JPS639811B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS639811B2 JPS639811B2 JP60089520A JP8952085A JPS639811B2 JP S639811 B2 JPS639811 B2 JP S639811B2 JP 60089520 A JP60089520 A JP 60089520A JP 8952085 A JP8952085 A JP 8952085A JP S639811 B2 JPS639811 B2 JP S639811B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brine
- meat
- freezing
- rapeseed oil
- viscosity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012267 brine Substances 0.000 claims description 36
- HPALAKNZSZLMCH-UHFFFAOYSA-M sodium;chloride;hydrate Chemical compound O.[Na+].[Cl-] HPALAKNZSZLMCH-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims description 36
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 claims description 28
- DNIAPMSPPWPWGF-UHFFFAOYSA-N Propylene glycol Chemical compound CC(O)CO DNIAPMSPPWPWGF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 27
- 238000007710 freezing Methods 0.000 claims description 25
- 230000008014 freezing Effects 0.000 claims description 25
- 235000019484 Rapeseed oil Nutrition 0.000 claims description 13
- UXVMQQNJUSDDNG-UHFFFAOYSA-L Calcium chloride Chemical compound [Cl-].[Cl-].[Ca+2] UXVMQQNJUSDDNG-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims description 8
- 229910001628 calcium chloride Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000001110 calcium chloride Substances 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 3
- 239000000243 solution Substances 0.000 claims description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 10
- 244000144972 livestock Species 0.000 description 7
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 7
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 6
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 4
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 4
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical compound OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 3
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 235000015278 beef Nutrition 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 2
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 2
- 210000001519 tissue Anatomy 0.000 description 2
- 241000287828 Gallus gallus Species 0.000 description 1
- 230000002528 anti-freeze Effects 0.000 description 1
- -1 calcium chloride Chemical compound 0.000 description 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 235000013330 chicken meat Nutrition 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 1
- 235000015277 pork Nutrition 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 230000001953 sensory effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000004580 weight loss Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L3/00—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
- A23L3/36—Freezing; Subsequent thawing; Cooling
- A23L3/363—Freezing; Subsequent thawing; Cooling the materials not being transported through or in the apparatus with or without shaping, e.g. in form of powder, granules, or flakes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23B—PRESERVING, e.g. BY CANNING, MEAT, FISH, EGGS, FRUIT, VEGETABLES, EDIBLE SEEDS; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES; THE PRESERVED, RIPENED, OR CANNED PRODUCTS
- A23B4/00—General methods for preserving meat, sausages, fish or fish products
- A23B4/06—Freezing; Subsequent thawing; Cooling
- A23B4/066—Freezing; Subsequent thawing; Cooling the materials not being transported through or in the apparatus with or without shaping, e.g. in the form of powder, granules or flakes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23B—PRESERVING, e.g. BY CANNING, MEAT, FISH, EGGS, FRUIT, VEGETABLES, EDIBLE SEEDS; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES; THE PRESERVED, RIPENED, OR CANNED PRODUCTS
- A23B4/00—General methods for preserving meat, sausages, fish or fish products
- A23B4/06—Freezing; Subsequent thawing; Cooling
- A23B4/08—Freezing; Subsequent thawing; Cooling with addition of chemicals or treatment with chemicals before or during cooling, e.g. in the form of an ice coating or frozen block
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Zoology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は牛、豚、鶏その他の畜肉をブライン
に浸漬する冷凍方法に関するものである。 〔従来の技術〕 畜肉の冷凍方法には空気やブライン(不凍液)
を冷媒によつて冷却し、これらを介して品物を冷
凍する方法や液体窒素、液体二酸化炭素によつて
直接品物を冷凍する方法がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、上記の方法では程度の差はあつても解
凍後に多量のドリツプが発生し、このため重量損
失や食味の低下等品質の悪変を生じることがあつ
た。 ドリツプの成因は、凍結による氷結晶が畜肉の
筋肉組織を破壊し、塩濃度を増加させるためであ
ると考えられ、凍結速度が関連するものである。 また、液体窒素は高価なため、生産コストが高
くなる欠点がある。 また、ブラインは塩化カルシウム等の無機質ブ
ラインやエチレングリコール、プロピレングリコ
ール(PG)等の有機質ブライン、更にはこれら
を混合した液体であつて、比較的安価な割に冷却
効果が大きい点がある。 しかしながら、プロピレングリコール(PG)−
水系のブラインは凍結点が高く、粘度が大きいと
いう欠点がある。第2図の実線は、旭電化工業(株)
製ニユーブラインBP―62(PG62%、水38%)に
おける温度と粘度の関係を示すものである。この
図面によると、例えばニユーブラインが約65%
(全液に対するPGの濃度は40%)の時−20〜−10
℃で凍結してしまう。また、ニユーブラインが約
80%(PG50%)の時は、−30℃で凍結し粘度は
200cstと大きい。そして、凍結点が高いと食品の
凍結速度は小さい。凍結度が低くても粘度が大き
ければタンク内のブラインの撹拌、流動が困難で
あるため、タンク内上層が昇温して上下のブライ
ン温度が不均一になり、凍結速度が著しく低下す
る。 そこで、この発明はブラインを改良して安価に
ドリツプの発生を防止あるいは抑制して畜肉の品
質悪変を防ぐことを目的としている。 〔問題点を解決するための手段〕 発明者はドリツプの発生を防止する上で重要な
畜肉の凍結速度を大きくするため鋭意研究を行つ
た結果、プロピレングリコール水系ブラインに塩
化カルシウムと菜種油を添加すると著しく凍結
点、粘度凍結速度、更には解凍速度を改良できる
ことを発見し、本発明をするに至つた。 この発明は、ブラインを用いた急速冷凍法であ
つて、プロピレングリコール、塩化カルシウム及
び水からなる溶液に菜種油を添加したブラインを
冷却し、該ブラインに畜肉を浸漬し冷凍する方法
である。 〔作用〕 PG−水系ブラインに塩化カルシウムを含有
させると凍結点、粘度を低下させることができ
る。 ブラインに菜種油を添加して冷却すると、液
中に微細な氷状体が発生すると共に均一に分布
する。 このような状態のブライン中に畜肉を浸漬する
と凍結速度が大となり、菜種油を添加しないブラ
インに比べ畜肉の凍結時間を著しく短縮すること
ができる。そして畜肉をブラインに投入しても液
温は急上昇することはなく略一定であつた。 また、この方法により冷凍貯蔵した畜肉を解凍
する場合においても、解凍時間が大幅に短縮でき
た。 このように凍結速度が著しく大きくなる理由は
解明されていないが、菜種油の添加により発生し
た氷状体が畜肉の結氷潜熱の供給源となるため、
液温の上昇を防止し、畜肉が最大氷結晶生成帯
(−0.5℃〜−5℃)を速やかに通過できるからで
あろう。その結果、大きな氷結晶の生成を防止で
き肉の品質低下を防ぐことができるものと推察さ
れる。 また、解凍過程も同様に不明であるが、速やか
な解凍によつて氷結晶の生長を防止でき、肉組織
の破壊を防止できたものと推察される。 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を図面に基づき説明
する。 第1図はこの発明を実施するための冷凍装置を
模式的に示したものであつて、1はタンク、2は
撹拌軸、3は撹拌軸2を回転するためのモータ、
4はタンク1内に配設された配管、5はコンプレ
ツサー、6は肉片7を入れるためのバスケツトで
ある。 タンク1内はブライン8で満たされ、バスケツ
ト6は完全にブライン8中に埋没している。そし
て、ブライン8は、コンプレツサー5によつて圧
縮、液化、蒸発を繰り返しながら配管4内を循環
する冷媒によつて冷却される。 畜肉の冷凍方法はバスケツト6に肉片7を入れ
てブライン8に一定時間浸漬し、引き上げるもの
である。 ブライン8は−30〜−42℃に冷却され、その成
分は重量比でPG40%、塩化カルシウム10%、水
49.5%に0.5%菜種油を添加したものである。こ
のブライン8の凍結点は−72℃である。第2図の
破線は、この発明のブラインの温度と粘度の関係
を示すものであり、−42〜−30℃における粘度は
約20〜90cstである。このように、塩化カルシウ
ムを含有させることにより、PG−水系ブライン
より凍結点、粘度を低下させることができる。 菜種油の添加量はブラインに畜肉を浸漬した際
の液温の上昇を抑制できる範囲であればいかなる
量でもよいが、最も効果的な範囲は0.1〜0.5重量
%である。 第1表は菜種油の添加量を変えて実験を行つた
結果である。 実験はブライン温度を−35℃、肉片7には厚さ
約20mmのステーキ状の牛肉を使用し約10mm間隔で
バスケツト6に並べて行つた。
に浸漬する冷凍方法に関するものである。 〔従来の技術〕 畜肉の冷凍方法には空気やブライン(不凍液)
を冷媒によつて冷却し、これらを介して品物を冷
凍する方法や液体窒素、液体二酸化炭素によつて
直接品物を冷凍する方法がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、上記の方法では程度の差はあつても解
凍後に多量のドリツプが発生し、このため重量損
失や食味の低下等品質の悪変を生じることがあつ
た。 ドリツプの成因は、凍結による氷結晶が畜肉の
筋肉組織を破壊し、塩濃度を増加させるためであ
ると考えられ、凍結速度が関連するものである。 また、液体窒素は高価なため、生産コストが高
くなる欠点がある。 また、ブラインは塩化カルシウム等の無機質ブ
ラインやエチレングリコール、プロピレングリコ
ール(PG)等の有機質ブライン、更にはこれら
を混合した液体であつて、比較的安価な割に冷却
効果が大きい点がある。 しかしながら、プロピレングリコール(PG)−
水系のブラインは凍結点が高く、粘度が大きいと
いう欠点がある。第2図の実線は、旭電化工業(株)
製ニユーブラインBP―62(PG62%、水38%)に
おける温度と粘度の関係を示すものである。この
図面によると、例えばニユーブラインが約65%
(全液に対するPGの濃度は40%)の時−20〜−10
℃で凍結してしまう。また、ニユーブラインが約
80%(PG50%)の時は、−30℃で凍結し粘度は
200cstと大きい。そして、凍結点が高いと食品の
凍結速度は小さい。凍結度が低くても粘度が大き
ければタンク内のブラインの撹拌、流動が困難で
あるため、タンク内上層が昇温して上下のブライ
ン温度が不均一になり、凍結速度が著しく低下す
る。 そこで、この発明はブラインを改良して安価に
ドリツプの発生を防止あるいは抑制して畜肉の品
質悪変を防ぐことを目的としている。 〔問題点を解決するための手段〕 発明者はドリツプの発生を防止する上で重要な
畜肉の凍結速度を大きくするため鋭意研究を行つ
た結果、プロピレングリコール水系ブラインに塩
化カルシウムと菜種油を添加すると著しく凍結
点、粘度凍結速度、更には解凍速度を改良できる
ことを発見し、本発明をするに至つた。 この発明は、ブラインを用いた急速冷凍法であ
つて、プロピレングリコール、塩化カルシウム及
び水からなる溶液に菜種油を添加したブラインを
冷却し、該ブラインに畜肉を浸漬し冷凍する方法
である。 〔作用〕 PG−水系ブラインに塩化カルシウムを含有
させると凍結点、粘度を低下させることができ
る。 ブラインに菜種油を添加して冷却すると、液
中に微細な氷状体が発生すると共に均一に分布
する。 このような状態のブライン中に畜肉を浸漬する
と凍結速度が大となり、菜種油を添加しないブラ
インに比べ畜肉の凍結時間を著しく短縮すること
ができる。そして畜肉をブラインに投入しても液
温は急上昇することはなく略一定であつた。 また、この方法により冷凍貯蔵した畜肉を解凍
する場合においても、解凍時間が大幅に短縮でき
た。 このように凍結速度が著しく大きくなる理由は
解明されていないが、菜種油の添加により発生し
た氷状体が畜肉の結氷潜熱の供給源となるため、
液温の上昇を防止し、畜肉が最大氷結晶生成帯
(−0.5℃〜−5℃)を速やかに通過できるからで
あろう。その結果、大きな氷結晶の生成を防止で
き肉の品質低下を防ぐことができるものと推察さ
れる。 また、解凍過程も同様に不明であるが、速やか
な解凍によつて氷結晶の生長を防止でき、肉組織
の破壊を防止できたものと推察される。 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を図面に基づき説明
する。 第1図はこの発明を実施するための冷凍装置を
模式的に示したものであつて、1はタンク、2は
撹拌軸、3は撹拌軸2を回転するためのモータ、
4はタンク1内に配設された配管、5はコンプレ
ツサー、6は肉片7を入れるためのバスケツトで
ある。 タンク1内はブライン8で満たされ、バスケツ
ト6は完全にブライン8中に埋没している。そし
て、ブライン8は、コンプレツサー5によつて圧
縮、液化、蒸発を繰り返しながら配管4内を循環
する冷媒によつて冷却される。 畜肉の冷凍方法はバスケツト6に肉片7を入れ
てブライン8に一定時間浸漬し、引き上げるもの
である。 ブライン8は−30〜−42℃に冷却され、その成
分は重量比でPG40%、塩化カルシウム10%、水
49.5%に0.5%菜種油を添加したものである。こ
のブライン8の凍結点は−72℃である。第2図の
破線は、この発明のブラインの温度と粘度の関係
を示すものであり、−42〜−30℃における粘度は
約20〜90cstである。このように、塩化カルシウ
ムを含有させることにより、PG−水系ブライン
より凍結点、粘度を低下させることができる。 菜種油の添加量はブラインに畜肉を浸漬した際
の液温の上昇を抑制できる範囲であればいかなる
量でもよいが、最も効果的な範囲は0.1〜0.5重量
%である。 第1表は菜種油の添加量を変えて実験を行つた
結果である。 実験はブライン温度を−35℃、肉片7には厚さ
約20mmのステーキ状の牛肉を使用し約10mm間隔で
バスケツト6に並べて行つた。
【表】
第1表から明らかなように、添加量が0.1〜0.5
%の範囲で好結果を得た。そして、この範囲の添
加量で冷凍した畜肉は新鮮ものと変わらない程度
の食味を保持していた。 また、冷凍状態において官能検査を行つたが、
菜種油を添加していないブラインによつて冷凍し
た冷凍肉は無数の氷結晶が中心から表面に放射状
に延びており、これがドリツプの原因になると推
測される。これに対して、菜種油を添加したブラ
インによる冷凍肉では1本の太い氷結晶が表面に
向つて直線状又は折れ曲つて延びていたが、大部
分の組織は正常であつた。 〔発明の効果〕 この発明は高価な液体窒素等を使用することな
く、安価なブラインと菜種油を使用するので、冷
凍肉の製造コストは小さい。 ブラインは、塩化カルシウムにより、凍結点、
粘度を低下できるので、より低温の浸漬液体を得
ることができる。 しかも、ブラインは菜種油を添加することによ
り大幅に冷凍、解凍時間を短縮できるので、畜肉
の悪変を防止することができる。また、これによ
り冷凍肉の製造時間を短縮でき、生産性を向上で
きる利点がある。
%の範囲で好結果を得た。そして、この範囲の添
加量で冷凍した畜肉は新鮮ものと変わらない程度
の食味を保持していた。 また、冷凍状態において官能検査を行つたが、
菜種油を添加していないブラインによつて冷凍し
た冷凍肉は無数の氷結晶が中心から表面に放射状
に延びており、これがドリツプの原因になると推
測される。これに対して、菜種油を添加したブラ
インによる冷凍肉では1本の太い氷結晶が表面に
向つて直線状又は折れ曲つて延びていたが、大部
分の組織は正常であつた。 〔発明の効果〕 この発明は高価な液体窒素等を使用することな
く、安価なブラインと菜種油を使用するので、冷
凍肉の製造コストは小さい。 ブラインは、塩化カルシウムにより、凍結点、
粘度を低下できるので、より低温の浸漬液体を得
ることができる。 しかも、ブラインは菜種油を添加することによ
り大幅に冷凍、解凍時間を短縮できるので、畜肉
の悪変を防止することができる。また、これによ
り冷凍肉の製造時間を短縮でき、生産性を向上で
きる利点がある。
第1図はこの発明を実施するための冷凍装置の
模式図である。第2図はこの発明のブラインと
PG−水系ブラインの、温度と粘度の関係を示す
曲線。 1…タンク、2…撹拌軸、3…モータ、4…配
管、5…コンプレツサー、6…バスケツト、7…
肉片、8…ブライン。
模式図である。第2図はこの発明のブラインと
PG−水系ブラインの、温度と粘度の関係を示す
曲線。 1…タンク、2…撹拌軸、3…モータ、4…配
管、5…コンプレツサー、6…バスケツト、7…
肉片、8…ブライン。
Claims (1)
- 1 プロピレングリコール、塩化カルシウム及び
水からなる溶液に菜種油を添加したブラインを冷
却し、該ブラインに畜肉を浸漬し冷凍することを
特徴とする急速凍結法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60089520A JPS61247336A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 畜肉の急速凍結法 |
US06/759,130 US4654217A (en) | 1985-04-24 | 1985-07-24 | Process for quick-freezing of meat |
CA000506481A CA1263053A (en) | 1985-04-24 | 1986-04-11 | Quick freezing method of cattle meat |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60089520A JPS61247336A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 畜肉の急速凍結法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61247336A JPS61247336A (ja) | 1986-11-04 |
JPS639811B2 true JPS639811B2 (ja) | 1988-03-02 |
Family
ID=13973073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60089520A Granted JPS61247336A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 畜肉の急速凍結法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4654217A (ja) |
JP (1) | JPS61247336A (ja) |
CA (1) | CA1263053A (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4968520A (en) * | 1988-03-28 | 1990-11-06 | Swift-Eckrich, Inc. | Freezing of food products |
US4840035A (en) * | 1988-07-14 | 1989-06-20 | Barnet L. Liberman | Method of freezing tissue |
US4840034A (en) * | 1988-07-14 | 1989-06-20 | Barnet L. Liberman | Method of freezing vital body fluids |
EP0379572B1 (en) * | 1988-07-14 | 1994-06-15 | LIBERMAN, Barnet, L | Method of treating blood |
JPH0349643A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-04 | Shimahisa Yakuhin Kk | リン酸塩類を用いない水産物の重量維持法 |
US5168712A (en) * | 1990-03-19 | 1992-12-08 | Instacool Inc. Of North America | Rapid cooling through a thin flexible membrane |
JPH0568475A (ja) * | 1991-09-13 | 1993-03-23 | Iwatani Internatl Corp | 生レバー肉の凍結方法 |
US5958464A (en) * | 1996-02-08 | 1999-09-28 | Register; Jack W. | Veterinary pharmaceutical composition |
US5761913A (en) * | 1996-10-24 | 1998-06-09 | Winterlab Limited | Ribbon-freezing method and apparatus |
US5807598A (en) * | 1996-11-12 | 1998-09-15 | Winterlab Limited | Method of reconstituting meat |
US6086833A (en) * | 1997-09-08 | 2000-07-11 | Air Liquide America Corporation | Process and equipment for sanitizing and packaging food using ozone |
US6004607A (en) * | 1998-06-11 | 1999-12-21 | Krafts Foods, Inc. | Chilling of meat products |
US6248381B1 (en) * | 1999-08-11 | 2001-06-19 | Winterlab Limited | Method of reconstituting meat from trims |
US6589480B1 (en) | 2000-04-27 | 2003-07-08 | L'air Liquide - Societe Anonyme A'directoire Et Conseil De Surveillance Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude | Method for sanitizing a food processing environment |
US6540886B1 (en) | 2000-11-17 | 2003-04-01 | Gordon I. Russell | Cathodic protection system utilizing a membrane |
US20020106443A1 (en) * | 2000-12-07 | 2002-08-08 | Winterlab Limited | Method of freezing salted meat products |
US7445805B2 (en) | 2002-07-03 | 2008-11-04 | Winterlab Limited | Method of freezing meat in a marinade |
US7174744B2 (en) * | 2002-08-20 | 2007-02-13 | American Air Liquide, Inc. | Method of improving the biocidal efficacy of dry ice |
US6679070B1 (en) | 2002-08-29 | 2004-01-20 | Winterlab | Method for identifying thawed and refrozen products |
US7022360B2 (en) | 2003-02-26 | 2006-04-04 | Winterlab Limited | Method of producing a frozen marinated reconstituted meat product |
US7048961B2 (en) * | 2003-06-20 | 2006-05-23 | Alaska Ocean Products Corporation | Method for freezing edible marine animals |
CA2434986A1 (en) * | 2003-07-11 | 2005-01-11 | G.I. Russell & Company Ltd. | Method and apparatus for instrumental analysis in remote locations |
US7415832B2 (en) * | 2003-10-07 | 2008-08-26 | Winterlab Limited | Method of freezing with brine |
US7977115B2 (en) | 2003-10-07 | 2011-07-12 | Winterlab Limited | Method for determining composition balance of cooled brine |
JP2005192533A (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Technican:Kk | 液面接触による食品の急速冷凍方法及び装置 |
US20050153035A1 (en) * | 2004-01-12 | 2005-07-14 | Winterlab Limited | Presentation board for freezing meat product |
JP2007300913A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-11-22 | Hiroshi Mishima | 肉類の処理方法 |
US7591139B2 (en) * | 2007-02-16 | 2009-09-22 | Winterlab Limited | Method for ensuring the use of brine with an optimal composition |
CN102106368B (zh) * | 2009-12-24 | 2013-09-18 | 谈永松 | 猪肉冷冻保鲜的预处理方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5560581A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-07 | Asahi Denka Kogyo Kk | Brine having excellent anti-foaming characteristic |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3520812A (en) * | 1968-02-16 | 1970-07-21 | Ray A Ecklund | Refrigerant composition containing ammonia,ethanol,and mineral oil |
DE2135173C3 (de) * | 1971-07-14 | 1974-05-30 | Leslie Don Mills Ontario Palyi (Kanada) | Verfahren und Anlage zum Schälen von körnigen Ölfrüchten, insbesondere von Rapssaat |
-
1985
- 1985-04-24 JP JP60089520A patent/JPS61247336A/ja active Granted
- 1985-07-24 US US06/759,130 patent/US4654217A/en not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-04-11 CA CA000506481A patent/CA1263053A/en not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5560581A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-07 | Asahi Denka Kogyo Kk | Brine having excellent anti-foaming characteristic |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1263053A (en) | 1989-11-21 |
US4654217A (en) | 1987-03-31 |
JPS61247336A (ja) | 1986-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS639811B2 (ja) | ||
US4601909A (en) | Method of freezing fishery products | |
US4968520A (en) | Freezing of food products | |
JPH04121178A (ja) | 食品冷凍法およびその冷凍装置 | |
EP0380619B1 (en) | Method of freezing tissue | |
US4840034A (en) | Method of freezing vital body fluids | |
JP2002115945A (ja) | 生鮮食品の鮮度保持方法とそれに使用する塩含有氷の製造方法と生鮮食品の鮮度保持システム | |
JPS6351658B2 (ja) | ||
JP2011078333A (ja) | 食品の冷却、冷凍方法及びその装置 | |
KR101687448B1 (ko) | 순간 침지 동결액 및 그 제조 방법 | |
JP4465269B2 (ja) | 肉をマリネードの中で凍らせる方法 | |
Ronsivalli et al. | Low temperature preservation of seafoods: A review | |
CN116076557A (zh) | 一种不冻液载冷剂耦合干冰的恒温浸渍绿色超低温冻结方法 | |
KR200384641Y1 (ko) | 해수 제빙장치 | |
JP2007215535A (ja) | 海水による予冷を導入する魚体用急速冷凍法 | |
JP5733888B2 (ja) | 被凍結物の凍結処理方法及び凍結装置 | |
US2150616A (en) | Preservation of foodstuffs | |
JPS6240274A (ja) | 生鮮食料品の凍結法 | |
US20020106443A1 (en) | Method of freezing salted meat products | |
JPS59151834A (ja) | 青果物、食肉及び水産魚介藻類の冷凍法 | |
JPS62201565A (ja) | 大型食品の冷凍保存方法 | |
JPH0646813A (ja) | 浸漬冷凍方法 | |
KR102577554B1 (ko) | 초음파를 이용한 침지식 급속 냉동장치 및 그에 따른 급속 냉동방법 | |
RU1796119C (ru) | Способ замораживани скоропорт щихс пищевых продуктов | |
JPH0779613B2 (ja) | 水産物冷蔵方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |