JPS6395778A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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Publication number
JPS6395778A
JPS6395778A JP61241439A JP24143986A JPS6395778A JP S6395778 A JPS6395778 A JP S6395778A JP 61241439 A JP61241439 A JP 61241439A JP 24143986 A JP24143986 A JP 24143986A JP S6395778 A JPS6395778 A JP S6395778A
Authority
JP
Japan
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level
value
signal
black
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP61241439A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ochi
宏 越智
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPS6395778A publication Critical patent/JPS6395778A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、白黒2値の画信号によって擬似的に濃淡を表
現する画像処理方法に関するものである。
(従来の技術) 写真等のように濃淡表現を必要とする画像を白黒2値の
画素で表現する手段として、画信号のレベルに応じて黒
画素(あるいは白画素)の密度を変化させ、これにより
複数画素の集合によって濃淡を表わす擬似中間調法が知
られている。
この方法は、白黒2値の画素のみによって濃淡を表すす
ことができるが、文字等の高分解能を要求される画像に
ついては画品質が劣化する。
第1図にその例を示す。
(a)は濃淡表現をしない場合であって、画信号を一定
の閾値と比較して両信号レベルが閾値よりも黒レベルに
近ければ黒、白レベルに近ければ白として表現したもの
であるが、これに対して濃淡表現をした(b)の場合は
大幅に画品質が低下しているのがわかる。この理由は、
黒部分の信号レベルが十分高くない(黒レベルより少し
白レベル寄りになっている)ために、濃淡表現の結果灰
色として表現しているためである。
これを防ぐためには、特願昭56−102057号に述
べられているように、文字、写真領域を識別して領域毎
に処理を選択するなど種々の方法が提案されているが、
黒部分の濃度が低い低コントラスト画像に対しては、こ
の識別が困難となるなどの問題があった。即ち1画信号
処理のダイナミックレンジがO(黒)〜31(0)まで
あるどき、原画像のコントラス1−が低く両信号が6〜
31までで変化しているような場合、最も黒いレベル6
はダイナミックレンジの最も黒いレベルOに比べてかな
り白寄りのため、これらの領域は灰色として表現される
結果、第1図(b)のような画品質劣化を生じる。
これを避けるためには、画信号の変化範囲が3〜31な
らば、信号処理のダイナミックレンジもこれに合わせて
6−・・31とすることにより、原画像中の最も黒いレ
ベル6は最高濃度の黒レベルとして扱わイ11.全画素
が黒で表現されることとなり、第1図(21)のように
表現され、劣化はなくなる。
このためには、画信号中より原画個の最も黒いレベル(
以下白レベルと呼ぶ)を識別して、これにより擬似中間
調表現のパラメータを制御する必要がj6る。
また、背景部が十分白くない色地原稿に対しては、5淡
表現の結果、背景部が灰色に表現され、見呂゛しい画像
となる。
こ才しを避けるためには、黒レベルと同様に原稿中の最
も白い部分のレベル(以下白レベルと呼ぶ)を識別して
、これにより擬似中間調表現のパラメータを制御する必
要がある。
(発明の目的) 本発明は、原画信号より原稿中の自レベル、黒レベルを
自動検出して、これにより擬似中間調表現の信号処理内
容を制御することにより、高品質の2値化処理が可能な
画像処理方法を提供することにある。
(発明の構成) (発明の特徴と従来の技術との差異) 第2図は本発明の画像処理方法の基本構成を示す図であ
って、201は擬似中間調処理回路、202は黒レベル
検出回路、203は白レベル検出回路である。
これを動作するには、入力画信号を擬似中間調処理回路
201に入力しながら、同時にこれを黒レベル検出回路
202及び自レベル検出回路203に入力する。
黒レベル検出回路202及び白レベル検出回路203は
、原画信号より黒レベル及び白レベルを検出し、これに
より原画信号の保有する信号レベル範囲を識別し、この
結果によって、擬似中間調処理回路201のダイナミッ
クレンジを変化させるようにパラメータを変化させて信
号処理内容を制御する。
勿論、黒レベル検出回路202、自レベル検出回路20
3の一方のみを用い、黒レベル、白レベルの方は固定値
どして扱ってもよい。
第;3図は特願昭56−102057号で述べている方
法に本発明を適用したものである。
第3図の例は1画像を4×4の16画素よりなるブロッ
クに分割し、各ブロック毎に両信号レベルの最大値と最
小値を求め、こ九ら最大値と最小値の差の値I〕が基準
値Pより大きいとき、このブロックは濃度差が大きいの
で分解能がよくなるように一定閾値により2値化処理を
行い、Dの値が1)より小さいとき濃淡表現が可能なよ
うに画素位置によって閾値を変化させるディザ法によっ
て2値化するように1.′8値を切りかえ使用する。
本発明を適用するとき−r6izpの値ならびにディザ
閾値を画信号内容に応じて変えるものであって、以下図
面について説明する。
(実施例) 第3図は、本発明の構成を示す一実施例の回路図であり
、中間調処理回路の例を示すブロック図である。
図において、1,2は画像メモリ、3はブロックメモリ
、4は2値化回路、5は領域判定回路。
6は組織的ディザの閾値メモリ、7は一定閾値のメモリ
、8は閾値メモリ切換回路、9,10はスイッチである
12、13はそれぞれ中間調処理のためのパラメータ値
を出力するラッチ回路であって、一画面の最初に適当な
初期値に設定される。
領域判定回路5は、第2図における黒レベル検出回路2
02と自レベル検出回路203を合わせたものに相当す
る。
まず、スイッチ9,10が図の位置にあったとき、原稿
から読取られた画情報は、スイッチ9のa側を経て画像
メモリ1に記憶される。
1ブロツクを4×4の166画素構成した場合に4走査
線に相当する画情報が記憶されたところで、スイッチ9
はa側からb側に、スイッチ10はb側からa側に切り
換わり1画情報を画像メモリ2に書込みしながら、同時
に画像メモリ1の内容を順次処理して行く。
画像メモリ1の内容については、まず1ブロツク相当の
画情報がブロックメモリ3に転送される。
次にブロックメモリ3の内容から、領域判定回路5によ
りブロック内の各画素のうち濃度レベルが最大のものと
最小のものとを識別し、その差をラッチ回路12より出
力される値Pと比較して、ディザ閾値により2値化する
か、または一定量値により2値化するかを判定する。
切換回路8は、領域判定回路5の判定結果に基づき2値
化の閾値として、組織的ディザ閾値のメモリ6、あるい
は一定量値のメモリ7のいずれかを選択する。
2値化回路4は、このようにして選択された閾値メモリ
6あるいは7のいずれかの閾値データと、ブロックメモ
リ3内の各画素の濃度レベルとを比較して、比較結果を
2値化号として出力する。
第4図は2値化処理の閾値例を示すもので、(a)はデ
ィザ閾値、(b)は一定量値である。
この場合、閾値マトリクスメモリ6には第4図(a)に
−例を示すような閾値マトリクスが複数種メモリされて
おり、白レベルラッチ回路13の出力、黒レベルラッチ
回路14の出力によって、これらの1つが選択され、切
換回路8に入力される。
一定量値メモリ7には、第4図(b)に−例を示すよう
な一定閾値が複数種メモリされており、一定量値ラッチ
回路15の出力によって、これらのうち1つが選択され
、切換回路に入力される。
以下順次画像メモリ1の内容をブロック毎に処理して行
くわけであるが、この間、パラメータ検出回路11は画
像メモリ1にメモリされている4走査線分の画信号のう
ちから最大値と最小値を求める動作を行う。
画像メモリ1の内容が全て処理され、画像メモリ2に次
の4走査線相当の画情報が記憶されると、スイッチ17
はb側からa側に、スイッチ10はa側からb側に切換
わる。この時、パラメータ判定回路11では、画像メモ
リ1内の画信号に基づいて画信号の最大値と最小値が求
められている。
白レベルを大きい値、黒レベルを小さい値で表わすこと
とすれば、これらがそれぞれ次の画信号を処理するため
の白レベルならびに黒レベルと期待される値となるわけ
であるが、白、黒レベルと判断する前にこれらが実際の
黒レベルならびに白レベルにしてよいか否かの検証を行
う。
これらの検証方法は後に詳述するが、これらの値が新し
いパラメータとすることが妥当と検証されたとき、これ
らをそれぞれ黒レベルラッチ回路14、白レベルラッチ
回路13にラッチし、新しいパラメータとする。
また、これらの平均として新しい一定閾値を求め一定閾
値ラッチ回路15にラッチし、またこれらの差の1/2
を、新しいPの値としてPラッチ回路12にラッチする
。続いて画像メモリ2の内容が新しいパラメータによっ
て処理されるというように、順次画信号を2値化処理し
て行く。
ここで一定量値は必ずしも黒レベルと白レベルの平均で
なくても良く、文字等が濃く表現できるように平均値よ
りやや大きく、即ち、やや白書りに設定してもよい。ま
た、Pの値は白レベルと黒レベルの差の1/2近傍が適
当であるが1文字をよりよく表現するためやや小さく設
定してもよい。
また、白あるいは黒と期待されるレベルはそれぞれ最大
値または最小値として求めたが、必ずしも最大、最小で
ある必要はなく、最大値に近い。
あるいは最小値に近い値であって、それぞれ白あるいは
黒レベルとしたとき効果的であればよい。
第5図は本発明の他の実施例の構成を示す図であり、特
願昭56−102057号の方法に適用した場合の例で
ある。
これは1両信号を順次画素順次に4ラインメモリ20に
入力しながら、同時に最大値検出回路21及び最小値検
出回路22に入力する。
各走査線毎に4画素が同一ブロックに属するので最大値
メモリ23は一定査線の画素数の1/4の個数の最大値
をメモリできるようになっている。
最大値検出回路21に第4(j、−1)÷J (1”L
L・・・・・・。
、、i=t〜4)番目の両信号が入力されたとき最大値
メモリ23の第1番目のアドレスの値と比較し、両信号
レベルの方が大きいとき、当該画信号レベルを新しいメ
モリの値として第1番目のアドレスにメモリする。
このようにして第1番目の走査線から第4番目の走査線
まで順次処理を行うとき、第4番目の走査線の第1番目
のブロックの画素の処理が終ったとき、最大値メモリ2
3の第1番目のアドレスには第1番目のブロック内の画
素の両信号レベルの最大値がメモリされている。
同様に最小値メモリ24の第1番目のアドレスには第1
番目のブロック内の画信号レベルの最小値がメモリされ
ている。
そこで直ちに、領域判定回路25はこれら最大値と最小
値の差を求め、この差をラッチ回路12より出力されて
いる■〕の値と比較して、前記第1番目のブロックがデ
ィザ閾値にて2値化する領域が、一定則値により2値化
ずべき領域がを判定し、この結果を1ビツトの信号で画
像領域メモリ26にメモリする。
以下同様に第4番目の走査線の処理を行う過程で順次各
ブロックの領域情報を画像領域メモリ2Gにメモリする
同時に最大値メモリ23及び最小値メモリ24の出力を
最大値検出回路27及び最小値検出回路28に入力する
。最大値検出回路27及び最小値検出回路28は入力さ
九る信号とメモリ29または3oの出力を比較し、それ
ぞれより大きい値または、より小さい値の方をそれぞ九
メモリ29または3oに入力する。
第4走査線の入力が全て終了するとき、メモリ29及び
メモリ30にはそれぞれ4走査線の画信号レベルのうち
の最大値及び最小値がメモリされている。
これら最大値及び最小値は、それぞれ白と期待されるレ
ベル、黒と期待されるレベルを表わす。
パラメータ判定回路31は直ちに、前記メモリ29及び
メモリ30の最大値及び最小値をもとに各パラメータす
なわち、P、白レベル、黒レベル、一定則値の値を求め
、それぞれラッチ回路12.13.14゜15にラッチ
する。そして4ラインメモリにメモリされている両信号
は、コンパレータ33によって閾値メモリ32から出力
さ九る閾値と比較して2値化される。
即ち、両信号レベルが閾値より黒に近ければ黒、白に近
ければ白の信号として2値化される。
閾値メモリ32には一定閾値による2値化処理のための
一定閾値、濃淡表現のためのディザl刃値がそれぞれ複
数個メモリされており、画像領域メモリ26から出力さ
れる領域情報によって一定閾値がディザ閾値かが、ラッ
チ回路15によって出力される値かによって一定閾値の
内容が、ラッチ回路13゜14によって出力される白レ
ベル及び黒レベルの値によってディザ閾値の内容が選択
される。
また、個々の画素位置によって閾値マトリクスのどの線
を選ぶかは図示しないアドレスカウンタによって選択さ
れる。
第4走査線の両信号が入力された後は、続いて第5走査
線の画信号が入力さ狛7.以1−.の処理を繰り返す。
なお、第5走査線の画信号を4ラインメモリに入力する
にあたっては5メモリさ才している第1走査線の両信号
がコンパレータ33に入力され2値化処理が終了した後
にメモリするように構成する。
また、上記説明では第1走査線から第4走査線までの全
ての画情報を使用して新しいパラメータを決定したが、
必ずしもその必要はない。
例えば、第3走査線入力中に最大値検出回路27及び最
小値検出回路28を動作させれば第3走査線の入力終了
時に第1〜第3走査線の画信号レベル中の最大値及び最
小値が求められるので、これをもとに各パラメータを求
めることとしても差し支えない。
この場合パラメータ判定回路31ば第4走査1f!;A
入力終了までにこれらパラメータを求めれば良いので、
処理に1走査線分の時間を使用できることとなり、マイ
クロプロセッサのような素子を使って低素処理をするこ
とも可能である。
次にパラメータの決定方法について具体的に説明する。
第6図はレベル検出回路47とパラメータ判定回路31
の部分をより詳細に示した図であって、 101゜10
2はコンパレータ、103.104はカウンタ、105
゜106、107は演算回路、108はコンパレータ、
109はカウンタ、110はゲート回路、12〜15は
ラッチ回路である。
これを動作するには1画信号をコンパレータ101及び
102に入力する。コンパレータ101はカウンタ10
3と共に一走査線上の画信号のうちから白と期待される
濃度レベルを検出するものである。
即ち、コンパレータ101には各画信号の入力と同期し
て画信号とカウンタ104の出力が入力され、これらの
大小が比較される。
もし画信号の方が大きければコンパレータ101よりの
出力がHighレベルとなるのでカウンタ103にカウ
ントパルスが入力されることとなり、カウンタ103の
カウント値がアップする。
両信号の方が小さい場合はコンパレータ101の出力は
Lowレベルであるので、カウンタ値は変化しない。
各画信号毎にこの動作を行うと、カウンタ103のカウ
ント値は画信号レベルより小さい間はカウントアツプが
継続する。従って、各走査線毎にカウンタのリセットを
行えば各走査線毎に白と期待されるレベルをカウンタ1
03の出力信号aとして出力できる。
同様にコンパレータ102とカウンタ104は各走査線
毎に黒と期待されるレベルを検出し、カウンタ104よ
りbとして出力する。
例えば1画信号レベル0を考えられる最も黒いレベル、
31を考えられる最も白いレベルとすると、各走査線の
最初にカウンタ104を31にプリセットし、以後各画
信号に同期してコンパレータ102の出力がHighレ
ベルになる毎にカウンタ104のカウント値を1だけ減
じる。コンパレータ102では画信号とカウンタ104
の出力が比較され1画信号の方が大きいと出力がLO%
ルベル、小さいとHighレベルどなるように設定され
ている。この結果、カウンタ104の出力が画信号より
大きい間はカウント値が減じられるため、各ラインの最
後には黒と期待されるレベルをカウンタ104より信号
すとして出力する。
一走査線の画信号入力が終了すると、カウンタ103、
104の出力a、bはそれぞれ、当該走査線の白と期待
されるレベル及び黒と期待されるレベルを表わしており
、信号aば新しい白レベルの候補。
信号すは新しい黒レベルの候補となる。
また、演算回路105は信号a及びbより新しい閾値の
候補となる信号Cを求める回路である。
信号Cの値は信号aの値より十分小さく信号すより大き
い値であればよいが1通常はaの値とbの値の平均値あ
るいはそれより若干巾寄りの値に設定することにより淡
い原稿も良好に2値化できる。
これらat by cを新しいパラメータとして決定す
るにあたって、次の事を考慮しなければならない。
それは、文′!F原稿等において1行間等では、黒い部
分が全く存在しない場合があることである。
その場合、前記カウンタ5の出力すはaに等しいかある
いは近い値になるが、これは原稿の白い部分のうち最も
レベルの低い(黒に近い)レベル値であって黒レベルで
はない。
また、写真原稿等においては、1本の走査線上に灰色ば
かりで十分黒い部分が存在しないことが多い。この場合
、画信号の最小値を黒レベルとすることは適当でない。
そのための判断は次のようにして行う。
演算回路7は前走査線画信号より求められた白レベルま
たは白と期待されるレベルより所定値だけ減じた値Qを
算出する回路である。
コンパレータは前記aの値と画信号のレベルを比較して
画信号レベルの方が小さければ出力がt(ighとなる
カウンタ109のカウント値を1だけアップする。
一走査線の画信号の処理が終ったときカウンタ109の
カウント値は、レベルQよりも黒に近い画素の数を表わ
している7通常文書等の空白部分ではこのカラン1−値
はほとんどOであり、写真等では非常に大きい。
通常文書の文字図形がある部分では中程度の値である。
そこでカウンタ109は前記カウント値がある定められ
た値t1より大きく1,2より小さいとき、前記黒と期
待される値すを新しい黒レベルと判定して、旧ghレベ
ルの信号をゲート回路110に対して出力する。
演算回路106は前記Pの値を求めると共に、前記判定
をより確実にするため信号aとbの差、即ち、コン1−
ラストを求める。
このコントラストが所定値以下なら空白部分と判定して
新しいパラメータの設定を禁止するものである。
即ち、コントラストが所定値以上の場合のみゲート回路
110に向けて旧ghレベルの信号を出力す机 またaと1)の差であるコントラストを表わす信号の下
位18ビツトを切り捨てたものは差の1/2を表わすが
、これを新しいPの値の候補として出力する。
ゲート回路110は、新しく求められた各パラメータの
設定を制御するものである。即ち、演算回路10Gから
の出力、カウンタ109からの出力、ならびにライン同
期信号の全てが旧g111ノベルのときにtlighレ
ベルの信号を出力し、新しく求められた自レベル、閾値
、黒レベルならびにPの値がそれぞれラッチ回i?81
3.15.14.12にラッチされる。
ライン同期信号がHighレベルのときでも、他の入力
のいずれかがLowレベルならラッチ信号は出力されな
いので、自レベル、閾値、黒レベル、Pの各位は以前の
値のまま変更されない。
次の走査線の両信号の入力が終了すると再び前記処理を
行って新しいパラメータを設定する。
第7図は白レベル、黒レベルと5デイザ閾値の関係につ
いての一例を32階調表現の場合について示した図であ
る。
第7図(a)は白レベルが31、黒レベルがO1即ち、
コントラストが十分大きい場合の閾値を示す。
白レベルがW、黒レベルがBのとき、閾値変換式は例え
ば次式のように与えられる。
υ’1i(W、B)=UilX(W−B)/31+Bこ
こで、Ul、は第7図(a)の各閾値である。
W=28.B=00場合は、第7図(b)のようになる
。自レベルが少し灰色になっているので、背景部に黒ド
ツトが生じないように29以」二の閾値がなくなってい
る。
(c)はW=31.B=4の場合、即ち、思レベルが若
干淡い場合。
(d)はW=28.B=4の場合の例である白レベル、
黒レベル等の値によってこれらのディザ閾値のうち適当
なものが選ばれる。
また以上の説明では、特願昭56−102057号の方
法に本発明方法を適用した場合を述べたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、写真画像を白黒2値の画
素によって擬似的に濃淡表現する場合全般に適用される
ものである。
例えば、平均誤差最小法と呼ばれる擬似中間調表現法が
ある。この方法は、  I E E E Spectr
umの第6巻3号(ページ66〜78)にも述べられて
いる。
32階調表現の場合について説明すると、原画像の信号
レベルエ□(0≦工□≦31,0:黒、31:白)と、
表示レベルP。(二〇または31)との誤差E。
を平均として小さくしようとするもので、周辺画素の誤
差は距離による重みづけがされており、注目画素の閾値
Tx、を次式で設定するものである。
T、、 = 15−”十TiJΣαklEX+kal◆
fここで、αは重みマトリクスであって、例えば第8図
に一例を示す。第8図において、各正方形は各画素を表
わしており、傘で示す画素を注目画素とすると、他の各
画素位置での信号E X * k r F * 1に対
する係数α□を図に示したように与える。
この方法の場合に、本発明方法を適用するには。
例えばTx、は次のようにすればよい。
ただし、W、Bはそれぞわパラメータ判定回路で求めら
れた原画信号中の自レベルおよび黒レベルを表わす。
以上の説明では、多値画信号を白あるいは黒の画素に変
換する2値擬似中間調(2値デイザ法)の場合について
説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、各
画素毎に3値以上の表現が可能な多値ディザ法にも適用
できる。
また、カラー画像を対象とするときは色の各成分毎に、
あるいは特定の成分に対して本処理を行うこともできる
。あるいは文字、写真等の混在する原稿から写真領域の
みを抽出するように場合にも有効である。
さらに、以上の説明では一走査線上での黒レベルあるい
は白レベルを1種類のみ設定する場合を説明したが、2
種以上あってもよい。
第9図は本発明において使用する画像上の一走査線上に
、写真の領域と文字の領域が混在する例を示す図であり
、150は画像、151は写真の領域。
152は文字の領域である。
このように1画像150上の一走査線上での写真の領域
151と文字の領域152が混在するとき、写真領域と
文字図形等の線画の領域で黒レベルは同じでない場合が
多い。
その場合、写真領域と文字領域で黒レベルを独立に設立
することが有効である。
例えば、各走査線上で2つの黒レベルを設定し、切り換
え使用する方法等が有効である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明方法によれば、黒レベルを
自動識別してパラメータを最適値に設定して信号処理内
容を制御するので、濃淡表現が必要な写真等の領域と1
分解能が重要な領域を共に良好に表現できることとなる
従って、特にディザ法による擬似中間調表現等に適用す
れば1文字、写真それぞれをそれらに適した処理を行う
ことができ、良好な画品質が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の擬似中間調表現法による画品質劣化の説
明図、 第2図は本発明方法の基本構成の説明図、第3図は本発
明の構成を示す一実施例の回路図、第4図は2値化処理
の閾値例、 第5図は本発明の他の実施例の構成を示す図。 第6図はレベル検出回路とパラメータ判定回路の部分を
より詳細に示した図、 第7図は白レベル、黒レベルと、ディザ閾値の関係につ
いての一例を32階調表現の場合について示した図、 第8図は他の擬似中間表現法の説明図、第9図は本発明
において使用する画像上の一走査線上に、写真の領域と
文字の領域が混在する例を示す図である。 1.2 ・・・画像メモリ、3 ・・・ブロックメモリ
、4 ・・・ 2値化回路、5 ・・・領域判定回路。 6 ・・・ディザ閾値メモリ、 7 ・・・一定量値メモリ、 8・・・閾値メモリ切換回路、 9.10・・・ スイッチ、 11・・・パラメータ判定回路、 12・・・領域判定のパラメータPのラッチ回路、13
・・・白レベルラッチ回路、 14・・・黒レベルラッチ回路、 15・・・一定量値ラッチ回路、 20・・・4ラインメモリ。 21.27・・・最大値検出回路、 22、28・・・最小値検出回路。 23・・・最大値メモリ、 24・・・最小値メモリ、 25・・・領域判定回路、 26・・・画像領域メモリ、 29.30・・・メモリ、 31・・・パラメータ判定回路、 32・・・閾値メモリ、 33.101,102,108・・・ コンパレータ、
103.104,109・・・カウンタ、105、10
6.107・・・演算回路、110・・・ゲート回路、 201・・・擬似中間調処理回路、 202・・・黒レベル検出回路。 203・・・白レベル検出回路。 第1図 (0)   (b) 第2図 第4図 (a)ディザ閾値         (b)一定閾値第
7図 (a)       (b) (c)       (d) 第8面 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 濃淡情報を有する入力画信号に対して信号処理を行い出
    力し、白黒2値の画信号によって擬似的に濃淡を表現す
    る画像処理方法において、 原画像中より白レベル及び黒レベルあるいはこれらの一
    方を求め、これら原画像中より求めた白レベル及び黒レ
    ベルあるいはこれらの一方を用いて、前記擬似中間調表
    現の信号処理内容を制御することを特徴とする画像処理
    方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583374A (ja) * 1981-06-29 1983-01-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 中間調処理方式
JPS6198069A (ja) * 1984-10-19 1986-05-16 Canon Inc 画像処理装置

Patent Citations (2)

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