JPS6397575A - 用紙収容装置 - Google Patents

用紙収容装置

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JPS6397575A
JPS6397575A JP24072686A JP24072686A JPS6397575A JP S6397575 A JPS6397575 A JP S6397575A JP 24072686 A JP24072686 A JP 24072686A JP 24072686 A JP24072686 A JP 24072686A JP S6397575 A JPS6397575 A JP S6397575A
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JP
Japan
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paper
tray
paper sheet
copy
staple
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Pending
Application number
JP24072686A
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English (en)
Inventor
Akinori Jiyoudai
明儀 上代
Takatomo Kinoshita
木下 敬知
Toshio Matsui
松井 俊夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/105,561 priority patent/US4852867A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮果上L」非分で 本発明は、複写機等の作像装置から排出された用紙を収
容整合してステープル処理等を行なう用紙収容装置に関
する。
術とその間 点 従来、この種の用紙収容装置としては、特開昭59−4
3765号公報、特開昭60−183461号公報、特
開昭60−248563号公報に記載のものが知られて
いる。
これらは、通常、フィニッシャと称され、複写きれた用
紙をトレイ等の上に積載して整合させ、ステープル処理
した後にスタック部に移して積載収容する様に構成され
1.ステープル部において用紙は略水平方向に、大きく
とも30°の傾きを持って整合収容され、いわば水平収
容型である。この様な、水平収容型は、構成上、ステー
プル部の排出部とスタック部の段差を大きくとり易く、
複写工程の加熱等でカールした用紙を自重で矯正可能で
あるという利点を有する。
しかしながら、水平収容型ではステープル部での占有面
積が大きくなり、用紙搬送路も長くなるために信頼性に
欠け、ステープル処理後の用紙をスタック部に移すのに
も別途搬送手段を必要とし、装置自体が大型化するとい
う問題点を有している。
また、ソータ等信のオプション装置との結合が困難であ
り、汎用性に乏しいという問題点を有している。
そこで、本発明者らは、用紙を略垂直状態で整合収容し
てステープル等の処理を行なういわば新しい縦型の用紙
収容装置について種々検討を加えた。縦型であれば処理
部の占有面積が小さくなり、用紙搬送路も短くなるため
に信頼性が向上し、ステープル等の処理後の用紙をスタ
ック部に特別な搬送手段を必要とすることなく自重で移
すことができ、装置自体の小型化、低コスト化が可能で
ある。しかも、ソータ等信のオプション装置との結合も
容易で汎用性を備えている。
しかしながら、この様な種々の利点を有する縦型にあっ
ては、カールした用紙が処理部に収容されたとき、それ
らを矯正することが困難である。
従って、カールした用紙をそのままにして次の用紙を送
り込むと収容済みのカールした用紙の後端(上端)に次
に送り込まれた用紙の先端が衝突して紙詰まりが発生す
るおそれを有する。
司題点を解決するための手段 そこで、本発明に係る用紙収容装置は、(a)用紙を略
垂直状態で収容可能なトレイと、(b)前記トレイに収
容された最小サイズの用紙の上端部を押圧可能な押さえ
部材と、 (C)前記トレイに上方から送り込まれる用紙の先端が
少なくとも前記押さえ部材の近傍に達する直前に、押さ
え部材の押圧状態を渭除する制御手段と、 を備えたことを特徴とする。
作用 以上の構成において、トレイに用紙が送り込まれると、
押きえ部材が作動して収容された用紙の上端部を押圧す
る。これにて、カールした用紙の上端部がトレイの入口
側を室ぐことが防止され、押さえ部材は少なくとも次の
用紙の先端がその近傍に達する直前に押圧状態を解除す
る。従って、次に送り込まれる用紙は押きえ部材には勿
論のこと収容済みの用紙後端(上端)に衝突することな
くトレイに収容きれる。
衷蓋側 以下、本発明に係る用紙収容装置の一実施例を添付図面
を参照して説明する。
[複写機本体を含めた全体構Xl まず、第7図に従って、複写機本体(1)を含めた全体
構成について説明する。
複写機本体(1)は、デスク(45)上に載置され、上
面には循環式の自動原稿搬送装置(30) (以下、A
DFと記す)が付設されている。この複写機本体(1)
の内部には矢印(a)方向に回転駆動可能な感光体ドラ
ム(2)を中心に光学系(3)や帯電チャージャ(4)
、現像装置(5)、転写チャージャ(6)。
クリーニング装置(7)、イレーザランプ(8)等の周
知の作像エレメントが配置されている。これらの装置及
び複写工程については周知であるため、その説明は省略
する。
複写紙は自動給紙力セラ) <10)、 (11)に収
容されており、いずれかのカセット(10)、 (11
)から選択的に1枚ずつ給紙され、タイミングローラ対
(15)で感光体ドラム(2)の外周面に形成されたト
ナー画像と同期をとって転写部(2a)に搬送される。
転写後、複写紙は搬送ベルト(16)を介して定着装置
(17)に送り込まれてトナーの定着を施され、排出ロ
ーラ対(18)から排出される。
A D F (30)は、概略、原稿tc装トレイ(3
1)、給紙ベルト(32)、給紙ローラ対(33)、反
転ガイド板(34)、搬送ベルト(35)、反転ローラ
(36)、排出ローラ対(37)にて構成されている。
A D F (30)は原稿を最終ページから順次循環
搬送するもので、原稿は最終ページ裏面を下にしてトレ
イ(31)上に載置され、最終ページのものから給紙ベ
ルト(32)の回転にて引き出きれ、給紙ローラ対(3
3)から反転ガイド板(34)を介して搬送ベルト(3
5〉と原稿台ガラス(9)との間に送り込まれる。次に
、搬送ベルト(35)の回転にて原稿台ガラス(9)上
の所定位置にセットされ、図示しない光学系にて光照射
を受ける。画像露光後、原稿は搬送ベルト(35)にて
原稿台ガラス(9)上から第7図中右方に搬送され、反
転ローラ(36)を介して排出ローラ対(37)から画
像面を上にしてトレイ(31)上に載置されている原稿
上に排出される。
用紙収容装置は、本実施例において、複写機本体(1)
から排出された複写紙を選択的に排紙トレイ(80)上
に収容するか、ステープルトレイ(90)内に収容整合
してステープラ(130)で綴じる様にしたものである
。従って、前記A D F (30)を使用して複数部
数を複写してステープル処理を行なう場合にあっては、
複写紙を順次ステープルトレイ(90)に収容すると共
に、複写機本体(1)からの原稿が一巡した複写終了信
号に基づいてステープラ(130)を動作せしめ複写紙
を綴じる。綴じられた複写紙はスタックボックス(16
1)内に積載収容される。
[フィニッシャユニットの構成コ 次に、フィニッシャユニット(50)の構成について、
第1図、第2図、第3図を参照して説明する。
このフィニッシャユニット(50)は、概略、複写紙を
受は入れるためのローラ(60)、 (61)と、搬送
路を切り換えるための切換え部材(70)と、排紙トレ
イ(80)と、この排紙トレイ(80)への複写紙排出
ローラ(85)、 (86)と、ステープルトレイ(9
0)と、このステープルトレイ(90)への複写紙搬送
ローラ(100)、 (101)と、ステープルトレイ
(90)へ収容された複写紙の上端を抑圧可能な押さえ
部材(110)と、ステープルトレイ(90)へ収容さ
れた複写紙をコーナ一部(A)に整合させるためのパド
ルホイール(120)と、ステープラ(130)とで構
成されている。
複写紙の受入れ部は前述のローラ(60)、(61)の
他、排出ローラ対(18)に対向するガイド板(62)
(63)、ユニット(50)内に設けたガイド板(64
)にて構成され、ガイド板(65)は受入れ部から排出
ローラ(85)、 (86)部分まで延在されている。
ガイド板(65)は、紙詰まり処理等のために、支軸(
66)を支点として上方に解放可能であり、ローラ(6
1)はこのガイド板(65)に取り付けられている。
なお、複写機本体(1)の排出部には除電ブラシ(19
)と複写紙検出用のフォトセンサ(SEI )が設置さ
れている。
切換え部材(70)は嘴状をなし、支軸(71)を支点
として回動可能に取り付けられ、図示しないソレノイド
をオンすることにより、第1図中一点鎖線位置から実線
位置に回動する。一点鎖線位置にあるときは複写紙を上
面(70a)にて排紙トレイ(80)側にガイドし、実
線位置にあるときは湾曲面(70b)にてステープルト
レイ(90)側にガイドする。
排紙トレイ(80)はユニット(50)の外部に支持板
(81)、 (82)を介して固定され、下端は排出ロ
ーラ(85)、 (86)と段差を有し、複写紙の後端
規制片(81a)と交差している。排出ローラ(85)
、 (86)の近傍にはガイド板(87)、 (88)
が設置され、排出ローラ(86)はガイド板(87)に
取り付けられている。
ステープルトレイ(90)は基板(91)とガイド板(
92)と、この基板(91)、ガイド板(92)に対向
するガイド板(93)とストッパ(95)とで構成され
、若干左方に傾斜した状態で起立させて設置されている
ガイド板(92)は上部が切換え部材(70)の湾曲面
(70b)近傍まで延在され、紙詰まり処理等のために
、支軸(94)を支点として第1図中反時計回り方向に
開放可能である。ガイド板(93)は上部がガイド板(
92)の上部と狭い間隔で対向し、前記切換え部材(7
0)の直下まで延在されている。また、ガイド板(93
)の下部は、以下に説明するパドルホイール(120)
より下方で基板(91)に対向する部分(93a)の対
向間隔が他の部分の対向間隔よりも狭くきれている。具
体的には、対向部分(93a)と基板との間隔は、ステ
ープルトレイ(90)に収容可能な複写紙検出用の厚み
より微小量大きく設定されている。
この様に、ステープルトレイ(90)の厚さ方向の間隔
をパドルホイール(120)の近傍で狭くし、他を広く
設定したのは、収容整合済みの複写紙と収容整合中の複
写紙との接触抵抗を極力軽減し、複写紙を確実に整合基
準線(A’)、(A’)に整合させるためである。
さらに、この部分にはステープルトレイ(90)へ送り
込まれた複写紙検出用のセンサ(SE3)が設置されて
いる。
ストッパ(95)はステープルトレイ(90)の底板を
構成するもので、アーム(96)を介して支軸(97)
に回動可能に保持されている。アーム(96)はピン(
96a)を介してソレノイド(SL2)に連結され、か
つ、支軸(97)に巻回したトーションスプリング(9
8)の両端はアーム(96)の突片(96b)とフレー
ム(51)に設けた突片(52)とに係合されている。
従って、ストッパ(95)は、ソレノイド(SL2)が
オフされているとき、トーションスプリング(98)の
ばね力で第1図中実線位置にあり、ステープルトレイ(
90)の底部を閉止している。一方、ソレノイド(SL
2)がオンされると、支軸(97)を支点として一点鎖
線位置に回動し、ステープルトレイ(90)の底部を開
放する。
搬送ローラ(Zoo)、 (101)は、前記ガイド板
(92)。
(93)の上部の幅の狭い部分に設置され、前記切換え
部材(70)の湾曲面(70b)で下方にガイドされて
きた複写紙をトレイ(90)内に送り込むためのもので
、その直上には複写紙検出用のフォトセンサ(SE2)
が設置きれている。
前記ガイド板(93〉の上部には短冊状のマイラシート
(105)が貼着されている。このマイラシート(10
5)は搬送ローラ(100)、 (101)のニップ部
とオーバーラツプしてステープルトレイ(90)内に垂
れ下がり、下端はステープルトレイ(90)に収容され
ることとなる最小サイズ(B5)の複写紙の上端より若
干低い位置まで延在され、かつ、ガイド板(93)に取
り付けた除電ブラシ(106)にまで達している。
このマイラシート(105)は、複写紙がステープルト
レイ(90)に送り込まれる途中にあっては、複写紙の
厚さに応じた“腰”を付けて確実にステープルトレイ(
90)内に送り込まれる様に機能すると共に、収容され
た複写紙の上端部に除電ブラシ(106)と共に当接し
、複写紙がガイド板(93)側に倒れたり、座屈するの
を防止する様に機能する。
また、前記搬送ローラ(100)、 (101)のニッ
プ部は挾まれた複写紙がガイド板(93)側に向く様に
設定されている。これは、ステープルトレイ(90)内
に送り込まれる複写紙と収容済みの複写紙との接触抵抗
を小さくするためである。
押さえ部材(110)は、第3図中に示す様に、フレー
ム(51)、(51)に回転自在に装着した支軸(11
1)。
(111)に固定されており、支軸(111)はアーム
(112)を介してソレノイド(SL3)に連結され、
アーム(112)はフィルスプリング(113)にて矢
印(b)とは逆方向に付勢されている。従って、押さえ
部材(110)は、ソレノイド(SL3)がオフされて
いるとき、コイルスプリング(113)のばね力で矢印
(b)とは逆方向に付勢され、ストッパピン(114)
に当接して、第1図中実線で示す様に、ガイド板(93
)の外方に待機している。一方、ソレノイド(SL3)
がオンされると、支軸(111)、 (111)を支点
として矢印(b)方向に回動し、ヘッド部(110a)
がガイド板(93)の窓部(93b)からステープルト
レイ(90)内に突入し、ステープルトレイ(90)内
に収容された複写紙の上端部を押圧する。また、ヘッド
部(110a)には、ステープルトレイ(90)内に突
入した際、前記マイラシート(105)  、除電ブラ
シ(106)との接触を避けるため、切欠き(110b
)が形成されている。
パドルホイール(120)は、第2図に示す様に、軸(
121)の先端に複数の羽根部材を放射線状に取り付け
、複写紙の搬送面上でその搬送方向に対して角度(θ)
に設置したもので、軸(121)はガイド板(93)の
外側に固定されたブラケット(122)に回転自在に装
着され、パドルホイール(120)の一部はガイド板(
93)に形成した長孔(93c)からステープルトレイ
(90)内に突入している。ブラケット(122)に固
定された正逆回転可能なモータ(M2)は図示しない減
速手段を介してギヤ(123)に連結され、ギヤ(12
3)は軸(121)に固定されたギヤ(124)と噛合
してりる。従って、パドルホイール(120)はモータ
(M2)にて正逆に回転可能である。
即ち、このパドルホイール(120)は矢印(c)方向
への回転によってステープルトレイ(90)内に搬送さ
れてきた複写紙を整合基準線(A’) 、 (A’)が
交わるコーナ一部(A)方向に移動させる。この場合、
パドルホイール(120)の周速(V)は垂直方向成分
子ly)が搬送ローラ(100)の周速よりも速くなる
様に設定されているが、その搬送力は搬送ローラ(10
0)、(tot)の搬送力よりも弱くなる様に設定され
ている。従って、複写紙に対するパドルホイール(12
0)の矢印(c)方向への回転による搬送力は複写紙の
後端が搬送ローラ(100)、 (101)のニップ部
を通過した後に作用する。搬送ローラ(100)。
(101)を通過した際の複写紙の位置は、第2図中A
4 、B5で示した位置である。なお、複写紙はセンタ
ーライン(CL)を中心とする中央基準で搬送きれる。
パドルホイール(120)の傾き角度(θ)は、複写紙
の後端が搬送ローラ(100)、(1ot)を抜けてパ
ドルホイール(120)の搬送力が作用し始めたとき、
複写紙角部と整合コーナ一部(A)とを結んだ直線と略
平行になる様に設定されている。これは、パドルホイー
ル(120)の回転にて複写紙を最短距離で直接的に整
合コーナ一部(A)に移動させ、整合性の向上を図るた
めである。従って、整合コーナ一部(A)は、前記複写
紙角部から角度(θ)の延長線(C)上に位置すること
が望ましいが角度(θ)が45°以下のときは延長線<
、c>よりも下方へ移動した位置、角度(θ)が45°
以上のときは延長線(C)よりも上方へ移動した位置で
あっても良い、また、パドルホイール(120)と搬送
ローラ(100)、 (101)の垂直方向の位置関係
は、必ず複写紙が少なくともいずれかで搬送力を受ける
様に設定されていることが必要である。
ステープラ(130)は周知の電動式のもので、第2図
に示す様に、受は台(131)がステープル位置にステ
ープルトレイ(90)の基板(91)と同一面上に設置
1され、ステープルトレイ(90)内に収容整合された
複写紙の角部を綴じる。
[フィニッシャユニットの動作] 次に、フィニッシャユニット(50)の動作について説
明する。
(ノンステープルモード) 複写機本体(1)の排出ローラ対(18)から排出され
た複写紙をステープルすることなく排紙トレイ(80)
上に積載収容する動作モートモある。
この場合、切換え部材(70)は第1図中一点鎖線で示
す様に位置し、ローラ(60)、 (61)から受は入
れられた複写紙は、切換え部材(70)の上面(70a
)とガイド板(65)とでガイドされ、排出ローラ(8
5)。
(86)から排紙トレイ(80)上に排出される。
(ステープルモード) 複写紙をステープルトレイ(90)内に収容整合し、ス
テープラ(130)で綴じた後、スタックボックス(1
61) (第7図参照)又はスタックユニット(160
)(第6図参照)等に収容する動作モードである。
この場合、切換え部材(70)は第1図中実線で示す位
置に切り換えられ、ローラ(60)、 (61)から受
は入れられた複写紙は、切換え部材(70)の湾曲面(
70b)とガイド板(92)、 (93)の上部とでガ
イドされ、搬送ローラ(100)、 (101)からス
テープルトレイ(90)に送り込まれる。搬送ローラ(
10G)、 (1ot )の回転と同時にパドルホイー
ル(120)も矢印(c)方向に正転駆動され、後端が
搬送ローラ(100)。
(101)から離れた複写紙はパドルホイール(120
)の回転による搬送力を受け、コーナ一部(A)方向に
移動し、整合される。このとき、複写紙は搬送tr −
ラ(100)、 (101)にてそのニップ部の設定方
向に基づいてガイド板(93)側に向く様に搬送力を受
け、かつ、マイラシート(105)に摺接して紙厚に応
じた“腰”を付けられ、収容済みの複写紙との接触抵抗
を極力小さくした状態でステープルトレイ(90)内に
順次収容される。同時に、除電ブラシ(106)にも摺
接し、除電される。また、収容済みの複写紙上端部には
マイラシート(105)と除電ブラシ(106)の先端
が当接し、複写紙の倒れ、座屈が防止される。
ところで、複写紙が定着装置(17)による加熱等でカ
ールし、上端部がガイド板(93)側に湾曲した状態で
ステープルトレイ(90)に収容されると、次に進入す
る複写紙の先端がカールした収容済み複写紙の上端に衝
突して紙詰まりを誘発することとなる。これを防止する
ため、本実施例では、押さえ部材(110)にて収容済
み複写紙の上端部を押圧することとした。
即ち、複写紙の先端がフォトセンサ(SE2)で検出さ
れてから所定時間後、例えば、複写紙がパドルホイール
(120)の回転にてコーナ一部(A)に整合されたタ
イミングで、ソレノイド(Sl3)がオンされ、押さえ
部材(110)が支軸(111)を支点として矢印(b
)方向に回動し、ヘッド部(110a)がガイド板(9
3)の窓部(93b)からステープルトレイ(90)内
に突入し、収容済み複写紙(Sl)の上端部を抑圧する
(第4図参照)。これにて、カールした複写紙(Sl)
の上端部がトレイ底部[ガイド板(92) ]側に押圧
され、カールが矯正されることとなる。
一方、押さえ部材(110)は、次の複写紙(S2)の
先端が少なくとも押さえ部材(110)の近傍に達する
直前に、前記ソレノイド(Sl3)がオフされることに
より、矢印(b)とは逆方向に回動し、収容済み複写紙
(Sl)に対する抑圧状態を解除する。
以上の動作にて、収容済みの複写紙(Sl)の上端部が
ガイド板(93)側にカールすることが矯正され、次に
ステープルトレイ(90)に送入する複写紙(S2)が
衝突して紙詰まりが発生することを確実に防止可能であ
る。
また、本実施例の如く、押さえ部材(110)のヘッド
部(110a)が複写紙(Sl)の上端部を押圧すると
き、切欠き(110b)にてマイラシート(105)と
交差させれば、複写紙の収容性について一層の向上を期
待できる。即ち、第4図に示す様に、押きえ部材(11
0)のヘッド部(110a)が収容済み複写紙(Sl)
の上端部を押圧しているとき、マイラシー)(105)
は切欠き(110b)に位置し、左方に付勢されること
はなく、次に送り込まれる複写紙(S2)は、第5図に
示す様に、押さえ部材(110)がステープルトレイ(
90)から退避したときと同じ様に、収容済み複写紙(
Sl)と十分な間隔を保持してステープルトレイ(90
)内に収容される。
以上の動作にて、複写紙は1枚ずつ複写面をガイド板(
93)側に向けてページ類にステープルトレイ(90)
内に収容整合される。そして、前記循環式のADF(3
0)を使用している場合は原稿が一巡したときの複写動
作の終了信号に基づいて、あるいはA D F (30
)を使用していない場合にはオペレータからのステープ
ル処理信号に基づいて、ステープラ(130)が動作し
、ステープル位置(D)にて複写紙を綴じる。
ステープル処理が終了すると、ソレノイド(Sl2)が
オンきれ、ストッパ(95)が第1図中一点鎖線位置に
退避し、ステープルトレイ(90)の底部を開放する。
同時に、モータ(M2)が逆転に切り換えられ、パドル
ホイール(120)が矢印(e)とは逆方向に回転する
。これにて、綴じられた複写紙は自重で、及び、パドル
ホイール(120)の回転付勢力で、第2図中右下方向
に旋回しつつステープルトレイ(90)から下方に排出
きれる。
即ち、複写紙はパドルホイール(120’)の逆転によ
る付勢力で右旋回することにより、ステープル処理され
た箇所がステープル位置(D)を避けて排出される。
以上の如く、ステープルトレイ(90)から排出された
複写紙は、第7(50に示すスタックボックス(161
)、あるいは、第6図に示すスタックユニット(160
)のスタックボックス(162)内に積載収容される。
[スタックユニットの構成と動作] そこで、スタックユニット(160)について第6図を
参照して説明する。
このスタックユニット(160)は、スタックボックス
(162)をモータ(M3)で正逆方向に回転駆動され
るベルト(163)に金具(164)を介して連結し、
上下動可能としたものである。また、スタックボックス
(162)の両側部に形成された窓部(162a)には
複写紙検出用のフォトセンサ(SE4)が臨み、スタッ
クボックス(162)内に積載された複写紙の高さを検
出する様になっている。
即ち、ステープル処理が行なわれた複写紙の束がステー
プルトレイ(90)から排出され、スタックボックス(
162)内に順次積載きれ、その上部がセンサ(SE4
)で検出されると、モータ(M3)が矢印(d)方向に
回転駆動され、ベルト(163)の回転に伴ってスタッ
クボックス(162)が下降する。この下降によって積
載された複写紙の上部がセンサ(SE4)の光軸を離れ
、センサ(SE4’)がオフすると前記モータ(■3)
がオフされる。これにて、複写紙は常に同じ高さの位置
へ排出積載されることとなる。
[操作パネル] 次に、フィニッシャユニット(50)の操作ハネルにつ
いて第8図を参照して説明する。
(swt>はモード選択スイッチ、<170)はノンス
テープルモード表示LED、 (171)はステープル
モード表示LEDで、初期状態にあってはノンステープ
ルモードに設定され、選択スイッチ(SWl)を1回押
圧するごとにステープルモード、ノンステープルモード
に順次切り換えられ、表示LED(170)、 (17
1)が点灯する。
前記A D F (30)を使用してステープルモード
を実行する際は、ステープル動作のタイミング等は以下
に説明する様に複写機本体(1)の制御部との通信にて
自動的に処理される。ADF(30)を使わないでステ
ープルモードを実行する際には、最初に選択スイッチ(
SWI)をオンしてステープルモードを選択し、所定枚
数のコピー終了後、再度選択スイッチをオンすることに
よってステープル処理を行なう。
また、 (SW2)はステープル解除スイッチで、AD
F(30>を使用してステープルモードを実行中に、オ
ンすることによりステープルモードを解除するためのも
のである0例えば、10部のコピーを実行中に8部のみ
ステープル処理を行ない、残りの2部はステープルしな
いで取り出したい場合、8部目のステープルモード実行
中にこの解除スイッチ(5W2)をオンすることにより
、9部目以降の複写紙を排紙トレイ(80)へ排出する
様に制御する。
(172)はスタック部数表示器で、ステープル処理さ
れたセット部数を表示するもので、複写機本体(1)の
制御部からの信号に基づいてインクリメントされ、クリ
ア信号等に基づいてリセットされる。
[制御回路] 第9図はフィニッシャユニット(50)の制御回路を示
す。
制御はマイクロコンピュータ(CPU)を中心に行なわ
れ、複写機本体(1)の(CPU)との通信のためのボ
ート(PA)には、複写紙の排出センサ(SEI )か
らのオンエツジ、オフエツジ信号、コピーフラグの状態
信号、A D F (30)の使用状態信号が入力され
、コピーウェイト信号等が出力きれる。ボート(P、)
にはデコーダ(175)を介して表示L E D (1
70)。
(171)が接続され、ボート(PC)にはデコーダ(
176)を介してスタック部数表示器(172)が接続
きれている。ボート(PII)にはローラ(60)、 
(85)、 (100)を駆動するモータ(Hl)が接
続され、ボート(PI)には正逆転ドライバ(177)
を介してパドルホイール(120)を駆動するモータ(
M2)が接続されている。
ボート(pr)、 (PG)、 (PII)には切換え
部材(70)を駆動するソレノイド(SLI) 、スト
ッパ(95)を駆動するソレノイド(5L2) 、押さ
え部材(110)を駆動するソレノイド(5L3)がそ
れぞれ接続されている。ボート(PI)にはドライバ(
178)を介してステープラ(130)が接続きれてい
る。また、ボート(pi)〜(Pw>ニハス4 y ?
(SWI)、(SW2) 、 セン? (SE2)。
(SE3)が接続されている。
[制御手順コ 第10図はマイクロフンピユータ(C’PU)のメイン
ルーチンを示す。
(CPU)にリセットが掛かり、プログラムがスタート
すると、まず、ステップ(Sl)で(RAM)のクリア
、各種レジスタのイニシャライズ及び各装置を初期モー
ドにするための初期設定を行なう0次に、ステップ(S
2)で内部タイマをスタートさせる。内部タイマは、こ
のメインルーチンの1ルーチンの所要時間を定めるもの
で、その値は予めステップ(Sl)でセットされる。
次に、ステップ(S3)〜(S6)に示す各サブルーチ
ンをコールし、全てのサブルーチンの処理が終了すると
、ステップ(S7)で前記内部タイマの終了を待って、
ステップ(S2)へ戻る。この1ルーチンの時間の長さ
を使って、各サブルーチンで登場する各種タイマのカウ
ントを行なう。
また、複写機本体(1)の(CPU)からの割込み要求
があったときには、ステップ(S8)で割込み処理を行
なう。
第11図はステップ(S3)で実行されるステープルモ
ード解除のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(531)で排出フラグがrl、か否か
を判定し、ステップ(532)でステープルモード解除
フラグがrl、か否かを判定する。この排出フラグはス
テープル処理された複写紙がスタックボックス(161
)へ収容されると「1」にセットきれ、続いて実行され
る複写サイクルの複写紙がステープルトレイ(90)へ
収容きれると「0」にリセットきれる。また、ステープ
ルモード解除フラグは解除スイッチ(SW2)がオンき
れると「1」にセットされる。いずれも「1」であれば
、ステップ(533)で動作モードをノンステープルモ
ードとし、排出フラグを10」にリセットすると共に、
ステープルモード解除フラグを「0」にリセットする。
次に、ステップ(534)で解除スイッチ(SW2)が
オンエツジか否かを判定し、オンエツジであればステッ
プ(535)で動作モードとしてステープルモードが設
定されているか否かを判定し、ステープルモードに設定
されていれば、ステップ(536)でステープルモード
屏除フラグを「1」にセットする。
即ち、解除スイッチ(SW2)は複写中でも受付は可能
になっており、ステープルモード解除フラグがrl」に
セットされ、前記ステップ(531)〜(533)で現
在の複写サイクルの複写紙がステープル処理され、スタ
ックボックス(161)に収容された時点で動作モード
をステープルモードからノンステープルモードに変更す
る様になっている。
第12図はステップ(S4)で実行されるモード設定の
サブルーチンを示す。
ここでは、まず、ステップ(541)でモード選択スイ
ッチ(SWI)がオンエツジか否かを判定し、オンエツ
ジであればステップ(542)でコピーフラグがr□、
か否かを判定する。コピーフラグは複写機本体(1)で
コピー動作中「1」にセットされている。
従って、コピーフラグが「0」でコピー動作中でないと
判定されると、ステップ(543)で動作モードとして
ステープルモードが設定されているか否かを判定する。
ステープルモードでなければステップ(54g)でステ
ープルモードを設定する。ステップ(543)でステー
プルモードが設定されていれば、ステップ(544)で
A D F (30)を使用してのコピーか否かを判定
し、使用していればステップ(545>でノンステープ
ルモードに設定する。A D F (30)を使用して
いなければ、ステップ(546)でステープルトレイ(
90)内の複写紙を検出するセンサ(SE3)がオフか
否かを判定し、オフされていなければステップ(545
)でノンステープルモードに設定する。
センサ(SE3)がオフされていれば、第13図に示す
搬送整合ルーチンのステップ(5515)に移行する。
即ち、A D F (30)を使用しないで複写を行な
いステープル処理する場合には、自動的にステープル処
理を実行するための信号(第13図中に示す整合終了フ
ラグがrl、にセットされている状態)が発生しないた
め、スイッチ(SWI)のオンで強制的にステープル処
理を行なう。なお、センサ(SE3)がオフしていれば
、ステープルトレイ(90)内に複写紙が存在するため
ステープルされるが、オンであれば複写紙が存在しない
ためステープルせずに動作モードのみをノンステープル
モードに変更する。
第13図はステップ(S5)で実行される搬送整合のサ
ブルーチンを示す。
まず、ステップ(5501)でコピーフラグが「1」か
否か、ステップ(5502)で動作モードとしてステー
プルモードが設定されているか否かを判定する。
いずれもYESであれば、ステップ(5503)でソレ
ノイド(SLI)をオンし、切換え部材(70)を第1
図中実線位置に切り換えると共に、排出フラグを「0」
にリセットする。
次に、ステップ(5504)で複写機本体(1)の排紙
部に設置したセンサ(SEI)のオフエツジを確認のう
え、ステップ(5505)でモータ(Ml)をオンする
と共に、モータ(M2)を正転オンする。これにて、ロ
ーラ(60)、 (85)、 (100)が回転駆動さ
れると共に、パドルホイール(120)が矢印(C)方
向に正転駆動される。
次に、ステップ(5506)でステープル通路に設置し
たセンサ(SE2)のオフエツジを確認のうえ、ステッ
プ(5507)でソレノイド(SL3)をオフすると共
に、タイマ(T1)をスタートさせる。ソレノイド(S
L3’)のオフにて押さえ部材(110)のヘッド部(
110a)がステープルトレイ(90)から退避する。
そして、ステップ(5508)でタイマ(T1)の終了
が確認されると、ステップ(5509)で整合終了フラ
グが「0」であるか否かを判定する。いずれもYESで
あれば、ステップ(5510)でソレノイド(SL3)
をオンし、押さえ部材<110)のヘッド(110a)
をステープルトレイ(90)内に突入させ、収容された
複写紙の上端部を押圧する。なお、整合終了フラグは複
写の1サイクルが終了した時点でrl、にセットきれる
。また、タイマ(T1)は複写紙がステープルトレイ(
90)内で整合されるまでの時間にセットされている。
次に、ステップ(5511)で再びタイマ(T1)の終
了を確認のうえ、ステップ(5512)でコピーフラグ
が「0」か否かを判定する。なお、コピーフラグは原稿
がA D F (30)で−巡するごとに一時的に「0
」にリセットされる。いずれもYESであれば、1回の
ステープル処理のサイクルが終了したものと判断し、ス
テップ(5513)でモータ(Ml)、化2〉をオフす
る。次に、ステップ(5514)でA D F (30
)を使用しているか否かを判定し、使用していればステ
ップ(5515)でステープル処理を行なうための整合
終了フラグを「1」にセットすると共に、ウェイト信号
を「1」にセットして複写機本体(1)の動作を禁止す
る。また、ADF(30)を使用していないのであれば
、ステープル処理をすべきか否か明確でないのでメイン
ルーチンにリターンし、次のサブルーチン(S6)を実
行する。
一方、前記ステップ(5502)でNOと判定され、ノ
ンステープルモードを実行する場合には、まず、ステッ
プ(5521)でソレノイド(SLI )をオフし、切
換え部材(70)を第1図中一点鎖線位置に保持すると
共に、排出フラグをr□、にリセットする0次に、ステ
ップ(5522)でセンサ(SEI )のオフエツジを
確認のうえ、ステップ(5523)でモータ(Ml)を
オンし、ローラ(60)、 (85)を回転駆動する。
次に、ステップ(5524)でセンサ(SEL)のオン
エツジが確認きれると、ステップ(5525)でタイマ
(T2)をスタートさせる。タイマ(T2)は複写紙が
排紙トレイ(80)に排出されるまでの時間がセットさ
れており、ステップ(5526)でこのタイマ(T2)
の終了が確認きれ、続くステップ(5527)でコピー
フラグが「0」であると判定されると、ステップ(55
28)でモータ(Ml)をオフし、このサブルーチンを
終了する。
第14図はメインルーチンのステップ(S6)で実行さ
れるステープル、スタック処理のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(5601)で整合終了フラグが「1」
か否かを判定し、ステップ(5602)でタイマ(T3
)フラグが「0」か否かを判定する。いずれもYESで
あれば、即ち、複写紙のステープルトレイ(90)内で
の整合が終了すると、ステップ(5603)でタイマ(
T3)フラグを「1」にセットし、ステープラ(130
)をオンして複写紙を綴じる。なお、このステープラ動
作信号は瞬間的にオフされる。同時に、タイマ(T3)
をスタートさせる。タイマ(T3)はストッパ(95)
を開放するタイミングをとるためのもので、ステップ(
5604)でタイマ(T3)の終了が確認されると、ス
テップ(5605)でソレノイド(SL2)がオフされ
ているか否かを判定する。オフであればステップ(56
06)でソレノイド(SL2)をオンしてストッパ(9
5)を開放すると共に、タイマ(T4)をスタートさせ
る。これにて、ステープル処理された複写紙が落下し始
める。タイマ(T4)はパドルホイール(120)を逆
転させるタイミングをとるためのもので、ステップ(5
607)でタイマ(T4)の終了が確認されると、ステ
ップ(5608)でモータ(M2)がオフされているこ
とを確認のうえ、ステップ(5609)でモータ(M2
)を逆転オンし、パドルホイール(120)を矢印(c
)とは逆方向に回転させる。これにて、複写紙は第2図
中右方向に旋回しつつ落下し、ステープル処理された箇
所がステープル位置(D)を避けてステープルトレイ(
90)から排出される。
次に、ステップ(5610)でステープルトレイ(90
)内の複写紙を検出するセンサ(SE3)がオンである
か否かを判定し、オンであれば、即ち、ステープルトレ
イ(90)から複写紙が排出されたことが検出されると
、ステップ(5611)でタイマ(T3)フラグ。
整合終了フラグ、ウェイト信号を「0」にリセットし、
排出フラグを「1」にセットすると共に、ソレノイド(
SL2)  、モータ(M2)をオフし、かつ、カウン
トアツプして表示器(172)にスタック部数を表示す
る。
[他の実施例コ 以上の如く、前記実施例にあっては、次の複写紙の先端
がセンサ(SE2)にて検出されると[ステツブ(55
06)でYES]、ソレノイド(SL3)をオフして押
さえ部材(110)による収容済み複写紙に対する押圧
状態を解除する[ステップ(5507) ]様にしたが
、この押圧解除のタイミングは次の複写紙の先端が少な
くともヘッド部(110a)の近傍に達する直前であれ
ば良い。また、ソレノイド(SL3)をオンして押さえ
部材(110)が複写紙を押圧するタイミングは、前記
ステップ(5510)に限るものではない。
一方、前記マイラシート(105)は前記実施例のもの
よりも短くても良く、その場合には押さえ部材(110
)のヘッド部<110a)に切欠き(110b)を形成
する必要はない。また、前記実施例では、ステープル処
理された複写紙をステープルトレイ(90)から排出す
るに際して、パドルホイール(120)を逆転させる様
にした。しかし、ステープラ(130)のふところが深
く、ステープル位置(D)が複写紙の落下域から外れて
いる場合には、パドルホイール(120)を必ずしも逆
転させる必要はなく、パドルホイール(120)を外方
[矢印(g)方向、第1図参照]に退避させても良いし
、矢印(C)方向に正転させても良い。
また、前記実施例ではステープル処理を行なうフィニッ
シャを示したが、本発明はこれに限らず、用紙を略垂直
状態で収容する形態のソータや両面複写のための中間ト
レイにも適用することができる。
光11υ迩釆 以上の説明で明らかな様に、本発明によれば、ステープ
ル処理用のトレイに収容された最小サイズの用紙の上端
部を押圧可能な押さえ部材を設けたため、たとえカール
した用紙がトレイに収容されても、そのカールを矯正し
て収容済み用紙がトレイの入口部を璽ぐことか防止され
、しかも、押さえ部材は次の用紙の先端がその近傍に達
する直前に押圧状態を解除する様に制御されるため、次
に送り込まれる用紙が押さえ部材は勿論のこと収容済み
用紙上端に衝突することはなく、紙詰まりの発生を未然
に防止することができる。
また、前記トレイは用紙を垂直状態で収容可能な縦型で
あることから、占有面積が小さい等縦型であることの種
々の利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る用紙収容装置の一実施例を示し、第
1図は内部構造を示す断面図、第2図は第1図のE矢視
図、第3図は押さえ部材部分の斜視図、第4図、第5図
はステープルトレイの複写紙搬送状態を説明するための
断面図、第6図はスタックユニットを付設した状態の断
面図、第7図は複写機本体へ連結した状態を示す概略断
面図、第8図は操作パネルの平面図、第9図は制御回路
のブロック図、第10図ないし第14図は制御手順を示
すフローチャート図である。 (1)・・・複写機本体、(50)・・・フィニッシャ
ユニット、(90)・・・ステープルトレイ、(91)
・・・基板、(92)、 (93)・・・ガイド板、(
100)、 (101)・・・搬送ローラ、 (110
)・・・押さえ部材、(120)・・・パドルホイール
、(130)・・・ステープラ、(SWI)・・・モー
ト選択スイッチ、(SE2)・・・複写紙検出センサ、
(SL3)・・・ソレノイド。 第6図 第12図 第8図 第9図 第10図 第11図 S5       劃3+21

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、作像装置から排出された用紙を収容整合してステー
    プル処理等を行なう用紙収容装置において、 用紙を略垂直状態で収容可能なトレイと、 前記トレイに収容された最小サイズの用紙の上端部を押
    圧可能な押さえ部材と、 前記トレイに上方から送り込まれる用紙の先端が少なく
    とも前記押さえ部材の近傍に達する直前に、押さえ部材
    の押圧状態を解除する制御手段と、を備えたことを特徴
    とする用紙収容装置。
JP24072686A 1986-10-09 1986-10-09 用紙収容装置 Pending JPS6397575A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24072686A JPS6397575A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 用紙収容装置
US07/105,561 US4852867A (en) 1986-10-09 1987-10-08 Copying apparatus having an automatic document feeder with document circulating function and a paper container with paper binding function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24072686A JPS6397575A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 用紙収容装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6397575A true JPS6397575A (ja) 1988-04-28

Family

ID=17063788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24072686A Pending JPS6397575A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 用紙収容装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6397575A (ja)

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