JPH04103228U - 自動車用電動フアン装置 - Google Patents

自動車用電動フアン装置

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JPH04103228U
JPH04103228U JP227591U JP227591U JPH04103228U JP H04103228 U JPH04103228 U JP H04103228U JP 227591 U JP227591 U JP 227591U JP 227591 U JP227591 U JP 227591U JP H04103228 U JPH04103228 U JP H04103228U
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JP
Japan
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motor
shield plate
engine
heat shield
electric fan
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Pending
Application number
JP227591U
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English (en)
Inventor
伸三 中西
Original Assignee
カルソニツク株式会社
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Publication date
Application filed by カルソニツク株式会社 filed Critical カルソニツク株式会社
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、遮熱板を備えた自動車用電動ファ
ン装置に関し、組み立て工数を低減することができると
ともに、モータを積極的に冷却することのできる自動車
用電動ファン装置を提供することを目的とする。 【構成】 ラジエータ40のエンジン42側に配置され
るシュラウド本体41に形成される開口部41Aに、ス
テー43を介してモータ取付部45を形成し、このモー
タ取付部45にファン49を回転するモータ51を配置
し、さらに、前記モータ取付部45に、モータ51のエ
ンジン側面を覆い、エンジン42からの熱を遮熱する遮
熱板53を固定してなる自動車用電動ファン装置におい
て、モータ取付部45と少なくとも2つの前記ステー4
3間を連結するとともに、前記遮熱板53側に突出する
エアガイド55を一体的に形成してなる構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用電動ファン装置に係わり、特に、エンジン側からモータに 流入する熱を遮熱する遮熱板を備えた自動車用電動ファン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車では、ラジエータに空気を効率的に送り、ラジエータの冷却効 率を高めるためモータファンを備えた電動ファン装置が配置されている。 そして、このような電動ファン装置としては、例えば、実開昭61−9600 0号公報に開示されるようなものが知られている。
【0003】 図5は、この種の電動ファン装置を示すもので、図において、符号11は、ラ ジエータ13のエンジン15側に配置されるシュラウド本体を示している。 このシュラウド本体11のエンジン15側の開口部には、ステー17を介して モータ取付部19が形成されており、このモータ取付部19には、ファン21を 回転するモータ23が固定されている。
【0004】 そして、さらに、モータ取付部19には、図6に示すように、モータ23のエ ンジン15側面を覆い、エンジン15からの熱を遮熱する遮熱板25が固定され ている。 この遮熱板25は、図7に示すように、円筒状のスペーサ27を介してモータ 取付部19に固定されている。
【0005】 すなわち、モータ取付部19と遮熱板25との間には、スペーサ27が配置さ れ、モータ取付部19,スペーサ27,遮熱板25を貫通してボルト29が挿通 されている。 ボルト29の先端には、ナット31が螺合され、このナット31とボルト29 の頭部33により、遮熱板25がスペーサ27を介してモータ取付部19に固定 されている。
【0006】 なお、モータ取付部19とスペーサ27との間には、モータの取付ブラケット 35が挟持され、また、モータ取付部19とボルト29の頭部33および遮熱板 25とナット31との間には、ワッシャ37,39が配置されている。 このような電動ファン装置では、モータ23を回転し、ブレード21を回転す ることにより、エンジン15側に向けて大気が導入され、ラジエータ13に空気 を効率的に流通させることができる。
【0007】 そして、モータ23のエンジン15側面を覆い遮熱板25を固定したので、エ ンジン15からモータ23側に向けて流入する熱を遮熱することができ、モータ 23の温度上昇を有効に防止することができる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の電動ファン装置では、モータ取付部19と遮 熱板25との間にスペーサ27を配置する必要があるため、組み立て工数が増大 するという問題があった。 また、このような電動ファン装置では、遮熱板25により、エンジン15から の熱を遮熱することはできるが、モータ23を積極的に冷却することができない という問題があった。
【0009】 そこで、例えば、実開昭61−73015号公報に開示されるように、遮熱板 の一部を導風部となるような形状に加工することが知られているが、これでは、 遮熱板の形状が複雑となり、取扱が不便である上に、加工に手間暇を要するとい う問題があった。 本考案は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、組み立て工数 を低減することができるとともに、モータを積極的に冷却することのできる自動 車用電動ファン装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかわる自動車用電動ファン装置は、ラジエータのエンジン側に配置 されるシュラウド本体に形成される開口部に、ステーを介してモータ取付部を形 成し、このモータ取付部にファンを回転するモータを配置し、さらに、前記モー タ取付部に、モータのエンジン側面を覆い、エンジンからの熱を遮熱する遮熱板 を固定してなる自動車用電動ファン装置において、前記モータ取付部と少なくと も2つの前記ステー間を連結するとともに、前記遮熱板側に突出するエアガイド を一体的に形成してなるものである。
【0011】
【作用】
本考案においては、通常の平板状の遮熱板を取り付けることによって、ラジエ ータを通過して来る風が、エアガイドを介してモータエンド側へスムーズに案内 される。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例について説明する。 図1ないし図4は、本考案の自動車用電動ファン装置の一実施例を示すもので 、図において、符号41は、ラジエータ40のエンジン42側に配置される樹脂 製のシュラウド本体を示している。
【0013】 シュラウド本体41に形成されるエンジン42側の開口部41Aには、ステー 43を介してモータ取付部45が形成されている。 このモータ取付部45は、筒状部47を有しており、モータ取付部45および ステー43は、樹脂により一体成形されている。 また、このモータ取付部45と2つのステー43間には、遮熱板53側に突出 するエアガイド55が一体的に形成されている。このエアガイド55は、モータ 取付部45の筒状部47の外周に一体的に位置するとともに、両端部が2つのス テー43と連結している。そして、エアガイド55は、ファン49を通過した風 をモータ51に向けて案内するような案内板状形状とされている。
【0014】 そして、筒状部47には、ファン49を回転するモータ51が挿入されている 。 しかして、この実施例では、モータ取付部45には、モータ51のエンジン4 2側面を覆い、エンジン42からの熱を遮熱する遮熱板53が固定されている。 この遮熱板53は、図3に示すように、モータ取付部45に一体形成されるス ペーサ54を介してモータ取付部45に固定されている。
【0015】 すなわち、モータ取付部45と遮熱板53との間には、モータ取付部45に一 体形成されるスペーサ54が位置され、モータ取付部45,モータ51の取付ブ ラケット57,スペーサ54の間,遮熱板53を貫通してボルト59が挿通され ている。 しかして、以上のように構成された自動車用電動ファン装置では、モータ取付 部45と2つのステー43間を連結するとともに、遮熱板53側に突出するエア ガイド55を一体的に形成してなるので、ラジエータ40を通過して来た風は、 エアガイド55に形成されている導風部56によってモータ51のエンド側の中 心部に向かって方向変換させられながらモータ51に向けて案内され、モータ5 1を積極的に冷却することが可能となる。
【0016】 すなわち、以上のように構成された自動車用電動ファン装置では、エアガイド 55がモータ取付部45と2つのステー23とともに一体形成されているので、 モータ取付部45と遮熱板53との間に特別な導風部材を別途配置する必要が無 くなり、組み立て工数を低減することが可能となる。 また、ステー23がエアガイド55を介して連結されているため、ステー23 の強度が向上し、モータ51の支持強度が強化される。
【0017】 しかも、エアガイド55が設けられている部位では、ファン49によって送ら れる風量の比較的少ない領域であるから、エアガイド55によって堰き止めても 、通気抵抗を大幅に低下させるおそれが無く、むしろ、風量の少ない部位での集 風力による風の案内作用を有効に発揮させることが可能となる。 なお、以上述べた実施例では、モータ取付部45にスペーサ54を一体に形成 した例について説明したが、本考案は、かかる実施例に限定されるものではなく 、遮熱板53にスペーサを一体形成するようにしても良いことは勿論である。
【0018】 また、エアガイド55を上部に位置する2つのステー23を利用して配設した 場合について説明したが、エンジン42と遮熱板53との相対的な配置関係によ って、図1における右側または左側あるいは下側に配設することも可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案では、ラジエータのエンジン側に配置されるシュラ ウド本体に形成される開口部に、ステーを介してモータ取付部を形成し、このモ ータ取付部にファンを回転するモータを配置し、さらに、前記モータ取付部に、 モータのエンジン側面を覆い、エンジンからの熱を遮熱する遮熱板を固定してな る自動車用電動ファン装置において、前記モータ取付部と少なくとも2つの前記 ステー間を連結するとともに、前記遮熱板側に突出するエアガイドを一体的に形 成したので、別途に導風部材を組み付ける必要が無くなり、また、エアガイドに よりファンからの風がモータに向けて案内されることとなるため、組み立て工数 を低減することができるとともに、モータを積極的に冷却することができる。さ らに、ステー間に遮熱板側に突出するエアガイドを一体的に形成したので、ステ ーの強度が向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかる自動車用電動ファン
装置を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】本考案の一実施例にかかる自動車用電動ファン
装置を示す側面図である。
【図4】本考案の一実施例にかかる自動車用電動ファン
装置における遮熱板を取り除いた状態を示す正面図であ
る。
【図5】従来の自動車用電動ファン装置を示す断面図で
ある。
【図6】図5の正面図である。
【図7】図6のスペーサおよびこの近傍の詳細を示す断
面図である。
【符号の説明】
40 ラジエータ 41 シュラウド本体 41A 開口部 42 エンジン 45 モータ取付部 49 ファン 51 モータ 53 遮熱板 55 エアガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジエータ(40)のエンジン(42)
    側に配置されるシュラウド本体(41)に形成される開
    口部(41A)に、ステー(43)を介してモータ取付
    部(45)を形成し、このモータ取付部(45)にファ
    ン(49)を回転するモータ(51)を配置し、さら
    に、前記モータ取付部(45)に、モータ(51)のエ
    ンジン側面を覆い、エンジン(42)からの熱を遮熱す
    る遮熱板(53)を固定してなる自動車用電動ファン装
    置において、前記モータ取付部(45)と少なくとも2
    つの前記ステー(43)間を連結するとともに、前記遮
    熱板(53)側に突出するエアガイド(55)を一体的
    に形成してなることを特徴とする自動車用電動ファン装
    置。
JP227591U 1991-01-28 1991-01-28 自動車用電動フアン装置 Pending JPH04103228U (ja)

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JP227591U JPH04103228U (ja) 1991-01-28 1991-01-28 自動車用電動フアン装置

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JPH04103228U true JPH04103228U (ja) 1992-09-07

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