JPH0260798A - 木目転写法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分母〉 本発明は水圧転写法に関ずろ。

〈従来の技術〉 従来、樹脂成形品に木目を表現する方法としては、型内
絵付や水圧転写法があるが、最も手軽な方法として水圧
転写法がよ（用いられている。水圧転写法の概略を第１
図に示す。

同図ｔａ＋に示すようにまず、水面上に木目模様フィル
ム１を浮かべ、その上から成形品２を押し付ける。ここ
で、木目模様フィルム１は水溶性フィルム３上に木目模
様４を印刷し、更に接着剤５を塗付したものである。次
に、木目模様フィルム１の接着された成形品２を取り上
げ、第１図（ｂ）に示すように、水溶性フィルム３をス
プレー７により溶解し、流し落とす。その後、第１図Ｆ
Ｃ＋に示すようにクリアコ−１・６を保護層として晴】
シていた。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記水圧転写の方法では、木目模様が平
面的で、質感に乏しく、容易に模造品であることが判る
ものであった。

本発明は上記従来技術に鑑みてなされたもので、より立
体的な木本に近い木目外観を成形品に転写し得ろ方法を
従機することを目的とするものである。

く課題を解決するための手段〉 斯かる目的を達成ずろ本発明の構成は射出成形によって
成形品に木目の凹凸を形成した後、該凹凸の谷部に谷汚
しを行い、次いで半透明性木目模様フィルムを水圧転写
することを特徴とする。

く実　施　例〉 以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。

第１図（ａｌ　（ｂ）　（ｅｌに本発明の一実施例を示
す。

まず、同図（ａ）に示すように射出成形によって成形品
（例えばＡＢＳ樹脂等）８を成形するに際し、予め、射
出成形の金型に木目の凹凸を縁側して、成形品８に木目
の凹凸を形成する。ここで木目の凹凸とは、木目の導管
などを写実的に立体化したものではなく、木目の模様の
うち濃い色の部分を深く、薄い色の部分を浅く立体化し
たものであり、特に凹部凸部の区別はない。このため、
周囲よりも色の濃い部分には谷部９が形成される乙とに
なる。

このように谷部９の形成された成形品８の表面にインク
を塗付して拭き取り、インク１０を谷部８のみに残す乙
とｌこより第１図＋ｂ）に示すように谷汚しを行う。こ
の谷汚しとしては、従来公知の方法に従って行えば良い
。この後、第１図（ｅ）に示すように谷汚しされた成形
品８に半透明木目模様フィルム１１を水圧転写する。こ
こで、半透明木目模様フィルム１１とは１．木目模様１
２の印刷された水溶性フィルムの表面に半透明な接着剤
を塗布したものであり、前述したと同様の手順により水
圧転写できる。例えば、半透明木目模様フィルム１１を
水面上に浮かべて、その上から成形品８を押し付け、接
着する。この後、水溶性フィルムをシャワーにより洗い
落し、その上に保護層としてクリアラッカー等を塗布す
る。

このようにして、成形品８に形成される木目模様は、谷
汚しにより谷部９に残ったインク１０が形成する模様と
、半透明木目模様フィルム１１の木目模様が２重に重り
合うので立体的である。ここで、重り合う模様の相互の
位置関係は考慮しなかったが、必要であれば位置決めし
て、水圧転写すると良い。また、半透明木目模様フィル
ムに用いろ水溶性フィルムが水面上に浮かべられた段階
で、十分に溶解するのであれば、その後のシャワーによ
る洗い落しは省略しても良い。

〈発明の効果〉 以上、実施例に基づいて具体的に説明したように本発明
は木目模様を２重に重ね合せたので立体的となり、木本
に近い外観を有する成形品を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａｌ　（ｂｌ　（ｃｌはそれぞれ本発明の一実
施例にかかる木回転写法の手順を示す工程図、第２図（
ｆｉｌ　（ｂ）　（ｃｌはそれぞれ従来の水圧転写の手
順を示す工程図である。 図　面　中、 ８は成形品、 ９は谷部、 １０はインク、 １１は半透明木目模様フィルム、 １２は木目模様である。 第１図 （ｂ） 忙）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 射出成形によって成形品に木目の凹凸を形成した後、該
   凹凸の谷部に谷汚しを行い、次いで半透明性木目模様フ
   ィルムを水圧転写することを特徴とする木目転写法。