JPH0338133Y2 - - Google Patents

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JPH0338133Y2
JPH0338133Y2 JP1984070685U JP7068584U JPH0338133Y2 JP H0338133 Y2 JPH0338133 Y2 JP H0338133Y2 JP 1984070685 U JP1984070685 U JP 1984070685U JP 7068584 U JP7068584 U JP 7068584U JP H0338133 Y2 JPH0338133 Y2 JP H0338133Y2
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JP
Japan
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wall
opening
circumferential wall
lid member
mouth
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JP1984070685U
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JPS60182354U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案はほぼ一定量宛振出せるよう設けた振出し
容器に係る。
「従来の技術」 例えば実公昭42−20606号公報が示す振出し容
器が知られており、該容器は容器体上端の開口部
に、上方小径かつ上端開口のテーパ状部材周壁を
嵌着させ、かつ頂壁周縁から周壁を垂下し、頂壁
外周部に複数の透孔を穿設すると共に、それ等各
透孔内方の頂壁裏面部分から下面開口の隔壁筒を
垂下する筒状部材を、上記テーパ状部材上端の口
部が隔壁筒下端開口の中央部分に位置するよう、
その周壁下部をテーパ状部材周壁の外面へ嵌着さ
せたものが知られている。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来の振出し容器は、キヤツプを有しない
から不衛生であり、又振出し物の補充ないし詰替
えも、筒状部材を外した後、更にテーパ状部材を
外さなければならない不便があつた。
本案はそれ等欠点を除去して蓋付きとすると共
に、その蓋も含めてその容器の振出し装置を一体
的となし、容器体に対して一体化された振出し装
置の取外しおよび装着によつて容器体内振出し物
の詰め替え等が出来るよう設け、更に部材数も僅
か二部材の組合せにより形成可能としてその組立
ても容易に行えるよう設けたものである。
「課題を解決するための手段」 口頸部2を起立する容器体1と、上記口頸部外
面に螺合させた外周壁4上端から内向きフランジ
5を介して口頸部内壁面に嵌合させた内周壁6を
垂下し、該内周壁下方から上方小径で上端開口の
テーパ壁8を突出する主筒部材3と、上記外周壁
4の後面上部に三点ヒンジ機構を介して一体に付
設された、上記主筒部材上面を開閉する蓋部材1
5と、上記内周壁6の下部内面に嵌着させた保持
筒21内面の周方向複数箇所から突出する連結片
22によつて有頂かつ下面開口の計量筒23下部
を、その開口面の中央部に上記テーパ壁2上端の
開口7を位置させて支持する計量筒付き部材20
とからなり、上記蓋部材頂壁16の下面から該蓋
部材閉塞時に内周壁6の上端部内面に嵌合する筒
栓18を垂下した。
「作用」 第1図の閉塞状態から主筒部材3に対して蓋部
材前部の指掛け片19を押上げると、第2図bが
示すように三点ヒンジ機構10により外周壁4の
後面上部に付設されている蓋部材は弾性反転によ
り開蓋する。該状態から容器体1を倒立させると
テーパ壁8上端の開口7を通つて振出し物が計量
筒23の計量室B内へ入り、次に容器体を正立に
戻すと、計量室内一部の振出し物は上記口分11
を通つて容器体1内に戻されるが、大多数の振出
し物は上記テーパ壁12と内周壁6との間が形成
する貯溜室A内へ入り、更に容器体を倒立するこ
とで貯溜室A内振出し物は、複数の連結片22間
および内周壁6と計量筒23との間を通つて振出
され、又同時に計量室B内へ振出し物が入り、容
器体正立によつてその計量室内振出し物の大部分
は貯溜室A内へ入つて次回の振出しに備える。
振出し物の補充ないし詰替えは、容器体1に対
する主筒部材3取外しによつて行うことが出来
る。
「実施例」 1は、外面に螺条を有する口頸部2を起立す
る。容器体である。
上記口頸部には主筒部材3を装着させる。尚該
主筒部材と後述蓋部材15とは合成樹脂材により
一体形成したものであるが、理解を容易にするた
め分けて説明する。主筒部材は上記口頸部外面に
螺合させた外周壁4を有し、該外周壁上端に付設
した内向きフランジ5を介して口頸部内壁面に嵌
合させた内周壁6を垂下し、かつその内周壁下端
から上方小径でかつ上端開口7のテーパ壁8を上
内方へ突出する。又内周壁の下部内面に対してそ
の上方部分は上向き段部6aを介して大内径とし
ている。
上記外周壁4の後面上部には公知の、いわゆる
三点ヒンジ機構10を介して主筒部材3上面を開
閉する蓋部材15を付設する。尚三点ヒンジ機構
は例えば実開昭53−154152号公報においても示さ
れている。図示例において外周壁後面上端部と蓋
部材周壁4の後面下端部とは一定間隔をおいてそ
の左右両部でヒンジ連結してこれを第一ヒンジ1
0a,10aとなし、その第一ヒンジ間の蓋部材
周壁部分横巾をその周壁上端まで、又その上端か
ら同一横巾でその前方の蓋部材頂壁の後部まで延
長することで形成される、逆L字状壁部分の左右
両側に切離し線を設け、更にその切離された逆L
字形の帯板部分を下方に延長してその上端を第二
ヒンジ10bを介して外周壁後面に連結し、帯板
部の水平部前端と蓋部材頂壁との連結部を第三ヒ
ンジ10cとして、その逆L字状板部を弾性板1
1に形成している。
蓋部材15は頂壁16周縁から垂下する周壁1
7を主筒部材外周壁4の上端外周に設けた凹部上
に載置し、又頂壁下面から垂下する筒栓18を既
述内周壁6の上端部内面へ嵌合させている。その
周壁前面下端には指掛け片19を付設するとよ
い。蓋部材は第一ヒンジ10aを中心に回動する
が、第一、第二、第三の各ヒンジ側方からみて同
一直線上に位置したときを死点として弾性反転
し、開蓋時その死点までは弾性板11の弾性に抗
して開蓋されるが死点を過ぎるとその復元力によ
つて開蓋する。
既述主筒部材3の内周壁6内へは計量筒付き部
材20を嵌着させる。該部材は、保持筒21の内
面の周方向複数箇所から突出する連結片22によ
つて有頂かつ下面開口の計量筒23下部を支持さ
せたもので、その保持筒を内周壁内面へ嵌合させ
てその下端を既述上向き段部6a上へ載置させ、
かつこのとき計量筒下端の開口面中央部に既述テ
ーパ壁8上端の開口7が位置するよう設ける。
「考案の効果」 本案は既述構成とするもので、主筒部材3と蓋
部材15とは三点ヒンジ機構10を介して連結す
るから、これ等は一体形成することが出来、又主
筒部材3は、口頸部外面へ螺合させた外周壁4上
端から内向きフランジ5を介して口頸部内壁面に
嵌合させた内周壁6を垂下し、該内周壁下方から
上端開口のテーパ壁8を突出するから、又計量筒
付き部材20は、内周壁6の下部内面に嵌着させ
た保持筒21内面の周方向複数箇所から突出する
連結片22によつて有頂かつ下面開口の計量筒2
3下部を支持するから、該計量筒の保持筒21を
主筒部材3の内周壁内面へ嵌着させるだけで振出
装置を一体的に形成することが出来、従つて容器
体1に対して主筒部材3を介してその振出し装置
全体を着脱でき、よつて容器体内振出し物の補
充、ないし詰替えが容易であり、又その振出し装
置は蓋付きであるに拘らず、蓋部材付き主筒部材
と計量筒付き部材との二部材で形成できるためそ
の組立ても容易であり、蓋部材15は三点ヒンジ
機構10で主筒部材3と連結されていて、その開
閉蓋はその三点ヒンジ機構による弾性反転により
行われることとなるから、人為的に行わない限り
開蓋することがないと共に開蓋時の収納物振出し
時にも、その蓋部材が主筒部材に対してグラつく
ことがないためその振出しが邪魔されることもな
い。更に計量筒付き部材20は、内周壁6の下部
内面に嵌着させた保持筒21内面の周方向複数箇
所から突出する連結片22によつて有頂かつ下面
開口の計量筒23下部を支持させたから、蓋部材
頂壁16の裏面から垂下する筒栓18を、内周壁
6の上端部内面へ嵌合させるに際して計量筒付き
部材20が邪魔となることがなく、又このように
して、振出し口全体の閉塞を一箇の筒栓18だけ
で行えることとなり、その構造を簡易化すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案容器の断面図、第2図はその容器
に使用する計量筒付き部材を、その一部を切欠い
て示す斜視図、同図bは、その容器に使用する蓋
部材付き主筒部材を、その一部を切欠いて示す斜
視図である。 3……主筒部材、15……蓋部材、20……計
量筒付き部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 口頸部2を起立する容器体1と、上記口頸部外
    面に螺合させた外周壁4上端から内向きフランジ
    5を介して口頸部内壁面に嵌合させた内周壁6を
    垂下し、該内周壁下方から上方小径で上端開口の
    テーパ壁8を突出する主筒部材3と、上記外周壁
    4の後面上部に三点ヒンジ機構を介して一体に付
    設された、上記主筒部材上面を開閉する蓋部材1
    5と、上記内周壁6の下部内面に嵌着させた保持
    筒21内面の周方向複数箇所から突出する連結片
    22によつて有頂かつ下面開口の計量筒23下部
    を、その開口面の中央部に上記テーパ壁2上端の
    開口7を位置させて支持する計量筒付き部材20
    とからなり、上記蓋部材頂壁16の下面から該蓋
    部材閉塞時に内周壁6の上端部内面に嵌合する筒
    栓18を垂下したことを特徴とする定量振出し容
    器。
JP7068584U 1984-05-14 1984-05-14 全方位形定量振出し容器 Granted JPS60182354U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7068584U JPS60182354U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 全方位形定量振出し容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP7068584U JPS60182354U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 全方位形定量振出し容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60182354U JPS60182354U (ja) 1985-12-03
JPH0338133Y2 true JPH0338133Y2 (ja) 1991-08-12

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ID=30607487

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JP7068584U Granted JPS60182354U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 全方位形定量振出し容器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2511649Y2 (ja) * 1990-01-31 1996-09-25 ライオン株式会社 定量振出し容器
KR200462326Y1 (ko) 2010-09-09 2012-09-06 애경산업(주) 정량 토출이 가능한 분말 용기

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4220606Y1 (ja) * 1965-12-06 1967-11-30

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JPS53154152U (ja) * 1977-05-11 1978-12-04

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JPS4220606Y1 (ja) * 1965-12-06 1967-11-30

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JPS60182354U (ja) 1985-12-03

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