JPS645582Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS645582Y2
JPS645582Y2 JP1985060839U JP6083985U JPS645582Y2 JP S645582 Y2 JPS645582 Y2 JP S645582Y2 JP 1985060839 U JP1985060839 U JP 1985060839U JP 6083985 U JP6083985 U JP 6083985U JP S645582 Y2 JPS645582 Y2 JP S645582Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sheath
latching
knife
protrusion
blade
Prior art date
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Expired
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JP1985060839U
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English (en)
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JPS61177582U (ja
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Publication date
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Publication of JPS61177582U publication Critical patent/JPS61177582U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は刃物の鞘に関するものである。
(従来の技術) 不使用時の刃物の取扱いを安全にするために従
来から刃物の刃部を鞘に収納することが行われて
いる。そして、その収納状態を保持するために例
えば鞘の口縁部に対し刃物のあごを掛止める掛止
部材を回動可能に設けたものが提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、鞘と刃部との寸法誤差により鞘と刃
物の収納具合によつては掛止部材と刃物のあごと
の間にすき間が生じる場合がある。このような場
合には掛止部材のあごに対する掛止が外れてしま
い、鞘が刃物から簡単に抜けてしまう問題があつ
た。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は鞘の差入口に対応して刃物を掛止め
る掛止部材を軸によつて同鞘に対し掛外し自在に
支持し、さらに鞘と掛止部材とには互いに係合し
て同掛止部材を掛止位置に保持する凹凸を設けた
ものである。
(作用) 上記手段により鞘と同鞘に軸により回動可能に
支持された掛止部材とが凹凸の関係で係合される
ため、掛止部材は掛止位置に保持される。従つ
て、掛止部材が刃物を掛止しているときはもちろ
ん、掛止部材が刃物の被掛止部から離れていても
掛止部材が非掛止位置に動くことがない。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を第1図
〜第7図に従つて説明する。
図中1は刃物全体を示し、柄2先端には口金3
を介して刃部4が取着されている。なお、5は刃
部4の基端面に形成されたあごである。
6は鞘の本体であつて、基端部には前記刃物1
の刃部4を長手方向に挿入できるように差入口7
を介して収納孔8が形成されている。9は同鞘6
において口縁部の下部両側面に凹設された一対の
軸孔である。
10は前記軸孔9よりも鞘6の基端寄り位置に
て口縁部両側面に対し溝状に凹設された係合凹部
である。11は前記鞘6の口縁部に設けられた合
成樹脂等により断面コ字状に形成された掛止部材
であつて第3図に示すように両端部内面からそれ
ぞれ内方へ突設された回動軸12が前記鞘6の軸
孔9に対して回動可能に嵌合されている。なお、
掛止部材11の両端部間の離隔距離は掛止部材1
1の嵌合位置における鞘6の両側面間の厚さより
も若干短かく形成されている。
13は前記掛止部材11の両端部内面に対し形
成された係合突部であつて、前記鞘6の係合凹部
10に対応して配置されており掛止部材11が第
1図に示すように鞘6の基端面側に位置したとき
(以下掛止位置という)係合凹部10に離脱可能
に係合される。なお回動された掛止部材11は係
合突部13が口縁部の外面に当接したとき自身の
弾性に抗して拡がり、その後係合突部13が前記
係合凹部10に対応したときその弾性により同係
合凹部10内に係入される。
さて、上記のように構成された鞘6の作用につ
いて説明する。
第7図に示すように掛止部材11は掛外し位置
にある状態から掛止部材11が鞘6の基端方向に
回動されると、係合突部13が口縁部の外面に当
接したとき自身の弾性に抗して拡がり、その後係
合突部13が前記係合凹部10に対応したときそ
の弾性により同係合凹部10内に係入される。
従つて、鞘6と刃部4との寸法誤差により掛止
部材11と刃部4のあご5との間にすき間が生じ
ても同掛止部材11は前記係合突部13と係合凹
部10の係合関係により第1図に示すように掛止
位置に保持されて、非掛止位置に移動しないため
鞘6が刃物1から抜けることがない。また、前記
係合凹部10及び係合突部13は従来構成の鞘6
及び掛止部材11に最小限の変更を加えるだけで
形成できるので、部品点数をほとんど増加させる
ことなく大変安価に具体化できる。そして、前記
刃物1を使用したいときは前記掛止部材11を第
7図の状態の非掛止位置まで前記とは逆方向に回
動させればよい。
なお、係合凹部10の掛外側内面には第5図に
示すように斜状のガイド面10aが形成され、掛
止部材11を同係合凹部10に対し掛止め掛外す
際に支障がないようになつている。
第2実施例 次に、第2実施例について説明すると、この実
施例は第8図に示すように前記第1実施例の構成
中とくに鞘6には係合凹部10のかわりに係合突
部15を設け、掛止部材14には係合突部13の
かわりに係合突部15に係脱可能な係合凹部16
を設けたところが異つている。
なお、前記係合突部15の掛止め側および掛外
し側には第9図に示すように斜状のガイド面15
aが形成され、掛止部材14を同係合突部15に
対し掛止め掛外す際に故障がないようになつてい
る。
なお、作用効果については前記第1実施例と同
様である。
第3実施例 次に第3実施例について説明すると、この実施
例は第10図、第11図に示すように前記第1実
施例の構成中、とくに掛止部材11により刃部4
のあご5を掛止めするかわりに刃物1の口金3か
ら腹側へ口金突出部17を突設し、同口金突出部
17に対し掛止部材11を掛止可能に形成したも
のである。
なお、作用・効果については前記第1実施例と
同様である。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、この考案の趣旨から逸脱しない範囲で
任意に変更することも可能である。
考案の効果 以上詳述したように、本考案は鞘と掛止部材と
の凹凸の関係により掛止部材を掛止位置に保持す
ることができるので、刃物の不使用時には鞘が刃
物から簡単に抜けでることがなく、その結果、使
用時の刃物の取扱いを安全に行うことができ、し
かも前記凹凸は従来構造のものに対し最小限の変
更を加えるだけで形成できるので、部品点数をほ
とんど増加させることなく安価に具体化できると
いう効果を奏するため、産業利用上優れた考案で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は第1実施例を示し、第1図は
刃物を鞘に収納して掛止部材を掛けた状態を示す
鞘と刃物の正面図、第2図は鞘の一部破断正面
図、第3図は掛止部材の拡大斜視図、第4図は掛
止部材を掛外した状態を示す鞘の拡大縦断面図、
第5図はX−X線における鞘の拡大縦断面図、第
6図は掛止状態を示す要部拡大断面図、第7図は
刃物を鞘に収納して掛止部材を掛外した状態を示
す鞘と刃物の正面図、第8図及び第9図は第2実
施例を示し、第8図は掛止状態を示す要部拡大断
面図、第9図は鞘の要部拡大縦断面図、第10図
は掛止状態を示す要部拡大断面図、第11図は刃
物を鞘に収納して掛止部材を掛けた状態を示す鞘
と刃物の正面図である。 刃物1、柄2、口金3、刃部4、あご5、鞘
6、差入口7、軸12、掛止部材11,14、係
合凹部10,16、係合突部13,15、口金突
出部17。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 刃物1の刃部4を鞘6の長手方向に挿入する
    ことにより納めるようにした鞘において、前記
    鞘6の差入口7に対応して刃物1を掛止める掛
    止部材11,14を軸12によつて同鞘6に対
    し掛外し自在に支持し、さらに鞘6と掛止部材
    11,14とには互いに係合して同掛止部材1
    1,14を掛止位置に保持する凹凸10,1
    6,13,15を設けた刃物の鞘。 2 掛止部材11,14は刃部4のあご5に掛止
    めるものである実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の刃物の鞘。 3 掛止部材11は刃物1の柄2の口金3から腹
    側へ突出した口金突出部17に対し掛止めるも
    のである実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の刃物の鞘。 4 掛止位置に対応する鞘6には係合凹部10が
    設けられ、一方掛止部材11は断面コ字状に形
    成されるとともに、その内面には前記係合凹部
    10に係止可能な係合突部13を形成したもの
    である実用新案登録請求の範囲第2項又は第3
    項のうちいずれか1項に記載の刃物の鞘。 5 掛止位置に対応する鞘6は係合突部15が設
    けられ、一方掛止部材14は断面コ字状に形成
    されるとともに、その内面には前記係合突部1
    5に係止可能な係合凹部16を形成した実用新
    案登録請求の範囲第2項又は第3項のうちいず
    れか1項に記載の刃物の鞘。
JP1985060839U 1985-04-23 1985-04-23 Expired JPS645582Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985060839U JPS645582Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985060839U JPS645582Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61177582U JPS61177582U (ja) 1986-11-06
JPS645582Y2 true JPS645582Y2 (ja) 1989-02-10

Family

ID=30588556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985060839U Expired JPS645582Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS645582Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54138099U (ja) * 1978-03-17 1979-09-25
JPS603804Y2 (ja) * 1980-03-19 1985-02-02 川嶋工業株式会社 包丁等の鞘

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61177582U (ja) 1986-11-06

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