JPS6135442Y2 - - Google Patents

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JPS6135442Y2
JPS6135442Y2 JP5113180U JP5113180U JPS6135442Y2 JP S6135442 Y2 JPS6135442 Y2 JP S6135442Y2 JP 5113180 U JP5113180 U JP 5113180U JP 5113180 U JP5113180 U JP 5113180U JP S6135442 Y2 JPS6135442 Y2 JP S6135442Y2
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JP5113180U
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JPS56152714U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両用ウエザーストリツプ、とりわ
けウインドガラスを車体開口縁に保持し、かつウ
インドガラス取付部周りの車室内外をシールする
ウエザーストリツプの改良に関する。
一般に、かかるウエザーストリツプは、第1,
2図に示すように、ウエザーストリツプ1により
自動車のフロントまたはリヤのウインドガラス1
2を車体開口縁13に保持し、かつウインドガラ
ス12取付部周りの車室内外をシールする場合、
ボデイアウタパネル10にエンボス部15がある
とき、ウエザーストリツプ1のアウタリツプ4が
アウタパネル10面に当接せずその間に隙間を生
じシール性を損うので、エンボス部15に相当す
るアウタリツプ4の内側に水切りリツプ6を設け
てシール性を確保していた。
尚、第1図Bは、第1図Aの−線断面図で
あり、一般部即ちエンボス部15が形成されない
車体開口縁13へゴム又は合成樹脂(塩化ビニル
等)から成るウエザーストリツプ1を装着した状
態の断面図を示すものである。この一般部に装着
されるウエザーストリツプ1の一般部は、インナ
リツプ5をアウタパネル傾斜壁部10aに当接し
て、シール性を確保していた。第1図Cは第1図
Aの−断面図を示すものであり、アウタリツ
プ4の先端部から屈曲して延出した水切りリツプ
6をエンボス部15の形状に合わせて形成した、
エンボス部15のシール性を確保していた。
しかし、このように構成された従来のウエザー
ストリツプ1は、形状が複雑化し、生産性が悪
く、コストがアツプし、またアウタパネル10の
エンボス部15に対応する部分にのみ水切りリツ
プ6を設けていたので、車体開口縁13へのウエ
ザーストリツプ1の取付のばらつきにより、アウ
タパネル10のフランジ11に対して外方向に屈
曲したアウタパネル傾斜壁部10aと水切りリツ
プ6との間に隙間8を生じ易く、水が直撃すると
水漏れが発生するという欠点があつた。また水切
りリツプ6をウエザーストリツプ1の全周に設け
ると、車体開口縁13のコーナー14のアウタパ
ネルエンボス部15では水切りリツプ6が該アウ
タパネル10面に密接するが、他の一般部ではリ
ツプ反力が強くなり過ぎてウエザーストリツプ1
の浮きが発生し、シール性が損われるという欠点
があつた。
本考案は、かかる従来の実情に鑑みなされたも
ので、車体開口縁の一般部であつても、またコー
ナーであつても、アウタパネルやウインドガラス
特の変形や歪等によりウエザーストリツプが所定
位置よりずれて車体開口縁へ装着された場合、そ
のばらつきを吸収し、ウエザーストリツプとアウ
タパネルとが密接状態を保持して、シールル性が
低下せず、水が直撃したとき車室内に侵入する惧
れのない車室用ウエザーストリツプを提供するこ
とを目的とする。
以下、図面に基づいて本考案の一実施例を従来
の構成と同一部分に同一符号を付して説明する。
第3図〜第7図は、本考案に係るウエザースト
リツプおよびその取付状態の各々横断面図を示す
ものである。
同図において、2はウインドガラス12を嵌合
するガラス嵌合溝、3はフランジ11に嵌合する
フランジ嵌合溝、4はウエザーストリツプ1の底
部のアウタパネル10との対向面7に突設し車室
内外をシールするアウタリツプ、5は該アウタリ
ツプ4に隣接して前記アウタパネル対向面7に突
設し、車室内外をシールするインナリツプ、7は
ウエザーストリツプ1の底部のアウタパネル10
に対向するアウタパネル対向面である。10はウ
インドガラス12が取付けられ、車体開口縁コー
ナー14近傍にエンボス部15が形成されたボデ
イアウタパネルである。
尚、第3図Bは、第3図Aの−断面図を示
すものであり、従来のウエザーストリツプ1の一
般部の断面形状と同一であり、インナリツプ5を
車外側へ向けて突出形成してある。第3図Cは、
第3図Aの−断面図であり、インナリツプ5
をエンボス部15及びアウタパネル傾斜壁部10
a,10aの形状に合わせ、ウエザーストリツプ
1の一般部から連続して滑らかに変形させて、エ
ンボス部15及びアウタパネル傾斜壁10a,1
0aに密接するように車室内側に向けて突出形成
してある。
第5図は車体開口縁13に装着されたウエザー
ストリツプ1のエンボス部15に対応する部位の
断面図を示すものである。このエンボス部15に
位置するアウタリツプ4は、図中2点鎖線で示し
たアウタパネルの表面に当接しないため、シール
機能を発揮しない。しかし、インナリツプ5は、
その先端部5aがエンボス部15両端近傍で、車
外側の向き(第3図B参照)から車内側の向き
(第3図C参照)に滑らかに変形されており、エ
ンボス部15及びアウタパネル傾斜壁部10a,
10a(第2図A参照)に密接するため、ウイン
ドガラス12と車体開口縁13との間を確実にシ
ールすることができる。
第6図は第4図の−線に沿う断面図であ
り、第7図は第4図の−線に沿う断面図であ
つて、共に一般部即ちエンボス部15が形成され
ない車体開口縁13にウエザーストリツプ1を装
着した状態を示すものである。このウエザースト
リツプ1は第3図Bに示した形状を呈しており、
フランジ嵌合溝3を車体開口縁13のフランジ1
1に嵌合し、ガラス嵌合溝2をウインドガラス1
2に嵌合してある。そして、アウタリツプ4の先
端をアウタパネル10の上面に密接し、車外側へ
向けて突出するインナリツプ5の先端部5aをア
ウタパネル傾斜壁部10aに密接して、ウインド
ガラス12と車体開口縁13との間を確実にシー
ルしてある。
上記ウエザーストリツプ1の接着状態にあつて
は、インナリツプ5が車体開口縁13の全周でア
ウタパネル10とりわけアウタパネル傾斜壁部1
0aとエンボス部15に連続して密接しているの
で、アウタパネル10やウインドガラス12の変
形や歪等によりウエザーストリツプ1が所定位置
よりずれて車体開口縁13に装着された場合で
も、インナリツプ5がアウタパネル10と密接状
態を保持して、シール性を確保する。従つて、イ
ンナリツプに水が直撃しても車室内への水侵入を
防止することができる。
また、インナリツプとアウタリツプの形状が単
純化されたので、生産性と取付作業性とが向上し
てコストを低減できる。
以上のように本考案にあつては、インナリツプ
とその先端部が、アウタパネルのフランジに対し
外方向に屈曲して傾斜壁部に密接するように車外
側に向けて突出形成すると共に、車体開口縁のコ
ーナーで滑らかに変化させアウタパネルのエンボ
ス部に密接するように車室内側に向けて突出形成
させたので、インナリツプは車体開口縁の全周に
亘り連続してアウタパネルに密接し、アウタパネ
ルやウインドガラスの変形や歪等による取付位置
のずれを吸収して、シール性を向上し、車室内へ
の水侵入を防止できる。また、インナリツプとア
ウタリツプの形状が単純化され、生産性向上と取
付作業性向上とにより、コストを低減できるとい
う実用上優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは従来のウエザーストリツプの説明
図、第1図Bは第1図の−断面図、第1図C
は第1図Aの−断面図第2図Aは車体開口縁
の要部斜視図、第2図Bは第2図AのB−B線に
沿う断面図、第3図Aは本考案ウエザーストリツ
プの一実施例を示す要部斜斜視図、第3図Bは第
3図Aの−断面図、第3図Cは第3図Aの
−断面図第4図はその取付状態の要部斜視図、
第5図は第4図の−断面図、第6図は第4図
の−断面図、第7図は第4図の−断面図
を示すものである。 1……ウエザーストリツプ、2……ガラス嵌合
溝、3……フランジ嵌合溝、4……アウタリツ
プ、5……インナリツプ、10……ボデイアウタ
パネル、11……ボデイパネルフランジ、12…
…ウインドガラス、13……車体開口縁、14…
…コーナー、15……エンボス部、10a……傾
斜壁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウインドガラスを嵌合するガラス嵌合溝と車体
    開口縁フランジに嵌合するフランジ嵌合溝とを有
    し、かつ底部のアウタパネル対向面にアウタパネ
    ルに密接するアウタリツプと該アウタリツプに隣
    接するインナリツプとを突出形成した車両用ウエ
    ザーストリツプにおいて、前記インナリツプをそ
    の先端部が、アウタパネルのフランジに対し外方
    向に屈曲した傾斜壁部に密接するように車外側に
    向けて突出形成すると共に、車体開口縁のコーナ
    ーで滑らかに変化させアウタパネルのエンボス部
    に密接するように車室内側に向けて突出形成させ
    たことを特徴とする車両用ウエザーストリツプ。
JP5113180U 1980-04-15 1980-04-15 Expired JPS6135442Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113180U JPS6135442Y2 (ja) 1980-04-15 1980-04-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113180U JPS6135442Y2 (ja) 1980-04-15 1980-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56152714U JPS56152714U (ja) 1981-11-16
JPS6135442Y2 true JPS6135442Y2 (ja) 1986-10-15

Family

ID=29646043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5113180U Expired JPS6135442Y2 (ja) 1980-04-15 1980-04-15

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JPS56152714U (ja) 1981-11-16

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