JPS644814Y2 - - Google Patents
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- JPS644814Y2 JPS644814Y2 JP1985088954U JP8895485U JPS644814Y2 JP S644814 Y2 JPS644814 Y2 JP S644814Y2 JP 1985088954 U JP1985088954 U JP 1985088954U JP 8895485 U JP8895485 U JP 8895485U JP S644814 Y2 JPS644814 Y2 JP S644814Y2
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- JP
- Japan
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- camshaft
- sintering
- jig
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- graphite
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- 238000005245 sintering Methods 0.000 claims description 28
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000010439 graphite Substances 0.000 claims description 14
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F3/00—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
- B22F3/10—Sintering only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/04—Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
- F01L1/047—Camshafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0085—Materials for constructing engines or their parts
- F02F7/0087—Ceramic materials
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H53/00—Cams ; Non-rotary cams; or cam-followers, e.g. rollers for gearing mechanisms
- F16H53/02—Single-track cams for single-revolution cycles; Camshafts with such cams
- F16H53/025—Single-track cams for single-revolution cycles; Camshafts with such cams characterised by their construction, e.g. assembling or manufacturing features
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- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
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- B22F2003/1042—Sintering only with support for articles to be sintered
-
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- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F2998/00—Supplementary information concerning processes or compositions relating to powder metallurgy
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L2303/00—Manufacturing of components used in valve arrangements
-
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- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
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- F01L2303/01—Tools for producing, mounting or adjusting, e.g. some part of the distribution
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Ceramic Engineering (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、カムまたはジヤーナル等を焼結材で
構成し、これをスチールシヤフトに一体に結合せ
しめて構成した組立式カムシヤフトの、前記焼結
材から成る組付部品をスチールシヤフトに炉中で
焼結するときに用いる、カムシヤフトを支持する
ためのカムシヤフト焼結用治具に関する。
構成し、これをスチールシヤフトに一体に結合せ
しめて構成した組立式カムシヤフトの、前記焼結
材から成る組付部品をスチールシヤフトに炉中で
焼結するときに用いる、カムシヤフトを支持する
ためのカムシヤフト焼結用治具に関する。
[従来の技術]
従来、カム、ジヤーナル、ギヤ、スパナ口等の
少なくとも一つをシヤフト本体とは別部材で形成
し、これをシヤフト本体に組付けることにより構
成した組立式カムシヤフトが知られている。実公
昭51−7367号公報には、カムまたはジヤーナルの
何れか一方またはカムおよびジヤーナルの両方を
焼結材で形成して、これをシヤフト本体に拡散等
により結合一体化せしめたカムシヤフトが開示さ
れている。
少なくとも一つをシヤフト本体とは別部材で形成
し、これをシヤフト本体に組付けることにより構
成した組立式カムシヤフトが知られている。実公
昭51−7367号公報には、カムまたはジヤーナルの
何れか一方またはカムおよびジヤーナルの両方を
焼結材で形成して、これをシヤフト本体に拡散等
により結合一体化せしめたカムシヤフトが開示さ
れている。
焼結材部品をスチールシヤフトに結合せしめる
場合、まず焼結部品をスチールシヤフトに組付
け、焼結炉中を通して高温下で焼結部品とスチー
ルシヤフトとを拡散結合させる。炉中に通す場
合、カムシヤフトを支持しかつ炉のスペースを余
らせずにできるだけの多くのカムシヤフトの焼着
を行なうために、焼結用治具が用いられ、これを
段積みして用いている。
場合、まず焼結部品をスチールシヤフトに組付
け、焼結炉中を通して高温下で焼結部品とスチー
ルシヤフトとを拡散結合させる。炉中に通す場
合、カムシヤフトを支持しかつ炉のスペースを余
らせずにできるだけの多くのカムシヤフトの焼着
を行なうために、焼結用治具が用いられ、これを
段積みして用いている。
従来用いられていた治具は、安価にするために
鋼製の枠体のものから成り、短かいカムシヤフト
の場合はカムシヤフトを両端近傍の2点で支持で
きるもの、または長いカムシヤフトの場合はカム
シヤフトの熱による垂れ下りを防止するためにカ
ムシヤフトを両端近傍の2点と中央近傍の2点の
計4点で支持できるものから成つていた。そして
枠体のカムシヤフトを支持する部分にはカムシヤ
フトを係止するために溝が形成され、該溝の上面
はカムシヤフトに直接に接触するようになつてい
た。
鋼製の枠体のものから成り、短かいカムシヤフト
の場合はカムシヤフトを両端近傍の2点で支持で
きるもの、または長いカムシヤフトの場合はカム
シヤフトの熱による垂れ下りを防止するためにカ
ムシヤフトを両端近傍の2点と中央近傍の2点の
計4点で支持できるものから成つていた。そして
枠体のカムシヤフトを支持する部分にはカムシヤ
フトを係止するために溝が形成され、該溝の上面
はカムシヤフトに直接に接触するようになつてい
た。
[考案が解決しようとする問題点]
しかし、従来のスチール製段積焼結用治具は、
組立式カムシヤフト焼結時に、1100℃以上の高温
の雰囲気において、治具の変形が大きく再利用が
困難となるばかりでなく、組立式カムシヤフトの
製品自体にも悪影響を及ぼすことがあつた。組立
式カムシヤフトに生じる不良としては、スチール
パイプの曲りおよびカムやジヤーナル等の焼結組
付部品のカムシヤフト長手方向のずれや、炉内の
熱の対流による組付部品とスチールパイプの結合
度への影響または焼結材の組織に対する影響等が
あつた。
組立式カムシヤフト焼結時に、1100℃以上の高温
の雰囲気において、治具の変形が大きく再利用が
困難となるばかりでなく、組立式カムシヤフトの
製品自体にも悪影響を及ぼすことがあつた。組立
式カムシヤフトに生じる不良としては、スチール
パイプの曲りおよびカムやジヤーナル等の焼結組
付部品のカムシヤフト長手方向のずれや、炉内の
熱の対流による組付部品とスチールパイプの結合
度への影響または焼結材の組織に対する影響等が
あつた。
本考案は、焼結材から成る組付部品をスチール
シヤフトに結合させて構成した組立式カムシヤフ
トを焼結炉で焼着させる場合、組立式カムシヤフ
トにシヤフトの変形や組付部品の位置ずれを生じ
させないようにカムシヤフトを支持できる焼結用
治具を提供することを目的とする。
シヤフトに結合させて構成した組立式カムシヤフ
トを焼結炉で焼着させる場合、組立式カムシヤフ
トにシヤフトの変形や組付部品の位置ずれを生じ
させないようにカムシヤフトを支持できる焼結用
治具を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的に沿う本考案のカムシヤフト焼結用治
具は、対向する二辺を有しグラフアイトから成る
枠体の前記対向する二辺の上縁に、該二辺に渡つ
て枠体上に載置されるカムシヤフトを嵌入する溝
を設け、該溝の表面にセラミツクス層を形成した
ものから成る。
具は、対向する二辺を有しグラフアイトから成る
枠体の前記対向する二辺の上縁に、該二辺に渡つ
て枠体上に載置されるカムシヤフトを嵌入する溝
を設け、該溝の表面にセラミツクス層を形成した
ものから成る。
[作用]
上記構成を有するカムシヤフト焼結用治具は、
グラフアイトから成るので、高温強度が上り、焼
結温度雰囲気におかれても、段積みによつて大き
な荷重がかかつてもまたカムシヤフトの荷重を受
けても変形したりすることがなく、変形によつて
組立式カムシヤフトに悪影響を与えることはな
い。
グラフアイトから成るので、高温強度が上り、焼
結温度雰囲気におかれても、段積みによつて大き
な荷重がかかつてもまたカムシヤフトの荷重を受
けても変形したりすることがなく、変形によつて
組立式カムシヤフトに悪影響を与えることはな
い。
グラフアイトを用いると、高温下でカムシヤフ
トのスチール材に浸炭作用が起つて、その部分が
治具に溶着したり硬化したり、あるいは焼結後の
カムシヤフトの機械加工が困難または不能になる
が、本考案では枠体の溝にセラミツクス層が形成
されるのでスチールシヤフトがグラフアイトと直
接接触することはなく、カムシヤフトの浸炭は防
止される。
トのスチール材に浸炭作用が起つて、その部分が
治具に溶着したり硬化したり、あるいは焼結後の
カムシヤフトの機械加工が困難または不能になる
が、本考案では枠体の溝にセラミツクス層が形成
されるのでスチールシヤフトがグラフアイトと直
接接触することはなく、カムシヤフトの浸炭は防
止される。
[実施例]
以下に、本考案に係るカムシヤフト焼結用治具
の望ましい実施例を、図面を参照して説明する。
の望ましい実施例を、図面を参照して説明する。
第1図は本考案実施例の焼結用治具1とそれに
支持される組立式カムシヤフト2を示している。
図において焼結用治具1はグラフアイトから成
り、対向する二辺3,4を有している。対向する
二辺3,4のグラフアイトプレートは板の巾方向
を上下にして横方向に延びている。該二辺3,4
はそれと直交する二辺5,6によつて互に連結さ
れている。これらの四辺3,4,5,6は枠体7
を構成する。
支持される組立式カムシヤフト2を示している。
図において焼結用治具1はグラフアイトから成
り、対向する二辺3,4を有している。対向する
二辺3,4のグラフアイトプレートは板の巾方向
を上下にして横方向に延びている。該二辺3,4
はそれと直交する二辺5,6によつて互に連結さ
れている。これらの四辺3,4,5,6は枠体7
を構成する。
組立式カムシヤフト2は対向する二辺3,4に
渡つて枠体7上に載置される。該二辺3,4の上
縁には、組立式カムシヤフト2が載置される位置
に溝8が形成されており、組立式カムシヤフト2
は溝8内に支持される。溝8は二辺3,4の夫々
に枠体7上に載置されるべき組立式カムシヤフト
2の本数だけ形成される。溝8は組立式カムシヤ
フト2が辺3,4の長手方向にずれるのを防止す
るためのものであり、図ではVノツチからなる
が、組立式カムシヤフト2を嵌入支持できる形状
であればUノツチ等他の形状の溝でつてもよい。
渡つて枠体7上に載置される。該二辺3,4の上
縁には、組立式カムシヤフト2が載置される位置
に溝8が形成されており、組立式カムシヤフト2
は溝8内に支持される。溝8は二辺3,4の夫々
に枠体7上に載置されるべき組立式カムシヤフト
2の本数だけ形成される。溝8は組立式カムシヤ
フト2が辺3,4の長手方向にずれるのを防止す
るためのものであり、図ではVノツチからなる
が、組立式カムシヤフト2を嵌入支持できる形状
であればUノツチ等他の形状の溝でつてもよい。
また、第1図に示す治具では対向する二辺の治
具を示したが、長いカムシヤフトの場合はカムシ
ヤフトの熱による垂れ下りを防止するために、二
辺の中間に二辺と同様の部材を配置して、3点、
4点等で支持するものである。
具を示したが、長いカムシヤフトの場合はカムシ
ヤフトの熱による垂れ下りを防止するために、二
辺の中間に二辺と同様の部材を配置して、3点、
4点等で支持するものである。
溝8の上面には、第2図に示すようにセラミツ
クス層9が形成される。セラミツクス層9はコー
テイング、溶射、セラミツクピースやセラミツク
ス織布の張り付け等によつて形成される。
クス層9が形成される。セラミツクス層9はコー
テイング、溶射、セラミツクピースやセラミツク
ス織布の張り付け等によつて形成される。
溝8が形成される二辺3,4の下縁は上方に切
欠き10が形成されており、段積みしたとき下の
枠体7に支持される組立式カムシヤフト2の溝8
からのはみ出し部分が上の枠体の二辺3,4の下
端と干渉しないようにされている。
欠き10が形成されており、段積みしたとき下の
枠体7に支持される組立式カムシヤフト2の溝8
からのはみ出し部分が上の枠体の二辺3,4の下
端と干渉しないようにされている。
つぎに、上記のように構成された焼結用治具に
おける作用について説明する。
おける作用について説明する。
スチールシヤフトに焼結材が組付けられた組立
式カムシヤフト2は枠体7の対向する二辺3,4
にわたつて溝8に嵌入されて支持され、段積みさ
れて焼結炉内に送り込まれ、そこで組付部品はス
チールシヤフトに一体に焼着される。炉内の温度
は1100℃以上の高温になるが、枠体7がグラフア
イトから成つており、該温度に十分に耐えるの
で、荷重がかかつても焼結用治具1は変形しな
い。このため、焼結用治具1の変形による組立式
カムシヤフト2の曲がりや、変形して枠体7が組
付部品にあたつて組付部品が位置ずれするような
ことは生じない。したがつて、狙い通りの位置に
高精度の焼着が行なわれる。
式カムシヤフト2は枠体7の対向する二辺3,4
にわたつて溝8に嵌入されて支持され、段積みさ
れて焼結炉内に送り込まれ、そこで組付部品はス
チールシヤフトに一体に焼着される。炉内の温度
は1100℃以上の高温になるが、枠体7がグラフア
イトから成つており、該温度に十分に耐えるの
で、荷重がかかつても焼結用治具1は変形しな
い。このため、焼結用治具1の変形による組立式
カムシヤフト2の曲がりや、変形して枠体7が組
付部品にあたつて組付部品が位置ずれするような
ことは生じない。したがつて、狙い通りの位置に
高精度の焼着が行なわれる。
また、組立式カムシヤフト2は組付部品部位で
焼結用治具1に支持するとパイプの熱膨張延びな
どで組付部品が位置ずれを生じるおそれがあるの
で、スチールシヤフト部で焼結用治具1に支持さ
れる。焼結用治具にグラフアイトを使用すると、
スチールシヤフトのグラフアイトとの接触部は浸
炭されて表面硬化を起すおそれが出てくるが、本
考案では枠体7のスチールシヤフトとの接触部は
セラミツクス層9が形成されているので、スチー
ルシヤフトは直接にグラフアイトに接触せず、ス
チールシヤフトが浸炭されることはない。
焼結用治具1に支持するとパイプの熱膨張延びな
どで組付部品が位置ずれを生じるおそれがあるの
で、スチールシヤフト部で焼結用治具1に支持さ
れる。焼結用治具にグラフアイトを使用すると、
スチールシヤフトのグラフアイトとの接触部は浸
炭されて表面硬化を起すおそれが出てくるが、本
考案では枠体7のスチールシヤフトとの接触部は
セラミツクス層9が形成されているので、スチー
ルシヤフトは直接にグラフアイトに接触せず、ス
チールシヤフトが浸炭されることはない。
[考案の効果]
以上の説明から判るように、本考案のカムシヤ
フト焼結用治具は枠体をグラフアイト製としたの
で、本考案によるときは、高温強度が確保されて
カムシヤフトの曲がり、変形の発生が防止できる
という効果が得られる。この場合、治具のグラフ
アイト化にもかかわらず、グラフアイト上にセラ
ミツクス層を設けたので、浸炭等の悪影響をスチ
ールのカムシヤフトを受けることもない。
フト焼結用治具は枠体をグラフアイト製としたの
で、本考案によるときは、高温強度が確保されて
カムシヤフトの曲がり、変形の発生が防止できる
という効果が得られる。この場合、治具のグラフ
アイト化にもかかわらず、グラフアイト上にセラ
ミツクス層を設けたので、浸炭等の悪影響をスチ
ールのカムシヤフトを受けることもない。
第1図は本考案の一実施例に係るカムシヤフト
焼結用治具および該治具によつて支持される組立
式カムシヤフトの斜視図、第2図はカムシヤフト
焼結用治具の組立式カムシヤフト支持部近傍の断
面図、である。 1……カムシヤフト焼結用治具、2……組立式
カムシヤフト、3,4……対向する二辺、7……
枠体、8……溝、9……セラミツクス層。
焼結用治具および該治具によつて支持される組立
式カムシヤフトの斜視図、第2図はカムシヤフト
焼結用治具の組立式カムシヤフト支持部近傍の断
面図、である。 1……カムシヤフト焼結用治具、2……組立式
カムシヤフト、3,4……対向する二辺、7……
枠体、8……溝、9……セラミツクス層。
Claims (1)
- 対向する少くとも二辺を有しグラフアイトから
成る枠体の前記対向する二辺の上縁に、該二辺に
渡つて枠体上に載置されるカムシヤフトを嵌入す
る溝を設け、該溝の表面にセラミツクス層を形成
したことを特徴とするカムシヤフト焼結用治具。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985088954U JPS644814Y2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | |
US06/873,947 US4687185A (en) | 1985-06-14 | 1986-06-13 | Tool for supporting a composite camshaft during sintering |
DE19863619913 DE3619913A1 (de) | 1985-06-14 | 1986-06-13 | Vorrichtung zur lagerung einer verbund-nockenwelle waehrend eines sintervorgangs |
GB8619363A GB2197443B (en) | 1985-06-14 | 1986-08-08 | Tool for supporting a composite camshaft during sintering |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985088954U JPS644814Y2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61206634U JPS61206634U (ja) | 1986-12-27 |
JPS644814Y2 true JPS644814Y2 (ja) | 1989-02-07 |
Family
ID=13957248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985088954U Expired JPS644814Y2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4687185A (ja) |
JP (1) | JPS644814Y2 (ja) |
DE (1) | DE3619913A1 (ja) |
GB (1) | GB2197443B (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4761134B1 (en) * | 1987-03-30 | 1993-11-16 | Silicon carbide diffusion furnace components with an impervious coating thereon | |
US4899963A (en) * | 1989-02-06 | 1990-02-13 | Murphy Patrick J | Support saddle for elongate articles and interpositioning device for dissimilar surfaces |
US5048801A (en) * | 1989-07-12 | 1991-09-17 | Risi Industries | Sintering furnace |
DE4040406A1 (de) * | 1990-12-17 | 1992-07-02 | Daimler Benz Ag | Magazinartiger, stapelbarer halterost zur lagedefinierten aufnahme von wellen |
DE29512569U1 (de) * | 1995-08-04 | 1995-11-30 | Schunk Kohlenstofftechnik GmbH, 35452 Heuchelheim | Träger für Härtegut |
DE19651408C2 (de) * | 1996-12-11 | 2001-04-19 | Fraunhofer Ges Forschung | Werkstückträger zum Wärmebehandeln von Werkstücken und Verwendung des Werkstückträgers |
DE19737212A1 (de) * | 1997-08-27 | 1999-03-04 | Fraunhofer Ges Forschung | Werkstückträger zum Wärmebehandeln von Werkstücken |
US5876000A (en) * | 1997-11-06 | 1999-03-02 | Sioux Chief Manufacturing Company, Inc. | Universal pipe bracket |
CA2447688A1 (en) * | 2001-05-14 | 2003-02-13 | Polymer Technologies, Inc. | Sintering process and tools for use in metal injection molding of large parts |
US6838046B2 (en) * | 2001-05-14 | 2005-01-04 | Honeywell International Inc. | Sintering process and tools for use in metal injection molding of large parts |
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