JPS646952Y2 - - Google Patents

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JPS646952Y2
JPS646952Y2 JP10154183U JP10154183U JPS646952Y2 JP S646952 Y2 JPS646952 Y2 JP S646952Y2 JP 10154183 U JP10154183 U JP 10154183U JP 10154183 U JP10154183 U JP 10154183U JP S646952 Y2 JPS646952 Y2 JP S646952Y2
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JP
Japan
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parts
small
circuit
spiral
small parts
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JP10154183U
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JPS609580U (ja
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は相似形で大きさが異る数種類の部品
を大きさ別に仕分け後、それぞれ円周方向へ送出
するパーツフイーダ用ボールに関する。
一般にパーツフイーダは有底円筒状容器からな
るボールに上下振動と円周振動との合成振動を与
えて、ボール内に装入した相似形で大きさが異る
数種類の部品を大きさ別に仕分け後、それぞれ円
周方向へ送出する機能を備えている。しかし、部
品を大きさ別に仕分け後それぞれ円周方向へ送出
するにあたり、同じ寸法の部品でも表面側と裏面
側の形状が少し異つている場合、たとえば常に裏
向き姿勢に揃えて円滑に送出する必要があるも、
これが揃つていないため流れ作業に支障をきたす
ことがある。また大きさ別、たとえば大径部品、
小径部品の仕分け区域に大径部品送出シユートと
小径部品送出シユートとを並設した場合、大径部
品送出シユートへ小径部品が混入するため誤品組
付けの原因となり易い。また大径部品と小径部品
とを同一周回路で送出する場合、大径,小径部品
がそれぞれランダムに並んで送出されることにな
り、両部品の送出個数が少くなり、次工程への供
給量が少くなる。
このほか各送出シユート近傍が混雑して円滑な
送出に支障をきたし易い等の欠点がある。
この考案は上記にかんがみて、相似形で大きさ
が異る数種類の部品、たとえば大径部品と小径部
品とが混入することなく常に一定の姿勢で、それ
ぞれ別位置の大径部品送出シユート、小径部品送
出シユートから円滑に送出でき、かつ、大径,小
径部品の送出個数を増大できるパーツフイーダ用
ボールを提供することを目的とする。
この考案の要旨は、底面から内周面に沿つて緩
やかな上り勾配を有するとともに姿勢規制部材お
よび仕分け部材を有する螺旋状周回路を備え、上
記内周面の上部に小部品送出路および大部品送出
路を設けた有底円筒状容器からなるパーツフイー
ダ用ボールにおいて、上記内周面に沿つて緩やか
な上り勾配を有するとともに小部品表裏選別区域
を備え上記螺旋状周回路と小部品送出路との間に
接続された小部品周回路と、上記内周面に沿つて
緩やかな上り勾配を有するとともに大部品表裏選
別区域および小部品排出区域を備え上記螺旋状周
回路と大部品送出路との間に接続された大部品周
回路と、を備え、上記小部品周回路が、上記小部
品送出路の下流側で上記大部品周回路の小部品排
出区域上流側に接続されているパーツフイーダ用
ボールである。
以下、この考案に係るパーツフイーダ用ボール
の実施例を示す第1〜6図にもとづいて、その構
成を説明する。すなわち、第1,2図に示す1は
有底円筒状容器であつて、1Aはその底面(好ま
しくは上げ底状底面)、1Bはその内周面である。
2は底面1Aから内周面1Bに沿つて緩やかな上
り勾配に形成したやや広幅の螺旋状周回路である
(第3図参照)。3は螺旋状周回路2に接続されて
主に小ナツト31を1列に登上させるために内周
面1Bに沿つて螺旋状の緩やかな上り勾配に形成
したやや狭幅の小部品周回路で、内周面1Bの上
部終端部位に装設した小部品送出路11と接続し
ている(第3〜5図参照)。3Aは小部品周回路
3に配設した小部品表裏選別区域であつて、内周
面1Bには幅寄せ板13が固着され、小部品周回
路3の内周縁には複数の切欠き溝STが刻設され
ており、幅寄せ板13と切欠き溝STの距離は小
ナツト31の幅よりもやや小さく規定されている
(第5図参照)。4は螺旋状周回路2に接続されて
主に大ナツト21を1列に登上させるために内周
面1Bに沿つて螺旋状の緩やかな上り勾配に形成
したやや狭幅の大部品周回路で、上記小部品送出
路11の下流側で小部品周回路3と合流後、内周
面1Bの上部終端部位に装設した大部品送出路1
2と接続している(第3〜6図参照)。4Aは大
部品周回路4に配設した大部品表裏選別区域であ
つて、内周面1Bには幅寄せ板14が固着され、
大部品周回路4の内周縁には切欠き溝LTが刻設
されており、幅寄せ板14と切欠き溝LTとの距
離は大ナツト21の幅よりもやや小さく規定され
ている(第6図参照)。4Bは大部品送出路4と
大部品表裏選別区域4Aとの間の大部品周回路4
に配設した小部品排出区域であつて、大部品周回
路4の内周縁に固着した整列板15と内周面1B
との間にほぼ小ナツト31の幅に相当する幅の長
方形の貫通穴16が穿設されている(第3図参
照)。5は螺旋状周回路2に沿う内周面1Bの所
定位置に穿設したゴミ排出口(第3〜6図参照)
で、これは内周面1Bの下端周縁に穿設してもよ
い。6は螺旋状周回路2の所定位置に配設した姿
勢規正部材であつて、たとえば第7〜9図に示す
ように裏面側23,33の四隅に突起24,34
が形成されている四角形の大ナツト21、小ナツ
ト31が表向き姿勢(第7図に示すように大ナツ
ト21、小ナツト31の表面側22,32が上向
き、裏面側23,33が下向きである姿勢)、裏
向き姿勢(第8図に示すように大ナツト21、小
ナツト31の裏面側23,33が上向き、表面側
22,32が下向きである姿勢)で螺旋状周回路
2を登上してきたときは通過させ、横向き姿勢
(第9図に示すように大ナツト21、小ナツト3
1の表面側22,32または裏面側23,33が
左向きまたは右向きである姿勢)とか、2段積重
ね状態で螺旋状周回路2を登上してきたときは通
過させずに底面1Aへ落すため、大ナツトの高さ
に応じて空隙の高さを規定して内周面1Bに固着
されている(第6図参照)。7は螺旋状周回路2
と小部品周回路3、大部品周回路4との接続部位
よりやや上流側の螺旋状周回路2に配設した仕分
け部材であつて、螺旋状周回路2を表向き姿勢
(第7図参照)または裏向き姿勢(第8図参照)
で登上してきた小ナツト31を小部品周回路3へ
登上させ、大ナツト21を大部品周回路4へ登上
させるように仕分けるために、内周面1B側の空
隙の高さを小ナツト31の高さより少し高く規定
し、螺旋状周回路2内周縁側の空隙の高さを大ナ
ツト21の高さより少し高く規定して内周面1B
に固着されている(第3図参照)。8,9は小部
品表裏選別区域3A、大部品表裏選別区域4Aの
配設部位よりもやや上流側の内周面1Bにそれぞ
れ配設した整列板であつて、小ナツト31、大ナ
ツト21の姿勢を揃えてそれぞれ小部品周回路
3、大部品周回路4の内周面1B側を登上するよ
うに誘導する(第4,6図参照)。
11は内周面1Bの上部終端部位の小部品周回
路3に接続する小部品送出路であつて、小部品周
回路3を登上してきた小ナツト31のみ通過可能
な開口部を形成した仕分け板11A、送出シユー
ト11C内を滑降する小ナツト31の向きを揃え
る整列板11B、U字状またはロ字状横断面で下
り勾配に形成した送出シユート11Cからなり、
仕分け板11Aは内周面1Bに、整列板11Bは
送出シユート11Cの内側面に固着され、送出シ
ユート11Cは小部品周回路3に接続されている
(第2,5図参照)。12は内周面1Bの上部終端
部位の大部品周回路4に接続する大部品送出路で
あつて、大部品周回路4を登上してきた大ナツト
21を送出シユート12Cへ誘導する案内板12
A、送出シユート12C内を滑降する大ナツト2
1の向きを揃える整列板12B、U字状またはロ
字状横断面で下り勾配に形成した送出シユート1
2Cからなり、案内板11Aは内周面1Bに、整
列板11Bは送出シユート11Cの内側面に固着
され、送出シユート11Cは大部品周回路4に接
続されている(第2,3図参照)。
つぎにこの考案に係るパーツフイーダ用ボール
の作動態様を説明する。すなわち、上下振動と円
周振動との合成振動を繰返している有底円筒状容
器1内へ、その上方から相似形で大きさが異なる
大小2種類の部品として大ナツト21、小ナツト
31が無雑作に装入されてくる。そうするとこれ
らの大ナツト21、小ナツト31は遠心力を受け
て底面1Aの外周方向へ移動し、表向き姿勢、裏
向き姿勢、横向き姿勢とか、2段積重ね状態等で
種々雑多な方向を向きながら徐々に螺旋状周回路
2を登上し始める(第3図参照)。
こうして螺旋状周回路2を登上してくる大ナツ
ト21、小ナツト31のうち、横向き姿勢(第9
図参照)の大ナツト21、小ナツト31とか、2
段積重ね状態の大ナツト21、小ナツト31は姿
勢規正部材6により底面1Aへ落され、表向き姿
勢(第7図参照)、裏向き姿勢(第8図参照)の
大ナツト21、小ナツト31はこの姿勢規正部材
6を通過して螺旋状周回路2を登上していく(第
6図参照)。こうして徐々に仕分け部材7を通過
しようとするとき、小ナツト31は螺旋状周回路
2の外周側(内周面1B側)を通過し、大ナツト
21は内周側を通過するように仕分けられて、小
ナツト31は小部品周回路3を、大ナツト21は
大部品周回路4を登上する(第3図参照)。とこ
ろがこれらの小部品周回路3、大部品周回路4の
幅はやや狭く形成されているため、大ナツト2
1、小ナツト31は概ね1列になつて登上する
(第4図参照)。そして小部品周回路3を登上中の
小ナツト31は整列板8により表向き姿勢または
裏向き姿勢に揃えられて小部品表裏選別区域3A
に到達する。この小ナツト31のうち表向き姿勢
の小ナツト31の突起34は下方側にあるため、
押出されると切欠き溝STに引掛けられて底部1
Aへ落下する。これに対して裏向き姿勢の小ナツ
ト31の突起34は上方側にあるため、押出され
ても切欠き溝STに引掛ることなく小部品周回路
3を登上して小部品送出路11付近に到達し、順
次仕分け板11Aを通過し、整列板11Bをへて
送出シユート11C内を滑降して次工程へ供給さ
れる(第5図参照)。このとき過剰の小ナツト3
1は大部品周回路4を登上中の大ナツト21に合
流してさらに登上し、整列板9によつて表向き姿
勢または裏向き姿勢に揃えられて大部品表裏選別
区域4Aに到達する。これらの大ナツト21(裏
向き姿勢の小ナツト31を含む)のうち、表向き
姿勢の大ナツト21の突起24は下方側にあるた
め、押出されると切欠き溝LTに引掛けられて底
部1Aへ落下する。これに対して裏向き姿勢の大
ナツト21の突起24は上方側にあるため、押出
されても切欠き溝LTに引掛ることなく大部品周
回路4を登上する(第6図参照)。その後これら
裏向き姿勢の大ナツト21(裏向き姿勢の小ナツ
ト31を含む)は小部品排出区域4Bに登上して
くると整列板15によつて向きを揃えられて貫通
穴16上を通過しようとするが、裏向き姿勢の小
ナツト31は下方へ落されて裏向き姿勢の大ナツ
ト21のみ通過して大部品送出路12付近に到達
し、順次案内板12A、整列板12Bをへて送出
シユート12C内を滑降して次工程へ供給される
(第3図参照)。このとき過剰の大ナツト21は押
出されて底面1Aへ落され、再び螺旋状周回路2
から登上する。
以上のとおり、この考案に係るパーツフイーダ
用ボールによれば、種々雑多な形態で緩やかな螺
旋状周回路、つづいて大径部品は大部品周回路を
へて一定の姿勢(裏向き姿勢)に揃えた後大部品
送出路から、小径部品は小部品周回路をへて一定
の姿勢(裏向き姿勢)に揃えた後小部品送出路か
ら、それぞれ次工程へ供給されるため、従来のパ
ーツフイーダ用ボールにくらべて選別精度が向上
し、かつ大径,小径部品の送出量が増大するとと
もに、円滑な部品送給とあいまつて、流れ作業が
順調に遂行でき、誤品組付けが解消する等、幾多
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図は平面図、第3,4,5および6図は
それぞれ第2図に示すイ,ロ,ハおよびニ矢印方
向の拡大斜視図、第7,8および9図は大小2種
の部品の登上姿勢を示す拡大斜視図である。 1…有底円筒状容器、1A…底面、1B…内周
面、2…螺旋状周回路、3…小部品周回路、3A
…小部品表裏選別区域、4…大部品周回路、4A
…大部品表裏選別区域、4B…小部品排出区域、
6…姿勢規正部材、7…仕分け部材、11…小部
品送出路、12…大部品送出路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 底面から内周面に沿つて緩やかな上り勾配を有
    するとともに姿勢規制部材および仕分け部材を有
    する螺旋状周回路を備え、前記内周面の上部に小
    部品送出路および大部品送出路を設けた有底円筒
    状容器からなるパーツフイーダ用ボールにおい
    て、 前記内周面に沿つて緩やかな上り勾配を有する
    とともに小部品表裏選別区域を備え前記螺旋状周
    回路と小部品送出路との間に接続された小部品周
    回路と、 前記内周面に沿つて緩やかな上り勾配を有する
    とともに大部品表裏選別区域および小部品排出区
    域を備え前記螺旋状周回路と大部品送出路との間
    に接続された大部品周回路と、を備え、 前記小部品周回路が、前記小部品送出路の下流
    側で前記大部品周回路の小部品排出区域上流側に
    接続されていることを特徴とするパーツフイーダ
    用ボール。
JP10154183U 1983-06-30 1983-06-30 パ−ツフイ−ダ用ボ−ル Granted JPS609580U (ja)

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JP10154183U JPS609580U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 パ−ツフイ−ダ用ボ−ル

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JP10154183U JPS609580U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 パ−ツフイ−ダ用ボ−ル

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JPS609580U JPS609580U (ja) 1985-01-23
JPS646952Y2 true JPS646952Y2 (ja) 1989-02-23

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JP10154183U Granted JPS609580U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 パ−ツフイ−ダ用ボ−ル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4516361B2 (ja) * 2004-06-16 2010-08-04 ユーラステクノ株式会社 解砕分級装置

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JPS609580U (ja) 1985-01-23

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