JPS6398638A - レンズ鏡筒の駆動装置 - Google Patents
レンズ鏡筒の駆動装置Info
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- JPS6398638A JPS6398638A JP61246215A JP24621586A JPS6398638A JP S6398638 A JPS6398638 A JP S6398638A JP 61246215 A JP61246215 A JP 61246215A JP 24621586 A JP24621586 A JP 24621586A JP S6398638 A JPS6398638 A JP S6398638A
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- lens barrel
- annular body
- cam ring
- optical axis
- cam
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 20
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 claims 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 14
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 14
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
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- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Focusing (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
この発明は、レンズ鏡筒の組立て性を向上させたレンズ
鏡筒の駆動装置に関する。
鏡筒の駆動装置に関する。
B、従来の技術
レンズ鏡筒の駆動装置は、例えば、カメラ本体に取付け
られた基板と、この基板からカメラ前方に突出して光軸
方向に複数本の直進溝が形成された円筒状の保持筒と、
この円筒体に内挿され外周面に各直進溝を貫通する複数
本のピンが設けられたレンズ鏡筒と、保持筒に外挿され
内周面にレンズ鏡筒のピンと係合するカム溝が凹設され
たカムリング(環状体)と、このカムリングを光軸口り
に回動させる駆動リングと、基板とレンズ鏡筒との間に
配設されレンズ鏡筒をカメラ前方に付勢しピンとカム溝
とを互いに圧接する圧縮ばね(付勢部材)と、この圧縮
ばねによるカムリングのカメラ前方への飛びだしと光軸
方向への移動を阻止する押さえ板とを有する。
られた基板と、この基板からカメラ前方に突出して光軸
方向に複数本の直進溝が形成された円筒状の保持筒と、
この円筒体に内挿され外周面に各直進溝を貫通する複数
本のピンが設けられたレンズ鏡筒と、保持筒に外挿され
内周面にレンズ鏡筒のピンと係合するカム溝が凹設され
たカムリング(環状体)と、このカムリングを光軸口り
に回動させる駆動リングと、基板とレンズ鏡筒との間に
配設されレンズ鏡筒をカメラ前方に付勢しピンとカム溝
とを互いに圧接する圧縮ばね(付勢部材)と、この圧縮
ばねによるカムリングのカメラ前方への飛びだしと光軸
方向への移動を阻止する押さえ板とを有する。
この種のレンズ鏡筒の駆動装置を組み立てるにあたって
は、保持筒に駆動リングを遊嵌した状態で圧縮ばねを保
持筒に挿入して基板の適所に保持する。圧縮ばねの付勢
力を受けつつレンズ鏡筒。
は、保持筒に駆動リングを遊嵌した状態で圧縮ばねを保
持筒に挿入して基板の適所に保持する。圧縮ばねの付勢
力を受けつつレンズ鏡筒。
カムリングを保持筒にそれぞれ内挿、外挿し、カムリン
グを駆動リングに止着する。最後に押さえ板を基板に止
着してカムリング等のカメラ前方への移動を阻止する。
グを駆動リングに止着する。最後に押さえ板を基板に止
着してカムリング等のカメラ前方への移動を阻止する。
C6発明が解決しようとする問題点
このため、圧縮ばねの付勢力に抗してレンズ鏡筒やカム
リングを基板に押し付けながら組み立て作業を行なわざ
るをえず1作業性が悪く、レンズ自体に手が触れたり、
傷を付けるおそれがあり。
リングを基板に押し付けながら組み立て作業を行なわざ
るをえず1作業性が悪く、レンズ自体に手が触れたり、
傷を付けるおそれがあり。
組み立て時に過度の注意を必要としていた。
そこで、駆動リング、レンズ鏡筒、カムリングおよび押
さえ板をカメラ前方から基板に組み付けたのち、基板の
カメラ後方から保持筒内に圧縮ばねを挿入し、基板には
ね押さえ板を止着して組み立てるようにしたレンズ鏡筒
の駆動装置がある。
さえ板をカメラ前方から基板に組み付けたのち、基板の
カメラ後方から保持筒内に圧縮ばねを挿入し、基板には
ね押さえ板を止着して組み立てるようにしたレンズ鏡筒
の駆動装置がある。
しかし、この構造であると、カメラ後方側にばね押さえ
板を別設しなくてはならず部品点数が多くなる。また、
カメラ組み立て初期の段階でレンズを挿入しなくてはな
らず組み立て工程上の制約がある上、組立て時にレンズ
を損傷するおそれがある。
板を別設しなくてはならず部品点数が多くなる。また、
カメラ組み立て初期の段階でレンズを挿入しなくてはな
らず組み立て工程上の制約がある上、組立て時にレンズ
を損傷するおそれがある。
この発明は、レンズ鏡筒を組み立ての後工程にて組付け
ることにより上述の問題を解決したレンズ鏡筒の駆動装
置を提供することを目的としている。
ることにより上述の問題を解決したレンズ鏡筒の駆動装
置を提供することを目的としている。
D0問題点を解決するための手段
実施例を示す第1図により本発明を説明すると。
この発明に係るレンズ鏡筒の駆動装置は、回転を阻止さ
れ光軸方向にのみ摺動可能なレンズ鏡筒7と、光軸方向
の移動を阻止されると共に光軸を中心とした回転により
レンズ鏡筒7を光軸方向に移動可能な環状体8と、レン
ズ鏡筒7を光軸方向に沿って付勢して該レンズ鏡筒7を
環状体8に押圧し該レンズ鏡筒7の光軸方向の位置を環
状体8の回転位置に依存せしめる付勢部材6とを有し、
環状1体8の所定の角度範囲内での回転によりレンズ鏡
筒7を光軸方向に沿った所望の位置に導く、そして、上
述の問題は、環状体8には、上述した所定の角度範囲か
ら外れた角度位置に、レンズ鏡筒7の外形よりも大きい
内形を形成し、レンズ鏡筒7を、環状体8のその内形を
介して該環状体8と付勢部材6との間へ挿入可能とする
ことにより解決される。
れ光軸方向にのみ摺動可能なレンズ鏡筒7と、光軸方向
の移動を阻止されると共に光軸を中心とした回転により
レンズ鏡筒7を光軸方向に移動可能な環状体8と、レン
ズ鏡筒7を光軸方向に沿って付勢して該レンズ鏡筒7を
環状体8に押圧し該レンズ鏡筒7の光軸方向の位置を環
状体8の回転位置に依存せしめる付勢部材6とを有し、
環状1体8の所定の角度範囲内での回転によりレンズ鏡
筒7を光軸方向に沿った所望の位置に導く、そして、上
述の問題は、環状体8には、上述した所定の角度範囲か
ら外れた角度位置に、レンズ鏡筒7の外形よりも大きい
内形を形成し、レンズ鏡筒7を、環状体8のその内形を
介して該環状体8と付勢部材6との間へ挿入可能とする
ことにより解決される。
E6作用
先に組付けられている環状体8に付勢部材6を挿入する
。環状体8を合焦時の回動角度範囲から外れた角度位置
まで回動する。その状態でレンズ鏡筒7の外形7a〜7
cを環状体8の内形8b位置に合致させレンズ鏡筒7を
環状体8内に挿入する。その後、環状体8を合焦時の所
定角度範囲まで回動すると、レンズ鏡筒7が環状体8に
付勢部材6の付勢力により押圧される。
。環状体8を合焦時の回動角度範囲から外れた角度位置
まで回動する。その状態でレンズ鏡筒7の外形7a〜7
cを環状体8の内形8b位置に合致させレンズ鏡筒7を
環状体8内に挿入する。その後、環状体8を合焦時の所
定角度範囲まで回動すると、レンズ鏡筒7が環状体8に
付勢部材6の付勢力により押圧される。
F、実施例
第1図は、この発明に係るレンズ鏡筒の駆動装置の分解
斜視図である。
斜視図である。
図示しないカメラ本体4;螺着される基板1には、カメ
ラ前方に突出した保持筒2が形成され、この保持筒2の
外周壁に光軸方向に直進溝3が形成されている。また、
保持筒2の外側にはねじ座4が突設され、さらに保持筒
2の上方に、後述する駆動ばね11の一端が係止される
係止突起5が突設されている。保持筒2の内径は後述す
る圧縮ばね6およびレンズ鏡筒7を収容するに充分な大
きさに形成されている。
ラ前方に突出した保持筒2が形成され、この保持筒2の
外周壁に光軸方向に直進溝3が形成されている。また、
保持筒2の外側にはねじ座4が突設され、さらに保持筒
2の上方に、後述する駆動ばね11の一端が係止される
係止突起5が突設されている。保持筒2の内径は後述す
る圧縮ばね6およびレンズ鏡筒7を収容するに充分な大
きさに形成されている。
レンズ鏡筒7の外周面にはピン7a〜7c(7cは図示
されていない)が植設され、保持筒2内に内挿されたレ
ンズ鏡筒7は、ピン78〜7cが直進溝3を貫通しその
回転が阻止され直進溝3に案内されて光軸方向の移動が
可能とされている。
されていない)が植設され、保持筒2内に内挿されたレ
ンズ鏡筒7は、ピン78〜7cが直進溝3を貫通しその
回転が阻止され直進溝3に案内されて光軸方向の移動が
可能とされている。
これらピン7a〜7cの先端部は保持筒2の外周面より
も外方に突出する。また、圧縮ばね6は基板1とレンズ
鏡筒7との間に配置されそのばね力によってレンズ鏡筒
7を常時カメラ前方に付勢している。
も外方に突出する。また、圧縮ばね6は基板1とレンズ
鏡筒7との間に配置されそのばね力によってレンズ鏡筒
7を常時カメラ前方に付勢している。
カムリング8の内周面にはピン78〜7cの先端部と係
合するカム8aが形成され、さらにこのカム8aの一端
部が光軸方向に切り欠かれて、ピン7a〜7cが通過す
る切欠溝8bとされている。
合するカム8aが形成され、さらにこのカム8aの一端
部が光軸方向に切り欠かれて、ピン7a〜7cが通過す
る切欠溝8bとされている。
カムリング8のカメラ前方側端部にはフランジ部8cが
形成され、このフランジ部8cの一部がさらに外方に膨
出し該膨出部に長孔8dが形成されている。
形成され、このフランジ部8cの一部がさらに外方に膨
出し該膨出部に長孔8dが形成されている。
カムリング8を保持筒2に遊嵌した際に、このカムリン
グ8と基板1とで挟持するよう駆動リング9が設けられ
る。この駆動リング9の外周面の一部が外方に突出し、
該突出した部分でカムリング8の長孔8dと対応する位
置にねじ孔9aが螺刻されており、長孔8dを貫通した
止めねじ10がこのねじ孔9aに螺合されて両者が一体
化される。また、外周面の一部に複数の係合歯9bが形
成され、カメラ本体側に設けられた図示しない係合爪と
この係合歯9bとが係脱する。さらに、駆動ばね11の
一端部が駆動リング9の外周面の一部に掛止され、他端
部が前述した係止突起5に掛止されて、駆動リング9を
常時時計方向に付勢する。
グ8と基板1とで挟持するよう駆動リング9が設けられ
る。この駆動リング9の外周面の一部が外方に突出し、
該突出した部分でカムリング8の長孔8dと対応する位
置にねじ孔9aが螺刻されており、長孔8dを貫通した
止めねじ10がこのねじ孔9aに螺合されて両者が一体
化される。また、外周面の一部に複数の係合歯9bが形
成され、カメラ本体側に設けられた図示しない係合爪と
この係合歯9bとが係脱する。さらに、駆動ばね11の
一端部が駆動リング9の外周面の一部に掛止され、他端
部が前述した係止突起5に掛止されて、駆動リング9を
常時時計方向に付勢する。
基板1のねじ座4には、はぼ環状をした押さえ板12が
止めねじ13によって取り付けられ、この押さえ板12
と基板1との間にカムリング8および駆動リング9が位
置する。また、この押さえ板12の内周面にはカムリン
グ8の切欠部8bと合致する形状の切り込み部12aが
形成されている。
止めねじ13によって取り付けられ、この押さえ板12
と基板1との間にカムリング8および駆動リング9が位
置する。また、この押さえ板12の内周面にはカムリン
グ8の切欠部8bと合致する形状の切り込み部12aが
形成されている。
以上の構成の実施例において、カムリング8が環状体を
、圧縮ばね6が付勢部材を構成する。
、圧縮ばね6が付勢部材を構成する。
次に、第2図および第3図を参照して、カムリング8の
長孔8d、カム8aおよび切欠部8bの位置関係を説明
する。
長孔8d、カム8aおよび切欠部8bの位置関係を説明
する。
第2図はカム8aの展開図であり、ピン7aを併記しで
ある。また、第3図は長孔8dの拡大図であり、止めね
じ10を併記しである。
ある。また、第3図は長孔8dの拡大図であり、止めね
じ10を併記しである。
実線で示した止めねじ10の位置P1が設計上の中心位
置で、このPlから左右に所定の間隔離れた位置P2お
よびP、の間で、撮影レンズからフィルム面までの位置
調整、いわゆるバック調整が行なわれる。バック調整が
行なわれて止めねじ1oがPlにある状態でカムリング
8が駆動リング9に止着された場合には、カムリング8
の回動によって、第2図におけるFで示す範囲すなわち
Q1□とQ□2とで示す間をピン7aが相対的に移動す
る。バック調整により止めねじ10がP2に位置する場
合には、カムリング8の回動により、ピン7aは、第2
図において、Q22で示す位置からFと等しい範囲で相
対的に移動する。
置で、このPlから左右に所定の間隔離れた位置P2お
よびP、の間で、撮影レンズからフィルム面までの位置
調整、いわゆるバック調整が行なわれる。バック調整が
行なわれて止めねじ1oがPlにある状態でカムリング
8が駆動リング9に止着された場合には、カムリング8
の回動によって、第2図におけるFで示す範囲すなわち
Q1□とQ□2とで示す間をピン7aが相対的に移動す
る。バック調整により止めねじ10がP2に位置する場
合には、カムリング8の回動により、ピン7aは、第2
図において、Q22で示す位置からFと等しい範囲で相
対的に移動する。
さらに、バック調整により止めねじ1oがP。
に位置する場合には、カムリング8の回動により、ピン
7aは、第2図において、Q、1で示す位置からFと等
しい範囲で相対的に移動する。すなわち。
7aは、第2図において、Q、1で示す位置からFと等
しい範囲で相対的に移動する。すなわち。
バック調整により定置されたねじ10の位置によって、
ピン7aがカム8a上を、QoからQ、1までの範囲内
であってFの範囲を移動する。
ピン7aがカム8a上を、QoからQ、1までの範囲内
であってFの範囲を移動する。
そして、長孔8dの全長はこのバック調整に必要なスト
ロークよりも長く、第3図に示すように、P2の位置よ
りさらに外側にあるP、の位置に止めねじ1oが位置す
ることができるようにされている。止めねじ10がPo
に位置している場合には。
ロークよりも長く、第3図に示すように、P2の位置よ
りさらに外側にあるP、の位置に止めねじ1oが位置す
ることができるようにされている。止めねじ10がPo
に位置している場合には。
レンズ鏡筒7のピン7aはカムリング8の時計方向の最
大回動位置で、第2図上Q0で示す位置にある。
大回動位置で、第2図上Q0で示す位置にある。
次に、以上のように構成されるレンズ鏡筒の駆動装置の
組み立で順序について説明する。
組み立で順序について説明する。
基板1の保持筒2に駆動リング9を遊嵌し、次いで、カ
ムリング8を保持筒2に遊嵌しながら駆動リング9に挿
入する。駆動ばね11の一端を基板1の係止突起5に掛
止する。そして、止めねじ10を長孔8dを介して駆動
リング9のねじ孔9aに螺合させて、カムリング8を駆
動リング9に仮止めする。次に、カムリング8に押さえ
板12を被せ、該押さえ板12を基板1のねじ座4に止
めねじ13によって止着する。このとき、押さえ板12
の切り込み部12aは、保持筒2の直進溝3と合致する
。
ムリング8を保持筒2に遊嵌しながら駆動リング9に挿
入する。駆動ばね11の一端を基板1の係止突起5に掛
止する。そして、止めねじ10を長孔8dを介して駆動
リング9のねじ孔9aに螺合させて、カムリング8を駆
動リング9に仮止めする。次に、カムリング8に押さえ
板12を被せ、該押さえ板12を基板1のねじ座4に止
めねじ13によって止着する。このとき、押さえ板12
の切り込み部12aは、保持筒2の直進溝3と合致する
。
そして、保持筒2内に圧縮ばね6を挿入し基板1の適所
に設置する。止めねじ10が長孔8dのP、に位置した
状態でカムリング8を回動させて、切欠溝8bを押さえ
板12の切り込み部12aに合致させ、この状態でピン
7aを切り込み部12aおよび切欠溝8bに挿入させつ
つ保持筒2内にレンズ鏡筒7を挿入する。レンズ鏡筒7
を十分に押し込んだ状態でカムリング8を僅かに回動さ
せれば、ピン7aが切欠溝8bの位置から外れ。
に設置する。止めねじ10が長孔8dのP、に位置した
状態でカムリング8を回動させて、切欠溝8bを押さえ
板12の切り込み部12aに合致させ、この状態でピン
7aを切り込み部12aおよび切欠溝8bに挿入させつ
つ保持筒2内にレンズ鏡筒7を挿入する。レンズ鏡筒7
を十分に押し込んだ状態でカムリング8を僅かに回動さ
せれば、ピン7aが切欠溝8bの位置から外れ。
圧縮ばね6のばね力によりレンズ鏡筒7のピン7aがカ
ムリング8のカム8aと係合する。そして、カムリング
8を駆動リング9に対して回動させてバック調整を行な
い、止めねじ10をねじ孔9aに締結してカムリング8
を駆動リング9に固着する。
ムリング8のカム8aと係合する。そして、カムリング
8を駆動リング9に対して回動させてバック調整を行な
い、止めねじ10をねじ孔9aに締結してカムリング8
を駆動リング9に固着する。
以上のように構成されるレンズ鏡筒の駆動装置による合
焦動作について説明する。
焦動作について説明する。
図示しないレリーズ釦を押すと、被写体までの距離が測
距される。その後図示しない機構により駆動リング9の
係止が解放され、駆動ばね11の復元力により駆動リン
グ9が回動する。この駆動リング9の回動によりカムリ
ング8が回動し、ピン7a〜7cはカム8aの形状にし
たがい直進溝3にそって光軸方向に前または後に移動す
る。′#J距データに応じた所定時間経過後係合爪が係
合歯9bに係合し駆動リング9の回動が係止され、これ
によりカムリング8の回動も停止し、レンズ鏡筒7が合
焦位置で止まる。合焦動作時、カムリング8は所定の角
度範囲内でのみ回動するから、ピン7aが切欠溝8bと
対峙せずレンズ鏡筒7がカムリング8から外れることは
ない。
距される。その後図示しない機構により駆動リング9の
係止が解放され、駆動ばね11の復元力により駆動リン
グ9が回動する。この駆動リング9の回動によりカムリ
ング8が回動し、ピン7a〜7cはカム8aの形状にし
たがい直進溝3にそって光軸方向に前または後に移動す
る。′#J距データに応じた所定時間経過後係合爪が係
合歯9bに係合し駆動リング9の回動が係止され、これ
によりカムリング8の回動も停止し、レンズ鏡筒7が合
焦位置で止まる。合焦動作時、カムリング8は所定の角
度範囲内でのみ回動するから、ピン7aが切欠溝8bと
対峙せずレンズ鏡筒7がカムリング8から外れることは
ない。
そして、撮影終了後は、図示しない駆動手段により駆動
リング9が原位置まで復帰し、圧縮ばね6を圧縮して次
の撮影のために待機する。
リング9が原位置まで復帰し、圧縮ばね6を圧縮して次
の撮影のために待機する。
本実施例では、オートフォーカス機構を有するカメラの
動作について説明したが、本発明はマニュアル操作によ
るカメラにも使用できる。
動作について説明したが、本発明はマニュアル操作によ
るカメラにも使用できる。
また1本実施例では、レンズ鏡筒7のピン7aとカムリ
ング8のカム8aとの係合によりレンズ鏡筒7を光軸方
向に移動せしめたが、レンズRfN7の外周面にカム溝
を形成しその一部を光軸方向に切り欠かき、カムリング
8の内周面にカムピンを植設して両者を係合させたもの
に本発明を適用できる。更に、押さえ板の内形をカムリ
ングの内形と一致させたが、押さえ板の内径をカムリン
グの内径よりも十分に大きくし、押さえ板に切り欠き部
を形成しなくてもよい。
ング8のカム8aとの係合によりレンズ鏡筒7を光軸方
向に移動せしめたが、レンズRfN7の外周面にカム溝
を形成しその一部を光軸方向に切り欠かき、カムリング
8の内周面にカムピンを植設して両者を係合させたもの
に本発明を適用できる。更に、押さえ板の内形をカムリ
ングの内形と一致させたが、押さえ板の内径をカムリン
グの内径よりも十分に大きくし、押さえ板に切り欠き部
を形成しなくてもよい。
G0発明の詳細
な説明したように、この発明に係るレンズ鏡筒の駆動装
置では、環状体に、合焦時の所定の角度範囲から外れた
角度位置にレンズ鏡筒の外形よりも大きい内形を形成し
、レンズ鏡筒を環状体のその内形を介して該環状体と付
勢部材との間へ挿入可能としたので、圧縮ばねおよびレ
ンズ鏡筒を他の部品を基板に組み付けた後に装着するこ
とができ、組み立て性が向上する。また、組み付は作業
の初期の段階でレンズ鏡筒を組み付ける必要がないから
レンズを損傷するおそれも少なくなる。
置では、環状体に、合焦時の所定の角度範囲から外れた
角度位置にレンズ鏡筒の外形よりも大きい内形を形成し
、レンズ鏡筒を環状体のその内形を介して該環状体と付
勢部材との間へ挿入可能としたので、圧縮ばねおよびレ
ンズ鏡筒を他の部品を基板に組み付けた後に装着するこ
とができ、組み立て性が向上する。また、組み付は作業
の初期の段階でレンズ鏡筒を組み付ける必要がないから
レンズを損傷するおそれも少なくなる。
第1図はこの発明に係るレンズ鏡筒の駆動装置の一実施
例を示す分解斜視図、第2図はそのカムの展開図、第3
図はバック調整のための長孔の拡大図である。 1:基板 2:保持筒 3:直進溝 6:圧縮ばね7:レンズ鏡筒
7a:ピン 8:カムリング 8a:カム 8b:切欠部9:駆動リング
1o:止めねじ11:駆動ばね 12
:押さえ板12a:切り込み部 特許出願人 日本光学工業株式会社 代理人弁理士 永 井 冬 紀 fsejk 第2図 第J図
例を示す分解斜視図、第2図はそのカムの展開図、第3
図はバック調整のための長孔の拡大図である。 1:基板 2:保持筒 3:直進溝 6:圧縮ばね7:レンズ鏡筒
7a:ピン 8:カムリング 8a:カム 8b:切欠部9:駆動リング
1o:止めねじ11:駆動ばね 12
:押さえ板12a:切り込み部 特許出願人 日本光学工業株式会社 代理人弁理士 永 井 冬 紀 fsejk 第2図 第J図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 回転を阻止され光軸方向にのみ摺動可能なレンズ鏡筒と
、光軸方向の移動を阻止されると共に光軸を中心とした
回転により前記レンズ鏡筒を光軸方向に移動可能な環状
体と、前記レンズ鏡筒を光軸方向に沿って付勢して該レ
ンズ鏡筒を前記環状体に押圧し該レンズ鏡筒の光軸方向
の位置を前記環状体の回転位置に依存せしめる付勢部材
とを有し、前記環状体の所定の角度範囲内での回転によ
り前記レンズ鏡筒を光軸方向に沿った所望の位置に導く
レンズ鏡筒の駆動装置において、 前記環状体は、前記所定の角度範囲から外れた角度位置
に、前記レンズ鏡筒の外形よりも大きい内形を有し、 前記レンズ鏡筒を前記環状体の前記内形を介して該環状
体と前記付勢部材との間へ挿入可能としたことを特徴と
するレンズ鏡筒の駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61246215A JP2754381B2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | レンズ鏡筒の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61246215A JP2754381B2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | レンズ鏡筒の駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6398638A true JPS6398638A (ja) | 1988-04-30 |
JP2754381B2 JP2754381B2 (ja) | 1998-05-20 |
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JP (1) | JP2754381B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH054115U (ja) * | 1991-07-01 | 1993-01-22 | リズム時計工業株式会社 | 撮像距離調整機構 |
JPH054114U (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-22 | リズム時計工業株式会社 | 撮像距離調整機構 |
JPH0616920U (ja) * | 1992-08-11 | 1994-03-04 | リズム時計工業株式会社 | フォーカス調節機構 |
US5381272A (en) * | 1992-01-27 | 1995-01-10 | Nikon Corporation | Lens barrel with improved drum arrangement |
JP2010249895A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Tokyo Scope:Kk | 照準望遠鏡の変倍装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5977105U (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-25 | キヤノン株式会社 | レンズ鏡筒 |
-
1986
- 1986-10-16 JP JP61246215A patent/JP2754381B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010249895A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Tokyo Scope:Kk | 照準望遠鏡の変倍装置 |
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Publication number | Publication date |
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