JPH0531002Y2 - - Google Patents
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- JPH0531002Y2 JPH0531002Y2 JP2921688U JP2921688U JPH0531002Y2 JP H0531002 Y2 JPH0531002 Y2 JP H0531002Y2 JP 2921688 U JP2921688 U JP 2921688U JP 2921688 U JP2921688 U JP 2921688U JP H0531002 Y2 JPH0531002 Y2 JP H0531002Y2
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、障害物等と接触しても美感が損なわ
れることがないカラーバンパーに関する。
れることがないカラーバンパーに関する。
[従来の技術]
従来のカラーバンパーとしては、例えば第5〜
6図に示すようなものがある(特公昭59−35671
号参照)。
6図に示すようなものがある(特公昭59−35671
号参照)。
これは金型の内面に離型剤を塗布し、下型と上
型とを合わせ型締めした後合成樹脂原料を注入
し、バンパーを成形する。しかる後、スプレーガ
ンで表面に均一に塗装を施したものである。
型とを合わせ型締めした後合成樹脂原料を注入
し、バンパーを成形する。しかる後、スプレーガ
ンで表面に均一に塗装を施したものである。
しかしながら、このような従来のカラーバンパ
ーにあつては、バンパー基材の表面に均一な着色
層が形成されることになつているが、バンパー隅
角部はハンドルを切つたとき等に対物接触するこ
とが多く、その際当該隅角部が摺擦により削ら
れ、黒系統のバンパー基材が着色層より露出する
ため美感を損ねる欠点があつた。これを防止する
ためには隅角部のみ厚塗りをしなければならな
い。しかし、これは塗装むらが生じたり、作業性
が悪い等の問題点があつた。
ーにあつては、バンパー基材の表面に均一な着色
層が形成されることになつているが、バンパー隅
角部はハンドルを切つたとき等に対物接触するこ
とが多く、その際当該隅角部が摺擦により削ら
れ、黒系統のバンパー基材が着色層より露出する
ため美感を損ねる欠点があつた。これを防止する
ためには隅角部のみ厚塗りをしなければならな
い。しかし、これは塗装むらが生じたり、作業性
が悪い等の問題点があつた。
[考案が解決しようとする課題]
本考案は、こうした実情に鑑みなされたもの
で、上記の問題点を伴うことなく、バンパー隅角
部が障害物等に接触してもバンパー基材が露出し
て美感を損なうことのないカラーバンパーを提供
することを目的とするものである。
で、上記の問題点を伴うことなく、バンパー隅角
部が障害物等に接触してもバンパー基材が露出し
て美感を損なうことのないカラーバンパーを提供
することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
本考案者は、従来より上記課題を解決するため
検討を重ねてきたが、バンパーを成形する際に、
少なくともバンパー隅角部に対応するモールド内
に、成形後形成するバンパー外面着色層と同色の
着色剤を含むコーテイング層を設け、これにより
バンパー隅角部を形成することが有効であること
を知見し、本考案に至つた。
検討を重ねてきたが、バンパーを成形する際に、
少なくともバンパー隅角部に対応するモールド内
に、成形後形成するバンパー外面着色層と同色の
着色剤を含むコーテイング層を設け、これにより
バンパー隅角部を形成することが有効であること
を知見し、本考案に至つた。
すなわち、本考案はバンパー基材とその外面に
着色塗装を均一に施すことにより被着されている
着色層とからなるカラーバンパーにおいて、該バ
ンパー基材は、反応性樹脂材料の反応射出成形に
よつて形成され、かつ、その際に少なくともバン
パー基材の隅角部が該着色層と同色の着色剤を含
む厚手のインモールドコーテイング層によつて形
成されるカラーバンパーである。
着色塗装を均一に施すことにより被着されている
着色層とからなるカラーバンパーにおいて、該バ
ンパー基材は、反応性樹脂材料の反応射出成形に
よつて形成され、かつ、その際に少なくともバン
パー基材の隅角部が該着色層と同色の着色剤を含
む厚手のインモールドコーテイング層によつて形
成されるカラーバンパーである。
本考案に使用する反応性樹脂材料としては、ポ
リウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等が挙
げられるが、ポリウレタン樹脂形成用材料がとく
に好ましい。
リウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等が挙
げられるが、ポリウレタン樹脂形成用材料がとく
に好ましい。
また、インモールドコーテイング材は、着色剤
と樹脂等から構成され、ホツトメルトタイプのも
のあるいはウレタン系等上記反応性樹脂材料と反
応性を有するものが使用できるが、後者の場合に
はバンパー基材の反応射出成形と同時に硬化でき
るので、成形サイクル上も有利である。
と樹脂等から構成され、ホツトメルトタイプのも
のあるいはウレタン系等上記反応性樹脂材料と反
応性を有するものが使用できるが、後者の場合に
はバンパー基材の反応射出成形と同時に硬化でき
るので、成形サイクル上も有利である。
[実施例]
以下、この考案を実施例に対応する第1〜4図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
まず構成を説明すると、1はウレタンの反応射
出成形によつて形成されたバンパー基材で、その
隅角部1Aはカラーバンパー外面着色層と同色の
着色剤を含むインモールドコーテイング層2によ
つて形成され、上記バンパー基材1の外面に均一
に着色層3が被着されている。
出成形によつて形成されたバンパー基材で、その
隅角部1Aはカラーバンパー外面着色層と同色の
着色剤を含むインモールドコーテイング層2によ
つて形成され、上記バンパー基材1の外面に均一
に着色層3が被着されている。
第2図、第3図は本考案の製造工程を示すもの
で、第2図の如く、下型4のキヤビテイに対し、
少なくともバンパー隅角部に対応する個所に厚手
のインモールドコーテイング2がスプレーガンを
用いて施される。次いで第3図の如く上型5を合
わせて型締め後反応射出成形を行い、硬化した製
品を取出し後、着色塗装を均一に施すと第4図に
示す外観のバンパーが得られる。
で、第2図の如く、下型4のキヤビテイに対し、
少なくともバンパー隅角部に対応する個所に厚手
のインモールドコーテイング2がスプレーガンを
用いて施される。次いで第3図の如く上型5を合
わせて型締め後反応射出成形を行い、硬化した製
品を取出し後、着色塗装を均一に施すと第4図に
示す外観のバンパーが得られる。
[作用]
本考案によれば、隅角部1Aが障碍物等他の物
と接触した場合に隅角部表面の着色層が剥離する
としても、これと同色の着色剤を含むインモール
ドコーテイング層が露出するので、外観上の変化
は殆ど起らないため傷跡が目立たない。
と接触した場合に隅角部表面の着色層が剥離する
としても、これと同色の着色剤を含むインモール
ドコーテイング層が露出するので、外観上の変化
は殆ど起らないため傷跡が目立たない。
なお、耐候性向上のためバリヤーコートを金型
へのインモールドコートによりウレタンバンパー
基材に施すときは、外面着色層と同色のバリヤー
コートを使用するものとする。
へのインモールドコートによりウレタンバンパー
基材に施すときは、外面着色層と同色のバリヤー
コートを使用するものとする。
[考案の効果]
以上説明してきたように、この考案によればそ
の構成を樹脂材料の反応射出成形によつて形成さ
れたバンパー基材の少なくとも隅角部がカラーバ
ンパー外面の着色層と同色の着色剤を含む厚手の
インモールドコーテイング層によつて形成され、
上記バンパー基材の外面に均一な着色層が被着さ
れていることとしたため、隅角部が障碍物に接触
し、隅角部の着色層が剥離しても、これと同色の
着色剤を含むインモールドコーテイング層が露出
するので外観上の変化が起らないため傷跡が目立
たないばかりでなく厚手の着色部が隅角部に存在
しても製品として隅角部のみが膨出し、外観を損
ねるおそれもない。
の構成を樹脂材料の反応射出成形によつて形成さ
れたバンパー基材の少なくとも隅角部がカラーバ
ンパー外面の着色層と同色の着色剤を含む厚手の
インモールドコーテイング層によつて形成され、
上記バンパー基材の外面に均一な着色層が被着さ
れていることとしたため、隅角部が障碍物に接触
し、隅角部の着色層が剥離しても、これと同色の
着色剤を含むインモールドコーテイング層が露出
するので外観上の変化が起らないため傷跡が目立
たないばかりでなく厚手の着色部が隅角部に存在
しても製品として隅角部のみが膨出し、外観を損
ねるおそれもない。
第1図は本考案の横断平面図、第2図、第3図
は本考案のカラーバンパーを製造するときの状況
を示す説明図、第4図は本考案品の外観斜視図、
第5図は従来のカラーバンパーを製造するときの
成形状況を示す断面図、第6図は同バンパーのス
プレーガンによる着色状況を示す説明図である。 1……バンパー基材、1A……バンパー隅角
部、2……インモールドコーテイング層、3……
着色層。
は本考案のカラーバンパーを製造するときの状況
を示す説明図、第4図は本考案品の外観斜視図、
第5図は従来のカラーバンパーを製造するときの
成形状況を示す断面図、第6図は同バンパーのス
プレーガンによる着色状況を示す説明図である。 1……バンパー基材、1A……バンパー隅角
部、2……インモールドコーテイング層、3……
着色層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) バンパー基材とその外面に着色塗装を均一に
施すことにより被着されている着色層とからな
るカラーバンパーにおいて、該バンパー基材
は、反応性樹脂材料の反応射出成形によつて形
成され、かつ、その際に少なくともバンパー基
材の隅角部が該着色層と同色の着色剤を含む厚
手のインモールドコーテイング層によつて形成
されていることを特徴とするカラーバンパー。 (2) バンパー基材の表面に外面の着色層と同色の
バリヤーコート層が被着されている請求項1記
載のカラーバンパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2921688U JPH0531002Y2 (ja) | 1988-03-07 | 1988-03-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2921688U JPH0531002Y2 (ja) | 1988-03-07 | 1988-03-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01132454U JPH01132454U (ja) | 1989-09-08 |
JPH0531002Y2 true JPH0531002Y2 (ja) | 1993-08-09 |
Family
ID=31253236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2921688U Expired - Lifetime JPH0531002Y2 (ja) | 1988-03-07 | 1988-03-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0531002Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5485087B2 (ja) * | 2010-09-09 | 2014-05-07 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のレッグシールド構造 |
-
1988
- 1988-03-07 JP JP2921688U patent/JPH0531002Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01132454U (ja) | 1989-09-08 |
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