JPS643773Y2 - - Google Patents

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JPS643773Y2
JPS643773Y2 JP1982192338U JP19233882U JPS643773Y2 JP S643773 Y2 JPS643773 Y2 JP S643773Y2 JP 1982192338 U JP1982192338 U JP 1982192338U JP 19233882 U JP19233882 U JP 19233882U JP S643773 Y2 JPS643773 Y2 JP S643773Y2
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JP
Japan
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shroud
wire mesh
stay
cooling fan
opening
Prior art date
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JP1982192338U
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English (en)
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JPS5996320U (ja
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Publication of JPS643773Y2 publication Critical patent/JPS643773Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車等の車両に於けるラジ
エータに用いられる冷却フアン取付装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、自動車のラジエータに用いられる冷却フ
アン取付装置としては、例えば実開昭52−68741
号公報等に開示されるものが知られている。
この冷却フアン取付装置は、ラジエータの一側
部にシユラウドを取り付け、このシユラウドの通
風用の開口部内に冷却フアンを配し、この冷却フ
アンによつてラジエータに外気を強制的に通過さ
せ、ラジエータ内を流通する冷却液温度を所定値
に冷却するために用いられている。
そして、この冷却フアン取付装置には、シユラ
ウドの開口部に保護金網が取付具を介して取り付
けられている。
又、最近、例えば第5図及び第6図に示す如
く、シユラウド1の開口部2の端部にモータ取付
用のステー3を一体に設け、このモータ取付用の
ステー3に、冷却フアン5を取り付けたモータ4
を設置するものが出現して来た。
これは、開口部2の端部にモータ取付用のステ
ー3を一体に設けたシユラウド1と、このモータ
取付用のステー3に取り付けられるモータ4と、
このモータ4に取り付けられ、上記シユラウド1
の開口部2内に位置すると共に、上記シユラウド
1のステー3よりもラジエータ側に位置する冷却
フアン5とで構成されている。
そして、開口部2の上方には、金属製の保護金
網6がビス又は開口部2の周囲に設けた鉤等によ
つて取り付けられている。
第7図及び第8図は、開口部2及び保護金網6
が円形をしているタイプのものを示す。他の要件
は、第5図及び第6図のものと同様である。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、上述した従来例では、金属製の保護
金網6を、ビス又は開口部2の周囲に設けた鉤等
によつて一々取り付けなければならないため、大
変面倒であり、コスト高ともなる。
更に、金属製の保護金網6は、金網を切断した
ものを取り付けるため、端部が引つ掛かるとか、
組付時或いは整備時に過つて怪我をさせる虞があ
る。
本考案は斯かる従来の問題点を解決するために
為されたもので、その目的は、保護金網の取付作
業の必要とせず、保護金網の端部によつて組付時
或いは整備時に過つて怪我をさせる虞のない車両
用冷却フアン取付装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る車両用冷却フアン取付装置は、通
風用の開口部を設けると共に、この開口部の端部
にモータ取付用のステーを一体的に設け、ラジエ
ータの一側部に取り付けられるシユラウドと、こ
のシユラウドの開口部に設けたモータ取付用のス
テーに取り付けられるモータと、このモータに取
り付けられ、上記シユラウドの開口部内に位置す
ると共に、上記シユラウドのステーよりもラジエ
ータ側に位置する冷却フアンと、上記シユラウド
の開口部に取り付けられる保護金網とで構成され
た車両用冷却フアン取付装置に於て、シユラウド
の開口部の端部とステーとの間に保護金網を一体
に形成したものである。
〔作用〕
本考案に於ては、シユラウドの開口部の端部と
ステーとの間に保護金網が一体に形成されている
から、別途に用意した保護金網をシユラウドの開
口部に改めて取り付ける手間を省いて、シユラウ
ドをラジエータに取り付けることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいてた説明
する。
第1図及び第2図は本考案の第一実施例に係る
る車両用冷却フアン取付装置を示し、図に於て、
10はシユラウドを現す。
このシユラウド10は、金属板を角錐台状に成
形すると共に、傾斜している四隅の縁部11,1
2,13,14を除く平面部に、通風用の開口部
15,16と、ステー17,18と、保護金網1
9とを一体に形成している。
開口部15,16は、シユラウド10の両側の
縁部12,14を連接するように略中央部の横方
向に位置するステー17と、このステー17の略
中央部から下方の縁部13と連接するように位置
するステー18とを形成することによつて、シユ
ラウド10と一体に形成されている。
又、保護金網19は、略四角形状の小孔20を
基本基調として規則的に多数設けることによつて
金網状にしたものである。そして、この保護金網
19は、シユラウド10の上方の縁部11と、両
側の縁部12,14の上半分と、ステー17と連
接する部位に位置し、シユラウド10の成形時に
同時に打抜加工することによつて形成されてい
る。
更に、ステー17とステー18とが交差する部
位には、モータ21が取り付けられている。この
モータ21には5枚羽根から成る冷却フアン22
が取り付けられている。この冷却フアン22は、
シユラウド10の開口部15,16と保護金網1
9が位置する部位よりも内側に位置するように配
置されている。
斯くして構成された本実施例に係る車両用冷却
フアン取付装置によれば、保護金網19がシユラ
ウド10と一体に形成されているので、ステー1
7,18によつて形成されるモータ取付部に、冷
却フアン22を取り付けたモータ21を組み付け
た後に、シユラウド10をラジエータに取り付け
ることが可能となる。
以上の如く、本実施例によれば、保護金網19
がシユラウド10と一体に設けられているから、
従来方式の如く保護金網を別途に用意し、これを
取付具を介して一々シユラウドに取り付けるとい
う手間が不要となる。而も、保護金網19は、シ
ユラウド10と一体に成形されるから、切断した
金網を取り付けた従来方式の如く金網の端部が引
つ掛かるとは、組付時或いは整備時に過つて怪我
をさせる等の不具合が起こらない。
第3図及び第4図は本考案の第二実施例に係る
車両用冷却フアン取付装置を示す。
本実施例では、シユラウド30が樹脂で成形さ
れている。そして、保護金網31は、金属製の金
網が使用されている。この保護金網31は、シユ
ラウド30の成形時に金型内に金属製の金網をイ
ンサートして一体成形することによつてシユラウ
ド30と一体にしてある。
尚、シユラウド30の下半分には、上記実施例
と同様に2つのステー32,33と、開口部3
4,35とが一体に形成されている。又、シユラ
ウド30と一体に成形されたステー32,33に
同様に冷却フアン37を取り付けたモータ36が
組み付けられている。
本実施例に於ても、上記実施例と同様の作用効
果が奏される。
尚、上記実施例では、シユラウドの開口部の上
半分の領域に保護金網を設けた例について説明し
たが、開口部の全域に保護金網を設けることも可
能である。又、シユラウドとステーと保護金網と
を樹脂製とすることも可能である。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案によれば、シユラウドの開
口部の端部とステーとの間に保護金網を一体に形
成したので、保護金網を別途に用意する手間が省
け、ラジエータへの組付作業が簡略化されると共
に、コスト低減が図られる。而も、保護金網がシ
ユラウドと一体に形成されているから、保護金網
の端部によつて組付時或いは整備時に過つて怪我
をさせる等の不具合が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例に係る車両用冷却
フアン取付装置の平面図である。第2図は第1図
の縦断面図である。第3図は本考案の第二実施例
に係る車両用冷却フアン取付装置の平面図であ
る。第4図は第3図の縦断面図である。第5図は
従来の車両用冷却フアン取付装置の平面図であ
る。第6図は第5図の縦断面図である。第7図は
従来の車両用冷却フアン取付装置の平面図であ
る。第8図は第7図の縦断面図である。 主要な部分の符号の説明、10,30……シユ
ラウド、15,16,34,35……開口部、1
7,18,32,33……ステー、19,31…
…保護金網、21,36……モータ、22,37
……冷却フアン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 通風用の開口部を設けると共に、この開口部
    の端部にモータ取付用のステーを一体的に設
    け、ラジエータの一側部に取り付けられるシユ
    ラウドと、このシユラウドの開口部に設けたモ
    ータ取付用のステーに取り付けられるモータ
    と、このモータに取り付けられ、上記シユラウ
    ドの開口部内に位置すると共に、上記シユラウ
    ドのステーよりもラジエータ側に位置する冷却
    フアンと、上記シユラウドの開口部に取り付け
    られる保護金網とで構成された車両用冷却フア
    ン取付装置に於て、シユラウドの開口部の端部
    とステーとの間に保護金網を一体に形成したこ
    とを特徴とする車両用冷却フアン取付装置。 (2) シユラウドとステーと保護金網とを金属製と
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の車両用冷却フアン取付装置。 (3) シユラウドとステーと保護金網とを樹脂製と
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の車両用冷却フアン取付装置。 (4) シユラウドとステーとを樹脂製とし、保護金
    網とを金属製としたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の車両用冷却フアン
    取付装置。
JP19233882U 1982-12-20 1982-12-20 車両用冷却ファン取付装置 Granted JPS5996320U (ja)

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JP19233882U JPS5996320U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 車両用冷却ファン取付装置

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JP19233882U JPS5996320U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 車両用冷却ファン取付装置

Publications (2)

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JPS5996320U JPS5996320U (ja) 1984-06-29
JPS643773Y2 true JPS643773Y2 (ja) 1989-02-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002225572A (ja) * 2001-02-02 2002-08-14 Kubota Corp 作業機の吸気部構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57179523A (en) * 1981-04-27 1982-11-05 Hitachi Ltd Fan guard of air conditioner

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JP4551006B2 (ja) * 2001-02-02 2010-09-22 株式会社クボタ 作業機の吸気部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5996320U (ja) 1984-06-29

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