JPS6399746A - モ−タ回転子の製造方法およびその方法に使用する加熱装置 - Google Patents

モ−タ回転子の製造方法およびその方法に使用する加熱装置

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JPS6399746A
JPS6399746A JP24409086A JP24409086A JPS6399746A JP S6399746 A JPS6399746 A JP S6399746A JP 24409086 A JP24409086 A JP 24409086A JP 24409086 A JP24409086 A JP 24409086A JP S6399746 A JPS6399746 A JP S6399746A
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JP
Japan
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washer
commutator piece
varistor
type varistor
terminal
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Application number
JP24409086A
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English (en)
Inventor
Masaki Komori
小森 雅基
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ISHIZUKA DENSHI KK
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ISHIZUKA DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モータ回転子の整流子片端子にワッシャ型バ
リスタの分割電極を半田接合するための製造方法および
それに使用する加熱装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、マイクロモータなどにおいて、そのブラシと整流
子片との間に生じる火花放電の発生を防止するために、
例えば3極モータの場合を例として第4図に示したよう
なワッシャ型バリスタ4を回転子に装着することが行わ
れている。
このワッシャ型バリスタ4は、酸化亜鉛あるいはチタン
酸ストロンチウムなどの金属酸化物を主成分とする焼結
体からなるバリスタ素体1を基板とし、このバリスタ素
体1の片面に整流子片の数だけの分割゛電極2(この例
では3片)を形成し、他方の面には第4図(t))に示
すようにリング状電極3を形成したものである。なお、
上記リング状電極3を備えないものもある。
従来、このようなワッシャ型バリスタのモータ整流子片
への装着は、第3図に示すように、回転子軸5上に配設
された整流子片6の整流子片端子7と上記分割電極2と
が相対して接触するように、この整流子片6にワッシャ
型バリスタ4を嵌挿し、ワッシャ型バリスタ4と巻線8
との間に半田鏝を挿入し、巻線8の端部が予め予備半田
付けされている上記整流子片端子7に被着された半田を
加熱・溶融することによって分割電極2と整流子片端子
7とを半田接合するようにして行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の方法によると、半田接合する面が巻
線8側にあるため、半田接合を行うときに巻線8とワッ
シャ型バリスタ4との間隙に半田鏝を挿入して行わなけ
ればならず、作業性が悪いという問題がある。また、ワ
ッシャ型バリスタ14の整流子片端子7に対応する部分
を局部的に加熱することになるため、このワッシャ型バ
リスタ4のバリスタ素体1に熱歪による割れが生じやす
いという問題がある。
さらに、マイクロモータの小型化、MIX ”JJ N
圧の低電圧化に伴って上記のように厚みを薄くしたバリ
スタ素体1は強度も低いので、従来のような圧接により
部分的に加圧する半田鏝を使用すると、その半田接合作
業中にバリスタ素体1を破壊する危険があるので慎重な
作業が要求され、作業性が悪いという問題がある。
本発明は、上記のような半田接合時の熱歪あるいは加圧
によるバリスタ素体1の破壊を極力軽減し、さらに、作
業性を向上させたモータ回転子の製造方法とその方法に
使用する加熱装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図に示したように、第1の発明は、モータの回転子
の回転軸5上に配設された整流子片6の整流子片端子7
とワッシャ型バリスタ4に形成された分割電極2とが相
対して接触するように、上記整流子片6に上記ワッシャ
型バリスタ4を嵌挿し、上記ワッシャ型バリスタ4の上
記分割電極2が形成されている面の裏面に加熱装置10
の加熱平面9を圧接して、このワッシャ型バリスタ4全
体を一度に加熱し、上記ワッシャ型バリスタ4に形成さ
れた上記分割電極2と上記整流子片端子7とを半田接合
するようにした。
第2の発明は、上記第1の発明においてワッシャ型バリ
スタ4を一度に加熱するための加熱装置10に関するも
のであって、この加熱装置10に上記ワッシャ型バリス
タ4の上記分割電極2が形成されている面の裏面全面と
に接触し、その接触面から均一に上記ワッシャ型バリス
タ4に熱を供給する加熱平面9を備えるようにした。
〔作 用〕
第1の発明において、分割電極2と整流子片端子7とが
相対して接触するように整流子片6に嵌挿されたワッシ
ャ型バリスタ4の上記分割電極が形成されている面の裏
面に加熱装置10の加熱平面9を圧接して一度に加熱す
ると、上記ワッシャ型バリスタのバリスタ素体1が一様
に加熱され、このバリスタ素体1を介して上記分割電極
と上記整流子片端子とが加熱される。そして、例えば整
流子片端子7に予備半田によって予め被着された半田が
溶融して分割電極2と整流子片端子7とが半田接合され
る。また、このとき上記バリスタ素体1は一様に加熱さ
れるので、熱歪による破壊が極力軽減される。
第2の発明の加熱装置10は、その加熱平面9が上記ワ
ッシャ型バリスタ4の上記分割電極が形成されている面
の裏面全面とに接触し圧接されると、ワッシャ型バリス
タ4を一様に加圧すると共にワッシャ型バリスタ4と整
流子片端子7とを固定し、その接触面から上記ワッシャ
型バリスタのバリスタ素体1に均一に熱を供給する。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を説明するための図であり、
先に従来の技術として説明した第3図の各部品に対応す
るものには同符号を付して示しである。なお、この実施
例は前記第4図に示したワッシャ型バリスタに本発明を
適用したものであり、ワッシャ型バリスタの前記分割電
極が形成されている面の裏面はリング状電極の表面に相
当するものである。
第1図において、加熱装置10は、第2図に斜視図で示
したようにワッシャ型バリスタ4のバリスタ素体1とほ
ぼ同形の加熱平面9と空洞12とを有する円筒形のもの
で、図示しないヒータなどによって加熱される。
上記空洞12は、この加熱装置10をワッシャ型バリス
タ4に圧接する際の、回転子軸5および整流子片6との
接触を回避するために設けたものである。
また、図には示してないが、整流子片端子7には巻線8
の端部が予め予備半田付けされており、そのためにこの
整流子片端子7には半田が被着されている。したがって
、この整流子片端子7に被着された半田によって分割電
極2と整流子片端子7とが半田接合される。
すなわち、人手あるいは自動アームなどにより、分割電
極2が整流子片端子7に相対するようにワッシャ型バリ
スタ4を整流子片6に嵌挿し、次に、予め加熱されてい
る加熱装置10の加熱平面9をワッシャ型バリスタ4の
リング状電極3の表面に圧接すると、このワッシャ型バ
リスタ4と整流子片端子7とが固定されると共にリング
状電極3を介してバリスタ素体1が一様に加熱され、さ
らに熱伝導によって分割電極2および整流子片端子7が
加熱されるので整流子片端子7に被着された上記半田が
溶融し分割電極2と整流子片端子7および巻線8の端部
が半田接合される。
実験の結果、本発明においてはバリスタ素体1を介して
接合する部分を加熱するにもかかわらず、従来のように
接合する部分を直接加熱する方法と比較しても半田付け
に要する時間にはほとんど変化がなかった。また、鏝先
の温度を350℃にして半田接合を行った場合、従来の
方法では、その歩留りが約45%であるのに対して、上
述の実施例においては歩留りが約95%と向上し、多大
な効果が得られることがわかった。
上述のように、この実施例では整流子片端子7には予め
巻線8の端部が予備半田付けされているものであるが、
巻線8の端部と整流子片端子7とが接触するように配設
し、上記半田接合の際に適量の半田を接合面に供給する
ようにしても行えることは明らかであろう。
さらに、本実施例においては、前記のようにバリスタ素
体にリング状電極が形成されたワッシャ型バリスタにつ
いて適用したものであるが、本発明は、このリング状電
極を備えていないワッシャ ・型バリスタについても適
用できることはいうまでもない。
〔発明の効果〕 本発明によれば、モータの回転子の製造に際して、ワッ
シャ型バリスタの全体を同時に加熱して半田接合を行う
ためにバリスタ素体の熱歪による割れが発生しにくく、
その歩留りを著しく向上することができ、さらに、回転
子の巻線など鏝先を圧接する時の障害物のないワッシャ
型バリスタの半田接合面の裏面に加熱面を圧接するよう
にしたので、作業性を高めることができる。
また、本発明による加熱装置によれば加熱面をワッシャ
型バリスタに圧接する際に均等に加圧することができる
のでバリスタ素体を破壊する危険性を軽減でき、さらに
、整流子片端子と加熱装置の加熱平面とによってワッシ
ャ型バリスタをはさむように固定するので、半田接合時
に位置ずれがなく、半田接合作業の自動化を容易に行う
ようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は本発明の
加熱装置の一実施例を示す斜視図、第3図はモータの回
転子の本発明が適用される部分を示す図、第4図は本発
明が適用されるワッシャ型バリスタの一例を示す図であ
る。 1・・・バリスタ素体、2・・・分割電極、3・・・リ
ング状電極、4・・・ワッシャ型バリスタ、5・・・回
転子軸、6・・・整流子片、7・・・整流子片端子、訃
・・巻線、9・・・加熱平面、10・・・加熱装置。 特許出願人   石塚電子株式会社 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータの回転子の回転軸上に配設された整流子片
    の整流子片端子とワッシャ型バリスタに形成された分割
    電極とが相対して接触するように、上記整流子片に上記
    ワッシャ型バリスタを嵌挿し、 上記ワッシャ型バリスタの上記分割電極が形成されてい
    る面の裏面に加熱装置の加熱平面を圧接してこの圧接面
    からワッシャ型バリスタ全体を一度に加熱し、このワッ
    シャ型バリスタに形成された上記分割電極と上記整流子
    片端子とを半田接合することを特徴とするモータ回転子
    の製造方法。
  2. (2)モータの回転子の回転軸上に配設された整流子片
    の整流子片端子と、この整流子片端子に相対して接触す
    る、ワッシャ型バリスタに形成された分割電極とを半田
    接合するための加熱装置であって、 上記ワッシャ型バリスタの上記分割電極が形成されてい
    る面の裏面全面とに接触し、その接触面から均一に上記
    ワッシャ型バリスタに熱を供給する加熱平面を有するこ
    とを特徴とする加熱装置。
JP24409086A 1986-10-16 1986-10-16 モ−タ回転子の製造方法およびその方法に使用する加熱装置 Pending JPS6399746A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101992330A (zh) * 2010-09-15 2011-03-30 深圳市天豪机电科技有限公司 微型马达转子换向器与压敏片焊锡工艺
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CN109365937A (zh) * 2018-12-10 2019-02-22 深圳市艾贝特电子科技有限公司 一种电机换向器与压敏电阻激光焊接装置及方法

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