JPS648514B2 - - Google Patents

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JPS648514B2
JPS648514B2 JP58251845A JP25184583A JPS648514B2 JP S648514 B2 JPS648514 B2 JP S648514B2 JP 58251845 A JP58251845 A JP 58251845A JP 25184583 A JP25184583 A JP 25184583A JP S648514 B2 JPS648514 B2 JP S648514B2
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JP
Japan
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signal
frequency
sampling
recording
video signal
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JP58251845A
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Yasutoshi Matsuo
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Publication of JPS648514B2 publication Critical patent/JPS648514B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号の記録装置及び記録再生装置
に係り、入力映像信号をその必要周波数帯域の上
限周波数よりも若干高い周波数で標本化して得た
信号を記録し、またこれを再生する装置に関す
る。
従来技術とその問題点 一般にヘリカルスキヤンニング方式VTRでは、
走行する磁気テープ上に映像信号を回転ヘツドに
より記録し、回転ヘツドにより既記録映像信号を
再生する。上記の映像信号はその上限周波数が例
えば4.2MHz程度で、広帯域であり、この広帯域
の映像信号を例えば周波数変調して磁気テープに
記録し、再生するには、ヘツド・テープ間の相対
速度を所定値以上の高速度にすると共に、高周波
数領域で高感度な高性能ヘツドを使用する必要が
あることは周知の通りである。
しかるに、家庭用VTRの場合は、特に低価格
化、装置の小型化、軽量化等の要請から、テー
プ・ヘツド間の相対速度は上記所定値よりもかな
り低い速度にせざるを得ず、このため記録再生帯
域が上記の映像信号の本来の帯域よりも狭帯域と
なり、より高画質の映像信号の再生に支障をもた
らしていた。
そこで、本出願人は先に特願昭58−107379号に
て入力映像信号の必要周波数帯域の上限周波数よ
りも若干高い周波数で入力映像信号を標本化して
記録し、再生時は上記標本化周波数と略等しく、
かつ、互いに180゜位相の異なる信号で標本化を交
互に行なう映像信号記録再生装置を提案した。こ
の提案になる装置によれば、記録再生機の記録再
生帯域が狭帯域であつても、それよりも広帯域の
再生映像信号を得ることができる。
しかるに、上記の提案になる装置は、標本化周
波数を水平走査周波数の1/2の奇数倍に選定して
おり、一方、映像信号の走査線数は大別して525
本又は625本であるため、1フレーム(2フイー
ルド)毎に画面内の標本点位置が変化する。この
ため、垂直相関のない映像信号(例えば画面で斜
線として表示される映像信号など)では、垂直相
関のない画像部分が画面の上から下へ、又は下か
ら上へ移動する現象(これをクローリングとい
う)が生じるという問題点があつた。
そこで、本発明は標本化パルス(サンプリング
パルス)の位相を1フレーム毎に180゜異ならせ、
これにより入力映像信号を標本化して記録し、ま
た再生標本化信号を位相が1フレーム毎に180゜異
ならされた再標本化パルスで再標本化を行なうこ
とにより、上記の問題点を解決した映像信号の記
録装置及び記録再生装置を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段 本発明は、輝度信号等の入力映像信号の上限周
波数の2倍未満の周波数で、かつ、該上限周波数
よりも高い周波数であつて、次式で示される標本
化周波数fS fS≒(1/2)・(2n+1)・fH (ただし、上式中、nは自然数、fHは該入力映像
信号の水平走査周波数) の信号を発生し、更にその位相を該入力映像信号
の1フレーム毎に180゜異ならせて得た信号を標本
化パルスとして発生出力する信号発生器と、該入
力映像信号を該標本化パルスで標本化する標本化
手段と、該標本化手段により取り出された標本化
信号を記録媒体に記録する記録手段とよりなる映
像信号の記録装置であり、また上記の記録系を有
し、かつ、再生時には記録媒体の既記録信号を再
生し、その信号から遅延回路を用いて互いに1水
平走査期間の相対的な時間差を有する第1及び第
2の再生標本化信号を得る手段と、該再生信号が
供給され上記標本化周波数fSに等しい周波数で、
かつ、位相が再生映像信号の1フレーム毎に180゜
異ならしめられた信号を再標本化パルスとして発
生出力する第2の信号発生手段と、該第1及び第
2の再生標本化信号を夫々該再標本化パルスによ
り交互に標本化して得た2信号を更に加算合成し
て実質的に2fSの周波数で標本化された再生映像
信号を得る手段とより構成した再生系を有するも
のであり、以下その各実施例について図面と共に
説明する。
実施例 第1図は本発明記録再生装置の一実施例のブロ
ツク系統図を示す。本実施例は前記した本出願人
の提案になる記録再生装置と大略同様の構成であ
るが、信号発生器3の構成は本実施例特有の構成
とされている。第1図において、入力端子1には
記録されるべき映像信号が入来する。この入力映
像信号は水平走査周波数fHの整数倍の周波数成分
からなるような信号であつて、例えば輝度信号で
ある。この入力映像信号(輝度信号)は第2図A
に示す如く、例えばその上限周波数faが4MHz程
度の広帯域の映像信号であり、サンプラ2及び本
発明の要部をなす後述の信号発生器3に夫々供給
される。サンプラ2は信号発生器3よりの繰り返
し周波数fSのサンプリングパルス(標本化パル
ス)により入力映像信号のサンプル及びホールド
を行なう。これにより、サンプラ2からは標本化
周波数fSで入力映像信号を標本化して得た標本化
信号が得られる。
上記のサンプリングパルスは入力映像信号の水
平同期信号に位相同期した次式の繰り返し周波数
fSで表わされるパルスである。ここで fS≒(1/2)・(2n+1)・fH (1) ただし、上式中nは自然数、fHは水平走査周波
数である。この繰り返し周波数fSは、また後述す
る記録再生機4の記録再生帯域が狭いことに鑑
み、入力映像信号の上限周波数faの2倍未満の周
波数であつて、かつ、上記上限周波数faよりも高
い周波数に選定されており、一例として5.011M
Hzに選定されている(これはnが318、fH
15.734kHzの場合)。なお、前記記録再生帯域の最
高周波数はこの繰り返し周波数fSの1/2倍以上で、
前記上限周波数fa未満の周波数であり、ここでは
一例として2.5MHzとしている。また、本明細書
でいう記録再生帯域は記録再生できるベースバン
ド信号帯域をいものとする。
従つて、入力映像信号はサンプラ2において、
その上限周波数faの2倍未満の(1)式に示した標本
化周波数fSにより標本化(サンプル及びホール
ド)されるため、サンプラ2の出力標本化信号の
周波数スペクトルは第2図Bに示す如くになり、
上限周波数faから標本化周波数fSと上限周波数fa
との差の周波数fS−faまでの斜線で示す帯域内に
折り返し成分が含まれる。しかるに、この折り返
し成分は第2図Bに丸で示した部分Iを拡大図示
した同図Cの周波数スペクトルからわかるよう
に、同図Cに破線で示す折り返し成分の周波数ス
ペクトルは、実線で示す映像信号の水平走査周波
数fH間隔で配置されている周波数スペクトルのギ
ヤツプ部に挿入されるため(周波数インターリー
ビング関係にあるため)、入力映像信号に帯域共
用多重化されることとなる。
このサンプラ2から取り出された標本化信号は
記録再生機4の記録系に供給され、例えば周波数
変調(FM)された後回転ヘツドにより磁気テー
プ(いずれも図示せず)に記録され、しかる後に
回転ヘツドにより磁気テープから再生された後
FM復調器(図示せず)を通して取り出される。
ここで、記録再生機4は、家庭用VTRの如き狭
帯域の記録再生帯域しか有しておらず、例えばそ
の記録再生帯域は入力映像信号帯域よりもはるか
に狭い2.5MHz程度であるものとする。従つて、
記録再生機4の再生信号出力端子からは、第2図
Dに示す如く、上限周波数が2.5MHz程度で、fS
fbから2.5MHz程度までの斜線で示す映像信号帯
域に前記折り返し成分が帯域共用多重化された再
生標本化信号が取り出される。
この再生標本化信号は第1図に示す信号発生器
3、サンプラ5、1H遅延回路6及び低域フイル
タ11に夫々供給される。1H遅延回路6により
1水平走査期間(1H)遅延された再生標本化信
号はサンプラ7に供給される。サンプラ5及び7
は夫々信号発生器3より取り出された前記標本化
周波数fSであつて、再生水平同期信号に位相同期
したサンプリングパルスφ1,φ2が供給されて、
これにより入力再生標本化信号をサンプル及びホ
ールドして出力する。
これらのサンプリングパルスφ1及びφ2は第3
図に示す如く、互いに位相が180゜異なつている。
従つて、サンプラ5及び7において、再生標本化
信号と1H遅延再生標本化信号とが夫々交互に標
本化周波数fSで標本化(サンプル及びホールド)
されて取り出されることになる。サンプラ5及び
7から取り出された両信号は加算器8に供給さ
れ、ここで加算合成されることにより、周波数
2fSであたかも標本化された如き再生映像信号と
される。
すなわち、このことについて更に詳細に説明す
るに、記録再生機4により再生出力された再生標
本化信号は、標本化周波数fSを水平走査周波数fH
で除した値に略等しい数の標本点の情報が1本の
走査線当り時系列的に画面に表示されるが、その
標本点数は自然数個である。しかし、上記の標本
化周波数fSは前記(1)式で示したように水平走査周
波数fHの1/2の奇数倍に選定されているから、1
走査線当りの標本点数は自然数個に0.5の端数を
加えた値となる(因みに、標本化周波数fSを前記
した如く5.011MHzとすると、1走査線当りの標
本点数は318.5個となる)。このため、同一フイー
ルドの再生画面において、上記の再生標本化信号
は、或る1本の走査線では例えば318個の標本点
の情態が表示され、次の1本の走査線では319個
の標本点の情報が表示されることとなり、相隣る
2本の走査線間では、水平走査方向に約1/
(2fS)なる期間だけ互いに異なつた位置で表示さ
れる。
すなわち、第4図に示す如く、或る1フイール
ドの再生画面13において、任意の4本の走査線
をl1,l2,l3及びl4で図示するものとすると、1H
遅延回路6に供給される前記再生標本化信号の各
標本点(第4図ではそのうちの一部のみを示して
いる)の情報は、各走査線に夫々斜線を付した丸
印の位置に配列表示され、その表示位置は相隣る
走査線間においては、互いに水平走査方向上1/
(2fS)の時間間隔分異なつた位置となる。
他方、1H遅延回路6により1H遅延された再生
標本化信号の各標本点の情報は、上記の1H遅延
回路6の入力再生標本化信号の第4図に斜線を付
した丸印で示す位置の標本点の情報が、同図に矢
印で示す如く垂直方向に走査線1本分移動され、
次の1本の走査線上の実線の丸印で示した位置に
配置表示されることとなる。
しかして、加算器8の出力再生標本化信号の各
標本点の情報は、1H遅延回路6の入出力再生標
本化信号の合成出力であるから、走査線l1〜l4
には斜線の丸印で示す位置と実線の丸印で示す位
置との両方で夫々表示されることになる。すなわ
ち、このことは再生標本化信号を実質的に標本化
周波数fSの2倍の周波数で標本化して得た信号を
表示していることになる。これにより、加算器8
から取り出される再生映像信号の周波数スペクト
ルは第2図Eに示す如く、2.5MHz以下の原映像
信号の周波数スペクトルに、前記折り返し成分
がで示す如く2.5MHz以上に重畳したような周
波数スペクトルとなる。従つて、加算器8からは
記録再生機4の記録再生帯域よりも広帯域の再生
映像信号が取り出されることになり、この再生映
像信号は第1図に示す高域フイルタ9により例え
ば周波数fS−fa程度以上の高周波数成分が周波数
選択されて取り出されて混合器10に供給され
る。
他方、記録再生機4より取り出された再生標本
化信号は第1図に示す低域フイルタ11により例
えば周波数fS−fa程度以下の低周波数成分が周波
数選択されて取り出されて混合器10に供給され
る。これは加算器8の出力再生映像信号は垂直解
像度が劣化しているため、垂直解像度を定めてい
るような低周波数成分は高域フイルタ9で除去す
る一方、低域フイルタ11によりサンプラ5,7
によりサンプル及びホールドする前の再生標本化
信号中の低周波数成分を取り出して垂直解像度を
確保するためである。混合器10は上記の低周波
数成分と高周波数成分とを夫々混合して広帯域の
再生映像信号を生成し、この再生映像信号を出力
端子12へ出力する。
しかして、サンプリングパルスφ1,φ2の繰り
返し周波数を前記(1)式のfSに選定しただけでは、
前記した如く、クローリング現象が生じる。そこ
で、本発明はクローリング現象を除去するため
に、信号発生器3より1フレーム毎に位相が180゜
異ならしめられるサンプリングパルスを発生出力
するよう構成したものであり、以下、信号発生器
3の各実施例について説明する。第5図は信号発
生器3の一実施例のブロツク系統図を示す。同図
中、入力端子14には入力端子1よりの映像信号
が入来して同期信号分離回路15に供給され、こ
こで水平同期信号が分離抽出される。この水平同
期信号はフリツプフロツプ16によりその周波数
が1/2に分周された後、位相比較器17に供給さ
れ、ここで分周器19よりの繰り返し周波数fH
2の信号と位相比較され、それらの位相差に応じ
た誤差電圧に変換される。位相比較器17の出力
誤差電圧は電圧制御発振器(VCO)18に制御
電圧として印加され、その出力発振周波数を可変
制御する。VCO18の出力パルスは分周器19
により1/(2n+1)(ただし、nは自然数)に
分周されて繰り返し周波数fH/2の信号とされた
後、位相比較器17に供給される。
従つて、位相比較器17、VCO18及び分周
器19よりなる一巡のループは、周知のフエー
ズ・ロツクド・ループ(PLL)を構成しており、
VCO18からは入力映像信号の水平同期信号に
位相同期した前記(1)式の繰り返し周波数fSで表わ
され、かつ、入力映像信号の上限周波数よりも若
干高い繰り返し周波数のパルスが取り出される。
VCO18は繰り返し周波数がfSで、かつ、互い
に位相が180゜異なる第1及び第2のパルス(方形
波)を発振出力し、第1のパルスは分周器19に
供給する一方、波形整形及び移相器20に供給
し、第2のパルスを波形整形及び移相器21に供
給する。波形整形及び移相器20,21は、上記
第1及び第2のパルスが対称方形波であるものと
すると、入力端子22を介して供給されるヘツド
回転に同期した回転検出パルスにより、入力映像
信号の1フレーム(2フイールド)毎に位相反転
(180゜位相シフト)を行ない、かつ、これにより
得られた方形波の立上りエツジ(又は立下りエツ
ジ)に位相同期した幅の狭い、第3図に示す如き
サンプリングパルスφ1,φ2を出力端子23,2
4へ生成出力する。従つて、出力端子23及び2
4へ夫々出力される2つのサンプリングパルス
は、或る1フレームは一方がφ1で他方がφ2であ
り、次の1フレームは一方がφ2で他方がφ1であ
り、更に次の1フレームは一方がφ1で他方がφ2
であり、以下同様にして1フレーム毎にφ1,φ2
が交互に出力される。出力端子23(24でもよ
い)の出力パルスは標本化パルスとしてサンプラ
2に供給されて記録されるべき入力映像信号を標
本化し、他方、再生時には出力端子23の出力パ
ルスは再標本化パルスとしてサンプラ5に供給さ
れ、かつ、出力端子24の出力パルスは再標本化
パルスとしてサンプラ7に供給される。このよう
にして、第1図の出力端子12にはクローリング
現象のない高品質の再生映像信号が取り出され
る。
なお、前記回転検出パルスは記録再生機4にお
いて、サンプラ2よりの標本化信号あるいは後述
する多重信号を例えば磁気テープにビデオトラツ
クを形成して記録し、かつ、再生時にはビデオト
ラツクの既記録信号をピツクアツプ再生する複数
個の回転ヘツドの回転に位相同期したドラムパル
スを1/2分周して得た2フレーム周期の対称方形
波で、その生成方法は周知であるのでその生成方
法の説明は省略する。
次に上記の如く1フレーム毎に位相が180゜異な
らしめるサンプリングパルスにより標本化及び再
標本化を行なうことにより、クローリング現象が
なくなることについて更に詳細に説明する。サン
プリングパルスを前記(1)式に示す如くに選定した
場合は、第4図と共に説明したように相隣る2本
の走査線では、夫々の走査線における各標本点の
情報は水平走査方向に約1/(2fS)なる期間だ
け互いに異なつた位置で表示される一方、1フレ
ームの走査線数は奇数本(例えば525本又は625
本)であり、奇数フイールドの各走査線の間に偶
数フイールドの各走査線が位置するが、奇数フイ
ールドの奇数番目の走査線番号の走査線の下には
偶数フイールドの偶数番目の走査線番号の走査線
が位置することは周知の通りである。従つて、同
一フレームの奇数フイールドの任意の3本の走査
線をm、m+1及びm+2(ただし、mは走査線
数の1/2の値に0.5を加えた値よりも小なる自然
数)とし、これらの3本の走査線の夫々の真下に
位置する偶数フイールドの3本の走査線をm′、
m′+1及びm′+2(ただし、m′は走査線数の1/2
の値に0.5を加えた値と上記mとの和の自然数で、
例えば走査線数625本方式の映像信号に適用した
場合、m′=m+313となる。)とすると、任意の
或る1フレームにおいてこれらの走査線に表示さ
れる各標本点の位置は第6図Aに黒丸で示す如く
になる。
しかして、走査線数は奇数本であるから、次の
フレームの走査線mの各標本点位置はその直前の
フレームの走査線mにおける各標本点位置に対し
て1/(2fS)だけずれた位置となる。従つて、
次のフレームの上記の走査線m〜m+2、m′〜
m′+2に表示される各標本点位置は第6図Aに
白丸で示す如くになる。従つて、各標本点は同じ
走査線において1フレーム毎に異なつた位置に表
示されることになり、垂直相関性のない映像信号
の場合は前記したクローリング現象が生じる。
これに対して、本発明の如く標本化パルスを1
フレーム毎に180゜ずつ異ならせて標本化を行なう
と、その各標本点は1フレーム毎に1/(2fS
だけ異なる位置に表示されることになる。このこ
とは、各フレームにおいて同じ走査線に表示され
る標本点は第6図Bに白丸で示す如く、常に同一
場所に位置せしめられることを意味し、よつて映
像信号に垂直相関性がなくても前記のクローリン
グ現象を生ずることはない。
なお、本発明では前記本出願人の提案になる記
録再生装置と同様に、第4図と共に説明したよう
に実質的に2fSで再標本化された再生映像信号が
得られるから、再生画面上の各走査線上の相隣る
標本点の間隔は実際には約1/(2fS)となり、
各フレームの標本点位置はすべて略同一となる
が、これはサンプラ5及び7の両出力再標本化信
号を合成して得られたものであるから、同じ標本
点位置での情報は各フレーム毎に実質的に異な
り、本発明の如く1フレーム毎にサンプリングパ
ルスを180゜異ならせて標本化、再標本化しない場
合には、前記クローリング現象が生じることは明
らかである。
次に本発明装置の第2実施例について説明する
に、本実施例は第1実施例の構成と基本的には同
様であるが、更に基準バースト信号を付加して記
録し、再生するように、信号発生器3の構成を変
更し、かつ、スイツチ回路26を付加したもので
ある。上記の基準バースト信号は、後述する如
く、映像信号に対するサンプリングパルスの位相
を記録系と再生系とで合わせるための信号であ
る。第7図は本発明装置の第2実施例における要
部の一実施例の回路系統図を示す。同図中、第1
図と同一構成部分には同一符号を付してある。第
7図において、まず記録時の動作につき説明する
に、信号発生器3′は記録時には入力端子27よ
りの例えばローレベルの記録モード信号がスイツ
チ回路28に供給され、これを端子R側に接続さ
せる一方、2入力AND回路29の一方の入力端
子に供給され、これをゲート「閉」状態とする。
これにより、入力端子1に入来した記録されるべ
き映像信号はスイツチ回路28を通して水平同期
信号分離回路30に供給され、ここで水平同期信
号を分離抽出された後、単安定マルチバイブレー
タ(モノマルチ)31、垂直同期信号分離回路3
2及びタイミング回路33に夫々供給される。
モノマルチ31により等化パルスが除去されて
取り出された水平同期信号はPLL34内の位相
比較器35に供給される。PLL34は位相比較
器35、低域フイルタ36、VCO37及び分周
器38よりなる一巡の閉ループ構成とされてお
り、ここでは分周器38はVCO37の出力信号
を2/(2n+1)に分周して得た水平走査周波
数fHの信号を位相比較器35に供給するよう構成
されている。これにより、周知の如く、VCO3
7からは記録水平同期信号に位相同期した(1/
2)・(2n+1)・fHの周波数、すなわち前記(1)式か
らわかるように標本化周波数fSに等しい、例えば
5.011MHzの信号が取り出され、この信号は基準
標本化パルスfS′として可変遅延回路39に供給
される。可変遅延回路39は例えばアナログ的に
遅延量を可変制御することができる、LCからな
る可変遅延線であり、制御信号が零のときに、得
られる最大遅延時間の1/2の遅延時間が得られる
ように設定されている。
他方、タイミング回路33は回路30及び32
より水平、垂直の各同期信号が供給され、これに
より入力映像信号の垂直帰線消去期間内であつ
て、水平同期信号を除いた一又は二以上の予め定
めた特定の区間に同期して、その都度例えばロー
レベルとなるゲートパルスを発生する回路であ
り、本実施例では一例として、垂直帰線消去期間
の最後の1H(Hは水平走査期間)に上記のゲート
パルスを発生する(従つて、入力映像信号が日米
標準の走査線数525本の映像信号であるときには、
走査線番号第21H目と第284H目に、ゲートパル
スを発生する。)。
このゲートパルスはAND回路29の他方の入
力端子に供給されるが、記録時にはこのAND回
路29は前記した如くゲート「閉」状態とされて
いるから、AND回路29の出力信号は常にロー
レベルである。また上記ゲートパルスはスイツチ
回路26及び40に夫々スイツチングパルスとし
て印加され、ローレベルの期間スイツチ回路26
を端子26b側に切換接続し、かつ、スイツチ回
路40をオンとし、一方ハイレベルの期間はスイ
ツチ回路26を端子26a側に切換接続し、か
つ、スイツチ回路40をオフとする。ここで、ス
イツチ回路40の入力信号は入力端子41よりの
再生映像信号であるが、記録時には当然のことな
がら再生映像信号が存在しないからスイツチ回路
40の出力信号は記録時には存在せず、従つてこ
のスイツチ回路40の出力端子に縦続接続されて
いる移相器42及びN逓倍器43の各出力信号
(位相比較器44の一方の入力信号)も存在しな
い。
位相比較器44の他方の入力端子には可変遅延
回路39より取り出された標本化周波数fSのサン
プリングパルスが供給されるが、位相比較器44
の他方の入力端子には信号が供給されないのでそ
の出力信号は零であり、よつて位相比較器44の
出力信号が低域フイルタ45を通して供給される
サンプリングホールド回路46の入力信号も零で
ある。このサンプリングホールド回路46は
AND回路29よりサンプリング及びホールドパ
ルスが供給され、それがローレベルの期間はサン
プリング動作を行ない、ハイレベルの期間はホー
ルド動作を行なうよう構成されている。しかし
て、AND回路29の出力信号は記録時は前記し
た如く常にローレベルであり、よつてサンプリン
グホールド回路46は常にサンプリング動作を行
なう状態となるが、低域フイルタ45よりの入力
信号は零であるので、サンプリングホールド回路
46より可変遅延回路39へ供給される制御信号
も零である。
これにより、可変遅延回路39の遅延時間は、
記録時は最大遅延時間の1/2の遅延時間に固定さ
れる。この可変遅延回路39から取り出されたパ
ルスは標本化周波数fSのパルスは位相比較器4
4、移相器47,49及び1/N分周器48に
夫々供給される。
移相器47及び49は夫々入力端子50よりの
前記ドラムパルスを1/2分周して得た2フレーム
周期の回転検出パルスが印加され、可変遅延回路
39の出力パルスからサンプリングパルスφ1
びφ2を生成すると共に1フレーム毎に180゜の移相
を行ない、1フレーム毎にサンプリングパルス
φ1及びφ2を切換えて出力端子52,53へ出力
する。ここで、移相器47及び49のうちの一方
がサンプリングパルスφ1を出力している1フレ
ーム期間には、他方がサンプリングパルスφ2
出力するように構成されている。移相器47の出
力サンプリングパルスはまたサンプラ2に供給さ
れ、ここで入力端子1よりの記録されるべき映像
信号の標本化を行なう。
1/N分周器48は移相器49よりのサンプリ
ングパルスを1/N(Nは自然数で、例えば4)
分周して、繰り返し周波数がfS/Nとされたパル
ス列をスイツチ回路26の端子26bへ出力す
る。なお、Nは記録再生帯域を考慮して設定され
る。記録時にはスイツチ回路26は通常は端子2
6aに入来するサンプラ2よりの標本化信号を選
択出力し、走査線番号第21H目と第284H目の区
間(水平同期信号区間は除く)のみ端子26b側
に切換接続されるから、スイツチ回路26の共通
端子より出力端子51へ取り出される信号は、サ
ンプラ2の出力標本化信号と、その標本化信号の
走査線番号第21H目と第284H目の区間に時分割
多重された1/N分周器48の出力信号との時分
割多重信号となる。この時分割多重信号中の1/
N分周器48の出力信号はバースト状になり、後
述する再生時に再標本化するための標本化周波数
fSに等しい周波数の信号(再標本化パルス)の位
相を制御する基準バースト信号として伝送され
る。第8図は映像信号の垂直帰線消去期間V.
BLK中に基準バースト信号BUが付加されている
様子を示す波形図である。
次に再生時の動作につき説明するに、再生され
た時分割多重信号は入力端子41に入来しスイツ
チ回路40に供給される。一方、再生時には入力
端子27に入来する再生モード信号がハイレベル
となるので、スイツチ回路28が端子P側に切換
接続され、かつ、AND回路29がゲート「開」
状態となる。これにより、入力端子41に入来し
た再生時分割多重信号はスイツチ回路28及び水
平同期信号分離回路30を夫々順次に経てモノマ
ルチ31、垂直同期信号分離回路32及びタイミ
ング回路33に夫々供給される。これにより、モ
ノマルチ31の出力信号が供給されるPLL34
は記録時と同様の動作を行ない、またタイミング
回路33は記録時と同様にして再生時分割多重信
号の垂直帰線消去期間内の特定の区間にのみロー
レベルとなるゲートパルスを発生出力する。この
ゲートパルスは記録時とは異なりAND回路29
を通してサンプリングホールド回路46にサンプ
リングパルスとして供給される。
また、上記のゲートパルスにより、再生時分割
多重信号中の基準バースト信号のみがスイツチ回
路40より分離出力されて移相器42に供給さ
れ、ここでモニター画像が最良となるように位相
調整された後、N逓倍器43により周波数を標本
化周波数fSと同一周波数に逓倍されて位相比較器
44に供給される。位相比較器44は可変遅延回
路39の出力パルスとN逓倍器43よりの再生基
準バースト信号に位相同期した周波数fSの信号と
の位相比較を行ない、それらの位相差に応じた誤
差電圧を低域フイルタ45を通してサンプリング
ホールド回路46に供給する。低域フイルタ45
の出力誤差電圧は基準バースト信号再生期間内の
後半の区間では略一定の直流電圧であり、サンプ
リングホールド回路46はこの誤差電圧を前記ゲ
ートパルスのローレベル期間(すなわち基準バー
スト信号再生期間)サンプリングし、基準バース
ト信号再生期間が終了するとサンプリングした値
を次にくる基準バースト信号再生期間まで保持す
る。
サンプリングホールド回路46の出力電圧は制
御信号として可変遅延回路39に供給され、位相
比較器44での位相誤差が最小となるようにその
遅延時間(遅延量)を可変制御する。このように
して可変遅延回路39より取り出されたパルスは
移相器47及び出力端子52を夫々介して第1図
に示したサンプラ5に再標本化パルスとして供給
され、また移相器49及び出力端子53を夫々介
して前記サンプラ7に再標本化パルスとして供給
される。この再標本化パルスは可変遅延回路39
により再生基準バースト信号の位相に応じて遅延
時間が制御され、実質的に位相補正がされたパル
スであるから、PLL34よりの基準標本化パル
スfS′にある数十(ns)程度のドリフトを極めて
小にすることができ、よつて再生標本点を記録時
と略同一位置に表示させることができるので映像
信号の再現性が良い。
なお、基準バースト信号を1フレーム毎に位相
を180゜異ならせてもよく、その場合は第7図に二
点鎖線で示す如く、記録時に移相器47の出力信
号を1/N分周器48へ供給すれば良い。また基
準バースト信号を1フレーム毎に位相を180゜異な
らせた場合は、再生時には第7図に二点鎖線で示
す如く、位相比較器44は移相器47より取り出
されたサンプリングパルスとN逓倍器43の出力
信号との位相比較を行なうように構成される。
次に他の実施例につき説明するに、第9図は本
発明装置の第2実施例の要部の他の実施例の回路
系統図を示す。同図中、第7図と同一構成部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。本実施
例は可変遅延回路39を開ループで制御するよう
にした信号発生器3″を有する点に特徴を有する
ものであり、原理的には第7図図示の閉ループの
実施例と同様であるが、基準バースト信号再生期
間での遅延時間の制御を開ループにし、位相誤差
電圧から予測して遅延時間を制御するものであ
る。すなわち、VCO37の出力基準化パルスfS
は位相比較器55及び1/N分周器56に夫々供
給される。これにより、基準バースト信号は基準
標本化パルスfS′を1/N分周して得られ、また
再生時には基準標本化パルスfS′と再生基準バー
スト信号をN逓倍した周波数fSの信号との位相誤
差に基づいて可変遅延回路39の遅延時間が可変
制御される。
応用例 なお、本発明は上記の実施例に限定されるもの
ではなく、再生映像信号の垂直解像度は低下する
が、高域フイルタ9、混合器10、及び低域フイ
ルタ11よりなる回路部を削除し、加算器8より
再生映像信号出力を得るようにしてもよい。また
加算器8で加算合成される2入力信号は、互いに
相対的に1Hの時間差を有する再生標本化信号で
あればよいから、サンプラ5の入力側に遅延時間
kH(ただしkは任意の自然数)を有する第1の遅
延回路を設け、かつ、サンプラ7の入力側に1H
遅延回路6に代えて(k+1)Hの遅延時間を有
する第2の遅延回路を設けるようにしてもよいこ
とは勿論である。更に、可変遅延回路39は実質
的に位相補正を行なうための回路であり、よつて
移相器を代りに使用してもよい。また、可変遅延
回路39が遅延時間を付して出力する信号周波数
は2fS等でもよく、それを分周して最終的にfSの周
波数で所要デユーテイ比のサンプリングパルス
φ1,φ2を生成するよう構成してもよい。更に、
記録時のサンプリングパルス(標本化パルス)
は、遅延時間固定の可変遅延回路39を通して出
力されるから、実質的に可変遅延回路39を通さ
ないことと同じであり、よつてPLL34の出力
パルスをそのまま用いてもよいことは明らかであ
る。また可変遅延回路39をデイジタル的に制御
してもよい。
また更に、本発明は記録系のみを有する記録装
置にも適用することができる。更に、記録、再生
は伝送の一形態であるから、記録系は送信系(伝
送系)、再生系は受信系と等価であり、本発明は
これらの送信系や送受信系にも適用し得る。
効 果 上述の如く、本発明によれば、所定の標本化周
波数に等しく、かつ、互いに180゜の位相差を有す
る2つの信号を用いて交互に標本化を行なつて得
た2信号を夫々加算合成して出力するようにした
ので、記録再生機に固有の記録再生帯域が狭帯域
であつても、それよりも広帯域の再生映像信号出
力を得ることができ、また記録される映像信号を
標本化する標本化パルスの位相を1フレーム毎に
180゜異ならせ、また再生標本化信号を更に標本化
する第1及び第2の再標本化パルスの位相も1フ
レーム毎に180゜異ならせるようにしたので、クロ
ーリング現象を防止することができ、また更に基
準バースト信号を標本化信号に多重して記録する
ようにしたので、再生時に水平同期信号が供給さ
れるPLLにより生成されるパルスを第1及び第
2の再標本化パルス(サンプリングパルス)とし
てそのまま使用した場合に比し、記録時の標本化
パルスと位相同期した第1及び第2の標本化パル
スを発生させることができ、これにより記録時の
標本点位置と略位置で再生標本点の画像を表示す
ることができ、映像信号の再現性を良くでき、ま
た更に標本化パルス及び第1及び第2の再標本化
パルスの1フレーム毎に180゜異ならせるための基
準信号として、回転ヘツドの回転位相に同期した
2フレーム周期の対称方形波である回転検出パル
スを使用した場合は、回転ヘツドを使用する映像
信号記録再生装置ではヘツドサーボ回路やヘツド
再生信号のスイツチング等に使用されているドラ
ムパルスを共用できるから、特別なピツクアツプ
手段を必要とせず、回路構成も極めて簡単なもの
で行なうことができる等の数々の特長を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の第1実施例を示すブロツ
ク系統図、第2図A〜Eは夫々第1図のブロツク
系統図の各部の信号の周波数スペクトルを示す
図、第3図はサンプリングパルス波形を示す図、
第4図は本発明装置の動作原理を説明するための
図、第5図は第1図中の信号発生器の一実施例を
示すブロツク系統図、第6図A,Bは夫々クロー
リング現象を生じる場合の画面での標本点位置を
示す図及び本発明による画面での標本点を説明す
る図、第7図及び第9図は夫々本発明装置の第2
実施例の信号発生器の各実施例を示す回路系統
図、第8図は本発明装置により記録、再生される
基準バースト信号を映像信号と共に示す波形図で
ある。 1,14……映像信号入力端子、2,5,7…
…サンプラ、3……信号発生器、4……記録再生
機、6……1H遅延回路、8……加算器、9……
高域フイルタ、10……混合器、11,45……
低域フイルタ、12……再生映像信号出力端子、
15……同期信号分離回路、17……位相比較
器、18……電圧制御発振器(VCO)、19……
分周器、20,21……波形整形及び移相器、2
2,50……回転検出パルス入力端子、23,2
4……サンプリングパルス出力端子、26,2
8,40……スイツチ回路、27……モード信号
入力端子、33……タイミング回路、34……フ
エーズ・ロツクド・ループ(PLL)、38……分
周器、39……可変遅延回路、41……再生映像
信号入力端子、42,47,49……移相器、4
3……N逓倍器、44,45……位相比較器、4
6……サンプリングホールド回路、48,56…
…1/N分周器、52,53……サンプリングパ
ルス出力端子、51……記録用多重信号出力端
子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力映像信号の輝度信号の上限周波数の2倍
    未満の周波数で、かつ、該上限周波数よりも高い
    周波数であつて、次式で示される標本化周波数fS fS≒(1/2)・(2n+1)・fH (ただし、上式中、nは自然数、fHは該入力映像
    信号の水平走査周波数) の信号を発生し、更にその位相を該入力映像信号
    の1フレーム毎に180゜異ならせて得た信号を標本
    化パルスとして発生出力する信号発生器と、該入
    力映像信号を該標本化パルスで標本化する標本化
    手段と、該標本化手段より取り出された標本化信
    号を記録帯域の最高周波数がfS/2以上で前記上
    限周波数未満の記録媒体に記録する記録手段とよ
    りなることを特徴とする映像信号の記録装置。 2 入力映像信号の輝度信号の上限周波数の2倍
    未満の周波数で、かつ、該上限周波数よりも高い
    周波数であつて、次式で示される標本化周波数fS fS≒(1/2)・(2n+1)・fH (ただし、上式中、nは自然数、fHは該入力映像
    信号の水平走査周波数) の信号を発生し、更にその位相を該入力映像信号
    の1フレーム毎に180゜異ならせて得た信号を標本
    化パルスとして発生出力する信号発生器と、該入
    力映像信号を該標本化パルスで標本化する標本化
    手段と、上記標本化周波数fSの信号を最高周波数
    がfS/2以上で前記上限周波数未満の記録帯域内
    の周波数に分周すると共に一定期間毎に出力した
    バースト信号を、再生時に再標本化するための標
    本化周波数fSに等しい周波数の信号の位相を制御
    する基準バースト信号として発生出力する基準バ
    ースト信号発生手段と、該標本化手段により取り
    出された標本化信号と該基準バースト信号とを
    夫々多重し、その多重信号を前記記録帯域の記録
    媒体に記録する記録手段とよりなることを特徴と
    する映像信号の記録装置。 3 入力映像信号の輝度信号の上限周波数の2倍
    未満の周波数で、かつ、該上限周波数よりも高い
    周波数であつて、次式で示される標本化周波数fS fS≒(1/2)・(2n+1)・fH (ただし、上式中、nは自然数、fHは該入力映像
    信号の水平走査周波数) の信号を発生し、更にその位相を該入力映像信号
    の1フレーム毎に180゜異ならせて得た信号を標本
    化パルスとして発生出力する第1の信号発生手段
    と、該入力映像信号を該標本化パルスで標本化す
    る標本化手段と、該標本化手段より取り出された
    標本化信号を記録再生帯域の最高周波数がfS/2
    以上で前記上限周波数未満の記録媒体に記録する
    記録手段と、該記録媒体の既記録信号を再生する
    再生手段と、該再生手段より取り出された再生信
    号から遅延回路を用いて互いに1水平走査期間の
    相対的な時間差を有する第1及び第2の再生標本
    化信号を得る手段と、該再生信号が供給され上記
    標本化周波数fSに等しい周波数で、かつ、位相が
    再生映像信号の1フレーム毎に180゜異ならしめら
    れた第1の再標本化パルスと該第1の再標本化パ
    ルスと180゜位相が異なる第2の再標本化パルスと
    を夫々発生出力する第2の信号発生手段と、該第
    1及び第2の再生標本化信号を夫々該第1及び第
    2の再標本化パルスにより別々に標本化して得た
    2信号を更に加算合成して実質的に2fSの周波数
    で標本化された再生映像信号を得る手段とより構
    成したことを特徴とする映像信号の記録再生装
    置。 4 入力映像信号の輝度信号の上限周波数の2倍
    未満の周波数で、かつ、該上限周波数よりも高い
    周波数であつて、次式で示される標本化周波数fS fS≒(1/2)・(2n+1)・fH (ただし、上式中、nは自然数、fHは該入力映像
    信号の水平走査周波数) の信号を発生し、更にその位相を該入力映像信号
    の1フレーム毎に180゜異ならせて得た信号を標本
    化パルスとして発生出力する第1の信号発生手段
    と、該入力映像信号を該標本化パルスで標本化す
    る標本化手段と、上記標本化周波数fSの信号を最
    高周波数がfS/2以上で前記上限周波数未満の記
    録再生帯域内の周波数に分周すると共に一定期間
    毎に出力したバースト信号を基準バースト信号と
    して発生出力する基準バースト信号発生手段と、
    該標本化手段より取り出された標本化信号と該基
    準バースト信号とを夫々多重し、その多重信号を
    前記記録再生帯域の記録媒体に記録する記録手段
    と、該記録媒体の既記録信号を再生する再生手段
    と、該再生手段より取り出された再生信号から遅
    延回路を用いて互いに1水平走査期間の相対的な
    時間差を有する第1及び第2の再生標本化信号を
    得る手段と、該再生手段より取り出された再生信
    号から弁別分離した該基準バースト信号の位相に
    同期させて上記標本化周波数fSに等しい周波数の
    信号を発生し、更にその位相を再生映像信号の1
    フレーム毎に180゜異ならせて得た第1の再標本化
    パルスと該第1の再標本化パルスと180゜位相が異
    なる第2の再標本化パルスとを夫々発生出力する
    第2の信号発生手段と、該第1及び第2の再生標
    本化信号を夫々該第1及び第2の再標本化パルス
    により別々に標本化して得た2信号を更に加算合
    成して実質的に2fSの周波数で標本化された再生
    映像信号を得る手段とより構成したことを特徴と
    する映像信号の記録再生装置。 5 該記録手段及び再生手段は回転ヘツドを有し
    ており、該第1及び第2の信号発生手段は該回転
    ヘツドの回転に同期したパルスに基づいて該標本
    化パルス並びに該第1及び第2の再標本化パルス
    の位相を1フレーム毎に180゜異ならせることを特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載の映像信号の
    記録再生装置。
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