JPS646350Y2 - - Google Patents
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- JPS646350Y2 JPS646350Y2 JP1984037160U JP3716084U JPS646350Y2 JP S646350 Y2 JPS646350 Y2 JP S646350Y2 JP 1984037160 U JP1984037160 U JP 1984037160U JP 3716084 U JP3716084 U JP 3716084U JP S646350 Y2 JPS646350 Y2 JP S646350Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- leg
- legs
- floor
- cushion
- Prior art date
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- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、荷台フロアを備えた車両用シートの
シートに係り、特に荷台スペースを広くとるため
のシート折り畳み装置に関する。
シートに係り、特に荷台スペースを広くとるため
のシート折り畳み装置に関する。
(従来の技術)
従来、車両用シートのシート折り畳み装置とし
ては、実開昭55−87827号公報に記載されている
ような装置が知られている。
ては、実開昭55−87827号公報に記載されている
ような装置が知られている。
この従来装置の構成を、第1図により説明する
と、1はシートクツシヨンであつて、上段フロア
2の端部へヒンジ部材3により回動可能に支持さ
れている。
と、1はシートクツシヨンであつて、上段フロア
2の端部へヒンジ部材3により回動可能に支持さ
れている。
4はシートバツクであつて、前記シートクツシ
ヨン1とは所定角度に固定できる連結部材5によ
り連結されている。
ヨン1とは所定角度に固定できる連結部材5によ
り連結されている。
6は下段フロアであつて、この下段フロア6に
は前方に回動して高さを低くする支持脚7を有す
るシートクツシヨン8及びシートバツク9が設け
られている。
は前方に回動して高さを低くする支持脚7を有す
るシートクツシヨン8及びシートバツク9が設け
られている。
尚、図中10で示すものは中段フロアである。
そして、この従来装置のシートを折り畳んで荷
台スペースを広くしようとする際は、第1図に示
すように、まず、下段シート1の支持脚7を回動
させてシートAの高さを低くし、次いでシートバ
ツク9を後方に回動させてシートバツク9の背面
を中段フロア10に当接させ、シートクツシヨン
8の上面及びシートバツク9の正面を上向きにさ
せた状態となす。
台スペースを広くしようとする際は、第1図に示
すように、まず、下段シート1の支持脚7を回動
させてシートAの高さを低くし、次いでシートバ
ツク9を後方に回動させてシートバツク9の背面
を中段フロア10に当接させ、シートクツシヨン
8の上面及びシートバツク9の正面を上向きにさ
せた状態となす。
次に、上段シートBを第1図仮想線位置から実
線位置まで、ヒンジ部材3を中心として矢印C方
向に回動させ、前記下段シートAに重ね合せた状
態で、上段フロア2とシートクツシヨン1の底面
及びシートバツク4の背面とを同一面となし、荷
台スペースを広くしていた。
線位置まで、ヒンジ部材3を中心として矢印C方
向に回動させ、前記下段シートAに重ね合せた状
態で、上段フロア2とシートクツシヨン1の底面
及びシートバツク4の背面とを同一面となし、荷
台スペースを広くしていた。
しかしながら、かかる従来装置にあつては、上
段シートBが下段シートAに重ね合わせていたた
めに、シートクツシヨン1の底面及びシートバツ
ク4の背面との位置が高くなるので、高さ方向の
荷台スペースがせまくなるという問題点があつ
た。
段シートBが下段シートAに重ね合わせていたた
めに、シートクツシヨン1の底面及びシートバツ
ク4の背面との位置が高くなるので、高さ方向の
荷台スペースがせまくなるという問題点があつ
た。
また、上段シートBの折り畳み時には、シート
クツシヨン1及びシートバツク4を同時に回動さ
せるものであつたために、折り畳み操作者にとつ
てはシートクツシヨン1とクツシヨンバツク4と
を合せた重みを受けながら操作しなければなら
ず、シートの折り畳み操作性が悪いという問題点
を有するものであつた。
クツシヨン1及びシートバツク4を同時に回動さ
せるものであつたために、折り畳み操作者にとつ
てはシートクツシヨン1とクツシヨンバツク4と
を合せた重みを受けながら操作しなければなら
ず、シートの折り畳み操作性が悪いという問題点
を有するものであつた。
(考案の目的)
本考案は、上述の問題点を解消しようとなされ
たもので、その目的とするところは、シートを車
両のフロアに折り畳んだときにシートクツシヨン
の底面とシートバツクの背面とを荷台スペースと
して使用する際に、シート折り畳み操作性及び立
脚操作性が良好で、かつ、荷台スペースが前後方
向と高さ方向とに拡大される車両用シートのシー
ト折り畳み装置を提供することに存する。
たもので、その目的とするところは、シートを車
両のフロアに折り畳んだときにシートクツシヨン
の底面とシートバツクの背面とを荷台スペースと
して使用する際に、シート折り畳み操作性及び立
脚操作性が良好で、かつ、荷台スペースが前後方
向と高さ方向とに拡大される車両用シートのシー
ト折り畳み装置を提供することに存する。
(考案の構成)
即ち、上述した目的を達成するために本考案
は、狭いスペースで折り畳みができ、しかもシー
トバツクの前後回動とシート脚の折り畳みとを連
動させた構成としたもので、以下に記載する構成
要件を備えている。
は、狭いスペースで折り畳みができ、しかもシー
トバツクの前後回動とシート脚の折り畳みとを連
動させた構成としたもので、以下に記載する構成
要件を備えている。
車両のフロアに折り畳み可能に取り付けられた
シート脚と、該シート脚の上部に連結されたサイ
ドフレームと、該サイドフレームの前部位置に回
動自在に支持されたシートクツシヨンと、前記サ
イドフレームの後部位置に回動自在に支持された
シートバツクと、シート脚の立脚状態を保持させ
るシート脚ロツク手段と、前記シートクツシヨン
とシートバツクとを略水平位置まで回動させたと
きにシートクツシヨンの底面とシートバツクの背
面とを同一面に一致させる回動連動手段とで構成
した。
シート脚と、該シート脚の上部に連結されたサイ
ドフレームと、該サイドフレームの前部位置に回
動自在に支持されたシートクツシヨンと、前記サ
イドフレームの後部位置に回動自在に支持された
シートバツクと、シート脚の立脚状態を保持させ
るシート脚ロツク手段と、前記シートクツシヨン
とシートバツクとを略水平位置まで回動させたと
きにシートクツシヨンの底面とシートバツクの背
面とを同一面に一致させる回動連動手段とで構成
した。
(実施例)
以下、本考案に実施例を図面により詳述する。
まず、第2図〜第8図に示す第1実施例につい
てその構成を説明すると、20,21は上段フロ
ア及び下段フロアであつて、第2図に示すよう
に、車両のフロアに形成させた段差部22により
高低差をもたせたもので、一方の下段フロア21
にはシートが設けられ、このシート使用時におい
ては、他方の上段フロア20を荷台フロアとし、
荷台フロアの上部に形成される空間は荷台スペー
ス23として利用される。
てその構成を説明すると、20,21は上段フロ
ア及び下段フロアであつて、第2図に示すよう
に、車両のフロアに形成させた段差部22により
高低差をもたせたもので、一方の下段フロア21
にはシートが設けられ、このシート使用時におい
ては、他方の上段フロア20を荷台フロアとし、
荷台フロアの上部に形成される空間は荷台スペー
ス23として利用される。
24,25はシート脚Dとしての第1アーム脚
と第2アーム脚であつて、前記両フロア20,2
1のうち一方の下段フロア21へ折り畳み可能に
取付けられたもので、第1アーム脚24はフロア
固定用ブラケツト26へ支軸27により取付けら
れ、第2アーム脚25は後述するサイドフレーム
28へ支軸29により取付けられ、両アーム脚2
4,25はシート側部でX字状にクロスさせてい
る。
と第2アーム脚であつて、前記両フロア20,2
1のうち一方の下段フロア21へ折り畳み可能に
取付けられたもので、第1アーム脚24はフロア
固定用ブラケツト26へ支軸27により取付けら
れ、第2アーム脚25は後述するサイドフレーム
28へ支軸29により取付けられ、両アーム脚2
4,25はシート側部でX字状にクロスさせてい
る。
尚、前記両アーム脚24,25のクロス連結部
(図中E部)は、第4図に示すように、第1アー
ム脚24側に設けた支持ピン30を第2アーム脚
25側の円弧状長孔31へ挿着し、両アーム脚2
4,25をスプリング32により立脚状態のX字
を保つように付勢することで形成している。
(図中E部)は、第4図に示すように、第1アー
ム脚24側に設けた支持ピン30を第2アーム脚
25側の円弧状長孔31へ挿着し、両アーム脚2
4,25をスプリング32により立脚状態のX字
を保つように付勢することで形成している。
また、第1アーム脚24はクツシヨンフレーム
部241を一体形成させたもので、第5図に示す
ように、シートとしての使用状態において、後述
するシートクツシヨン33の底面に設けた係止用
ブラケツト34に前記クツシヨンフレーム部24
1が係止され、シートクツシヨン33の跳ね上り
を防止している。
部241を一体形成させたもので、第5図に示す
ように、シートとしての使用状態において、後述
するシートクツシヨン33の底面に設けた係止用
ブラケツト34に前記クツシヨンフレーム部24
1が係止され、シートクツシヨン33の跳ね上り
を防止している。
28はサイドフレームであつて、前記シート脚
Dとしての両アーム脚24,25の上部に連結さ
せると共に、前記シートクツシヨン33の側部に
配置させたもので、この前後方向へ長い板材によ
るサイドフレーム28と第1アーム脚24との連
結は、第3図に示すように、前記クツシヨンフレ
ーム部241を延長させた支軸35により連結支
持され、サイドフレーム28と第2アーム脚25
との連結は、第2アーム脚25の端部とサイドフ
レーム28の前部とを支軸29により連結支持さ
せている。
Dとしての両アーム脚24,25の上部に連結さ
せると共に、前記シートクツシヨン33の側部に
配置させたもので、この前後方向へ長い板材によ
るサイドフレーム28と第1アーム脚24との連
結は、第3図に示すように、前記クツシヨンフレ
ーム部241を延長させた支軸35により連結支
持され、サイドフレーム28と第2アーム脚25
との連結は、第2アーム脚25の端部とサイドフ
レーム28の前部とを支軸29により連結支持さ
せている。
33はシートクツシヨンであつて、前記サイド
フレーム28の前部位置にほぼ180度の前後回動
が可能なように支持させたもので、第6図に示す
ように、サイドフレーム28の前部とシートクツ
シヨン33の前部とを支軸36により連結させ、
しかもシートクツシヨン33の側部にストツパー
ピン37を設けることで、前記クツシヨンフレー
ム部241と係止させたシートクツシヨン33を
略水平位置(実線位置)から矢印F方向に回動さ
せて、シートクツシヨン33の底面が略水平とな
る位置(仮想線位置)までほぼ180度の回動でき
るよう形成している。
フレーム28の前部位置にほぼ180度の前後回動
が可能なように支持させたもので、第6図に示す
ように、サイドフレーム28の前部とシートクツ
シヨン33の前部とを支軸36により連結させ、
しかもシートクツシヨン33の側部にストツパー
ピン37を設けることで、前記クツシヨンフレー
ム部241と係止させたシートクツシヨン33を
略水平位置(実線位置)から矢印F方向に回動さ
せて、シートクツシヨン33の底面が略水平とな
る位置(仮想線位置)までほぼ180度の回動でき
るよう形成している。
尚、シートクツシヨン33の仮想線位置におい
ては、ストツパーピン37とサイドフレーム28
とを当接させることで、回動角度を規制させてい
る。
ては、ストツパーピン37とサイドフレーム28
とを当接させることで、回動角度を規制させてい
る。
38はシートバツクであつて、前記サイドフレ
ーム28の後部位置にシートクツシヨン側へ前後
回動が可能なように支持させたもので、第3図に
示すように、このシートバツク38の側部に設け
た支軸39によりサイドフレーム28の後部に軸
支されている。
ーム28の後部位置にシートクツシヨン側へ前後
回動が可能なように支持させたもので、第3図に
示すように、このシートバツク38の側部に設け
た支軸39によりサイドフレーム28の後部に軸
支されている。
41,42は回動連動手段としての第1連動ギ
ヤ及び第2連動ギヤであつて、前記シートバツク
38の前後回動に連動して前記シート脚Dである
両アーム脚24,25を折り畳み立脚させるため
シートバツク38とシート脚Dとに介装させたも
ので、第7図に示すように、一方の第1連動ギヤ
41はシートバツク38の支軸39に設けられ、
他方の第2連動ギヤ42は第1アーム脚24の支
軸35に設けられ、両連動ギヤ41,42は第1
アーム脚24が折り畳まれたときにシートバツク
38が水平位置まで回動するようにギヤ比が設定
されている。
ヤ及び第2連動ギヤであつて、前記シートバツク
38の前後回動に連動して前記シート脚Dである
両アーム脚24,25を折り畳み立脚させるため
シートバツク38とシート脚Dとに介装させたも
ので、第7図に示すように、一方の第1連動ギヤ
41はシートバツク38の支軸39に設けられ、
他方の第2連動ギヤ42は第1アーム脚24の支
軸35に設けられ、両連動ギヤ41,42は第1
アーム脚24が折り畳まれたときにシートバツク
38が水平位置まで回動するようにギヤ比が設定
されている。
40はシート脚ロツク手段としてのロツクレバ
ーであつて、シート脚Dとしての両アーム脚2
4,25の立脚状態を保持させるもので、第7図
に示すように、このロツクレバー40はサイドフ
レーム28に設けられ、スプリング43により付
勢されて前記第1連動ギヤ41の回転を阻止する
ように形成させている。
ーであつて、シート脚Dとしての両アーム脚2
4,25の立脚状態を保持させるもので、第7図
に示すように、このロツクレバー40はサイドフ
レーム28に設けられ、スプリング43により付
勢されて前記第1連動ギヤ41の回転を阻止する
ように形成させている。
尚、ロツクレバー40のレバー部401は、ロ
ツク操作及びロツク解除操作が容易なように、シ
ート側部に配置される。
ツク操作及びロツク解除操作が容易なように、シ
ート側部に配置される。
44は跳ね上り防止用フツクであつて、立脚状
態でのシート脚Dの跳ね上りを防止するもので、
第8図に示すように、下段フロア21に固定さ
れ、第2アーム脚25のフロアフレーム部251
が上方に跳ね上るのを防止するように形成され、
折り畳み時には、フロアフレーム部251との係
合が解除されて、矢印G方向にフロアフレーム部
251が移動できるようになつている。
態でのシート脚Dの跳ね上りを防止するもので、
第8図に示すように、下段フロア21に固定さ
れ、第2アーム脚25のフロアフレーム部251
が上方に跳ね上るのを防止するように形成され、
折り畳み時には、フロアフレーム部251との係
合が解除されて、矢印G方向にフロアフレーム部
251が移動できるようになつている。
45は跳ね上り防止用フツクであつて、折り畳
み状態でのシートバツク38の跳ね上りを防止す
るもので、この跳ね上り防止用フツク45は、シ
ートバツク38の側部に固定され、折り畳み状態
でサイドフレーム28に引掛けることによつて跳
ね上りを防止するよう形成されている。
み状態でのシートバツク38の跳ね上りを防止す
るもので、この跳ね上り防止用フツク45は、シ
ートバツク38の側部に固定され、折り畳み状態
でサイドフレーム28に引掛けることによつて跳
ね上りを防止するよう形成されている。
次に、作用を説明する。
まず、第1実施例の装置によつてシートを折り
畳むに際しては、まず、第9図に示すように、支
軸36を中心として、シートクツシヨン33を前
方に180度回動させる。尚、この操作によつてシ
ートクツシヨン33の底面331は略水平面とな
る。
畳むに際しては、まず、第9図に示すように、支
軸36を中心として、シートクツシヨン33を前
方に180度回動させる。尚、この操作によつてシ
ートクツシヨン33の底面331は略水平面とな
る。
次いで、ロツクレバー40によるロツクを解除
し、シートバツク38を下方に押すと、第10図
に示すように、第1アーム脚24が支軸27を中
心に下段フロア21に向かつて傾動し、第2アー
ム脚25も支軸29を中心に傾動して跳ね上り防
止用フツク44から外れて、X字状の両アーム脚
24,25が折り畳まれていき、同時に第1及び
第2連動ギヤ41,42によつてシートバツク3
8が支軸39を中心にシートクツシヨン33のあ
つた位置まで前方へ回動され、最終的には、第1
1図に示すように、シートバツク38の背面38
1とシートクツシヨン33の底面331と上段フ
ロア20とが同一面になるまで折り畳まれるもの
である。
し、シートバツク38を下方に押すと、第10図
に示すように、第1アーム脚24が支軸27を中
心に下段フロア21に向かつて傾動し、第2アー
ム脚25も支軸29を中心に傾動して跳ね上り防
止用フツク44から外れて、X字状の両アーム脚
24,25が折り畳まれていき、同時に第1及び
第2連動ギヤ41,42によつてシートバツク3
8が支軸39を中心にシートクツシヨン33のあ
つた位置まで前方へ回動され、最終的には、第1
1図に示すように、シートバツク38の背面38
1とシートクツシヨン33の底面331と上段フ
ロア20とが同一面になるまで折り畳まれるもの
である。
そして、跳ね上り防止用フツク45をサイドフ
レーム28に掛止させることで、折り畳み操作を
完了する。
レーム28に掛止させることで、折り畳み操作を
完了する。
尚、シート脚Dを折り畳む際に折り畳される両
アーム脚24,25は支軸27,29を中心に傾
動するために、支持ピン30の位置がズレるもの
であるが、このズレは円弧状長孔31に支持ピン
30が沿つて移動することで吸収される。
アーム脚24,25は支軸27,29を中心に傾
動するために、支持ピン30の位置がズレるもの
であるが、このズレは円弧状長孔31に支持ピン
30が沿つて移動することで吸収される。
次に、シート脚Dを折り畳んだ状態から立脚さ
せる際には、前述の逆の操作、つまり跳ね上り防
止用フツク45の掛止を外し、シートバツク38
を上方に持ち上げて支軸39を中心に後方に回動
させてシート脚Dを立脚状態にし、ロツクレバー
40により両連動ギヤ41,42をロツクさせ、
シートクツシヨン33を支軸36中心に元の位置
まで180度回動させることによつて行なわれる。
せる際には、前述の逆の操作、つまり跳ね上り防
止用フツク45の掛止を外し、シートバツク38
を上方に持ち上げて支軸39を中心に後方に回動
させてシート脚Dを立脚状態にし、ロツクレバー
40により両連動ギヤ41,42をロツクさせ、
シートクツシヨン33を支軸36中心に元の位置
まで180度回動させることによつて行なわれる。
尚、両アーム脚24,25に対して設けられた
スプリング32は、折り畳み操作においては急激
にシート脚が折り畳まれるのを防ぎ、逆に折り畳
み状態から立脚状態にする操作においては両アー
ム脚24,25が立ち上ろうとする作用力を補助
する。
スプリング32は、折り畳み操作においては急激
にシート脚が折り畳まれるのを防ぎ、逆に折り畳
み状態から立脚状態にする操作においては両アー
ム脚24,25が立ち上ろうとする作用力を補助
する。
次に、第12図に示す第2実施例について説明
する。
する。
この実施例は、シート脚ロツク手段として、下
段フロア21と第2アーム脚25のフロアフレー
ム部251とをロツクさせるレバーロツク46を
用いている点において第1実施例と異なるもので
ある。
段フロア21と第2アーム脚25のフロアフレー
ム部251とをロツクさせるレバーロツク46を
用いている点において第1実施例と異なるもので
ある。
尚、他の構成及び作用効果については、第1実
施例と同様であるので、ここでは説明を省略し、
第1実施例と構成的に同一部分には同一符号を付
す。
施例と同様であるので、ここでは説明を省略し、
第1実施例と構成的に同一部分には同一符号を付
す。
次に、第13図及び第14図に示す第3実施例
について説明する。
について説明する。
この実施例は、第1及び第2実施例がシート脚
DとしてXアーム脚を用いたのに対し、第1リン
ク脚47と第2リンク脚48と、両リンク脚4
7,48を連結する連結リンク49とを設け、両
リンク脚47,48とサイドフレーム28と連結
リンク49とによつて平行リンクを形成させたシ
ート脚構造としている。
DとしてXアーム脚を用いたのに対し、第1リン
ク脚47と第2リンク脚48と、両リンク脚4
7,48を連結する連結リンク49とを設け、両
リンク脚47,48とサイドフレーム28と連結
リンク49とによつて平行リンクを形成させたシ
ート脚構造としている。
そして、第13図中50で示すものはサイドフ
レーム28,28を連結させるクツシヨンフレー
ム、51は該クツシヨンフレーム50と下段フロ
ア21とを連結させた折り畳み規制リンク、52
は第1リンク脚47のフロアフレーム部471を
係止させる跳ね上げ防止用フツクである。
レーム28,28を連結させるクツシヨンフレー
ム、51は該クツシヨンフレーム50と下段フロ
ア21とを連結させた折り畳み規制リンク、52
は第1リンク脚47のフロアフレーム部471を
係止させる跳ね上げ防止用フツクである。
尚、他の構成について、第1及び第2実施例と
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
また、作用については第1及び第2実施例と異
なるところが、シートの折り畳み操作だけであ
り、これ以外は、他の実施例と同様であるので説
明を省略する。
なるところが、シートの折り畳み操作だけであ
り、これ以外は、他の実施例と同様であるので説
明を省略する。
この実施例の装置によつてシートを折り畳むに
際しては、まず、前記第1及び第2実施例と同様
に、シートクツシヨン33を前方に180度回動さ
せてシートクツシヨン33の底面を略水平にす
る。
際しては、まず、前記第1及び第2実施例と同様
に、シートクツシヨン33を前方に180度回動さ
せてシートクツシヨン33の底面を略水平にす
る。
次いで、レバーロツク46によるロツクを解除
し、シートバツク38を前方へシートクツシヨン
33のあつた位置まで回動させると、第1及び第
2連動ギヤ41,42によつて第2リンク脚48
が支軸35を中心にして前方へ回動し、連結リン
ク49が第1リンク脚47を前方へ回動させて第
1リンク脚47が跳ね上げ防止用フツク52から
外れて、折り畳み規制リンク51により規制され
ながら、平行リンク構造の第1リンク脚47と第
2リンク脚48とが下段フロア21に向かつて平
行に傾動して折り畳まれるものである。
し、シートバツク38を前方へシートクツシヨン
33のあつた位置まで回動させると、第1及び第
2連動ギヤ41,42によつて第2リンク脚48
が支軸35を中心にして前方へ回動し、連結リン
ク49が第1リンク脚47を前方へ回動させて第
1リンク脚47が跳ね上げ防止用フツク52から
外れて、折り畳み規制リンク51により規制され
ながら、平行リンク構造の第1リンク脚47と第
2リンク脚48とが下段フロア21に向かつて平
行に傾動して折り畳まれるものである。
次に、第15図及び第16図に示す第4実施例
について説明する。
について説明する。
この実施例は、第1リンク脚47と第2リンク
脚48とを連結リンク49によつて連結させ、該
連結部分に下段フロア21に設けたガイドレール
53,53に沿つて回転するローラー54,54
を設けたものである。
脚48とを連結リンク49によつて連結させ、該
連結部分に下段フロア21に設けたガイドレール
53,53に沿つて回転するローラー54,54
を設けたものである。
そして、第15図中55で示すものはクツシヨ
ンフレーム50と連結リンク49とに介装させた
スプリングであつて、このスプリング55によつ
てリンク脚の折り畳み及び立脚の操作が円滑に行
なえるように操作力をコントロールさせている。
ンフレーム50と連結リンク49とに介装させた
スプリングであつて、このスプリング55によつ
てリンク脚の折り畳み及び立脚の操作が円滑に行
なえるように操作力をコントロールさせている。
尚、他の構成について、第1、第2及び第3実
施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。
施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。
また、作用についても、その操作方法は他の実
施例と同様であるし、折り畳み作用も第3実施例
と同様であるので説明を省略する。ただし、折り
畳み動作において、ガイドレール53に沿つて回
転するローラー54,54が設けてあるために、
第1及び第2リンク脚47,48のスライド移動
が容易である。
施例と同様であるし、折り畳み作用も第3実施例
と同様であるので説明を省略する。ただし、折り
畳み動作において、ガイドレール53に沿つて回
転するローラー54,54が設けてあるために、
第1及び第2リンク脚47,48のスライド移動
が容易である。
次に、第17図及び第18図に示す第5実施例
について説明する。
について説明する。
この実施例は、前記連結リンク49に代えてス
ライドリンク56を用い、下段フロア21にレー
ル57を敷設させ、該レール57上をスライドリ
ンク56が摺動する構成としたものである。
ライドリンク56を用い、下段フロア21にレー
ル57を敷設させ、該レール57上をスライドリ
ンク56が摺動する構成としたものである。
尚、他の構成については、第1、第2、第3及
び第4実施例と同一部分には同一符号を付して説
明を省略する。
び第4実施例と同一部分には同一符号を付して説
明を省略する。
また、作用についても、その操作方法は他の実
施例と同様であるし、折り畳み作用も第4実施例
とほぼ同様であるので説明を省略する。
施例と同様であるし、折り畳み作用も第4実施例
とほぼ同様であるので説明を省略する。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たものであるが、具体的な構成はこの実施例に限
られるものではなく、例えば回動連動手段として
はギヤ以外にベルトやワイヤやリンク機構等を用
いてもよく、また、シート脚ロツク手段としても
シートバツクに設けた回動連動手段からシート脚
に至る連動リンク系のいずれの位置に設けてもよ
い。
たものであるが、具体的な構成はこの実施例に限
られるものではなく、例えば回動連動手段として
はギヤ以外にベルトやワイヤやリンク機構等を用
いてもよく、また、シート脚ロツク手段としても
シートバツクに設けた回動連動手段からシート脚
に至る連動リンク系のいずれの位置に設けてもよ
い。
また、本考案の実施例においては、下段フロア
にシート脚を設け、下段フロア側に折り畳み立脚
できる構成としたために、シートとしての使用時
において、上段フロアがすべて荷台スペースを形
成するフロアとして用いられ、荷台スペースを広
く有効に活用できるものである。
にシート脚を設け、下段フロア側に折り畳み立脚
できる構成としたために、シートとしての使用時
において、上段フロアがすべて荷台スペースを形
成するフロアとして用いられ、荷台スペースを広
く有効に活用できるものである。
(考案の効果)
従つて、本考案の車両用シートのシート折り畳
み装置にあつては、シートクツシヨンを前方に水
平位置まで回動させ、シート脚を折り畳んだとき
にシートクツシヨンの底面とシートバツクの背面
とを同一面にする回動連動手段を設けたことによ
りシートクツシヨンの底面とシートバツクの背面
とが低い位置で前後に延長されるので、荷台スペ
ースが前後方向及び高さ方向に拡大されるという
効果を奏する。
み装置にあつては、シートクツシヨンを前方に水
平位置まで回動させ、シート脚を折り畳んだとき
にシートクツシヨンの底面とシートバツクの背面
とを同一面にする回動連動手段を設けたことによ
りシートクツシヨンの底面とシートバツクの背面
とが低い位置で前後に延長されるので、荷台スペ
ースが前後方向及び高さ方向に拡大されるという
効果を奏する。
また、シートを折り畳んで荷台スペースを拡大
しようとする際のシート折り畳み操作性は、シー
トクツシヨンとシートバツクとをそれぞれ個々に
回動させるものであり、しかもシートバツクの前
後回動とシート脚の折り畳みとを連動させたこと
により、シートバツクを操作するだけでシート脚
を折り畳み及び立脚させることができるので、シ
ートの折り畳み及び立脚操作性がきわめて良好で
あるという効果を奏する。
しようとする際のシート折り畳み操作性は、シー
トクツシヨンとシートバツクとをそれぞれ個々に
回動させるものであり、しかもシートバツクの前
後回動とシート脚の折り畳みとを連動させたこと
により、シートバツクを操作するだけでシート脚
を折り畳み及び立脚させることができるので、シ
ートの折り畳み及び立脚操作性がきわめて良好で
あるという効果を奏する。
また、第1実施例にあつては、X字アーム脚と
することで、構成的にきわめて簡単であるし、ロ
ツクレバーをシート側から操作できることから操
作性もよい。
することで、構成的にきわめて簡単であるし、ロ
ツクレバーをシート側から操作できることから操
作性もよい。
第1図は従来のシート折り畳み装置を示す側面
図、第2図は本考案第1実施例のシート折り畳み
装置を示す側面図、第3図は第1実施例装置の斜
視図、第4図は第3図E部拡大図、第5図は第3
図−線による断面図、第6図は第1実施例装
置へのシートクツシヨン取付状態を示す側面図、
第7図は第1実施例装置の回動連動手段を示す側
面図、第8図は第3図−線による断面図、第
9図〜第11図は本考案第1実施例装置により折
り畳み操作を示す作用説明図、第12図は本考案
第2実施例装置を示す斜視図、第13図は本考案
第3実施例装置を示す斜視図、第14図は第13
図−線による断面図、第15図は本考案第4
実施例装置を示す斜視図、第16図は第4実施例
装置の要部側面図、第17図は本考案第5実施例
装置を示す斜視図、第18図は第17図−線
による断面図である。 20……上段フロア、21……下段フロア、2
2……段差部、23……荷台スペース、D……シ
ート脚、28……サイドフレーム、33……シー
トクツシヨン、38……シートバツク、40……
ロツクレバー(シート脚ロツク手段)、41……
第1連動ギヤ(回動連動手段)、42……第2連
動ギヤ(回動連動手段)、46……レバーロツク
(シート脚ロツク手段)。
図、第2図は本考案第1実施例のシート折り畳み
装置を示す側面図、第3図は第1実施例装置の斜
視図、第4図は第3図E部拡大図、第5図は第3
図−線による断面図、第6図は第1実施例装
置へのシートクツシヨン取付状態を示す側面図、
第7図は第1実施例装置の回動連動手段を示す側
面図、第8図は第3図−線による断面図、第
9図〜第11図は本考案第1実施例装置により折
り畳み操作を示す作用説明図、第12図は本考案
第2実施例装置を示す斜視図、第13図は本考案
第3実施例装置を示す斜視図、第14図は第13
図−線による断面図、第15図は本考案第4
実施例装置を示す斜視図、第16図は第4実施例
装置の要部側面図、第17図は本考案第5実施例
装置を示す斜視図、第18図は第17図−線
による断面図である。 20……上段フロア、21……下段フロア、2
2……段差部、23……荷台スペース、D……シ
ート脚、28……サイドフレーム、33……シー
トクツシヨン、38……シートバツク、40……
ロツクレバー(シート脚ロツク手段)、41……
第1連動ギヤ(回動連動手段)、42……第2連
動ギヤ(回動連動手段)、46……レバーロツク
(シート脚ロツク手段)。
Claims (1)
- 車両のフロアに折り畳み可能に取り付けられた
シート脚と、該シート脚の上部に連結されたサイ
ドフレームと、該サイドフレームの前部位置に回
動自在に支持されたシートクツシヨンと、前記サ
イドフレームの後部位置に回動自在に支持された
シートバツクと、シート脚の立脚状態を保持させ
るシート脚ロツク手段と、前記シートクツシヨン
とシートバツクとを略水平位置まで回動させたと
きにシートクツシヨンの底面とシートバツクの背
面とを同一面に一致させる回動連動手段と、が設
けられていることを特徴とする車両用シートのシ
ート折り畳み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984037160U JPS60148134U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 車両用シ−トのシ−ト折り畳み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984037160U JPS60148134U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 車両用シ−トのシ−ト折り畳み装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60148134U JPS60148134U (ja) | 1985-10-01 |
JPS646350Y2 true JPS646350Y2 (ja) | 1989-02-17 |
Family
ID=30542996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984037160U Granted JPS60148134U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 車両用シ−トのシ−ト折り畳み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60148134U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3539228B2 (ja) | 1997-10-23 | 2004-07-07 | トヨタ車体株式会社 | 車両用折り畳みシート |
-
1984
- 1984-03-15 JP JP1984037160U patent/JPS60148134U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60148134U (ja) | 1985-10-01 |
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