JPS6396668A - 電子写真用液体現像剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真用液体現像剤及び電子写真方式により
平服印刷版を作製する時に使用される液体現像剤であっ
て、分散安定性、再分散性、転写性、定着性、エツチン
グ液に対するレジスト性。

及び耐摩耗性を改良し良電子写真用液体現像剤に関する
。

〔従来の技術〕

電子写真を利用した製版法において感光体として酸化亜
鉛又は硫化カドミウムのような無機光導電体粉末やフタ
ロシアニンのような有機光導電体粉末を適当な結着剤中
に分散し、紙又はフィルム又はアルミニウム板上に塗布
し念感光体を用いる事が知られている。上記感光体にコ
ロナ帯電→露光→トナー現像全行ない、非画像部は親水
化処理をして印刷版が作製される。

ま九、本出願人は導電性被転写基材上にコロナ帯電→露
光→トナー現像されたトナー像を砂目立したアルミニウ
ム板に直接的に転写して印刷版を作製する方法を特願昭
５８−１２６１２３号で提案した。これら、印刷製版法
で使用する液体現像剤としては、種々の公知のものが使
用されてきたが、印刷版を作製する際には分散安定性、
再分散性、定着性、耐摩耗性、又必要に応じて転写性。

エツチング液に対するレジスト性の優れ念液体現像剤を
使用する事が特に必要である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、電子写真法を利用した印刷版の作↓にあ九っ
て、好適に使用しうる液体現像剤に関し、特に分散安定
性、再分散性、定着性、耐摩耗性。

転写性、エツチング液し・シスト性に優れ九−ｆｔ電子
写真用液体現像剤提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、電気絶縁性担体液に着色剤と分散剤とを含有
するトナー粒子を分散させてなる電子写真用液体現像剤
において、 （１）　　前記着色剤として （＆）　　染料及び／又は顔料粒子（以下ＰＩＧという
。）（ｂ）　　溶解性ノ母ラメーター８．５以上及び軟
化点４５〜１５０℃の特性を有することを特徴とする樹
脂′ｆ！：ＰＩＧ　Ｉ　Ｋ対して、重量比で０．５〜１
００の割合で溶融練肉してからなる着色剤と （２）前記分散剤として、前記担体液に不溶性であるこ
とを特徴とする非水分散性樹脂の１種以上を用いて 着色剤１に対して、重量比で非水分散性樹脂をＯ，ＯＳ
〜１０の割合で前記担体液に分散してなる電子写真用液
体現像剤て関する。

本発明で用いられるｓ−ｐ、ｓ、ｓ以上及び軟化点４５
〜１５０℃の樹脂としては、例えば、スチレン系樹脂（
工、）化学工業（株）裂　ピコスチツク人７５．Ｄ７５
．Ｄ１００等）、マレイン酸系樹脂（荒用化学工業（（
社）製エステルガム　Ｍ−９０，１００゜マルキードＡ
Ｘ、２，５，６，８．大日本インキ化学工業（株〕製ペ
ッカサイト　１１１０，１１１１．Ｆ−２３１，１１２
０等）、フェノール系樹脂（大日本イ／キ化学工業（株
〕製スー・９−ペラカサイト１００１．３０１１．　　
ペラカサイト　１１００，１１２３等）、エポキシ系樹
脂（犬日本インキ化学工業（株）製エビクロン１０５０
，４０５５，７０５０　、シェル石油社製エピコー）　
　１００１，１００４，１００７等）、ケトン樹脂（東
亜合成化学工業（株）製アロンＫＲ−８Ｓ等）、ブチラ
ール樹脂（種水化学工業（株〕製エスレック　ＢＭ−１
，２等）、メタクリル系樹脂（三菱レーヨン（株）製ダ
イヤナールＢＲ−６４、７７゜８５．９０，１０６等〕
等を挙げることができる。

ＰＩＧとしては、特に制限がなく、従来公知の各種染料
及び／又は顔料を使用でき、例えばカー？ンブラック、
スピリットブラック、オイルブラック、アルカリブルー
、フタロシアニンブルー、オイルブルー、オイルバイオ
レット、メチルバイオレット、フタロシアニングリ−／
、ブリリアントカーミノ６Ｂ、ローダミン６Ｇ、ファー
ストレッド、メチルオレンジ、ベンゾノンイエロー、ハ
ンディエロー等が挙げられる。

１重量部当り上記樹脂０．５〜１００ｉ４部の範囲で加
熱二本ロールミル、加圧ニーダ−等を用いて１６０℃以
下の加熱温度で廖融練肉後、ジェットミル等で微粒末化
する・ 又、上記樹脂は溶融し、強い粘着性を示すので粘着性調
整剤として、公知のワックス等の助剤を用いることもで
きる。上記着色剤に用いられる樹脂の量がＰＩＧ　１重
量部当り０．５重量部より少ないと、定着性が乏しくな
り、その結果、耐摩耗性や工、チングレジスト性が悪く
なる。また、１００重量部より多くなると着色の効果が
乏しくなり、網点や細線の目視による観察ができなくな
る。

本発明で用いられる分散剤としては、公知の非水分散性
樹脂を使用でき、例えば本出願人が先にトナー粒子の樹
脂溶出性、転写性、クリーニング性及び分散安定性の改
良された液体現像剤として提案し九特開昭５８−１２２
５５７に記載されている分子全体として担体液に不溶性
の非ダル状のグラフト重合体及び／又は長時間の使用又
は長時間の保存後においても良好な分散安定性及び良好
な画像磯度を保持しうる液体現像剤として提案しネート
基と反応しうる活性水素原子を肩するビニル重合体ヲポ
リイソシアネート化合物で架橋して成る担体液に可溶性
の架橋重合体と分子鎖相互の纏れによって架橋重合体に
捕捉された担体液に不溶性のビニル重合体から成る縫鎖
状重合体を挙げることができる。

分散剤の使用量は前記着色剤１重量部当り０．０５〜１
０ｔｔ部の範囲で、少量の担体液と共に＆　−ルミルウ
サンドミル、アトライター等で均一に練肉して濃縮トナ
ーを調整し、さらに、担体液で希釈して現像剤を調整す
る。

また、必要に応じて更にトナー粒子中に電荷制御剤等の
助剤を用いて、トナーの極性を一層明僚にすることがで
きる。

上記着色剤１重量部当り上記分散剤の量が０．０５重量
部より少ないと、練肉後のトナー粒子径が小さくならず
分散安定性、転写性が悪くなる。また、１０重量部より
多いとトナー粒子を構成する樹脂全体の軟化点が低くな
るため定着後のトナー粒子の凝集力が低下し、耐摩耗性
、エツチング液に対するレゾスト性が乏しくなる。

本発明に用いられる担体液としては、１０９Ω・譚以上
の高い電気抵抗と３以下の低い誘電率を有する電気絶縁
性の有機溶剤を使用することができ、例工ば、ヘキサン
、″ｅンタン、オクタン、ノナン。

デカン、ウンデカン、ドデカンのほか工、ンスタンダー
ド石油〔株〕からアイツノ４’−ＨＩ　Ｇ　、　Ｋ　、
　ＬｅＭ等の商品名の下に販売されている有機溶剤の如
き１００〜２５０℃の温度範囲に沸点を有する各種の脂
肪族炭化水素溶剤を使用することができる。

電荷制御剤等の助剤は、通常電子写真用液体現像剤に用
いられているものをいずれも使用することができ、例え
ば、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸銅、オレイン酸銅
、オレイン酸コバルト、オクチ／Ｌ／酸ジルコニウム、
オクチル酸コバルト、ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム、大豆
レシチン。

アルミニウムオクトエート等が挙げられる。

ワックス等の助剤は通常電子写真用液体現像剤に用いら
れているものをいずれも使用することができ、例えば、
ノ９ラフィンワ、クス、？リエチレンワックス、ポリフ
ロピレンワックス、エチレン共重合体、ｆロピレン共重
合体等が挙げられる。

以下、本発明を実施例によシ具体的に説明するが、本発
明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定され
るものではない。

（製造例） 第１表に記載した配合組成及び練肉方法で着色剤を製造
し、ジェットミルで粉砕し、着色剤微粉末１得た。

（実施例〕 第２表に記載した配合組成をもつ混合物ヲ？−ルミルで
均一に混合練肉して濃縮トナーを調整した。この濃縮ト
ナーをアイソ／’Ｆ　−Ｑで不揮発分１０１敬幅に希釈
し九ペースドナー５０１Ｉｆｃアイン、ｒａｌ、５００
．９で希釈し電子写真用液体現像剤を製造した。

この様にして製造した液体現像剤を用いて以下の装置と
版材を用いて印刷版を作製し念。

（Ａ）エレファ、クス　ＡＰ−３ＷＤＸ／ＥＬ−１−１
−８４（岩崎通信機社製） ＣＢ）　　アイテ、り６１５Ｅ／ＥＡＣ−１（ポリクロ
ーム社製〕（アイチック社製） （Ｃ）　　本出願人が先に出題した特開昭６１−６７８
６７号の実施例で用いた装置／砂目立てした陽極酸化ア
ルミニウム板 以上の装置で作製した印刷版（ＥＡＣ−１の場合は、ケ
イ酸ソーダ及びカセイソーダからなるアルカリ水溶液中
に浸漬し、非画像部全エツチングして親水化処理をした
。）全オフセットマスターとして、平版印刷機で印刷を
行い、耐刷性の評価’ｔ−ａａり、版とび等が発生せず
に原画に忠実な印刷物が得られる印刷枚数をもって行い
、これを定着性及び耐摩耗性の評価とした。分散安定性
の評価として室温で６ケ月保存し、トナー粒子の凝集の
有無をもって評価した。

エツチング液に対するレジスト性の評価は、解像力を測
定する事によりて評価した。

以上の各側の内容及び結果を第２表にまとめて記載した
。

〔発明の効果〕

本発明で用いられる着色剤はＰＩＧ　ｆ　ｓ、ｐ、　８
．５以上及び軟化点４５〜１５０℃の樹脂で溶融練肉し
作製したもので溶融後、強い粘着性を示すので版材に対
して強固な定着を得ることができるため、機械的強度の
優れたトナー画像を形成するので本発明の電子写真用液
体現像剤は優れた耐摩耗性と耐エツチングレジスト性を
有する。

ま九、分散剤として担体液に対して不溶性の非水分散性
樹脂を用いるため、着色剤に対し強い吸着力と分散安定
性を有するため、本発明の電子写真用液体現像剤は優れ
た長期保存安定性を有するものである。

このように優れた耐摩耗性と定着性と耐エツチングレジ
スト性と分散安定性を有する本発明の電子写真用液体現
像剤は、種々の電子写真を利用した製版法に使用される
液体現像剤として好適である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電気絶縁性担体液に着色剤と分散剤とを含有するトナー
   粒子を分散させてなる電子写真用液体現像剤において、 （１）前記着色剤として （ａ）染料及び／又は顔料粒子（以下ＰＩＧという。）
   と （ｂ）溶解性パラメーター８．５以上及び軟化点４５〜
   １５０℃の特性を有することを特徴とする樹脂を ＰＩＧ１に対して、重量比で０．５〜１００の割合で溶
   融練肉してからなる着色剤と （２）前記分散剤として、前記担体液に不溶性であるこ
   とを特徴とする非水分散性樹脂の１種以上を用いて、 着色剤１に対して、重量比で、非水分散性樹脂を０．０
   ５〜１０の割合で前記担体液に分散してなる電子写真用
   液体現像剤。