JPH02148804A - リング状バリスタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は小型直流電動機の電気ノイズ防止・火花消去用
として使用されるリング状バリスタに関する。

従来の技術 小型直流電動機の回転子の基本的な構造図を第４図に、
従来のリング状バリスタの電極構造を第２図に示す。

第４図において、軸を有する回転子はコアー１にコイル
２が巻かれ、整流子３のライザー３ａに始端部、終端部
の渉り線が結線される。リング状バＪスタ４は電動機よ
り発生する電気ノイズ防止、火花消去用として整流子の
ライザー３ａに電極が半田付され装着される。

従来のリング状バリスタ４は第２図（ａ）に示すごとく
、整流子３のライザー３ａに密接し、半田付により固定
される面には、電気的に通電を可能にずべく銀などの金
属膜が溶着され電極５として形成される。

電極数は、電動機の極数（本例の場合は３極）に応じて
等分割で形成される。

一方、裏面は直接電気的な接続を必要としないため、材
質・特性に応じて第３図（ｂ）に示すごとく全面に金属
膜６−１を形成するか、第３図（Ｃ）のごと（金属膜を
施さないかのいずれかが用いられる。

発明が解決しようとする課題 このような従来のリング状バリスタは、回転子の製造に
おいて、リング状バリスタを整流子へ装着する上で、リ
ング状バリスタの表裏トｑ別作業や判別装置を必要とす
る。また、表裏判別装置をつけたとしても、判定ミスを
生じやすく、稼働ロス、作業ロスを生じ、製品不良発生
の要因ともなる。

課題を解決するための手段 本発明は上記問題を解決するもので、リング状バリスタ
基板の表面には、従来通り必要極数に応じた金属波膜ｉ
極を有し、裏面にも表面と同一形状の電極を形成する。

作用 上記構成により、リング状バリスタは表裏同一電極とな
り、組立においてリング状バリスタの表裏判別の必要が
なくなる。

実施例 第１図に本発明の一実施例のリング状バリスタの表面、
裏面の電極形状を示す。表面電極５とπ面電極６は全く
同−形状で、第２図に示す如くバリスタ基板４；（の表
面と裏面に成形されている。

発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明は、リング状バリ
スタを使用した直流電動機の組立作業において、リング
状バリスタの表裏が同一なることにより、表裏選別が不
要となる。このことは、手作業においては、目視判別が
必要なくなり、組立の自動化にあたっては、自動判別装
置の設備が不要となると共に、装着ミスをな（すことが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　、　（ｂ）は本発明の一実施例のリング
状べ」スタの電極構造を示す図、第２図（ａ）　、　（
ｂ）は同リング状バリスタの斜視図及び断面図、第３図
（ａ）。 （ｂ）　、　（Ｃ）は従来のリング状バリスタの表面と
裏面の電極構造を示す図、第４図はバリスタを用いた電
動機回転子の外観斜視図である。 ４・・・・・・リング状バリスタ、４ａ・・・・・・バ
リスタ基板、５・・・・・・表面電極、６・・・・・裏
面電極。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名菓 図 第２図 ４−−−ハ゛リスタ 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バリスタ基板の表面と裏面に同一形状の電極を形成した
   リング状バリスタ。