JPS6399706A - 無人搬送車システムの消費電力制御装置 - Google Patents

無人搬送車システムの消費電力制御装置

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JPS6399706A
JPS6399706A JP61242075A JP24207586A JPS6399706A JP S6399706 A JPS6399706 A JP S6399706A JP 61242075 A JP61242075 A JP 61242075A JP 24207586 A JP24207586 A JP 24207586A JP S6399706 A JPS6399706 A JP S6399706A
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JP
Japan
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automatic guided
control device
command
guided vehicles
main power
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Application number
JP61242075A
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English (en)
Inventor
Kenichi Toyoda
豊田 賢一
Mitsuo Manabe
真鍋 三男
Tsuneo Kawagoe
川越 常生
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無人搬送車システムの消費電力制御装置に関し
、特に、走行経路に施設された誘導線に沿って移動する
多数の無人搬送車と、その多数の無人搬送車を制御する
地上制御装置とを有する無人搬送車システムの消費電力
制御装置に関する。
〔従来の技術〕 無人&送車(以下、A G V : Automate
d GuidedVehicleとも称する)は、走行
経路にレール等の軌道をもたず、走行経絡に施設された
誘導線に沿って無人で自走する搬送手段であり、近年の
製造工場における省力化、無人化の要請に応えるもので
ある。このAGVは、例えば、自動車の車体等のワーク
ピースを載置して工場内の所定位置まで速段したり、ま
た、産業用ロボットを一体的に取付け、工場内の各ワー
クステーション間を移動して所定の作業を行う移動型産
業用ロボッ1へ等として使用されている。
このAGVを使用することで省力化および無人化が進め
られたファクトリ−・オートメーション(ISA)工場
のAGVシステムは、地上制御装置により、誘導線に沿
って移動する多数のAGV(例えば、120台)の走行
等を制御するようになされている。
ところで、上述したようなFA工場においては、例えば
、1日に1回または1週間に1回というように、夜間ま
たは休日にAGVシステムの運転を休止することが一般
に行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したように、誘導線に沿って移動する多数のAGV
を地上制御装置によって制御するAGVシステムは、例
えば、1日に1回または1週間に1回というように運転
を休止するのが一般的である。そして、従来、AGVシ
ステムの運転を休止する場合、各AGVに積載されたバ
ッテリーの消耗を抑えるために、人手によって各AGV
の主電源を遮断することが行われている。しかし、工場
内に施設された誘導線は広範な範囲に張り巡らされ、さ
らに、AGV自体も、例えば、120台という多い数で
あるため、人手によって誘導線上に点在する複数のAG
Vの各主電源を遮断および接続するのは、非常に多くの
手間および時間を要する。そのため、バッテリーの消耗
を承知の上でAGVの主電源を遮断することなく、AG
Vシステムの休止を行うことにもなっていた。
本発明は、上述した従来形の無人搬送車システムにおけ
る問題点に鑑み、誘導線上に点在する複数のAGVの各
主電源の遮断および接続を人手によって行うことなく、
地上制御装置からの運転制御指令によってAGVシステ
ムの複数の無人11送車の各主電源を同時に接続・遮断
制御することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明に係る無人搬送車システムの消費電力制
御装置の原理を示すブロック図である。
本発明によれば、走行経路に施設された誘導線に沿って
移動する多数の無人搬送車と、該多数の無人搬送車を制
御する地上制御装置とを有する無人搬送車システムの消
費電力制御装置であって、前記無人搬送車システムの運
転を休止する場合、前記地上制御装置から運転休止指令
を複数の無人搬送車に出力する手段1と、該運転休止指
令を受信した複数の無人搬送車のそれぞれが該各無人条
送車の主電源を遮断する手段2と、前記無人搬送車シス
テムの運転を開始する場合、前記地上制御装置から運転
開始指令を前記複数の無人搬送車に出力する手段3と、
該運転開始指令を受信した複数の無人搬送車のそれぞれ
が該各無人搬送車の主電源を接続する手段4と、を具備
し、前記地上制御装置からの運転制御指令によって前記
複数の無人搬送車の各主電源を同時に接続・遮断制御す
ることを特徴とする無人搬送車システムの消費電力制御
装置が提供される。
〔作 用〕
上述した構成を有する本発明の無人搬送車システムの消
費電力制御装置によれば、無人搬送車システムの運転を
休止する場合、運転休止指令出力手段1によって地上制
御装置から複数の無人搬送車に運転休止指令が出力され
、主電源遮断手段2によって上記運転休止指令を受信し
た複数の無人搬送車はそれぞれの主電源を遮断すること
になる。
そして、無人搬送車システムの運転を開始する場合、運
転開始指令出力手段3によって地上制御装置から複数の
無人搬送車に運転開始指令が出力され、主電源接続手段
4によって上記運転開始指令を受信した複数の無人搬送
車はそれぞれの主電源を接続し、AGVシステムは稼動
することになる。
このように、本発明の無人搬送車システムの消費電力制
御装置は、誘導線上に点在する複数のAGVの各主電源
の遮断および接続を人手によって行うことなく、地上制
御装置からの運転制御指令によってAGVシステムの複
数の無人搬送車の各主電源を同時に接続・遮断制御する
ことができるものである。
[実施例〕 以下、図面を参照して本発明に係る無人搬送車システム
の消費電力制御装置の実施例を説明する。
第2図は本発明の無人搬送車システムの一例を概略的に
示すブロック構成図である。
無人搬送車システムは、概略すると、地上制御装置5、
フロアドライバ6、誘導線7、および、無人搬送車(A
GV)8から構成されている。地上制御装置5は、誘導
線7に沿って移動する多数(7)AGV8を制御するも
のであり、FeO51,。
VCU52、および、VTC53でピラミッド状に構成
されている。FeO21は、全搬送システムの活動の調
整(例えば、どういう機種の装置をどれだけ製造するか
といった生産管理)を行うもので汎用大型コンピュータ
により構成されている。
また、このFeO21は、システム配置、他プラントの
コンピュータとのインターフェース、オペレータインタ
ーフェース、報告書作成、および、データベースのメイ
ンテナンス等をも行うものである。
VCU52は、内臓されたガイドパス(AGV8の走行
経路)のマツプにより、ガイドバス周辺のACVBの路
線をリアルタイムに調整し、AGVのトラッキング、レ
ーンの選定、AGVのリシーケンシング、および、ステ
ーションタイミング等を行うものである。ここで、ステ
ーションとは、ガイドパスに設けられ、AGV8に!!
2置されたワークに対して所定の作業を行う場所である
。また、VCU52には、監督者に対してインターフェ
ースを提供し、保守診断およびガイドバスの変更等を行
うことのできるカラー・グラフィック・サブシステム(
CGS) 、および、プログラマブル・コントローラ(
PLO)が付属している。
VTC53は、ガイドバス上の全てのAGVの動作を監
督するもので、ガイドパスの選択、衝突防止、エラーハ
ンドリング等を制御するもので、VCU52の下位に複
数個設けられている。このVTC53にも、VCU52
と同様にガイドパスのマツプが内臓されていて、多数の
AGV8の走行を制御するようになされている。
上記した地上制御装置5からの指令は、複数個(例えば
、1つのVTC53に付き3つ)設けられたフロアドラ
イバ6に供給される。このフロアドライバ6は、例えば
、40台のAGV8を制御することができるようになさ
れている。フロアドライバ6は、送受信器61および誘
導電流発生器62を具備する。誘導電流発生器62は、
誘導線7に誘導電流を供給するものであり、送受信器6
1は上記誘導′IR流発生器62により誘4線7に流さ
れる誘傅電流に、地111制御装置5からAGV8に対
する指令およびAGV8から地上制御装置5に対する応
答を変調および復調してそれぞれ供給ずろものである。
この送受信器61で入出力される信号は、例えば、9.
6KHzのパルスを’OJに、また、19.2K Hz
のパルスを’IJに対応させてコード化された通信用信
号である。そして、このコード化された通信用信号は、
例えば、R3422またはR3232Cといった標準回
線により送受信され、また、5DLC方式(コンピュー
タの標準的な伝送制御手順)に従って処理されることに
なる。
誘導線7は、多数の八〇V8を案内すると共に各AGV
8と地上制御装置5との間の通信回線の役割を果たすも
のであり、それぞれの工場に応じて最適な走行経路の路
面内に埋設されるものである。この誘導線7は、例えば
、1つのフロアドライバ6に付いて最大5本のループ線
が設けられるものである。
AGV8は、上記誘導線7からの銹界磁界を検出して誘
mvA1上を地上制御装置5の指令に従って移動するも
ので、1つの地上制御装置5で多数(例えば、1つのフ
ロアドライバ6に付き最大40台)のAGV8が制御さ
れるようになされている。AGV8には、アンテナ81
、送受信器82、車上コンピュータ83、車上入出力装
置84、キープリレー回路85、および、バッテリー8
6が設けられている。ここで、第2図のAG■8には、
モータ等の駆動系が省略されている。
アンテナ81は、フェライトコア等のコイルで構成され
、誘導線7上に位置するように無人搬送車8の中央下部
に設けられている。第2図中、アンテナ81は、送信お
よび受信を兼用するようになされているが、送信用アン
テナと受信用アンテナとを別個に設けるようにしてもよ
い。送受信器82は、前記したフロアドライバ6の送受
信器61からのコード化された出力信号を復調して地上
制御装置5からの指令を受取り、また、地上制御装置5
の指令により八GV8の位置や各種の検出データ等を変
調して地上制御装置5にコード化された信号を出力する
ようになされている。車上コンピュータ83は、送受信
器82を介して供給される地上制御装置5からの指令お
よび車上入出力装置84からの各種信号を受取り、また
、地上制御装置5および車上入出力装置84に各種の信
号を処理して送出するものである。この車上コンピュー
タ83は、地上制御装置5からAGV8を休止する指令
が出力された場合に、キープリレー回路85に運転休止
指令を供給するものである。
ここで、上記した送受信器82、車上コンピュータ83
、および、車上入出力装置84には、キープリレー回路
85を介してバッテリー86の電圧が印加されるように
なされている。
第3図は第2図のキープリレー回路85の一例を示すブ
ロック回路図である。
キープリレー回路85は、アンテナ81が接続されるア
ンテナ接続端子85a、バッテリー86が接続されるバ
ッテリー接続端子85b、車上コンピュータ85からの
運転休止指令が供給される運転休止指令入力端子85c
、および、送受信器82と車上コンピュータ83と車上
入出力装置84とが接続され、それらににバッテリー8
6の電圧を印加するための主電源出力端子85dを有し
ている。アンテナ接続端子85aには、フィルタ回路8
51の一端および増幅器853の一方の入力が接続され
、フィルタ回路851の他端は、抵抗器852を介して
接地されると共に増幅器853の他方の入力に接続され
ている。増幅器853の出力はダイオード854を介し
てキープリレー858の第1の制御入力端子に供給され
ている。また、ダイオード854のカソード(キープリ
レー858の第1の制御入力端子)はキャパシタ855
を介して接地されている。ここで、増幅器853には、
バッテリー接続端子85bを介してバッテリー86の電
圧が直接印加されるようになされている。
バッテリー接続端子85bは、キープリレー858のリ
レー接点の一方の端子に接続され、また、キープリレー
のリレー接点の他方の端子は主電源出力端子85dに接
続されている。キープリレー858の第2の制御入力端
子には、PNP トランジスタ857のコレクタが接続
されている。
ここで、キープリレー858は、その第1の制御入力端
子および第2の制御入力端子に印加される電圧により、
そのリレー接点を接続および遮断するものである。また
、キープリレー858は、そのリレー接点が切り換えら
れる時以外には、第1の制御入力端子および第2の制御
入力端子に印加された制御電圧の電力を消費しないよう
になされている。
トランジスタ857のエミッタには、抵抗器856を介
して電源電圧V(バッテリー電圧)が印加され、また、
トランジスタ857のベースは、車上コンピュータ83
からの運転休止指令が供給される運転休止指令入力端子
85cに接続されている。この運転休止指令は、地上制
御装置5から、送受信器61、誘導線7、アンテナ81
、および、送受信器82を介して車上コンピュータ83
に伝えられた指令であり、AGVシステムの運転を休止
する場合に複数のAGV8に対して出力される指令であ
る。
以下、上記したキープリレー回路85の動作を説明する
まず、AGVシステムの運転を休止する場合、地上制御
装置5から運転休止指令が出力され、送受信器61、誘
導線7、アンテナ81、および、送受信器82を介して
車上コンピュータ83に伝えられる。そして、上記運転
休止指令はキープリレー回路85の運転休止指令入力端
子85cに伝えられる。運転休止指令入力端子85cに
供給された運転休止指令は、トランジスタ857のベー
スに供給され、これにより、抵抗器856を介してその
エミッタに印加された電−it圧■は、トランジスタ8
57のコレクタを通ってキープリレー858の第1の制
御入力端子に印加される。これにより、キープリレー8
58のリレー接点は遮断され、バッテリー86の電圧は
主電源出力端子85dには供給されず、その結果、主電
源出力端子85dに接続された送受信器82、車上コン
ピュータ83、および、車上入出力装置84にはバッテ
リー86の電圧が印加されないことになる。
さらに、地上制御装置5 (VTC53)から誘導電流
発生器62に対して、誘導電流を遮断する指令が出力さ
れ、誘導電流発生器62は誘導線7に対する誘導電流の
供給を停止する。ここで、誘導線7に対する誘導電流の
供給が停止されると、送受信器61等による地上側?1
1装置5とAGV8との通信も行えなくなる。しかし、
AGV8におけるキープリレー回路8の増幅器853に
はバッテリー86から直接電力が供給され、増幅器85
3はその動作を停止することがない。すなわら、AGV
システムの運転を休止すると、AGV8では上記増幅器
853以外にはバッテリー86の電力が消耗されること
がなく、AGV8のバッテリー消費電力は最小限に抑え
られることになる。
次に、AGVシステムの運転を開始する場合、地上制御
装置5から運転開始指令が誘導電流発生器62に伝えら
れる。これにより、誘導電流発生器62は、誘導線7に
対する誘導電流の供給を開始する。この誘導線7に流さ
れた誘導電流は、AGV8のアンテナ81で捕らえられ
、フィルタ回路851で所定の周波数(例えば、964
Hzまたは1155Hz)の誘導電流が検出される。
そして、フィルタ回路851の両端に生じた電圧は増幅
器853で増幅され、ダイオード854およびキャパシ
タ855で整流および平滑されてキープリレー858の
第1の制御入力端子に印加される。これにより、キープ
リレー858のリレー接点は接続され、バッテリー86
の電圧は主電源出力端子85dに供給される。その結果
、主電源出力端子85dに接続された送受信器82、車
上コンピュータ83、および、車上入出力装置84には
、バッテリー86の電圧が印加されることになる。
上記した実施例において、地上制御装置5から出力され
る運転休止指令は、送受信H6L誘凪線7、アンテナ8
1、および、送受信器82を介して車上コンピュータ8
3に伝えられ、そして、キープリレー回路85の運転休
止指令入力端子85cに供給されることにより、すまわ
ち、誘導線7による通信回線を介した通信手段により行
われているが、運転開始指令の場合と同様に、誘導電流
発生器62を停止させ、誘導線7に誘導電流を供給しな
いようにして運転休止指令を地上制御装置5から複数の
AGV8に伝えるように構成してもよい。
また、地上制御装置5から出力される運転開始指令を、
送受信器61誘導線7、アンテナ81、および、送受信
器82を介して車上コンピュータ83に伝え、そして、
キープリレー回路85に供給するように構成することも
できる。このように、運転開始指令も誘導線7による通
信回線を介した通信手段で行うと、1つの誘導線7上の
AGV 8を選択して運転を開始させることができるが
、誘導線7による通(i[11i1線を利用するために
は誘導線7に誘導電流を流しておかなければならず、ま
た、AGV8の送受信器82および車上コンピュータ8
3等の一部の電力は遮断することができなくなるため、
バッテリー86の消費電力を抑えるという面では上記実
施例よりは不利になる。
第4図は無人搬送車システムにおける走行経路の一例を
示す図である。
上述した無人し送車システムの消費電力料?III装置
は、地上制御装置5から出力される運転休止指令および
運転開始指令によって、誘導線7上の複数のAGV8を
同時に遮断および接続するものである。第4図の無人搬
送車システムにおける走行経路は、誘導線71〜78に
よって構成され、また、それらの誘導線71〜78上に
はAGV 8 a〜81が設けられている。誘導線71
と72、誘導線73〜75、誘導線76〜78は、それ
ぞれ個別の誘導電流発生器62で誘導電流が流されるよ
うになされている。ここで、例えば、誘導線71〜75
には、964 Hzの誘導電流が供給され、また、誘導
線76〜78には、1155 Hzの誘導電流が供給さ
れて、誘導線の交差する位置ではそれぞれの誘4線に流
される誘導電流の周波数が異なるようになされている。
このような、無人搬送車システムにおける走行経路にお
いて、第3図で説明したように、地上制御装置5から運
転休止指令および運転開始指令が送出されると、例えば
、地上制御装置5から誘導線71と72による通信回線
を介した通信手段で運転休止指令が複数のAGVに供給
されると、これら誘導線71と72上に存在するAGV
8a〜8eは、それら複数のAGV8a〜8eの主電源
を遮断して休止状態となる。同様に、走行経路に設けら
れた全ての誘導線71〜78による通信回線を介した通
信手段で、地上制御装置5から運転休止指令が全てのA
GVに供給されると、それら全てのAGV8a〜81は
、各々の主電源を遮断して休止状態となる。
第5図は本発明に基づ(制御動作の一例の運転休止処理
を示すフローチャートであり、第6図は本発明に基づく
制御動作の一例の運転開始処理を示すフローチャートで
ある。
運転休止処理が開始されると、ステップ90で通常運転
を行っている無人搬送車システムは、ステップ91でそ
のシステムの運転を休止するかどうかが判別される。こ
のステップ91で無人搬送車システムの運転を休止しな
いと判別されると、ステップ90に戻って通常運転を継
続し、ステップ91で無人搬送車システムの運転を休止
すると判別されると、ステップ92に進んで地上制御装
置5より運転休止指令が出力されることになる。
ここで、ステップ91における無人搬送車システムの運
転を休止するかどうかの判別は、例えば、システムの監
督者の操作によらず、タイムスイッチ等により1日に1
回または1週間に1回というように定期的に運転休止を
行うようにしたり、また、他の検出器等を使用して無人
搬送車システムの運転の休止を判別することもできる。
ステップ92で地上制御装置5から運転休止指令が出力
されると、ステップ93で複数のAGV8が運転休止指
令を受信する。この運転休止指令は、例えば、誘導線7
による通信回線を介した通信手段で、その誘導線7上の
複数のAGV8に伝えられることになる。ステップ93
で運転休止指令を受信した複数のAGV8は、それぞれ
の主電源を遮断する。すなわち、例えば、キープリレー
回路85によってバッテリー86の電圧が、送受信器8
2、車上コンピュータ83、および、車上入出力装置8
4に印加されないようにする。そして、ステップ95に
進んで無人搬送車システムの運転が休止されることにな
るが、前述したように、例えば、複数のAGV8の主電
源が遮断された後、誘導電流発生器62を停止して誘導
′ffA7に流す誘導電流を供給しないようにすること
もできる。このように、複数のAGV8を休止させた後
、誘導電流発生器62を停止すれば、各AGV8にya
wされたバッテリー86の消費電力を減少させるだけで
なく、無人搬送車システムの運転休止中において、誘導
電流を発生するための電力も不要とすることができる。
以上により、運転休止処理が終了することになる。
次に、運転開始処理が開始されると、ステップ95で運
転休止状態にある複数のAGV8は、ステップ96で無
人搬送車システムの運転を開始するかどうかが判別され
る。このステップ96で無人搬送車システムの運転を開
始しないと判別されると、ステップ95に戻って運転休
止状態を継続し、ステップ96で無人搬送車システムの
運転を開始すると判別されると、ステップ97に進んで
地上制御装置5より運転開始指令が出力されることにな
る。このステップ96における無人搬送車システムの運
転を開始するかどうかの判別は、前記ステップ91にお
ける無人搬送車システムの運転を休止するかどうかの判
別と同様に、システムの監督者の操作以外に様々な手法
で行うことができる。
ステップ97で地上制御装置5から運転開始指令が出力
されると、ステップ98で休止状態にある複数のAGV
8が運転開始指令を受信する。この運転開始指令は、例
えば、誘導線7に誘導電流を流すことで、その誘導線7
上の複数のAGV 8に伝えられることになる。ステッ
プ98で運転開始指令を受信した複数のACVBは、ス
テップ99でそれらAGV8の主電源を接続してステッ
プ90の通常運転状態とする。具体的に、例えば、キー
プリレー回路85によって遮断されていたバッテリー8
6の電圧を、送受信器82、車上コンピュータ83、お
よび、車上入出力装置84に印加するようにする。上記
のように、誘導線7に誘導電流を流すことで運転開始指
令を地上制御装置5から休止状態の複数のAGV8に伝
える場合、少なくとも、誘導!517に流された誘導電
流を検出および増幅してキープリレーを動作させる(キ
ープリレーのリレー接点を接続させる)ための増幅器8
53には、常に電圧が印加されていなければならない。
以上により、運転開始処理が終了することになる。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように、本発明に係る無人搬送車システ
ムの消費電力制御装置は、誘導線上に点在する複数のA
GVの各主電源の遮断および接続を人手によって行うこ
となく、地上制御装置からの運転制御指令によってAG
Vシステムの複数の無人搬送車の各主電源を同時に接続
・遮断制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る無人搬送車システムの消費電力制
御装置の原理を示すブロック図、第2図は本発明の無人
搬送車システムの一例を概略的に示すブロック構成図、 第3図は第2図のキープリレー回路の一例を示すブロッ
ク回路図、 第4図は無人搬送車システムにおける走行経路の一例を
示す図、 第5図は本発明に基づく制御動作の一例の運転休止処理
を示すフローチャート、 第6図は本発明に基づ(制御動作の一例の運転開始処理
を示すフローチャートである。 (符号の説明) 1・・・運転休止指令出力手段、 2・・・主電源遮断手段、 3・・・運転開始指令出力手段、 4・・・主電源接続手段、 5・・・地上制御装置、 6・・・フロアドライバ、 7・・・誘導線、 8・・・無人搬送車、 81・・・アンテナ、 82・・・送受信器、 83・・・車上コンピュータ、 84・・・車上入出力装置、 85・・・キープリレー回路、 86・・・バッテリー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、走行経路に施設された誘導線に沿って移動する多数
    の無人搬送車と、該多数の無人搬送車を制御する地上制
    御装置とを有する無人搬送車システムの消費電力制御装
    置であって、 前記無人搬送車システムの運転を休止する場合、前記地
    上制御装置から運転休止指令を複数の無人搬送車に出力
    する手段と、 該運転休止指令を受信した複数の無人搬送車のそれぞれ
    が該各無人搬送車の主電源を遮断する手段と、 前記無人搬送車システムの運転を開始する場合、前記地
    上制御装置から運転開始指令を前記複数の無人搬送車に
    出力する手段と、 該運転開始指令を受信した複数の無人搬送車のそれぞれ
    が該各無人搬送車の主電源を接続する手段と、 を具備し、前記地上制御装置からの運転制御指令によっ
    て前記複数の無人搬送車の各主電源を同時に接続・遮断
    制御することを特徴とする無人搬送車システムの消費電
    力制御装置。 2、前記運転休止指令の伝達は前記誘導線による通信回
    線を介した通信手段で行われ、前記運転開始指令の伝達
    は前記誘導線に誘導電流を流すことで行われるようにな
    っている特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3、前記誘導線による通信回線を介した通信手段で運転
    休止指令の伝達が行われた後、該誘導線に流される誘導
    電流を遮断するようになっている特許請求の範囲第2項
    に記載の装置。 4、前記運転休止指令および前記運転開始指令の伝達は
    前記誘導線による通信回線を介した通信手段で行われる
    ようになっている特許請求の範囲第1項に記載の装置。 5、前記運転休止指令の伝達は前記誘導線に流される誘
    導電流を遮断することで行われ、前記運転開始指令の伝
    達は前記誘導線に誘導電流を流すことで行われるように
    なっている特許請求の範囲第1項に記載の装置。 6、前記複数の無人搬送車の各主電源の接続・遮断制御
    は、それぞれの無人搬送車に設けられたキープリレーで
    行われるようになっている特許請求の範囲第1項に記載
    の装置。 7、前記地上制御装置からの運転制御指令によって同時
    に主電源の接続・遮断制御が行われる複数の無人搬送車
    は、前記走行経路に沿って移動する多数の無人搬送車の
    一部分である特許請求の範囲第1項に記載の装置。
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