JPS646456Y2 - - Google Patents

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JPS646456Y2
JPS646456Y2 JP1984173299U JP17329984U JPS646456Y2 JP S646456 Y2 JPS646456 Y2 JP S646456Y2 JP 1984173299 U JP1984173299 U JP 1984173299U JP 17329984 U JP17329984 U JP 17329984U JP S646456 Y2 JPS646456 Y2 JP S646456Y2
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JP
Japan
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valve
pressing member
bag body
pressing
box
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JP1984173299U
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JPS6187278U (ja
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は弁開度表示装置に関する。
〔従来の技術〕
ハンドル等の操作部材を1回転以上回転するこ
とにより開閉されるような弁装置の弁開度表示手
段としては、歯車機構等を有するものが知られて
いるが構造が複雑で高価につくため、特に小容量
で低コストな小形弁装置には不適当である。その
ために、操作部材の回転角度が360度未満となる
ように構成して操作部材の回動位置により弁開度
を表示するようにしたものもあるが、このものは
変速装置が必要となり、かえつて構造が複雑で高
価になつたり、あるいは充分な弁開度が得られな
いため弁機能が犠性になるなどの不具合がある。
このようなことから、実公昭48−34661号公報
に記載されているように、着色した流体層の厚み
変化に伴う色調の変化を利用した開弁度の表示装
置が提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記公報に記載されたものは、着
色流体層を透明な表示板にダイヤフラムとの間に
充填した構造となつており、このような構成では
流体がリークし易く、また充填作業時に内部に気
泡が混入し易く、このような気泡は目視認の障害
になるという不具合がある。
本考案は上記事情のもとになされたもので、そ
の目的とするところは、構造が簡単でリークの発
生がなく、かつ気泡の混入もない弁開度表示装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、弁箱またはハンドル等の部材と弁軸
との間に、相互に対向位置してそれぞれ一対の押
圧部材を設けるとともに、これら押圧部材の間に
着色流体を液密に充填した透明な弾性変形自在な
袋体を介設したことを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案は、上述のように構成されているので弁
軸と弁箱またはハンドル等の部材との相対的な軸
方向変位量に応じて両押圧部材が袋体を押圧する
から袋体の厚さが変化し、内部に充填されている
有色流体の色調が変化し、これを透明な袋体およ
び一方の押圧部材を透して外部から視認すること
ができ、よつて弁開度を表示させることができ
る。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図および第2図
にもとづき説明する。
1は弁箱であり、弁箱弁体10と蓋体11とを
リテーナナツト12で接合して構成されている。
この弁箱1には、上記弁箱本体10に、流入路1
3および流出路14が形成され、これら流入路1
3と流出路14の間に弁室15が形成されてい
る。
弁室15には弁体16が図示の上下に移動可能
に収容されており、この弁体16は弁孔17を開
閉する。
弁体16は弁軸2に取着されており、この弁軸
2は途中にセレーシヨン部18および雄ねじ部1
9を有している。
セレーシヨン部18は、上記弁箱本体10と蓋
体11との間に挟持された規制板20に係合して
おり、したがつて弁軸2は回転不能であるが軸方
向への移動が可能となつている。
雄ねじ部19は、上記蓋体11の上端部に回転
自在に取着されたナツト部材21に螺挿されてい
る。よつてナツト部材21の回転に伴つて弁軸2
は軸方向へ移動され、これにより弁体16は弁孔
17の開度を調節する。なお22はベローズであ
る。
上記ナツト部材21にはハンドル3が一体的に
回転するように連結されている。なお、ハンドル
3およびナツト部材21は蓋体11に対し、これ
らが回転されても軸方向へ移動不能に支持されて
いる。
上記弁軸2の上端部には第1の押圧部材4が設
けられている。第1の押圧部材4は適宜の硬質な
いし半硬質の材料からほぼ円板状に形成されてい
る。これに対し上記ハンドル3には、上記第1の
押圧部材4と対向位置して第2の押圧部材5が設
けられている。第2の押圧部材5は適宜の硬質な
いし半硬質材料からほぼ皿状に形成されるととも
に、少なくとも第1の押圧部材と対向する所望領
域(図示例においては直径Dの円形状領域)は透
明に形成されている。第1の押圧部材4と第2の
押圧部材5との間には、弾性変形自在な材料から
形成されるとともに少なくとも第2の押圧部材と
対向する一側は透明な、袋体6が介設されてい
る。袋体6の内部には所望の色彩を有する流体7
が充填されている。第1の押圧部材4と袋体6と
の間にはダイアフラム8が介在されており、この
ダイアフラム8はゴム等の弾性変形自在な材料か
ら形成され、必要に応じて設けられる。
上記構成によれば、ハンドル3を回転操作する
ことにより弁軸2が軸方向に移動され、これによ
り弁体16が弁孔17に接離して弁開度を調節す
る。この場合ハンドル3は軸方向に移動されない
から、弁軸2とハンドル3との相対的回転角度に
応じて袋体6の軸方向における厚さが変化する
(第2図参照)。その結果、袋体6内における流体
7の色調(濃淡等)が変化し、この色調を第2の
押圧部材5の透明領域Dおよび袋体6を透して外
部から見ることができ、したがつて弁開度を表示
させることができる。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、たとえばダイアフラム8の上面また
は袋体6の下面に第3図に示すような「OPEN」
等の表示30を施しておけば、上記袋体6が押圧
部材4,5にて押されて偏平になつた場合、着色
流体7の層が薄くなつて色調変化とともに上記表
示30を外部から読み取ることができるようにな
り、このようにしても開度の表示が一層明確に行
える。その他、本考案の要旨とするところの範囲
内で種種な変更ないし応用が可能である。
〔考案の効果〕
以上説明した通り本考案によれば、着色流体を
弾性を有する透明な袋体に液密に充填したので、
流体のリークが防止されるとともに気泡の混入も
なく、組み立て時の取り扱いが容易になる。そし
てこのような袋体を互に対向する押圧部材の間に
介設すればよいので、構造が簡単であり、低コス
トに製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は同例の動作説明図、第3図は本考案の他の実
施例を示す横断面図である。 1……弁箱、2……弁軸、3……ハンドル、
4,5……押圧部材、6……袋体、7……着色流
体、8……ダイアフラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁箱と、この弁箱に取着された操作部材と、上
    記弁箱に収容され上記操作部材の操作に伴つて軸
    方向へ移動されることにより弁開度を調節する弁
    軸と、上記弁箱または操作部材に設けられ外部か
    ら透視可能な透明部を有する一方の押圧部材と、
    上記弁軸に設けられ上記一方の押圧部材に対向し
    て接離される他方の押圧部材と、これら両押圧部
    材間に介設され内部に着色流体が密封して充填さ
    れた透明な弾性材料から形成された袋体とを具備
    し、上記両押圧部材により袋体が押された場合に
    この袋体内の上記着色流体層の厚みが薄くなつて
    色調が変化されることを特徴とする弁開度表示装
    置。
JP1984173299U 1984-11-15 1984-11-15 Expired JPS646456Y2 (ja)

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JP1984173299U JPS646456Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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JP1984173299U JPS646456Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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JPS6187278U JPS6187278U (ja) 1986-06-07
JPS646456Y2 true JPS646456Y2 (ja) 1989-02-20

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ID=30730956

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JP1984173299U Expired JPS646456Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006016949A (ja) * 2004-06-02 2006-01-19 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 水栓

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4834661U (ja) * 1971-08-28 1973-04-25

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JPS4834661U (ja) * 1971-08-28 1973-04-25

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JPS6187278U (ja) 1986-06-07

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