JPS646757Y2 - - Google Patents

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JPS646757Y2
JPS646757Y2 JP1664885U JP1664885U JPS646757Y2 JP S646757 Y2 JPS646757 Y2 JP S646757Y2 JP 1664885 U JP1664885 U JP 1664885U JP 1664885 U JP1664885 U JP 1664885U JP S646757 Y2 JPS646757 Y2 JP S646757Y2
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JP
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flap
spout
pot
cover
pivot
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JP1664885U
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JPS61132939U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 利用分野 この考案は、筒状体に形成された注出口を開閉
するポツトのフラツプ取付構造に関する。
(ロ) 従来技術 ポツトの内容液を外部に注出する注液口を常時
開放していると、その注液口より蠅、油虫等の害
虫が侵入したり、あるいは埃等が入り非衛生的で
ある。このためポツトの注出口の先端の注液口に
は、フラツプが取付けられて、このフラツプによ
り注液口を常時閉鎖し内容液の注出時のみ注液口
を開放するように構成している。
ところが、前述した従来のポツトの取付構造
は、第4図に示すように上端面を開放した樋状の
注出口21の上端両側部に回動凹部22,22を
設け、この回動凹部22,22にフラツプ23を
回動自在に枢支したのち、注出口21の上端面を
天板24で覆い、回動凹部22,22と天板24
とによりフラツプ23が離脱せぬよう挟持すると
ともに、注出口21を筒状体に形成していた。
しかし、かかるフラツプの取付構造では、注出
口21と天板24を完全に係合固定しなければ、
内容液の注出時において係合隙間より内容液が滲
出するという問題点を有していた。また別部材の
天板24およびこの天板24を注出口21に組込
む作業が必要であり、コストアツプの要因になつ
ていた。
(ハ) 考案の目的 そこでこの考案は、注出口からの内容液の滲出
を完全に防止でき、かつ構成部品の少ない高品質
で廉価なポツトのフラツプ取付構造の提供を目的
とする。
(ニ) 考案の構成 この考案は、ポツトの注出口の内側壁に枢支部
を設け、この枢支部に注液口を開閉するフラツプ
の回転軸を枢支し、注出口の外側壁には係合部を
設け、この係合部に筒状のカバーを嵌着係合し
て、このカバーの一部で前記フラツプの回転軸を
前記枢支部より離脱不可に枢着したポツトのフラ
ツプ取付構造であることを特徴とする。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、注出口を筒状体に一体的に
形成し、その内側壁に形成した枢支部にフラツプ
を枢支し、外側壁に形成した係合部にカバーを嵌
着係合し、このカバーによりフラツプを枢支部よ
り離脱不可に枢着するよう構成したので、内容液
の注出時において、従来例のように係合隙間より
内容液が滲出するという問題点が完全に解消し品
質が向上した。また別部材の天板が廃止できコス
トダウンが可能となつた。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面はポツトのフラツプ取付構造を示し、第1
図〜第3図において、ポツト1はその上端に口金
部2を配設し、その一端側に形成した筒状体の注
出口3の先端の注液口4よりポツト1の内容液を
外部に注出する。
前述の注出口3は、その内側壁5,5の前方上
部の前後方向に、前方を開放した枢支部6,6
を、外方向に向けて凹設している。
また注出口3の外面壁7の周面には係合部8が
段落ちして設けられ、この係合部8にカバー9が
前述の外側壁7と面一に嵌着係合される。
前述の枢支部6,6には、フラツプ10の回転
軸11,11が回動自在に枢支されたのち、前述
のカバー9により枢支部6,6より離脱不可に枢
着される。
前述のカバー9は箱状体に形成され、その前面
開口周縁には、内側に向う鍔部14を形成して、
前述の注液口4とほぼ同一寸法で開口されて、前
述の係合部8に嵌着されるとともに、カバー9の
上下内面に凸設された固定片12,12が、係合
部8の固定溝13,13に係合して、カバー9を
前述の注出口3より離脱不可に係合固定する。そ
して、このカバー9が固定されることで、その鍔
部14でフラツプ10の回転軸11,11の外側
を覆い、その離脱を防止する。
前述のフラツプ10は、その上部両端に設けた
前述の回転軸11,11で前後回動自在に形成さ
れ、ポツト1が起立状態にあるときは、その自重
で前述の注液口4を閉鎖する。また注液するため
ポツト1を傾斜状態にすれば、その自重または液
流により注液口4を開放して注液を可能にする。
このように構成されたポツトのフラツプ取付構
造では、注出口3の係合隙間よりの内容液の滲出
が完全に防止でき、また天板の廃止でコストダウ
ンが可能となるばかりでなく、注出口3の筒状化
により従来の注出口のごとく樋状の上端開放面が
使用中に熱変形して天板との係合部分が係脱する
という不都合も未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のフラツプ取付構造でフラツ
プを取付けしたポツトの要部斜視図、第2図は第
1図の注出口の分解斜視図、第3図は第1図の注
出口の縦断面図、第4図は従来の注出口の分解斜
視図である。 1……ポツト、3……注出口、4……注液口、
5……内側壁、6……枢支部、7……外側壁、8
……係合部、9……カバー、10……フラツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ポツト1の注出口3の内側壁5に、枢支部6を
    設け、 この枢支部6に注液口4を開閉するフラツプ1
    0の回転軸11を枢支し、 前記注出口3の外側壁7には係合部8を設け、 この係合部8に開口部を有する筒状カバー9を
    嵌着係合して、このカバーの一部で前記フラツプ
    10の回転軸11を前記枢支部6より離脱不可に
    枢着したことを特徴とする ポツトのフラツプ取付構造。
JP1664885U 1985-02-07 1985-02-07 Expired JPS646757Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1664885U JPS646757Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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JP1664885U JPS646757Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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Publication Number Publication Date
JPS61132939U JPS61132939U (ja) 1986-08-19
JPS646757Y2 true JPS646757Y2 (ja) 1989-02-22

Family

ID=30503616

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JP1664885U Expired JPS646757Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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JPS61132939U (ja) 1986-08-19

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