JPH0511695Y2 - - Google Patents

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JPH0511695Y2
JPH0511695Y2 JP1986168589U JP16858986U JPH0511695Y2 JP H0511695 Y2 JPH0511695 Y2 JP H0511695Y2 JP 1986168589 U JP1986168589 U JP 1986168589U JP 16858986 U JP16858986 U JP 16858986U JP H0511695 Y2 JPH0511695 Y2 JP H0511695Y2
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JP
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door
panel
glass run
soft member
window panel
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JP1986168589U
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は自動車用ドアに関するものである。
(b) 従来の技術 従来から、この種の自動車のドア構造として
は、第2図、第3図に示すようなものがある(実
開昭60−11225号公報参照)。
ドアパネル1で形成されたドア窓開口周縁部2
の溝部3には、溝部3に窓パネルとしてのドアガ
ラス4の周縁部4aが嵌入したときに、そのドア
ガラス4の周縁部4aと当接する断面略コ字状の
グラスラン5が装着されている。このグラスラン
5には、ドアガラス4の周縁部4aを挟持してシ
ールするインナリツプ5aとアウタリツプ5bと
が形成されている。また、溝部3の構成用フラン
ジ部6には、そのフランジ部6を覆い隠すモール
デイング7が嵌着されている。番号8で示す部材
は、ドアパネル1と車体9とをシールするドアウ
エザストリツプである。
尚、この従来技術の構成は、上述のドアパネル
1でドア窓開口周縁部2を形成したタイプのもの
に限らず、ドアサツシユでドア窓開口周縁部を形
成したタイプのものにも適用されている。
(c) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来のドアにあつて
は、グラスラン5のアウタリツプ5bとそのアウ
タリツプ5bに隣接するモールデイング7とによ
つて、モールデイング7の外面7aからドアガラ
ス4の外面4bまでの段差寸法Lが大きくなり、
走行中風切音が発生しやすくなると共に、空気力
学特性も低下するという問題点がある。
この考案は、かかる従来の問題点に着目してな
されたので、グラスランとモールデイングとに巧
みな細工を施すことによつて上記問題点を解決す
ることを目的とする。
(d) 問題点を解決するための手段 この考案は、かかる目的を達するため、ドア窓
開口周縁部の溝部にグラスランのベース部を装着
し、該ベース部より延びるインナリツプを窓パネ
ルの内面に当接し、前記溝部の外側フランジ部
に、当該フランジ部を覆う断面略U字形の本体
と、該本体の内側片に設けられ前記窓パネルの外
面に当接する軟質部材とから成り、前記インナリ
ツプと協働して窓パネルを保持するモールデイン
グを嵌装し、該軟質部材に前記内側片と外側フラ
ンジ部との間に介入する折返部を設けると共に前
記ベース部の外側端部へ係入してグラスランを保
持する突起部を設けたものである。
(e) 作用 かかる構成によりモールデイングの軟質部材と
グラスランのインナリツプとの協働による窓パネ
ルを内外から保持・シールするため、グラスラン
にアウタリツプを設ける必要がなくなり、モール
デイング外面と窓パネル外面との段差を著しく小
さくすることができ、走行中の風切音を低減し空
気力学特性も向上することができる。
しかも、軟質部材に前記内側片と外側フランジ
部との間に介入する折返部を設けると共に前記グ
ラスランのベース部の外側端部へ軟質部材の突起
部を係入させているため、グラスランが溝部から
抜け落ちるのを確実に防止し、窓パネルの保持・
シール性を長期的に安定化させることができる。
(f) 実施例 第1図において、この実施例に係るドアDはド
ア本体のアウタパネルと一体に成形されたアウタ
パネル10と、ドア本体のインナパネルと一体に
成形されたインナパネル12とを有し、アウタパ
ネル10の端末部とインナパネル12とは端末部
とはヘミング結合14されている。
インナパネル12の棚部12aの外周にはドア
ウエザストリツプ8を抱持するチヤンネルプレー
ト16が溶着され、棚部12aの内周にはコ字状
のフレーム18の底部18aが溶接され、このフ
レーム18の外側のフランジ18bはアウタパネ
ル10のフランジ10aに溶接されている。
しかして、アウタパネル10とインナパネル1
2とフレーム18とでドア窓開口周縁部の溝部2
0を構成している。
この溝部20にはL字状のベース部22と、こ
のベース部22の下端末より延出し、窓パネルと
してのドアガラス30の内面30aに当接するイ
ンナリツプ24とから成るゴム製のグラスラン2
6が装着されている。具体的にはフレーム18に
ベース部22の底部分が嵌装され、インナリツプ
24の突設部近くにおいてインナパネル12の端
末が嵌入するようになつている。
溝部20の外側フランジ部32(アウタパネル
10のフランジ10aとフレーム18のフランジ
18bとで形成される)には、このフランジ部3
2を覆い隠すモールデイング34が嵌装されてい
る。
このモールデイング34は断面略U字状のステ
ンレス製本体36と、この本体36の外側片36
aの端末に被覆されたエンドキヤツプ38と、本
体36の内側片36bの端末から中央部に至る間
に被覆された硬度が90°以下の軟質塩ビ等の樹脂
製の軟質部材40とを備え、この軟質部材40の
内側片36bの外方を被覆する部分はドアガラス
30の外面30bに当接して前記インナリツプ2
4と協働してドアガラス30を保持・シールする
ようにしている。
この軟質部材のドアガラス外面30bとの当接
面の上方からは突起部42が一体に延設され、こ
の突起部42は、グラスラン26のベース部22
の外側端部へ係入してグラスラン26のベース部
22を保持するようにしている。
この軟質部材40の内側片36bと外側フラン
ジ部32との間には介入される折返部が設けらて
いて、該折返部及び突起部42を有する軟質部材
40はエンドキヤツプ38と共にステンレス製本
体36と同時押出成形により形成することができ
るし、エンドキヤツプ38は別ピースにて成形し
て後で嵌装することもできる。
モールデイング本体36の外面(外側片36a
の外面)とアウタパネル10の一般面とはほぼな
めらかに連続するようになつている。
かかる構成により、ドアガラス30はグラスラ
ン26のインナリツプ24と軟質部材40との協
働により保持・シールされるため、グラスランに
は従来のようなアウタリツプ5b(第3図参照)
を設ける必要がなくなり、モールデイング外面と
ドアガラス30の外面30bとの段差Lを著しく
小さくすることができ、走行中の風切音を低減で
きると共に、よりフラツシユ化される結果、空気
力学特性も向上させることができる。
また、グラスラン26のベース部22に軟質部
材40の突起部42を係入させているため、グラ
スラン26が溝部20から抜け落ちるのを確実に
防止し、ドアガラス30の保持・シール性を長期
的に安定化させることができる。
(g) 考案の効果 以上この考案によれば、窓パネルの保持・シー
ル性を安定的に確保しつつ、走行中の風切音を低
減し、あわせて空気力学特性を向上させることが
できるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一例を示す第2図−線
に沿う断面図、第2図は自動車の斜視図、第3図
は従来例を示す第2図−線に沿う断面図であ
る。 20……溝部、22……ベース部、24……イ
ンナリツプ、26……グラスラン、30……ドア
ガラス(窓パネル)、30a……ドアガラス内面、
30b……ドアガラス外面、32……外側フラン
ジ部、34……モールデイング、36……本体、
36b……本体の内側片、40……軟質部材、4
2……突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドア窓開口周縁部の溝部にグラスランのベース
    部を装着し、該ベース部より延びるインナリツプ
    を窓パネルの内面に当接し、前記溝部の外側フラ
    ンジ部に、当該フランジ部を覆う断面略U字形の
    本体と、該本体の内側片に設けられ前記窓パネル
    の外面に当接する軟質部材とから成り、前記イン
    ナリツプと協働して窓パネルを保持するモールデ
    イングを嵌装し、該軟質部材に前記内側片と外側
    フランジ部との間に介入する折返部を設けると共
    に前記ベース部の外側端部へ係入してグラスラン
    を保持する突起部を設けたことを特徴とする自動
    車用ドア。
JP1986168589U 1986-10-31 1986-10-31 Expired - Lifetime JPH0511695Y2 (ja)

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JP1986168589U JPH0511695Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JP1986168589U JPH0511695Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JPS6374320U JPS6374320U (ja) 1988-05-18
JPH0511695Y2 true JPH0511695Y2 (ja) 1993-03-24

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ID=31101605

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2648767B2 (ja) * 1990-11-28 1997-09-03 豊田合成株式会社 ガラスランの取付構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104435A (ja) * 1983-11-07 1985-06-08 Nissan Motor Co Ltd サツシユレスドア型車のドアガラスシ−ル構造
JPS61188223A (ja) * 1985-02-18 1986-08-21 Tsuchiya:Kk 自動車用ドア−ウインドガラス装置

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JPS60104435A (ja) * 1983-11-07 1985-06-08 Nissan Motor Co Ltd サツシユレスドア型車のドアガラスシ−ル構造
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