JPS6396106A - 化粧料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アミノ酸の１種または２種以上と椿油とを有
効成分として配合してなる育毛、美肌効果に優れた化粧
料に関するものである。

〔従来の技術〕

一般に、毛髪は、頭皮から分泌される皮脂からできる皮
脂膜によって、乾燥や細菌の感染から保護される。しか
し、皮脂成分は、外気による酸化や細菌の感染により変
質し、フケやカユミの原因となり髪をいためる要素にな
る。そこで、健康な毛髪を保つ為、洗髪後、皮脂類似成
分を多く含む椿油を直接頭皮に塗布し、マツサージして
補充する方法が知られている。又、椿油は、皮膚の損傷
を防ぎ保護する効果も知られている。

しかしながら、椿油を配合しただけの化粧料では、毛髪
の保護や皮膚の保護だけには効果があるが、育毛、美肌
効果など化粧料として消費者が望むものに対しては、効
果がなく、横→←−剃牛＃保″　　　　゛　　　−消費
者への訴求 力にも欠けるという問題があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明者は、このような事情に鑑み、育毛、美肌効果が
出るには、椿油に何を組み合わせれば良いかを目的に鋭
急研究した結果、椿油にアミノ酸を組み合わせ配合する
と驚くべきことに前記問題が解決し、育毛、美肌効果の
あることを見い出し、しかも保護効果も兼備している化
粧料が得られ、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った〔問題点を解決するための手段〕 すなわち、本発明は、アミノ酸の１種又は２種以上と椿
油とを有効成分として配合したことを特徴とする化粧料
である。

本発明で用いるアミノ酸は、従来用いられていた公知の
ものを使用できる。一般にはアミノ基を有するカルボン
酸を言うが、プロリン、ヒドロキシプロリンのようなイ
ミノ酸も含む。例えば、グリシン、アラニン、バリン、
ロイシン、イソロイン、プロリン、ヒドロキシプロリン
等のモノアミノカルボン酸、アスパラギン酸、グルタミ
ン酸、アスパラギン、グルタミン等のモノアミ先ルボン
酸、アルギニン、ヒスチジン、リシン等のジアミノモノ
カルボン酸等が挙げられる。これらの中０．１重量％未
満では、育毛、美肌効果がない場合があり、５重量％を
超えると、基剤の匂いが悪くなり、劣化が経時で目立つ
場合がある。

本発明で用いる椿油は、椿科の椿の種皮を除いた種子を
圧搾、精製して得られる不乾性油である。配合量は、本
発明の化粧量全量中の５〜９９重量％である。さらに好
ましくは、１０〜９９重量％である。５重量％未満では
、毛髪、皮膚に対する保護効果に欠ける場合がある。

本発明の化粧料には前記した必須成分のほか、化粧料に
一般的に用いられる多価アルコールや油性成分、紫外線
吸収剤、低級アルコール、界面活性剤、防腐殺菌剤、色
剤、粉末、香料などその他の成分を本発明の効果を損な
わない範囲内で適宜配合することができる。

〔発明の効果〕

本発明の化粧料は、椿油にアミノ酸を組合せてに優れた
化粧料である。

〔実施例〕

以下に実施例及び比較例を挙げて、本発明を具体的に明
らかにする。本発明は、これにより限定されるものでは
ない。配合材は重量％である。

実施例１　クリーム ＡＬ−アスパラギン酸　　　　　　　　　０．３ワセリ
ン　　　　　　　　　　　　　　　２ステアリルアルコ
ール　　　　　　　５ステアリン酸　　　　　　　　　
　　　８椿油　　　　　　　　　　　　　　　２゜プロ
ピレングリコール モノステアレート　　　３ ポリオキシエチレンセチルエーテル （２０ＥＯ）　　　Ｉ Ｂ　ヒアルロン酸ナトリウム　　　　　　　０．１プロ
ピレングリコール　　　　　　　８グリセリン　　　　
　　　　　　　４ トリエタノールアミン　　　　　　　　１香料、防腐剤
、酸化防止剤　　　　　′ｉ！ｉ量精製水　　　　　　
　　　　　　ｔｏ　１００　　％る。乳化物を熱交換機
にて終湯３０℃まで冷却したのち、充填を行い、クリー
ムを得た。

実施例２　エモリエントローション Ａ　椿油　　　　　　　　　　　　　　　１０スクワラ
ン　　　　　　　　　　　　１ワセリン　　　　　　　
　　　　　　　２ソルビタンセスキオレイン酸 エステル　　０．９ ポリオキシエチレン オレイルエーテル　　１．２ Ｂ　精製水　　　　　　　　　　　　ｔｏ　１００　　
％グリセリン　　　　　　　　　　　３ エタノール　　　　　　　　　　　　　３カルボキシビ
ニルポリマー　　　　　　０．２水酸化カリウム　　　
　　　　　　　　０．１香料、防腐剤、色素　　　　　
　　　通量Ｌ−セリン　　　　　　　　　　　　３ヒア
ルロン酸ナトリウム　　　　　　　０．０１（製法） 実施例１と同様の方法でエモリエントローションを得た
。

実施例３　コールドクリーム Ａ　ミツロウ　　　　　　　　　　　　　　１０固形パ
ラフイン　　　　　　　　　　　４セレシン　　　　　
　　　　　　　　　６鯨ロウ　　　　　　　　　　　　
　　　３椿油　　　　　　　　　　　　　　　３０流動
パラフイン　　　　　　　　　　２０香料、防腐剤　　
　　　　　　　　　適量Ｂ　　Ｌ−１−レオニン　　　
　　　　　　　　０．５クエン酸ナトリウム　　　　　
　　　　０．３４精製水　　　　　　　　　　　　ｔｏ
　１００　　％れぞれ約７０℃に加温して均一に熔解さ
せたのち、ＢをＡに添加して攪拌混合した後、ホモミキ
サーにて均一に乳化し、熱交換機を用いて３０℃まで冷
却し、コールドクリームを得た。

（効果） 実施例１．２．３について以下の実使用テストを行った
。手及び顔の肌の荒れている女性３０名（年齢１８才〜
４０才）を抽出し、それぞれ１０名づつ無作為に、Ａ群
、Ｂ群、０群に分け、Ａ群にクリーム（実）１１１　）
　、Ｂ群にエモリエントローション（実施例２）、０群
にコールドクリーム（実施例３）を１日３回（朝、昼、
晩洗顔及び手洗い後）１力月間使用させ、手及び顔の肌
の荒れ状態を肉眼で観察したところ次の結果を得た。

州ト　　　−４４−＋　　　　−計 Ａ群　　３名　　５名　　２名　　０名　　１０名Ｂ群
　　４名　　５名　　１名　　０名　　１０名Ｃ群　　
３名　　５名　　２名　　０名　　１０名−１ｌ−１−
殆ど荒れが消失 丑かなり荒れが消失 千やや荒れが消失 一変化なし この結果から本発明の化粧料は、皮膚に平滑性を与え、
美肌効果があることを見出した。

実施例４　二層タイプヘアトニック ＡＬ−チロシン　　　　　　　　　　　０．３エタノー
ル　　　　　　　　　　　　　４０椿油　　　　　　　
　　　　　　　　５サリチル酸　　　　　　　　　　　
　適量香料、保湿剤　　　　　　　　　　　通量Ｂ　精
製水　　　　　　　　　　　　ｔｏ　１００　　％イブ
のヘアトニックを得た。

実施例５　ヘアリキッド ＡＬ−シスチン　　　　　　　　　　　　０．１椿油　
　　　　　　　　　　　　ｔｏ　１００　　％香料、保
湿剤　　　　　　　　　　　適量（製法） Ａ相全部を混合し、ヘアリキッドを得た。

（効果） 実施例４．５について以下の動物テストを行っ各１０匹
とし、直径３　ｃｍの円を背部正中線の左右対＆ 象にト匹分設定する。Ａ群は実施例４、Ｂ群は実施例５
の被検体用とする。各群左の３区分には対、雇 朶として被検体からアミノ酸を除いた処方のものを、右
の３区分には実施被検体を各５００μ！、１日１回一定
時刻に塗布する。連続３０日間塗布し、その後各区分の
毛をそれぞれ１００本抜き取り、その長さを測定したと
ころ次の結果を得た。

と？、 Ｘ；Ａ群の発毛率（％） Ｙ１群の発毛率（％） マフ発毛率平均値 Ｒ；最大バラツキ値 Ｓ：標準偏差値 ＣＶ％；変動率 （以下余白） この結果から何れも優れた育毛、発毛作用を示すことが
確認された。

実施例６　ファンデーション Ａ　セタノール　　　　　　　　　　　　　３，５脱臭
ラノリン　　　　　　　　　　　　４椿油　　　　　　
　　　　　　　　　８ワセリン　　　　　　　　　　　
　　　２スクワラン　　　　　　　　　　　　６グリセ
リン脂肪酸エステル　　　　　２．５ポリオキシエチレ
ン（６０モル） 硬化ヒマシ油　　１．５ ポリオキシエチレン（２５モル） セチルエーテル　　１ 香料、防腐剤　　　　　　　　　　　適量Ｂ　グリセリ
ン　　　　　　　　　　　３プロピレングリコール　　
　　　　　８調合粉末　　　　　　　　　　　　　１２
コ どンドロイチン硫酸ナトリウム　　　　０．５グリシン
　　　　　　　　　　　　　５精製水　　　　　　　　
　　　　　ｔｏ　１００　　％（製法） 実施例１と同様の方法でファンデーションを得実施例７
　パック ＡＬ−グルタミン酸ナトリウム　　　　　２精製水　　
　　　　　　　　　　ｔｏ　１００　　％エタノール　
　　　　　　　　　　　１０ポリビニルアルコール　　
　　　　　１０酢酸ビニル樹脂エマルシヨン　　　　１
５グリセリン　　　　　　　　　　　１０ポリエチレン
グリコール２００００　　　２亜鉛華　　　　　　　　
　　　　　　８カオリン　　　　　　　　　　　　　　
７酸化チタン　　　　　　　　　　　　　５Ｂ　椿／１
１１１５ 香料、防腐剤　　　　　　　　　　　通量（製法） Ａに屈するＰＶＡ相を分散膨油し、これを８０℃に攪拌
熔解し、溶解後、アルコール相に溶かしたＢ群を攪拌混
合し均一にする。３０℃まで冷却しパック化粧料を得た
。

実施例８　リンス Δ　Ｌ−シスチン　　　　　　　　　　　　０．５ＤＬ
−トリプトファン　　　　　　　　Ｑ　、　５塩化ステ
アリルトリメチル アンモニウム　　　２ セチルアルコール　　　　　　　　　２シリコーン油　
　　　　　　　　　　３椿浦　　　　　　　　　　　　
　　　５Ｂ　ポリオキシエチレン（１０モル） オレイルアルコールエーテル　　２ グリセリン　　　　　　　　　　　５ 香料、防腐剤、色素　　　　　　　　適量ネ青製氷　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　ｔｏ　　１００　　　％（製法） 実施例１と同様の方法でリンスを得た。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アミノ酸の１種または２種以上と椿油とを有効成分とし
   て配合してなる化粧料。