JPS6399819A - Frp浴槽及びその製造方法 - Google Patents

Frp浴槽及びその製造方法

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JPS6399819A
JPS6399819A JP61246886A JP24688686A JPS6399819A JP S6399819 A JPS6399819 A JP S6399819A JP 61246886 A JP61246886 A JP 61246886A JP 24688686 A JP24688686 A JP 24688686A JP S6399819 A JPS6399819 A JP S6399819A
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JP
Japan
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frp
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gel coat
handrail
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森木 啓之
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はFRP(ia維強化樹脂)浴槽及びその製造方
法に係り、詳しくは、手摺部と相部の色相が異なり、極
めて美麗で高級感のあるFRP浴槽及びその製造方法の
改良に関する。
[従来の技術] FRPの一体成形よりなるFRP浴槽は、既に広く実用
されており、浴槽の槽部と手摺部の色相を変えることに
より、より一層装飾性を高めた高級浴槽も市販されてい
る。
従来、槽部と手摺部の色相が異なるFRP浴槽は、第2
図に示す如く、槽部構成部材11と手摺部構成部材12
とをそれぞれ別々に成形し、これらを接着剤(第3図の
13)等で接着して製造されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の製造方法では、次のような問
題点がある。
■ 接合部が明瞭で見栄えが悪い。
■ 接合部は、第3図に示す如くシリコン等の不定形シ
ール14でシールしているが、このシール14にはカビ
が発生し易い。また、シール14がとれた場合には、こ
の部分に水が入り込み、悪臭が発生する等、不衛生にな
り易い。
■ 手摺部構成部材12は、人造大理石で構成される場
合が多いが、人造大理石は剛性が低く割れ易い。
■ 手摺部構成部材12をFRP成形体とした場合には
、トリミングに正確を期さねばならず、処理作業が煩雑
となり、トリミング後も断面をサンドペーパー等で平滑
に仕上げる必要があるなど、工程数が多く、工業的に不
利である。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記従来の問題点を解決するものであって、 相部及び手摺部を有するFRP浴槽であって、相部は表
面側から透明ゲルコート槽、着色ゲルコート層及びFR
P層が積層され、手摺部は表面側から透明ゲルコート槽
、FRTP(fa維強化熱可塑性樹脂)層及びFRP層
が積層されていることを特徴とするFRP浴槽、 及び FRP浴槽成形用型の型面に透明ゲルコート樹脂を吹き
付けた後、該透明ゲルコート樹脂が硬化する前に、成形
用型の手摺部成形部と嵌合可能に別途成形されたFRT
P成形体を該手摺部成形部に密着させ、次いで着色ゲル
コート樹脂を少なくとも透明ゲルコート樹脂層表面に吹
き付けた後、FRPをスプレィアップする工程を有する
ことを特徴とするFRP浴槽の製造方法、 を要旨とするものである。
[作用] 本発明によれば、相部と手摺部との色相が異なるFRP
浴槽が、一体成形品として提供される。
このため、相部と手摺部との継ぎ目がないことから、従
来品の如く、接合部の存在による美観喪失等の問題がな
く、しかも衛生的である。
しかして、このような本発明のFRP浴槽は、本発明の
方法により、一体成形で、極めて効率的に製造される。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図は本発明のFRP浴411を示す部分断面図であ
る。
第1図に示す如く、本発明のFRP浴槽1は、相部2及
び手摺部3を有し、相部2は表面側から透明ゲルコート
層4、着色ゲルコート層5及びFRP層6が積層され、
手摺部3は表面側から透明ゲルコート層4、FRTP層
7及びFRP層6が積層された構造とされている。
なお、図示の実施例においては、手摺部3のFRTPj
i7とFRP層6との間に、着色ゲルコート層5が介在
されているが、手摺部3の着色ゲルコート層5はなくて
も良い。
各層の材質等については特に制限はないが、例えば、透
明ゲルコート層4としては不飽和ポリエステル樹脂等の
透明性樹脂、着色ゲルコート層5としでは、不飽和ポリ
エステル樹脂やその他の樹脂に所望の色調を呈する顔料
を配合したもの、また、FRP層6としては、不飽和ポ
リエステルに適当量、例えば全FRP重量の50〜80
%程度のガラス繊維等を混合したものなどが挙げられる
。FRTP層7としては、アクリル樹脂、ABS樹脂に
、適当量、例°えば全FRTP重量の50〜80%程度
のガラス繊維等を混合し、必要に応じて更に所望の色調
を呈する顔料や大理石粉等を配合したものなどが挙げら
れる。
各層の形状や大きさ等は、FRP浴槽の形状、大きさ等
に応じて以下の通り、美観、強度等を考慮して適宜決定
される。
透明ゲルコート層4や着色ゲルコート層5はあまりに厚
過ぎるとコスト高となる上に、透明ゲルコート層4につ
いては、その透明度による深み、高級感を損なう結果と
なる場合がある。また、これらの装篩のための層は、薄
過ぎても十分な深み、色調を呈することができないこと
がある。
従って、透明ゲルコート層4の厚さaは0.1〜1mm
、着色ゲルコート層5の厚さbは0.1〜1mmの範囲
で適宜決定するのが好ましい。
一方、FRP層6は、FRP浴槽の強度を担う意味から
、そのFRP自体の強度を勘案して、ある程度の厚みを
持たせるが、厚過ぎても製品重量が大きくなり、コスト
的にも不利となる。このため、一般には、FRP層6の
厚さは1〜5mm程度とする。
手摺部3のFRTP層7は、通常、手摺部3の上面3a
と、側面3bに若干かぶさるように設ける。このため、
FRTP層7は、第1図の如く、断面路コ字形とされる
が、その両端部以外の厚さdは5mm以下、好ましくは
1〜4mm程度とする。この断面コ字形のFRTP層7
の側面3bに延出する部分があまりに長いと、手摺部の
色相の異なる部分が槽部2にまで及ぶようなものとなり
、槽部2に色の境界線ができ、槽部2の美観を損なう。
従って、側面3bに延出する部分、即ち、FRTP層7
の端部の厚さeは5cm以下、好ましくは2cm以下と
するのが良い。
次に、このような本発明のFRP浴槽を、本発明の方法
に従って製造する方法について説明する。
本発明の方法においては、第4図(a)に示すような所
望の形状のFRP浴禮成形用型20を用い、まず型面2
0aに透明ゲルコート樹脂21を吹き付ける。別に、成
形用型20の手摺部成形部20bと嵌合可能な形状にF
RTP成形体22を成形しておぎ、この成形体22を、
透明ゲルコート樹脂21が硬化する前に、手摺部成形部
20bに密着させる。透明ゲルコート樹脂21が未硬化
の段階でFRTP成形体22を型20の手摺部成形部2
0bにセットすることにより、透明ゲルコート樹脂21
に含まれるスチレン等の溶剤がFRTP成形体22の熱
可塑性樹脂の表面を少しべたつかせ、これによりFRT
P成形体22は密着性良く型20に接着される。
FRTP成形体22を取り付けた後、第4図(b)の如
く、着色ゲルコート樹脂23を少なくとも透明ゲルコー
ト樹脂層21表面を被覆するように吹き付けた後、FR
P24を所望の厚さにスプレィアップする。
着色ゲルコート樹脂23は、第4図(b)の如く、透明
ゲルコート樹脂層21とFRTP成形体22全面を覆う
ように設けても良く、またFRTP成形体22の部分以
外に設けても良い。
製造工程の簡略化の面からは、第4図(b)に示す如く
、全面を覆うようにする方が有利である場合が多い。
このようにして成形した後、脱型し、常法に従って、適
当な後処理を施し、本発明のFRP浴槽が得られる。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明のFRP浴槽は、一体成形物
であって、継ぎ目がないため、継ぎ目による美観喪失や
衛生上の問題が解消される。しかも、手摺部と槽部との
色相、色調や質感を任意に変化させることができるので
、極めて装飾性に優れ、高級感のある豪華な浴槽となる
。しかして、最表面層の透明ゲルコート層により、色相
に深みが加えられ、その装飾性はより一層高められる。
このような本発明のFRP浴槽は、本発明の製造方法に
より、一体成形で、容易かつ効率的に製造することがで
き、製品のコストダウンを図ることが可能とされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のFRP浴槽の実施例を示す部分断面図
、第2図は従来の製造方法を説明する斜視図、第3図は
従来法で製造されたFRP浴槽の接合部の部分断面図、
第4図(a)、(b)は本発明のFRP浴槽の製造方法
を説明する断面図である。 1・・・FRP浴槽、   2・・・槽部、3・・・手
摺部、     4・・・透明ゲルコート槽、5・・・
着色ゲルコート槽、 6・・・FRP槽、    7・・・FRTP槽、20
・・・FRP浴禮成形用型、 22・・・FRTP成形体。 第1図 6FRP層 第2図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)槽部及び手摺部を有するFRP浴槽であって、槽
    部は表面側から透明ゲルコート槽、着色ゲルコート層及
    びFRP層が積層され、手摺部は表面側から透明ゲルコ
    ート層、FRTP層及びFRP層が積層されていること
    を特徴とするFRP浴槽。
  2. (2)手摺部のFRTP層とFRP層との間に着色ゲル
    コート層を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載のFRP浴槽。
  3. (3)FRP浴槽成形用型の型面に透明ゲルコート樹脂
    を吹き付けた後、該透明ゲルコート樹脂が硬化する前に
    、成形用型の手摺部成形部と嵌合可能に別途成形された
    FRTP成形体を該手摺部成形部に密着させ、次いで着
    色ゲルコート樹脂を少なくとも透明ゲルコート樹脂層表
    面に吹き付けた後、FRPをスプレイアップする工程を
    有することを特徴とするFRP浴槽の製造方法。
JP61246886A 1986-10-17 1986-10-17 Frp浴槽及びその製造方法 Granted JPS6399819A (ja)

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JP61246886A JPS6399819A (ja) 1986-10-17 1986-10-17 Frp浴槽及びその製造方法

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JPS6399819A true JPS6399819A (ja) 1988-05-02
JPH0449408B2 JPH0449408B2 (ja) 1992-08-11

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JP61246886A Granted JPS6399819A (ja) 1986-10-17 1986-10-17 Frp浴槽及びその製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0319389U (ja) * 1989-07-06 1991-02-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0319389U (ja) * 1989-07-06 1991-02-26

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