JPS58374Y2 - マイクロモ−タの火花消去装置 - Google Patents

マイクロモ−タの火花消去装置

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Publication number
JPS58374Y2
JPS58374Y2 JP1981141736U JP14173681U JPS58374Y2 JP S58374 Y2 JPS58374 Y2 JP S58374Y2 JP 1981141736 U JP1981141736 U JP 1981141736U JP 14173681 U JP14173681 U JP 14173681U JP S58374 Y2 JPS58374 Y2 JP S58374Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
commutator
hollow plate
rotor
sintered
conductive adhesive
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981141736U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5778272U (ja
Inventor
影山博里
Original Assignee
マブチモ−タ−株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by マブチモ−タ−株式会社 filed Critical マブチモ−タ−株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、マイクロモータの火花消去装置、特に中空板
状の焼結体素子の一面を導電性接着剤を介して整流子片
における回転子コイル接続端子に電気的接触を与えるよ
うに接着せしめ、かつ当該導電性接着剤自体が電極を構
成して当該面における従来のメタリコン処理を省略した
マイクロモータの火花消去装置に関するものである。
従来からマイクロモータの火花消去のために。
整流子片間に焼結体電気回路素子を介在せしめ、刷子に
よる転流時における電気エネルギを上記焼結体電気回路
素子を通じて吸収せしめることが行なわれている。
しかし従来の装置の場合、焼結体素子に電極を形成させ
るためと、外部導電端子に対する半田仕上げを容易にす
るために、焼結体素子表面にメタリコン処理を行なうよ
うにしている。
この場合メタリコン処理によって電極面積の制御と電極
間距離の制御を正確に行ない得る利点をもっているが、
−カメタリコン処理が面倒でありまた外部導電端子との
半田仕上げによって局部的な加熱を生じて焼結体素子が
割れてしまうようなことがある。
本考案は例えば特開昭48−86091号公報に示され
る如き焼結体素子の場合焼結体素子表面と電極金属との
接触部に存在する酸化被膜によりバリスタ特性などを制
御できるものであり、(I)上記電極金属が銀接着材や
カーボン接着材さらには銀ペーストの如き導電性接着材
でも同じ効果を有し、(■)かつこれら導電性接着剤を
用いれば上述のメタリコン処理や半田仕上げを行なうこ
となく電極を形成できて外部導電端子に接着できる点に
着目し、上記導電性接着材により電極形成と同時に外部
導電性端子との接続を行なうようにしている。
しかも本考案の場合中空板状の焼結体素子をマイクロモ
ータ整流子部に接着するに当って、中空板状焼結体素子
の位置あわせを伺んら考慮することなく接着できるよう
にしている。
以下図面を参照しつつ説明する。
第1図は中空板状の焼結体素子をマイクロモータに挿着
する状態を表わす本考案の一実施例を示す分解図、第2
図は中空板状の焼結体素子を接着した本考案の一実施例
構成を示す。
図において、1はマイクロモータの回転子部、2は回転
子コア、3は回転子軸、4は整流子片。
5は整流子片における回転子コイル接続端子、6は整流
子片が載せられ整流子片を押える絶縁体、7は本考案に
よりもうけられた中空板状焼結体素子、8は本考案によ
り介在される導電性接着材を夫々表わしている。
本考案の場合、例えば特開昭48−86091号公報に
示される如き炭化シリコンを主体とした中空板状の焼結
体素子7が用いられ、該焼結体素子の表面に伺んらの加
工を行なうことなく、第1図図示の如くマイクロモータ
の整流子部に挿着される。
そして図示の接続端子5,5,5と中空板状の焼結体素
子7とを接触させた状態で、各端子5.5,5と焼結体
素子7の表面との間に導電性接着材8を介在せしめて該
接着材中に含まれる溶剤を飛散せしめるようにする。
第1図は説明を明瞭にするために、焼結体素子7の表面
に予め導電性接着材8,8,8を塗布した後、整流子部
に挿着するように図示されているが実際の製造工程にお
いては挿着後に限定された量の接着材8を挾むようにさ
れる。
本考案によれば、介在される導電性接着材8が焼結体素
子7の表面に被着された面積が、そのまま焼結体素子1
に対する電極を構成する。
そしてその面積は接着材8の量および圧着力によって制
御できる。
また本考案の場合、銀接着材やカーボン接着材などの如
き導電性接着材を用いるので、従来の半田仕上げの如く
局部的な加熱を生ずることがなく比較的低温で接着でき
る。
しかもマイクロモータに対して中空板状の焼結体素子7
を接着するに当って伺んら特別な位置あわせを必要とし
ないので、上記低温接着とあいまって、作業性が大幅に
改善される。
なお本明細書でいう接着材としては一般に塗料として用
いられるものも所望の接触強度が得られれば利用できる
ことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は中空板状の焼結体素子をマイクロモータに挿着
する状態を表わす本考案の一実施例を示す分解図、第2
図は中空板状の焼結体素子を接着した本考案の一実施例
構成を示す。 図中1はマイクロモータの回転子部、2は回転子コア、
4は整流子片、5は整流子片における回転子コイル接続
端子、7は中空板状焼結体素子。 8は導電性接着材を夫々表わす。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転子軸上に配置された絶縁体と該絶縁体上に配置され
    断面が弧状の複数個の整流子片とをそなえ、該各整流子
    片の一端がL字状に折り曲げられて回転子コイル接続端
    子を構成した整流子部をそなえると共に、上記夫々の整
    流子片間に焼結体素子を介在せしめて火花消去を行なう
    マイクロモータの火花消去装置において、上記焼結体素
    子が中空板状に構成され、かつ該中空板状の焼結体素子
    の中空部が上記整流子部に挿置されると共に、上記中空
    板状の焼結体素子の一方の面が上記各整流子片における
    回転子コイル接続端子と対面されて構成され、上記一方
    の面と上記各回転子コイル接続端子との間に導電性接着
    材を介在せしめて上記−力の面上の複数個所と上記各回
    転子コイル接続端子との間が電気的に接続されかつ上記
    導電性接着材が上記焼結体素子の一方の面上に位置する
    電極を構成して上記整流子片相互間の電気抵抗値が上記
    導電性接着材の接触面積によって選定されてなることを
    特徴とするマイクロモータの火花消去装置。
JP1981141736U 1981-09-24 1981-09-24 マイクロモ−タの火花消去装置 Expired JPS58374Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5778272U JPS5778272U (ja) 1982-05-14
JPS58374Y2 true JPS58374Y2 (ja) 1983-01-06

Family

ID=29501565

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981141736U Expired JPS58374Y2 (ja) 1981-09-24 1981-09-24 マイクロモ−タの火花消去装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842566U (ja) * 1971-09-20 1973-05-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842566U (ja) * 1971-09-20 1973-05-31

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JPS5778272U (ja) 1982-05-14

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