JPS646282Y2 - - Google Patents

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JPS646282Y2
JPS646282Y2 JP1982127835U JP12783582U JPS646282Y2 JP S646282 Y2 JPS646282 Y2 JP S646282Y2 JP 1982127835 U JP1982127835 U JP 1982127835U JP 12783582 U JP12783582 U JP 12783582U JP S646282 Y2 JPS646282 Y2 JP S646282Y2
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JP
Japan
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sheet
film
moisture
polymer film
foundation
Prior art date
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Application number
JP1982127835U
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English (en)
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JPS5932419U (ja
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は基礎敷設シートに関し、詳しくは自
蟻等の侵入防御並びに防湿の可能な基礎敷設シー
トに関する。
従来、木造建築物を建造する場合、白蟻などの
害を未然に防ぐため、基礎面にクロルデンなどの
駆除薬剤を散布することが行われるが、これらは
非常に流出性が良く、地下水、河川の汚染の原因
となる欠点があつた。
このような問題を解消し、かつ、基礎面より建
築物に対する防湿もできるよう白蟻駆除薬剤を含
浸させたシートに防湿性フイルムをラミネートさ
せた基礎敷設シートが提案され、かつ実施されて
いるが、この種シートは、表面又は表裏面に形成
したラミネート層の熱膨張率の差異により温度変
化があるとシートがカールし、シートとして充分
な機能を発揮しなくなるといつた問題があり、使
用に際して端止め施工を別に施さなければならな
いといつた面倒さがあつた。又、仮に端止めを行
い、端部でのカールを防止してもシート央部が膨
らみ変形するため、平滑状態に展開するのが困難
であるといつた欠点もあつた。
さらに、白蟻駆除薬剤の発散及び拡散を良くす
るため、第1図に示すように防蟻剤含浸層Cを挾
んでラミネートしたフイルムA,A′のうち、地
表面側に位置するフイルムA′に多数の貫通孔B
…Bを設けたものも実施されているが、この気孔
より早期のうちに薬剤が発散されつくしてしま
い、長期にわたつての駆除効果が期待できないと
いつた問題もある。
この考案は上記問題点に鑑み、温度変化に原因
するカールの発生が完全に防止でき、かつ、薬剤
の駆除効果も長期にわたつて持続し得、合わせて
防湿も行える基礎敷設シートを提供することを目
的としてなされたものであつて、防湿性を有する
ポリマーフイルム、該ポリマーフイルム中を拡散
移動し得る気化性の防蟻剤が含浸された多孔質性
シート、該多孔質性シートの保護フイルム、及び
延伸加工されたフイルムがこの順で貼り合わされ
て成ることを特徴とするものである。
以下、この考案の実施例により説明する。
第2図はこの考案の実施例の拡大断面図であ
る。
この考案の基礎敷設シート1は、厚さ0.1mmの
ポリエチレンフイルムなど防湿性を有するポリマ
ーフイルム1Aと、このポリマーフイルム中を拡
散移動し得る気化性の防蟻剤例えばクロルデンあ
るいは他の防蟻剤としてアルドリン、デイルドリ
ンなど、さらには、殺虫剤であればオルソジクロ
ルベンゾール(塩素系)、ダイジアノン(有機リ
ン系)の他、ピレスロイド殺虫剤などが含浸され
た多孔質性シート1B、この多孔質性シートの保
護及び含浸剤に対するバリヤーフイルムとなる厚
さ略0.02mmのポリエチレンフイルムなどの保護フ
イルム1Cと、延伸ポリプロピレンフイルムなど
延伸加工の施された厚さ15〜20μのフイルム1D
がこの順に貼合わされて構成されている。
上記において多孔質性シート1Bに含浸される
防蟻剤あるいは殺虫剤の含浸量は25g/m2程度と
され、又、必要に応じクレオソート油などの防腐
剤も合わせて含浸させることもできる。
又、上記実施例における防湿性を有するポリマ
ーフイルム1Aは、防湿シートとして一般に使用
されているシートをそのまま転用しても良い。
この考案は以上のように構成されているので、
従来の基礎敷設シートが、温度変化特に低温条件
下においては、ポリマーフイルム側に著しくカー
ルしていたのが、延伸加工を施したフイルム層の
引張効果によりほぼ完全に防止でき、特に冬季に
おけるシートのカールが防止され、施工が簡単と
なり、さらに、基礎敷設シートの両面はそれぞれ
フイルムにより保護されているので防湿性にも優
れ、従来のシートの透湿量が50g/m2、2時間で
あつたのに比し、1g/m2、2時間と著しく防湿
性が向上すると共に、防蟻剤は、ポリマーフイル
ムを介して徐々に拡散されるから、防蟻剤の薬剤
気化速度がおそくでき、長期にわたり確実な防蟻
効果を発揮するなど種種の実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の説明図、第2図はこの考案の
実施例の拡大断面図である。 1……基礎敷設シート、1A……ポリマーフイ
ルム、1B……多孔質性シート、1C……保護フ
イルム、1D……延伸加工の施されたフイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防湿性を有するポリマーフイルム、該ポリマー
    フイルム中を拡散移動し得る気化性の防蟻剤が含
    浸された多孔質性シート、該多孔質性シートの保
    護フイルム、及び延伸加工されたフイルムがこの
    順で貼り合わされて成ることを特徴とする基礎敷
    設シート。
JP12783582U 1982-08-23 1982-08-23 基礎敷設シ−ト Granted JPS5932419U (ja)

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JPS5932419U JPS5932419U (ja) 1984-02-29
JPS646282Y2 true JPS646282Y2 (ja) 1989-02-17

Family

ID=30290207

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JPH0724895B2 (ja) * 1984-06-28 1995-03-22 ナショナル住宅産業株式会社 ワ−ク加工取出し装置
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JPS53142483A (en) * 1977-05-18 1978-12-12 Ikari Shodoku Sheet

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