JPH05396Y2 - - Google Patents

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JPH05396Y2
JPH05396Y2 JP6462488U JP6462488U JPH05396Y2 JP H05396 Y2 JPH05396 Y2 JP H05396Y2 JP 6462488 U JP6462488 U JP 6462488U JP 6462488 U JP6462488 U JP 6462488U JP H05396 Y2 JPH05396 Y2 JP H05396Y2
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floating body
wind
blower
air
floating
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、たとえばシヨールームなどで、棚
の上やシヨールーム内に置き、ルームアクセサリ
ーとして使用するデイスプレイ装置に関する。
従来の技術 従来、玩具の中には、たとえば第8図に示すよ
うに、ピンポン球のような球状の浮体1を椀2内
に入れ、その椀2の底部に一端を接続する管3の
他端をくわえてその管3を通して椀2内に息を吹
き込み、図示するごとく浮体1を吹き上げて遊ぶ
ものが広く知られている。
ところが、デイスプレイ装置の中には、そのよ
うに浮体を吹き上げて趣味感を刺激するようなも
のは存在しなかつた。
考案が解決しようとする問題点 そこで、この考案は、浮体を空中に浮かせて無
重力状態に似た状態をつくり出し、興味をそそ
り、趣味感を刺激するようなデイスプレイ装置を
得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 そのため、この考案によるとデイスプレイ装置
は、たとえば以下の図示実施例に示すとおり、請
求項1.に記載のものでは、所定の風速で風を斜め
に吹き上げる送風装置10と、その送風装置10
の風を受けて空中に留まる浮体16と、前記送風
装置10の送風孔11a近くに風の流れを調整自
在に設ける風向ガイド17とからから構成するこ
とを特徴とする。
また、請求項2.に記載のものでは、所定の風速
で風を斜めに吹き上げる送風装置10と、その送
風装置10の風を受けて空中に留まる偏心する浮
体16とから構成することを特徴とする。
作 用 そして、送風装置10を作動してその送風装置
10から風を吹き出し、その風が当たる位置に浮
体16を置いてその浮体16を空中で浮遊させ
る。このとき、請求項1.に記載のものでは、送風
装置10から吹き出す風の流れを風向ガイド17
で調整し、また請求項2.に記載のものでは、浮体
16を偏心させ、その浮体16の回転を防止す
る。
実施例 以下、図面を参照しつつ、この考案の実施例に
つき説明する。
第1図および第2図はこの考案によるデイスプ
レイ装置を図示し、第1図はその外観斜視図、第
2図はその縦断面図である。図中符号10は、所
定の風速で風を斜めに吹き上げる送風装置であ
る。送風装置10は、ハウジング11内にフアン
12を収納固定する。フアン12は、モーター1
3を有し、その送風口12aをハウジング11の
送風孔11aに臨ませる。そして、モーター13
を駆動し、風を図示するごとく水平面に対してθ
の角度で斜めに吹き上げる。一方、そのモーター
13からのびるリード線14を、スイツチ15に
接続して後、ハウジング11の外部に引き出す。
スイツチ15は、ハウジング11に外部操作可能
に取り付けてなる。
他方、図中符号16は、上述した送風装置10
の風を受けて空中に留まる浮体である。浮体16
は、発砲スチロール・ポリスチレン・ポリプロピ
レン・紙・ゴムなどで球状につくり、軽くすべく
ほとんどのものは中空とし、場合によつては空気
より比重の軽い気体を封入するが、発砲スチロー
ルなどでは中実としてもよい。
この考案によるデイスプレイ装置は、上述のご
とく構成する。そこで、スイツチ15をオンして
送風装置10から風を吹き出し、その風が当たる
位置に浮体16を置く。すると、浮体16は、第
3図に示すように、球表面に沿つて流れる風によ
る力Fa(翼の原理による上向きの力)と、直接風
から力Fbを受ける。そして、それらの力Faと力
Fbとの合力Fcが浮体16の自力Wと釣り合うと、
その浮体16は空中に浮く。これにより、浮体1
6は、送風装置10の風を受けて空中を浮遊する
こととなる。なお、浮体16を浮遊させるために
は、風の吹き上げ角度θは、40〜80度くらいがも
つとも好ましいことが実験の結果判つた。
さて、上述した図示実施例では、送風装置10
内にフアン12を1つ設ける場合について説明し
た。しかし、フアンを2以上設け、複数のフアン
で1つの浮体16を浮遊させるようにしてもよ
い。このようにすると、外乱を受けても、浮体1
6が簡単に落下しないようにできる。
ところで、フアン12の構造上から、風は、送
風装置10からたとえばスパイラル状などのよう
に回転しながら吹き出されることが多い。このた
め、その風を受ける浮体16は、回転しながら浮
遊することとなる。浮体16が回転しながら浮遊
することも趣のあることである。しかし、ときに
よつては、その回転を止めて静止しながら浮遊す
る状態をつくり出すことが望まれる場合もある。
そのような場合には、たとえば第4図に示すよう
に、フアン12の送風口12aに風向ガイド17
を設け、それを外部から調整つまみ18を回すこ
とにより両者の連結軸19を中心として回動調整
できるようにする。すると、風向ガイド17で送
風装置10の送風孔11aから吹き出される風の
流れを調整し、浮体16の回転を止めたり遅くし
たりすることができる。また、第4図に示すよう
な構成にするとともに、もしくはそのような構成
にするとは別に、第5図に示すごとく浮体16を
偏心することもその回転を防止するために効果的
である。第5図Aは中実の球状浮体16の外周一
部に重り20を埋め込んだもの、Bは中空の浮体
16の外周一部の肉21を厚くしたもの、Cは軽
い材料のもの22と重い材料のもの23とを組合
わせて中実の浮体16を構成したものである。こ
のようにすると、当然浮遊する浮体16は、重い
部分が下方となり、その回転が防止される。
浮体16には、趣を増すべく、表面に、ランド
サツトなどの観測衛生で撮影した地球や月などの
惑星の写真を転写したり、イラストを描いたり、
あるいはその他の装飾を施してもよい。また、球
表面に沿つて流れる風による力Faを大きくすべ
く、表面を粗としもよい。さらには、浮体16の
上部は球状に保持する必要があるが、下部は必ず
しもその必要がないから、たとえば第6図に示す
ような構成として一層趣を増すようにしてもよ
い。第6図Aは漫画の主人公をかたどつたもの、
Bは気球をかたどつたもの、Cは順に小さな気球
をつなぎ合わせたものである。
さて、このようなデイスプレイ装置では、浮体
16は、外乱により浮遊状態から離脱し、また送
風装置10をオフにすると落下する。そこで、上
述した球状の浮体16を使用する図示実施例で
は、第1図および第2図に示すとおり、ハウジン
グ11に、落下した浮体16を受け止める浮体ガ
イド11bを、フアン収納部11cから延出させ
て設ける。そして、その浮体ガイド11b上に中
央がへこみかつ送風孔11aに向けて傾斜する凹
溝状の案内面を形成し、その案内面で受け止めた
浮体16を第1図中一点鎖線で示す位置から二点
鎖線で示す送風孔11a方向へと転がすようにす
る。これにより、外乱により落下したときは、浮
体16は、送風装置10の風によつて再び吹き上
げられ、自動的に浮遊状態に戻る。他方、送風装
置10をオフにしたときは、浮体16を自動的に
セツトし、後に送風装置10をオンしたときその
浮体16を吹き上げて再び浮遊状態となし得るも
のである。
よつて、浮体ガイド11bは、第1図および第
2図に示すような台状のものに限ることなく、た
とえば第7図に示すように線材をU字形に折り曲
げてつくり、その先端をフアン収納部11cに取
り付けるように形成してもよい。
ところで、上述した図示実施例では、送風装置
10に浮体11bを設ける場合について説明し
た。しかし、この考案によるデイスプレイ装置で
は、必ずしもそのような浮体ガイド11bを設け
なくてもよい。この場合は、外乱により落下した
浮体16は、当然に手で持つて再び風の当たる位
置に置い浮遊状態に戻し、また送風装置10をオ
フすることにより落下した浮体16は、該デイス
プレイ装置を作動するとき、送風装置10をオン
してから同じく手で持つて再び風の当たる位置に
置いて浮遊状態することとなる。
また、上述した図示実施例では、この考案を単
にデイスプレイ装置としての働きしかしないもの
に適用した例を示した。しかし、たとえば上述し
た実施例のハウジング11内に脱臭剤や芳香剤を
置き、それをフアン12で順次気化して送風装置
10から浮体16を浮遊させる風とともに送り出
すようにし、そのようなデイスプレイ装置として
の機能とともに脱臭器や芳香器としての機能を有
するものにも適用することができる。また、送風
装置10の空気取り入れ口にフイルタを設けた
り、電気集塵装置を設けることにより、空気清浄
器としての機能をも有するものにも適用できる。
さらに、加湿器の送風を利用して浮体を浮遊させ
るようにすれば、加湿器との組合せも可能であ
る。
しかも、この考案によれば、送風装置からの風
の流れを調整する風向ガイドを設け、また浮体を
偏心させて設けるから、空中を浮遊する浮体の回
転を防止することができ、より一層無重力状態に
近い状態をつくり出して趣を増し、看者の興味を
増大し、趣味感を刺激することができる。
考案の効果 したがつて、この考案によれば、送風装置によ
つて所定の風速で風を斜めに吹き上げ、その風で
浮体を空中に留まらせるから、浮体を空中に浮か
せて無重力状態に似た状態をつくり出すことがで
き、看者の興味をそそり、趣味感を刺激すること
ができ、たとえばルームアクセサリーなどとして
有効なものである。
しかも、この考案によれば、送風装置からの風
の流れを調整する風向ガイドを設け、また浮体を
偏心させて設けるから、空中を浮遊する浮体の回
転を防止することができ、より一層無重力状態に
近い状態をつくり出して趣を増し、看者の興味を
増大し、興味感を刺激することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示
し、第1図はこの考案によるデイスプレイ装置の
外観斜視図、第2図はその中央縦断面図、第3図
はそのデイスプレイ装置で浮体が浮遊することを
説明する原理説明図、第4図はそれに備えるフア
ンの送風口部分を拡大して示し、Aは正面図、B
は側面図、Cは平面図である。第5図AないしC
はそれぞれ浮体の内部構成を示す断面図、第6図
AないしCはそれぞれ浮体の他例を示す図、第7
図は浮体ガイド部の他例を示す別の送風装置の斜
視図である。第8図は、浮体を吹き上げて遊ぶ公
知の玩具の使用状態である。 10……送風装置、11a……送風孔、16…
…浮体、17……風向ガイド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 所定の風速で風を斜めに吹き上げる送風装置
    と、その送風装置の風を受けて空中に留まる浮
    体と、前記送風装置の送風孔近くに風の流れを
    調整自在に設ける風向ガイドとからなる、デイ
    スプレイ装置。 2 所定の風速で風を斜めに吹き上げる送風装置
    と、その送風装置の風を受けて空中に留まる偏
    心する浮体とからなる、デイスプレイ装置。
JP6462488U 1988-05-17 1988-05-17 Expired - Lifetime JPH05396Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6462488U JPH05396Y2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17

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JP6462488U JPH05396Y2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17

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Publication Number Publication Date
JPH01166597U JPH01166597U (ja) 1989-11-22
JPH05396Y2 true JPH05396Y2 (ja) 1993-01-07

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ID=31290089

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JP6462488U Expired - Lifetime JPH05396Y2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007054298A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Jenoido Proto Design:Kk 浮遊体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007054298A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Jenoido Proto Design:Kk 浮遊体

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Publication number Publication date
JPH01166597U (ja) 1989-11-22

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