JPH012066A - 静電写真用カラー液体現像剤 - Google Patents

静電写真用カラー液体現像剤

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Publication number
JPH012066A
JPH012066A JP62-156608A JP15660887A JPH012066A JP H012066 A JPH012066 A JP H012066A JP 15660887 A JP15660887 A JP 15660887A JP H012066 A JPH012066 A JP H012066A
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JP
Japan
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resin
formulas
liquid developer
tables
mathematical
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Application number
JP62-156608A
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JPS642066A (en
Inventor
明彦 後藤
勝又 直豈
Original Assignee
株式会社リコー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は静電写真用カラー液体現像剤に関する。
[従来技術] 電子写真、静電記録等のカラー静電写真に用いられるカ
ラー液体現像剤は数色の顔料とロジン、アマニ油、大豆
油、変性アルキッド樹脂、スチレン−ブタジェン共重合
体、アクリル樹脂等の樹脂又は油脂を各色ごとに脂肪族
炭化水素のような高絶縁性低誘電率の担体液体中に粉砕
分散することによって得ている。
そしてこのJζうな一組の現像剤を用いてカラー画像を
得る場合には、電子写真感光紙や静電記録紙等に常法に
より、静電潜像を形成後、これを液体現像剤で現像する
プロセスを各色について繰り返し行ない、数色のトナー
を順次重ね合わせることによりカラー画像を得る。
このような方法に用いられる1〜ナーには地肌カブリの
少ない透明性の高いものが望まれる。
ところが前述のような方法で1qられる液体現像剤では
トナーが一次粒子にまで分散されないため透明性が悪く
画像ががさつく等とともに沈降性が大きく、その沈降し
たものがケーキングをおこすといった問題がある。
また、カラー静電写真では例えば黒、シアン、マゼンタ
、イエローの順にトナーを重ねる方法があり、この中で
はマゼンタトナーの地肌カブリが劣っていた。マゼンタ
トナーには一般にアゾレーキ顔料が色調の鮮明なことか
ら用いられるが、この顔料を用いて前述の方法で分散し
て得られるトナーは全て地肌カブリの劣るものであった
。この原因は完全には明らかではないが、アゾレーキ顔
料の構造中にはカルボキシル基のような親水性基がある
ため、非水系である担体液中ではトナー粒子の凝集を起
こし易く、トナー粒子の極性が不明瞭になっているもの
と考えられる。
また、染料によりラテックスを染色し、これをトナーに
応用することも検δJされているが(特開昭45−25
878号、特開昭56−10619弓など)、このもの
では絶対濃度が低く、加えて、ラテックスに染み込まな
かった染料の除去が完全てないと地肌カブリを生じさせ
るといった問題がある。
もつとも、これらを改良する液体現像剤の製造手段とし
て(1)特開昭57−34720号、同57−1937
3号などの公報にみられるように、加熱担体液中にワッ
クス及び顔料を分散し急冷して顔料のワックス処理を行
ない、これを樹脂とともに担体液中に分散することや、
(2)特開昭57−201248号公報にみられるよう
に、ワックス及び顔料を混練しスプレードライヤーで噴
霧造粒し、これを樹脂とともに担体液中に分散すること
、等が提案されている。だが、これらいずれの場合もワ
ックスと顔料とのなじみが思わしくないため、依然とし
て、トナーは一次粒子まで分散されておらず透明性が悪
く乾燥性も思わしくないという欠点を有している。
また、カーボンブラックヤフタロシアニンブルーなどの
無機または有機顔料を7ラツシング処理してトナー用着
色剤とすることも知られている。
しかし、フラッシング処理用樹脂として担体液に可溶な
ものを適用すると、その樹脂はトナーの分散に用いられ
る担体液に溶解するので樹脂の種類によっては担体液の
電気抵抗を下げたり、トナー粒子の極性を不安定にして
しまう。
その結果、画像濃度が低下したり地肌カブリが生じたり
してコントラストの良い画像が形成できなくなる。従っ
て着色剤の樹脂には担体液に不溶または難溶のものが一
般的に使用されている。しかし、従来においては着色剤
¥IJ3iSn5に顔料と樹脂との相溶性処方バランス
を考虜するか、あるいはトナー製造時に分散を長時間行
なう等の手段を講じない限り、時間の経過とともに現像
液中でトナーの沈降凝集など分散安定性が低下し、1q
られた画像はベタ均一性、−次定着性に欠けるといった
不都合が認められている。
[目 的] 本発明の目的は上記した問題点を解決すること、すなわ
ち地肌カブリの少ない透明性、分散安定性のすぐれた重
ね現像型のカラー静電写真に適した正帯電性マゼンタ色
液体現像剤を提供することにある。
[構 成] 本発明者は上記課題を解決するため従来より研究を重ね
てきたが、着色剤として特定の顔オ′」を選択し、かつ
これを特定の樹脂の組合せでフラッシング処理すること
により得られたものを使用することにより解決し得るこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は担体液体中に4色剤及び樹脂を主成
分とする]・ナーを分散してなる静電写真用カラー液体
現像剤において、該盾色剤が下記−数式 Mnのいずれかでおる。)で表わされる顔料を、軟化点
が60〜130′Cで酸価1.OkO)−1mg10以
下のポリエチレンワックスおよびエチレン−酢酸ビニル
共重合体によりフラッシング処理したものであることを
特徴とする静電写真用カラー液体現像剤である。
上記のように、本発明に係る液体現像剤は前記−段式(
I)で表わされた顔料(染料)をフラッシング処理した
ものがトナー成分として使用されている。そこで“フラ
ッシング処理゛°についてから説明を進めることにする
フラッシング処理では、まず顔料又は顔料の含水ペース
トを樹脂溶液とともに7ラツシヤーーと呼ばれるニーダ
−に入れよく混合する。この過程で顔オ′1の周りに存
在する水が樹脂溶液により置換される。これをニーダ−
より取り出し水相を捨て、樹脂溶液中に顔料が分散され
たものを乾燥し溶剤を除去した後、jqられた塊状物を
粉砕する。このものを本発明においては「フラッシング
処理した着色剤」と称している。なお、ニーダ−で混練
しながら減圧(より水、溶剤を除去するような手段が採
られてもかまわない。
フラッシング処理は、含水ペーストを材料として使用で
きること及びニーダ−で混練しながら処理できることか
ら、分散が非常に良いものとして知られている。
本発明で使゛用される顔料は前記−数式で示されたβ−
オキシナフトエ酸系アゾレーキ顔料である。
このものの代表例としては次のようなものがめげられる
製造者     商品名   軟化点 酸価化学   
       110P   113  0三井石油化
学 ハイワックス220)IP 113  1.0BA
SF    WAX  A    98〜1080//
   A)1−6  95〜1020#   A)1−
0 115〜1220アライド  ACポリエチレン1
702 85   0ケミカル        6&6
A  106   09&9八 1170 ヘキスト  へキストワックス P^−520103〜107 0 P八−130119〜125  0 酸価が大きいと正荷電になりにくく、画像濃度が上がら
ず、分散安定性も悪い。軟化点が低いと高温(50℃)
保存時の安定性が悪く、軟化点が高いと定着性が悪くな
る。
したがって、本発明に使用するポリエチレンワックスの
軟化点は60〜130℃が好ましく、また酸価は1.O
koHmO10以下が好ましい。
また、本発明に用いるエチレン−酢ビ共手合体としては
、たとえば以下のものを例示することができる。
製造者   商品名  酢ビ% 三井デュポン エバフレックス 45X   46ケミ
カル      〃150  33//     22
0  28 N     310  25 II     550  1/1 住友化学  スミチー1−PBlo   10”   
     HA20     20〃KA10  28 II    MBll   32 //    RBII   41 上記ポリエチレンワックスとエチレン酢ビ共重合体との
比率は重量比で90:10〜40 : 60の範囲がよ
く、ポリエチレンワックスが多すぎると分散が悪くなり
、画像の鮮12度か悪くなる。工tレンー酢ビ共重合体
が多すぎると画像濃度、密着性が悪くなる。またコンク
トナーを分散しにくくなる。
ざらに着色剤を構成する顔料と樹脂との比率は重量比で
20 : 80〜50 : 50が好ましく、樹脂がこ
の範囲よりも少ないと顔料を充分に被覆できないため、
定着性が劣ったり地肌カブリが生じたりする。樹脂が多
すぎると充分な画像濃度が得られなかったり、分散が悪
くなる。
本発明の現像液に使用する担体液としては脂肪族炭化水
素またはその誘導体が好ましい。その具体例をあげると
、たとえばパラフィン系又はイソパラフィン系炭化水素
(エタン社製のアイソパーF]、アイソパーG1アイソ
パー上1アイソパーに、ナフサN0.6ソルベツソ10
0など)、リグロイン、n−ヘキシ、n−へブタン、1
so−オクタン、n−オクタン、四塩化炭素、トリクロ
ロトリフルオロエタン、シクロヘキサン等が単独である
いは2種以上が組合わされて使用される。
また、極性制御剤としてはナフテン酸コバルト、マンガ
ン、ニッケル、ジルコニウム等の金−83・ 属セッケン、ポリごニルピリドン、ポリアミド等、従来
から知られているものが用いられる。
結着剤としてはアルキッド樹脂、ロジン変性フェノール
ホルムアルデヒド樹脂、水素添加ロジンの多価アルコー
ルエステル、ポリアクリル又はポリメタクリルエステル
樹脂、スチレン樹脂、塩化ゴムなどが使用されるが、特
に下記−般式(n) [但し、R1は水素又はメチル基、R2は−COOCo
H2o+1又は−〇〇〇〇、”2n+1(nは6〜20
の整数)である。] で表わされるモノマーとアクリル酸、メタクリル酸、ビ
ニルピリジン、下記一般式(III)[但し、R3は水
素又はメチル基、R4はト −cooc、ト’2n+1又は−0COCoH2,+1
(nは1〜5の整数)である。コ で表わされる七ツマー1下記一般式(1v)/ [但し、R5は水素又はメチル基、R6は−N(CH3
>2、−N(C2H5)2又は−OHである。] で表わされる七ツマ−及びエチレングリコールジメタア
クリレートから選ばれる1種又は2種以上のモノマーと
の共重合体(ブロック共重合体を含む)の使用か効果的
である。−数式(n)で表わされるビニル七ツマー成分
の共重合体に占める割合は30〜95重量%くらいが適
当である。
結着剤には必要に応じてこれらにエステルガム、軟化ロ
ジン等の天然樹脂や、天然樹脂変性マレイン酸樹脂、天
然樹脂変性フェノール樹脂、天然樹脂変性ポリエステル
樹脂、天然樹脂変性ペンタエリスリトール樹脂、エポキ
シ樹脂等の樹脂を混合して用いることもできる。
ここで着色剤の製造例を示す。
製造例1 ブリリアントカーミン6B (R−57: 1 )の1
0%水溶液         iooogポリエチレン
ワックス(サンワックス171P)の10%トルエン溶
液       13oogエチレン酢ビ樹脂(エバフ
レックス220)の10%トルエン溶液       
 eoogの混合物をフラッシャ−で良く攪拌し、14
0 ’Cに保ちながら4時間混練した。次いで加熱減圧
により水及び溶剤を除去した後粉砕して紫味赤色着色剤
を得た。
製造例2 ポリエチレンワックス(バインダ220MP)の10%
トルエン溶液      1300(Jエチレン酢ビ樹
脂(スミテートllA20)の10%トルエン溶液  
     600gを用いた以外は製造例1と同様にし
て紫味赤色肴色剤を1qた。
製造例3 顔料にマンガンレッド2B (R−48: 4 )の1
0%水溶液         1000qを用いた以外
は製造例1と同様にして紫味赤色i色剤を得た。
比較製造例 実施例1におけるサンワックス171Pの代わりにナン
ワックスE−250P (酸化ポリエチレン酸価19.
5>の10%1〜ルエン溶液1300(Jを用いた他は
同様にして紫味赤色着色剤を冑だ。
実施例 次に前記着色剤を使用した実施例及び比較例を示す。
前記のようにして得られた着色剤(樹脂被覆゛着色剤)
 100gを表1に示した樹脂200g、ナフテン酸ジ
ルコニウム(金属分4%)3g及びアイソパー(370
0gを混合し、ボールミルで3614間混錬分散して濃
縮1〜ナーとし、その50gをアイソパーG’[で希釈
して液体現像剤を調整した。
表1 また、フラッシング処理をしない比較例2として、 製造例1の顔料        34.5g実施例1の
バインダー      200gナフテン酸ジルコニウ
ム(金属分4%)g アイソパー0766Q を混合しボールミルで36時間混線分散して濃縮トナー
とし、その50gをアイソパー01Mで希釈して液体現
像剤を調整した。
続いてこの液体現像剤を用いて静電プリンタープロッタ
ーV−80(パーサラック社製)で印字したところ、表
2のような結果が得られた。
なお静電記録紙はリコー製静電記録紙タイプA■を用い
た。
表2 1 マクベス濃度計で測定した。地肌カブリは印字前後
の非印字部の濃度差で示した。
東? スコッチテープ(0録商標)ハクリ法により、剥
離前後の濃度残留率を求めた。
”3  PETフィルム上にトナー層を設け、光透過率
(%)を測定した。
”4 30日間放置したときの沈降分離状態をみて評価
した。
[効 果] 以上の説明から明らかなように本発明の構成による静電
写真用カラー液体現像剤は、(1)地肌カブリが少なく
画像濃度が高い。
(2)定着性が良い。
(3)ベタ均一性が良い。
(4)沈澱が少なく、沈澱してもすぐ再分散する。
(5)画像の透明性が高い。
等顕著な効果を奏するものである。
また、この伯本発明が静電写真法による単色カラー画像
を得るための静電写真用液体現像剤に応用できることは
もらろんである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  担体液体中に着色剤及び樹脂を主成分とするトナーを
    分散してなる静電写真用カラー液体現像剤において、該
    着色剤が下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、式中Aは▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ のいずれかであり、MはBa、Ca、Sr、Mnのいず
    れかである。)で表わされる顔料を、軟化点が60〜1
    30℃で酸価1.0kOHmg/g以下のポリエチレン
    ワックスおよびエチレン−酢酸ビニル共重合体によりフ
    ラッシング処理したものであることを特徴とする静電写
    真用カラー液体現像剤。
JP62-156608A 1987-06-25 静電写真用カラー液体現像剤 Pending JPH012066A (ja)

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JP62-156608A JPH012066A (ja) 1987-06-25 静電写真用カラー液体現像剤

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JP62-156608A JPH012066A (ja) 1987-06-25 静電写真用カラー液体現像剤

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JPS642066A JPS642066A (en) 1989-01-06
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