JP4078655B2 - 車両の折り畳みシート - Google Patents
車両の折り畳みシート Download PDFInfo
- Publication number
- JP4078655B2 JP4078655B2 JP2006276673A JP2006276673A JP4078655B2 JP 4078655 B2 JP4078655 B2 JP 4078655B2 JP 2006276673 A JP2006276673 A JP 2006276673A JP 2006276673 A JP2006276673 A JP 2006276673A JP 4078655 B2 JP4078655 B2 JP 4078655B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat back
- floor
- seat cushion
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
図15は、この様子を示すものであり、シートバック501と一体的に回動する回動軸505及び後部脚503と一体的に回動する回動軸507には、それぞれギヤ504、506が設けられ両者の回動を連動させている。508は後部脚503の下端に設けたローラーである。509は車両のフロアに固定されたガイドレールであり、前記ローラーをガイドしている。502は図示しない車両前方の回動軸を中心に回動するシートクッションである。
この従来例によるシートを折り畳むには、まず、シートクッション502を前方の回動軸を中心に前方へ回動し、次いで、ギヤの回動を阻止する図示しないロック装置のロックを解除し、シートバック501を回動軸505を中心に前方へ回動する。するとギヤ504、506が連動して脚503が回動軸507を中心にして図において時計回りに回転(以下右回転という)する。ローラー508はガイドレール509内を転がりながら図において左方へ移動して脚503が折り畳まれる。
また、第2乃至第5の従来例にあっては、シートバックを折り畳んだ時、シートバックの背面の高さを低くして、荷台の高さに合わせるべく改善が成されてはいるが、折り畳むのに2回の動作を必要とし、その動作毎にロック機構を装備し、従って、2回のロック操作を行っていた。
さらに、第5の従来例にあっては、シートバックを操作するだけでシート脚を折り畳み及び立脚できるという新規な目的を達成している。しかしながら、シートバックとシート脚とを連動させるためにギヤを用いているので部品点数が多く作動や耐久性に問題があった。また、シート脚の下端がフロア上を摺動するので、その固定のために、さらにロック機構を必要としていた。
前記シートバックの下部には後部脚(38)が延設され、該後部脚の下端は、前記車両フロアに固定した後フロアブラケットに前記段差部の上端近くで回動可能に軸支され、前記シートクッションの前端側には前部脚(22)の上端が回動可能に取付けられ、該前部脚の下端は、前記下段フロアに固定した前フロアブラケットに回動可能に軸支される一方、前記シートクッションの後部にはステイ(11)が固定され、該ステイの固定部(13)より後上方に延出した端部は、前記シートバックの起立状態における前記後部脚の回動軸支部(42)上方に回動可能に連結されており、
前記シートバックの起立状態では、前記ステイの固定部が、前記回動軸支部より上方に位置し、かつ、前記シートクッションの後端が、前記回動軸支部より上側で前記シートバックの下部前面に近接配置されるとともに、前記シートクッションの後部上面が、前記回動軸支部より上方かつ前記ステイ端部の回動連結部(10)より下方に位置しており、
前記ロック機構のロックを解除し、前記シートバックを、前記回動軸支部を中心として前方に傾倒させる操作により、前記シートクッションを前下方へ移動させかつ前記シートクッション上に前記シートバックを重ねて折り畳み可能であるとともに、該折り畳み状態で、前記シートバックの背面が、前記上段フロア面と面一に配置されるように構成されていることを特徴とする車両の折り畳みシートにある。
また、シートクッション上にシートバックを重ねて折り畳んだ状態で、シートバックの背面が、上段フロア面と面一に配置されるので、上段フロア面からシートバックの背面にかけて面一に連続した荷台フロアが形成される。
さらに、前記シートバックの上部に前記ロック機構のロック解除操作を行なうためのロック解除操作装置が配設され、前記ロック機構は、そのロックを解除するためのワイヤーレバーを備え、該ワイヤーレバーは前記ロック解除操作装置とワイヤーで連結され、前記ロック解除操作装置の操作で前記ワイヤーを引っ張り方向へ摺動させ前記ワイヤーレバーを回転させることにより前記ロック機構のロックが解除することができる。
ブリッジ部材16及びステイ11の他端側は、それぞれ孔16a、11aが明けてあり、鍔付きのブッシュ18及びワッシャー19を介してスクリュー20と前記ナット15とで枢着している。
後部脚の下端は、車両のフロアに固定された後フロアブラケットに、前後方向に回動可能にそれぞれ枢着する。
さらに、左側の後フロアブラケット40には、その後部脚の回動角度を適宜箇所で維持するロック機構を設けてある。前述のように後部脚及びシートバックは一体的としてあるので、シートバックの起立位置及び折り畳み位置において、前記ロック機構を作動させてその姿勢を維持する。
55は右側の後部脚を示し、シートバック8の骨格を成すパイプ材をそのまま下方へ突出させて形成している。56は後フロアブラケットであり、車両のフロアに締着するものである。
後部脚55と後フロアブラケット56とは、前述の図5の回動軸部27と同様な構造によって枢着されている。
ロック機構に接続された前記ワイヤー52及び外筒54は、それぞれロック解除ノブ59及びベース板58に接続され、ロック解除ノブの操作によりロック機構のロックを解除できるようになっている。
この中間状態では、ロック解除ノブから手を離しても、後部脚38の噛合部38cと38dの間が滑らかであるので、噛合部45aが滑ってシートバックの回動が可能である。
図10は、シートが完全に折り畳まれた状態を示し、この時、後部脚は図6の二点鎖線の状態になり、スプリング53の作用により、後部脚38の噛合部38cと噛合駒45の噛合部45aとが噛合され、シート全体の姿勢がロックされる。
7 後シート
8 シートバック
9 シートクッション
11 ステイ
12 フレーム
22 前部脚
38 後部脚
40 ロック機構を備えた後フロアブラケット
42 回動軸支部
45 噛合駒
50 ワイヤーレバー
57 ロック解除操作装置
Claims (2)
- 車両フロアに段差部が設けられ、該段差部の車両前後方向前方側に位置した下段フロアと、後方側に位置し荷台を構成する上段フロアとが画成され、シートクッションと該シートクッションの後部に配したシートバックからなるシートが前記段差部より上方に配置され、前記シートバックを前方に傾動させるとともに、前記シートクッションを前方かつ下方に移動させ、前記シートバックを前記シートクッション上に折り畳み可能であるとともに、前記シートバックを起立状態にロックするロック機構を備えた車両の折り畳みシートにおいて、
前記シートバックの下部には後部脚が延設され、該後部脚の下端は、前記車両フロアに固定した後フロアブラケットに前記段差部の上端近くで回動可能に軸支され、前記シートクッションの前端側には前部脚の上端が回動可能に取付けられ、該前部脚の下端は、前記下段フロアに固定した前フロアブラケットに回動可能に軸支される一方、前記シートクッションの後部にはステイが固定され、該ステイの固定部より後上方に延出した端部は、前記シートバックの起立状態における前記後部脚の回動軸支部上方に回動可能に連結されており、
前記シートバックの起立状態では、前記ステイの固定部が、前記回動軸支部より上方に位置し、かつ、前記シートクッションの後端が、前記回動軸支部より上側で前記シートバックの下部前面に近接配置されるとともに、前記シートクッションの後部上面が、前記回動軸支部より上方かつ前記ステイ端部の回動連結部より下方に位置しており、
前記ロック機構のロックを解除し、前記シートバックを、前記回動軸支部を中心として前方に傾倒させる操作により、前記シートクッションを前下方へ移動させかつ前記シートクッション上に前記シートバックを重ねて折り畳み可能であるとともに、該折り畳み状態で、前記シートバックの背面が、前記上段フロア面と面一に配置されるように構成されていることを特徴とする車両の折り畳みシート。 - 前記シートバックの上部に前記ロック機構のロック解除操作を行なうためのロック解除操作装置が配設され、前記ロック機構は、そのロックを解除するためのワイヤーレバーを備え、該ワイヤーレバーは前記ロック解除操作装置とワイヤーで連結され、前記ロック解除操作装置の操作で前記ワイヤーを引っ張り方向へ摺動させ前記ワイヤーレバーを回転させることにより前記ロック機構のロックが解除されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の折り畳みシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006276673A JP4078655B2 (ja) | 2006-10-10 | 2006-10-10 | 車両の折り畳みシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006276673A JP4078655B2 (ja) | 2006-10-10 | 2006-10-10 | 車両の折り畳みシート |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003177605A Division JP3941746B2 (ja) | 2003-06-23 | 2003-06-23 | 車両の折り畳みシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007001578A JP2007001578A (ja) | 2007-01-11 |
JP4078655B2 true JP4078655B2 (ja) | 2008-04-23 |
Family
ID=37687533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006276673A Expired - Fee Related JP4078655B2 (ja) | 2006-10-10 | 2006-10-10 | 車両の折り畳みシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4078655B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009083946A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Yamazaki Takuya | カーブドコンベヤ |
JP5402230B2 (ja) * | 2009-05-18 | 2014-01-29 | トヨタ紡織株式会社 | チルトダウン式乗物用シート |
JP5507538B2 (ja) * | 2011-12-28 | 2014-05-28 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用チップアップシートの隙隠し構造 |
KR101406568B1 (ko) | 2012-12-26 | 2014-06-11 | 대원산업 주식회사 | 풀 플랫베드 타입 차량용 시트 |
-
2006
- 2006-10-10 JP JP2006276673A patent/JP4078655B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007001578A (ja) | 2007-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3860151B2 (ja) | 車両用格納式シート | |
JP5104335B2 (ja) | 車両用格納シート | |
JP2008285025A (ja) | 車両用シート装置 | |
JP6449974B2 (ja) | 車両用シート | |
JP4078655B2 (ja) | 車両の折り畳みシート | |
WO2015190274A1 (ja) | 乗物用シート | |
WO2012093635A1 (ja) | 格納式リアシート | |
JP4994083B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JP3280128B2 (ja) | 車両の折り畳みシート | |
JP3941746B2 (ja) | 車両の折り畳みシート | |
JP3317442B2 (ja) | 車両の折り畳みシート | |
JP3463880B2 (ja) | 車両の折り畳みシート | |
JP3461174B2 (ja) | 車両の折り畳みシート | |
JP3374458B2 (ja) | 車両の折り畳みシート | |
JP5666282B2 (ja) | 車両の折り畳み式シート装置 | |
JP5029936B2 (ja) | 折り畳み式シートの脚部構造 | |
JP2008273399A (ja) | 荷室ボード連動構造 | |
JP2011225004A (ja) | 車両用シートの格納装置 | |
JP3424291B2 (ja) | 車両のシート構造 | |
JP2012131289A (ja) | 車両の折り畳み式シート装置 | |
JP4037783B2 (ja) | チップアップシートの保持構造 | |
JP4013871B2 (ja) | 車両用のシート構造 | |
JP5751837B2 (ja) | 格納式リアシート | |
JP3964340B2 (ja) | 車両用シート | |
JP3991977B2 (ja) | 車両の後部シート構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071002 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080124 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |