JPS645645Y2 - - Google Patents

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JPS645645Y2
JPS645645Y2 JP3544781U JP3544781U JPS645645Y2 JP S645645 Y2 JPS645645 Y2 JP S645645Y2 JP 3544781 U JP3544781 U JP 3544781U JP 3544781 U JP3544781 U JP 3544781U JP S645645 Y2 JPS645645 Y2 JP S645645Y2
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JP
Japan
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duct
air supply
air
equipment
exhaust
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JP3544781U
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JPS57148566U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、超電導磁石を用いた誘導反発形浮上
式鉄道車両の台車枠に関するものである。
U形配置の誘導反発形浮上式鉄道車両の超電導
磁石は、台車枠の外側に設けられ、その台車枠の
内側に超電導磁石冷却用のHeガスを冷却するコ
ンプレツサーおよび原動機が設けられるが、これ
らの機器は熱を発生するため新鮮空気により冷却
する必要がある。しかしながら、床下には他の機
器が設けられており、走行風が流れにくくまた側
面部は超電導磁石に妨げられて走行風があまり期
待できない。そのため、空気取入れダクトと排気
ダクトを設置し、強制通風と行ない各機器の冷却
を行なうことが不可欠のものとなる。ところで、
従来の台車枠構造においては、床下にダクトをそ
れぞれ取付けていた。このような構成では、床下
の狭い空間にダクトを取付けなければならず作業
が困難で多大の時間を要するとともに、保守点検
も困難で多大の時間を要していた。また、該ダク
トを構成し取付けるために部品点数が増加すると
いう欠点があつた。
本考案の目的とするところは、特別なダクト装
置を設けること無く簡単な構成によつて機器へ冷
却風を供給できると共に排風の他機器への影響を
防止し得る磁気浮上式鉄道車両の台車枠を提供す
ることにある。
本考案は、台車の幅方向両側位置に車体長手方
向に伸びた閉断面部材を有した磁気浮上式鉄道車
両の台車枠において、前記各閉断面部材の内部を
通風可能に構成してその一方を給気ダクト、他方
を排気ダクトとし、該給気ダクトおよび排気ダク
トにそれぞれ機器に対向した開口部を設け、該開
口部をダクトにより機器に連結し、端部を車両先
頭部に開口した前面ダクトを前記給気ダクトおよ
び排気ダクトにそれぞれ連結し、さらに、前記給
気ダクトおよび排気ダクトの先端および終端に開
閉可能なダンパを設置したことを特徴とするもの
である。
次に本考案による台車枠の一実施例について図
により説明する。図において、1は超電導磁石、
2は台車枠、3は補助案内装置、4は緊急ブレー
キ装置、5は超電導磁石1の冷却を行なうための
液体ヘリウム溜、6は液体窒素溜である。7はボ
ルスターアンカ、8は空気ばね、9は車体、10
は補助支持装置、11は軌道、12は冷却を必要
とする原動機、コンプレツサ等の機器である。1
3は台車枠2両側内部の一方を利用した給気ダク
ト、14は他方を利用した排気ダクト、15は該
給気ダクト13の機器12側に設けられた給気ダ
クト13より機器12へ新鮮空気を供給する供給
口、19は機器12と供給口15をつなぐダクト
である。16は機器12からの排風を排気ダクト
14に導入する導入口、20は機器12と導入口
16をつなぐダクトである。18は車両の前面よ
り新鮮空気を取入れて給気ダクト13へ送風する
前面ダクト、17は該前面ダクト18と給気ダク
ト13または排気ダクト14とをつなぐ接続ダク
トである。なお、前記給気ダクト13、排気ダク
ト14および前面ダクト18には、それぞれ空気
の流れを変えるダンパが設けられており、機器1
2内の空気の流れる方向を車両の進行方向に関係
なく一定にする際に用いる。すなわち、給気ダク
ト13が接続されている前面ダクト18のダンパ
を開き、該給気ダクト13内の車両進行方向後側
のダンパを閉める。そして、排気ダクト14が接
続されている前面ダクト18のダンパを閉めて、
該排気ダクト14内の車両進行方向後側のダンパ
を開く、そうすると第4図のように空気が流れ
る。次に車両の進行方向が変わつた場合には前記
ダンパの開閉を逆にする。そうすると、機器12
内を流れる空気の方向は常に第4図中下から上へ
流れる。なお、機器12内の空気の流れがいずれ
の方向でもよい場合には、上記のようにダンパを
操作する必要はなく、各部に仕切を設けるだけで
よい。
このような構成において、車両走行時には給気
ダクト18から接続ダクト17を経て給気ダクト
13に新鮮空気が送られ、さらに給気口15およ
びダクト19を経て機器12に供給され、該機器
12を冷却する。そして、排風は機器12からダ
クト20および導入口16を経て排気ダクト14
へ送られ、該排気ダクト14より車両の後側に排
出される。
このような構成によれば、別に機器12を冷却
するための給排気ダクトを設ける必要がなく、台
車枠2に設けた給気ダクト13、排気ダクト14
および前面ダクト18を接続ダクト17およびダ
クト19,20で接続するだけでよく、構成が簡
単であり製作も容易である。また、特別なダクト
装置を設けないことにより、保守点検が容易とな
る。さらに、別に給排気ダクトを設けないため、
部品点数が少なくなる。
以上説明したように本考案によれば、特別なダ
クト装置を設けること無く簡単な構成によつて機
器へ冷却風を供給できると共に排風の他機器への
影響を防止しできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による台車枠の一実施例を備え
た磁気浮上式鉄道車両の側面図、第2図は第1図
の車体幅方向の断面図、第3図はダクトの接続状
態を示す台車枠の車体幅方向断面図、第4図は第
1図の底面図である。 2……台車枠、13……給気ダクト、14……
排気ダクト、15……供給口、16……導入口、
17……接続ダクト、18……前面ダクト、1
9,20……ダクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台車の幅方向両側位置に車体長手方向に伸びた
    閉断面部材を有した磁気浮上式鉄道車両の台車枠
    において、前記各閉断面部材の内部を通風可能に
    構成してその一方を給気ダクト、他方を排気ダク
    トとし、該給気ダクトおよび排気ダクトにそれぞ
    れ機器に対向した開口部を設け、該開口部をダク
    トにより機器に連結し、端部を車両先頭部に開口
    した前面ダクトを前記給気ダクトおよび排気ダク
    トにそれぞれ連結し、さらに、前記給気ダクトお
    よび排気ダクトの先端および終端に開閉可能なダ
    ンパを設置したことを特徴とする磁気浮上式鉄道
    車両の台車枠。
JP3544781U 1981-03-16 1981-03-16 Expired JPS645645Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3544781U JPS645645Y2 (ja) 1981-03-16 1981-03-16

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JP3544781U JPS645645Y2 (ja) 1981-03-16 1981-03-16

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Publication Number Publication Date
JPS57148566U JPS57148566U (ja) 1982-09-18
JPS645645Y2 true JPS645645Y2 (ja) 1989-02-13

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ID=29832707

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JP3544781U Expired JPS645645Y2 (ja) 1981-03-16 1981-03-16

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JPS57148566U (ja) 1982-09-18

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