JPS639313Y2 - - Google Patents

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JPS639313Y2
JPS639313Y2 JP11860282U JP11860282U JPS639313Y2 JP S639313 Y2 JPS639313 Y2 JP S639313Y2 JP 11860282 U JP11860282 U JP 11860282U JP 11860282 U JP11860282 U JP 11860282U JP S639313 Y2 JPS639313 Y2 JP S639313Y2
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JP
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magnet
floating
casing
floating magnet
aroma
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JP11860282U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、芳香を発散する芳香発散装置に関す
るものである。
従来、周囲に芳香を発散する芳香発散装置が市
販されている。この芳香発散装置は、瓶内に芳香
性液体を収納しておき、この液体を毛細管現象に
よつて瓶の口まで導いて蒸発させることにより、
周囲へ芳香を発散させるようになつている。しか
し、この芳香発散装置は、芳香を発散するだけの
機能に終始したものであつて全く動きが伴なわ
ず、興趣に乏しかつた。
このため、本出願人は、動きを伴なわせた芳香
剤拡散装置を実願昭56−141076号にて出願した。
この芳香剤拡散装置は、芳香体が内設され、芳香
が充満しているケーシング内に磁石を吊設し、こ
の磁石に付与される外力及び他方の固定磁石との
間に生じる吸着力との両者でこの磁石を揺動さ
せ、この磁石の揺動によつて生じる気流で上記ケ
ーシング内に充満している芳香を、該ケーシング
の開口部からケーシングの外周へ発散するように
なつている。しかし、上記芳香拡散装置の場合に
は、ケーシング内において磁石の揺動が生じるだ
けであつた。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、芳
香を発散する芳香発散機能の他に、この芳香発散
機能に興趣に富んだ動きを伴なわせることによ
り、興趣性をも兼備した芳香発散装置を提供する
ことを目的としている。
以下本考案の芳香発散装置を自動車用に応用し
た場合の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本考案の第一実施例に係
り、第1図は斜視図、第2図は縦断面図である。
これらの図において符号1は芳香発散装置であ
り、この芳香発散装置1内に、磁石の同極間の反
撥力を利用して磁石体13,16を浮遊支承する
一方、車体の振動に伴なつてこの磁石体13,1
6を浮動させ、の磁石の浮動によつて生じる気流
で、該装置1内に充満している芳香を該装置1外
即ち車内へ発散供給させるようになつている。
上記自動車用芳香装置1は、下部に基台2を有
している。この基台2は車内の適宜位置に載置固
定されるようになつている。この基台2は、例え
ば円盤状をなしており、その下面には例えば両面
テープ3が添着され、この両面テープ3によつて
車内の所望位置に固定的に取付けられるようにな
つている。この基台2は吸盤、磁石等によつて車
内に固定しても良い。
この基台2の上面周縁部には周回状の溝4が形
成され、この基台2の上面に被せられるようにし
て、ドーム状のケーシング5の開口周縁部がこの
溝4に上方から係合固定され、該基台2の上面上
方を覆つていると共にこの基台2の上面上に空間
6を形成している。そして、この空間6内の基台
2上には芳香体収納部7が形成され、芳香体8が
載置され、この芳香体8からの芳香で上記空間6
内を充満させるようになつている。この芳香体8
は芳香を発するものであつて、固体、液体、気体
の何れのものでも良い。
又、上記ケーシング5はガラス、プラスチツク
等の透明部材で形成され、このケーシング5の開
口近傍の側面及び上部側面には、このケーシング
5内に充満する芳香を該ケーシング5外へ発散さ
せるための芳香発散用の小孔9が複数個穿孔され
ている。
一方、上記基台2の上面略中央には固定磁石1
0が例えば上側をN極、下側をS極として埋設さ
れていると共に、この固定磁石10の略中央を貫
通してガイド杆11が上記基台2の上面に略垂直
に植設されている。
このガイド杆11には、中央に小孔12が穿孔
された略ドーナツ状の第一の浮遊磁石体13が遊
嵌されている。この第一の浮遊磁石体13は、上
記固定磁石10との対向側が該固定磁石10と同
極になるよう例えば下側がN極、上側がS極とな
るよう遊嵌されており、従つて、この第一の浮遊
磁石体13はこの固定磁石10との反撥力で空中
に浮遊した状態でこのガイド杆11に案内されて
いる。この第一の浮遊磁石体13の下面には、翼
14が付設されており、従つて、この第一の浮遊
磁石体13が上下動するとこの第一の浮遊磁石1
3の上下動及びこの磁石13の上下動で生じる気
流をこの翼14が受けることによつてこの第一の
浮遊磁石体13は回転力が付与されて回転するよ
うになつている。又、この第一の浮遊磁石体13
の上面周縁部には上方へ向け末広がり状に拡開す
る起風体15が付設されている。この起風体15
は、上記第一の浮遊磁石体13が上下動する際、
周辺の空気を扇いで、周辺に気流を巻き起こすた
めのものであつてこの起風体15を弾力性を帯び
た部材で形成した場合には、上記第一の浮遊磁石
体13が上下動する際の風圧によつて一旦変形す
ると共にその後に起こる元の形状に復帰するべく
変形する際の弾発力によつて周辺により強い気流
を巻き起こすことができる。
又、この第一の浮遊磁石体13の上方には、該
第一の浮遊磁石体13と同形状の第二の浮遊磁石
体16がガイド杆11に遊嵌されている。この第
二の浮遊磁石体16は上記第一の浮遊磁石体13
との対向側がこの第一の浮遊磁石体13と同極に
なるよう例えば下側がS極、上側がN極になつて
おり、従つて、この第二の浮遊磁石体16は、上
記第一の浮遊磁石体13との反撥力で、この第一
の浮遊磁石体13の上位に上記ガイド杆11に案
内されるようにして浮遊状態で配設されている。
この第二の浮遊磁石体16の下面には、上記起風
体15が付設され、この第二の浮遊磁石体16が
上下動する際、この第二の浮遊磁石体16周辺に
気流を巻き起こすようになつていると共にこの第
二の浮遊磁石体16の上面には翼14が付設さ
れ、この第二の浮遊磁石体16が上下動する際、
この第二の浮遊磁石体16に回転力を付与し、回
転させるようになつている。
尚、上記ガイド杆11の上端には第二の浮遊磁
石体16中央の小孔17よりも大径の円盤状のス
トツパー18が付設され、この第二の浮遊磁石体
16のガイド杆11からの抜けを防止している。
しかして、このように構成された芳香発散装置
1を、該装置1の基台2下面に添着されている両
面テープ3によつて車内の平坦面上に載置固定す
る。この芳香発散装置1の第一、第二の浮遊磁石
体13,16は、自動車の上下振動若しくは右
折、左折の際の横揺れによつてガイド杆11に案
内されたままで上下に浮動すると共にこの第一、
第二の浮遊磁石体13,16はこの上下動に伴
い、上記翼14によつて回転力が付与され、回転
する。このとき、このケーシング6内に、上記第
一、第二の浮遊磁石体13,16の下動により起
風体15が気流を巻き起こすと共に、これら第
一、第二の浮遊磁石13,16の回転によつても
気流が発生する。この気流は、このケーシング6
内に充満している芳香を該ケーシング6側面に穿
孔されている芳香発散用の小孔9…からケーシン
グ6外へ発散させて芳香を車内へ発散供給され
る。又、上記小孔9からは、このケーシング6内
から流出した気流を補うように外気が流入する。
又、第3図には本考案の第二実施例が図示され
ている。この実施例でのガイド杆21は、基台2
2上にコイルばね23を介して立設されており、
従つて、この実施例ではガイド杆21自体が車体
の上下振動や横揺れにより揺動するようになつて
おり、このため、第一、第二の浮遊磁石体24,
25はこれら磁石体24,25自体の回転及び上
下動に加えてガイド杆21自体の揺動により横揺
れが付与されるようになつている。尚、この実施
例のコイルばね23は粗に巻回されているため、
ガイド杆21は横揺れだけでなく、上下振動が可
能であるが、このコイルばね23を密に巻回した
場合には、ガイド杆21は横揺れだけが特に強調
される。
更に第4図には本考案の第三実施例が図示され
ている。この実施例での第一、第二の浮遊磁石体
27,28が第1図乃至第3図に示すガイド杆に
案内されずに、ケーシング30に外周を規制され
ながら固定磁石29の反撥力によつて、自由に上
下動及び回転動をできるようになつている。
又、第5図には本考案の第四実施例が図示され
ている。この実施例での浮遊磁石体31は軽量の
例えば発泡スチロール32を核とし、この発泡ス
チロール32の上下両面に薄肉状の磁石33,3
4を添着等して、該浮遊磁石体31の軽量化を期
している。
又、第6図に図示の浮遊磁石体35は、軽量の
例えば発泡スチロール36内に薄肉状の磁石37
が埋設されている。
尚、図示されてはいないが、第1図及び第2図
において基台2に対しガイド杆11を斜めに植設
し、この傾斜したガイド杆11に第一、第二の浮
遊磁石体13,16を遊嵌させるようにしても良
い。
尚、上記翼14、起風体15の形並びに取付位
置及び数は上記実施例に限るものではなく、浮遊
磁石体13,16にしても多数個又は単数個であ
つても良いことは勿論である。
又、上記実施例では芳香体が固体のものについ
て説明したが、液体、ゲルであつても良い。
さらに又、本考案芳香発散装置は、実施例に示
す如く自動車のみならず、振動或は揺動する種々
の物品に載置使用されるものである。
以上説明したように本考案によれば、芳香体か
らの芳香が充満しているケーシング内に浮遊状態
で支承して浮遊磁石体を設けると共にこの浮遊磁
石体に風車を取付けたので、自動車の振動、横揺
れ等により上記浮遊磁石体は上下に振動すると共
にこの振動に伴なつてこの浮遊磁石体は上記翼に
よつて回転力が付与されて回転することになるの
で、上記ケーシング内に充満している芳香は、上
記浮遊磁石体の浮動によつて生じる気流でケーシ
ング外周へ発散して周囲を快適にすることができ
るだけでなく、上記浮遊磁石体は自動車等の振動
に伴なつた上下動、回転動及び両者が合わさつた
複雑な動きをすることができて頗る興趣に富み、
従つて、観る者に目の保養を与えることができる
という利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第一実施例に係
り、第1図は斜視図、第2図は縦断面図、第3図
は本考案の第二実施例を示す縦断面図、第4図は
本考案の第三実施例を示す縦断面図、第5図は本
考案の第四実施例を示す縦断面図、第6図は本考
案の第五実施例を示す縦断面図である。 5……ケーシング、6……空間、7……芳香体
収納部、10……固定磁石、13,16……浮遊
磁石体、14……翼。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明部材で形成され且つ気体流通孔を有するケ
    ーシングと、このケーシング内に設けられた芳香
    体収納部と、上記ケーシングで覆われた空間内に
    配設される固定磁石と、この固定磁石に対向し且
    つこの固定磁石との間に生じる反撥力によつて上
    記空間内に浮遊状態で配設される浮遊磁石体と、
    この浮遊磁石体が上下動する際該浮遊磁石体に回
    転力を与えてこれを回転させるようこの浮遊磁石
    体に付設された翼とから構成したことを特徴とす
    る芳香発散装置。
JP11860282U 1982-08-04 1982-08-04 芳香発散装置 Granted JPS5922145U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11860282U JPS5922145U (ja) 1982-08-04 1982-08-04 芳香発散装置

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JP11860282U JPS5922145U (ja) 1982-08-04 1982-08-04 芳香発散装置

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Publication Number Publication Date
JPS5922145U JPS5922145U (ja) 1984-02-10
JPS639313Y2 true JPS639313Y2 (ja) 1988-03-18

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ID=30272531

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JP11860282U Granted JPS5922145U (ja) 1982-08-04 1982-08-04 芳香発散装置

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH034279Y2 (ja) * 1985-04-17 1991-02-04
KR100675095B1 (ko) * 2005-08-22 2007-01-30 연서덕 방향제용자석장치,
JP4915942B2 (ja) * 2007-05-28 2012-04-11 フマキラー株式会社 着用型薬剤拡散装置
JP4968837B2 (ja) * 2007-07-24 2012-07-04 フマキラー株式会社 着用型薬剤拡散装置
JP4968838B2 (ja) * 2007-08-09 2012-07-04 フマキラー株式会社 着用型薬剤拡散装置

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JPS5922145U (ja) 1984-02-10

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