JPS635611Y2 - - Google Patents

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JPS635611Y2
JPS635611Y2 JP1983171338U JP17133883U JPS635611Y2 JP S635611 Y2 JPS635611 Y2 JP S635611Y2 JP 1983171338 U JP1983171338 U JP 1983171338U JP 17133883 U JP17133883 U JP 17133883U JP S635611 Y2 JPS635611 Y2 JP S635611Y2
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JP
Japan
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container
metal
decorative band
metal decorative
synthetic resin
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JP1983171338U
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English (en)
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JPS6080708U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1983171338U priority Critical patent/JPS6080708U/ja
Priority to US06/668,554 priority patent/US4589429A/en
Priority to FR8416870A priority patent/FR2554330B1/fr
Publication of JPS6080708U publication Critical patent/JPS6080708U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS635611Y2 publication Critical patent/JPS635611Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/22Casings characterised by a hinged cover

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は化粧用コンパクト容器に関し、特
に、合成樹脂製の容器表面に金属装飾帯を設けた
ものに関する。
周知のように、化粧用コンパクト容器は、蓋体
と身体を蝶番を介して開閉自在に結合し、かつフ
ツク部の弾性嵌合により蓋体と身体を閉じた状態
に保持するとともに、ある程度の力で容易に開く
ことができる構成となつている。蓋体の内面側に
は鏡が装着され、身体の内面側空間には固形ある
いは粘性の化粧料が収納される。
この種のコンパクト容器は女性が携帯する装飾
品の一種であり、外観的な優美さや高級感が要求
される。多くの容器は合成樹脂製であり、一部に
金属製のものがある。金属製のコンパクト容器
は、蝶番、フツク部の機構が複雑となり、多くの
部品を必要とするばかりか、作業工程が非常に複
雑になり、製造コストが嵩むものである。しかし
金属素材の持つ高級感や重厚感が得られる(ただ
し、これは重量が大きくなり、携帯に不便である
ということでもある)。従つて、金属製コンパク
ト容器は極く一部の高級品として供されているに
すぎない。
合成樹脂製のコンパクト容器は、合成樹脂の一
体成形により極めて簡単かつ低コストに製造でき
ることが大きな特徴である。しかしながら外観の
優美さや高級感は簡単には得られない。そのため
に、合成樹脂製コンパクト容器に優美さや高級感
を付加するために、さまざまな加飾手段が工夫さ
れている。
合成樹脂製容器に対する加飾手段としては、ホ
ツトスタンプや印刷が最も一般的である。しかし
これは、加飾面が物理的及び化学的に弱く、ホツ
トスタンプや印刷による加飾部分が剥げ落ちた
り、変質する等の欠陥がある。また、この手段で
は金属製のような高級質感や重厚感を醸し出すの
は困難である。
また、合成樹脂製容器の表面に真空メツキや電
気メツキ等を施すことも可能であるが、部分的な
メツキができないし、メツキ層に対しては金属の
ような多彩な表面加工法を適用することができな
い。従つて、この手段による加飾は容器の全表面
あるいは多部品の組立輪郭部のみに限定される
等、画一的な加飾に留まる。
また、合成樹脂製容器の表面に金属板を貼り合
せて加飾する手段も知られている。この種の従来
のコンパクト容器は、金属板を容器表面の全域あ
るいは中央部のみに接着剤で貼り付けている。そ
のために、金属板の輪郭部分が外部に露呈してい
てその厚みが容易に判り、高級・重厚な感じを与
え難い。また、接着した金属板はその輪郭部分か
ら剥がれ易く、完全に剥がれなくても、輪郭部分
に隙間が生じるだけで著しくその外観は損われ
る。従つて従来は、剥がれができるだけ生じにく
いように、小さく角形あるいは丸形の金属板でワ
ンポイント的な加飾を行なうか、容器全面を金属
板で覆つていた。これでは平面的な加飾に留ま
り、立体感に乏しい貧弱な飾りになつてしまう。
この考案は前述した従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的は、合成樹脂製容器の表
面を金属板で加飾するもので、特に、金属板とし
て帯状のものを使用して変化に富んだ加飾を可能
にするとともに、この金属装飾帯の剥がれを確実
に防止し、かつ金属装飾帯の縁部が外部に露呈せ
ず、その厚みが判らないようにし、金属装飾帯が
容器表面に膨出した立体感を現出できるようにし
たコンパクト容器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この考案は、合
成樹脂にて成形された容器の表面部分に、帯状の
金属板の両側を一方向に折り曲げてなる金属装飾
帯を、その折り曲げられた両側辺を上記容器の合
成樹脂中に埋め込み、その表面を上記容器の表面
より膨出させた状態で、インサート成形にて一体
化したことを特徴とする。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図はこの考案によるコンパクト容器の外観
を示す斜視図であり、第2図はその縦断面斜視図
である。ほぼ対称な形状の蓋体2と身体3は、蝶
番部5で芯金7により連結され、開閉自在となつ
ている。蝶番部5と反対側のフツク部4では、蓋
体2に形成された突起6と身体3に形成された突
起8が弾性嵌合する。つまり、蓋体2と身体3を
ある程度以上の力で閉じれば、突起6,8が嵌合
して閉状態に保持され、また蓋体2と身体3をあ
る程度以上の力で開けば、突起6と8の係合が外
れ、蓋体2が開かれる。
蓋体2の内側には鏡9が装着され、身体3の内
側の凹所は化粧料を収納する収納空間10となつ
ている。
蓋体2及び身体3の表面部分には、それぞれこ
の考案に係る金属装飾帯20が2条づつ取付けら
れている。この金属装飾帯20は、全体的には蓋
体2及び身体3の表面湾曲形状に沿つて弓形に湾
曲形成されており、蓋体2と身体3を閉じた状態
ではその全体外周が2か所において金属装飾帯2
0で取り巻かれた外観を呈している。
第3図は1本の金属装飾帯20を示しており、
第4図はそのA−A線断面図である。金属装飾帯
20は帯状の金属板をプレス加工したもので、前
述のように全体として弓形に湾曲しているととも
に、その両側が下方に折曲げられている。ここ
で、折曲げられた側辺を折曲側片22と称し、天
井面に当たる部分を主面21と称する。
蓋体2及び身体3は合成樹脂にて射出成形され
るが、その成形時に金属装飾帯20が金型キヤビ
テイ内にセツトされ、金属装飾帯20を一体化し
た蓋体2及び身体3がインサート成形される。射
出成形用金型キヤビテイ内には、金属装飾帯20
を位置決めする凹溝が形成されている。この凹溝
の深さは成形される容器の表面より金属装飾帯2
0が露呈する高さと等しくしその折曲側片22の
高さより小さくする。従つて、金属装飾帯をこの
凹溝内にセツトした状態でインサート成形する
と、金属装飾帯20の折曲側片22が蓋体2及び
身体3の合成樹脂中に埋め込まれ、主面21が蓋
体2及び身体3の表面より膨出した状態となる。
従つて、金属装飾帯20の縁部は外部に露呈し
ない。そのため金属装飾帯20の厚さは外部から
では判らず、かつ主面21が膨出していることか
ら、相当の厚みの金属がこの部分に埋め込まれて
いるような重厚な立体感が現出される。また、折
曲側片22が樹脂中に埋め込まれているので、金
属装飾帯20は簡単には剥がれず、従来のような
隙間を生ずることもない。このように剥がれの虞
れがないので、金属装飾帯20はさまざまな表面
形状に形成することができる。
また、上記金属装飾帯20の特に主面21にさ
まざまな表面加工を施し、より変化に富んだ装飾
性を持たせることが可能である。金属の加飾技術
としては、例えばアルマイト処理・スピン加工・
ダイヤカツト・リサン処理・サンドブラスト・マ
スキング印刷・エツチング等が上げられる。
また、金属装飾帯20の主面21には例えば第
5図及び第6図に示すような凹凸加工を加えるこ
ともできる。第5図の例では、主面21に2筋の
小さな凸条a,aを設けている。第6図の例は、
主面21にV溝bを形成している。このような金
属装飾帯20の凹凸加工はプレスにより一体的に
行えるが、別な手法として、上記インサート成形
時にこの凹凸加工を行なうこともできる。つま
り、インサート成形金型の上述した金属装飾帯2
0をセツトする凹溝内に、上記凸条aやV溝bに
相当する凹凸を形成しておき、射出成形の際の樹
脂充填圧力を利用して、金属装飾帯20に凹凸加
工を施すことができる。この場合、金属材料は塑
性変形し易い軟質材料を用い、厚さも0.3mm程度
と薄い方が望ましい。
第7図及び第8図は金属装飾帯20の剥がれ・
脱落をより確実に防止する手段を示している。第
7図では、金属装飾帯20の折曲側片22の縁部
をさらに横方向に折曲げて張り出し片23として
いる。この張り出し片23は折曲側片22と共に
蓋体2及び身体3の合成樹脂中に埋め込まれ、ア
ンカー効果を発揮する。また第8図の例は、金属
装飾帯20の内面側に感熱接着剤24を予め塗布
するとか或いは感熱接着性不織布を予め貼着して
おき、上述のインサート成形時に樹脂の熱で感熱
接着剤が溶されて接着効果を発揮し、金属装飾帯
20と蓋体2及び身体3の取り付け強度をより強
固にする。
以上詳細に説明したように、この考案に係るコ
ンパクト容器にあつては、合成樹脂製容器と金属
装飾帯の組合せで優美かつ高級な外観が得られ、
特に金属装飾帯の縁部が外部から見えず、また剥
がれも生じないので、金属による本来の加飾効果
が充分に発揮され、重厚で斬新な外観を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るコンパクト
容器の斜視図、第2図は同上コンパクト容器の縦
断面斜視図、第3図は同上コンパクト容器におけ
る金属装飾帯20のみの斜視図、第4図は第3図
におけるA−A線断面図、第5図、第6図、第7
図、第8図は金属装飾帯の他の実施態様を示す断
面図である。 2……蓋体、3……身体、4……フツク部、5
……蝶番部、6……突起、7……芯金、8……突
起、9……鏡、10……収納空間、20……金属
装飾帯、21……主面、22……折曲側片、23
……張り出し片、24……感熱接着剤、a……凸
条、b……V溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂にて成形された容器の表面部分に、帯
    状の金属板の両側を一方向に折り曲げてなる金属
    装飾帯が、その折り曲げられた両側辺が上記容器
    の合成樹脂中に埋め込まれ、その表面が上記容器
    の表面より膨出した状態で、インサート成形にて
    一体化されていることを特徴とするコンパクト容
    器。
JP1983171338U 1983-11-07 1983-11-07 コンパクト容器 Granted JPS6080708U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983171338U JPS6080708U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 コンパクト容器
US06/668,554 US4589429A (en) 1983-11-07 1984-11-02 Vanity case
FR8416870A FR2554330B1 (fr) 1983-11-07 1984-11-06 Boite a fard

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983171338U JPS6080708U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 コンパクト容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6080708U JPS6080708U (ja) 1985-06-05
JPS635611Y2 true JPS635611Y2 (ja) 1988-02-16

Family

ID=15921368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983171338U Granted JPS6080708U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 コンパクト容器

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4589429A (ja)
JP (1) JPS6080708U (ja)
FR (1) FR2554330B1 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
FR2554330A1 (fr) 1985-05-10
FR2554330B1 (fr) 1989-01-13
US4589429A (en) 1986-05-20
JPS6080708U (ja) 1985-06-05

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