JPS644180B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、表面を清掃し乾燥する装置、ことに
現像液式電子写真複写機の光導電性の像形成面
（photoconductive imaging surface）を清掃し
乾燥する装置に関する。

像転写式の電子複写機又は無地紙複写機はこれ
等が一般にも知られているように当業界には周知
である。或る形式の転写複写機では光導電性表面
に選択的に放電することにより生成する静電像に
液体現像剤の作用を及ぼし潜像に対応する可視像
を生成する。このようにして生成した現像像は次
で無地紙のシートに転写する。光導電性表面は次
で引続く複写操作に使うように利用できる。光導
電性表面及び無地紙シート間の現像像の転写が不
完全であることによつて、光導電性表面に再使用
に先だつて清掃しなければならない残留像が残
る。液体現像剤を使うような複写機では、転写後
に残る調色剤粒子を除くだけでなく又次の複写操
作に先だつてできるだけ乾燥した状態にぬぐわな
ければならない。液体現像剤使用電子写真複写機
に従来使われている清掃装置では２工程操作を行
う。この操作では先ず光導電性表面を開いた気孔
を含む材料から形成した湿つた海綿状ローラを過
ぎて移動させこの表面から残留調色剤粒子をこす
り取り、次でこの表面を細長い押しぬぐいブレー
ドを過ぎて移動させこの表面をぬぐい乾燥させ
る。この装置及び類似の装置は光導電性表面を満
足の得られる状態で清掃するが、２工程の清掃及
び乾操操作により装置に望ましくない複雑さを伴
う。さらに使用するローラ及びブレードの作用に
よる光導電性表面の摩耗は、初めはわずかである
がそれでもやはりかなりなものであつて長い時限
にわたると光導電性表面の像再生能力が劣化す
る。気孔の開いた海綿状ローラは清掃液体を吸収
し液体が蒸発する際に有害な臭気が生ずる。さら
にローラ及びブレードの調色剤粒子の集積によつ
て時間の経過に伴い光導電性表面に対するこれ等
の部片の摩耗作用が増す。

エフ・ダブリユ・ハドスン（F.W.Hudson）を
発明者とする米国特許第3807853号明細書には、
開いた気孔又は閉じた気孔を含む材料なるべくは
ポリウレタンから形成したローラを、残留する乾
式現像の調色剤粒子を払いのけるのに十分密実な
光導電性性表面に摩擦を伴つて連関するように駆
動する乾式現像剤使用電子複写機用の清掃装置に
ついて記載してある。次でこのローラ表面は、多
孔質組織に入込み調色剤粒子をかき取るのに十分
な力でローラ表面を摩耗させるドクターブレード
を過ぎて移動する。

前記特許明細書には本明細書の目的に似ている
と共にインキのような印付け物質と一緒にローラ
を使うことを述べてあるが、この記載から前記特
許明細書が光導電性表面から乾燥粒子を除去する
ことだけを考えているのは全く明らかである。こ
のために乾燥した捕捉調色剤粒子を各ローラ気孔
から除去するのに、前記特許明細書ではかき取り
ブレードをその刃先縁がローラ表面にその運動方
向とは逆の向きに、鋭く切込む向きにして、この
ブレードが実際上各気孔に入込むことによりこれ
等の気孔から調色剤粒子をすくい出すようにして
ある。かき取りブレードのこの向きは、明らかに
各ローラ気孔から乾燥粉末を除去するのに必要で
あるが、強い摩耗作用を持ちこのローラを有用寿
命が極めて短くなる。この問題は、前記特許明細
書によれば像形成面自体を損傷しないように比較
的軟かい非摩耗性の材料から形成したローラを好
適とするのでむずかしくなる。

ローラの表面気孔から捕捉調色剤粒子を除去す
るこの強い研摩法でも、全く機械的なこの方法で
は表面の気孔を十分にからにすることができな
い。従つてローラは引続く回転時に像形成面を過
ぎて残留調色剤粒子を払いのけるが長時間にわた
るとこの像形成面を損傷する。

最後に、２種類の相当材料の一つとして前記特
許明細書に記載してある気孔の開いた材料から成
るローラを液体現像剤使用の複写機に使おうとす
れば、ぬぐいブレードを設けてない場合は表面が
乾燥しないし、ぬぐいブレードを使えば、この装
置は従来の装置と同じ欠点を持つことになる。さ
らにハドスンによる気孔の開いたローラ及びかき
取りブレードを液体現像剤使用複写機に使うと、
このかき取りブレードはローラの内部気孔から調
色剤粒子又は捕捉調色剤粒子を有効には除去でき
なくて詰まりを生じ又は臭気の放出するという前
記した問題を防ぐことができない。

本発明の目的は、湿つた表面を清掃し乾燥する
機械的に簡単な装置を提供しようとするにある。

本発明の他の目的は、液体現像剤使用電子写真
複写機に使うのにとくに適当な清掃装置を提供し
ようとするにある。

なお本発明の他の目的は、像形成面に接触する
単一のローラが表面を清掃し乾燥する両機能を果
す液体現像剤清掃装置を提供しようとするにあ
る。

さらに本発明の目的は、長い時限にわたつても
電子複写機の像形成面を劣化しない清掃装置を提
供しようとするにある。

なお本発明の目的は、詰まりにくい清掃装置を
提供しようとするにある。

なお本発明の他の目的は、使用してない間の有
害な臭気の放出を最少にする清掃装置を提供しよ
うとするにある。

一般に本発明は、外側は露出し内側は隔離した
表面気孔を持つ弾性本体で形成した清掃ローラに
係わる。この本体は閉じた気孔を含むエラストマ
ーから形成するのがよい。このローラは、清掃場
所で像形成面を横切つて取付けられ、像形成面に
対しローラ表面をこれ等の両表面間の接触領域で
動かすように駆動され、像形成面をこすりローラ
表面の開いた気孔の作用のもとに像形成面から調
色剤を含む液体を吸引し像形成面を有効に乾燥す
る。ローラ表面にこすり連関するように半径の小
さい縁部を配置しローラ材料を変形させ再使用又
は廃棄のために表面気孔から液体を除くようにす
る。清掃液体はローラの表面に像形成面と小さな
半径の周縁部との間の適当な位置で供給され表面
の気孔から固体の調色剤堆積物を洗い流し各気孔
を確実かつ十分に清掃する。

本清掃装置の操作に当たつては、像形成面及び
清掃ローラ間の挾み部に近ずく像形成面上の液体
が各気孔を満たしてこの像形成面から同伴調色剤
粒子を運ぶ液体を有効に除く。露出した気孔が半
径の小さい縁部に達すると、ローラ本体材料が圧
縮され液体を各気孔から絞り出しローラが実質的
に乾燥した状態になる。このようにしてたとえば
静止した押しぬぐいローラのように単に液体をそ
らせるのでなくて本発明により像形成面から実際
上液体を運び去ることができる。さらに本装置の
ローラはこれが自動清掃作用を持つので静止ブレ
ードなんかよりすぐれた利点がある。

さらに又本装置の清掃ローラは、こすり取り部
片としても作用するが、このローラの像形成面に
対するこすり取り作用を伴う接触の際の摩耗作用
が著しく低い。この低い摩耗作用については十分
満足の得られる解明はまだできていないが、外側
の露出した気孔の表面張力により隣接区域からの
液体の移動を妨げローラ材料及びドラム表面間に
極めて薄い被膜を保持するものと考えられる。有
効な要求は、映像面との挾み部区域が湿つている
ことだけである。

さらに半径の小さいブレードが鋭い縁部を持つ
必要がなくローラにぬぐい作用を伴つて食込まな
いで接触点でローラを押圧するだけでよいから、
ローラ表面自体の損傷が少くなる。最後に海綿状
の表面を持つ又は気孔の開いた従来の清掃ローラ
とは異つて本発明による清掃ローラは清掃液体を
吸収しなくて液体が最終的に蒸発するときに詰ま
りや臭気の放出が起らない。本装置のローラは又
長時限にわたり調色剤粒子を蓄積することがな
い。

以下本発明清掃装置の実施例を添付図面につい
て詳細に説明する。

第１図に示すように本清掃装置を使う電子写真
複写機１０は、セレンのような適当な光導電体か
らドラム表面１４を形成した円筒形ドラム１２を
備えている。複写機１０の使用に当たつてはドラ
ム１２のドラム表面１４は、表面１４に一様な静
電荷を与えるコロナ帯電器１６と、ドラム表面１
４を原版の光像に露出し表面１４から選択的に放
電し静電潜像を生成する露出場所１８と、ドラム
表面１４に液体現像剤を施し現像した調色剤像を
生成する現像場所２０とを次々に過ぎて移動す
る。現像場所２０を越えてすぐにドラム表面１４
からわずかに間隔を隔てた調整ローラ２２は高速
度で逆方向に回転して現像像を生成したドラム表
面部分から過剰な液体現像剤を除く。

調整ローラ２２の次に現像像は無地複写紙のシ
ート（図示してない）に転写する。この複写紙シ
ートは１対のローラ２４，２６間から転写コロナ
２８の下側のドラム表面１４に送る。転写コロナ
２８は、ドラム表面１４から調色剤像を静電作用
で引付けるような極性で複写紙に帯電させる。転
写像を生成した複写紙は次で任意適当な手段（図
示してない）によりドラム１２から引きはがし、
折返しローラ３０とローラ３０の一部のまわりに
掛けた折返しベルト３２との間を通る。最後にド
ラム表面１４は清掃場所３４を通過する。清掃場
所３４でドラム表面１４は残留調色剤粒子を清掃
され放電コロナ３６を過ぎる。放電コロナ３６は
ドラム１２の表面１４の残留静電荷を散逸させ
る。当業界にはよく知られているように、セレン
は摩耗による損傷を極めて受けやすい。

第２図及び第４図に示すように清掃場所３４に
おける本発明清掃装置は、弾性材料から成る本体
４０を持つローラ３８に備えている。本体４０は
その中に存在する全部の内側気孔４４から隔離し
た外側の露出した表面気孔４２を形成してある。
所望の気孔入り表面形状は、閉じた気孔を含むポ
リエチレン又はネオプレンのようなエラストマー
の研削、緊張させた熱い針金による切削又は類似
の手段により形成するのがよい。弾性材料は本来
内部気孔４４を含んでいるが、各気孔４４は外層
本体４０の表面から密封状態で隔離され体積の弾
性に及ぼす効果は別として本発明の作用には直接
の役割りを演じない。外層本体４０は同軸の短軸
４８，５０を設けた金属製の円筒形心材４６に組
付けてある。

各ベルクランク５２，５２′は、適当な軸受５
４，５４′内の軸４８，５０を回転自在に受入れ
る。各ベルクランク５２，５２′は、各架わく部
分６０，６２に取付けた軸受５８，５８′内に回
転自在に受入れた軸５６に回転自在に取付けてあ
る。各軸４８，５６は架わく部分６０を過ぎて延
び相互にかみあう各歯車６４，６６を受入れる。
軸５６の延長部分は、電動機のような適当な駆動
源（図示してない）に駆動チエーン７０により連
結したスプロケツト６８を受入れる。各ベルクラ
ンク５２，５２′の他方の腕部分は引張りばね部
片７２の一端部に連結してある。ばね部片７２は
ローラ３８をドラム１２の複写面に向い弾性的に
付勢する。駆動チエーン７０はローラ３８をドラ
ム１２の表面の速度にほぼ等しいが方向は反対の
周速度に駆動しドラム表面をこすり、全部の調色
剤粒子を担体液体と共に確実に除く。

第３図に明らかなようにぬぐいブレード７４の
縁部はドラム１２から間隔を隔てた位置でローラ
３８に向い弾性的に付勢する。ぬぐいブレード７
４は保持条片７６及びねじ部片７８により細長い
Ｖ字形ブラケツト８０に固定してある。ブラケツ
ト８０の各端部はベルクランク８２，８２′を形
成するように延びている。ベルクランク８２，８
２′は各架わく部分６０，６２に適当なピン８４，
８４′を介し回動自在に取付けてある。各ベルク
ランク８２，８２′の他方の腕部分は各ばね部片
８６の一端部に取付けてある。ばね部片８６はブ
レード７４を弾性的に付勢しその縁部をローラ３
８の外面に連関させる。ブレード７４はローラ表
面から離れる向きに上方に延びといを形成する。
このといに、オリフイス９０を下側に沿つて配置
した横方向に延びる導管８８により清掃液体を供
給する。ブレード７４は、薄板金、ポリ塩化ビニ
ル又は金属被覆したポリエステルのような任意適
当な材料から構成すればよい。ブレード７４の接
触縁部部分の曲率半径は本体４０の気孔寸法に匹
敵するようにできるだけ小さくなければならな
い。本体４０の表面に対するブレード７４の角度
は、ローラ３８の図示の回転方向を考慮してこの
ブレード縁部がローラ３８の回転運動に逆つてロ
ーラ３８内に食込まないでローラ表面で引きずる
ような値であるのは明らかである。すなわちブレ
ード７４の表面気孔４２をからにするのに十分な
だけ本体４０を変形させる間に、ブレード７４が
作用は本体表面をあまり摩耗させるようにはなら
ない。この場合ブレード７４は各気孔の底部をか
き取る必要がない。ブレード７４は各気孔から液
体を絞り出すのに十分なだけ本体材料を変形させ
るだけでよい。導管８８は、全部の調色剤粒子を
確実に運び去るのに十分な液体を供給する。

正常な作業ではぬぐいブレード７４は表面気孔
４２を変形させこれから捕捉液体の大部分を除去
する。各気孔４２がドラム表面１４との挾み区域
から出る際に、各気孔４２はその中に含んだ液体
及び調色剤粒子を運ぶ。弾性付勢力によりドラム
表面１４との挾み区域が圧縮されると、各表面気
孔４２は挾み区域から出る際に幾分ふくらむから
液体の捕捉作用が強まる。或る休止時限後電子写
真複写機１０を駆動しときのローラ３８及びドラ
ム表面１４間の乾燥状態の接触は、ローラ３８及
びドラム表面１４間の挾み部に直接潅注すること
により、又は電子写真複写機１０を使つてないと
きにドラム表面１４からローラ３８を後退させ初
めに現像場所２０にあつたドラム表面部分が清掃
場所３４に前進して始めてローラ３８を連関させ
ることにより避けることができる。

第５図には本発明の変型による清掃装置９２を
示してある。清掃装置９２では大体ｃ字形のとい
９６の頂部に取付けたブレード９４がローラ３８
に先行場所すなわち、ローラ３８の回転方向に対
してローラ３８の頂部の前方の場所で連関してい
る。とい９６は、ブレード９４によりローラ３８
から除去した液体及び同伴調色剤粒子を集めるよ
うに位置させてある。オリフイス１００を設けた
横方向に延びる導管９８により、ローラ３８及び
ドラム１２によつて形成した挾み部にその前方側
から清掃液体を送る。ローラ３８の逆時計回りの
回転作用により第５図に示すように清掃液体をロ
ーラ３８の右側に沿い上向きにぬぐいブレード９
４に運ぶ。ブレード９４はこの液体を下方にとい
９６内に差向ける。とい９６はこの液体及び同伴
調色剤粒子を清掃場所９２から運び去る。

本発明に使うローラ３８は、摩損により損傷し
やすい感光性材料を使う現像液式複写機にとくに
有用であるが、ローラ３８のすぐれた乾燥能力は
一般に第６図に示すような清掃装置１０２に有用
である。清掃装置１０２は床のような固定面１０
４を清掃するのに使う。清掃装置１０２では清掃
ローラ１０６は、円筒形心材１１０のまわりに形
成した気孔の開いた海綿状体のように適当な材料
から成る本体１０８を備えている。心材１１０
は、ハウジング１１４に回転自在に挿入され床面
１０４に対して回転するように電動機１１６に連
結した短軸１１２と同軸である。第６図に時計回
りに回転するローラ１０６を示したがこの回転方
向は特に限定はされない。ローラ１０６には導管
１１８のような任意適当な部片により石けん水の
ような適当な清掃液体を供給する。密封ローラ１
２０はローラ３８の材料と同様で円筒形心材１２
４のまわりに形成したなるべくは気孔の閉じた材
料から成る本体１２２を備えている。心材１２４
は、ハウジング１１４に挿入され適当な部片（図
示してない）により電動機１１６に連結した短軸
１２６と同軸に延びている。

使用に当たり清掃装置１０２は、清掃ローラ１
０６が清掃しようとする表面部分に初めに接触す
るローラになるような方向に床面１０４に対して
手動で又はその他の方法で動かす。ローラ１０６
の回転により床面１０４を適宜にこする。床面１
０４に残る液体は、密封ローラ１２０により取上
げてそのまわりを上向きにぬぐいブレード１２８
まで運ぶ。ブレード１２８はローラ１２０に縁部
が連関するように配置してある。ローラ１２０で
取上げた清掃液体は次でぬぐいブレード１２８を
取付けたとい１３０に差向けられる。ブレード１
２８の作用は前記したブレード７４，９４の作用
と同じである。

このようにして本発明の目的が達成できるのは
明らかである。本発明清掃装置によれば、唯１つ
の活動部片すなわちローラ３８を使うだけで現像
液式電子写真複写機の像形成面の良好な清掃及び
乾燥ができる。本清掃装置は長期にわたつても像
形成面を劣化させない。本発明清掃装置は清掃液
体を吸収しなくて従つて液体の蒸発の際に過度の
臭気を放出したり詰まりを生じたりしない。

以上本発明をその実施例について詳細に説明し
たが本発明はなおその精神を逸脱しないで種々の
変化変型を行うことができるのはもちろんであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明清掃装置の１実施例を備えた電
子写真複写機の側面図、第２図は第１図の複写機
の本清掃装置の拡大平面図、第３図は第２図の３
−３線に沿う部分断面図である。第４図は第２図
の清掃ローラの横断面図である。第５図は本清掃
装置の変型の部分横断面図、第６図は本清掃装置
の別の実施例による床清掃装置の横断面図であ
る。 １４……ドラム表面（湿つた表面）、３１……
清掃場所、３８……ローラ、４０……本体、４８
……軸、５２……ベルクランク、５６……軸、６
８……スプロケツト、７０……駆動チエーン、７
４……ぬぐいブレード、８８……導管。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 湿つた表面から液体を除去する清掃装置にお
   いて、(イ)弾性材料から成る本体４０を備え、外部
   環境に開口し前記本体の内部から隔離された気孔
   ４２を表面にわたつて形成したローラ３８と、(ロ)
   このローラを、前記本体の表面が前記湿つた表面
   に接触するように位置させる取付け部片５２，５
   ６と、(ハ)前記気孔の作用により前記湿つた表面か
   ら液体を除却するように、前記ローラを回転させ
   る駆動装置６４，６６，６８，７０と、(ニ)前記気
   孔の寸法に匹敵できる曲率半径を持つと共に前記
   湿つた表面から離れた場所において前記ローラに
   接触する縁部を備え、前記気孔を変形させ、前記
   気孔から液体を押出すようにする変形用部片７４
   とを備えた清掃装置。 ２ 前記変形用部片に、ローラ表面からその回転
   方向に関して後方に遠ざかる向きに延びる比較的
   扁平な前表面部分を設けた特許請求の範囲第１項
   記載の清掃装置。