JPS6343987Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6343987Y2 JPS6343987Y2 JP2760182U JP2760182U JPS6343987Y2 JP S6343987 Y2 JPS6343987 Y2 JP S6343987Y2 JP 2760182 U JP2760182 U JP 2760182U JP 2760182 U JP2760182 U JP 2760182U JP S6343987 Y2 JPS6343987 Y2 JP S6343987Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- upper edge
- exterior plate
- base material
- transparent resin
- Prior art date
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- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は大理石と同様な立体模様を表現する断
面層を備えた浴槽の改良に関する。
面層を備えた浴槽の改良に関する。
今日、大理石模様と同様な立体模様を有する浴
槽が開発されつつある。
槽が開発されつつある。
この浴槽は成形用雄型上に何層にも渉つて強化
プラスチツク膜層、色基材、白色顔料等様々な層
部を手作業にて塗布後雌型にて被蓋し、振動を与
えて脱泡の後離型して形成される。
プラスチツク膜層、色基材、白色顔料等様々な層
部を手作業にて塗布後雌型にて被蓋し、振動を与
えて脱泡の後離型して形成される。
ところが外装板(エプロン部)をも一体形成し
たエプロン付浴槽を型成形するとなると雄型の外
装板成形面と、槽部成形面との僅かな間隙にて上
述数層の必要膜層を外装板成形面に手作業にて塗
布形成しなければならず、煩雑、且つ面倒である
のは勿論のこと所望の色彩感覚に創作できず、特
に浴槽の上縁面が狭い場合には必要膜厚を外装板
成形面に塗布することすらできず大理石模様を立
体的に表現したエプロン付浴槽を成型することは
不可能であつた。
たエプロン付浴槽を型成形するとなると雄型の外
装板成形面と、槽部成形面との僅かな間隙にて上
述数層の必要膜層を外装板成形面に手作業にて塗
布形成しなければならず、煩雑、且つ面倒である
のは勿論のこと所望の色彩感覚に創作できず、特
に浴槽の上縁面が狭い場合には必要膜厚を外装板
成形面に塗布することすらできず大理石模様を立
体的に表現したエプロン付浴槽を成型することは
不可能であつた。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は別途に成形した外装板を
浴槽本体に、透明樹脂にて接着固定することによ
り容易にエプロン付浴槽を供し得、その上継部分
における大理石模様の立体感をも損わない浴槽を
提供せんとするものである。
で、その目的とする処は別途に成形した外装板を
浴槽本体に、透明樹脂にて接着固定することによ
り容易にエプロン付浴槽を供し得、その上継部分
における大理石模様の立体感をも損わない浴槽を
提供せんとするものである。
その基本的構成は「浴槽本体の上縁面端部部分
に同様の断面層を具備した外装板を透明樹脂を介
して下方に接着固定した」点にある。
に同様の断面層を具備した外装板を透明樹脂を介
して下方に接着固定した」点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
図中Aは浴槽本体で、その断面層1Aは内側か
ら透明樹脂膜2、無色基材3、薄茶色基材4、緑
色基材5、白色顔料6、茶色条材7、白色バツク
材8とから構成する。
ら透明樹脂膜2、無色基材3、薄茶色基材4、緑
色基材5、白色顔料6、茶色条材7、白色バツク
材8とから構成する。
Bは外装板で、浴槽本体Aの断面層1Aと同様
の材料2,3,4,5,6,7,8にて構成す
る。
の材料2,3,4,5,6,7,8にて構成す
る。
浴槽本体Aを成型するにあたつては浴槽成形用
雄型Cと、雌型C′を用い、まず雄型Cの成型面1
Cの離型剤上に合成樹脂、FRP等にて透明樹脂
薄膜2を形成し、その上部に無色基材3、薄茶色
基材4、緑色基材5を適宜山盛状に配設する。
雄型Cと、雌型C′を用い、まず雄型Cの成型面1
Cの離型剤上に合成樹脂、FRP等にて透明樹脂
薄膜2を形成し、その上部に無色基材3、薄茶色
基材4、緑色基材5を適宜山盛状に配設する。
この3つの基材3,4,5は夫々透明不飽和ポ
リエステル樹脂製のレジン1部に対しガラス粉末
1〜4部を混合し僅かの硬化剤を混入し、夫々適
宜顔料を加えて真空状態において撹拌混合して基
材内の気泡を脱泡して製造する。
リエステル樹脂製のレジン1部に対しガラス粉末
1〜4部を混合し僅かの硬化剤を混入し、夫々適
宜顔料を加えて真空状態において撹拌混合して基
材内の気泡を脱泡して製造する。
而る後混合添加物を加えるか加えていない白色
顔料6を無色基材3上に部分的に重設し、更に
3,4,5を適宜山盛状に配設すると共に大理石
特有の茶褐色の亀裂条を形成する茶色条材7を割
込み状に挿着する。
顔料6を無色基材3上に部分的に重設し、更に
3,4,5を適宜山盛状に配設すると共に大理石
特有の茶褐色の亀裂条を形成する茶色条材7を割
込み状に挿着する。
この茶色条材7は不飽和ポリエステル樹脂1部
に対してガラス粉末2.5部を混合し、硬化剤少々
と茶色の顔料を混入して撹拌して製造する。
に対してガラス粉末2.5部を混合し、硬化剤少々
と茶色の顔料を混入して撹拌して製造する。
その後不飽和ポリエステル樹脂1部にガラス粉
末2部、それに僅かな硬化剤、白色顔料を混合し
真空脱泡して製造した白色バツク材8を雄型C表
面に均一に塗着し、浴槽成形用雌型C′にて被蓋す
ると共に振動を与えて型C,C′間の材料2,3,
4,5,6,7,8内の気泡を脱泡し、自然硬化
させ、脱型して形成される。
末2部、それに僅かな硬化剤、白色顔料を混合し
真空脱泡して製造した白色バツク材8を雄型C表
面に均一に塗着し、浴槽成形用雌型C′にて被蓋す
ると共に振動を与えて型C,C′間の材料2,3,
4,5,6,7,8内の気泡を脱泡し、自然硬化
させ、脱型して形成される。
外装板Bは第6図に示す如く成形型Dに浴槽本
体Aと同様に透明樹脂膜2、無色基材3、薄茶色
基材4、緑色基材5、白色顔料6、茶色条材7、
白色バツク材8を順次積層又は挿着し振動を与え
て脱泡すると共に自然硬化後脱型して形成され
る。
体Aと同様に透明樹脂膜2、無色基材3、薄茶色
基材4、緑色基材5、白色顔料6、茶色条材7、
白色バツク材8を順次積層又は挿着し振動を与え
て脱泡すると共に自然硬化後脱型して形成され
る。
斯る如くに成形された外装板Bは浴槽本体Aの
上縁面2A端部部分下面に透明樹脂1例えば不飽
和ポリエステル樹脂又はエポキシ樹脂を介して接
着固定してエプロン部3Aを形成する。
上縁面2A端部部分下面に透明樹脂1例えば不飽
和ポリエステル樹脂又はエポキシ樹脂を介して接
着固定してエプロン部3Aを形成する。
外装板Bは、上端部に厚肉部9を有する一例
と、上端部に広い面積の上縁面2Aとの当接片部
10を介して上方へ折曲する折曲片部11を有
し、下端部に槽部12側へ折曲する屈曲片部13
を有する他例を示し、その一例においては厚肉部
9上端を、上縁面2A下面にFRPのライニング
層14にて固着した位置決め角材15に当接せし
めた状態で接着固定すると共に下端部をFRPの
ライニング層14を介して槽部12に渉設する補
強板16の他端を固定して浴槽本体A上縁面2A
よりエプロン部3Aを形成する。
と、上端部に広い面積の上縁面2Aとの当接片部
10を介して上方へ折曲する折曲片部11を有
し、下端部に槽部12側へ折曲する屈曲片部13
を有する他例を示し、その一例においては厚肉部
9上端を、上縁面2A下面にFRPのライニング
層14にて固着した位置決め角材15に当接せし
めた状態で接着固定すると共に下端部をFRPの
ライニング層14を介して槽部12に渉設する補
強板16の他端を固定して浴槽本体A上縁面2A
よりエプロン部3Aを形成する。
また他例に至つては当接片部10を上縁面2A
下面に当接した状態で接着固定すると共に折曲片
部11と上縁面2Aより僅かに垂下する垂下片部
17とをFRPのライニング層14にて固着し、
屈曲片部13に槽部12に渉つて渉設する補強板
16の一端を載置した状態でFRPのライニング
層14にて固着して浴槽本体Aの上縁面2Aより
エプロン部3Aを形成する。
下面に当接した状態で接着固定すると共に折曲片
部11と上縁面2Aより僅かに垂下する垂下片部
17とをFRPのライニング層14にて固着し、
屈曲片部13に槽部12に渉つて渉設する補強板
16の一端を載置した状態でFRPのライニング
層14にて固着して浴槽本体Aの上縁面2Aより
エプロン部3Aを形成する。
尚、浴槽本体Aの上縁面2Aと外装板Bは上縁
面2A側端部に直接透明樹脂1を介して接着固定
しても良く上縁面2Aと外装板Bとの取り合い関
係は限定されるものではない。
面2A側端部に直接透明樹脂1を介して接着固定
しても良く上縁面2Aと外装板Bとの取り合い関
係は限定されるものではない。
本考案は叙上の如く構成したので下記に示す利
点を有する。
点を有する。
型成形にて一体にて製造することができない
立体的な大理石模様を具備したエプロン付浴槽
を容易且つ簡単に形成し得る。
立体的な大理石模様を具備したエプロン付浴槽
を容易且つ簡単に形成し得る。
継ぎ目部分が目立つたり、大理石の持つ独特
な美感を損わず大理石のイメージに変化を与え
て豪華さを欠落させず、商品価値の劣化を招か
ず、エプロンを設けることにより商品価値の高
揚を図り得る。
な美感を損わず大理石のイメージに変化を与え
て豪華さを欠落させず、商品価値の劣化を招か
ず、エプロンを設けることにより商品価値の高
揚を図り得る。
依つて所期の目的を達成し得る。
第1図は本考案浴槽の斜視図で一部切欠して示
す、第2図は同浴槽の部分拡大断面図、第3図は
X−X拡大断面図、第4図はX−X拡大断面図で
他例を示す、第5図は浴槽本体の製造状態を示す
縦断面図、第6図は外装板の製造状態を示す縦断
面図である。 尚図中、A:浴槽本体、B:外装板、1:透明
樹脂。
す、第2図は同浴槽の部分拡大断面図、第3図は
X−X拡大断面図、第4図はX−X拡大断面図で
他例を示す、第5図は浴槽本体の製造状態を示す
縦断面図、第6図は外装板の製造状態を示す縦断
面図である。 尚図中、A:浴槽本体、B:外装板、1:透明
樹脂。
Claims (1)
- 大理石模様を立体的に表現する断面層を具備し
た浴槽であつて、上記浴槽本体の上縁面端部部分
に同様の断面層を具備する外装板を透明樹脂を介
して接着固定してなる浴槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2760182U JPS58131786U (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | 浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2760182U JPS58131786U (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | 浴槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58131786U JPS58131786U (ja) | 1983-09-06 |
JPS6343987Y2 true JPS6343987Y2 (ja) | 1988-11-16 |
Family
ID=30039500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2760182U Granted JPS58131786U (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | 浴槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58131786U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006090468A1 (ja) * | 2005-02-25 | 2006-08-31 | Jaxson S.P.I. Inc. | フリースタンディング型浴槽 |
US8863324B2 (en) * | 2008-03-31 | 2014-10-21 | Kohler Co. | Bathtub rim assembly |
-
1982
- 1982-02-27 JP JP2760182U patent/JPS58131786U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58131786U (ja) | 1983-09-06 |
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