JPS641330B2 - - Google Patents
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- JPS641330B2 JPS641330B2 JP57186781A JP18678182A JPS641330B2 JP S641330 B2 JPS641330 B2 JP S641330B2 JP 57186781 A JP57186781 A JP 57186781A JP 18678182 A JP18678182 A JP 18678182A JP S641330 B2 JPS641330 B2 JP S641330B2
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- Japan
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- door
- guide member
- door glass
- outer panel
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 17
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
- B60J10/74—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
- B60J10/79—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides for flush-glass windows, i.e. for windows flush with the vehicle body or the window frame
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/20—Sealing arrangements characterised by the shape
- B60J10/24—Sealing arrangements characterised by the shape having tubular parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
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- B60J10/74—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
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-
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- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/80—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
- B60J10/86—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors arranged on the opening panel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、フルプレスドアにおけるドアガラス
のガイド部材保持構造に関する。
のガイド部材保持構造に関する。
一般に、フルプレスドアDは、第1図に示すよ
うに、ドアアウタパネル及びドアインナパネルを
予め所定形状にプレス成形し、これらのドアパネ
ルによつてドア本体1とサツシユ部2とを一体的
に形成したものであり、このフルプレスドアD
は、車体外板との段差を極力少くしてボデイ形状
をスムーズにすると共に、車両走行時における空
気抵抗の低減及び風切音の発生防止を図れるよう
になつている。(昭和55年4月20日に(株)山海堂よ
り発行された自動車工学全書13巻、「乗用車の車
体」125頁を参照されたい。) ところで、この種のフルプレスドアにあつて
は、サツシユ部2のドアガラス開口側にドアガラ
ス3のガイド部材を取付け、このガイド部材によ
つて、ドアガラス3を昇降支持すると共に、ドア
ガラス3閉時においてドアガラス3とサツシユ部
2との間を水密に保つようにしてある。このタイ
プにおいて、従来のドアガラスのガイド部材保持
構造としては、サツシユ部2の内側に位置するド
アアウタパネル若しくはドアアウタパネルとドア
インナパネルとを連結する連結部材にガイド部材
保持部を凹設し、このガイド部材保持部に上記ガ
イド部材を嵌め込んで接着固定したものがある。
うに、ドアアウタパネル及びドアインナパネルを
予め所定形状にプレス成形し、これらのドアパネ
ルによつてドア本体1とサツシユ部2とを一体的
に形成したものであり、このフルプレスドアD
は、車体外板との段差を極力少くしてボデイ形状
をスムーズにすると共に、車両走行時における空
気抵抗の低減及び風切音の発生防止を図れるよう
になつている。(昭和55年4月20日に(株)山海堂よ
り発行された自動車工学全書13巻、「乗用車の車
体」125頁を参照されたい。) ところで、この種のフルプレスドアにあつて
は、サツシユ部2のドアガラス開口側にドアガラ
ス3のガイド部材を取付け、このガイド部材によ
つて、ドアガラス3を昇降支持すると共に、ドア
ガラス3閉時においてドアガラス3とサツシユ部
2との間を水密に保つようにしてある。このタイ
プにおいて、従来のドアガラスのガイド部材保持
構造としては、サツシユ部2の内側に位置するド
アアウタパネル若しくはドアアウタパネルとドア
インナパネルとを連結する連結部材にガイド部材
保持部を凹設し、このガイド部材保持部に上記ガ
イド部材を嵌め込んで接着固定したものがある。
然しながら、このような従来のドアガラスのガ
イド部材保持構造にあつては、上記サツシユ部2
にガイド部材保持部を一体的に形成していたの
で、サツシユ部2成形時には溶接部位での熱歪等
が影響し、ガイド部材保持部の両側壁部が倒れ変
形して拡開したり狭まつたりするという虞れが生
ずる。このため、ガイド部材保持部に保持される
ガイド部材の保持具合が不完全になつたり、ガイ
ド部材の配設位置が部分的に所定位置からずれて
しまい、その分、ドアガラス3閉時においてドア
ガラス3の周縁が上記ガイド部材に完全には弾接
し得ない事態を生じ、ドアガラス3周りの水密性
を維持できないという不具合を生ずる。又、サツ
シユ部2のコーナー部に配設されるガイド部材
は、その曲げ変形に伴つて他の部分と異なる断面
形状に潰れてしまうことから、ガイド部材とドア
ガラスとの間の水密性を保つためには、サツシユ
部2のコーナー部におけるガイド部材保持部を上
記ガイド部材の曲げ変形に追従させて形成する必
要があるが、上記ガイド部材保持部はサツシユ部
2と一体的に形成されることから、所望のガイド
部材保持部を形成することは極めて困難なものに
なつていた。
イド部材保持構造にあつては、上記サツシユ部2
にガイド部材保持部を一体的に形成していたの
で、サツシユ部2成形時には溶接部位での熱歪等
が影響し、ガイド部材保持部の両側壁部が倒れ変
形して拡開したり狭まつたりするという虞れが生
ずる。このため、ガイド部材保持部に保持される
ガイド部材の保持具合が不完全になつたり、ガイ
ド部材の配設位置が部分的に所定位置からずれて
しまい、その分、ドアガラス3閉時においてドア
ガラス3の周縁が上記ガイド部材に完全には弾接
し得ない事態を生じ、ドアガラス3周りの水密性
を維持できないという不具合を生ずる。又、サツ
シユ部2のコーナー部に配設されるガイド部材
は、その曲げ変形に伴つて他の部分と異なる断面
形状に潰れてしまうことから、ガイド部材とドア
ガラスとの間の水密性を保つためには、サツシユ
部2のコーナー部におけるガイド部材保持部を上
記ガイド部材の曲げ変形に追従させて形成する必
要があるが、上記ガイド部材保持部はサツシユ部
2と一体的に形成されることから、所望のガイド
部材保持部を形成することは極めて困難なものに
なつていた。
本発明は以上の観点に立つて為されたものであ
つて、その目的とするところは、ドアガラスのガ
イド部材の保持具合及び取付具合を良好に保ち、
ドアガラスとの間の水密性を確実に維持できるよ
うにしたフルプレスドアにおけるドアガラスのガ
イド部材保持構造を提供することにある。
つて、その目的とするところは、ドアガラスのガ
イド部材の保持具合及び取付具合を良好に保ち、
ドアガラスとの間の水密性を確実に維持できるよ
うにしたフルプレスドアにおけるドアガラスのガ
イド部材保持構造を提供することにある。
そして、本発明の要旨とするところは、ドアア
ウタパネルとドアインナパネルとにドアガラスが
開閉自在に設置される開口部を開設し、ドアアウ
タパネルの外周縁とドアインナパネルの外周縁と
をヘミング結合する一方、車室内側に折曲し折曲
部を形成したドアアウタパネルの内周縁とドアイ
ンナパネルの内周縁とを連結部材を介して連結し
てサツシユ部を形成してなるフルプレスドアにお
いて、上記連結部材にガイド部材保持部を凹設
し、該ガイド部材保持部に嵌合するように形成し
た基部と、該基部から延設してドアアウタパネル
の折曲部と閉状態のドアガラス周縁上部との間に
位置し、サツシユ部のドアガラス開口縁部を覆つ
たモール部と、このモール部の先端に取付け上記
ドアアウタパネルの折曲部に弾接するシール部材
とからなるリテーナを上記ガイド部材保持部に取
付けて、上記ガイド部材保持部がリテーナを介し
てドアガラスのガイド部材を保持し、かつドアガ
ラス閉時には、ドアガラスの周縁上部を、前記リ
テーナの、前記ドアガラス周縁上部との対応位置
に前記ガイド部材を介して当接させ、シール部材
をドアアウタパネルの折曲部に押圧するようにし
たことを特徴とするフルプレスドアにおけるドア
ガラスのガイド部材保持構造にある。
ウタパネルとドアインナパネルとにドアガラスが
開閉自在に設置される開口部を開設し、ドアアウ
タパネルの外周縁とドアインナパネルの外周縁と
をヘミング結合する一方、車室内側に折曲し折曲
部を形成したドアアウタパネルの内周縁とドアイ
ンナパネルの内周縁とを連結部材を介して連結し
てサツシユ部を形成してなるフルプレスドアにお
いて、上記連結部材にガイド部材保持部を凹設
し、該ガイド部材保持部に嵌合するように形成し
た基部と、該基部から延設してドアアウタパネル
の折曲部と閉状態のドアガラス周縁上部との間に
位置し、サツシユ部のドアガラス開口縁部を覆つ
たモール部と、このモール部の先端に取付け上記
ドアアウタパネルの折曲部に弾接するシール部材
とからなるリテーナを上記ガイド部材保持部に取
付けて、上記ガイド部材保持部がリテーナを介し
てドアガラスのガイド部材を保持し、かつドアガ
ラス閉時には、ドアガラスの周縁上部を、前記リ
テーナの、前記ドアガラス周縁上部との対応位置
に前記ガイド部材を介して当接させ、シール部材
をドアアウタパネルの折曲部に押圧するようにし
たことを特徴とするフルプレスドアにおけるドア
ガラスのガイド部材保持構造にある。
以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発明
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
第1図及び第2図に示す実施例において、フル
プレスドアDのサツシユ部2は、車体外板及びド
アガラス3に滑らかに連なるパネル面を有するド
アアウタパネル4と、このドアアウタパネル4の
パネル面に対して車室内側に突出する突出段部5
を有すると共にこの突出段部5端に車室内側に向
かつて延びるフランジ6を有するドアインナパネ
ル7と、ドアガラス3側に開口し且つ外側壁が僅
かに外方に傾斜したチヤンネル部8及びこのチヤ
ンネル部8に隣接して車室内側に設けられドア開
口縁側に開口したチヤンネル部9を備えた連結部
材であるレインフオース10とで構成されてい
る。
プレスドアDのサツシユ部2は、車体外板及びド
アガラス3に滑らかに連なるパネル面を有するド
アアウタパネル4と、このドアアウタパネル4の
パネル面に対して車室内側に突出する突出段部5
を有すると共にこの突出段部5端に車室内側に向
かつて延びるフランジ6を有するドアインナパネ
ル7と、ドアガラス3側に開口し且つ外側壁が僅
かに外方に傾斜したチヤンネル部8及びこのチヤ
ンネル部8に隣接して車室内側に設けられドア開
口縁側に開口したチヤンネル部9を備えた連結部
材であるレインフオース10とで構成されてい
る。
この実施例において、上記ドアアウタパネル4
の外周縁にはヘミング加工部11が形成され、こ
のヘミング加工部11にドアインナパネル7の外
周端が挾持固定されており、又、ドアインナパネ
ル7の内周縁、即ち、フランジ6にはレインフオ
ース10のチヤンネル部9底壁がスポツト溶接さ
れると共に、ドアアウタパネル4の内周縁は、い
つたん車室内側に折曲して折曲部30を形成し、
さらに車室外側へ折曲して、僅かに車室外側に傾
斜した傾斜フランジ12が形成され、この傾斜フ
ランジ12にレインフオース10のチヤンネル部
8外側壁がスポツト溶接されており、これらドア
アウタパネル4、ドアインナパネル7及びレイン
フオース10によつて閉断面空間Sが形成されて
いる。
の外周縁にはヘミング加工部11が形成され、こ
のヘミング加工部11にドアインナパネル7の外
周端が挾持固定されており、又、ドアインナパネ
ル7の内周縁、即ち、フランジ6にはレインフオ
ース10のチヤンネル部9底壁がスポツト溶接さ
れると共に、ドアアウタパネル4の内周縁は、い
つたん車室内側に折曲して折曲部30を形成し、
さらに車室外側へ折曲して、僅かに車室外側に傾
斜した傾斜フランジ12が形成され、この傾斜フ
ランジ12にレインフオース10のチヤンネル部
8外側壁がスポツト溶接されており、これらドア
アウタパネル4、ドアインナパネル7及びレイン
フオース10によつて閉断面空間Sが形成されて
いる。
すなわち、サツシユ部2には、上記ドアアウタ
パネル4の傾斜フランジ12とレインフオース1
0のチヤンネル部8とでガイド部材保持部13が
形成されており、このサツシユ部2のドアガラス
開口3a側であるガイド部材保持部13には金属
製等のリテーナ14を介してドアガラス3を保持
するガイド部材15が装着されるようになつてい
る。この実施例において、上記リテーナ14は、
上記ガイド部材保持部13に嵌合する基部として
のリテーナ本体14aと、このリテーナ本体14
aの車外側の端部から延設して、ドアアウタパネ
ル4の折曲部30と閉状態のドアガラス3周縁上
部との間に位置するように折曲部30まで延設し
て、傾斜フランジ12を覆いスポツト打痕を隠す
ようにしたモール部14bと、このモール部14
b先端の周縁部に取付けて折曲部30と弾接し、
メタルコンタクトを防止すると共に、折曲部30
とリテーナ14との間をシールするシール部材1
7とから構成している。そして、ガイド部材保持
部13がリテーナ本体14aを介してガイド部材
15を保持するようにし、かつ閉状態のドアガラ
ス3は、周縁上部がガイド部材15を介してモー
ル部14b下端に当接するようにしている。
パネル4の傾斜フランジ12とレインフオース1
0のチヤンネル部8とでガイド部材保持部13が
形成されており、このサツシユ部2のドアガラス
開口3a側であるガイド部材保持部13には金属
製等のリテーナ14を介してドアガラス3を保持
するガイド部材15が装着されるようになつてい
る。この実施例において、上記リテーナ14は、
上記ガイド部材保持部13に嵌合する基部として
のリテーナ本体14aと、このリテーナ本体14
aの車外側の端部から延設して、ドアアウタパネ
ル4の折曲部30と閉状態のドアガラス3周縁上
部との間に位置するように折曲部30まで延設し
て、傾斜フランジ12を覆いスポツト打痕を隠す
ようにしたモール部14bと、このモール部14
b先端の周縁部に取付けて折曲部30と弾接し、
メタルコンタクトを防止すると共に、折曲部30
とリテーナ14との間をシールするシール部材1
7とから構成している。そして、ガイド部材保持
部13がリテーナ本体14aを介してガイド部材
15を保持するようにし、かつ閉状態のドアガラ
ス3は、周縁上部がガイド部材15を介してモー
ル部14b下端に当接するようにしている。
又、上記ドアインナパネル7の突出段部5及び
フランジ6とレインフオース10のチヤンネル部
9とでドアウエザーストリツプ保持部18がチヤ
ンネル状に形成されており、このドアウエザース
トリツプ保持部18を構成する両側壁には位置決
め用のエンボス20及び折曲フランジ21が形成
されていて、このドアウエザーストリツプ保持部
18にドアウエザーストリツプ19が嵌着される
ようになつている。
フランジ6とレインフオース10のチヤンネル部
9とでドアウエザーストリツプ保持部18がチヤ
ンネル状に形成されており、このドアウエザース
トリツプ保持部18を構成する両側壁には位置決
め用のエンボス20及び折曲フランジ21が形成
されていて、このドアウエザーストリツプ保持部
18にドアウエザーストリツプ19が嵌着される
ようになつている。
従つて、この実施例によれば、サツシユ部2成
形時において、溶接部位での熱歪等が影響し、ガ
イド部材保持部13の両側壁部が倒れ変形して拡
開したり狭まつたりしたとしても、上記ガイド部
材保持部13の幅寸法に対して上記リテーナ14
の幅寸法を僅かに狭いものとして形成しておけ
ば、ガイド部材保持部13の両側壁部の変形に影
響されることなく、上記サツシユ部2のドアガラ
ス開口3a側に位置するガイド部材保持部13の
所定位置にリテーナ14は取付けられる。このた
め、上記リテーナ14のリテーナ本体14aは、
所定の幅寸法をもつて常時所定の位置に配置され
ることになり、その分、上記ガイド部材15は、
上記リテーナ本体14aに確実に保持され、しか
も所定位置からずれることなく配設される。ま
た、ドアガラス3閉時には、ドアガラス3の周縁
上部がガイド部材15を介してモール部14b下
端に当接し、モール部14b下端を上方へ押圧し
て、モール部14b先端のシール部材17をドア
アウタパネル4の折曲部30に押し付けるように
した。それ故、ドアガラス3閉時には、ドアガラ
ス3の周縁上部がガイド部材15に確実に密接す
ると共に、シール部材17が折曲部30に強く押
え付けられることになり、ドアガラス3周縁及び
モール部14b周りの水密性は確実かつ充分に維
持され、車室内への水の侵入を防止できる。
形時において、溶接部位での熱歪等が影響し、ガ
イド部材保持部13の両側壁部が倒れ変形して拡
開したり狭まつたりしたとしても、上記ガイド部
材保持部13の幅寸法に対して上記リテーナ14
の幅寸法を僅かに狭いものとして形成しておけ
ば、ガイド部材保持部13の両側壁部の変形に影
響されることなく、上記サツシユ部2のドアガラ
ス開口3a側に位置するガイド部材保持部13の
所定位置にリテーナ14は取付けられる。このた
め、上記リテーナ14のリテーナ本体14aは、
所定の幅寸法をもつて常時所定の位置に配置され
ることになり、その分、上記ガイド部材15は、
上記リテーナ本体14aに確実に保持され、しか
も所定位置からずれることなく配設される。ま
た、ドアガラス3閉時には、ドアガラス3の周縁
上部がガイド部材15を介してモール部14b下
端に当接し、モール部14b下端を上方へ押圧し
て、モール部14b先端のシール部材17をドア
アウタパネル4の折曲部30に押し付けるように
した。それ故、ドアガラス3閉時には、ドアガラ
ス3の周縁上部がガイド部材15に確実に密接す
ると共に、シール部材17が折曲部30に強く押
え付けられることになり、ドアガラス3周縁及び
モール部14b周りの水密性は確実かつ充分に維
持され、車室内への水の侵入を防止できる。
又、上記リテーナ14はサツシユ部2と別体で
あるため、サツシユ部2のコーナー部に配設され
るガイド部材15の曲げ変形に追従させて上記リ
テーナ14を折曲形成することは比較的容易であ
り、サツシユ部2のコーナー部におけるガイド部
材15とドアガラス3との間の水密性が損われる
という虞れもない。
あるため、サツシユ部2のコーナー部に配設され
るガイド部材15の曲げ変形に追従させて上記リ
テーナ14を折曲形成することは比較的容易であ
り、サツシユ部2のコーナー部におけるガイド部
材15とドアガラス3との間の水密性が損われる
という虞れもない。
更に、上記リテーナ14は、傾斜フランジ12
を被覆するモール部14bを備えているので、別
個のモールを取付ける作業が不要になると共に、
部品点数の低減を図ることが可能である。
を被覆するモール部14bを備えているので、別
個のモールを取付ける作業が不要になると共に、
部品点数の低減を図ることが可能である。
尚、上記実施例にあつては、連結部材であるレ
インフオース10を備えたサツシユ部2にリテー
ナ14を取付けたものを示しているが、必ずしも
これに限定されるものではなく、レインフオース
10を備えていないサツシユ部2において、例え
ば、ドアインナパネル7とドアアウタパネル4と
が直接溶接される場合には、それらのドアガラス
開口3a側にあたるドアインナパネル7もしくは
ドアアウタパネル4にガイド部材保持部を凹設し
てリテーナ14を直接取付けるようにしてもよ
い。
インフオース10を備えたサツシユ部2にリテー
ナ14を取付けたものを示しているが、必ずしも
これに限定されるものではなく、レインフオース
10を備えていないサツシユ部2において、例え
ば、ドアインナパネル7とドアアウタパネル4と
が直接溶接される場合には、それらのドアガラス
開口3a側にあたるドアインナパネル7もしくは
ドアアウタパネル4にガイド部材保持部を凹設し
てリテーナ14を直接取付けるようにしてもよ
い。
以上説明してきたように、本発明に係るフルプ
レスドアにおけるドアガラスのガイド部材保持構
造によれば、連結部材にガイド部材保持部を凹設
し、該ガイド部材保持部に嵌合するように形成し
た基部と、該基部から延設してドアアウタパネル
の折曲部と閉状態のドアガラス周縁上部との間に
位置し、サツシユ部のドアガラス開口縁部を覆つ
たモール部と、このモール部の先端に取付け上記
ドアアウタパネルの折曲部に弾接するシール部材
とからなるリテーナを上記ガイド部材保持部に取
付けて、上記ガイド部材保持部がリテーナを介し
てドアガラスのガイド部材を保持するようにした
ので、サツシユ部の成形誤差に影響されることな
く、ガイド部材の保持具合、取付け具合を良好に
保つことができ、サツシユ部のコーナー部におい
てもガイド部材を確実に装着でき、水密性は確実
に維持できる。しかもドアガラス閉時には、ドア
ガラスの周縁上部を、リテーナの、ドアガラス周
縁上部との対応位置にガイド部材を介して当接さ
せ、シール部材をドアアウタパネルの折曲部に押
圧するようにしたので、ドアガラス周縁及びモー
ル部周りの水密性は、さらに充分に維持でき、車
室内への水の侵入を防止し、シール性能を向上さ
せることができる。
レスドアにおけるドアガラスのガイド部材保持構
造によれば、連結部材にガイド部材保持部を凹設
し、該ガイド部材保持部に嵌合するように形成し
た基部と、該基部から延設してドアアウタパネル
の折曲部と閉状態のドアガラス周縁上部との間に
位置し、サツシユ部のドアガラス開口縁部を覆つ
たモール部と、このモール部の先端に取付け上記
ドアアウタパネルの折曲部に弾接するシール部材
とからなるリテーナを上記ガイド部材保持部に取
付けて、上記ガイド部材保持部がリテーナを介し
てドアガラスのガイド部材を保持するようにした
ので、サツシユ部の成形誤差に影響されることな
く、ガイド部材の保持具合、取付け具合を良好に
保つことができ、サツシユ部のコーナー部におい
てもガイド部材を確実に装着でき、水密性は確実
に維持できる。しかもドアガラス閉時には、ドア
ガラスの周縁上部を、リテーナの、ドアガラス周
縁上部との対応位置にガイド部材を介して当接さ
せ、シール部材をドアアウタパネルの折曲部に押
圧するようにしたので、ドアガラス周縁及びモー
ル部周りの水密性は、さらに充分に維持でき、車
室内への水の侵入を防止し、シール性能を向上さ
せることができる。
またモール部をドアアウタパネルの折曲部と閉
状態のドアガラス周縁上部との間に位置させ、サ
ツシユ部のドアガラス開口縁部を覆うようにした
ので、外観品質を良好にできると共に、フラツシ
ユサーフエス化により車体の空力特性を向上させ
ることができる。
状態のドアガラス周縁上部との間に位置させ、サ
ツシユ部のドアガラス開口縁部を覆うようにした
ので、外観品質を良好にできると共に、フラツシ
ユサーフエス化により車体の空力特性を向上させ
ることができる。
第1図はフルプレスドアを備えた車両を示す斜
視図、第2図は本発明に係るフルプレスドアにお
けるドアガラスのガイド部材保持構造の一実施例
を示す第1図中−線に相当する断面図であ
る。 D……フルプレスドア、1……ドア本体、2…
…サツシユ部、3……ドアガラス、3a……ドア
ガラス開口、4……ドアアウタパネル、7……ド
アインナパネル、10……レインフオース(連結
部材)、14……リテーナ、14a……リテーナ
本体(基部)、14b……モール部、30……折
曲部。
視図、第2図は本発明に係るフルプレスドアにお
けるドアガラスのガイド部材保持構造の一実施例
を示す第1図中−線に相当する断面図であ
る。 D……フルプレスドア、1……ドア本体、2…
…サツシユ部、3……ドアガラス、3a……ドア
ガラス開口、4……ドアアウタパネル、7……ド
アインナパネル、10……レインフオース(連結
部材)、14……リテーナ、14a……リテーナ
本体(基部)、14b……モール部、30……折
曲部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ドア本体と、ドアアウタパネルの外周縁とド
アインナパネルの外周縁とをヘミング結合する一
方、車室内側に折曲し折曲部を形成したドアアウ
タパネルの内周縁とドアインナパネルの内周縁と
を連結部材を介して連結してサツシユ部と、ドア
ガラスとを一体に構成してなるフルプレスドアに
おいて、 上記連結部材にガイド部材保持部を凹設して、
該ガイド部材保持部に嵌合するように形成した基
部と、該基部からドアガラス閉時のドアアウタパ
ネル面とドアガラス面との間の段差を覆うように
サツシユ部のドアガラス開口縁部を覆つたモール
部と、上記アウタパネルの折曲部に当接するよう
取付けたシール部材とからなるリテーナを上記ガ
イド部材保持部に取付けて、 上記ガイド部材保持部がリテーナを介してドア
ガラスのガイド部材を保持し、かつドアガラス閉
時には、ドアガラスの周縁上部が、ガイド部材を
介してモール部下端に当接し、シール部材をアウ
タパネルの折曲部に押圧するようにしたことを特
徴とするフルプレスドアにおけるドアガラスのガ
イド部材保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57186781A JPS5881820A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | フルプレスドアにおけるドアガラスのガイド部材保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57186781A JPS5881820A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | フルプレスドアにおけるドアガラスのガイド部材保持構造 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13784581A Division JPS5850271A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | フルプレスドアのサツシユ部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5881820A JPS5881820A (ja) | 1983-05-17 |
JPS641330B2 true JPS641330B2 (ja) | 1989-01-11 |
Family
ID=16194483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57186781A Granted JPS5881820A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | フルプレスドアにおけるドアガラスのガイド部材保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5881820A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0221031U (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-13 | ||
JPH04130514U (ja) * | 1991-05-24 | 1992-11-30 | 豊田合成株式会社 | ドアガラスランの取付構造 |
JP4843937B2 (ja) * | 2004-12-02 | 2011-12-21 | 住友電気工業株式会社 | 超電導ケーブル |
US7763806B2 (en) | 2006-04-12 | 2010-07-27 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Superconducting cable |
CN114148150A (zh) * | 2022-01-06 | 2022-03-08 | 上汽通用汽车有限公司 | 用于汽车门框的密封件、汽车侧门和汽车 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4718233U (ja) * | 1971-03-31 | 1972-10-31 | ||
JPS4867423U (ja) * | 1971-12-03 | 1973-08-27 | ||
JPS56174698U (ja) * | 1980-05-27 | 1981-12-23 |
-
1982
- 1982-10-26 JP JP57186781A patent/JPS5881820A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5881820A (ja) | 1983-05-17 |
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