2の2次元直交座標上に前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する第2のグラフとを前記表示器の画面上に同時に表示する請求の範囲11に従うジッタ耐力測定装置。
  13. 前記表示制御部は、前記クロック信号の周波数を第1の座標軸、前記変調信号の周波数を第2の座標軸、前記ジッタ耐力値を第3の座標軸とする3次元直交座標を前記表示器の画面上に表示すると共に、該3次元直交座標上に前記制御部の記憶部に記憶されている前記周波数及び前記ジッタ耐力値をプロット表示する請求の範囲11に従うジッタ耐力測定装置。
  14. 前記表示制御部は、前記ジッタ耐力を表す際に、測定ポイント毎に、ジッタ耐力の善し悪しまたは基準値からの余裕度を識別可能に表示する請求の範囲11に従うジッタ耐力測定装置。
  15. 可変設定される周波数及び可変設定されるの振幅を有する変調信号を出力し、
    可変設定されるの周波数を有するクロック信号を発生すると共に、前記変調信号を受けて、前記クロック信号に前記変調信号に応じたジッタを生じさせて出力し、
    前記ジッタを伴って出力される前記クロック信号を受けて、所定パターンのデータ信号を発生し、
    前記所定パターンのデータ信号に基づいて動作する被測定物から出力される前記所定パターンのデータ信号を受けて、予め設定される所定パターンのデータ列と比較することにより、前記被測定物から出力される前記所定パターンのデータ信号の誤りを測定し、
    前記測定される誤りが予め設定された基準範囲にあるか否かを判定した判定結果を出力し、
    前記クロック信号の周波数及び前記変調信号の周波数の組合せを可変制御する度に、前記変調信号の振幅を可変制御すると共に、前記判定結果と前記変調信号の振幅の情報とに基いて前記被測定物のジッタ耐力を示す値を求め、
    前記クロック信号の周波数、前記変調信号の周波数及び前記変調信号の振幅の各情報と前記ジッタ耐力を示す値とを受けて、前記被測定物のジッタ耐力特性を前記クロック信号の周波数と前記変調信号の周波数との2つのパラメータとして表示器の画面上に同時に表示し、
    を具備するジッタ耐力測定方法。
  16. 前記表示は、前記ジッタ耐力を示す値として、前記変調信号の振幅が可変されているときに前記判定により前記基準範囲を超えたと判定された直前の前記変調信号の振幅値とする請求の範囲15に従うジッタ耐力測定方法。
  17. 前記表示は、前記ジッタ耐力を示す値として、前記変調信号の振幅が特定値に設定されているときに、前記判定による前記基準範囲を超えているか否かの判定結果と前記変調信号の振幅の特定値とで表す請求の範囲15に従うジッタ耐力測定方法。
  18. 前記パターンの発生は、実質的に前記被測定物内に備えられているパターン発生器を用いる請求の範囲15に従うジッタ耐力測定方法。
  19. 前記表示は、縦軸を前記変調信号の振幅とし、且つ、横軸を前記変調信号の周波数とする第1の2次元直交座標上に前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する第1のグラフと、縦軸を前記変調信号Mの振幅とし、且つ、横軸を前記クロック信号Cのオフセット周波数とする第2の2次元直交座標上に前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する第2のグラフとを前記表示器の画面上に同時に表示する請求の範囲15に従うジッタ耐力測定方法。
  20. 前記表示は、前記クロック信号の周波数を第1の座標軸、前記変調信号の周波数を第2の座標軸、前記ジッタ耐力値を第3の座標軸とする3次元直交座標を前記表示器の画面上に表示すると共に、該3次元直交座標上に前記制御部の記憶部に記憶されている前記周波数fc、fm及び前記ジッタ耐力値Jをプロット表示する請求の範囲15に従うジッタ耐力測定方法。
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