JPS639492Y2 - - Google Patents

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JPS639492Y2
JPS639492Y2 JP10800483U JP10800483U JPS639492Y2 JP S639492 Y2 JPS639492 Y2 JP S639492Y2 JP 10800483 U JP10800483 U JP 10800483U JP 10800483 U JP10800483 U JP 10800483U JP S639492 Y2 JPS639492 Y2 JP S639492Y2
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JP
Japan
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panel
cowl
cowl panel
mounting bracket
wiper
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JP10800483U
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JPS6015062U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、カウルパネルの張り剛性の向上など
を図つた自動車の前部車体構造の改良に関する。
(従来技術) 第1図に示すような自動車1のカウルグリル2
部分の従来構造としては、第2図及び第3図に示
す如く、ダツシユアツパーパネル3の上端部にカ
ウルパネル4の後端部を接合して前方に開いた開
断面のエアーボツクス5を形成したものであつた
が、カウルパネル4の前端部の車体幅方向の中央
部付近に支えがないので上下方向の張り剛性が低
下するという問題があり、このため、実開昭57−
37087号においては、ダツシユアツパーパネル3
のレインフオース6に取付けたワイパー取付用ブ
ラケツト7を前方へ延長して、この延長部7aを
カウルパネル4の前端部のレインレール4aに接
合することにより、上下方向の張り剛性の向上を
図つたものが提案されている。
ところが、いずれの従来構造もワイパーユニツ
ト8をブラケツト7に組付ける作業は、カウルパ
ネル4が前方に張り出してエアーボツクス5の懐
が深くなり、特にワイパー取付用ブラケツト7を
前方に延長したものでは、このブラケツト7が支
障となつて前方から手を差込んで作業することが
できず、カウルパネル4の車体幅方向中央部に関
して両側に開設した空気導入穴9,9を利用して
行なわざるを得ないので組付作業性がきわめて悪
いという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は、カウルパネルの前端部の形状に工夫
を加えることにより、上下方向の張り剛性の向上
とワイパーユニツトの組付作業性の向上とを同時
に図ることを目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、カウルパネルの前端部を、
車体幅方向の略中央部近傍の前後幅が両端部より
狭くなるよう、ダツシユアツパーパネルに取付け
られたワイパー取付用ブラケツト方向へ湾曲状に
形成したものである。
従つて、カウルパネルの中央部近傍の前後幅が
狭くなるので、支えがなくても上下方向の張り剛
性が保たれると共に、湾曲状の切込み部分により
カウルパネルの先端部とブラケツトとの間の懐が
浅くなるので、この切込み部分からワイパーユニ
ツトの組付作業ができるようになる。
(考案の効果) 本考案によれば、カウルパネルの先端部の略中
央部近傍が狭くなるように湾曲状に形成したか
ら、カウルパネルの上下方向の張り剛性が向上す
ると共に、湾曲状の切込み部分からワイパー取付
用ブラケツトにワイパーユニツトを簡単に組付け
できるので組付作業性も向上するようになる。
(実施例) 第4図に示す自動車の前部断面構造において、
大略逆L字状のダツシユアツパーパネル11が配
置され、該ダツシユアツパーパネル11の背面部
には、大略コ字状のダツシユアツパーメンバー1
2の上端折曲部12aと下端部12bとが接合さ
れて、閉断面構造となつている。
上記ダツシユアツパーパネル11の前端折曲部
11aにはダツシユロアパネル13の上端折曲部
13aとカウルフロントパネル14の下端折曲部
14aとが夫々接合される。
上記ダツシユアツパーパネル11の上方には、
カウルパネル17が配置され、該カウルパネル1
7の後端折曲部17aは、ダツシユアツパーパネ
ル11の上端折曲部11bに接合される。
該カウルパネル17の車体幅方向の略中央部近
傍には、ダツシユアツパーパネル11の縦壁面1
1cに垂直部19aを溶接接合することにより取
付けたワイパー取付用ブラケツト19が位置して
いる。
このワイパー取付用ブラケツト19の水平部1
9bとカウルパネル17との間には振動伝達を防
ぐための隙間tを形成してあるが、この隙間tを
なくして水平部19bとカウルパネル17とを接
合する構成としてもよい。
該カウルパネル17の上方にはカウルグリル2
2が配置され、該カウルグリル22はカウルパネ
ル17にねじ結合等により固定される。
上記ワイパー取付用ブラケツト19の水平部1
9bに組付けられるワイパーユニツト20は、上
部20aがカウルパネル17とカウルグリル22
の各挿通孔17d,22aを挿通して外部に突出
し、該上部20aには、先端にワイパーブレード
を支持したワイパーアーム28が連結される。
該カウルグリル22の先端部22bにはボンネ
ツト15の後端部15aをシールするシール部材
24が嵌着され、該カウルグリル22の後端部2
2cはフロントウインドガラス25のシール部材
26に接している。
なお、カウルフロントパネル14の上端折曲部
14bにも、ボンネツト15の下面に当接するウ
エザーストリツプ16が嵌着されている。
一方、カウルパネル17は、第5図に詳細に示
すように、上面の車体幅方向中央部に関して両側
に空気導入穴23,23が形成され、車体幅方向
の両端部17c,17cとダツシユアツパーパネ
ル11との間にカウルサイドパネル27,27が
接合されて、ダツシユアツパーパネル11との間
で前方に開いた開断面のエアーボツクス18が形
成される。
該カウルパネル17の前端部17bには断面大
略U字状のレインレール17eが形成され、該前
端部17bは、幅方向の略中央部近傍の前後幅
W1が両端部の前後幅W2より狭くなるよう(W1
<W2)ワイパー取付用ブラケツト19方向へ湾
曲状に形成されている。換言すれば、カウルパネ
ル17の前端部17bに湾曲状の切込み部分21
が形成されていることになる。
上記のような前部車体構造であれば、カウルパ
ネル17の前端部17bの中央部近傍の前後幅
W1が狭いので、従来のような支えがなくても上
下方向の張り剛性が保たれる結果、カウルパネル
17全体からみれば張り剛性が向上するのであ
る。
また、この湾曲状の切込み部分21により、エ
アーボツクス18の懐、つまりカウルパネル17
の前端部17bとブラケツト19との間の懐が浅
くなつて、この切込み部分21からブラケツト1
9にワイパーユニツト20を簡単に組付けられる
ようになるので、従来のように空気導入穴23,
23から組付ける必要がなくなり、組付作業性も
格段に向上するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の斜視図、第2図は第1図の
−に相当する従来の前部車体構造の断面図、第
3図は第2図のカウルパネル部分の斜視図、第4
図は第1図の−に相当する本考案に係る前部
車体構造の断面図、第5図は第4図のカウルパネ
ル部分の斜視図である。 11……ダツシユアツパーパネル、17……カ
ウルパネル、17a……後端折曲部、17b……
前端部、18……エアーボツクス、19……ワイ
パー取付用ブラケツト、21……切込み部分、
W1,W2……幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダツシユアツパーパネルの車室外方縦壁面にワ
    イパー取付用ブラケツトが取付けられており、上
    記ダツシユアツパーパネルの上端部に後端部が接
    合され、ダツシユアツパーパネルとで開断面のエ
    アーボツクスを形成するカウルパネルが設けられ
    ていて、該カウルパネルの前端部は、車体幅方向
    の略中央部近傍の前後幅が両端部より狭くなるよ
    う上記ワイパー取付用ブラケツト方向へ湾曲状に
    形成されていることを特徴とする自動車の前部車
    体構造。
JP10800483U 1983-07-11 1983-07-11 自動車の前部車体構造 Granted JPS6015062U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10800483U JPS6015062U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 自動車の前部車体構造

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JP10800483U JPS6015062U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 自動車の前部車体構造

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Publication Number Publication Date
JPS6015062U JPS6015062U (ja) 1985-02-01
JPS639492Y2 true JPS639492Y2 (ja) 1988-03-22

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ID=30252144

Family Applications (1)

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JP10800483U Granted JPS6015062U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 自動車の前部車体構造

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JP (1) JPS6015062U (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0348946Y2 (ja) * 1986-03-12 1991-10-18

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JPS6015062U (ja) 1985-02-01

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